JP6793363B2 - 個人認証方法および個人認証システム - Google Patents
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Description
しかしながら、パスコードを見破る方法として多用されるのが、実は最もシンプルなショルダーハックといわれるものである。これは、肩越しに対象者の操作等を見て、情報を盗み出すものである。
近年、携帯端末の急速な普及に伴い、携帯端末のロック画面の解除等に必要なパスコードを指の動きを小型カメラで盗撮されるなどの様々な方法で、パスコードが盗み出される危険性が高まっている。パスコードは、一旦盗まれれば、同様に打鍵するだけで容易になりすますことができる。今後、4K、8Kなどの超高解像度の監視カメラが普及すれば、こういった危険性は飛躍的に高まると考えられる。
また、ショルダーハック等による盗み見を防止するだけではなく、なりすましを防止できれば、さらにセキュリティを向上させることができる。
視線計測で問題となるのは、外部から計測される眼球の光軸と、実際にその人が見ている視線(視軸)の間に、個人毎に異なる数度レベルのズレ角があることである。そのため、正確な視線の計測には、予め指示した点を注視させ、その人のズレを計測するというプロセス(キャリブレーション)が必要である。なお、このズレは一度計測すればほとんど変化しないとされている。
しかしながら、特許文献1に開示された認証方法は、視線方向特定情報そのもので個人を特定するものではない。また、視線角度が±20°、±10°と大きく、認証許可の方向を知っている他人がなりすますことが可能であるという問題がある。
ワールド座標系を用いて、眼球の光軸の向きを取得する。眼球の光軸の向きは、瞳孔中心座標と、眼球の光軸と表示パネル表面との交点座標とで表すことができる。そして、表示パネルのピクセル情報と、眼球の光軸の向きと、入力されたユーザ識別情報に関連付けされたズレ角とから、表示パネル上の注視点、すなわち、注視されたパスコードを算定することができる。
或は、本発明の個人認証方法において、予め、ユーザ毎に、パスコードを設定し、表示パネルに表示されたパスコードに対応する入力キーを注視する際の眼球の光軸の向きをカメラ計測し、入力キーの領域からのズレ角を、眼球の光軸と視軸のズレ角として、ユーザ識別情報に関連付けして登録した後に、個人認証を行う。
まず、登録ステップは、下記1)〜4)から構成される。
1)ユーザ毎にユーザ識別情報を設定するユーザ識別情報設定ステップ
2)ユーザ毎にパスコードを設定するパスコード設定ステップ
3)ユーザ毎に、眼球の光軸と視軸とのズレ角を計測するズレ角計測ステップ
4)パスコードとズレ角を、ユーザ識別情報に関連付けして登録する記憶ステップ
5)ユーザ識別情報を入力するユーザ識別情報入力ステップ
6)入力キーを表示パネルに表示する入力キー表示ステップ
7)入力キーが注視された状態を確定する注視状態確定ステップ
8)入力キーが注視された際の眼球の光軸の向きをカメラ計測する光軸計測ステップ
9)計測された眼球の光軸の向きと表示パネルの空間的な3次元座標から眼球の光軸と表示パネルの交点座標を算出する座標算出ステップ
10)表示パネルのピクセル情報と、上記の交点座標と、入力されたユーザ識別情報に関連付けされたズレ角とから、注視されたパスコードを算定するパスコード算定ステップ
11)算定されたパスコードと予め設定したパスコードとを照合するパスコード照合ステップ
本発明の個人認証システムは、入力端末と認証サーバがネットワークで接続された認証システムにおいて、入力端末と認証サーバとが下記の技術特徴を有する。
1)認証サーバ
ユーザ毎に計測した眼球の光軸と視軸とのズレ角および設定されたパスコードが、ユーザ識別情報に関連付けして予め記憶されたデータベースを備える。
入力端末から受信したユーザ識別情報と、表示パネルのピクセル情報と、眼球の光軸の向きと表示パネルの空間的な3次元座標と、データベースに記憶されたズレ角とから、注視されたパスコードを算定し、前記データベースに記憶されたパスコードと照合し、照合結果を入力端末に送信する。
2)入力端末
ユーザ識別情報入力手段と、カメラ計測手段と、入力キーを表示する表示パネルとを備える。
ユーザ識別情報入力手段からユーザ識別情報を読み取り、認証サーバに送信する。
表示パネルに表示された入力キーが注視された際に、眼球の光軸の向きをカメラ計測し、計測された眼球の光軸の向きと表示パネルの空間的な3次元座標と、表示パネルのピクセル情報を認証サーバに送信する。
本発明の個人認証システムにおける入力端末には、注視時間検出手段、確定動作検出手段、確定意図検出手段の何れかの注視状態確定手段が更に設けられたことが好ましい。
本発明の入力端末に搭載されるプログラムは、入力端末コンピュータを、ユーザ識別情報送信手段、入力キー表示手段、入力キーが注視された状態を検知する手段、光軸計測手段、座標送信手段、照合結果出力手段、として機能させるためのプログラムである。
上記の方法では、眼球の光軸と視軸にズレ角が存在することに着目し、パスコードをシステム側で記憶することなく、眼球の光軸が指すコードをパスワードと擬制して、個人認証する。ユーザは自身で決めたパスコードに対応する入力キーを注視する(システム側ではパスコードはわからない)。眼球の光軸と視軸にズレ角が存在するため、ユーザが注視した入力キーと、眼球の光軸の向きに位置する入力キーが異なることになる。前提として、入力キーの視角サイズは、カメラ計測の誤差の範囲より大きく、眼球の光軸と視軸のズレ角に関して予め設定されたバラツキの範囲よりも小さいことが必要である。
眼球の光軸の向きに位置する入力キーに対応するコードは、システム側で認識可能であるので、これをユーザの決めたパスコードと擬制して、ユーザ識別情報に関連付けて予め登録しておくのである。
認証時は、同様に、入力キーが注視された際の眼球の光軸の向きに位置する入力キーに対応するコードを求め、ユーザ識別情報に関連付け登録されているコード(パスコードと擬制したコード)と照合し、個人認証するのである。
表示パネルとユーザとの距離が計測し、距離に応じて入力キーのサイズを変更することにより、ユーザの立ち位置についてはある程度の自由度を持たせることでも構わない。なお、表示パネルとユーザとの距離が30cmの場合における2種類のズレ角(3°と5°)を考えた場合、tan3°で1.5cmで、tan5°で2.6cmであり、仮にユーザの立ち位置が前後して距離が5cmほど変わったとしても、ズレ角による表示パネル上の眼球の光軸と表示パネルの交点座標のズレはそれほど変化しないことがわかる。但し、顔の向きは重要であり、表示パネルにミラーを設置するか、アプリケーションソフトウェアによりパネルの一部をミラー状のパネルにするか等により、ユーザ自身の顔の位置を確認しながら認証するのが好ましい。
なお、眼球の光軸の向きに位置する表示パネル上の入力キーに対応するコードと代替えとして、眼球の光軸と表示パネルの交点座標を登録しておき、認証時に得られる交点座標が、登録された交点座標から一定の距離内であるか否かで認証することも可能であろう。
登録ステップは、下記1)〜5)から構成される。
1)ユーザ毎にユーザ識別情報を設定するユーザ識別情報設定ステップ
2)ユーザ自身がパスコードを決定するパスコード決定ステップ
3)ユーザ毎に、表示パネルに表示された入力キーが注視された際に、眼球の光軸の向きをカメラ計測する光軸事前計測ステップ
4)計測された眼球の光軸の向きと表示パネルの空間的な3次元座標から眼球の光軸と表示パネルの交点座標を算出する座標事前算出ステップ
5)交点座標に位置する入力キーに対応するコードを、ユーザ識別情報に関連付けして登録する記憶ステップ
6)ユーザ識別情報を入力するユーザ識別情報入力ステップ
7)入力キーを表示パネルに表示する入力キー表示ステップ
8)入力キーが注視された状態を確定する注視状態確定ステップ
9)入力キーが注視された際の眼球の光軸の向きをカメラ計測する光軸計測ステップ
10)計測された眼球の光軸の向きと表示パネルの空間的な3次元座標から眼球の光軸と表示パネルの交点座標を算出する座標算出ステップ
11)表示パネルのピクセル情報と、上記の交点座標とから、眼球の光軸の向きに位置する入力キーに対応するコードを算定するコード算定ステップ
12)算定されたコードとユーザ識別情報に関連付けて登録されているコードとを照合するコード照合ステップ
A)認証サーバ
ユーザ毎に計測した眼球の光軸と表示パネルの交点座標に位置する入力キーに対応するコードが、ユーザ識別情報に関連付けして予め記憶されたデータベースを備える。
入力端末から受信したユーザ識別情報と、表示パネルのピクセル情報と、眼球の光軸の向きと表示パネルの空間的な3次元座標とから、眼球の光軸の向きに位置する入力キーに対応するコードを算定し、データベースに記憶されたコードと照合し、照合結果を入力端末に送信する。
B)入力端末
ユーザ識別情報入力手段と、カメラ計測手段と、入力キーを表示する表示パネルとを備える。
ユーザ識別情報入力手段からユーザ識別情報を読み取り、認証サーバに送信する。
表示パネルに表示された入力キーが注視された際に、眼球の光軸の向きをカメラ計測し、計測された眼球の光軸の向きと表示パネルの空間的な3次元座標と、表示パネルのピクセル情報を認証サーバに送信する。
視軸は、中心窩と呼ばれる、眼球の黄班の中心部に位置する錐体細胞が最も密に分布する部分、つまり最も視力のよい部分の位置に依存する。図15に示すように、中心窩の位置には個人差がある。なお、眼球の光軸は外部から計測可能であるのに対して、視軸は、人の知覚に依存しており、3次元モデルに基づく視線計測装置を用いない場合には、外部から計測しにくい。
そのため、装置の使用前に、例えば、画面上の5点を見させ、その際のディスプレイ座標と、カメラで撮影した眼球の座標を対応づけるキャリブレーションを行う。なお、一般的には、キャリブレーションを行わない視線計測装置では、κ角に相当する約5°は校正されず、誤差として残る。
κ角は、身長等と同じように、個人差はあるものの、正規分布すると考えられ、同一の値をとる可能性もある。したがって、指紋や光彩のように、それそのものを特徴量として、個人を識別することはできない。ただし、身長は1次元の特徴量であるのに対し、κ角は、上下方向と左右方向の2次元の値をとる特徴量である。
また、κ角を計測した際の顔の向き、すなわち計測角度についても個人情報として記録される。かかる情報がなければ、正確な個人情報として利用できないからである。ここで、基準となる角度は水平と垂直である。
ネットワーク5は、入力端末2と認証サーバ3の間のデータの送受信で用いる。本実施例とは異なり、ネットワーク5を設けず、入力端末2と認証サーバ3が直接繋がったスタンドアロン型の機器であってもよい。
認証サーバ3は、照合手段32において、データを蓄積するデータベース31と入力されたデータとを照合し、認証の可否を判断する。また、ネットワーク5を通じてその結果を入力端末2に伝える。
人が何かに注視しているとき、κ角は一定であるが、固視微動と呼ばれる、眼球のブレが生じており、注視点は定まらない。固視微動にはいくつかの種類があるが、ある点を注視している場合でも、1/3°程度、数Hz/秒程度で眼球が回転している。したがって、ある1フレームにおけるカメラ画像を計測すると、κ角の計測に誤差が発生してしまう。
誤差は固視微動の振幅以下(本実験では10ピクセル以下)になればよいと考えられるので、図7に示すように、注視開始から2秒間の中央値をとることが,短時間で正確な眼球の光軸座標を求めるために最適があることが分かる。そこで、本実施例では、注視開始から2秒間の中央値をとり、使用している。
いずれにせよ、κ角の分布から、キーの大きさを定めることができる。まず、最小のサイズは、個人のκ角の計測誤差に依存する。これは主に、前述の固視微動による誤差と、システムの計測誤差を加えた範囲になると考えられる。この長さをlminとする。
lmax>lkey>lmin ・・・ (式1)
スクリーンに表示する画面サイズを個人間分散幅6と仮定すると、左上に対して右下のズレ、右上に対して左下のズレ、左下に対して右上のズレ、右下に対して左上のズレの利用者でも計測可能にする必要があるので、全体として、眼球の光軸を計測すべき範囲は、視線計測対象範囲7に定まる。これに対しては、公知の方法で、カメラや光源を配置すればよい。
図12は表示画面におけるキー配列例であり、(1)はテンキー方式、(2)はランダム方式を示している。図12(1)に示すように、テンキーを固定で表示している場合は、κ角が常に一定のため、1、2、3又は4などの入力からκ角を推定できるが、図12(2)に示すようなランダムキーを用いると、1と入力するのでも、異なる1を見て入力することもできるため、κ角の推定は難しくなる。なお、本実施例では、テンキー方式を採用している。
キー配列の画面を認証サーバから送信し、入力端末に表示させることで、キー入力の安全性を高めることができる。
個人認証システム1の使用は、登録ステップと認証ステップに分けられる。
まず、登録ステップでは、事前に個人のIDを発行し、そのIDに対応したパスコードを、サービス提供者あるいは本人が決定する。加えて、κ角と、計測角度を利用する。ここで、3次元モデルを導入した視線計測装置を1度だけ利用し、キャリブレーションすることで、κ角と計測角度を求める。
以上の方法で必要な情報を登録すれば、システムが利用可能になる。
図2に示すように、まず、識別装置24でユーザ4のIDを読み取り、どの個人であるかを特定する。個人IDは一般的には数字や文字からなる文字列であるが、生体情報をこれの代わりに利用することで、利便性を高めることができる。本実施例では、図2に示すように、指紋をIDとして用いている。このように、家や車の鍵の代わりに、指紋をIDとし、4桁のPINとκ角をパスコードとすることで、ロックを解除するようにすれば、PINが知られたとしても、他人ではなりすましづらい。なお、本実施例とは異なり、磁気カードや文字入力によってもよい。
図3に示すように、ユーザ4がPINを入力する前に、認証サーバ3から入力端末2に対して、表示装置21に表示する表示画像(21a,21b)が事前に送信されている。
このように、同じ番号であっても、眼球の光軸と視軸のズレ角(κ角)の影響により、眼球の光軸と表示パネルの交点座標が変化するので、入力端末2において、ズレ角(κ角)を推定することが難しくなる。
まず、ボタンサイズ(ボタンの幅)を決定するために実験協力者10人の視軸の分散を抽出した。個人間の標準偏差はx軸方向に103.0971245、y軸方向に70.85036246、であるのに対し、個人内の標準偏差はx軸方向に45.03250907、y軸方向に35.66371922であったため、下記式2が成立することを確認した。
lmax>lmin ・・・ (式2)
lmax>lkey ・・・ (式3)
まず、ユーザが自身のパスコード“3759”を設定し、10回の実証のもと100%システムに入ることができることを確認した。次に、パスコード“3759”が盗まれたと仮定し、ユーザ以外の人間がシステムに侵入できるかという試行を10回行った。結果は、侵入成功率0%であった。
ここで、顔の向きの計測角度の計測について、顔は傾かないという条件下で認証を行うのであれば、計測角度の計測は不要である。
認証サーバは、データベース、個人識別情報受信手段、ズレ角・ズレ角計測角度の読込み手段、座標受信手段、パスコード算定手段、パスコード照合手段および照合結果送信手段から成る。
認証サーバにおいては、ネットワークを介して個人識別情報受信手段により取得した個人識別情報がデータベースに保存される。データベースからは、ズレ角に関する情報がズレ角・ズレ角計測角度の読込み手段へ送られ、パスコードがパスコード照合手段へと送られる。ネットワークを介して座標・計測角度に関する情報が座標受信手段へと送られ、パスコード算定手段へと送られる。算定パスコードは、パスコード算定手段からパスコード照合手段へ送られる。照合結果は、パスコード照合手段から照合結果送信手段へ送られる。
入力端末においては、入力キー表示手段により入力キーが表示パネルに表示される。ユーザ識別情報入力手段により入力されたユーザ識別情報は、ユーザ識別情報送信手段により、ネットワークを介して認証サーバへと送られる。カメラ計測手段および注視状態確定手段において得られた情報は、光軸計測手段へ送られる。座標・計測角度に関する情報は、座標送信手段により、ネットワークを介して、認証サーバへと送られる。また、認証サーバから受信した照合結果は、照合結果出力手段によって出力される。
以上のような配列、移動、拡大縮小、回転に加えて、配置の間隔を変化させたり、形状を変化させたりすることで、ロバスト性、安全性を向上させられる。その場合、入力端末の側で解析しにくい画像を用いることが好ましい。
このように、実施例3の個人認証方法の場合、システム側では、眼球の光軸と視軸のズレ角(κ角)を計算する必要がない。さらに、ユーザは、パスコード以外に立ち位置を覚えておかなければいけないことから、これがユーザしか知り得ない情報となり、より強力なパスコードになるかもしれないであろう。例えば、表示パネルに表示される入力キーのサイズが固定である場合、ユーザが正しい立ち位置から後ろにさがると、1を注視したときには眼球の光軸と表示パネルの交点座標はズレ角の影響が更に大きく現れ、7となってしまう。一方、正しい立ち位置から表示パネルに近づくと、1を注視したときには眼球の光軸と表示パネルの交点座標はズレ角の影響が小さくなって同じ1になってしまう。すなわち、立ち位置が変わることで、ユーザ識別情報に関連付けて記憶されているコード(パスコードと擬制したコード)と一致しなくなり、認証されないことになる。この点で、立ち位置も個人認証の要素になるのである。
認証サーバ側では、表示パネルのピクセル情報と光軸座標から、光軸の向きに位置するコードを算定し、これをデータベースから読込んだコードと照合し、照合結果が認証サーバから入力端末へ送信される。
2 入力端末
3 認証サーバ
4 ユーザ
5 ネットワーク
6 個人間分散幅
7 視線計測対象範囲
8 眼球
9 中心窩
10 視軸
11 眼球の光軸
21 表示装置
21a〜21d 表示画面
21e 欄外
22 確定装置
23 計測装置
24 識別装置
31 データベース
32 照合手段
W ボタンサイズ
Claims (10)
- 視線でパスコードを入力する個人認証方法において、
ユーザ識別情報を入力し、
視角サイズが、眼球の光軸の向きのカメラ計測の誤差の範囲より大きく、眼球の光軸と視軸のズレ角に関して予め設定されたバラツキの範囲よりも小さい入力キーであって、表示パネルに表示された前記入力キーが注視された際に、眼球の光軸の向きをカメラ計測し、
表示パネルの空間的な3次元座標と、眼球の光軸の向きと、入力されたユーザ識別情報に関連付けて予め登録された前記ズレ角から、パスコードを算定して、登録されたパスコードと照合することを特徴とする個人認証方法。 - 予め、ユーザ毎に、前記ズレ角を計測して、パスコードおよび前記ズレ角を、ユーザ識別情報に関連付けして登録した後に、個人認証を行うことを特徴とする請求項1に記載の個人認証方法。
- 予め、ユーザ毎に、パスコードを設定し、表示パネルに表示された前記パスコードに対応する前記入力キーを注視する際の眼球の光軸の向きをカメラ計測し、前記入力キーの領域からのズレ角を、前記ズレ角として、ユーザ識別情報に関連付けして登録した後に、個人認証を行うことを特徴とする請求項1に記載の個人認証方法。
- 個人認証方法は、登録ステップと認証ステップから成り、
登録ステップは、
ユーザ毎にユーザ識別情報を設定するユーザ識別情報設定ステップと、
ユーザ毎にパスコードを設定するパスコード設定ステップと、
ユーザ毎に、眼球の光軸と視軸とのズレ角を計測するズレ角計測ステップと、
パスコードとズレ角を、ユーザ識別情報に関連付けして登録する記憶ステップ、
から成り、
認証ステップは、
ユーザ識別情報を入力するユーザ識別情報入力ステップと、
前記入力キーを表示パネルに表示する入力キー表示ステップと、
前記入力キーが注視された状態を確定する注視状態確定ステップと、
前記入力キーが注視された際の眼球の光軸の向きをカメラ計測する光軸計測ステップと、
計測された眼球の光軸の向きと表示パネルの空間的な3次元座標から眼球の光軸と表示パネルの交点座標を算出する座標算出ステップと、
表示パネルのピクセル情報と、前記交点座標と、入力されたユーザ識別情報に関連付けされたズレ角とから、注視されたパスコードを算定するパスコード算定ステップと、
算定されたパスコードと予め設定したパスコードとを照合するパスコード照合ステップ、
から成ることを特徴とする請求項1に記載の個人認証方法。 - 入力端末と認証サーバがネットワークで接続された認証システムにおいて、
1)認証サーバは、
ユーザ毎に計測した眼球の光軸と視軸とのズレ角および設定されたパスコードが、ユーザ識別情報に関連付けして予め記憶されたデータベースを備え、
入力端末から受信したユーザ識別情報と、表示パネルのピクセル情報と、眼球の光軸の向きと表示パネルの空間的な3次元座標と、前記データベースに記憶されたズレ角とから、注視されたパスコードを算定し、前記データベースに記憶されたパスコードと照合し、照合結果を入力端末に送信する、
2)入力端末は、
ユーザ識別情報入力手段と、カメラ計測手段と、視角サイズが眼球の光軸の向きのカメラ計測の誤差の範囲より大きく、前記ズレ角に関して予め設定されたバラツキの範囲よりも小さい入力キーを表示する表示パネルとを備え、
ユーザ識別情報入力手段からユーザ識別情報を読み取り、認証サーバに送信し、
表示パネルに表示された前記入力キーが注視された際に、眼球の光軸の向きをカメラ計測し、計測された眼球の光軸の向きと表示パネルの空間的な3次元座標と、表示パネルのピクセル情報を認証サーバに送信する、
ことを特徴とする個人認証システム。 - 請求項5の個人認証システムにおける入力端末であって、
前記ユーザ識別情報入力手段と、
前記カメラ計測手段と、
前記表示パネルと、
前記ユーザ識別情報入力手段から読み取ったユーザ識別情報を認証サーバに送信するユーザ識別情報送信手段と、
前記入力キーを表示パネルに表示する入力キー表示手段と、
前記入力キーが注視された状態を確定する注視状態確定手段と、
前記入力キーが注視された際に、眼球の光軸の向きをカメラ計測する光軸計測手段と、
表示パネルのピクセル情報と、眼球の光軸の向きと表示パネルの空間的な3次元座標とを認証サーバに送信する座標送信手段、
認証サーバから照合結果を受信し照合結果を出力する照合結果出力手段、
から構成される入力端末。 - 請求項6の入力端末に搭載されるプログラムであって、
コンピュータを、
前記ユーザ識別情報送信手段、
前記入力キー表示手段、
前記入力キーが注視された状態を検知する手段、
前記光軸計測手段、
前記座標送信手段、
前記照合結果出力手段、
として機能させるためのプログラム。 - 視線でパスコードを入力する個人認証方法において、
ユーザ識別情報を入力し、表示パネルに表示された入力キーが注視された際に、眼球の光軸の向きをカメラ計測し、表示パネルの空間的な3次元座標と、眼球の光軸の向きと、入力されたユーザ識別情報に関連付けて予め登録された前記光軸の向きに位置する表示パネル上の前記入力キーに対応するコードとを用いて認証を行うことを特徴とする個人認証方法。 - 個人認証方法は、登録ステップと認証ステップから成り、
登録ステップは、
ユーザ毎にユーザ識別情報を設定するユーザ識別情報設定ステップと、
ユーザ自身がパスコードを決定するパスコード決定ステップと、
ユーザ毎に、表示パネルに表示された前記入力キーが注視された際に、眼球の光軸の向きをカメラ計測する光軸事前計測ステップと、
計測された眼球の光軸の向きと表示パネルの空間的な3次元座標から眼球の光軸と表示パネルの交点座標を算出する座標事前算出ステップと、
前記交点座標に位置する前記入力キーに対応するコードを、ユーザ識別情報に関連付けして登録する記憶ステップ、
から成り、
認証ステップは、
ユーザ識別情報を入力するユーザ識別情報入力ステップと、
前記入力キーを表示パネルに表示する入力キー表示ステップと、
前記入力キーが注視された状態を確定する注視状態確定ステップと、
前記入力キーが注視された際の眼球の光軸の向きをカメラ計測する光軸計測ステップと、
計測された眼球の光軸の向きと表示パネルの空間的な3次元座標から眼球の光軸と表示パネルの交点座標を算出する座標算出ステップと、
表示パネルのピクセル情報と、前記交点座標とから、眼球の光軸の向きに位置する前記入力キーに対応するコードを算定するコード算定ステップと、
算定されたコードとユーザ識別情報に関連付けて登録されているコードとを照合するコード照合ステップ、
から成ることを特徴とする請求項8に記載の個人認証方法。 - 入力端末と認証サーバがネットワークで接続された認証システムにおいて、
1)認証サーバは、
ユーザ毎に計測した眼球の光軸と表示パネルの交点座標に位置する入力キーに対応するコードが、ユーザ識別情報に関連付けして予め記憶されたデータベースを備え、
入力端末から受信したユーザ識別情報と、表示パネルのピクセル情報と、眼球の光軸の向きと表示パネルの空間的な3次元座標とから、眼球の光軸の向きに位置する前記入力キーに対応するコードを算定し、前記データベースに記憶されたコードと照合し、照合結果を入力端末に送信する、
前記入力端末は、
ユーザ識別情報入力手段と、カメラ計測手段と、前記入力キーを表示する表示パネルとを備え、
ユーザ識別情報入力手段からユーザ識別情報を読み取り、認証サーバに送信し、
表示パネルに表示された前記入力キーが注視された際に、眼球の光軸の向きをカメラ計測し、計測された眼球の光軸の向きと表示パネルの空間的な3次元座標と、表示パネルのピクセル情報を認証サーバに送信する、
ことを特徴とする個人認証システム。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2016049053A JP6793363B2 (ja) | 2016-03-13 | 2016-03-13 | 個人認証方法および個人認証システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016049053A JP6793363B2 (ja) | 2016-03-13 | 2016-03-13 | 個人認証方法および個人認証システム |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016049053A Active JP6793363B2 (ja) | 2016-03-13 | 2016-03-13 | 個人認証方法および個人認証システム |
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