本発明の第1の態様によれば、式(I)
X−V
(I)
(式中、
Xは、プレプログルカゴンまたはその類似体から誘導可能なペプチドホルモンを表し、
Vは、少なくとも4つのアミノ酸残基を含み、前記アミノ酸残基のうちの少なくとも3つはHis残基である、C末端伸長アミノ酸配列を表す)を含む化合物、
または化合物の誘導体、
化合物もしくは誘導体の薬学的に許容される塩である、ペプチドホルモン類似体が提供される。
Xは、プレプログルカゴンまたはその類似体から誘導可能なペプチドホルモンである。好ましくは、Xは、グルカゴンまたはその類似体、GLP1またはその類似体、及びオキシントモジュリンまたはその類似体;より好ましくはグルカゴンもしくはその類似体、またはGLP1もしくはその類似体;さらにより好ましくはグルカゴンまたはその類似体からなる群から選択される。
いくつかの実施形態において、Xは、プレプログルカゴン由来ペプチドホルモンの類似体である。本明細書において定義される場合、類似体は、天然プレプログルカゴン由来ペプチドホルモンと、少なくとも50%の配列相同性、好ましくは少なくとも60%の配列相同性、より好ましくは少なくとも70%の配列相同性、さらにより好ましくは少なくとも80%の配列相同性、なおもより好ましくは少なくとも90%の配列相同性を有するペプチド配列である。いくつかの実施形態において、類似体は、天然プレプログルカゴン由来ペプチドホルモンのアミノ酸配列に対応するアミノ酸配列を含有するが、ただし、類似体は、置換、挿入、及び欠失から選択される1〜14個のアミノ酸修飾を含有し、好ましくは、類似体は、1〜13、1〜12、1〜11、1〜10、1〜9、1〜8、1〜7、1〜6、1〜5、1〜4、1〜3、または1〜2個の天然プレプログルカゴン由来ペプチドホルモンのアミノ酸配列からのアミノ酸修飾を含有する。好ましくは、修飾は置換であり、すなわち、類似体は、1〜14、1〜13、1〜12、1〜11、1〜10、1〜9、1〜8、1〜7、1〜6、1〜5、1〜4、1〜3、または1〜2個の天然プレプログルカゴン由来ペプチドホルモンのアミノ酸配列からのアミノ酸置換(より好ましくは保存的置換)を含有する。
一実施形態において、Xは、1つより多くのプレプログルカゴン由来ペプチドホルモンからのアミノ酸配列を含有する類似体であり、例えば、Xは、グルカゴン及びGLP−1の両方からのアミノ酸配列を含有してもよい。
好ましい一実施形態において、Xは、グルカゴンの類似体であり、式(III):
His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Xaa10−Ser−Xaa12−Xaa13−Leu−Xaa15−Xaa16−Xaa17−Xaa18−Ala−Xaa20−Xaa21−Phe−Xaa23−Xaa24−Trp−Leu−Leu−Asn−Xaa29[配列番号289]
(III)
(式中、Xaa10は、Tyr及びLeuからなる群から選択され、
Xaa12は、Lys、His、及びArgからなる群から選択され、
Xaa13は、Tyr、Gln、及びHisからなる群から選択され、
Xaa15は、Asp及びGluからなる群から選択され、
Xaa16は、Glu、Gln、及びSerからなる群から選択され、
Xaa17は、Arg、His、及びLysからなる群から選択され、
Xaa18は、Arg及びLysからなる群から選択され、
Xaa20は、His及びGlnからなる群から選択され、
Xaa21は、Glu、His、及びAspからなる群から選択され、
Xaa23は、Ile及びValからなる群から選択され、
Xaa24は、Gln及びGluからなる群から選択され、
Xaa29は、Thr及びGlyからなる群から選択される)を有するアミノ酸配列を表す。
上記式(III)のアミノ酸配列は、N末端を左上にして示される。C末端伸長アミノ酸配列(すなわち、V基)は、式(III)の配列の右下の残基に付着している。別途記載のない限り、式(III)の配列中のアミノ酸残基はL−アミノ酸である。
式(III)において、Xaa10は、Tyr及びLeuからなる群から選択される。好ましい一実施形態において、Xaa10はTyrである。一実施形態において、Xaa10はLeuである。
式(III)において、Xaa12は、Lys、His、及びArgからなる群から選択される。好ましい一実施形態において、Xaa12はLysである。一実施形態において、Xaa12はHisである。一実施形態において、Xaa12はArgである。
式(III)において、Xaa13は、Tyr、Gln、及びHisからなる群から選択される。好ましい一実施形態において、Xaa13はTyrである。一実施形態において、Xaa13はHisである。一実施形態において、Xaa13はGlnである。一実施形態において、Xaa13は、Tyr及びHisからなる群から選択される。
式(III)において、Xaa15は、Asp及びGluからなる群から選択される。好ましい一実施形態において、Xaa15はAspである。一実施形態において、Xaa15はGluである。
式(III)において、Xaa16は、Glu、Gln、及びSerからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa16はSerである。好ましい一実施形態において、Xaa16はGluである。好ましい一実施形態において、Xaa16はGlnである。好ましい一実施形態において、Xaa16は、Glu及びGlnからなる群から選択される。
式(III)において、Xaa17は、Arg、His、及びLysからなる群から選択される。好ましい一実施形態において、Xaa17はArgである。好ましい一実施形態において、Xaa17はLysである。一実施形態において、Xaa17はHisである。好ましい一実施形態において、Xaa17は、Arg及びLysからなる群から選択される。
式(III)において、Xaa18は、Arg及びLysからなる群から選択される。好ましい一実施形態において、Xaa18はArgである。一実施形態において、Xaa18はLysである。
式(III)において、Xaa20は、His及びGlnからなる群から選択される。好ましい一実施形態において、Xaa20はHisである。一実施形態において、Xaa20はGlnである。
式(III)において、Xaa21は、Glu、His、及びAspからなる群から選択される。好ましい一実施形態において、Xaa21はGluである。一実施形態において、Xaa21はAspである。一実施形態において、Xaa21はHisである。一実施形態において、Xaa21は、Glu及びAspからなる群から選択される。
式(III)において、Xaa23は、Ile及びValからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa23はValである。好ましい一実施形態において、Xaa23はIleである。
式(III)において、Xaa24は、Gln及びGluからなる群から選択される。好ましい一実施形態において、Xaa24はGlnである。好ましい一実施形態において、Xaa24はGluである。
式(III)において、Xaa29は、Thr及びGlyからなる群から選択される。好ましい一実施形態において、Xaa29はThrである。好ましい一実施形態において、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa13はTyrであり、かつ/またはXaa15はAspであり、かつ/またはXaa17はArgであり、かつ/またはXaa18はArgであり、かつ/またはXaa21はGluであり、かつ/またはXaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa13はTyrであり、Xaa17はArgである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa13はTyrであり、Xaa18はArgである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa13はTyrであり、Xaa21はGluである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa13はTyrであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa15はAspであり、Xaa17はArgである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa15はAspであり、Xaa18はArgである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa15はAspであり、Xaa21はGluである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa15はAspであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa17はArgであり、Xaa21はGluである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa17はArgであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa18はArgであり、Xaa21はGluである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa18はArgであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa21はGluであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はArgであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はHisであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa13はHisであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa15はGluであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はLysであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa18はLysであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はAspである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisであり、Xaa23はIleである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisであり、Xaa24はGlnである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisであり、Xaa24はGluである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisであり、Xaa29はThrである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はArgであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGlnである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGluである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa29はThrである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa24はGlnであり、Xaa23はValである。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa24はGluであり、Xaa23はValである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGlnであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はLysであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGluである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGlnである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa29はThrである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa29はGlyである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGlnであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はLysであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGlnであり、Xaa17はLysであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGluである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGlnである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGlnであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGluである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa29はThrである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleである、Xaa29はGlyである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGlnであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa29はThrである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はLysであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGluである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はLysであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGlnである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGluである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGlnである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はLysであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa29はThrである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はLysであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa29はGlyである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa29はThrである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa29はGlyである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGluであり、Xaa29はThrである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGlnであり、Xaa29はThrである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGluであり、Xaa29はGlyである。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGlnであり、Xaa29はGlyである。
一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa12はLysであり、Xaa13はHisではない。一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa13はHisであり、Xaa17はHisではない。
好ましい一実施形態において、Xは、GLP1の類似体であり、式(IV):
His−Xaa2−Xaa3−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Xaa10−Ser−Xaa12−Xaa13−Leu−Glu−Xaa16−Xaa17−Ala−Xaa19−Xaa20−Xaa21−Phe−Xaa23−Xaa24−Trp−Leu−Xaa27−Xaa28−Xaa29[配列番号290]
(IV)
(式中、Xaa2は、Ser及びGlyからなる群から選択され、
Xaa3は、Glu及びGlnからなる群から選択され、
Xaa10は、Tyr及びLeuからなる群から選択され、
Xaa12は、Lys及びHisからなる群から選択され、
Xaa13は、Tyr及びGlnからなる群から選択され、
Xaa16は、Glu、Ala、及びSerからなる群から選択され、
Xaa17は、Gln及びGluからなる群から選択され、
Xaa19は、Val、Ala、Ile、及びLeuからなる群から選択され、
Xaa20は、Arg及びHisからなる群から選択され、
Xaa21は、Ile及びLeuからなる群から選択され、
Xaa23は、Ile及びValからなる群から選択され、
Xaa24は、Glu及びGlnからなる群から選択され、
Xaa27は、Leu及びLysからなる群から選択され、
Xaa28は、Asn、Lys、及びGlnからなる群から選択され、
Xaa29は、Gly及びThrからなる群から選択される)を有するアミノ酸配列を表す。
上記式(IV)のアミノ酸配列は、N末端を左上にして示される。C末端伸長アミノ酸配列(すなわち、V基)は、式(IV)の配列の右下の残基に付着している。別途記載のない限り、式(IV)の配列中のアミノ酸残基はL−アミノ酸である。
式(IV)において、Xaa2は、Ser及びGlyからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa2はSerである。一実施形態において、Xaa2はGlyである。
式(IV)において、Xaa3は、Glu及びGlnからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa3はGluである。一実施形態において、Xaa3はGlnである。
式(IV)において、Xaa10は、Tyr及びLeuからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa10はTyrである。一実施形態において、Xaa10はLeuである。
式(IV)において、Xaa12は、Lys及びHisからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa12はLysである。一実施形態において、Xaa12はHisである。
式(IV)において、Xaa13は、Tyr及びGlnからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa13はTyrである。一実施形態において、Xaa13はGlnである。
式(IV)において、Xaa16は、Glu、Ala、及びSerからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa16はGluである。一実施形態において、Xaa16はAlaである。一実施形態において、Xaa16はSerである。一実施形態において、Xaa16は、Glu及びAlaからなる群から選択される。
式(IV)において、Xaa17は、Gln及びGluからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa17はGlnである。一実施形態において、Xaa17はGluである。
式(IV)において、Xaa19は、Val、Ala、Ile、及びLeuからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa19はValである。一実施形態において、Xaa19はLeuである。一実施形態において、Xaa19はIleである。一実施形態において、Xaa19はAlaである。一実施形態において、Xaa19は、Val及びLeuからなる群から選択される。
式(IV)において、Xaa20は、Arg及びHisからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa20はArgである。一実施形態において、Xaa20はHisである。
式(IV)において、Xaa21は、Ile及びLeuからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa21はIleである。一実施形態において、Xaa21はLeuである。
式(IV)において、Xaa23は、Ile及びValからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa23はIleである。一実施形態において、Xaa23はValである。
式(IV)において、Xaa24は、Gln及びGluからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa24はGlnである。一実施形態において、Xaa24はGluである。
式(IV)において、Xaa27は、Leu及びLysからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa27はLeuである。一実施形態において、Xaa27はLysである。
式(IV)において、Xaa28は、Asn、Lys、及びGlnからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa28はAsnである。一実施形態において、Xaa28はGlnである。一実施形態において、Xaa28はLysである。
式(IV)において、Xaa29は、Gly及びThrからなる群から選択される。一実施形態において、Xaa29はGlyである。一実施形態において、Xaa29はThrである。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa12はLysであり、Xaa20はArgであり、Xaa23はIleであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa2はSerであり、Xaa12はLysであり、Xaa20はArgであり、Xaa23はIleであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa2はGlyであり、Xaa12はLysであり、Xaa20はArgであり、Xaa23はIleであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa20はArgであり、Xaa23はIleであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa12はLysであり、Xaa13はGlnであり、Xaa20はArgであり、Xaa23はIleであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa12はLysであり、Xaa16はGluであり、Xaa20はArgであり、Xaa23はIleであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa12はLysであり、Xaa16はAlaであり、Xaa20はArgであり、Xaa23はIleであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa12はLysであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はArgであり、Xaa23はIleであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa12はLysであり、Xaa19はValであり、Xaa20はArgであり、Xaa23はIleであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa12はLysであり、Xaa19はAlaであり、Xaa20はArgであり、Xaa23はIleであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa12はLysであり、Xaa19はIleであり、Xaa20はArgであり、Xaa23はIleであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa12はLysであり、Xaa19はLeuであり、Xaa20はArgであり、Xaa23はIleであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa12はLysであり、Xaa20はArgであり、Xaa21はIleであり、Xaa23はIleであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa12はLysであり、Xaa20はArgであり、Xaa21はLeuであり、Xaa23はIleであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa12はLysであり、Xaa20はArgであり、Xaa23はIleであり、Xaa27はLeuであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyである。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa12はLysであり、Xaa20はArgであり、Xaa23はIleであり、Xaa27はLysであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyである。
Vは、少なくとも4つのアミノ酸残基を含み、前記アミノ酸残基のうちの少なくとも3つはHis残基である、C末端伸長アミノ酸配列を表す。例えば、Vは、3〜6個のHis残基、好ましくは3、4、または5個のHis残基を含有してもよい。好ましくは、Vは、0〜4個の非His残基を含有し、より好ましくは、Vは、0、1、2、または3個の非His残基を含有する。
好ましい一実施形態において、式(I)のペプチドホルモン類似体の好ましい一実施形態において、Vは、式(II)
Xaai−Xaaii−Xaaiii−Xaaiv−Xaav−Xaavi−Xaavii−Xaaviii−Xaaix−Xaax[配列番号291]
(Π)
(式中、XaaiはGlyまたはHisであり、
Xaaiiは、存在しないか、またはGly及びHisからなる群から選択され、
Xaaiiiは、存在しないか、またはGly及びHisからなる群から選択され、
Xaaivは、存在しないか、またはGly及びHisからなる群から選択され、
Xaavは、存在しないか、またはHisであり、
Xaaviは、存在しないか、またはHisであり、
Xaaviiは、存在しないか、またはHisであり、
Xaaviiiは、存在しないか、またはAla、Glu、Gly、Gln、及びSerからなる群から選択され、
Xaaixは、存在しないか、またはAla、Glu、Gly、Gln、及びSerからなる群から選択され、
Xaaxは、存在しないか、またはAla、Glu、Gly、Gln、及びSerからなる群から選択される)を有し、
C末端残基は、任意選択的にカルボン酸基の代わりに−CONH2基で終端してもよい。
別途記載のない限り、式(II)の配列中のアミノ酸残基は、L−アミノ酸である。
好ましい一実施形態において、Vは式(II)を有し、Xaai、Xaaii、及びXaaiiiのうちの1つがGlyであり、より好ましくはXaai及びXaaiiのうちの1つがGlyである。
好ましい一実施形態において、Vは式(II)を有し、XaaiはGlyであり、Xaaii及びXaaiiiは、各々独立して存在しないかまたはHisである。
好ましい一実施形態において、Vは式(II)を有し、XaaiはHisであり、XaaiiはGlyであり、Xaaiiiは、Hisであるかまたは存在しない。
好ましい一実施形態において、Vは式(II)を有し、Vは、3〜6個のHis残基、より好ましくは、3、4、または5個のHis残基を含有する。
好ましい一実施形態において、Vは式(II)を有し、Vは、0〜4個の非His残基、より好ましくは、0、1、2、または3個の非His残基を含有する。
好ましい一実施形態において、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基を含有し、かつ0、1、2、または3個の非His残基を含有する。
一実施形態において、Vは、Gly−His−His−His−His−Ala−CONH2、Gly−His−His−His−His−Gln−CONH2、Gly−His−His−His−His−His−Glu−CONH2、Gly−His−His−His−His−Ser−CONH2、Gly−His−His−His−His−Gln−Gln−CONH2、His−His−His−His−Gly、His−His−His−His−Ala−Gly、Gly−His−His−His−CONH2、His−Gly−His−His−NH2、His−His−His−His−CONH2、His−His−His−His−His−Gln−CONH2、His−His−His−Gly、及びHis−His−His−His−His−Glyからなる群から選択される。
誤解を避けるために、C末端−CONH2基を含有するV基への言及は、C末端アミノ酸残基のカルボン酸基が−CONH2基によって置換されたペプチドを指すものと理解されたい。例えば、Vが配列His−His−His−His−His−Gln−CONH2を有する場合、C末端Gln残基は、カルボン酸(すなわち、−CO2H)基の代わりに−CONH2基を有する。
特に好ましい一実施形態において、Xは、グルカゴンまたはその類似体であり、Vは、式(II)を有する。特に好ましい一実施形態において、Xは、式(III)を有するアミノ酸配列を表し、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
特に好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有するアミノ酸配列を表し、Vは、Gly−His−His−His−His−Ala−CONH2、Gly−His−His−His−His−Gln−CONH2、Gly−His−His−His−His−His−Glu−CONH2、Gly−His−His−His−His−Ser−CONH2、Gly−His−His−His−His−Gln−Gln−CONH2、His−His−His−His−Gly、His−His−His−His−Ala−Gly、Gly−His−His−His−CONH2、His−Gly−His−His−CONH2、His−His−His−His−CONH2、His−His−His−His−His−Gln−CONH2、His−His−His−Gly、及びHis−His−His−His−His−Glyからなる群から選択される。
特に好ましい一実施形態において、Xは、式(III)を有するアミノ酸配列を表し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
特に好ましい一実施形態において、Xは、式(III)を有するアミノ酸配列を表し、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluまたはGlnであり、Xaa17はLysまたはArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり;Vは、Gly−His−His−His−His−Ala−CONH2、Gly−His−His−His−His−Gln−CONH2、Gly−His−His−His−His−His−Glu−CONH2、Gly−His−His−His−His−Ser−CONH2、Gly−His−His−His−His−Gln−Gln−CONH2、His−His−His−His−Gly、His−His−His−His−Ala−Gly、Gly−His−His−His−CONH2、His−Gly−His−His−CONH2、His−His−His−His−CONH2、His−His−His−His−His−Gln−CONH2、His−His−His−Gly、及びHis−His−His−His−His−Glyからなる群から選択される。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
好ましい一実施形態において、Xは式(III)を有し、Xaa10はTyrであり、Xaa20はHisであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の別の好ましい群において、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa16はSerであり、Xaa20はHisであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGlnであり、Xaa29はThrであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はArgであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGlnであり、Xaa29はThrであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はArgであり、Xaa13はHisであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はLysであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGlnであり、Xaa29はThrであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はArgであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はLysであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGlnであり、Xaa29はThrであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGlnであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はGluであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はLysであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGluであり、Xaa29はThrであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGluであり、Xaa29はThrであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGluであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はAspであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGluであり、Xaa29はThrであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はHisであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGlnであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGlnであり、Xaa29はThrであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGlnであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGluであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はArgであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGlnであり、Xaa29はThrであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGlnであり、Xaa29はThrであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はArgであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGlnであり、Xaa29はThrであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGluであり、Xaa29はThrであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGluであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はHisであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGluであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
本発明のグルカゴン類似体の好ましい一群において、Xaa10はTyrであり、Xaa12はHisであり、Xaa13はTyrであり、Xaa15はAspであり、Xaa16はSerであり、Xaa17はArgであり、Xaa18はArgであり、Xaa20はHisであり、Xaa21はGluであり、Xaa23はValであり、Xaa24はGlnであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
特に好ましい一実施形態において、XはGLP1またはその類似体であり、Vは式(II)を有する。特に好ましい一実施形態において、Xは、式(IV)を有するアミノ酸配列を表し、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。特に好ましい一実施形態において、Xは、式(IV)を有するアミノ酸配列を表し、Vは、Gly−His−His−His−His−Ala−CONH2、Gly−His−His−His−His−Gln−CONH2、Gly−His−His−His−His−His−Glu−CONH2、Gly−His−His−His−His−Ser−CONH2、Gly−His−His−His−His−Gln−Gln−CONH2、His−His−His−His−Gly、His−His−His−His−Ala−Gly、Gly−His−His−His−CONH2、His−Gly−His−His−CONH2、His−His−His−His−CONH2、His−His−His−His−His−Gln−CONH2、His−His−His−Gly、及びHis−His−His−His−His−Glyからなる群から選択される。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa12はLysであり、Xaa20はArgであり、Xaa23はIleであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa2はSerであり、Xaa3はGluであり、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はGlnであり、Xaa19はValであり、Xaa20はArgであり、Xaa21はIleであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGlnであり、Xaa27はLeuであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa2はSerであり、Xaa3はGluであり、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はGlnであり、Xaa19はValであり、Xaa20はArgであり、Xaa21はIleであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGluであり、Xaa27はLeuであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa2はSerであり、Xaa3はGluであり、Xaa10はLeuであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はGlnであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はGlnであり、Xaa19はValであり、Xaa20はArgであり、Xaa21はIleであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGlnであり、Xaa27はLeuであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa2はGlyであり、Xaa3はGluであり、Xaa10はLeuであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はGluであり、Xaa19はValであり、Xaa20はArgであり、Xaa21はLeuであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGluであり、Xaa27はLeuであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa2はSerであり、Xaa3はGlnであり、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はGluであり、Xaa19はLeuであり、Xaa20はArgであり、Xaa21はLeuであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGluであり、Xaa27はLeuであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa2はGlyであり、Xaa3はGluであり、Xaa10はLeuであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はGlnであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はGlnであり、Xaa19はValであり、Xaa20はArgであり、Xaa21はIleであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGlnであり、Xaa27はLeuであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa2はSerであり、Xaa3はGlnであり、Xaa10はLeuであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はGluであり、Xaa19はValであり、Xaa20はArgであり、Xaa21はLeuであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGluであり、Xaa27はLysであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa2はGlyであり、Xaa3はGlnであり、Xaa10はLeuであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はGluであり、Xaa19はValであり、Xaa20はArgであり、Xaa21はIleであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGluであり、Xaa27はLeuであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa2はGlyであり、Xaa3はGluであり、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa16はAlaであり、Xaa17はGluであり、Xaa19はValであり、Xaa20はArgであり、Xaa21はIleであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGluであり、Xaa27はLeuであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa2はSerであり、Xaa3はGluであり、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はGlnであり、Xaa19はValであり、Xaa20はArgであり、Xaa21はIleであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGlnであり、Xaa27はLeuであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
好ましい一実施形態において、Xは式(IV)を有し、Xaa2はSerであり、Xaa3はGluであり、Xaa10はTyrであり、Xaa12はLysであり、Xaa13はTyrであり、Xaa16はGluであり、Xaa17はGlnであり、Xaa19はValであり、Xaa20はArgであり、Xaa21はIleであり、Xaa23はIleであり、Xaa24はGluであり、Xaa27はLeuであり、Xaa28はAsnであり、Xaa29はGlyであり、Vは式(II)を有し;より好ましくは、Vは、式(II)を有し、3個のHis残基及び1、2、もしくは3個の非His残基を含有するか、またはVは、式(II)を有し、4もしくは5個のHis残基及び0、1、2、もしくは3個の非His残基を含有する。
特に好ましい一実施形態において、ペプチドホルモン類似体は、式(I)(例えば、Xが式(III)を有するアミノ酸配列を表し、Vが式(II)を有するアミノ酸配列を表すか、またはXが式(IV)を有するアミノ酸配列を表し、Vが式(II)を有するアミノ酸配列を表す)によって表されるアミノ酸配列からなる化合物、または化合物の誘導体、または化合物もしくは誘導体の塩である。
特に好ましい一実施形態において、ペプチドホルモン類似体は、式(I)(例えば、Xが式(III)を有するアミノ酸配列を表し、Vが式(II)を有するアミノ酸配列を表すか、またはXが式(IV)を有するアミノ酸配列を表し、Vが式(II)を有するアミノ酸配列を表す)によって表されるアミノ酸配列からなる化合物、または化合物の塩である。
特に好ましい一実施形態において、ペプチドホルモン類似体は、類似体番号1〜288のいずれかのアミノ酸配列からなる化合物、または化合物の誘導体、または化合物もしくは誘導体の塩である。類似体番号1〜288のアミノ酸配列は、図1の表に提供される。好ましい一実施形態において、ペプチドホルモン類似体は、類似体番号1〜288のいずれかのアミノ酸配列からなる化合物、または化合物の塩である。好ましい一実施形態において、ペプチドホルモン類似体は、類似体番号1〜288のいずれかのアミノ酸配列からなる化合物である。
特に好ましい一実施形態において、ペプチドホルモン類似体は、
配列His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Lys−Arg−Ala−His−Glu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Leu−Asn−Thr−His−Gly−His−His−CONH2[配列番号63]を有する類似体番号63(G1832)、
配列His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Lys−Arg−Ala−His−Glu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Leu−Asn−Gly−His−His−His−His−CONH2[配列番号69]を有する類似体番号69(G1840)、
配列His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Lys−Arg−Ala−His−Glu−Phe−Ile−Gln−Trp−Leu−Leu−Asn−Gly−Gly−His−His−His−His−Ala−CONH2[配列番号130]を有する類似体番号130(G1934)、
配列His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Lys−Arg−Ala−His−Glu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Leu−Asn−Gly−His−His−His−His−His−Gln−CONH2[配列番号142]を有する類似体番号142(G1950)、
配列His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Gln−Arg−Arg−Ala−His−Glu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Leu−Asn−Thr−Gly−His−His−His−His−Gln−CONH2[配列番号147]を有する類似体番号147(G1958)、
配列His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Arg−Arg−Ala−His−Glu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Leu−Asn−Thr−Gly−His−His−His−His−His−Glu−CONH2[配列番号186]を有する類似体番号186(G2036)、
配列His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Arg−Arg−Ala−His−Glu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Leu−Asn−Thr−Gly−His−His−His−His−Ser−CONH2[配列番号197]を有する類似体番号197(G2051)、
配列His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Arg−Arg−Ala−His−Glu−Phe−Ile−Gln−Trp−Leu−Leu−Asn−Gly−Gly−His−His−His−His−Gln−Gln−CONH2[配列番号247]を有する類似体番号247(G2116)、
配列His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Arg−Arg−Ala−His−Glu−Phe−Ile−Gln−Trp−Leu−Leu−Asn−Thr−His−His−His−His−Gly[配列番号248]を有する類似体番号248(G2117)、
配列His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Arg−Arg−Ala−His−Glu−Phe−Ile−Gln−Trp−Leu−Leu−Asn−Thr−His−His−His−His−Ala−Gly[配列番号249]を有する類似体番号249(G2119)、
配列His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Lys−Arg−Ala−His−Glu−Phe−Ile−Gln−Trp−Leu−Leu−Asn−Thr−His−Gly−His−His−CONH2[配列番号252]を有する類似体番号252(G2122)、
配列His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Arg−Arg−Ala−His−Glu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Leu−Asn−Thr−His−Gly−His−His−CONH2[配列番号253]を有する類似体番号253(G2123)、
配列His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Gln−Lys−Arg−Ala−His−Glu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Leu−Asn−Thr−Gly−His−His−His−CONH2[配列番号264]を有する類似体番号264(G2143)、
配列His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Arg−Arg−Ala−His−Glu−Phe−Ile−Gln−Trp−Leu−Leu−Asn−Thr−His−His−His−Gly[配列番号266]を有する類似体番号266(G2145)、及び
配列His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Arg−Arg−Ala−His−Glu−Phe−Ile−Gln−Trp−Leu−Leu−Asn−Thr−His−His−His−His−His−Gly[配列番号267]を有する類似体番号267(G2147)からなる群から選択される化合物、
または化合物の誘導体、または化合物もしくは誘導体の塩である。
特に好ましい一実施形態において、ペプチドホルモン類似体は、類似体番号63(G1832)[配列番号63]、69(G1840)[配列番号69]、130、(G1934)[配列番号130]、142(G1950)[配列番号142]、147(G1958)[配列番号147]、186(G2036)[配列番号186]、197、(G2051)[配列番号197]、247(G2116)[配列番号247]、248(G2117)[配列番号248]、249(G2119)[配列番号249]、252(G2122)[配列番号252]、253(G2123)[配列番号253]、264(G2143)[配列番号264]、266(G2145)[配列番号266]、及び267(G2147)[配列番号267]からなる群から選択される化合物、または化合物の塩である。
特に好ましい一実施形態において、ペプチドホルモン類似体は、類似体番号63(G1832)[配列番号63]、69(G1840)[配列番号69]、130、(G1934)[配列番号130]、142(G1950)[配列番号142]、147(G1958)[配列番号147]、186(G2036)[配列番号186]、197、(G2051)[配列番号197]、247(G2116)[配列番号247]、248(G2117)[配列番号248]、249(G2119)[配列番号249]、252(G2122)[配列番号252]、253(G2123)[配列番号253]、264(G2143)[配列番号64]、266(G2145)[配列番号266]、及び267(G2147)[配列番号267]からなる群から選択される化合物である。
本発明のペプチドホルモン類似体は、当該技術分野で周知の組み換え法によって生成されてもよいか、または代替として、それらは、同様に当該技術分野で周知の合成法によって生成されてもよい。
誘導体
本発明のペプチドホルモン類似体は、アミド化、グリコシル化、カルバミル化、アシル化、例えばアセチル化、硫酸化、リン酸化、環化、脂質化、及びペグ化、ならびに融合タンパク質を形成するための別のペプチドまたはタンパク質との融合を含む周知のプロセスによって修飾された、式(I)の構造を含む誘導体であってもよい。式(I)の構造は、分子内のランダムな位置で、または分子内の所定の位置で修飾されてもよく、1つ、2つ、3つ、またはそれ以上の付着した化学的部分を含んでもよい。
本発明のペプチドホルモン類似体は、当該技術分野で既知の組み換え方法を使用して、式(I)の構造が別のタンパク質またはポリペプチド(融合パートナー)と融合された融合タンパク質であってもよい。代替として、そのような融合タンパク質は、任意の既知の方法によって合成的に合成されてもよい。そのような融合タンパク質は、式(I)の構造を含む。任意の好適なペプチドまたはタンパク質が、融合パートナーとして使用され得る(例えば、血清アルブミン、炭酸脱水酵素、グルタチオン−S−トランスフェラーゼ、またはチオレドキシン等)。好ましい融合パートナーは、体内で有害な生物学的活性を有しない。そのような融合タンパク質は、融合パートナーのカルボキシ末端を式(I)の構造のアミノ末端に連結することによって、またはその逆によって作製されてもよい。任意選択的に、切断可能なリンカーが、式(I)の構造を融合パートナーに連結するために用いられてもよい。結果として得られる切断可能な融合タンパク質は、本発明の化合物の活性型が放出されるように体内で切断されてもよい。そのような切断可能なリンカーの例は、限定されないが、リンカーD−D−D−D−Y、G−P−R、A−G−G、及びH−P−F−H−Lを含み、これらは、それぞれ、エンテロキナーゼ、トロンビン、ユビキチン切断酵素、及びレニンによって切断され得る。例えば、米国特許第6,410,707号(参照により、その内容が本明細書に組み込まれる)を参照されたい。
本発明のペプチドホルモン類似体は、式(I)の構造の生理学的機能性誘導体であってもよい。「生理学的機能性誘導体」という用語は、本明細書において、対応する式(I)の非修飾化合物と同じ生理学的機能を有する式(I)の化合物の化学誘導体を意味する。例えば、生理学的機能性誘導体は、体内で式(I)の化合物に変換可能であってもよい。本発明によれば、生理学的機能性誘導体の例は、エステル、アミド、及びカルバメートを含み、好ましくは、エステル及びアミドを含む。
本発明の化合物の薬学的に許容されるエステル及びアミドは、C1−20アルキル−、C2−20アルケニル−、C5−10アリール−、C5−10アル−C1−20アルキル−、または好適な部位、例えば、酸性基に付着したアミノ酸−エステルもしくは−アミドを含んでもよい。好適な部分の例は、4〜26個の炭素原子、好ましくは5〜19個の炭素原子を有する疎水性置換基である。好適な脂質基は、脂肪酸(例えば、ラウロイル(C12H23)、パルミチル(C15H31)、オレイル(C15H29)、またはステアリル(C17H35))及び胆汁酸(例えば、コール酸もしくはデオキシコール酸)を含む。
脂肪酸誘導体を用いたスルフヒドリル含有化合物の脂質化の方法は、米国特許第5,936,092号、米国特許第6,093,692号、及び米国特許第6,225,445号(参照により、その内容が本明細書に組み込まれる)に開示されている。ジスルフィド結合を介して脂肪酸に連結された本発明の化合物を含む本発明の化合物の脂肪酸誘導体は、神経細胞及び組織への本発明の化合物の送達のために使用されてもよい。脂質化は、対応する非脂質化化合物の吸収率と比較して化合物の吸収を著しく増加させると同時に、化合物の血中滞留及び組織滞留を長期化させる。さらに、脂質化誘導体におけるジスルフィド結合は、細胞中で比較的不安定であり、したがって、脂肪酸部分からの分子の細胞間放出を容易にする。好適な脂質含有部分は、4〜26個の炭素原子、好ましくは5〜19個の炭素原子を有する疎水性置換基である。好適な脂質基は、脂肪酸(例えば、ラウロイル(C12H23)、パルミチル(C15H31)、オレイル(C15H29)、またはステアリル(C17H35))、及び胆汁酸(例えば、コール酸もしくはデオキシコール酸)を含む。
環化方法は、ジスルフィド架橋の形成による環化、及び環化樹脂を使用した頭−尾環化を含む。環化ペプチドは、それらの構造制約の結果として、例えば、酵素分解に対する耐性の増加を含む、向上した安定性を有し得る。環化は、特に、非環化ペプチドがN末端システイン基を含む場合に好都合である。好適な環化ペプチドは、単量体及び二量体の頭−尾環化構造を含む。環化ペプチドは、1つ以上の付加的な残基、特に、ジスルフィド結合の形成の目的で組み込まれる付加的なシステイン、または樹脂ベースの環化の目的で組み込まれる側鎖を含んでもよい。
本発明のペプチドホルモン類似体は、式(I)のペグ化構造であってもよい。本発明のペグ化化合物は、ポリペプチドの溶解度、安定性、及び循環時間の増加、または免疫原性の低下等のさらなる利点を提供し得る(米国特許第4,179,337号(参照により、その内容が本明細書に組み込まれる)を参照のこと)。
また、本発明の化合物の誘導体化のための化学的部分は、水溶性ポリマー、例えば、ポリエチレングリコール、エチレングリコール/プロピレングリコールコポリマー、カルボキシメチルセルロース、デキストラン、ポリビニルアルコール等から選択されてもよい。本発明の化合物誘導体化のためのポリマー部分は、任意の分子量であってもよく、また分岐鎖または非分岐鎖であってもよい。取扱い及び製造を容易にするために、本発明の化合物の誘導体化のためのポリエチレングリコールの好ましい分子量は、約1kDa〜約100kDaであり、「約」という用語は、ポリエチレングリコールの調製において、ある分子は記載される分子量よりも大きく、ある分子は記載される分子量よりも小さいことを示している。所望の治療プロファイル、例えば、所望の持続放出の期間、ある場合は、生物学的活性に及ぼす効果、取扱い易さ、抗原性の程度または欠如、及び治療用タンパク質または類似体に対するポリエチレングリコールの他の既知の効果に依存して、他の分子量のポリマーが用いられてもよい。例えば、ポリエチレングリコールは、約200、500、1000、1500、2000、2500、3000、3500、4000、4500、5000、5500、6000、6500、7000、7500、8000、8500、9000、9500、10,000、10,500、11,000、11,500、12,000、12,500、13,000、13,500、14,000、14,500、15,000、15,500、16,000、16,500、17,000、17,500、18,000、18,500、19,000、19,500、20,000、25,000、30,000、35,000、40,000、45,000、50,000、55,000、60,000、65,000、70,000、75,000、80,000、85,000、90,000、95,000、または100,000kDaの平均分子量を有し得る。
一実施形態において、本発明のペプチドホルモン類似体は、誘導体ではない。
有機化学の当業者は、多くの有機化合物が、それらを反応させる溶媒、またはそれらを沈殿もしくは結晶化させる溶媒と複合体を形成し得ることを理解するであろう。そのような複合体は、「溶媒和物」として知られている。例えば、水との複合体は、「水和物」として知られている。当業者には、本発明が、式(I)の化合物、化合物の誘導体、ならびに化合物及び誘導体の塩の溶媒和物も包含することが理解されるであろう。
薬物における使用に好適な式(I)の化合物の塩は、対イオンが薬学的に許容される塩である。しかしながら、薬学的に許容されない対イオンを有する塩は、例えば、式(I)の化合物、ならびにその薬学的に許容される塩及び/または誘導体の調製における中間体として使用するために、本発明の範囲内である。
本発明による好適な塩は、有機または無機の酸または塩基を用いて形成される塩を含む。薬学的に許容される酸付加塩は、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、クエン酸、酒石酸、酢酸、リン酸、乳酸、ピルビン酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、コハク酸、過塩素酸、フマル酸、マレイン酸、グリコール酸、サリチル酸、オキサロ酢酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、ギ酸、安息香酸、マロン酸、ナフタレン−2−スルホン酸、ベンゼンスルホン酸、及びイセチオン酸を用いて形成されるものを含む。シュウ酸等の他の酸は、それら自体は薬学的に許容されないが、本発明の化合物及びそれらの薬学的に許容される塩を得る際に中間体として有用であり得る。
塩基を有する薬学的に許容される塩は、アンモニウム塩、アルカリ金属塩、例えば、カリウム塩及びナトリウム塩、アルカリ土類金属塩、例えば、カルシウム塩及びマグネシウム塩、ならびに有機塩基、例えば、ジシクロヘキシルアミン及びN−メチル−D−グルコミンを有する塩を含む。
生物学的活性
Xがグルカゴンまたはその類似体である場合、例えば、Xが式(III)のアミノ酸配列を表す場合、ペプチドホルモン類似体は、ヒトグルカゴン受容体で活性を有し、またグルカゴン受容体作動薬であろう。これは、例えば、体外もしくは細胞結合アッセイによって、またはレポーターアッセイによって評価することができる。Xがグルカゴンまたはその類似体である本発明のペプチドホルモン類似体は、ヒトグルカゴンの活性の少なくとも1/10、好ましくはヒトグルカゴンの活性の少なくとも1/5、1/3、または1/2である活性をヒトグルカゴン受容体で示す。より好ましくは、Xがグルカゴンまたはその類似体であるペプチドホルモン類似体は、ヒトグルカゴンの活性と少なくとも同等である活性をヒトグルカゴン受容体で示す。さらにより好ましくは、Xがグルカゴンまたはその類似体であるペプチドホルモン類似体は、ヒトグルカゴンの活性の少なくとも2倍、5倍、または10倍である活性をヒトグルカゴン受容体で示す。グルカゴン受容体における活性を評価する方法は周知である。例えば、Thermo Scientific(Lafayette,CO,USA)は、体外グルカゴン受容体アッセイを市販している。好ましくは、Xがグルカゴンまたはその類似体であるペプチドホルモン類似体は、以下の基準のうちのいくつか、より好ましくは全てを満たす。
1)エネルギー消費量の増加をもたらす、ヒトグルカゴン受容体における持続性の生物学的活性。
2)少量の注射で有効用量の投与を可能にする(それによって、注射の疼痛を軽減する)ための、pH5の水溶液中の高い溶解度。溶解度は、簡単な体外試験によって容易に評価することができる。
3)依然として許容される治療上または美容上の利益をもたらす一方で、毎日よりも頻繁ではない、好ましくは週に2回以下、またはより好ましくは週に1回以下の注射を可能にするような、体内での長期間の活性(ヒトまたは動物モデルにおいて評価した場合)。
4)良好な体重減少(ヒト対象または動物モデルにおいて評価した場合)。
5)ヒトにおける低抗原性。これは、ヒトもしくは動物モデル(特に、ヒト抗体レパートリーを模倣するようにヒト免疫系を用いて実験的に再構築されたマウス)において評価することができるか、あるいは、例えば、「抗原指数」アルゴリズム((Jameson&Wolf(1988)Comput.Appl.Biosci.4(1):181−6)、もしくはPREDITOPアルゴリズム(Pellequer&Westhof,(1993)J.Mol.Graph.11(3):204−10を組み込んだ予測ソフトウェアを使用して、またはKolaskar&Tongankar(1990)FEBS Leu.10:276(1−2):172−4の方法(これらの内容は、参照によって本明細書に組み込まれる)を使用して、予測することができる。
本発明の種々の態様の特定の実施形態、特に、体重減少、肥満、糖代謝、及び糖尿病に関連する実施形態によれば、Xがグルカゴンまたはその類似体であるペプチドホルモン類似体は、以下の特徴のうちの1つ、いくつか、または全てを有する:
A)1ml未満、0.5ml未満、または0.3ml未満の体積で有効量の投与を可能にする、pH4〜pH5での十分な溶解度。
B)ヒトグルカゴン受容体を過剰発現する細胞におけるcAMPシグナル伝達の活性化。
C)Xがグルカゴンまたはその類似体であるペプチドホルモン類似体に関して上で列挙したさらなる1〜5個の特徴のうちの1つ、いくつか、または全て。
XがGLP1またはその類似体である場合、例えば、Xが式(IV)のアミノ酸配列を表す場合、ペプチドホルモン類似体は、ヒトGLP1受容体で活性を有し、またGLP1受容体作動薬であろう。これは、例えば、体外もしくは細胞結合アッセイによって、またはレポーターアッセイによって評価することができる。XがGLPまたはその類似体であるペプチドホルモン類似体は、ヒトGLP1の活性の少なくとも1/20、好ましくはヒトGLP1の活性の少なくとも1/10、1/5、1/3、または1/2である活性ヒトGLP1受容体で示す。より好ましくは、XがGLPまたはその類似体であるペプチドホルモン類似体は、ヒトGLP1の活性と少なくとも同等である活性をヒトGLP1受容体で示す。さらにより好ましくは、XがGLPまたはその類似体であるペプチドホルモン類似体は、ヒトGLP1の活性の少なくとも2倍、5倍、または10倍である活性をヒトGLP1受容体で示す。GLP1受容体における活性を評価する方法は周知である。例えば、Mukai et al(2009)Biochem.Biophys.Re.Comm.28993:523−6は、GLP1受容体結合に関するアッセイの方法を開示している。
XがGLP1またはその類似体であるペプチドホルモン類似体は、好ましくは、食物摂取量の減少に対してより持続的な効果を有するか、または食物摂取量の減少に対してヒトGLP1よりも強力な効果を有する。好ましくは、それらは、食物摂取量の減少に対して、少なくとも天然のヒトGLP1と同じくらい強力であるが、それよりも持続的な効果を有する。食欲抑制の期間の増加は、「エスケープ」として知られる効果を回避するために特に重要であり得る。短期間の食欲抑制剤は、1回の食事によって補われる食欲または時間を減少させることができ、その食事において、対象は、典型的にはより少ない食物を摂取する。しかしながら、次いで食欲抑制剤が代謝されるか、またはさもなければ血液循環から除去される場合、次の食事までに、対象は、その「正常な」食欲を回復し得る。対象が以前の食事時間に少量の食事を取っていることを考慮すると、対象は、実際には、2回目の食事時には食欲が増加しているバイがある。対象がその食欲を満たした場合、2回の食事にわたる食物摂取量の合計が、食欲抑制剤が用いられなかった場合の食物摂取量よりも少なくないということもあり得る。すなわち、対象は、食欲抑制剤の効果から「エスケープ」した可能性がある。「エスケープ」は、さらなる用量の食欲抑制剤を用いることによって、またはより長い作用持続時間を有する食欲抑制剤を用いることによって減少させることができる。より長い間対象の食欲が低下している場合、特定の1回の食事の総量には実際的な限界があるため、ある食事の不足分を次の食事において補うことができる程度が減少する。
好ましくは、XがGLP1またはその類似体であるペプチドホルモン類似体は、以下の基準のうちのいくつか、またはより好ましくは全てを満たす。
1)食欲の抑制をもたらす、ヒトGLP1受容体における持続性の生物学的活性。
2)少量の注射で有効用量の投与を可能にする(それによって、注射の疼痛を軽減する)ための、pH5の水溶液中の高い溶解度。溶解度は、簡単な体外試験によって容易に評価することができる。
3)依然として許容される治療上または美容上の利益をもたらす一方で、毎日よりも頻繁ではない、好ましくは週に2回以下、またはより好ましくは週に1回以下の注射を可能にするような、体内での長期間の活性(ヒトまたは動物モデルにおいて評価した場合)。
4)良好な体重減少または食欲抑制(ヒト対象または動物モデルにおいて評価した場合)。
5)ヒトにおける低抗原性。これは、ヒトもしくは動物モデル(特に、ヒト抗体レパートリーを模倣するようにヒト免疫系を用いて実験的に再構築されたマウス)において評価することができるか、あるいは、例えば、「抗原指数」アルゴリズム((Jameson&Wolf(1988)Comput.Appl.Biosci.4(1):181−6)、もしくはPREDITOPアルゴリズム(Pellequer&Westhof,(1993)J.Mol.Graph.11(3):204−10を組み込んだ予測ソフトウェアを使用して、またはKolaskar&Tongankar(1990)FEBS Leu.10:276(1−2):172−4の方法(これらの内容は、参照によって本明細書に組み込まれる)を使用して、予測することができる。
本発明の種々の態様の特定の実施形態、特に、体重減少、肥満、糖代謝、及び糖尿病に関連する実施形態によれば、XがGLP1またはその類似体であるペプチドホルモン類似体は、以下の特徴のうちの1つ、いくつか、または全てを有する:
A)1ml未満、0.5ml未満、または0.3ml未満の体積で有効量の投与を可能にする、pH4〜pH5での十分な溶解度。
B)ヒトGLP1受容体を過剰発現するヒト胎児腎細胞におけるcAMPシグナル伝達の活性化。
C)XがGLP1またはその類似体であるペプチドホルモン類似体に関して上で列挙したさらなる1〜5個の特徴のうちの1つ、いくつか、または全て。
薬物動態、作用持続期間、及び溶解度
上で論じたように、本発明のペプチドホルモン類似体は、皮下投与後に体内で強力かつ長期の作用持続期間を示す。これを達成するために、ペプチドホルモン類似体は、生物学的標的における良好な活性と、優れた薬物動態特性の両方を有することが必要である。
不良な水溶解度を有するペプチドへのHis残基の組み込みは、典型的には、荷電His側鎖基の存在に起因して、酸性pH(例えば、pH5)で高い溶解度を有するが、生理学的pH(pH7.4)では溶解度が低いペプチドをもたらす。ヒスチジンの側鎖基のpIは、約6.0である。そのような特性は、弱酸性培地におけるHis含有ペプチドの製剤化を可能にする。そのような製剤が皮下注射されると、溶解度が低下し、経時的に再可溶化するペプチドの皮下沈殿をもたらす。His含有ペプチドの亜鉛含有製剤は、この効果を高めるが、それは、pH5ではなくpH7.4で、亜鉛イオンがヒスチジン残基に配位して溶解度のさらなる減少をもたらし、これが、皮下注射部位における沈殿増加に寄与し得るか、沈殿物の安定性の増加に寄与し得るためである。しかしながら、皮下投与後のペプチドの沈殿が十分に急速ではない場合、ペプチドの濃度レベルにおいて初期「スパイク」または「バースト」が依然として存在し得る。それらは、たとえ一時的であっても、対象が高濃度レベルのペプチドに関連する吐き気等の副作用を経験する可能性を高めるため、そのような特性は望ましくない。本発明のC末端伸長配列を有しないペプチドとは対称的に、本発明のペプチドホルモン類似体は、皮下投与後に血漿濃度レベルにおける初期「スパイク」もしくは「バースト」を示さないか、またはそのような「バースト」を著しく減少させるかのいずれかである。これは、ペプチドホルモン類似体の高い循環レベルに関連する潜在的な副作用の可能性及び/または重症度を軽減する。
条件
本発明はまた、薬物として使用するための本発明のペプチドホルモン類似体、または本発明のペプチドホルモン類似体を含む医薬組成物も提供する。
本発明はまた、治療有効量の本発明のペプチドホルモン類似体または本発明のペプチドホルモン類似体を含む医薬組成物の投与を含む、対象の疾患または障害または他の望ましくない生理学的状態を治療または予防する方法も提供する。好ましくは、ペプチドホルモン類似体または医薬組成物は、皮下投与される。
特定の実施形態によれば、疾患または障害または他の望ましくない生理学的状態は、肥満または糖尿病である。したがって、本発明はまた、治療有効量の本発明のペプチドホルモン類似体または本発明のペプチドホルモン類似体を含む医薬組成物を対象に投与することを含む、対象の肥満または糖尿病を治療するための方法も提供する。
特定の実施形態によれば、疾患または障害または他の望ましくない生理学的状態は、過体重であるという生理学的状態であってもよい。
化合物が投与される対象は、過体重、例えば、肥満であってもよい。代替として、または加えて、対象は、例えば、インスリン抵抗性もしくは耐糖能障害、またはその両方を有する糖尿病患者であってもよい。対象は、真性糖尿病を有してもよく、例えば、対象は、2型糖尿病を有し得る。対象は、過体重、例えば、肥満であってもよく、真性糖尿病、例えば、2型糖尿病を有し得る。
加えて、または代替として、対象は、肥満もしくは過体重であることがリスク因子となる障害を有し得るか、またはその障害のリスクがあり得る。そのような障害は、限定されないが、循環器疾患、例えば、高血圧、アテローム性動脈硬化症、うっ血性心不全、及び脂質異常症;脳卒中;胆嚢疾患;変形性関節症;睡眠時無呼吸;生殖障害、例えば、多嚢胞性卵巣症候群;癌、例えば、乳癌、前立腺癌、大腸癌、子宮内膜癌、腎臓癌、及び食道癌;静脈瘤;黒色表皮腫;湿疹;運動不耐性;インスリン抵抗性;高血圧高コレステロール血症;胆石症;変形性関節症;整形外科的外傷;インスリン抵抗性、例えば、2型糖尿病及びシンドロームX;ならびに血栓塞栓性疾患を含む(Kopelman,Nature 404:635−43;Rissanen et al,British Med.J.301,835,1990を参照のこと)。
肥満に関連する他の障害は、うつ病、不安症、パニック発作、片頭痛、月経前症候群、慢性疼痛状態、線維筋痛症、不眠症、衝動性、強迫性障害、及びミオクローヌスを含む。さらに、肥満は、全身麻酔の合併症の発生率増加に関して認識されているリスク因子である(例えば、Kopelman,Nature 404:635−43,2000を参照のこと)。一般に、肥満は、寿命を短縮し、上に列挙したような併存症の重大なリスクを伴う。
肥満に関連する他の疾患または障害は、先天性欠損症、神経管欠損症の発生率の増加と関連する母体肥満、手根管症候群(CTS);慢性静脈不全(CVI);日中の眠気;深部静脈血栓症(DVT);末期腎疾患(ESRD);痛風;熱中症;免疫応答障害;呼吸機能障害;不妊症;肝疾患;腰痛;産婦人科合併症;膵炎;ならびに腹部ヘルニア;黒色表皮腫;内分泌異常;慢性低酸素血症及び高炭酸ガス血症;皮膚科的な影響;象皮病;胃食道逆流症;踵骨棘;下肢浮腫;ブラストラップによる疼痛、皮膚損傷、頸部痛、乳房下の皮膚のひだにおける慢性臭及び感染等の考慮すべき問題を引き起こす乳房肥大症(mammegaly);大きな前腹壁腫瘤、例えば、歩行を妨げ、頻繁な感染症、臭い、着衣困難、腰痛を引き起こす頻繁な脂肪織炎を伴う腹部脂肪織炎;筋骨格疾患;偽性脳腫瘍(または良性頭蓋内圧亢進症)、及び滑脱裂孔ヘルニアである。
特定の実施形態によれば、疾患または障害または他の望ましくない生理学的状態は、肥満または過体重ではないにもかかわらず、所望の体重ではないことであり得る。対象は、正常な体重であり得る(これは、限定されないが、以前に過体重または肥満であり、不健康な体重に戻ることを回避したいと望む対象を含む)。対象は、体重減少を所望する対象、例えば、外見における変化を所望する男性または女性の対象であり得る。いくつかの場合において、対象が正常な体重である場合、本発明の態様は、治療的処置ではなく、むしろ美容的処置に関連し得る。
本発明はまた、治療有効量の本発明のペプチドホルモン類似体または本発明のペプチドホルモン類似体を含む医薬組成物の投与を含む、対象のエネルギー消費量を増加させる、対象の食欲を低下させる、対象の食物摂取量を減少させる、対象のカロリー摂取量を減少させる、対象のインスリン放出を改善する、対象の糖代謝を改善する、及び/または対象の炭水化物耐性を改善する方法も提供する。そのような方法は、インスリン非感受性または糖尿病前症等の前糖尿病性状態を有する対象を治療することに関連し得る。
エネルギーは、あらゆる生理学的プロセスにおいて燃焼される。体は、それらのプロセスの効率を調整することによって、または起こっているプロセスの数及び性質を変化させることによって、エネルギー消費率を直接変化させることができる。例えば、消化中、体は、エネルギーを消費し、腸を通して食物を移動させて食物を消化し、細胞内では、程度の差はあるが、熱を発生するように細胞代謝の効率を変化させることができる。
一態様において、本発明の方法は、食物摂取量を協調的に変化させ、かつエネルギー消費量を相互的に変化させる弓状回路の操作に関与する。エネルギー消費量は、細胞代謝、タンパク質合成、代謝率、及びカロリー利用の結果である。したがって、本発明のこの態様において、本発明のペプチドホルモン類似体の投与は、エネルギー消費量を増加させ、かつカロリー利用の効率を低下させる。
エネルギー消費量の増加は、食物摂取量の減少後に見られるエネルギー消費量の通常の減少の緩和として現れる場合があるか、または、例えば、身体活動レベルの増加の促進による、もしくは基礎代謝率の増加によるエネルギー消費量の絶対的な増加として現れる場合がある。
本発明はまた、治療有効量の本発明のペプチドホルモン類似体または本発明のペプチドホルモン類似体を含む医薬組成物の投与を含む、対象の脂質プロファイルを改善するための方法も提供する。本発明はまた、治療有効量の本発明のペプチドホルモン類似体または本発明のペプチドホルモン類似体を含む医薬組成物の投与を含む、栄養素利用性を低下させることによって緩和され得る状態または疾患を緩和するための方法も提供する。
本発明のペプチドホルモン類似体は、体重管理及び治療、例えば、肥満の軽減または予防、特に以下のうちの1つ以上に使用されてもよい:体重増加の予防及び低減、体重減少の誘発及び促進、ならびに肥満度指数によって測定される肥満の軽減。本発明のペプチドホルモン類似体は、所望の体重、所望の肥満度指数、所望の外見、及び良好な健康のうちのいずれか1つ以上を維持するのに使用され得る。
本発明はまた、比較的高い栄養素利用性によって引き起こされるか、複雑化するか、または悪化する状態または障害の治療、予防、寛解、または緩和に使用されてもよい。「カロリー(または栄養素)利用性を低下させることによって緩和され得る状態または障害」という用語は、本明細書において、比較的高い栄養素利用性によって引き起こされるか、複雑化するか、もしくは悪化する対象の任意の状態もしくは障害、または栄養素利用性を低下させることによって、例えば、食物摂取量を減少させることによって緩和され得る患者の任意の状態もしくは障害を意味するために使用される。インスリン抵抗性であるか、グルコース不耐性であるか、または任意の型の真性糖尿病、例えば、1型、2型、もしくは妊娠性糖尿病を有する対象も、本発明による方法から恩恵を受けることができる。
カロリー摂取量の増加と関連する状態または障害は、限定されないが、インスリン抵抗性、グルコース不耐性、肥満、2型糖尿病を含む糖尿病、摂食障害、インスリン抵抗性症候群、及びアルツハイマー病を含む。
J.Cereb.Blood Flow Metab.2011 Apr 13(Teramoto S et al)は、心筋梗塞後に心臓保護を付与するためのGLP−1及びエキセンジン4の両方の使用について論じており、エキセンジン4が脳虚血−再灌流障害に対する神経保護を提供するために使用され得ることを立証している。この研究によって、60分間の局所脳虚血後にエキセンジン4の経静脈注射を受けたマウスが、梗塞体積の著しい減少及び機能障害の改善だけでなく、再灌流後に、酸化ストレス、炎症反応、及び細胞死の抑制も示したことが明らかになった。この研究は、エキセンジン4の保護効果が細胞内cAMPレベルの増加によって媒介されるという証拠を提供し、エキセンジン4が、急性虚血性脳卒中の治療において潜在的に有用であることを示唆した。
したがって、本発明はまた、治療有効量の本発明のペプチドホルモン類似体または本発明のペプチドホルモン類似体を含む医薬組成物の投与を含む、心臓保護を提供する、神経保護を提供する、及び/または神経変性を治療もしくは予防する等の、対象に細胞保護を提供する方法も提供する。
特定の実施形態において、ペプチドホルモン類似体が治療または予防のために使用され得る疾患または障害または他の望ましくない生理学的状態は、神経変性である。そのような神経変性は、好ましくはCNSにおける、神経細胞のアポトーシス、壊死、または機能喪失によって引き起こされ得る。治療または予防される神経変性は、脳損傷後(例えば、脳卒中、腫瘍、低酸素症、中毒症、感染症、虚血、脳症、もしくは薬物乱用等の身体的外傷後または非外傷性損傷後)の神経変性であり得る。代替的または付加的に、神経変性は、アルツハイマー病、パーキンソン病、ゲーリッグ病(筋萎縮性側索硬化症)、ハンチントン病、多発性硬化症、他の脱髄関連疾患、老年認知症、皮質下性認知症、動脈硬化性認知症、AIDS関連認知症、他の認知症、脳血管炎、てんかん、トゥレット症候群、ギラン・バレー症候群、ウィルソン病、ピック病、神経炎症性疾患、脳炎、脳脊髄炎、髄膜炎、他の中枢神経系感染症、プリオン病、小脳失調症、小脳変性症、脊髄小脳変性症候群、フリードライヒ運動失調症、毛細血管拡張性運動失調症、脊髄性筋ジストロフィー(spinal dysmyotrophy)、進行性核上性麻痺、ジストニア、筋痙縮、振戦、網膜色素変性症、線条体黒質変性症、ミトコンドリア脳筋症、神経セロイドリポフスチン症等の神経変性疾患を有する(またはそれらの素因を有すると診断された)対象において予防または治療され得る。好ましくは、神経変性疾患は、アルツハイマー病、パーキンソン病、ゲーリッグ病(筋萎縮性側索硬化症)、及びハンチントン病からなる群から選択される。そのような状況において、治療は神経保護であると見なされる。特定の好ましい実施形態によれば、治療は、脳虚血後の神経保護であるか、または神経変性疾患を有するか、もしくは神経変性疾患の素因を有すると診断された対象における神経保護である。
他の実施形態によれば、疾患または障害または他の望ましくない生理学的状態は、心臓変性(特に、心筋細胞のアポトーシス、壊死、または機能喪失による心臓変性)であり、その場合、ペプチドホルモン類似体を含むペプチドホルモン類似体または医薬組成物は、心臓保護を提供する。特定の好ましい実施形態によれば、治療は、心筋梗塞後の心筋機能の保護である。
本発明はまた、肥満または糖尿病の治療に使用するための本発明のペプチドホルモン類似体、または本発明のペプチドホルモン類似体を含む医薬組成物も提供する。
本発明はまた、対象のエネルギー消費量の増加、対象のインスリン放出の改善、対象の炭水化物耐性の改善、及び/または対象の糖代謝の改善に使用するための、本発明のペプチドホルモン類似体または本発明のペプチドホルモン類似体を含む医薬組成物も提供する。そのような使用は、インスリン非感受性または糖尿病前症等の前糖尿病性状態を有する対象を治療することに関連し得る。
本発明はまた、対象の食欲の低下における使用、対象の食物摂取量の減少における使用、対象のカロリー摂取量の減少における使用、対象のインスリン放出の改善における使用、及び/または対象の炭水化物耐性の改善に使用するための、本発明のペプチドホルモン類似体または本発明のペプチドホルモン類似体を含む医薬組成物も提供する。そのような使用は、インスリン非感受性または糖尿病前症等の前糖尿病性状態を有する対象を治療することに関連し得る。
本発明はまた、(例えば、神経変性の治療もしくは予防、神経保護の提供、及び/または心臓保護の提供において)細胞保護剤として使用するための本発明のペプチドホルモン類似体類似体、または本発明のペプチドホルモン類似体を含む医薬組成物も提供する。例えば、ペプチドホルモン類似体または医薬組成物は、心筋梗塞後に対象の心筋保護に使用するため、または脳虚血もしくは脳卒中後に対象の神経保護に使用するため、または慢性神経変性疾患を有する対象の神経保護に使用するためであってもよい。ペプチドホルモン類似体または医薬組成物の神経保護または心臓保護における使用の種々の特徴は、本発明の方法に関連して上で概説した通りであり得る。
神経保護の場合、対象は、脳損傷、脳卒中、または脳虚血を引き起こす他の事象を以前に経験していてもよい。代替として、対象は、慢性神経変性疾患を有しているか、または慢性神経変性疾患を発症する素因があると診断されていてもよい。心臓保護の場合、対象は、心筋梗塞及び狭心症等の心筋虚血を引き起こす事象を以前に経験していてもよい。いくつかの実施形態によれば、ペプチドホルモン類似体または本発明のペプチドホルモン類似体を含む医薬組成物は、対象が心筋梗塞が疑われる経験をした後、できるだけ早急に投与され得る。特定の実施形態によれば、ペプチドホルモン類似体または本発明のペプチドホルモン類似体を含む医薬組成物は、対象が脳卒中が疑われる経験をした後、できるだけ早急に投与され得る。
本発明はまた、本発明の他の態様を参照して上述された通りであり得る対象の肥満または糖尿病の治療のための薬物を製造するための本発明のペプチドホルモン類似体の使用も提供する。
本発明はまた、対象のエネルギー消費量を増加させるため、対象のインスリン放出を改善するため、対象の炭水化物耐性を改善するため、及び/または対象の糖代謝を改善するための薬物を製造するための本発明のペプチドホルモン類似体の使用も提供する。そのような使用は、インスリン非感受性または糖尿病前症等の前糖尿病性状態を有する対象を治療することに関連し得る。
本発明はまた、対象の食欲の低下、対象の食物摂取量の減少、対象のカロリー摂取量の減少、対象のインスリン放出の改善及び/または対象の炭水化物耐性の改善に使用するための薬物を製造するための本発明のペプチドホルモン類似体の使用も提供する。
本発明はまた、本発明の他の態様を参照して上述された通りであり得る対象の細胞保護を提供する(例えば、神経変性を予防もしくは治療する、神経保護を提供する、及び/または心臓保護を提供する)ための、薬物を製造するための本発明のペプチドホルモン類似体の使用も提供する。
特定の実施形態によれば、ペプチドホルモン類似体または医薬組成物は、非経口的に投与される。他の実施形態によれば、ペプチドホルモン類似体または医薬組成物は、皮下、静脈内、筋肉内、鼻腔内、経皮的、または舌下に投与される。他の実施形態によれば、ペプチドホルモン類似体または医薬組成物は、経口投与される。好ましい一実施形態において、ペプチドホルモン類似体または医薬組成物は、皮下投与される。
本発明によれば、本発明のペプチドホルモン類似体は、好ましくはヒトの治療に使用される。しかしながら、本発明のペプチドホルモン類似体は、典型的にはヒト対象を治療するために使用されるが、それらは、他の脊椎動物、例えば、他の霊長類;家畜、例えば、ブタ、ウシ、及び家禽;競技動物、例えば、ウマ;またはコンパニオンアニマル、例えば、イヌ及びネコにおいて、同様のまたは同一の状態を治療するためにも使用され得る。
組成物
有効成分を単独で投与することは可能であるが、有効成分は、医薬製剤または組成物中に存在することが好ましい。したがって、本発明は、薬学的に許容される賦形剤、及び任意選択的に他の治療成分と合わせて、本発明のペプチドホルモン類似体を含む医薬製剤を提供する。特定の好ましい実施形態によれば、医薬組成物は、ヒトへの皮下投与のために注射器または他の投与デバイス内に存在する。特定の好ましい実施形態によれば、組成物は、投与前に5未満のpHを有し、組成物は、亜鉛イオンを含む。本発明の医薬組成物は、以下に記載するような医薬製剤の形態をとり得る。
本発明による医薬製剤は、経口、非経口(皮下、皮内、筋肉内、静脈内、及び関節内を含む)、吸入(種々の種類の定量加圧エアロゾル、噴霧器、または吸入器によって生成され得る微粒子ダストまたはミストを含む)、直腸内、及び局所(皮膚、経皮、経粘膜、頬側、絶佳、及び眼内を含む)投与に好適なものを含むが、最も好適な経路は、例えば、受け手の状態及び障害に依存し得る。
製剤は、単位投与形態で都合よく提示され得、薬学の分野で周知の任意の方法によって調製され得る。全ての方法は、有効成分を、1つ以上の補助成分を構成する担体と関連させるステップを含む。一般に、製剤は、有効成分と、液体担体もしくは微細固体担体またはその両方とを均一かつ密接に関連させ、次いで、必要であれば、生成物を所望の製剤に成形することによって調製される。
経口投与に好適な本発明の製剤は、個別の単位として、例えば、各々が所定量の有効成分を含有するカプセル剤、カシェ剤、もしくは錠剤として;散剤もしくは顆粒剤として;水性液もしくは非水性液中の溶液もしくは懸濁液として;または水中油型液体エマルジョンもしくは油中水型液体エマルジョンとして提供されてもよい。有効成分はまた、ボーラス、舐剤、またはペーストとして提示されてもよい。種々の薬学的に許容される担体及びそれらの製剤が、標準的な製剤専門書、例えば、E.W.MartinによるRemington’s Pharmaceutical Sciencesに記載されている。またWang,Y.J.and Hanson,M.A.,Journal of Parenteral Science and Technology,Technical Report No.10,Supp.42:2S,1988(参照により、その内容が本明細書に組み込まれる)も参照されたい。
錠剤は、圧縮または成形によって、任意選択的に1つ以上の補助成分を用いて、作製されてもよい。圧縮錠は、任意選択的に、結合剤、滑剤、不活性希釈剤、滑沢剤、界面活性剤、または分散剤と混合された、粉末または顆粒等の流動的な形態の有効成分を、好適な機械内で圧縮することによって調製されてもよい。成形錠は、不活性液体希釈剤で湿らせた粉末化合物の混合物を、好適な機械内で成形することによって製造されてもよい。錠剤は、任意選択的に、コーティングするかまたは分割線を付けてもよく、有効成分の緩徐または制御された放出を提供するように製剤化されてもよい。本発明のペプチドホルモン類似体は、例えば、即時放出または長期放出に好適な形態で投与することができる。即時放出または長期放出は、本発明のペプチドホルモン類似体を含む好適な医薬組成物の使用によって、または具体的には、長期放出の場合には、皮下インプラントもしくは浸透圧ポン等のデバイスの使用によって達成することができる。本発明のペプチドホルモン類似体は、リポソームとして投与することもできる。
好ましくは、本発明による組成物は、例えば、注射による皮下投与に好適である。特定の実施形態によれば、組成物は、金属イオン、例えば、銅、鉄、アルミニウム、亜鉛、ニッケル、またはコバルトイオンを含有してもよい。そのようなイオンの存在は、溶解度を制限することができ、したがって皮下投与の部位から循環系への吸収を遅延させることができる。特に好ましい実施形態において、組成物は、(好ましくは、亜鉛イオン対ペプチドホルモン類似体を1:4、1:2、1:1、2:1、もしくは4:1のモル比で、またはすぐ上に示した整数比のうちのいずれか2つの間の範囲である比で)亜鉛イオンを含有する。
経口投与のための例示的な組成物は、例えば、嵩を出すための微結晶セルロース、懸濁剤としてのアルギン酸またはアルギン酸ナトリウム、粘度増強剤としてのメチルセルロース、及び甘味剤または香味剤を含有し得る懸濁液(当該技術分野で既知のもの等);ならびに、例えば、微結晶セルロース、リン酸二カルシウム、デンプン、ステアリン酸マグネシウム及び/もしくはラクトース、ならびに/または他の賦形剤、結合剤、増量剤、崩壊剤、希釈剤、及び滑剤(当該技術分野で既知のもの等)を含有し得る即時放出錠剤を含む。本発明のペプチドホルモン類似体はまた、舌下及び/または頬側投与によって口腔を介しても送達され得る。成形錠、圧縮錠、または冷凍乾燥錠は、使用され得る例示的な形態である。例示的な組成物は、本発明の化合物(複数可)をマンニトール、ラクトース、スクロース及び/またはシクロデクストリン等の速溶性の希釈剤とともに配合しているものを含む。また、そのような製剤には、セルロース(avicel)またはポリエチレングリコール(PEG)等の高分子量の賦形剤が含まれてもよい。そのような製剤はまた、粘膜への付着を補助するための賦形剤、例えば、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ナトリウムカルボキシメチルセルロース(SCMC)、無水マレイン酸コポリマー(例えば、Gantrez)、及び放出を制御するための薬剤、例えば、ポリアクリルコポリマー(例えば、Carbopol 934)を含むことができる。滑剤、流動促進剤、香味剤、着色剤、及び安定剤も、製造及び使用を容易にするために添加され得る。
非経口投与用の製剤は、酸化防止剤、緩衝剤、静菌剤、及び製剤を対象とする受け手の血液と等張にする溶質を含有してもよい水性及び非水性滅菌注射液;ならびに懸濁剤及び増粘剤を含み得る水性及び非水性滅菌懸濁液を含む。製剤は、単位用量または多用量容器、例えば、密封されたアンプル及びバイアル中に提示されてもよく、また使用直前に、滅菌液体担体、例えば、生理食塩水または注射用蒸留水の添加のみを必要とする、フリーズドライ(凍結乾燥)状態で貯蔵されてもよい。即時注射液及び懸濁液は、前述の種類の滅菌散剤、顆粒剤、及び錠剤から調製され得る。非経口投与用の例示的な組成物は、例えば、好適な無毒性の、非経口的に許容される希釈剤もしくは溶剤、例えば、マンニトール、1,3−ブタンジオール、水、リンゲル液、等張塩化ナトリウム溶液、または他の好適な分散剤もしくは湿潤剤、及び合成モノグリセリドもしくはジグリセリドを含む懸濁剤、及びオレイン酸もしくはCremaphorを含む脂肪酸を含有し得る、注射可能な液剤または懸濁液を含む。水性担体は、例えば、約3.0〜約8.0のpH、好ましくは約3.5〜約7.4、例えば3.5〜6.0、例えば3.5〜約5.0のpHの等張緩衝液であってもよい。有用な緩衝剤は、クエン酸ナトリウム−クエン酸及びリン酸ナトリウム−リン酸、ならびに酢酸ナトリウム/酢酸緩衝剤を含む。組成物は、好ましくは、酸化剤、ならびに本発明のペプチドホルモン類似体及び関連分子に有害であることが知られている他の化合物を含まない。含まれ得る賦形剤は、例えば、ヒト血清アルブミンまたは血漿製剤等の他のタンパク質である。必要に応じて、医薬組成物はまた、微量の無毒性補助物質、例えば、湿潤剤または乳化剤、保存剤及びpH緩衝剤等、例えば、酢酸ナトリウムまたはソルビタンモノラウレートを含有してもよい。
鼻内エアロゾルまたは吸入投与用の例示的な組成物は、例えば、ベンジルアルコールもしくは他の好適な保存剤、生物学的利用能を向上させるための吸収促進剤、及び/または他の可溶化剤もしくは分散剤(当該技術分野で既知のもの等)を含有し得る生理食塩水中の溶液を含む。好都合には、鼻内エアロゾルまたは吸入投与用の組成物において、本発明の化合物は、好適な噴霧剤、例えば、ジクロロジフルオロ−メタン、トリクロロフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロエタン、二酸化炭素、または他の好適な気体の使用により、加圧パックまたはネブライザーからエアロゾルスプレーの形態で送達される。加圧エアロゾルの場合、投与単位は、定量を送達するための弁を提供することによって決定することができる。吸入器または注入器において使用するための、例えばゼラチンのカプセル及びカートリッジは、化合物と、好適な粉末基剤、例えば、ラクトースまたはデンプンとの粉末混合物を含有するように製剤化することができる。特定の非限定的な一例において、本発明の化合物は、アクチュエータとしても知られるエアロゾルアダプタを通して、定量弁からエアロゾル剤として投与される。任意選択的に、安定剤も含まれ、かつ/または肺深部への送達のための多孔性粒子が含まれる(例えば、米国特許第6,447,743号を参照のこと)。
直腸内投与用の製剤は、カカオバター、合成グリセリドエステル、またはポリエチレングリコール等の通常の担体とともに停留浣腸または坐剤として調製されてもよい。そのような担体は、典型的には、常温では固体であるが、直腸腔内では液化かつ/または溶解して薬物を放出する。
口腔内における局所投与、例えば、頬側または舌下投与用の製剤は、スクロース及びアカシアまたはトラガカント等の香味付けした基剤中に有効成分を含むロゼンジ剤、ならびにゼラチン及びグリセリンまたはスクロース及びアカシア等の基剤中に有効成分を含むパステル剤を含む。局所投与用の例示的な組成物は、Plastibase(ポリエチレンを用いてゲル化された鉱油)等の局所用担体を含む。
好ましい単位投与量製剤は、本明細書において前述した有効用量またはその適切な一部の有効成分を含有する製剤である。
具体的に前述した成分に加えて、本発明の製剤は、当該製剤の種類を考慮して、当該技術分野で常用される他の薬剤を含んでいてもよく、例えば、経口投与に好適な製剤は香味剤を含んでもよいことを理解されたい。本発明のペプチドホルモン類似体はまた、持続放出系として好適に投与されてもよい。本発明の持続放出系の好適な例は、好適なポリマー材料、例えば、成形物品の形態の半透性ポリマーマトリックス、例えば、フィルムもしくはマイクロカプセル;例えば、許容される油中のエマルジョンとして、好適な疎水性材料;またはイオン交換樹脂;及び本発明の化合物の難溶性誘導体、例えば、難溶性塩を含む。持続放出系は、例えば、粉剤、軟膏剤、ゲル剤、ドロップ剤、もしくは経皮貼付剤として、または経口もしくは鼻内噴霧剤として、経口、直腸内、非経口、大槽内、腟内、腹腔内、局所投与されてもよい。
投与用の調製物は、本発明のペプチドホルモン類似体の制御放出をもたらすように好適に製剤化することができる。例えば、医薬組成物は、生分解性ポリマー、多糖類ゲル化及び/もしくは生体接着性ポリマー、両親媒性ポリマー、ペプチドホルモン類似体の粒子の界面特性を変更することができる薬剤のうちの1つ以上を含む粒子の形態であってもよい。これらの組成物は、活性物質の制御放出を可能にする特定の生体適合性を示す:
米国特許第5,700,486号(参照により、その内容が本明細書に組み込まれる)を参照されたい。
本発明のペプチドホルモン類似体の制御放出はまた、ペプチドホルモン類似体及び亜鉛イオンを含む医薬組成物の使用によっても達成され得る。前述のように、pH5ではなくpH7.4で、亜鉛イオンがヒスチジン残基に配位し、皮下注射部位における沈殿増加をもたらす。可溶化は、注射部位から血液循環及び/または周囲組織液への亜鉛の洗い出しに依存するため、亜鉛含有沈殿物は、より緩徐に再溶解し、血液循環への放出期間を延長する。制御放出組成物の使用は、注射間の期間を最大化することが望ましい肥満及び/または糖尿病の治療等の適応に好ましい。しかしながら、できるだけ短期間にペプチドホルモン類似体の治療的血漿濃度を達成することが所望される、(例えば心筋梗塞または脳卒中が疑われた後に)神経保護または心臓保護を提供する等の適応には、即時放出製剤が好ましい。そのような場合、ある用量のペプチドホルモン類似体の即時放出製剤の投与(すなわち、心筋梗塞または脳卒中が疑われた後できるだけ早急に)と、ある用量のペプチドホルモン類似体の制御放出製剤の後続投与とを含む投与計画が、好ましいかもしれない。
本発明のペプチドホルモン類似体は、ポンプによって(Langer(上記参照);Sefton,CRC Crit.Ref.Biomed.Eng.14:201,1987;Buchwald et al.,Surgery 88:507,1980;Saudek et al.,N.Engl.J.Med.321:574,1989を参照のこと)、または持続皮下注入によって、例えば、ミニポンプを使用して、送達され得る。また、静脈内バッグ溶液が用いられてもよい。適切な用量を選択する際の重要な要因は、全体重もしくは除脂肪体重に対する体脂肪の比の減少によって、あるいは、医師によって適切であると見なされる、肥満の管理もしくは予防または肥満関連状態の予防を測定するための他の基準を用いて測定されることで得られる結果である。他の制御放出系は、Langer(Science 249:1527−1533,1990)による概説(参照により、その内容が本明細書に組み込まれる)に論じられている。本開示の別の態様において、本発明のペプチドホルモン類似体は、例えば、米国特許第6,436,091号、米国特許第5,939,380号、米国特許第5,993,414号(参照により、その内容が本明細書に組み込まれる)に記載される埋め込みポンプによって送達される。
埋め込み式の薬物注入デバイスは、患者に薬物または任意の他の治療剤の一定かつ長期の投薬または注入を提供するために使用される。本質的に、そのようなデバイスは、能動的または受動的のいずれかに分類され得る。本発明のペプチドホルモン類似体は、デポ剤として製剤化されてもよい。そのような長時間作用するデポ剤は、例えば、皮下もしくは筋肉内への埋め込みによって、または筋肉内注射によって投与することができる。したがって、例えば、ペプチドホルモン類似体は、例えば、許容される油中エマルジョンとして好適なポリマーもしくは疎水性材料とともに、またはイオン交換樹脂とともに、または難溶性誘導体、例えば、難溶性塩として、製剤化することができる。
治療有効量の本発明のペプチドホルモン類似体は、単回パルス用量として、ボーラス用量として、または経時的に投与されるパルス用量として投与されてもよい。したがって、パルス用量において、本発明のペプチドホルモン類似体のボーラス投与が提供され、その後、本発明のペプチドホルモン類似体が対象に投与されない期間が続き、その後、2回目のボーラス投与が続く。特定の非限定例において、本発明のペプチドホルモン類似体のパルス用量は、1日の間に、1週間の間に、または1か月の間に投与される。
特定の実施形態において、治療有効量の本発明のペプチドホルモン類似体は、治療有効量のさらなる薬剤とともに投与される。ペプチドホルモン類似体は、さらなる治療剤と同時に投与されてもよいか、または連続的にもしくは別個に投与されてもよい。したがって、本発明は、薬物として使用するための本発明のペプチドホルモン類似体を提供し、その場合、ペプチドホルモン類似体は、治療有効量のさらなる治療剤とともに使用するためである(例えば、同時に、連続的に、または別個に投与するため)。特定の実施形態において、本発明のペプチドホルモン類似体は、単回用量としてさらなる治療剤とともに製剤化及び投与される。
特定の実施形態において、さらなる治療剤は、追加の抗糖尿病剤、食欲抑制剤、食物摂取量を減少させる薬剤、血漿グルコースを減少させる薬剤、または血漿脂質を変化させる薬剤である。追加の食欲抑制剤の特定の非限定例は、アンフェプラモン(ジエチルプロピオン)、フェンテルミン、マジンドール及びフェニルプロパノールアミン、フェンフルラミン、デキスフェンフルラミン、フェンジメトラジン、ベンズフェタミン、シブトラミン、リモナバン、トピラマート、フルオキセチン、ブプロピオン、ゾニサミド、ナルトレキソン、オルリスタット、ならびにセチリスタットを含む。追加の抗糖尿病剤の特定の非限定例は、メトホルミン、フェンホルミン、ロシグリタゾン、ピオグリタゾン、トログリタゾン、レパグリニド、ナテグリニド、トルブタミド、アセトヘキサミド、トラザミド、クロルプロパミド、グリピジド、グリブリド、グリメピリド、グリクラジド、線維芽細胞増殖因子21、ミグリトール、アカルボース、エキセナチド、プラムリンチド、ビルダグリプチン、及びシタグリプチンを含む。
代替の実施形態において、さらなる治療剤は、追加の心臓保護剤または神経保護剤である。追加の心臓保護剤の特定の非限定例は、アスピリン、N−アセチルシステイン、フェネチルアミン、コエンザイムQ10、ビタミンE、ビタミンC、L−カルニチン、カルベジロール、及びデクスラゾキサンを含む。神経保護剤の特定の非限定例は、シンバスタチン等のスタチン、プロゲステロン等のステロイド、ミノサイクリン、レスベラトロール、及びビタミンEを含む。パーキンソン病の治療に使用される薬剤の例は、抗コリン薬、プラミペキソール、ブロモクリプチン、レボドパ、カルビドパ、ラサギリン、アマンタジン、及びロピニロールを含む。
本発明のペプチドホルモン類似体は、効果、例えば、食欲抑制、食物摂取量の減少、エネルギー消費量の増加、もしくはカロリー摂取量の減少が所望される場合はいつでも、または効果が所望される少し前に、例えば、限定されないが、効果が所望される時間の約10分、15分、30分、60分、90分、または約120分前に投与されてもよい。
治療有効量の本発明のペプチドホルモン類似体は、用いられる分子、治療を受ける対象、苦痛の重症度及び種類、ならびに投与方法及び投与経路に依存する。例えば、本発明のペプチドホルモン類似体の治療有効量は、約0.01μg/キログラム(kg)体重〜約1g/kg体重、例えば、約0.1μg〜約20mg/kg体重、例えば、約1μg〜約5mg/kg体重、または約5μg〜約1mg/kg体重と異なり得る。
本発明の一実施形態において、本発明のペプチドホルモン類似体は、4〜1333nmol/kg体重、例えば、5〜1000nmol/kg体重、例えば、10〜750nmol/kg体重で、例えば、20〜500nmol/kg体重で、特に、30〜240nmol/kg体重で対象に投与されてもよい。75kgの対象の場合、そのような用量は、300nmol〜100μmol、例えば、375nmol〜75μmol、例えば、750nmol〜56.25μmol、例えば、1.5〜37.5μmol、特に2.25〜18μmolの投与量に相当する。本発明はまた、本明細書において言及される特定の投与量のうちのいずれかによって境界が定められる投与量範囲も企図する。
代替の実施形態において、本発明のペプチドホルモン類似体は、0.5〜135ピコモル(pmol)/kg体重で、例えば、5〜100ピコモル(pmol)/kg体重、例えば、10〜90ピコモル(pmol)/kg体重、例えば、約72pmol/kg体重で対象に投与されてもよい。特定の非限定的な一例において、本発明のペプチドホルモン類似体は、約1nmol以上、2nmol以上、または5nmol以上の用量で投与される。この例では、本発明のペプチドホルモン類似体の用量は、概して100nmol以下であり、例えば、用量は、90nmol以下、80nmol以下、70nmol以下、60nmol以下、50nmol以下、40nmol以下、30nmol以下、20nmol以下、10nmolである。例えば、投与量範囲は、特定の下限用量のいずれかと特定の上限用量のいずれかとの任意の組み合わせを含んでもよい。したがって、本発明のペプチドホルモン類似体の非限定的な用量範囲の例は、1〜100nmol、2〜90mol、5〜80nmolの範囲内である。
特定の非限定的な一例において、約1〜約50nmolの本発明のペプチドホルモン類似体が投与され、例えば、約2〜約20nmol、例えば、約10nmolが皮下注射として投与される。正確な用量は、用いられる特定の化合物の効力、化合物の送達経路、ならびに対象の年齢、体重、性別、及び生理学的状態に基づいて、当業者によって容易に決定される。
上で論じた用量は、例えば、1日に1回、2回、3回、もしくは4回、または1週間に1回もしくは2回与えられてもよい。好ましくは、用量は、1週間に1回以下の頻度で与えられ得る。代替として、それらは、2日、3日、または4日に1回与えられてもよい。特定の実施形態によれば、それらは、各食事が摂取される直前に1回投与され得る。
本発明は、以下の非限定例によって例示される。
材料及び方法
動物
雄のC57BL/6マウス(Harlan)または雌のWistarラット(Charles River Ltd,Margate,UK)を、全ての動物実験に用いた。
ペプチド合成
ペプチドは、標準的な自動フルオレニルメチルオキシカルボニル(Fmoc)固相ペプチド合成(SPPS)法によって作製した。ペプチド合成は、三環式アミドリンカー樹脂上で行われた。アミノ酸は、Fmocストラテジーを用いて付着させた。C末端からN末端まで連続的に各アミノ酸を付加した。ペプチドカップリングは、試薬TBTUにより媒介した。樹脂からのペプチド切断は、捕捉剤の存在下でトリフルオロ酢酸を用いて達成した。
ペプチドは、逆相HPLCによって精製した。精製した全てのペプチドについて完全な品質管理を行い、2つの緩衝液系におけるHPLCによってペプチドの純度が95%より高いことが示された。酸加水分解後のアミノ酸分析により、アミノ酸組成を確認した。MALDI−MSは、予想された分子イオンを示した。
実施例1
細胞アッセイ
細胞(チャイニーズハムスター卵巣hGCGr、またはヒト胎児腎臓hGLP−1r)を、150000細胞/mlの密度で24ウェルプレートに播種した。細胞を18時間放置し、次いで、無血清培地と交換することによって1時間血清飢餓させた。次いで、培地を、0〜最大30nMに及ぶ12個(2つずつ)の濃度で例示的グルカゴン類似体を含有する培地と交換した(24ウェルプレート当たり1個の類似体)。各プレートを正確に30分間インキュベートした。インキュベーション培地を除去し、120ulの溶解緩衝液(0.1M HCl 0.5%TritonX)と交換した。120ulの試料(またはELISA標準曲線に合うようにその希釈液)をエッペンドルフチューブに加え、3分間>5000gで回転させて細胞片を除去した。100ulの試料をELISAプレートに加えた(Direct cyclic AMP Enzyme Immunoassay Kit−Enzolifesciences)。マニュアルに記載される通りにELISAアッセイを行った。
マウスにおける急性摂取試験
マウスは、IVCケージに個別に収容した。体重による層別化を用いて動物を治療群に無作為化した。マウスは、ペプチドまたはビヒクルの投与前に一晩(16時間)絶食させた。全てのペプチド溶液は、投与の直前に新しく調製した。全ての試験に使用されたビヒクルは、5%v/v水及び95%v/v塩化ナトリウム(0.9%w/v)であった。ペプチド及びビヒクルを、体重に合わせて補正された投与量で皮下注射によって投与した。注射量は50μlであった。ビヒクルまたはペプチドを9:00時に投与し、動物を既知の量の食餌とともにそれらのホームケージに戻した。注射後24及び48時間に食物摂取量を測定した。全ての統計は、ダネットの事後検定とともに一元配置ANOVAを用いて、またはボンフェローニの事後検定とともに一元配置ANOVAを用いて算出される。
ラットにおける急性摂取試験
ラットは、IVCケージに個別に収容した。体重による層別化を用いて動物を治療群に無作為化した。ラットは、ペプチドまたはビヒクルの投与前に一晩(24時間)絶食させた。全てのペプチド溶液は、投与の直前に新しく調製した。全ての試験に使用されたビヒクルは、5%v/v水及び95%v/v塩化ナトリウム(0.9%w/v)であり、モル比1:1の塩化亜鉛をペプチドに加えた。ペプチド及びビヒクルを、体重に合わせて補正された投与量で皮下注射によって投与した。注射量は50μlであった。ビヒクルまたはペプチドを9:00時に投与し、動物を既知の量の食餌とともにそれらのホームケージに戻した。注射後24時間に食物摂取量を測定した。全ての統計は、ダネットの事後検定とともに一元配置ANOVAを用いて算出した。
結果−ペプチドホルモン類似体
図1は、本発明のペプチドホルモン類似体のアミノ酸配列を提供する表を示す(各化合物は、G番号及び類似体番号によって識別される)。また、この表は、細胞アッセイ実験の結果、ならびマウス及びラットにおける食欲抑制効果が判定された実験の結果も提供する。
「hGCGr cAMP対hGCG」という題の列は、例示的ペプチドホルモン類似体の投与後にヒトグルカゴン受容体を過剰発現するヒト胎児腎細胞またはチャイニーズハムスター卵巣細胞におけるシグナル伝達を示す。列内に提供される値は、天然グルカゴンに対するEC50比である(例えば、0.5という値は、cAMPの50%最大放出を刺激するために必要なグルカゴン類似体の濃度が、必要とされる天然グルカゴンの濃度の半分であることを示し、5という値は、cAMPの50%最大放出を刺激するために必要なペプチドホルモン類似体の濃度が、天然グルカゴンの5倍であることを示す)。「hGCGr cAMP対hGCG」という題の列に提供される数字は平均値であり、前の列(「n」と題される)は、実験が行われた回数を示す。
「hGLP−1r cAMP vs hGLP−1」という題の列は、ヒトGLP1受容体を過剰発現するヒト胎児腎細胞またはチャイニーズハムスター卵巣細胞におけるシグナル伝達を示す。列内に提供される値は、天然GLP−1に対するEC50比である(例えば、例えば、0.5という値は、cAMPの50%最大放出を刺激するために必要なペプチドホルモン類似体の濃度が、必要とされる天然GLP−1の濃度の半分であることを示し、5という値は、cAMPの50%最大放出を刺激するために必要なペプチドホルモン類似体の濃度が、天然GLP−1の5倍であることを示す)。「hGLP−1r cAMP vs hGLP−1」という題の列に提供される数字は平均値であり、前の列(「n」と題される)は、実験が行われた回数を示す。
「マウス食物摂取量の抑制」という題の表のセクションにおいて、「0〜24」及び「0〜48」という題の例は、ペプチドホルモン類似体の投与以後、示される期間(時間)中に生理食塩水と比較した食物摂取量の減少を示す。正の値は、関連期間中に、生理食塩水を投与したマウスと比較してペプチドホルモン類似体を投与したマウスによってより少ない食物が摂取されたことを示す(100という値は、何も食べなかったことを示す)。負の値は、関連期間中に、生理食塩水を投与したマウスと比較してペプチドホルモン類似体を投与したマウスによってより多くの食物が摂取されたことを示す(例えば、−5という値は、ペプチドホルモン類似体マウスが生理食塩水マウスよりも5%多い食物を摂取したことを(グラムで)示す)。0という値は、ペプチドホルモン類似体マウス及び生理食塩水マウスによって同じ量の食物が摂取されたことを示す。
「ラット食物摂取量の抑制」という題の表のセクションにおいて、「0〜24」は、ペプチドホルモン類似体の投与以後、示される期間(時間)中に生理食塩水と比較した食物摂取量の減少を示す。正の値は、関連期間中に、生理食塩水を投与したラットと比較してペプチドホルモン類似体を投与したラットによってより少ない食物が摂取されたことを示す(100という値は、何も食べなかったことを示す)。負の値は、関連期間中に、生理食塩水を投与したラットと比較してペプチドホルモン類似体を投与したラットによってより多くの食物が摂取されたことを示す(例えば、−5という値は、ペプチドホルモン類似体ラットが生理食塩水マウスよりも5%多い食物を摂取したことを(グラムで)示す)。0という値は、ペプチドホルモン類似体ラット及び生理食塩水ラットによって同じ量の食物が摂取されたことを示す。
実施例2 マウス摂取試験−ペプチドホルモン類似体
本発明のペプチドホルモン類似体(G1698[配列番号1]、生理食塩水中で再構成した500nmol/kg投与量、及びG1718[配列番号6]、生理食塩水中で再構成した200nmol/kg投与量)、比較対照化合物(G1697、生理食塩水中で再構成した500nmol/kg投与量、及び生理食塩水中で再構成したG1717、200nmol/kg投与量)、または生理食塩水(ビヒクル対照群)をマウスに皮下投与した(群サイズ4〜6匹の動物)。動物は、投与前に16時間絶食させた。48時間にわたる時間間隔で食物摂取量(グラム)を測定した。
G1697は、G1698[配列番号1]と同じアミノ酸配列を有するが、ただし、これがHis30−His31−His32であるC末端伸長アミノ酸配列を有するのに対し、G1698はHis30−His31−His32−His33であるC末端伸長アミノ酸配列を有する。
G1717は、同じアミノ酸配列を有するが、ただし、これがHis30−His31−His32であるC末端伸長アミノ酸配列を有するのに対し、G1718[配列番号6]はHis30−His31−His32−His33であるC末端伸長アミノ酸配列を有する。
図2に示すように、G1698[配列番号1]は、生理食塩水対照と比較して、本発明によるC末端伸長アミノ酸配列を有しない比較対照化合物G1697よりも強力かつ持続的な累積食物摂取量の減少を示す。同様に、図3に示すように、G1718[配列番号6]は、生理食塩水対と比較して、同様に本発明のC末端伸長配列を有しない比較対照化合物G1717よりも強力かつ持続的な累積食物摂取量の減少を示す。
実施例3 マウス摂取試験−ペプチドホルモン類似体
本発明のペプチドホルモン類似体(G1722[配列番号8]、生理食塩水中で再構成した200nmol/kg投与量)及びG1781[配列番号34](生理食塩水中で再構成した200nmol/kg投与量)、比較対照化合物(G1721、生理食塩水中で再構成した200nmol/kg投与量)及びG1779[配列番号32](生理食塩水中で再構成した200nmol/kg投与量)、または生理食塩水(ビヒクル対照群)をマウスに皮下投与した(群サイズ4〜6匹の動物)。動物は、投与前に16時間絶食させた。7日間にわたる時間間隔で食物摂取量(グラム)を測定した。
G1721は、G1722[配列番号8]と同じアミノ酸配列を有するが、ただし、これがHis30−His31−His32であるC末端伸長アミノ酸配列を有するのに対し、G1722[配列番号8]はHis30−His31−His32−His33であるC末端伸長アミノ酸配列を有する。G1779[配列番号32]は、G1781[配列番号34]と同じアミノ酸配列を有するが、ただし、これがHis30−His31−His32であるC末端伸長アミノ酸配列を有するのに対し、G1722[配列番号8]はHis30−His31−His32−His33であるC末端伸長アミノ酸配列を有する。
図4に示すように、G1722[配列番号8]は、生理食塩水対照と比較して、本発明によるC末端伸長アミノ酸配列を有しない比較対照化合物G1721よりも強力かつ持続的な体重増加の減少を示す。同様に、図5に示すように、G1781[配列番号34]は、生理食塩水対照と比較して、同様に本発明のC末端伸長配列を有しない比較対照化合物G1779[配列番号32]よりも強力かつ持続的な体重増加の減少を示す。
実施例4 ラット薬物動態試験−ペプチドホルモン類似体
ラットにおける本発明のペプチドホルモン類似体の薬物動態を7日間にわたって評価した。4匹のラットにペプチドホルモン類似体G2051[配列番号197]を皮下注射した。各注射は、10μl総体積/ラットであり、2mgのペプチド及びペプチド1分子当たり1個の亜鉛イオン(ZnCl2)を含有していた。示される時点に血液を採取し、ペプチドホルモン類似体の濃度を決定した。ペプチドレベルは、R4エキセンジン4抗体を用いたラジオイムノアッセイによって/を使用して評価した。その結果は図6に提示され、G2051[配列番号197]の血漿濃度が実験を通して一定に保たれ、血漿濃度レベルにおける初期増加または「スパイク」が観察されないことを示している。
本発明によるC末端伸長アミノ酸配列(G94、G162、G200、及びG202)を有しない比較対照化合物の薬物動態を3日間にわたって評価した。4匹のラットにペプチドホルモン類似体G2051[配列番号197]を皮下注射した。各注射は、20μl総体積/ラットであり、2mgのペプチド及びペプチド1分子当たり1個の亜鉛イオン(ZnCl2)を含有していた。示される時点に血液を採取し、比較対照化合物の濃度を決定した。R4エキセンジン4抗体を用いたラジオイムノアッセイによって/を使用して評価した。
比較対照化合物の配列は以下の通りである:
G94:His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−His−Arg−Arg−Ala−Lys−Asp−Phe−Val−Gln−Trp−Leu−Met−Asn−Thr−CONH2[配列番号309];
G162:His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Ser−Lys−Lys−Ala−Gln−Glu−Phe−Val−Gln−Trp−Leu−Leu−Asn−Thr[配列番号310];
G200:His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Ser−Lys−Lys−Ala−Gln−Glu−Phe−Val−Gln−Trp−Leu−Met−Asn−Thr−CONH2[配列番号311];
G202:His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Ser−Lys−Lys−Ala−Gln−Glu−Phe−Val−Glu−Trp−Leu−Met−Asn−Thr[配列番号312]。
その結果は図7に提示され、これらの化合物の各々に、投与後に血漿濃度レベルにおいて初期増加または「スパイク」が観察されたことを示す。