JP6790440B2 - 運転支援装置 - Google Patents
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Description
<運転支援システム1の概略構成>
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1に示す運転支援システム1は、車両に搭載されるものであり、運転支援装置10、DSM(Driver Status Monitor)20、車速センサ30、前照灯40、及びボデーECU50を含んでいる。運転支援装置10はDSM20、車速センサ30、及びボデーECU50と接続されており、ボデーECU50は前照灯40と接続されている。運転支援システム1を搭載している車両を以降では自車と呼ぶ。
続いて、図2を用いて、運転支援装置10の概略構成について説明を行う。運転支援装置10は、前方注意判定部100、状態判定部101、車速取得部102、停止距離推定部103、及び変更部104を備えている。なお、運転支援装置10が実行する機能の一部又は全部を、一つ或いは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。
続いて、図5のフローチャートを用いて、運転支援装置10でのドライバ状態に応じて灯光制御を行わせる処理(以下、灯光関連処理)の流れの一例について説明を行う。図5のフローチャートは、例えば、自車のイグニッション電源がオンになったときに開始する構成とすればよい。
実施形態の構成によれば、状態判定部101で「漫然状態」と判定した場合に前照灯40の灯光の色を変更させるので、灯光の色の変化によって漫然状態への変化をドライバに気づかせることができる。灯光の色を変更することで周囲にも、ドライバが漫然運転していることを知らせることができる。またそのような状況を避けるために漫然運転を避ける意識がドライバに働く。また、状態判定部101で「注意散漫状態」と判定した場合に前照灯40の灯光の照射距離及び照射幅を変更させるので、照射距離及び照射幅の変化によって注意散漫状態への変化をドライバに気づかせることができる。加えて、照射距離が短くなることで、ドライバは遠方への危険性を意識し、より注意して運転するようになるため、注意散漫状態が解消されやすくなる。
前述の実施形態では、状態判定部101が、注意力に関するドライバ状態をDSM20での検出結果を用いて判定する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、状態判定部101が、DSM20での検出結果以外を用いて注意力に関するドライバ状態を判定する構成としてもよい。例えば、状態判定部101が、脳波,脈波等の生体信号を計測するセンサで検出した生体信号を用いて注意力に関するドライバ状態を判定する構成としてもよい。他にも、状態判定部101が、操舵角の時系列データ等の車両信号を用いて注意力に関するドライバ状態を判定する構成としてもよい。
前述の実施形態では、ボデーECU50が、前照灯40の光軸の角度を上下方向に変更することにより、照射距離を変更する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、ボデーECU50は、前照灯40の上下方向に配列されたLEDモジュールを点灯させる数を、上側から下側に向けて減少させたり下側から上側に向けて増加させたりすることにより、照射距離を変更する構成としてもよい。
前述の実施形態では、ボデーECU50が、前照灯40の車幅方向に配列されたLEDモジュールを点灯させる数を、車幅方向の内側に向けて減少させたり外側に向けて増加させたりすることにより、照射幅を変更する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、凹面鏡を用いて光の反射角を変化させることができる前照灯40を用いることで、ボデーECU50が、この凹面鏡を用いて光の反射角を変化させることで前照灯40の照射幅を変更する構成としてもよい。
前述の実施形態では、変更部104が前照灯40の照射幅を変更させる構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、変更部104が前照灯40の照射距離は変更させるが、照射幅は変更させない構成としてもよい。
前述の実施形態では、変更部104が前照灯40の照射距離を変更させる構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、変更部104が前照灯40の照射幅は変更させるが、照射距離は変更させない構成としてもよい。この場合、変更部104は、状態判定部101で「注意散漫状態」と判定した場合に、前照灯40の照射距離がデフォルトの照射幅よりも狭くなるように変更させる構成とすればよい。
前述の実施形態では、状態判定部101で判定するドライバ状態が、「漫然状態」から「注意良好状態」に遷移した場合に、前照灯40の灯光の色を赤色から白色に復帰させる構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、「漫然状態」から「注意良好状態」に遷移したか否かに関わらず、前照灯40の灯光の色を変更させてから一定時間後に復帰させる構成としてもよい。
また、前述の実施形態では、状態判定部101で「漫然状態」と判定した場合に、前照灯40の灯光の色を赤色に変更させる構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、橙色等の赤色以外の色に変更させる構成としてもよい。また、自車の周辺環境の認識結果に応じて変更させる色を異ならせる構成としてもよい。一例としては、前方障害物までの距離が設定距離未満の場合には赤色に変更させる一方、前方障害物までの距離が設定距離よりも長いか前方障害物を未検出の場合には黄色に変更させる等すればよい。自車の周辺環境については、カメラ,ソナー,ミリ波レーダ,LIDAR等を用いて検出すればよい。さらには、状態判定部101で「注意散漫状態」と判定した場合に、前照灯40の灯光の色を変更させる構成としても構わない。
前述の実施形態では、状態判定部101が、ドライバ状態を「注意良好状態」、「漫然状態」、及び「注意散漫状態」に区分して判定する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、状態判定部101が、ドライバ状態を「注意良好状態」と「漫然状態」とに区分して判定する構成としてもよい。
また、実施形態で説明したボデーECU50の機能も運転支援装置10が備える構成としてもよい。他にも、運転支援装置10が、複数の電子制御装置からなる構成としてもよい。
Claims (10)
- 車両で用いられ、
前記車両のドライバの注意力に関するドライバ状態を判定する状態判定部(101)と、
前記車両の前照灯の点灯時において、前記状態判定部で判定したドライバ状態に応じて、前記前照灯の灯光の色、照射距離、及び照射幅の少なくともいずれかを変更させる変更部(104)とを備え、
前記状態判定部は、前記ドライバ状態として、前記ドライバの注意が前方に払われている注意状態が継続している注意良好状態と、前記ドライバの注意が前方に払われていない不注意状態が継続している漫然状態と、前記注意状態と前記不注意状態とが繰り返される注意散漫状態とを、区分して判定し、
前記変更部は、前記状態判定部で前記注意散漫状態と判定した場合に、前記前照灯の照射距離が短くなるように変更させる運転支援装置。 - 請求項1において、
前記変更部は、前記状態判定部で前記漫然状態と判定した場合に、前記前照灯の灯光の色を変更させる運転支援装置。 - 請求項2において、
前記変更部は、前記状態判定部で判定する前記ドライバ状態が、前記漫然状態から前記注意良好状態に遷移した場合、前記漫然状態と判定した場合に前記前照灯の灯光の色を変更させた速度よりもゆっくりと、前記前照灯の灯光の色を復帰させる運転支援装置。 - 請求項2又は3において、
前記変更部は、前記状態判定部で前記漫然状態と判定した場合に、前記前照灯の灯光の色を赤色に変更させる運転支援装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項において、
前記状態判定部は、前記注意状態と前記不注意状態との切り替わりが、単位時間内で所定の複数回以上発生した場合に、前記注意散漫状態と判定する運転支援装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項において、
前記変更部は、前記状態判定部で判定する前記ドライバ状態が、前記注意散漫状態から前記注意良好状態に遷移した場合、前記注意散漫状態と判定した場合に前記前照灯の照射距離が短くなるように変更させた速度よりもゆっくりと、前記前照灯の照射距離を復帰させる運転支援装置。 - 請求項1〜6のいずれか1項において、
前記車両の車速を取得する車速取得部(102)を備え、
前記変更部は、前記状態判定部で前記注意散漫状態と判定して前記前照灯の照射距離が短くなるように変更させる場合に、前記車速取得部で取得する車速が大きいほど前記照射距離が長くなるように変更させる運転支援装置。 - 請求項7において、
前記車速取得部で取得した車速に応じた前記車両の停止距離を推定する停止距離推定部(103)を備え、
前記変更部は、前記状態判定部で前記注意散漫状態と判定して前記前照灯の照射距離が短くなるように変更させる場合に、前記停止距離推定部で推定する停止距離よりも前記照射距離が長くなるように変更させる運転支援装置。 - 請求項1〜8のいずれか1項において、
前記変更部は、前記状態判定部で前記注意散漫状態と判定して前記前照灯の照射距離が短くなるように変更させる場合に、前記前照灯の照射幅が広くなるように変更させる運転支援装置。 - 請求項9において、
前記変更部は、前記状態判定部で前記注意散漫状態と判定して前記前照灯の照射距離が短くなるように変更させる場合に、前記照射距離と前記前照灯の照射幅とが反比例するように前記照射幅を変更させる運転支援装置。
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