JP6783443B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
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各データの特徴量を抽出する抽出部と、
抽出された特徴量を用いて生成された各データ間の類似度行列に基づく第1評価値及び第2評価値それぞれの更新を繰り返すことにより、最終的なクラスタを生成する分類部であって、前記類似度行列の自己相関は、前記第1評価値及び前記第2評価値の算出過程において生成されたクラスタ内の外れデータに関する類似度を用いて設定され、前記第1評価値は、クラスタ中心の候補データが、クラスタに属するメンバーデータのクラスタ中心になることの適切さを示す値であり、前記第2評価値は、前記メンバーデータが、前記候補データのクラスタに属することの適切さを示す値である、前記分類部と、を備える。
以下、本発明の第1実施形態における情報処理システムについて説明する。第1実施形態における情報処理システムは、取得された複数のデータに対し、適切な分類を行うことができる。また、情報処理システムは、適切に分類されたクラスタやデータを用いて、そのデータに適したモデルを構築し、データの解析などを行うことができる。
図1は、第1実施形態における情報処理システムの一例を示す概念図である。図1に示すように、例えば情報処理システム1は、データを処理する情報処理装置(サーバ装置)10A、10Bと、データを取得する取得装置20A、20B、20CとがネットワークNを介して接続される。情報処理装置10A、10Bは、処理を分散してもよいし、いずれか一つの装置で処理するようにしてもよい。
次に、情報処理装置10のハードウェア構成について説明する。図2は、第1実施形態における情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3は、第1実施形態における情報処理装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。図3に示す情報処理装置10は、送信部202、受信部204、処理制御部206、及び記憶部240を含む。
ここでは、第1実施形態の具体例として、データは、環境計測から得られる環境音の音データとする。解析手法においては、様々な環境音をどのように整理して、分かり易い情報に変換するのかを主な課題とし、その課題を解決する手法を以下に説明する。
図4は、環境音を計測した場所を示す図である。図4に示すように、駅STの右側の建物BL1の所定の高さに、取得装置20(マイクロフォンアレイ)が設置される。また、この建物BL1と建物BL2との間に広場ARがあり、この広場ARでは、イベント等が頻繁に開催される。また、建物BL1及び建物BL2は、ショッピングセンターである。
まず、環境音の解析手法の概要について説明する。処理制御部206は、ある程度振幅を持った発生音データを対象にし、短時間フーリエ変換を適用し、得られたパワースペクトルPsに非負値行列因子分解(参考 澤田宏:“非負値行列因子分解NMFの基礎とデータ/信号解析への応用,”電子情報通信学会誌,Vol.95,No.9,pp.829-833,2012)を施し、基底ベクトルPvと係数ベクトルPcを求める。
次に、解析モデルを構築するための分類処理、ラベル付け処理、モデル構築処理を順に説明する。
(1.1)特徴量抽出
抽出部212は、環境音の音データから特徴量を抽出する。例えば、抽出部212は、ある環境音に短時間フーリエ変換を施し、パワースペクトルを求める。
・元のパワースペクトルを以下の計算で正方行列にした行列Π1、
・以下の計算で得られる正方行列Π2に主成分分析が適用され、得られた第1主成分ベクトルe、
ここで、faは、Mが異なるパワースペクトルに対して、パワースペクトルの時間変化を同次元(20次元)で比較できるようにする特徴量として取り扱われる。
分類部214は、上述した4つの特徴量を用いて、一日に発生した環境音の分類を行う。ここで、マイクロフォンアレイ20により計測された一日の音データ数をLとする。分類部214は、分類手法としてAP法と同様の方法を用いる。AP法は、音データそれぞれの類似度に応じて、以下の2つの式を使って、代表音(exemplar)と、それに類似する環境音とを求めることができるクラスタリング手法である。算出部218は、以下の式(3)(4)を用いて第1評価値及び第2評価値を算出する。
Th=σs/a (8)
検索部224は、分類部214により分類された各カテゴリの代表音(例えばexemplarの音)に類似する音データを、記憶部240に記憶された音データから検索する。例えば、検索部224は、代表音との類似度が一番大きい音データを検索する。
解析部228は、ラベル付けされた各音データを教師信号とし、そのそれぞれに対する環境音の上述した特徴量(f',e,fa)を学習データとして用いて、一日の環境音を識別するための解析モデルを構築する。ここで、f'は、Prsの周波数平均値である。また、f'は、基底ベクトルの平均値、ベクトルfを用いてもよい。
ここで、発明者らが行った実験について説明する。発明者らは、図4に示す位置に、図5,6に示すマイクロフォンアレイ20を設置し、マイクロフォンアレイ20は、公共空間内に発生した環境音を計測する。
図11は、改良AP法を用いて音データをクラスタリングした結果の一例を示す図である。図11に示す例では、データ数に対するクラスタ数が示されている。図11に示す例では、圧縮率(=クラスタ数/データ数)が46.2%となっている。
次に、第1実施形態における情報処理システム1の動作について説明する。図20は、第1実施形態におけるデータ解析処理の一例を示すフローチャートである。図20に示すステップS102で、分類部214は、複数のデータに対して分類処理を行う。分類処理の詳細は、図21を用いて説明する。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、音環境を色模様としてモニタリングする技術に関する。第2実施形態で取得されるデータは、音データである。第2実施形態において、音データから1又は複数の特徴量を抽出し、抽出した特徴量を色で表現することにより、環境音などの音データを色模様(以下、音模様とも称す。)で表現することができる。
図24は、第2実施形態における情報処理装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。図24に示す情報処理装置10は、送信部202、受信部204、処理制御部300、及び記憶部310を含む。送信部202、及び受信部204は、第1実施形態と同様であるため、同じ符号を付し、その説明を省略する。記憶部310は、分類に用いるデータや、特徴量抽出などに用いるデータや、モデル構築に用いるデータなどの各種データを記憶する。例えば、記憶部310は、色表現に用いるデータや、色表現された画像データなどを記憶する。
次に、音特徴量の抽出について説明する。まず、音特徴抽出部302は、第1音特徴量を求めるため、音データのパワースペクトルを求める。ここで、音特徴抽出部302は、所定期間内において、時間と共に変化しうるパワースペクトルを1つの画像として捉える。
パターン:スコア値
(0,0,1):1
(0,1,0):2
(0,1,1):3
(1,0,0):4
(1,0,1):5
(1,1,0):6
(1,1,1):7
このように、音特徴抽出部302は、第1特徴量として、1〜7の数字を用いる。
条件:スコア値
Kurtosis≧4.5:1
4.5>Kurtosis≧3.5:2
3.5>Kurtosis≧2.5:3
2.5>Kurtosis≧1.5:4
1.5>Kurtosis≧1.0:5
1.0>Kurtosis≧0.5:6
0.5>Kurtosis:7
ここで、発明者らが行なった音模様に関する実験について説明する。図30は、実験地における音模様を表現する所定領域を示す図である。図30に示すように、本実験地は、図4に示す実験地と同じ場所であり、所定領域は、マイクロフォンアレイ20近傍の領域AR10である。音データは、最長で2秒間のデータであり、ある程度振幅を持った環境音とする。また、領域AR10は、5m×5mの各ブロック領域に分割され、各ブロック領域に、RGB値が求められる。
次に、第2実施形態における情報処理システム1の動作について説明する。図33は、第2実施形態における音模様表現処理の一例を示すフローチャートである。図33に示すステップS502で、取得部210は、音データを取得する。
10 情報処理装置
20 取得装置
102 制御部
108 記憶部
206 処理制御部
210 取得部
212 抽出部
214 分類部
224 検索部
226 付与部
228 解析部
234 可視化部
Claims (23)
- 環境音を表す複数の音データを取得する取得部と、
各音データの特徴量を抽出する抽出部と、
抽出された特徴量を用いて前記複数の音データを各カテゴリに分類する分類部と、
前記分類部により分類された各カテゴリに基づく前記音データを、前記音データの識別情報と、前記音データの方向及び/又は前記音データの発生時間とを用いて解析する解析部と、
前記解析部により解析された解析結果を可視化する可視化部と、
を備え、
前記分類部は、
抽出された特徴量を用いて生成された各音データ間の類似度行列に基づく第1評価値及び第2評価値それぞれの更新を繰り返すことにより、最終的なクラスタを生成して各カテゴリに分類し、前記類似度行列の自己相関は、前記第1評価値及び前記第2評価値の算出過程において生成されたクラスタ内の外れデータに関する類似度を用いて設定され、前記第1評価値は、クラスタ中心の候補データが、クラスタに属するメンバーデータのクラスタ中心になることの適切さを示す値であり、前記第2評価値は、前記メンバーデータが、前記候補データのクラスタに属することの適切さを示す値である、情報処理装置。 - 前記各カテゴリに基づく前記音データの第1特徴量、第2特徴量及び第3特徴量を抽出する音特徴抽出部と、
前記第1特徴量を、第1色により表現し、前記第2特徴量を、第2色により表現し、かつ、前記第3特徴量を、第3色により表現する表現部と、をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記音データに対して、所定領域内の音源位置を推定する推定部をさらに備え、
前記表現部は、
前記音源位置の音データを、前記第1色、前記第2色、及び前記第3色で表現する、請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記音特徴抽出部は、
前記カテゴリの中心周波数に基づく前記音データの高低を示す前記第1特徴量と、前記音データの大小を示す前記第2特徴量と、前記音データの継続性を示す前記第3特徴量とを抽出する、請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記分類部は、
前記類似度行列の各列ベクトルにおける最大値の標準偏差に基づいて、該列ベクトル内の類似度を選択し、選択した類似度を前記類似度行列の自己相関の初期値に設定する、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記分類部は、
前記第1評価値及び前記第2評価値、並びに前記自己相関の値それぞれの更新を繰り返すことにより、前記最終的なクラスタを生成する、請求項1乃至5いずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記分類部は、
前記特徴量を用いて前記類似度行列を生成する生成部と、
前記第1評価値及び前記第2評価値を算出する算出部と、
前記第1評価値及び前記第2評価値の算出過程において生成されたクラスタ内の外れデータを求め、該外れデータの前記自己相関の値を、他の値に更新する更新部と、
更新された値を用いて前記算出部により新たに算出された第1評価値及び第2評価値に基づく値が収束するか否かを判定する判定部と、
を含む、請求項1乃至6いずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記更新部は、
前記外れデータに関する前記類似度行列の列ベクトル内の類似度に基づく値を、前記他の値に設定する、請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記更新部は、
前記列ベクトル内の類似度を所定順に並べ替え、所定番目の類似度を、前記他の値に設定する、請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記音データは、マイクにより集音された音データであり、
前記特徴量は、周波数領域におけるパワースペクトルに関する特徴量である、請求項1乃至9いずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記特徴量は、前記パワースペクトルに非負値行列因子分解を適用して得られた基底ベクトル、前記パワースペクトルの次元を揃えた分散行列、前記パワースペクトルにメルフィルタバンク分析を行って得られたベクトル、及び前記非負値行列因子分割により得られた係数ベクトルと前記基底ベクトルを用いて再構成されたパワースペクトルの第1主成分ベクトルのうちの少なくとも1つを含む、請求項10に記載の情報処理装置。
- 前記分類部は、
前記類似度行列に含まれる類似度を、前記特徴量に含まれる各ベクトル又は前記分散行列の類似度に重み付けを行うことで算出する、請求項11に記載の情報処理装置。 - 種類が異なる各音データと、該種類を示す識別情報とを関連付けて記憶する記憶部と、
前記分類部により生成されたクラスタ中心の音データにマッチングする、前記記憶部に記憶された音データを検索する検索部と、
検索された音データに関連付けられた識別情報を含むラベルを、前記クラスタ中心の音データに付与する付与部と、
をさらに備える、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記解析部は、
前記ラベルに含まれる識別情報を用いて前記複数の音データを解析する、請求項13に記載の情報処理装置。 - 前記取得部により取得された音データは、マイクロフォンアレイにより取得された音データであり、
前記ラベルは、前記音データの方向及び/又は前記音データの発生時間をさらに含む、請求項14に記載の情報処理装置。 - 前記解析部は、
前記複数の音データにおける各識別情報の割合を算出し、該割合を解析結果にする、請求項15に記載の情報処理装置。 - 前記可視化部は、
前記音データの方向及び/又は前記音データの発生時間を用いて、前記解析結果をグラフ化する、請求項16に記載の情報処理装置。 - 前記解析部は、
前記ラベル付けされた音データと、前記特徴量とを用いてアンサンブル学習を行う学習部と、
前記学習部による学習により、前記音データに関するモデルを構築する構築部と、を含む、請求項15に記載の情報処理装置。 - 前記可視化部は、
前記モデルを用いて解析された解析結果が表示部において可視化されるように処理する、請求項18に記載の情報処理装置。 - 環境音を表す複数の音データを取得する取得部と、
各音データの特徴量を抽出する抽出部と、
抽出された特徴量を用いて前記複数の音データを各カテゴリに分類する分類部と、
前記分類部により分類された各カテゴリに基づく前記音データを、前記音データの識別情報と、前記音データの方向及び/又は前記音データの発生時間とを用いて解析する解析部と、
前記解析部により解析された解析結果を可視化する可視化部と、
を備え、
前記分類部は、
抽出された特徴量を用いて生成された各音データ間の類似度行列に基づく第1評価値及び第2評価値それぞれの更新を繰り返すことにより、最終的なクラスタを生成して各カテゴリに分類し、前記類似度行列の自己相関は、前記第1評価値及び前記第2評価値の算出過程において生成されたクラスタ内の外れデータに関する類似度を用いて設定され、前記第1評価値は、クラスタ中心の候補データが、クラスタに属するメンバーデータのクラスタ中心になることの適切さを示す値であり、前記第2評価値は、前記メンバーデータが、前記候補データのクラスタに属することの適切さを示す値である、情報処理システム。 - コンピュータが、
環境音を表す複数の音データを取得することと、
各音データの特徴量を抽出することと、
抽出された特徴量を用いて前記複数の音データを各カテゴリに分類することと、
分類された各カテゴリに基づく前記音データを、前記音データの識別情報と、前記音データの方向及び/又は前記音データの発生時間とを用いて解析することと、
解析された解析結果を可視化することと、
を実行し、
前記分類することは、
抽出された特徴量を用いて生成された各音データ間の類似度行列に基づく第1評価値及び第2評価値それぞれの更新を繰り返すことにより、最終的なクラスタを生成して各カテゴリに分類し、前記類似度行列の自己相関は、前記第1評価値及び前記第2評価値の算出過程において生成されたクラスタ内の外れデータに関する類似度を用いて設定され、前記第1評価値は、クラスタ中心の候補データが、クラスタに属するメンバーデータのクラスタ中心になることの適切さを示す値であり、前記第2評価値は、前記メンバーデータが、前記候補データのクラスタに属することの適切さを示す値である、情報処理方法。 - コンピュータに、
環境音を表す複数の音データを取得することと、
各音データの特徴量を抽出することと、
抽出された特徴量を用いて前記複数の音データを各カテゴリに分類することと、
分類された各カテゴリに基づく前記音データを、前記音データの識別情報と、前記音データの方向及び/又は前記音データの発生時間とを用いて解析することと、
解析された解析結果を可視化することと、
を実行させ、
前記分類することは、
抽出された特徴量を用いて生成された各音データ間の類似度行列に基づく第1評価値及び第2評価値それぞれの更新を繰り返すことにより、最終的なクラスタを生成して各カテゴリに分類し、前記類似度行列の自己相関は、前記第1評価値及び前記第2評価値の算出過程において生成されたクラスタ内の外れデータに関する類似度を用いて設定され、前記第1評価値は、クラスタ中心の候補データが、クラスタに属するメンバーデータのクラスタ中心になることの適切さを示す値であり、前記第2評価値は、前記メンバーデータが、前記候補データのクラスタに属することの適切さを示す値である、プログラム。 - コンピュータに、
環境音を表す複数の音データを取得することと、
各音データの特徴量を抽出することと、
抽出された特徴量を用いて前記複数の音データを各カテゴリに分類することと、
分類された各カテゴリに基づく前記音データを、前記音データの識別情報と、前記音データの方向及び/又は前記音データの発生時間とを用いて解析することと、
解析された解析結果を可視化することと、
を実行させ、
前記分類することは、
抽出された特徴量を用いて生成された各音データ間の類似度行列に基づく第1評価値及び第2評価値それぞれの更新を繰り返すことにより、最終的なクラスタを生成して各カテゴリに分類し、前記類似度行列の自己相関は、前記第1評価値及び前記第2評価値の算出過程において生成されたクラスタ内の外れデータに関する類似度を用いて設定され、前記第1評価値は、クラスタ中心の候補データが、クラスタに属するメンバーデータのクラスタ中心になることの適切さを示す値であり、前記第2評価値は、前記メンバーデータが、前記候補データのクラスタに属することの適切さを示す値である、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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