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JP6780307B2 - 車両 - Google Patents
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Description

本発明は、ラジエータ及びインタークーラーを有する車両に関する。
トラック等の車両においては、車両の前方のバンパーの上方にグリルが設けられている。そして、グリルの後方には、冷却装置であるラジエータ及びインタークーラーが設けられている。ラジエータ及びインタークーラーは、空気(例えば、車両の走行時の走行風)を受けて、冷却水や冷却液(以下、単に冷却水と呼ぶ)を冷却する。
特開平02−271030号公報
ところで、インタークーラーは、ラジエータの前方に設けられており、ラジエータに対向している。かかる構成の場合には、空気(走行風)は、インタークーラーが障害物となり、インタークーラーに当たり難いので、ラジエータ内の冷却水が冷却され難い。また、上記の構成の場合には、空気がインタークーラーに過大に当たることで、インタークーラーが過剰に放熱する恐れがある。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ラジエータの前方にインタークーラーが配置されていても、ラジエータに空気を効果的に当てることを目的とする。
本発明の一の態様においては、ラジエータと、前記ラジエータの前方に設けられ、前記ラジエータの下部に対向するインタークーラーと、前記インタークーラーよりも前方に設けられ、空気が流入する開口部と、前記開口部から流入した空気の流れをガイドするガイド面を有するガイド部材と、を備え、前記ガイド面を前記ラジエータ側へ延長した延長面は、前記ラジエータにおいて前記インタークーラーよりも上方を通過する、車両を提供する。
かかる車両の場合には、開口部から流入した空気が、ガイド部材のガイド面に沿って流れることで、インタークーラーのラジエータよりも上方の部分に当たりやすくなる。これにより、ラジエータに当たる空気によって、ラジエータ内の冷却水を適切に冷却できる。また、ガイド部材を設けることによって、開口部から流入した空気がインタークーラーに過大に当たることを抑制できるので、インタークーラーが過剰に放熱することを防止できる。
また、前記開口部は、車両の前面のバンパーとグリルとの間に設けられ、車体フレームの上面よりも上方に位置していることとしてもよい。
また、前記ガイド部材の前記ガイド面とは反対側の面は、前記車体フレームの上面に支持されており、前記ガイド面は、前記バンパーの上面と同一面上に位置することとしてもよい。
また、前記ガイド部材は、下方に位置する配管部材を覆うように設けられており、前記ガイド部材の先端と前記インタークーラーとの間には、隙間が形成されていることとしてもよい。
本発明によれば、ラジエータの前方にインタークーラーが配置されていても、ラジエータに走行風を効果的に当てることができるという効果を奏する。
本発明の一の実施形態に係る車両1の構成の一例を説明するための模式図である。 図1の車両1を上方から見た図である。 開口部19から流入した空気の流れを説明するための図である。 ガイド板30の取付け状態を説明するための模式図である。
<車両の構成>
図1及び図2を参照しながら、本発明の一の実施形態に係る車両1の構成について説明する。
図1は、一の実施形態に係る車両1の構成の一例を説明するための模式図である。図2は、図1の車両1を上方から見た図である。なお、図1及び図2では、説明の便宜上、車両1の前部のみが示されている。
車両1は、大型車両であり、ここではトラックである。車両1は、図1に示すように、車体フレーム10と、フロントバンパー16と、フロントグリル18と、ラジエータ20と、ラジエータファン22と、インタークーラー24と、ガイド板30とを有する。
車体フレーム10は、車両1を支える骨格である。車体フレーム10は、図2に示すように、車両1の前後方向(図2のX方向)に延びている一対のサイドフレーム11と、一対のサイドフレーム11を連結するために車幅方向(図2のY方向)に延びているクロスメンバー12とを有する。車体フレーム10には、不図示のエンジンが取り付けられている。
フロントバンパー16は、車体フレーム10の前部に車幅方向に沿って設けられている。具体的には、フロントバンパー16は、車体フレーム10の前端に位置するクロスメンバー12に取り付けられている。フロントバンパー16は、緩衝装置であり、他の車両等との衝突の際の衝撃を和らげる機能を有する。
フロントグリル18は、フロントバンパー16の上方に設けられている。フロントグリル18は、ラジエータ20やインタークーラー24の前方に位置しており、ラジエータ20等の破損を防ぐ機能を有する。
フロントグリル18には、空気(例えば、車両1の走行時の走行風)を取り入れる複数の開口が形成されている。また、本実施形態では、フロントグリル18とフロントバンパー16の間に車幅方向に沿って形成され、空気が流入する開口部19が設けられている。開口部19は、車体フレーム10の上面よりも上方に位置している。開口部19から流入した空気(走行風)は、ラジエータ20及びインタークーラー24に向かって流れる。
ラジエータ20は、エンジンの冷却水を冷却する冷却装置である。ラジエータ20内には、冷却水が流れる流路が形成されている。冷却水は、ラジエータ20とエンジンとの間で循環しており、ラジエータ20は、エンジンを通過する際に温められた冷却水を冷却する。例えば、ラジエータ20は、開口部19から流入した空気と、エンジンを通過した冷却水とを熱交換することで、冷却水を冷却する。
ラジエータファン22は、ラジエータ20の背面側に設けられている。具体的には、ラジエータファン22は、ラジエータ20とエンジンの間に設けられている。ラジエータファン22は、エンジンに連結されており、エンジンから動力を受けて回転する電動ファンである。ラジエータファン22は、ラジエータ20よりも前方の空気を吸引して排気する。これにより、空気によってラジエータ20内を流れる冷却水が冷却される。
インタークーラー24は、車両1の過給装置(不図示)において加圧された空気(以下、加圧空気と呼ぶ)を冷却するためのものである。例えば、インタークーラー24は、開口部19から流入した空気と、加圧空気とを熱交換することで、加圧空気を冷却する。インタークーラー24は、ラジエータ20の前方に設けられており、ラジエータ20の下部と対向している。また、インタークーラー24は、ラジエータ20の前面に取り付けられている。
ガイド板30は、開口部19から流入した空気の流れをガイドするガイド部材である。ガイド板30は、空気をラジエータ20へ向けてガイドするガイド面31を有する。ガイド面31は、ラジエータ20のインタークーラー24よりも上部に空気が当たるように、空気をガイドする機能を有する。これにより、ラジエータ20の前にインタークーラー24が配置されていても、ラジエータ20に空気が当たりやすくなる。この結果、ラジエータ20内の冷却水を効率よく冷却できる。
図3は、開口部19から流入した空気の流れを説明するための図である。ガイド面31は、空気をラジエータ20へ効果的に導くために、以下のように配置されている。具体的には、ガイド面31をラジエータ20へ延長した延長面Sが、ラジエータ20においてインタークーラー24よりも上方を通過している。これにより、ガイド面31に沿って空気が流れることで、ラジエータ20に当たる空気の量が多くなる。
また、ガイド面31の先端とインタークーラー24との間には、隙間が形成されている。かかる場合には、開口部19から流れ込んだ空気の一部が、インタークーラー24にも当たるようになる。これにより、インタークーラー24内の加圧空気も適切に冷却できる。
図4は、ガイド板30の取付け状態を説明するための模式図である。図4に示すように、ガイド面31は、フロントバンパー16の上面16aと同一面上に位置している。かかる場合には、開口部19から流入した空気が、ガイド面31に沿って移動しやすくなる。
また、図4に示すように、ガイド板30のガイド面31とは反対側の反対面32は、車体フレーム10に支持されている。具体的には、反対面32は、車体フレーム10のクロスメンバー12に固定されている。
なお、ガイド板30の下方には、一対のサイドフレーム11の間に配管等の配管部材が設けられている。図4に示す領域Rが、配管部材の配置されている場所である。ガイド板30は、配管部材を覆うように設けられている。これにより、開口部19から流入した空気が配管部材に当たることを防止できる。この結果、空気が配管部材に当たることに起因して空気がラジエータ20やインタークーラー24に達しないことを防止できる。
<本実施形態における効果>
上述したように、本実施形態に係る車両1は、開口部19から流入した空気(例えば、走行風)の流れをガイドするガイド面31を有するガイド板30を有する。そして、ガイド面31をラジエータ20側へ延長した延長面Sは、ラジエータ20においてインタークーラー24よりも上方を通過する。
かかる場合には、開口部19から流入した空気が、ガイド面31に沿って流れることで、インタークーラー24のラジエータ20よりも上方の部分に当たりやすくなる。これにより、ラジエータ20に当たる空気によって、ラジエータ20内の冷却水を適切に冷却できる。また、ガイド面31を設けることによって、開口部19から流入した空気がインタークーラー24に過大に当たることを抑制できるので、インタークーラー24が過剰に放熱することを防止できる。
なお、上記では、ガイド板30の形状が矩形であることとしたが、これに限定されない。例えば、ガイド板30の形状が台形や半円等の形状であってもよい。
また、上記では、車両1がトラックであることとしたが、これに限定されない。例えば、車両1は、バス等であってもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 車両
10 車体フレーム
16 フロントバンパー
18 フロントグリル
19 開口部
20 ラジエータ
24 インタークーラー
30 ガイド板
31 ガイド面

Claims (2)

  1. ラジエータと、
    前記ラジエータの前方に設けられ、前記ラジエータの下部に対向するインタークーラーと、
    前記インタークーラーよりも前方に設けられ、空気が流入する開口部と、
    前記開口部から流入した空気の流れをガイドするガイド面を有するガイド部材と、
    を備え、
    前記ガイド面を前記ラジエータ側へ延長した延長面は、前記ラジエータにおいて前記インタークーラーよりも上方を通過し、
    前記開口部は、車両の前面のバンパーとグリルとの間に設けられ、車体フレームの上面よりも上方に位置しており、
    前記ガイド部材の前記ガイド面とは反対側の面は、前記車体フレームの上面に支持されており、
    前記ガイド面は、前記バンパーの上面と同一面上に位置する、車両。
  2. 前記ガイド部材は、下方に位置する配管部材を覆うように設けられており、
    前記ガイド部材の先端と前記インタークーラーとの間には、隙間が形成されている、
    請求項に記載の車両。
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