JP6790740B2 - Vending machine product unloading device - Google Patents
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Description
この発明は、自動販売機の商品搬出装置に関するものである。 The present invention relates to a product unloading device for a vending machine.
缶入り飲料,ペットボトル入り飲料などの商品を販売する自動販売機は断熱筐体としてなる本体キャビネットの商品収納庫内に前記商品をコールド,ホット状態に区分して保存し、外扉のディスプレイ室内に複数の商品見本を左右に並べて展示し、前記商品見本に対応して設けられた商品選択ボタンの操作に基いて選択された商品を販売するように構成されている。この種の自動販売機について図18を用いて説明する。 Vending machines that sell products such as canned beverages and PET bottled beverages store the products in the product storage of the main cabinet, which serves as a heat insulating housing, in cold and hot states, and store them in the display room of the outer door. A plurality of product samples are displayed side by side, and the products selected based on the operation of the product selection button provided corresponding to the product samples are sold. This type of vending machine will be described with reference to FIG.
この自動販売機は、図18に示すように、前面が開口した本体キャビネット100と、本体キャビネット100の前面にヒンジにより開閉可能に支持された外扉160とを備え、前記本体キャビネット100は鋼板製の外箱の内側に上壁,左右側壁,背壁および底壁110にウレタンフォームからなる断熱ボードを配設して断熱筐体として構成されている。前記本体キャビネット100の断熱ボードで囲まれた商品収納庫内は断熱仕切板120により左右方向に複数の商品収納室130,140,150に区画されている。前記各商品収納室130,140,150には、この例ではサーペンタイン方式と呼ばれる蛇行した商品収納通路を有する商品収納ラック180がそれぞれ収設されている。前記本体キャビネット100の前面に開閉可能に支持された外扉160と本体キャビネット100における商品収納庫の前面との間には断熱製の内扉170が配設され、この例では内扉170が上下に分割されている。下部側の内扉170には各商品収納室130,140,150の商品収納ラック180から払い出された商品を送出するシュート190と対峙する位置に搬出扉170aを有する商品搬出口が設けられている。前記搬出扉170aは上端を軸支されて垂下するとともに自重により商品搬出口を閉塞して冷気若しくは暖気の流出を防止しており、シュート190を介して搬出される商品により押し開かれ、当該商品を外扉160の商品取出口160aに送出するように形成されている。なお、前記外扉160の前面の上部域は商品見本を展示する透明板で覆われたディスプレイ室として形成され、前記透明板の前面には商品選択ボタンユニットが設けられ、商品選択ボタンユニットには展示された商品見本に対応して設けられた商品選択ボタンを有している。また、外扉160の前面には硬貨投入口、紙幣挿入口、硬貨返却口、返却レバー、商品取出口、ハンドルロックなどが設けられている。
As shown in FIG. 18, this vending machine includes a
前記商品収納ラック180は、図19に示すように、平板状の薄板鋼板からなる左右一対のラック側板181,181、このラック側板181,181に上下方向に半ピッチずらして向かい合わせに架設した前後一対の湾曲状レールセグメント列182の間に画成された前後複数列(図では5列)の蛇行状の商品収納通路(商品コラム)183、本体キャビネット100の前面開口に形成された商品投入口SL(図18参照)と2列目以降の商品収納通路183の上端入口とを連係するトップトレイ184、前記それぞれの商品収納通路183の下端出口に配設された商品搬出装置200、この商品搬出装置200と商品収納通路183を挟んで対向配置された出口調整板290とからなる。前記商品収納ラック180は、この例では2列の商品収納通路183を備えた前段側の商品収納ラック180a、および3列の商品収納通路183を備えた後段側の商品収納ラック180bからなるものであり、各商品収納ラック180a,180bの左右一対のラック側板181,181の上端に架設されたラック側フック金具811,811を商品収納庫の天井に敷設された本体側フック金具(不図示)に係止固定される。
As shown in FIG. 19, the
前記それぞれの商品収納通路183の下端出口に配設された商品搬出装置200は、それぞれ同一構成になり、2列目および4列目の商品収納通路183に臨む商品搬出装置200を図20に示す。この商品搬出装置200は、図20に示すように、上下左右のフランジ210a〜210dにより薄い箱形に形成され、板面に形成された矩形の開口部211の左右縁部に開口フランジ211a,211bを有する基板210と、この基板210における開口部211の左右縁部に形成した開口フランジ211a,211bに架設された回動軸300により商品収納通路183に出没自在に軸支され、販売順位一番の商品(販売商品)を保持する態様で前記商品収納通路183に突出する突出位置と前記販売商品の保持を解放する態様で前記商品収納通路183から退避する退避位置との間を移動可能に設けた第1ストッパ部材220と、前記基板210の開口フランジ211a,211bに架設された回動軸400により商品収納通路183に出没自在に軸支され、前記商品収納通路183から退避する退避位置に向けて付勢され、前記販売商品に続く販売順位二番の商品(次販売商品)を保持する態様で前記商品収納通路183に突出する突出位置に移動可能に設けた第2ストッパ部材230と、前記第1ストッパ部材220および第2ストッパ部材230を突出位置と退避位置とに移動させる下部リンクピン261,上部リンクピン262を設けたリンク機構260と、前記リンク機構260を駆動する駆動手段としてのソレノイド250と、売切検出機構270と、前記ソレノイド250および売切検出機構270のそれぞれのリード線290をガイドし、基板210の左フランジ211cと開口フランジ211aとの間の配線スペースに装着された配線ガイド280とを有している。配線ガイド280は横断面コ字状に形成された合成樹脂製になる。
The
前記基板210の開口部211の左右方向の略中央位置には開口部211の上縁と下縁に跨って軸受部材240が架設されている。この軸受部材240は、第1ストッパ部材220および第2ストッパ部材230の回動軸300,400の中央部を支持するとともに下部リンクピン261,上部リンクピン262の一端(図20では右端)を支持する。下部リンクピン261,上部リンクピン262の他端は、開口フランジ211aに支持されている。下部リンクピン261,上部リンクピン262の両端は、軸受部材240および開口フランジ211aにそれぞれ下部リンクピン261,上部リンクピン262に対応して上下方向に延在する態様で設けた長穴に挿通して上下方向に摺動自在に支持されている。前記回動軸300,400および下部リンクピン261,上部リンクピン262は、軸部の径よりも大きな径のヘッダーを有する中実の円柱形軸状部材として形成されている。そして、基板210の左フランジ210cにおける前記回動軸300,400および下部リンクピン261,上部リンクピン262に対応する位置には各軸状部材のヘッダーより大きな径の穴(不図示)が形成されており、基板210の左フランジ210cの外側から前記穴を通して円柱形軸状部材を組み付けたうえで基板210に配線ガイド280を装着することにより配線ガイド280の側壁と開口フランジ211aとの間に円柱形軸状部材のヘッダーを位置させることにより円柱形軸状部材の抜け止めが施される(例えば、特許文献1)。
A
この商品搬出装置200は、前記ソレノイド250の励磁・釈放によりリンク機構260に設けた下部リンクピン261,上部リンクピン262を上昇・下降させて第1ストッパ部材220および第2ストッパ部材230を商品収納通路183に交互に出没させ、次販売商品を第2ストッパ部材230で保持したうえで販売商品を払い出すように構成されている。
The
前記商品搬出装置200は、基板210の左右フランジ210c,210dの上下部位にラック側板181,181に架設されたピン部材P,Pと係合する係合部210cc,210ddを設け、また、基板210の上フランジ210aに上部側のピン部材Pに係合する係合片210aaを設ける一方、基板210の下フランジ210b側に合成樹脂製のホルダー245を設け、ホルダー245を下部側のピン部材Pに係合・離脱させることにより商品収納ラック180a,180bに着脱自在に装着されるとともに前後に隣接する商品収納通路183、図19の例では第1,2列および第3,4列の商品収納通路183,183に対して2個の商品搬出装置200,200を背中合わせに抱き合わせた状態で商品収納ラック180a,180bに取付けられる。このように2個の商品搬出装置200,200を背中合わせに抱き合わせた場合、基板210の上下左右のフランジ210a〜210dよりも背の高い部品である軸受部材240,ソレノイド250,リンク機構260が互いに干渉することがないようにそれぞれの部品を基板210の中央より左右のいずれか一方に片寄せて配設し、背中合わせに抱き合わせた際における商品搬出装置200,200の薄型化・軽量化が図られている。
The
また、商品搬出装置200の軽量化を図るため、中実の円柱形軸状部材からなる回動軸300,400を中空の円筒形軸状部材により形成したものが知られている(例えば、特許文献2参照)。前記特許文献2に記載された発明においては、第1ストッパ部材220,第2ストッパ部材230を回動自在に軸支する回動軸300,400を、矩形状の金属板をカーリング加工により形成した中空の円筒形軸状部材としたものである。このように、回動軸300,400を円筒形軸状部材、さらには下部リンクピン261,上部リンクピン262を円筒形軸状部材とすれば商品搬出装置200の軽量化を図ることができる。
Further, in order to reduce the weight of the
ところで、回動軸300,400や下部リンクピン261,上部リンクピン262などの円柱形軸状部材は特許文献1にも開示されているように径外方向に膨出するヘッダーを備えている。このようなヘッダー付きの円柱形軸状部材を中空の円筒形軸状部材として形成する場合、ヘッダーを漏斗状に形成するのが一般的である。ところが、ヘッダーを漏斗状に形成した場合、配線ガイド280の側壁に対峙するところの、ヘッダーの端面に金属板の端縁の鋭利な角部が突出することとなる。前述したように配線ガイド280は、ヘッダー付きの円柱形軸状部材を基板210に組み付けた後に基板210の配線スペースに装着されるのであるが、配線ガイド280の装着の際に配線ガイド280の側壁が円柱形軸状部材のヘッダーの端面の鋭利な角部に当接した状態で装着されると前記鋭利な角部がナイフエッジとして配線ガイド280の側壁を傷付けることとなる。また、下部リンクピン261,上部リンクピン262は上下方向に摺動自在に構成されており、下部リンクピン261,上部リンクピン262がヘッダーの端面の鋭利な角部が配線ガイド280の側壁に当接した状態で上下方向に移動する場合、或いは下部リンクピン261,上部リンクピン262が上下方向に移動する際にそのヘッダーの端面の鋭利な角部が配線ガイド280の側壁に当接した場合には配線ガイド280の側壁が前記鋭利な角部に削られて削り屑が発生する。商品搬出装置200には、例えば、第1ストッパ部材220,第2ストッパ部材230が円滑に回動するように回動軸300,400との間に潤滑油が塗布されており、前記削り屑が潤滑油に付着すると潤滑油の機能が損なわれるというおそれがある。さらに、前記削り屑が商品に付着して販売された場合には自動販売機の信用を失墜させてしまうこととなる。なお、円柱形軸状部材のヘッダーの端面の角部を削ることも考えられるが、切削面が鏡面となるように研磨、若しくはコーティング剤を塗布して相手側部材との摺動を妨げないようにせねばならないので手間がかかるという課題を有する。
By the way, the cylindrical shaft-shaped members such as the
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、相手側部材を傷付けることのないヘッダー付き円筒形軸状部材を用いた自動販売機の商品搬出装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above, and its object is to solve the above problems, an article conveying device for the automatic vending machine using the name has headed cylindrical shaft-like member of damaging the mating member To provide.
上記目的を達成するために請求項1に係る発明は、上下方向に延在する商品収納通路に商品を横倒し姿勢で積み重ねて収納する商品収納ラックに搭載された自動販売機の商品搬出装置であって、前記商品搬出装置は、商品収納通路に通じる開口部を有する基板と、販売順位一番の商品(販売商品)を保持する態様で前記商品収納通路に突出する突出位置と前記販売商品の保持を解放する態様で前記商品収納通路から退避する退避位置との間を移動可能なように当該基板に保持された回動軸に回動自在に支持された第1ストッパ部材と、販売順位二番の商品(次販売商品)を保持する態様で前記商品収納通路に突出する突出位置と前記商品収納通路から退避する退避位置との間を移動可能なように当該基板に保持された回動軸に回動自在に支持された第2ストッパ部材と、前記第1ストッパ部材および第2ストッパ部材を突出位置と退避位置とに移動させる下部リンクピンおよび上部リンクピンを支持するリンク機構と、前記リンク機構を駆動する駆動手段とを備え、前記駆動手段の駆動によりリンク機構を介して第1ストッパ部材および第2ストッパ部材を商品収納通路に交互に出没させてなる自動販売機の商品搬出装置において、前記第1ストッパ部材と第2ストッパ部材のそれぞれの回動軸、または下部リンクピン若しくは上部リンクピンの、少なくとも一つを、短冊状の鋼板の短辺側の一端に径外方向に膨出するヘッダーを備えたヘッダー付き円筒形軸状部材であって、首の長い下が径外方向に膨出し、当該径外方向に膨出した底が開口したフラスコ容器の態様をなすところの、長い胴部とリング状に径外方向に膨出したヘッダーおよび前記ヘッダーの頭頂側にヘッダーの径よりも小さい径の開口部を有してなり、前記開口部の開口端縁をリング状のヘッダーの内側に窪ませてなるヘッダー付き円筒形軸状部材としたことを特徴とする。
In order to achieve the above object, the invention according to
本発明の請求項1に係る自動販売機の商品搬出装置によれば、上下方向に延在する商品収納通路に商品を横倒し姿勢で積み重ねて収納する商品収納ラックに搭載された自動販売機の商品搬出装置であって、前記商品搬出装置は、商品収納通路に通じる開口部を有する基板と、販売順位一番の商品(販売商品)を保持する態様で前記商品収納通路に突出する突出位置と前記販売商品の保持を解放する態様で前記商品収納通路から退避する退避位置との間を移動可能なように当該基板に保持された回動軸に回動自在に支持された第1ストッパ部材と、販売順位二番の商品(次販売商品)を保持する態様で前記商品収納通路に突出する突出位置と前記商品収納通路から退避する退避位置との間を移動可能なように当該基板に保持された回動軸に回動自在に支持された第2ストッパ部材と、前記第1ストッパ部材および第2ストッパ部材を突出位置と退避位置とに移動させる下部リンクピンおよび上部リンクピンを支持するリンク機構と、前記リンク機構を駆動する駆動手段とを備え、前記駆動手段の駆動によりリンク機構を介して第1ストッパ部材および第2ストッパ部材を商品収納通路に交互に出没させてなる自動販売機の商品搬出装置において、前記第1ストッパ部材と第2ストッパ部材のそれぞれの回動軸、または下部リンクピン若しくは上部リンクピンの、少なくとも一つを、短冊状の鋼板の短辺側の一端に径外方向に膨出するヘッダーを備えたヘッダー付き円筒形軸状部材であって、首の長い下が径外方向に膨出し、当該径外方向に膨出した底が開口したフラスコ容器の態様をなすところの、長い胴部とリング状に径外方向に膨出したヘッダーおよび前記ヘッダーの頭頂側にヘッダーの径よりも小さい径の開口部を有してなり、前記開口部の開口端縁をリング状のヘッダーの内側に窪ませてなるヘッダー付き円筒形軸状部材としたことにより、円筒形軸状部材におけるヘッダーの開口端縁となるところの、素材である鋼板の短辺側一端における端縁の角部がリング状のヘッダーの内側に位置し、当該ヘッダーの開口端縁の角部がヘッダーの外側に突出することがないので、ヘッダーの先端(頭頂)に当接する相手側部材(配線ガイド)が当該ヘッダーの開口端縁の角部によって削られるおそれがなく、また、円筒形軸状部材のヘッダーと相手側部材(配線ガイド)とが当接した状態でも円筒形軸状部材をスムーズに摺動移動させることができるものであり、さらに、自動販売機の商品搬出装置を軽量化することが可能となる。
According to the product unloading device of the vending machine according to
以下、本発明の実施の形態の自動販売機の商品搬出装置を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、商品搬出装置の正面および背面とは、商品収納通路183(図19参照)に臨む面および商品収納通路183とは反対側の面を指し、第1ストッパ部材および第2ストッパ部材の表面および裏面とは、それぞれ退避位置に移動した際における商品収納通路183に臨む面および商品収納通路183と反対側の面を指す。
Hereinafter, the product unloading device of the vending machine according to the embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. The front and back surfaces of the product unloading device refer to the surface facing the product storage passage 183 (see FIG. 19) and the surface opposite to the
図1乃至図5に示すように、商品搬出装置10は、薄板鋼板製になる矩形平板状の基板1を備えている。この基板1の左右フランジ1c,1d(図4参照)の上下部には、ラック側板181,181(図19参照)に架設されたピン部材P,P(図20参照)と係合する係合部1cc,1ddを設け、また、基板1の上フランジ1aに上部側のピン部材Pに係合する係合片1aaを設ける一方、基板210の下フランジ1bに後述するホルダー55を係止し、ホルダー55を下部側のピン部材Pに係合・離脱させるように構成されている点は従来装置と同一である。
As shown in FIGS. 1 to 5, the
前記基板1の下半領域には、基板1の左右の幅に対して比較的狭い開口部11(図3参照)と、この開口部11の左右に隣接して閉鎖部1A,1Aが設けられ、基板1の上半領域の左右中央位置には開口部12(図3参照)が設けられている。前記開口部11は左右に延在する延在部11a,11aが形成された上部領域を除いて略矩形状をなしている。また、基板1における前記閉鎖部1A,1Aの下方領域には後述する第1ストッパ部材2が格納される凹部1B,1Bが形成され、凹部1B,1Bと開口部11との間に壁はなく、凹部1B,1Bの空間と開口部11とは連通している。また、基板1には前記開口部11の上縁と下縁との間に架設される態様の軸受部4が一体に設けられている。この軸受部4は、基板1の中央よりも左右方向の何れか一方(図1の場合には右側方向であり、図2の場合には左側方向)に片寄った位置に設けられており、2個の商品搬出装置10を背中合わせに抱き合わせた際に両者の軸受部4が干渉することがないように構成されている。また、基板1には、開口部11の上方の位置に商品収納通路183側に突出するガイド突起13が設けてある。
In the lower half region of the
前記基板1の背面には、図2に示すように、第1ストッパ部材2および第2ストッパ部材3が軸支されるとともに駆動手段としてのソレノイド5、リンク機構6、回動ストッパ7、売切検出機構8、配線ガイド9が配設され、前記基板1の正面には商品収納通路183に臨んで閉鎖板15が配設されている。前記ソレノイド5、リンク機構6、回動ストッパ7は、軸受部4と同様に基板1の中央よりも左右方向の何れか一方(図1の場合には右側方向であり、図2の場合には左側方向)に片寄せて配置されている。
As shown in FIG. 2, the
前記軸受部4は、基板1の開口部11の上縁と下縁との間に架設されている。軸受部4はリンク機構6、回動ストッパ7に関わる各軸(後述)の一方端を支持するとともに第1ストッパ部材2,第2ストッパ部材3に関わる各軸(後述)の中央部を支持し、各軸の他方端は基板1の開口部11の左縁に基板1の背面側に突出して形成された開口フランジ11B(図4参照)により支持されている。なお、軸受部4と開口フランジ11Bとにおける上記各軸を支持する構成はほぼ対称の構成であるので、以下の説明では、軸受部4について説明した後に開口フランジ11Bに係る構成について説明する。
The bearing
前記軸受部4は、基板1に一体に形成された軸受保持部40とこの軸受保持部40に装着された合成樹脂製の軸受部材50とからなる。図3および図4では基板1に一体に形成された軸受保持部40に軸受部材50を装着した状態を示し、図5では軸受保持部40から軸受部材50を取り外した状態を示している。前記軸受保持部40は、基板1における開口部11を形成する際に、その開口部11を左右に分断するように基板1の板面の一部を残して基板1に一体に形成されたものであり、背面側への押し出しによって前記開口部11における上縁と下縁に跨って架設される態様で橋梁状に形成されている。
The bearing
前記軸受保持部40は、橋梁の橋脚に相当する結合腕41A,41B(図3,図4参照)を介して基板1に形成された開口部11における上縁と下縁とに一体的に連結され、橋桁部分が基板1の平板面により背面側に浮き上がるように形成されている。また、橋桁部分は、その左右両側を背面側に折り曲げて係止フランジ41,41(図5も参照)が形成され、橋桁部分の下半領域が横断面コ字状に形成される一方、上半領域がコ字状の底面側を切除して開放する態様で係止フランジ41,41のみとなしている。前記係止フランジ41,41の上半領域には背面側に凹状の切欠411,411を設け、係止フランジ41,41の下半領域には上下方向に延在する長穴412,412を設けている。また、係止フランジ41,41には上下方向のほぼ中央位置に2個の支軸穴42,43を離隔して設けている。さらに、係止フランジ41,41の下方位置にも軸穴44が設けられている。
The
前記軸受部4を構成する軸受部材50は、合成樹脂の成形品になり、図5に示すように、軸受保持部40と同一の横断面コ字状を呈するとともにホルダー55が一体に設けられている。前記軸受部材50は、軸受保持部40よりも一回り小さい外郭寸法に形成されており、軸受保持部40の係止フランジ41,41の間に嵌め込まれるように構成されている。前記軸受部材50のコ字状両脚片は軸受片51,51として形成され、この軸受片51,51の上方域には上下方向に延在する長穴511,511を設け、軸受片51,51の下方域には一方の軸受片51(図5の場合には左側の軸受片)に上下方向に延在する長穴512を設けている。前記長穴511,511と長穴512は、前述した係止フランジ41,41に設けた凹状の切欠411,411と長穴412,412に対応している。また、軸受片51,51の外壁には外方へ突出する複数の係止突起513を設けている。前記係止突起513は、背面側(軸受片51,51の自由端側)に向うに従って厚みが漸増する楔状をなしている。さらに、軸受片51,51には上下方向のほぼ中央位置に2個の支軸穴52,53を離隔して設けている。さらに、軸受片51,51の下方位置にも軸穴54,54が設けられている。
The bearing
前記軸受部材50に一体に設けられたホルダー55は、周知のとおり、商品収納ラック180に架設された下方のピン部材P(図20参照)に係合(若しくは離脱)して商品搬出装置10を商品収納ラック180に取付ける(若しくは商品収納ラック180から取り外す)ものである。このホルダー55は、従来例では軸受部材50とは別ピースとして形成されて基板1に係止固定されていたものであるが、この実施の形態では合成樹脂の成形品として軸受部材50に一体に設けている。このホルダー55は、前記ピン部材Pに係合・離脱するフック片56と、基板1の下フランジ1bと開口部11の下フランジ11Dとの間に圧入される圧入部57と、基板1の下フランジ1bに開口して設けた係止孔1b1に嵌合する突起片58からなる。前記ホルダー55のフック片56には下方に延在する摘み片561が設けられている。また、突起片58は圧入部57の下縁から下方に延在して形成されている。
As is well known, the
前記軸受部材50は次のように軸受保持部40に組付けられる。すなわち、図6に示すように、先ず、軸受部材50に一体に形成されたホルダー55を基板1に固着する。図6は、ホルダー55を基板1に固着した状態を示しているが、ホルダー55を基板1に固着する際、ホルダー55が基板1に近接する一方、軸受部材50の上部が基板1から離隔するように軸受部材50を傾斜させた状態でホルダー55の突起片58を基板1の下フランジ1bに設けた係止孔1b1に差し込む。ホルダー55の突起片58を係止孔1b1に差し込んだ状態で圧入部57の上部を基板1の開口部11における下フランジ11Dの下方に押し込む。これにより圧入部57の上下端部が互いに接近するように撓んで圧入部57が基板1の下フランジ1bと開口部11の下フランジ11Dとの間に圧入され、ホルダー55が基板1に係止固定される。これと同時、つまり、圧入部57を基板1の下フランジ1bと開口部11の下フランジ11Dとの間に圧入する際、ホルダー55に一体の軸受部材50を軸受保持部40の係止フランジ41,41の間に嵌め込む。この場合、軸受部材50の軸受片51,51の外壁に設けた複数の係止突起513が軸受保持部40の係止フランジ41,41に当接すると嵌め込みの抵抗となるが、その抵抗に打ち勝つ力で押し込むと軸受片51,51が互いに接近するように撓むので、軸受部材50を軸受保持部40に嵌め込むことができる。このように、軸受片51,51が互いに接近するように撓ませつつ押込みを継続すると、軸受片51,51に設けた複数の係止突起513が軸受保持部40の係止フランジ41,41に設けた凹状の切欠411,411および長穴412,412に到達する。これにより軸受片51,51が元の状態に復元して複数の係止突起513が切欠411,411および長穴412,412の縁部に係合し、軸受部材50は軸受保持部40に係止固定される。
The bearing
前記開口部11の左縁に形成された開口フランジ11B(図4参照)には、前記軸受部材50の軸受片51,51に設けた長穴511,511と長穴512に対応する上下方向に延在する一対の長穴11B11,11B12を設けている。また、前記開口フランジ11Bには、前記軸受片51,51に設けた支軸穴52,53と軸穴54に対応して、上下方向のほぼ中央の位置に2個の支軸穴11B1,11B2を離隔して設け、下方位置に軸穴11B3を設けている。前記開口部11の右縁に形成された開口フランジ11Aの上下方向のほぼ中央の位置には、前記開口フランジ11Bの2個の支軸穴11B1,11B2と同様に2個の支軸穴11A1,11A2を設けている。
The
前記軸受部材50の軸受片51,51に設けた長穴511,511と前記開口部11の左縁に形成された開口フランジ11Bに設けた長穴11B11は、リンク機構6に支持された上部リンクピン61(図2参照)を上下方向にスライド移動可能に支持する一方、前記軸受部材50の軸受片51,51に設けた長穴512と前記開口部11の開口フランジ11Bに設けた11B12は、リンク機構6に支持された下部リンクピン62(図2参照)を上下方向にスライド移動可能に支持するものである。なお、前記軸受保持部40の係止フランジ41,41に設けた長穴412,412は、前記軸受部材50の軸受片51,51に設けた長穴512よりも一回り大きく形成され、また、前記軸受保持部40の係止フランジ41,41に設けた凹状の切欠411,411も前記軸受部材50の軸受片51,51に設けた長穴511,511よりも一回り大きく切り欠かれて上部リンクピン61,下部リンクピン62と接触しないように構成されている。
The
また、前記軸受保持部40の係止フランジ41,41に設けた支軸穴42,42、前記軸受部材50の軸受片51,51に設けた支軸穴52,52、前記基板1における開口部11の開口フランジ11Aに設けた支軸穴11A1および開口フランジ11Bに設けた支軸穴11B1は、第2ストッパ部材3の回動軸30(図2参照)を支持する一方、前記係止フランジ41,41に設けた支軸穴43,43、前記軸受片51,51に設けた支軸穴53,53、前記開口部11の開口フランジ11Aに設けた支軸穴11A2およびフランジ11Bに設けた支軸穴11B2は、第1ストッパ部材2の回動軸20(図2参照)を支持している。また、係止フランジ41,41に設けた軸穴44,44、前記軸受片51,51に設けた軸穴54,54、前記開口フランジ11Bに設けた軸穴11B3は、回動ストッパ7の回動軸70(図2参照)を支持している。なお、前記開口フランジ11Bの長穴11B11,11B12にはヘミング加工により溝周縁にダブルホールドを施し、また、前記係止フランジ41,41の支軸穴42,43および軸穴44と、開口フランジ11Aの支軸穴11A1,11A2と、開口フランジ11Bの支軸穴11B1,11B2および軸穴11B3にはバーリング加工を施して、上部リンクピン61,下部リンクピン62や回動軸20,30,70との摩擦を低減するように構成されている。
Further, support shaft holes 42, 42 provided in the locking
前記リンク機構6は、上下方向に延在する鋼板製のリンク部材60を備え、駆動手段としてのソレノイド5のプランジャー5Aに連結されている。ソレノイド5は基板1の背面側の左右一方側に片寄せた位置にねじにより固定されている。リンク部材60は、図7に示すように、その上端に前記ソレノイド5のプランジャー5Aの係合穴に係止される連結部66が形成されている。また、リンク部材60には、上部リンクピン61が貫通する係合穴63aを有する左右一対の上係合部63を設けている。この上係合部63はリンク部材60の上下動作に連動して上部リンクピン61を上下方向に移動させるものである。さらに、リンク部材60の下端には、下部リンクピン62が貫通する係合穴64aを有する左右一対の下係合部64を設けている。この下係合部64はリンク部材60の上下動作に連動して下部リンクピン62を上下方向に移動させるものである。前記下係合部64の中間位置には切欠65が形成されている。この切欠65は捻りコイルばねからなる復帰ばね66(図2参照)の一方を下部リンクピン62に係合させる際の逃げ穴として構成されている。前記復帰ばね66の他方(下方)は後述する回動ストッパ7の回動軸70に係止されている。
The
ここで、上部リンクピン61および下部リンクピン62は、中空の円筒体からなる胴部61a,62aと、この胴部61a,62aの一端に形成した径外方向に膨出するヘッダー61b、62bと、前記胴部61a,62aの他端に形成したテーパー部61c,62cとを備え、短冊状の鋼板の長辺側の両端を突き合わせる態様でカーリングしてなり、首の長い下が径外方向に膨出し、当該径外方向に膨出した底が開口したフラスコ容器の態様を成すヘッダー付き円筒形軸状部材からなるものである。上部リンクピン61および下部リンクピン62に採用したヘッダー付き円筒形軸状部材の構成については、後述する図15および図16で説明することとし、ここでは上部リンクピン61および下部リンクピン62の機能について説明する。
Here, the
前記上部リンクピン61および下部リンクピン62の基板1への組付けは、リンク部材60の連結部66を、図2に示したソレノイド5のプランジャー5Aの下方に潜り込ませてプランジャー5Aの係合穴に差し込んだうえでリンク部材60を、基板1の開口部11(図4参照)の左縁に形成した開口フランジ11Bと軸受部4との間に配設する。この状態で、上部リンクピン61(下部リンクピン62)を、図4に示した基板1の左フランジ1cの外側から当該左フランジ1cに形成した丸穴1c61(切欠き1c62)に上部リンクピン61(下部リンクピン62)の一端のテーパー部61c(62c)を差し込む。次いで、上部リンクピン61(下部リンクピン62)を基板1の開口フランジ11Bに形成した長穴11B11(11B12)を介してリンク部材60の係合穴63a(64a)、軸受保持部40に保持された軸受部材50の長穴511(512)の順に挿通させる。そして、上部リンクピン61(下部リンクピン62)に設けたヘッダー61b,62bが基板1の開口フランジ11Bに当接するまで差し込むことにより、上部リンクピン61(下部リンクピン62)がリンク部材60の上係合部63(下係合部64)に支持された状態で基板1に組付けられる。なお、上部リンクピン61および下部リンクピン62のヘッダー61b,62bは、基板1の開口部11の左側に隣接して設けられた閉鎖部1Aに装着される配線ガイド9(図2参照)により抜け止めが施される。
In assembling the
前記第1ストッパ部材2は、図8に示すように、平板状で周縁に裏面側に折り曲げたれた金属板21の裏面に樹脂(たとえば、ポリアセタール)製の軸受台23を備えて構成されている。この前記第1ストッパ部材2は、図2に示すように、基板1の開口部11の左右両縁に形成した開口フランジ11A,11B(図4参照)の間に介在してあり、回動軸20に回動可能に支持されている。第1ストッパ部材2は、回動軸20を中心として回動し、基板1の開口部11から商品収納通路183に突出する突出位置と、開口部11を閉塞する態様で商品収納通路183から退く退避位置との間に移動可能である。回動軸20には、捻りコイルばね20a(図2参照)が巻装してある。第1ストッパ部材2は、捻りコイルばね20aの弾性付勢力によって突出位置に向けて常に付勢されており、突出位置においてその表面(上面)が商品G(図12参照)を保持する保持部として形成されている。
As shown in FIG. 8, the
前記第1ストッパ部材2における金属板21には軸挿通穴22aを有する左右一対の軸支部22,22が突出形成され、左右一対の軸支部22,22は金属板21(基板1)の幅よりも狭い幅に定められている。言い換えれば、金属板21(第1ストッパ部材2の保持部)は左右一対の軸支部22,22よりも基板1の左右の縁部近傍まで延在する延在部21A,21Aを備えているものである。この延在部21A,21Aは、第1ストッパ部材2が退避位置に退避した際、基板1の開口部11の左右に隣接する凹部1Bに格納される。前記軸支部22の軸挿通穴22aは、回動軸20を挿通するためのものである。なお、図8における右方の軸支部22に近接して軸支部22が並設されて補強されている。
A pair of left and right
前記金属板21に形成した係止爪21aにより金属板21に係止された軸受台23には、左右一対のガイド突起24,24が設けられ、これらのガイド突起24,24にはそれぞれ異形溝25,25が設けられている。この異形溝25,25は、後述する回動ストッパ7のロックピン71の端部を摺動させ、このロックピン71を介して第1ストッパ部材2と回動ストッパ7とが連動するように、ロックピン71の動作範囲を規制するために形成したものである。すなわち、この異形溝25,25は、ロックピン71のロック位置を定める小径溝部25aと、ロックピン71のロック位置以外の動作範囲を定める大径溝部25bとから形成されている。また、軸受台23の軸支部26には、金属板21に形成した左右一対の軸支部22,22の軸挿通穴22a,22aと同一軸線上に位置して回動軸20を挿通するための軸穴(不図示)が設けられている。さらに、左右一対のガイド突起24,24にも回動軸20を挿通するための軸穴24aが設けられている。なお、軸支部26の外周に設けた一対のガイド突起部26a,26aは、リンク部材60の両側を挟むように形成され、リンク部材60の上下方向の動作が左右方向にずれないように案内するためのものである。
A pair of left and right guide protrusions 24, 24 are provided on the
前記回動軸20の基板1への組付けは、第1ストッパ部材2を基板1の開口部11(図4参照)の左右側縁に形成した開口フランジ11A,11Bの間に位置させるとともに第1ストッパ部材2の軸挿通穴22aを軸受部4の支軸穴43と前記基板1の開口フランジ11Aに設けた支軸穴11A2に対峙する態様で配設した上で、基板1の左フランジ1cの外側から当該左フランジ1cに形成した丸穴1c20に回動軸20の一端を差し込む。次いで、回動軸20を基板1の開口フランジ11Bに形成した支軸穴11B2を介して軸受部4の支軸穴43、第1ストッパ部材2の軸挿通穴22a、基板1の開口フランジ11Aに設けた支軸穴11A2の順に挿通させる。そして、回動軸20の長さは、基板1の板面を切り起こして形成されたストッパ片1A20と基板1の開口フランジ11Bの支軸穴11B2に跨る長さに定められているので、回動軸20一端が基板1に設けたストッパ片1A20に当接するまで差し込むことにより、回動軸20が第1ストッパ部材2を支持した状態で基板1に組付けられる。また、回動軸20の他端は、基板1の開口部11の左側に隣接して設けられた閉鎖部1Aに装着される配線ガイド9(図2参照)により抜け止めが施される。
In assembling the rotating
前記回動ストッパ7は、図2に示すように、上記軸受部4と開口部11の開口フランジ11Bとの間に介在され、上記回動軸70に回動可能に支持してある。回動ストッパ7は、回動軸70を中心として回動して、基板1の開口部11から商品収納通路183に突出する突出位置と、開口部11を閉塞する態様で商品収納通路183から退く退避位置との間に移動可能に設けてある。回動軸70には、図には明示されていないが捻りコイルばねが巻装してある。回動ストッパ7は、捻りコイルばねの弾性付勢力によって突出位置に向けて常に付勢されている。回動ストッパ7は、商品収納通路183の内側に突出する先端部において左右側方に延出するロックピン71(図12乃至図14も参照)を備えている。このロックピン71は、両端部が第1ストッパ部材2の軸受台23における左右一対のガイド突起24,24に設けた異形溝25に係合する。
As shown in FIG. 2, the
前記回動ストッパ7は、図9に示すようにピン挿通穴7a,7bを備えてなる。このピン挿通穴7a,7bは、回動軸70,ロックピン71を挿通するためのものである。ロック溝7cは、下部リンクピン62を係合させて回動ストッパ7の回動をロックするためのものである。また、回動ストッパ7の傾斜摺動面7dは、回動ストッパ7の回動時に下部リンクピン62が摺動するように形成したものである。
As shown in FIG. 9, the
前記回動ストッパ7は、下部リンクピン62がロック溝7cに係合している状態で突出位置にロックされる。このロック状態において回動ストッパ7の先端側に設けたロックピン71の両端部が第1ストッパ部材2における左右一対のガイド突起24,24に設けた異形溝25の小径溝部25aに係合して第1ストッパ部材2を商品収納通路183に突出した突出位置(販売待機位置)にロックする。回動軸70は、中空の円筒体からなる胴部70aと、この胴部70aの一端に形成された径外方向に膨出するヘッダー70bと、前記胴部70aの他端に形成されたテーパー部70cとを備えたヘッダー付き円筒形軸状部材からなるものである。
The
前記回動軸70の基板1への組付けは、回動ストッパ7を基板1の開口部11(図4参照)の開口フランジ11Bと軸受部4との間に配設した上で組付ける。この場合、回動ストッパ7はそのピン挿通穴7aが前記開口部11の開口フランジ11Bの下方位置に設けた軸穴11B3と軸受部4の軸穴44とに対峙する態様で配設する。この状態で、基板1の左フランジ1cの外側から当該左フランジ1cに形成した切欠き1c70に回動軸70のテーパー部70cを差し込む。次いで、回動軸70のテーパー部70cを、基板1の開口フランジ11Bに形成した軸穴11B3を介して回動ストッパ7のピン挿通穴7a、軸受部4の軸穴44の順に挿通させる。そして、回動軸70のヘッダー70bが基板1に形成した開口フランジ11Bに当接するまで差し込むことにより、回動軸70が回動ストッパ7を支持した状態で基板1に組付けられる。なお、回動軸70のヘッダー70bは、基板1の開口部11の左側に隣接して設けられた閉鎖部1Aに装着される配線ガイド9(図2参照)により抜け止めが施される。
The
前記第2ストッパ部材3は、図2に示すように基板1の開口部11の左右側縁に形成したフランジ11A,11Bの間に介在してあり、上記回動軸30に回動可能に支持してある。第2ストッパ部材3は、回動軸30を中心として回動して、基板1の開口部11から商品収納通路183の内側に突出する突出位置と、開口部11を閉塞する態様で商品収納通路183から退く退避位置との間に移動可能である。回動軸30には、図には明示されていないが捻りコイルばねが巻装してあり、捻りコイルばねの弾性付勢力によって第2ストッパ部材3は退避位置に向けて常に付勢されている。
As shown in FIG. 2, the
前記第2ストッパ部材3は、図10に示すように合成樹脂(例えば、ポリアセタール)からなり、軸挿通孔31aを備えた軸支部31と、7個の舌片32aを有する商品の保持部32と、ストッパ壁33が一体成形されている。前記軸挿通孔31aは、回動軸30を挿通するためのものである。また、前記保持部32の舌片32aは、同一構成の商品搬出装置10を背中合わせに抱き合わせた際に他方の商品搬出装置10における第2ストッパ部材3の舌片32aと互いに干渉せずに噛み合うように形成されており、これにより第2ストッパ部材3が商品収納通路183に突出した際にその保持部32と基板1との間の隙間を埋める機能を有する。そして、保持部32は、軸挿通孔31aを備えた軸支部31の左右幅よりも大きく形成され、軸支部31に対して左右に張り出す延在部32A,32Aを設けている。第2ストッパ部材3が退避位置に退避する際、前記延在部32A,32Aは、基板1の開口部11の上部領域に形成された延在部11a,11a(図3,図4参照)を通過して退避位置に退避するものである。なお、保持部31の幅は、第1ストッパ部材2の軸支部22,22の間の寸法(幅)と同一である。
As shown in FIG. 10, the
また、前記ストッパ壁33に形成した凹状の摺動溝33aは上部リンクピン61が摺動可能であり、第2ストッパ部材3の退避位置において上部リンクピン61を受け入れるものである。前記ストッパ壁33のストッパ面33bは、第2ストッパ部材3の商品収納通路183への突出時に上部リンクピン61と当接して第2ストッパ部材3にかかる商品荷重を受け、当該第2ストッパ部材3を突出位置でロックするものである。また、ストッパ壁33の周辺の補強材に形成した逃げ溝31bは、上部リンクピン61が第2ストッパ部材3の摺動溝33aの奥まで入り込むのを妨げないように形成したものである。さらに、逃げ穴31cは、同一構成の商品搬出装置10を背中合わせに抱き合わせた場合であってそれぞれの第2ストッパ部材3が退避位置に退避した際、他方の第2ストッパ部材3のストッパ壁33および補強部材の先端部を逃がして商品搬出装置10全体の厚みが増加しないように形成したものである。
Further, the concave sliding
前記回動軸30の基板1への組付けも回動軸20の組付けと同様に行われ、第2ストッパ部材3を基板1の開口部11(図4参照)の左右両縁に形成した開口フランジ11A,11Bの間に配設した上で、基板1の基板1の左フランジ1cの外側から当該左フランジ1cに形成した丸穴1c30に回動軸30の一端を差し込む。次いで、回動軸30を基板1の開口フランジ11Bに形成した支軸穴11B1を介して軸受部4の支軸穴42、第2ストッパ部材3の軸挿通穴31a、基板1の開口フランジ11Aに設けた支軸穴11A1の順に挿通させる。そして、回動軸30の先端が基板1の板面を切り起こして形成されたストッパ片1A30に当接するまで差し込むことにより、回動軸30が第2ストッパ部材3を支持した状態で基板1に組付けられる。回動軸30の長さは、回動軸30の一端が基板1の板面を切り起こして形成されたストッパ片1A30と基板1の開口フランジ11Bの支軸穴11B2に跨る長さに定められているので、回動軸20一端が基板1に設けたストッパ片1A30に当接するまで差し込むことにより、回動軸30が第2ストッパ部材3を支持した状態で基板1に組付けられる。また、回動軸30の他端は、基板1の開口部11の左側に隣接して設けられた閉鎖部1Aに装着される配線ガイド9(図2参照)により抜け止めが施される。
The assembly of the
前記売切検出機構8は、図1,図2に示すようにマイクロスイッチ8Aと商品収納通路183に突出する商品検知レバー8Bとを有し、合成樹脂(例えば、ポリアセタール)からなる額縁状の取付台8Cにマイクロスイッチ8Aと商品検知レバー8Bとを組付けたものである。商品検知レバー8Bは、取付台8Cに回動自在に軸支されるとともに捻りコイルばね8Dにより商品収納通路183に向けて進出するように付勢されている。商品検知レバー8Bは、商品収納通路183に商品がある状態では商品に押されて基板1の平面に沿うように後退し、商品収納通路183に商品がない状態(売切れ状態)では捻りコイルばね8Dにより商品収納通路183に進出し、その際にマイクロスイッチ8Aを作動させるように構成されている。マイクロスイッチ8Aの近傍には、マイクロスイッチ8Aに配線接続されたコネクタ(不図示)が設けられ、このコネクタを介して外部接続用のリード線W0に接続される。なお、リード線W0には電装品であるソレノイド5への通電を行うリード線も含まれているものであり、以下の説明では電装品であるマイクロスイッチ8Aおよびソレノイド5のそれぞれのリード線を総称してリード線W0という。
As shown in FIGS. 1 and 2, the sold-out
前記配線ガイド9は、マイクロスイッチ8Aおよびソレノイド5のリード線W0を保持して外部に引き出すものであり、基板1に着脱自在に装着される。配線ガイド9は、図11に示すように、上下方向に延在してリード線W0を収納する横断面U字状のガイド部91と、ガイド部91の上端からガイド部91に直交する方向に延在する板状ガイド部92と、ガイド部91に隣接するフレーム部93と、U字状のガイド部91の開放端を覆う態様で上下方向に分散して設けたカバー部94とを有する合成樹脂製になる。フレーム部93の外壁には凹所95,96,97を形成する態様で複数の突起931が設けられている。
The wiring guide 9 holds the lead wire W0 of the
配線ガイド9は、ガイド部91を基板1の左フランジ1cに沿わせる一方、フレーム部93の複数の突起931を基板1における開口部11の開口フランジ11Bに対峙させる態様で基板1の所定位置(配線スペース)に装着された上でリード線W0がガイド部91に収納される。この配線ガイド9は、ソレノイド5を基板1に固定する前段階で基板1に装着される。この場合、配線ガイド9の板状ガイド部92には売切検出機構8におけるマイクロスイッチ8Aのリード線W0が予め配線されており、ソレノイド5が基板1に固定されると配線ガイド9の板状ガイド部92がソレノイド5により覆われるので、板状ガイド部92に配線したマイクロスイッチ8Aのリード線W0が基板1の背面側に露出することがない。また、配線ガイド9を基板1に装着した状態で、配線ガイド9におけるフレーム部93の外縁に形成した凹所95,96がリンク機構6の上部リンクピン61,下部リンクピン62におけるヘッダー61b、62bの摺動スペースとなり、また、前記フレーム部93の外縁に形成した凹所97が第1ストッパ部材2の回動軸20および第2ストッパ部材3の回動軸30他端の収納スペースとなる。
The wiring guide 9 makes the
前記閉鎖板15は、図1に示すように、前記第2ストッパ部材3の上方に位置し、退避位置に復帰している第2ストッパ部材3を商品収納通路183側から覆う態様で基板1に揺動自在に支持されている。この閉鎖板15は、第2ストッパ部材3の突出位置への移動に連動して商品収納通路183に進出し、第2ストッパ部材3の保持部32と次販売商品G2(図13参照)との間に介在して第2ストッパ部材3の保持部32と基板1との間の隙間を塞ぐものである。
As shown in FIG. 1, the closing
かかる構成の自動販売機の商品搬出装置10の動作について図12〜図14に基づいて説明する。なお、図12〜図14では商品搬出装置10の動作を理解し易くするため概略構成を示している。
The operation of the
図12に示した販売待機状態においては、ソレノイド5が通電されていない状態であって、リンク部材60が復帰ばね66(図2参照)によって下降している状態である。これにより、上部リンクピン61が基板1の開口フランジ11Bに形成した長穴11B11(図4参照)および軸受部4における軸受部材50に形成した長穴511(図5参照)に沿って下方に移動し、下部リンクピン62が基板1の開口フランジ11Bに形成した長穴11B12(図4参照)および軸受部4における軸受部材50に形成した長穴512(図5参照)に沿って下方に移動している。販売待機状態において、第1ストッパ部材2は、捻りコイルばね20a(図2参照)の弾性付勢力によって突出位置にある。さらに、第1ストッパ部材2は、その保持面に販売商品G1が当接していることで商品Gの荷重を受けている。また、販売待機状態において、回動ストッパ7は、不図示の捻りコイルばねの弾性付勢力によって突出位置にある。さらに、回動ストッパ7は、ロックピン71が第1ストッパ部材2における異形溝25の小径溝部25a(図8参照)に係合していることで第1ストッパ部材2にかかる商品Gの荷重を受けている。さらに、回動ストッパ7は、ロック溝7c(図9参照)に下部リンクピン62が係合していることによって突出位置が維持されている。これにより、回動ストッパ7は、第1ストッパ部材2を突出位置にロックして第1ストッパ部材2の退避位置への移動を阻止している。また、販売待機状態において、第2ストッパ部材3は、不図示の捻りコイルばねの弾性付勢力によって退避位置に復帰し、上部リンクピン61がストッパ壁33に形成した凹状の摺動溝33aに進入している。この場合、第2ストッパ部材3の延在部32A,32Aは、基板1の開口部11の上部領域に形成された延在部11a,11a(図3,図4参照)を通過して退避位置に復帰している。また、閉鎖板15は基板1に沿って垂下している。
In the sales standby state shown in FIG. 12, the
図12に示した販売待機状態から販売指令によりソレノイド5が通電されると、ソレノイド5が復帰ばね66の弾性付勢力に抗してプランジャー5Aを吸引してリンク部材60を上昇させる。すると、リンク部材60に支持された下部リンクピン62が上昇して回動ストッパ7のロック溝7cとの係合が解除される。このロック解除により回動ストッパ7は商品荷重によって回動軸70を中心として退避位置に向けて回動し、これに伴ってロックピン71も異形溝25の小径溝部25aから外れて第1ストッパ部材2のロックが解除され、第1ストッパ部材2は商品荷重により退避位置に向けて回動する。
When the
これと同時に第2ストッパ部材3は、上昇するリンク部材60に支持された上部リンクピン61により退避位置から突出位置に向けて突出する。すなわち、販売待機状態からリンク部材60が上昇すると、第2ストッパ部材3の摺動溝33aに進入した上部リンクピン61が摺動溝33aの溝壁に摺動しつつ上昇する。これにより、第2ストッパ部材3は回動軸30を中心として突出位置に向けて捻りコイルばねの弾性付勢力に抗して移動する。リンク部材60が上限位置まで上昇すると上部リンクピン61は第2ストッパ部材3のストッパ面33bと係合して第2ストッパ部材3を突出位置にロックする。前記第2ストッパ部材3が退避位置から突出位置へ移動する過程において、第2ストッパ部材3の先端(保持部32)は閉鎖板15の背面(商品収納通路183に表出する面とは反対側の面)に当接して閉鎖板15を商品収納通路183に押し出す。つまり、閉鎖板15は第2ストッパ部材3の退避位置から突出位置への移動に連動して商品通路183に押し出される。突出位置に至った第2ストッパ部材3の保持部32は、基板1と保持部32との間の隙間を塞ぐ閉鎖板15とともに次販売商品G2を係止し、出口調整板290との間で次販売商品G2を保持する。この結果、最下位位置の販売商品G1のみが第1ストッパ部材2を擦り抜けて搬出される(図13参照)。
At the same time, the
前記販売商品G1が搬出されて第1ストッパ部材2が商品荷重を受けなくなると、第1ストッパ部材2が捻りコイルばね20aの付勢力によって突出位置(販売待機位置)に復帰する(図14参照)。これと同時に回動ストッパ7も捻りコイルばねの弾性付勢力によって突出位置に復帰する。この場合、回動ストッパ7の先端に設けたロックピン71が第1ストッパ部材2における異形溝25の大径溝部25bの壁面を摺動して小径溝部25aに至る。これにより第1ストッパ部材2が販売待機位置でロック状態となる。
When the product G1 for sale is carried out and the
そして、ソレノイド5への通電がなくなると、リンク部材60が復帰ばね66の付勢力により下降するので、上部リンクピン61による第2ストッパ部材3のロックが解除され、第2ストッパ部材3は、捻りコイルばねの付勢力により待機位置に復帰する。また、リンク部材60が下限位置まで下降すると下部リンクピン62が回動ストッパ7のロック溝7cと係合して第1ストッパ部材2を販売待機位置にロックする(図12参照)。
Then, when the energization of the
さて、前述した商品搬出装置10におけるリンク機構6の上部リンクピン61および下部リンクピン62は、図15に示すように、ヘッダー付き円筒形軸状部材からなるものである。なお、上部リンクピン61および下部リンクピン62の構成は同一であることから、図15では上部リンクピン61について示し、対応する下部リンクピン62の符号は括弧内に記している。
As shown in FIG. 15, the
上部リンクピン61(62)は、全体として首の長い下が径外方向に膨出し、当該径外方向に膨出した底が開口したフラスコ容器(化学の実験器具)の形態をなす態様で、フラスコ容器の長い首に対応する中空の円筒体からなる胴部61a(62a)と、この胴部61a(62a)に連なって径外方向に膨出するリング状のヘッダー61b(62b)と、前記ヘッダー61b(62b)の頭頂側にヘッダー61b(62b)の径Dよりも小さい径dの開口部610(620)を有し、また、胴部61a(62a)の先端側にテーパー部61c(62c)を設けている。そして、上部リンクピン61(62)は、前記開口部610(620)の開口端縁を、図15の(b)に「Z」で示すように、リング状のヘッダー61b(62b)の内側に窪ませてなるヘッダー付き円筒形軸状部材して形成されている。
The upper link pin 61 (62) is in the form of a flask container (chemical laboratory instrument) in which the long lower part of the neck bulges in the out-diameter direction and the bottom bulges in the out-diameter direction as a whole. A
この上部リンクピン61(62)は、素材となる矩形状の鋼板をプレス加工することにより図16の(S1)〜(S5)の製造工程を経て形成される。すなわち、まず、工程(S1)に示すように、矩形平板の鋼板から展開状態の短冊状の一端側が逆台形に広がった部品CPに切断する。この場合、円筒形にカーリングした際に突き合わせ面となる短冊状の部品の長辺側の両端CP1,CP1は、外壁となる縁から内壁となる縁に向けて鋭角に傾斜するようにカット(内周よりも外周が長くなるようにカット)し、短冊状の部品CPの長辺側の両端CP1,CP1が垂直にカットされている場合のように、その両端CP1,CP1を突き合わせた際に内壁が先に当接して外壁同士の間に隙間(V字状の溝)が形成されることがないようにしている。また、短冊状の部品CPの短辺側の一方の端部CP3は、テーパー部61c(62c)を構成するために外壁となる縁から内壁となる縁に向けて鈍角に傾斜するようにカットしているものである。
The upper link pin 61 (62) is formed by pressing a rectangular steel plate as a material through the manufacturing steps (S1) to (S5) of FIG. That is, first, as shown in the step (S1), a rectangular flat plate is cut into a strip-shaped part CP in which one end side is spread in an inverted trapezoidal shape. In this case, both ends CP1 and CP1 on the long side of the strip-shaped part that becomes the abutting surface when curling into a cylindrical shape are cut so as to be inclined at an acute angle from the edge that becomes the outer wall to the edge that becomes the inner wall (inner). Cut so that the outer circumference is longer than the circumference), and when both ends CP1 and CP1 are butted, as in the case where both ends CP1 and CP1 on the long side of the strip-shaped part CP are cut vertically, the inner wall Are in contact with each other first to prevent a gap (V-shaped groove) from being formed between the outer walls. Further, one end CP3 on the short side of the strip-shaped component CP is cut so as to be inclined at an obtuse angle from the edge serving as the outer wall to the edge serving as the inner wall in order to form the tapered
次の工程(S2)では、短冊状の部品CPの長辺側の両端CP1,CP1および短辺側の他方の端部CP2を一方側(図16では紙面に対して下方側)に僅かにカーブするように屈曲させる。短冊状の部品CPの長辺側の両端CP1,CP1をカーブさせるのは、円筒形にカールさせた際に継ぎ目となる短冊状の部品CPの長辺側の両端CP1,CP1が径外方向に突出するのを防止し、継ぎ目を滑らかな円弧となすためである。 In the next step (S2), both ends CP1 and CP1 on the long side of the strip-shaped component CP and the other end CP2 on the short side are slightly curved to one side (lower side with respect to the paper surface in FIG. 16). Bend to do so. Both ends CP1 and CP1 on the long side of the strip-shaped part CP are curved so that both ends CP1 and CP1 on the long side of the strip-shaped part CP that become a seam when curled into a cylindrical shape are outward in diameter. This is to prevent protrusion and make the seam a smooth arc.
次いて、工程(S3)(S4)の順に徐々にカーリングさせる。工程(S3)では、部品CPの長辺側の全体をカールさせつつ、短辺側の端部CP2を一方側にカーブするように屈曲させる。このように、短冊状の部品CPの短辺側の端部CP2をカーブさせるのは、最終製品のヘッダー61b(62b)を中空のリング状として構成するとともにヘッダー61b(62b)の頭頂部に、ヘッダー61b(62b)の径Dよりも小さな径dの開口部610(620)を開口させるためである。工程(S4)では、部品CPの横断面が楕円形状をなして長辺側の両端CP1,CP1を窄める態様でカールさせる。なお、工程(S2)〜(S4)においては、それぞれの工程におけるカール形状に対応する凸状の下金型と凹状の上金型とが用いられ、これらの下金型と上金型とにより部品CPをプレス加工する。
Next, curling is gradually performed in the order of steps (S3) and (S4). In the step (S3), the entire long side of the component CP is curled, and the end CP2 on the short side is bent so as to curve to one side. In this way, the end CP2 on the short side side of the strip-shaped component CP is curved so that the
工程(S5)においては、最終形態に応じた半円状をなす下金型と上金型とにより部品CPをプレス加工する。そして、最後に、図15の(b)に示したように、ヘッダー61b(62b)の頭頂部の開口部610(620)の端縁をヘッダー61b(62b)の内側に窪ませる。これにより、首の長い下が径外方向に膨出し、当該径外方向に膨出した底が開口したフラスコ容器の態様をなすところの、中空の円筒体からなる長い胴部61a(62a)とリング状に径外方向に膨出したヘッダー61b(62b)および前記ヘッダー61b(62b)の頭頂側にヘッダー61b(62b)の径Dよりも小さい径dの開口部610(620)を有してなり、前記開口部610(620)の開口端縁をリング状のヘッダー61b(62b)の内側に窪ませてなるヘッダー付き円筒形軸状部材が得られる。この場合、前記開口部610(620)の開口端縁は、素材となる矩形状の鋼板の短辺側の一端であることから、その開口端縁には鋭利な角部が存在するが、開口部610(620)の開口端縁をリング状のヘッダー61b(62b)の内側に窪ませてなることにより、開口部610(620)の開口端縁の角部がヘッダー61b(62b)の外側に突出することがないものである。
In the step (S5), the component CP is press-processed by the lower mold and the upper mold forming a semicircle according to the final form. Finally, as shown in FIG. 15B, the edge of the opening 610 (620) at the crown of the
係る構成のヘッダー付き円筒形軸状部材からなるリンク機構6の上部リンクピン61および下部リンクピン62を用いることにより、ヘッダー61b(62b)の先端側の開口部610(620)の開口端縁の鋭利な角部がヘッダー61b(62b)の先端(頭頂)よりも内側に位置し、当該端縁の角部がヘッダー61b(62b)の外側に突出することがない。したがって、ヘッダー61b(62b)の先端(頭頂)に対峙する相手側部材となる配線ガイド9がヘッダー61b(62b)の先端(頭頂)に当接しても前記開口端縁の角部によって削られるおそれがなく、また、上部リンクピン61および下部リンクピン62のヘッダー61b(62b)と相手側部材である配線ガイド9とが当接した状態でも上部リンクピン61および下部リンクピン62をスムーズに摺動移動させることができるものである。
By using the
なお、前述した実施の形態では、上部リンクピン61,下部リンクピン62および回動ストッパ7の回動軸70をヘッダー付き円筒形軸状部材とすることについて説明したが、第1ストッパ部材2,第2ストッパ部材3の回動軸20,30をヘッダー付き円筒形軸状部材とすることができるものである。
In the above-described embodiment, it has been described that the
図17は、それぞれ本発明の実施の形態に係る自動販売機の商品搬出装置に用いられるヘッダー付き円筒形軸状部材の変形例を示し、(a)はヘッダー付き円筒形軸状部材の斜視図、(b)は(a)のC−C断面図である。この変形例では、リンク機構6の上部リンクピン61A,下部リンクピン62Aを示し、図15に示したものと同一の機能を有するものには同一の符号を付している。
FIG. 17 shows a modified example of the cylindrical shaft-shaped member with a header used in the product unloading device of the vending machine according to the embodiment of the present invention, and FIG. 17A is a perspective view of the cylindrical shaft-shaped member with a header. , (B) are CC sectional views of (a). In this modification, the
図17に示したヘッダー付き円筒形軸状部材としての上部リンクピン61A,下部リンクピン62Aが、図15に示した上部リンクピン61,下部リンクピン62と相違する点は、短冊状の部品の長辺側の両端の突き合わせ部(継ぎ目)の断面形状である。すなわち、図15に示した上部リンクピン61,下部リンクピン62が、継ぎ目が滑らかな円弧となるように、短冊状の部品の長辺側の両端の外壁同士を突き合わせて形成されているのに対し、図17に示した上部リンクピン61A,下部リンクピン62Aは継ぎ目に断面形状略U字状の溝61aa(62aa)を形成し、かつ、溝61aa(62aa)から円筒体の外周面の円に臨む部位にラウンド部Rを形成したものである。この上部リンクピン61A,下部リンクピン62Aも、図16に示した製造工程により作成されるものである。この場合、図16に示した工程(S1)では、短冊状の部品の長辺側の両端を一方側に僅かにカーブするように塑性変形させていたのに対し、図17の変形例では継ぎ目が円筒体の外周面の円(一点鎖線CG)よりも内側に位置させる態様で内側に凹んだ断面U字状の溝61aa(62aa)を形成するとともに、当該溝61aa(62aa)から円筒体の外周面の円CGに臨む部位にラウンド部Rを形成する態様で屈曲させてなるものである。この上部リンクピン61A,下部リンクピン62Aによれば、継ぎ目となる鋼板端縁を内側に窪ませたことによって鋼板端縁の角が円筒体の外周面の円周上に露出することがなく、上部リンクピン61A,下部リンクピン62Aを、軸受部材50の軸受片51,51に設けた長穴511,512および基板1のフランジ11Bの長穴11B11,11B12に沿ってスムーズに摺動させることができるものである。
The difference between the
前述したように、短冊状の鋼板の長辺側の両端を突き合わせる態様でカーリングしてなり、短冊状の鋼板の短辺側の一端に径外方向に膨出するヘッダー61b,62bを備えたヘッダー付き円筒形軸状部材(上部リンクピン61,下部リンクピン62)であって、ヘッダー付き円筒形軸状部材(上部リンクピン61,下部リンクピン62)は、首の長い下が径外方向に膨出し、当該径外方向に膨出した底が開口したフラスコ容器の態様をなすところの、長い胴部(61a,62a)とリング状に径外方向に膨出したヘッダー(61b,62b)および前記ヘッダー(61b,62b)の頭頂側にヘッダー(61b,62b)の径(D)よりも小さい径(d)の開口部(610,620)を有してなり、前記開口部(610,620)の開口端縁をリング状のヘッダー(61b,62b)の内側に窪ませてなることにより、円筒形軸状部材(上部リンクピン61,下部リンクピン62)におけるヘッダー(61b,62b)の開口部(610,620)における開口端縁となるところの、素材である鋼板の短辺側一端における端縁の角部がリング状のヘッダー(61b,62b)の内側に位置し、当該ヘッダー(61b,62b)の開口部(610,620)開口端縁の角部がヘッダー(61b,62b)の外側に突出することがないので、ヘッダー(61b,62b)の先端(頭頂)に当接する相手側部材(配線ガイド9)が当該ヘッダー(61b,62b)の開口部(610,620)における開口端縁の角部によって削られるおそれがなく、また、円筒形軸状部材(上部リンクピン61,下部リンクピン62)のヘッダー(61b,62b)と相手側部材(配線ガイド9)とが当接した状態でも円筒形軸状部材(上部リンクピン61,下部リンクピン62)をスムーズに摺動移動させることができるという効果を有する。
As described above, the strip-shaped steel plate is curled so that both ends on the long side of the strip-shaped steel plate are butted against each other, and
また、前記回動ストッパ7の回動軸70に加えて第1ストッパ部材2,第2ストッパ部材3の回動軸20,30をヘッダー付き円筒形軸状部材とすることにより商品搬出装置10の軽量化を図ることができるものである。
Further, in addition to the
なお、上述した実施の形態に記載の商品搬出装置は回動ストッパを介在させたものについて説明したが、第1ストッパ部材の背面に弓状ストッパを突出して形成し、この弓状ストッパの突出端を下部リンクピンに直接係止させたものでもよく、回動ストッパを介在させたものに限るものではない。また、リンク機構を駆動する駆動手段としてはソレノイドに限らず、モータを用いたものでもよい。さらに、上述した実施の形態ではヘッダー付き円筒形軸状部材を商品搬出装置に適用した場合について説明したが、ヘッダー付き円筒形軸状部材を商品収納ラックの左右側板に架設されるレールセグメント,トップトレイを支持する支持軸に適用することもできるものである。したがって、本発明は実施の形態に限定されるものではない。 Although the product unloading device described in the above-described embodiment has been described with the rotation stopper interposed therebetween, the bow-shaped stopper is formed so as to protrude from the back surface of the first stopper member, and the protruding end of the bow-shaped stopper is formed. May be directly locked to the lower link pin, and is not limited to the one in which the rotation stopper is interposed. Further, the driving means for driving the link mechanism is not limited to the solenoid, and a motor may be used. Further, in the above-described embodiment, the case where the cylindrical shaft-shaped member with a header is applied to the product unloading device has been described, but the rail segment and the top in which the cylindrical shaft-shaped member with a header is erected on the left and right side plates of the product storage rack. It can also be applied to a support shaft that supports the tray. Therefore, the present invention is not limited to the embodiments.
1…基板、2…第1ストッパ部材、3…第2ストッパ部材、4…軸受部、5…ソレノイド(駆動手段)、6…リンク機構、10…商品搬出装置、20、30、70…回動軸、60…リンク部材、61、61A…上部リンクピン、62、62A…下部リンクピン、61a,62a…胴部、61b,62b…ヘッダー、610,620…開口部。 1 ... Substrate, 2 ... 1st stopper member, 3 ... 2nd stopper member, 4 ... Bearing part, 5 ... Solenoid (driving means), 6 ... Link mechanism, 10 ... Product unloading device, 20, 30, 70 ... Rotation Shaft, 60 ... Link member, 61, 61A ... Upper link pin, 62, 62A ... Lower link pin, 61a, 62a ... Body, 61b, 62b ... Header, 610, 620 ... Opening.
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