JP6797243B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム - Google Patents
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Description
下記引用文献1には、地球の地心を略回転中心にして軌道で周回している衛星局を、地球の地上に設置された地球局の地上アンテナで追尾しながら、当該地上アンテナと衛星局の衛星アンテナとの間に電波を伝搬させて通信を行うものが開示されている。
そこで、本技術では、周回衛星用のアンテナの非稼働時間を、アンテナ所有者が他の衛星事業者に貸出、利用させることで、衛星事業者がより多くのアンテナの利用機会及び通信時間を得られるような、地上アンテナ事業者、衛星事業者のためのプラットフォームを提供することを目的とする。
これにより、通信可能期間よりも絞り込まれた予約対象期間から通信予約期間を予約することが可能となる。
これにより、選択されたプランの内容を反映させた予約対象期間からの通信予約期間の予約を行うことが可能となる。
これにより、異なる技術仕様の複数の地球局がネットワーク上で接続可能とされ、衛星局と通信可能な地球局が、当該ネットワーク上の複数の地球局から選択される。
これにより、衛星事業者のユーザ端末に予約可能な予約対象期間が提示される。
これにより、地上アンテナ事業者が自身の目的のために地上アンテナを使用する期間について、衛星事業者により通信予約期間として予約されてしまうことを未然に防止することができる。
即ち、複数のプランから第1のプランが選択されると、ユーザが指定した、エリア、時間などの条件に応じた予約対象期間が自動的に選択される。以下に説明する実施の形態では、第1のプランの一例として条件指定予約プランについて説明している。
これにより、ユーザにより指定された当該地域情報に基づいて、通信可能な地球局における通信可能期間から予約対象期間が選択される。
これにより、ユーザ(衛星事業者)が自身の衛星局と地球局との通信を希望する時間情報に基づいて、当該時間において通信可能な地球局における通信可能期間から予約対象期間が選択される。
これにより、複数のプランから第2のプランが選択されると、ユーザは、通信可能な地球局の予約対象期間から自身の選択に基づいて通信予約期間を選択、予約する。
以下に説明する実施の形態では、第2のプランの一例としてオンデマンド予約プランについて説明している。
本技術に係るプログラムは、上記の各手順を情報処理装置に実行させるプログラムである。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
<1.全体構成>
<2.ユーザ端末における提示態様>
[2−1.地上アンテナ事業者側のスケジュール調整]
[2−2.衛星事業者側のスケジュール調整]
<3.衛星局と地上局のマッチング>
<4.クラウドサーバで利用しているAPI>
<5.予約された通信予約期間に基づく通信実行の概要>
<6.まとめ>
<7.プログラム及び記憶媒体>
また、本発明の実施の形態に用いる語句の説明を以下に示す。
・ステラステーション(StellarStation:登録商標)
出願人が提供する世界各地に点在する様々な地球局を共有するためのクラウドを利用したプラットフォームである。
・スターパス(StarPass:商標登録出願中)
地球局をステラステーション上で使用可能とするために必要なハードウェアのことをいう。スターパスでは、例えば地球局の地上アンテナのコントロールや、地球局とクラウドサーバがデータの送受信を行う際のデータ転送などが行われる。
・地球局制御装置
スターパスに含まれるハードウェアであって、地球局のクラウドへの接続を媒介し、複数の地球局をインテグレーションするものである。
・衛星局
無線通信を行う局としての人工衛星(人工衛星局)のことをいう。衛星局に搭載されたアンテナを衛星アンテナとして表記する。衛星局は、例えば地球の周りを回る人工衛星のことである。
・地球局
衛星局と通信するための地上側の無線施設のことをいう。アンテナ等の無線機器からなる。地球局に搭載されたアンテナを地上アンテナとして表記する。
なお、地球局は、地上局、GS(Ground Station)とも表記される。
・ユーザ
出願人が提供するプラットフォームを利用する者であり、例えば、衛星事業者や地上アンテナ事業者等のことである。
・衛星事業者
衛星局を運用する事業者である。衛星事業者は、自らの衛星局との通信を行うための地上アンテナを所有していることもある。即ち、衛星事業者は地上アンテナ事業者であることもある。
・地上アンテナ事業者
地球局を運用する事業者をいう。例えば、テレポートなどの地球局によるサービスの提供者や、大学、研究機関、自らの衛星との通信のために地上アンテナを持つ衛星事業者などである。また地球局を運用する事業者には、地球局の所有者だけでなく、地球局を借り受けている者等も含まれる。
なお、地上アンテナ事業者は、地上アンテナ所有者、地上局オーナー、地球局オーナーとも表記される。
・パス
或る一の衛星局と或る一の地球局との通信が開始されてから終了するまでの一回の通信機会をいう。
・通信可能期間
周回する衛星局が、通信相手となる地球局と無線通信が可能となる時間のことである。
通信可能期間は一つのパスに限られず、複数のパスからなるものも含まれる。例えば、通信可能期間の前半と後半でそれぞれ異なる地球局と通信を行うといったように、複数のパスを組み合わせることで長時間の通信可能期間を確保することが考えられる。
・予約対象期間
通信可能期間のうち、プラットフォームを利用する衛星事業者が予約することが可能な期間のことである。地上アンテナ事業者が自身の衛星局との通信のために地球局を使用する等、通信可能期間であったとしても地球局を衛星事業者に貸し出すことができないことがある。そのため、予約対象期間を通信可能期間と区別して表記することとした。なお、予約対象期間は、通信可能期間から使用制限期間及び通信予約期間が除かれた期間である。
・通信予約期間
予約対象期間から予約対象として選択された期間のことである。通信予約期間は、衛星事業者の運用する衛星局と貸し出された地球局とが通信する時間として予約される。通信予約期間は、パススケジュールとも表記される。
・パススケジューリング
通信可能期間から通信予約期間を設定(予約)することをいう。具体的には、衛星局の軌道情報と地球局の位置情報に基づいて、衛星局と地球局の通信可能期間を算出し、選択されたプランに応じた選択処理により、通信可能期間から予約対象期間を選択し、該選択した予約対象期間から衛星局と地球局の通信予約期間を予約することをいう。
・パスコンフリクト
一つの地球局において、複数の衛星局の通信可能期間が重なる場合のことである。
・使用制限期間
地上アンテナ事業者の所有する地上アンテナについて、通信時間の貸出しを行わない時間をいう。使用制限期間は、例えば地上アンテナ事業者が自らの通信のために地上アンテナを使用することや、地上アンテナのメンテナンス等の理由により設定される。
使用制限期間は、例えば地上アンテナ事業者により設定される。なお、使用制限期間を設定する者は地上アンテナ事業者に限られず、例えば運営者側によって設定させてもよいし、衛星事業者側により設定可能としてもよい。
なお、使用制限期間は、アンアベイラビリティウィンドウ(Unavailability Window)と表記することもある。
・AOS(Acquisition of Signal (or Satellite))
衛星局が特定の地球局の可視範囲内に位置することで通信が可能になる開始の時間のことをいう。厳密には、実際の通信の開始は、例えばAOS後に衛星の地上から見た仰角が十分上がった時点になる。
・LOS(Loss of Signal (or Satellite))
AOSに対して、衛星局が地球局の可視範囲外に位置することで通信が終わる時間のことをいう。
・MCS(Mission Control Software)
衛星局を管制(データの送受信や監視制御)するためのソフトウェアのことである。
・ITU(International Telecommunication Union:国際電気通信連合)
電気通信(有線通信及び無線通信)の利用に係る国際的秩序の形成に貢献する国連専門機関のことである。
・TLE(Two-Line Element set)
衛星局の軌道情報を表すフォーマットまたはその軌道情報そのもののことである。
図1及び図2を参照して、本実施の形態におけるネットワークシステムを説明する。図1は、プラットフォームを含むネットワークシステムの全体構成を示す図である。また、図2は、地球局、マイクロサーバ、及びクラウドサーバの関係を示す図である。
また、衛星局6と互いに通信可能とされる地球局5は、地球局制御装置4を介してクラウドサーバ1に接続されている。
なお、地球局5は、地球局制御装置4を介することなくクラウドサーバ1と直接に接続されていてもよい。
地上アンテナ事業者は、ユーザ端末3を用いて、クラウドサーバ1が提供するネットワークシステムにおいて、自身の地球局5を他の衛星事業者に貸し出す時間や自身の利用のために確保しておく時間のスケジューリング等を行う。
衛星事業者は、ユーザ端末3を用いて、クラウドサーバ1が提供するネットワークシステムにおいて、通信可能な地球局5の時間の確認や当該時間の予約又はそのキャンセル等を行う。
衛星事業者側のユーザ端末3には、通信予約期間を予約するためのAPI(Application Programming Interface)、CLI(Command Line Interface)、GUI(Graphical User Interface)が提供される。CLIとは、キーボードからコマンドと呼ばれる命令語を打ち込んで操作する機能若しくはその操作自体のことをいう。
なお、衛星事業者側のユーザ端末3には、API、CLI、GUIの何れかが提供されていてもよいし、そのうちの複数が提供されていてもよい。
クラウドサーバ1は1又は複数の情報処理装置で構成され、期間算出部11、予約管理部12、提示制御部13の機能を有している。クラウドサーバ1の各機能は、情報処理装置においてCPU(Central Processing Unit)でプログラムに応じて実行される処理により実現される機能である。但し、以下に説明する全部又は一部の各構成の処理をハードウェアにより実現してもよい。
また各機能をソフトウェアで実現する場合に、各機能がそれぞれ独立したプログラムで実現される必要はない。一つのプログラムにより複数の機能の処理が実行されてもよいし、一つの機能が複数のプログラムモジュールの連携で実現されてもよい。また各機能は複数の情報処理装置に分散されていてもよい。さらに機能の1つが、複数の情報処理装置によって実現されてもよい。
また、予約管理部12は、予約されている衛星局6と地球局5の通信予約期間についてキャンセル情報を、衛星事業者側又は地上アンテナ事業者側の操作により受信すると、該通信予約期間についてキャンセルする処理を実行する。
また、クラウドサーバ1は、地上アンテナ事業者の地球局5や衛星事業者の衛星局6の情報はクラウド上に記憶され、取得することが可能である。
ネットワークシステムに含まれる地球局5には、複数の技術仕様の地球局5が含まれる。技術仕様には、中心周波数、周波数帯域、偏波、変調方式、符号化方式が含まれる。
中心周波数としては、例えば、UHF(Ultra High Frequency)、S、X、Kaバンドが含まれる。偏波は、例えば、RHCP(Right-Hand Circular Polarization)若しくはLHCP(Left-Handed Circularly Polarized wave)、或いはその両方である。変調方式はFSK(Frequency Shift Keying)、AFSK(Audio Frequency Shift Keying)、GFSK(Gaussian filtered Frequency Shift Keying)、MSK(Minimum Phase Shift Keying)、GMSK(Gaussian filtered Minimum Phase Shift Keying)、PSK(Phase Shift Keying)、BPSK(Binary Phase Shift Keying)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、64QAM(64 Quadrature Amplitude Modulation)などであり、他にも様々な変調方式に対応可能である。符号化方式は、単極性NRZ(Non Return to Zero)符号、両極性NRZ符号、単極性RZ(Return to Zero)符号、両極性RZ符号、AMI(Alternate Mark Inversion)などであり、他にも様々な符号化方式に対応可能である。例えば、エラー訂正符号としてのリード・ソロモン(Reed-Solomon)符号、ターボ符号、畳み込み符号などにも対応可能である。
また、地球局制御装置4におけるドライバの制御は、ハードウェア回路により行われてもよいし、ソフトウェアプログラムにより行われてもよい。
地球局制御装置4は、衛星データ処理として、衛星局6のテレメトリデータ又はコマンドデータの変復調処理、符号化処理等を実行する。
また地球局制御装置4は、レイテンシを小さくする(レイテンシを向上させる)ため、地球局5の後述する地上アンテナ54の所在地に近くの最適なデータセンタに接続するように制御する。
なお、クラウドサーバ1と地球局5を、地球局制御装置4を介することなく直接接続し、上記の処理をクラウドサーバ1が行うこととしてもよい。
地球局5は、ローカルサーバ51、ソフトウェア52、アンテナコントロールユニット53、地上アンテナ54、ベースバンドユニット55を有している。
なお、ローカルサーバ51は、地球局制御装置4を介してクラウドサーバ1からパススケジュール情報を取得するが、ローカルサーバ51は、当該パススケジュール情報をクラウドサーバ1から直接受信することも可能である。
ポインティングの制御は、アンテナコントロールユニット53が受信した軌道情報に基づいて行う場合と、クラウドサーバ1が軌道情報に基づき生成したポインティングの指示を受信することにより行う場合とがある。
ベースバンドユニット55は、地上アンテナ54が衛星局6から受信した衛星データを受信し、当該衛星データを地球局制御装置4に直接送信する。また、地球局制御装置4は、クラウドサーバ1からのコマンド情報をベースバンドユニット55を介して地上アンテナ54に送信し、地上アンテナ54から衛星局6に送信される。
なお、地球局制御装置4は、地上アンテナ54が衛星局6から受信した衛星データをベースバンドユニット55を介することなく、地上アンテナ54から直接受信することとしてもよい。また地球局制御装置4は、クラウドサーバ1からのコマンド情報をベースバンドユニット55を介することなく直接地上アンテナ54に送信することとしてもよい。
なお、アンテナコントロールユニット53やベースバンドユニット55、ハードウェア56A、56B・・・等のハードウェアは、ローカルサーバ51により制御されるが、地球局制御装置4に設けられた各種ドライバを利用して各ハードウェアと接続することで、地球局制御装置4により直接制御することもできる。
ネットワークシステムにおける複数の地球局5は、それぞれ地球局5内のハードウェア及びソフトウェアの構成が異なるため、それぞれの地球局5の構成に応じて、各ハードウェアをローカルサーバ51を介して間接的に制御するか、地球局制御装置4により直接制御するかを選択することができる。
CPU71、ROM72、及びRAM73は、バス74を介して相互に接続されている。このバス74には、入出力インターフェース75も接続されている。
入出力インターフェース75には、キーボード、マウス、タッチパネルなどよりなる入力部76、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electroluminescence)パネルなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部77、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ装置などより構成される記憶部78、ネットワークを介しての通信処理や機器間通信を行う通信部79が接続されている。
入出力インターフェース75にはまた、必要に応じてメディアドライブ80が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア81が適宜装着され、リムーバブルメディア81に対する情報の書込や読出が行われる。
CPU71が各種のプログラムに基づいて処理動作を行うことで、クラウドサーバ1、運用監視端末2、ユーザ端末3、地球局制御装置4、ローカルサーバ51としての必要な情報処理や通信が実行される。
なお、クラウドサーバ1、運用監視端末2、ユーザ端末3、地球局制御装置4、ローカルサーバ51を構成する情報処理装置は、図3のようなコンピュータ装置が単一で構成されることに限らず、複数のコンピュータ装置がシステム化されて構成されてもよい。複数のコンピュータ装置は、LAN(Local Area Network)などによりシステム化されていてもよいし、インターネットなどを使用したVPN(Virtual Private Network)などにより遠隔地に通信可能な状態で配置されたものでもよい。複数の情報処理装置には、クラウドコンピューティングサービスによって利用可能なサーバ群(クラウド)としての情報処理装置が含まれてもよい。
以下に、ユーザがユーザ端末3を用いてネットワークシステムを利用する際のユーザ端末3における提示態様について説明する。
まず、地上アンテナ事業者としてのユーザが、ネットワークシステムを利用して所有する地球局5のスケジュール調整を行う際に、ユーザ端末3に提示される画面の一例について、図4から図7を参照して説明する。
図4及び図5は、地上アンテナ事業者が所有する地球局5と衛星局6を提示する画面を示している。図6は、地上アンテナ事業者の所有する地球局5のスケジュール画面を示している。図7は、地上アンテナ事業者側のスケジュール画面における使用制限期間の設定画面を示している。
一覧表示画面30は、局情報表示領域40、地球局選択領域50、衛星局選択領域60を有している。
図4では一例として、ユーザ(地上アンテナ所有者)の所有する地球局5として、地球局GS−1、GS−2の情報が表示領域41、41に表示されている。
表示領域41には、「GS−1」、「GS−2」等の各地球局5の名称、地上アンテナのID(Identification)(Antenna ID)、各地球局5が配置されている地域(City / Town,Country)などの情報が表示される。
図5では一例として、ユーザ(地上アンテナ所有者)の所有する衛星局6として、衛星局SAT−1、衛星局SAT−2の情報が表示領域42、42に表示されている。表示領域42は、ユーザ(地上アンテナ事業者)の所有する衛星局6の数に応じて表示される。
表示領域42には、「SAT−1」、「SAT−2」等の各衛星局6の名称、各衛星局6のID(Satellite ID)、NORAD(North American Aerospace Defense Command)IDなどの情報が表示される。
例えば、図4では所有する地球局5として「GS−1」、「GS−2」が選択領域51、51に表示され、「GS−1」の選択領域51が選択されることで、図6に示すような地球局GS−1のスケジュール画面90Aが表示される。
スケジュールリストは横軸が日程、縦軸が時刻とされており、他のユーザ(衛星事業者)に地上アンテナを貸し出している期間として設定された通信予約期間RD1、RD2や、他のユーザ(衛星事業者)への地上アンテナの貸し出しを許可しない期間として設定している使用制限期間NR1からNR6が表示されている。
また、現在の時刻を示す時刻線Ctが表示され、時刻線Ctよりも前に表示されている通信予約期間や使用制限期間等の期間(既に経過した期間)は、経過期間PTとして表示される。
例えば、通信予約期間RD、使用制限期間NR、経過期間PTは異なる色で表記されており、これにより、ユーザ(地上アンテナ事業者)が、視覚的に自身の地球局5のスケジュールを把握することができる。なお、経過期間PTとされた通信予約期間や使用制限期間等についても互いに色分けすることができる。
また、設定画面94において、ユーザ(地上アンテナ事業者)がユーザ端末3を操作することにより、現在、他のユーザ(衛星事業者)により予約されている通信予約期間RD(地上アンテナ事業者が衛星事業者に地上アンテナを貸し出す期間)を地上アンテナ事業者側からキャンセルすることができる。
一方で、図5に示すようにユーザ(地上アンテナ事業者)が衛星局6を所有する場合には、衛星局選択領域60に選択領域61、61が設けられ、所有する各衛星局6が表示される。図5では、所有する衛星局6として「SAT−1」、「SAT−2」が選択領域61、61に表示されている。
ユーザ(地上アンテナ事業者)によるユーザ端末3の操作を介して選択領域61を選択することで、後述する図9、図12に示すように、一覧表示画面30に選択した衛星局6についてのスケジュール画面90(90B、90C)が表示される。スケジュール画面における通信予約期間の設定の詳細については後述する。
次に、衛星事業者としてのユーザが、ネットワークシステムを利用して自身の所有する衛星局6の通信についてスケジュール調整を行う際に、ユーザ端末3に提示される画面の一例について、図8から図11を参照して説明する。
なお、上記した地上アンテナ事業者側のユーザ端末3に提示される画面と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
図8は、衛星事業者が所有する地球局5や衛星局6の提示画面を示している。図9は、衛星事業者の所有する衛星局6のスケジュール画面を示している。図10は、地球局5が衛星局6との通信により取得した画像データの表示画面を示している。図11は、衛星局6のスケジュール画面におけるソート画面を示している。
一覧表示画面30は、局情報表示領域40、地球局選択領域50、衛星局選択領域60を有している。
図8では一例として、ユーザ(衛星事業者)の所有する衛星局6として、衛星局SAT−3、SAT−4、SAT−5の情報が、表示領域42、42、42に表示されている。
表示領域42には、「SAT−3」、「SAT−4」、「SAT−5」等の各衛星局6の名称、各衛星局6のID(Satellite ID)、NORAD IDなどの情報が表示される。
ユーザ(衛星事業者)がユーザ端末3の操作を介して選択領域61を選択することで、図9に示すように、局情報表示領域40の表示領域に選択した衛星局6のスケジュール画面90Bが表示される。
例えば、図8では所有する衛星局6として「SAT−3」、「SAT−4」、「SAT−5」が選択領域61、61、61にそれぞれ表示され、「SAT−3」の選択領域61が選択されることで、図9に示すような衛星局SAT−3のスケジュール画面90Bが表示される。
ステータスには、例えば、通信が完了した状態(Completed)、通信予約期間において通信が行われなかった状態(Cancelled)、自身の衛星局6との通信が予約された状態(Reserved)、自身の衛星局6との通信が予約できる状態(Available)等があり、ユーザは、地球局5のステータスが「Available」となっている場合に、その地球局5との通信を通信予約期間として予約することができる。即ち、ステータスが「Available」となっている期間は、予約対象期間である。
例えば、図9においてデータ表示ボタンVWが選択されると、一覧表示画面30に、図10に示すような通信データ表示画面101が表示される。ユーザ(衛星事業者)は、通信データ表示画面101に表示された画像をダウンロードすることができる。
ユーザ(衛星事業者)によるユーザ端末3の操作により、スケジュール画面90Bにおけるソートボタン102が選択されると、図11に示すようなソート画面103が表示される。
ソート画面103には、最小仰角(Minimum elevation)やステータス(Status)の入力欄が設けられており、ユーザ(衛星事業者)による最小仰角やステータス等の条件入力により、スケジュール画面90Bで表示されているパスの並べ替えや絞り込みを行うことができる。
なお、入力欄は、最小仰角(Minimum elevation)やステータス(Status)に限られず、通信時間(Duration)、設置地域(Location)等、様々な条件により、各地球局5の並べ替えや絞り込みを行うことができる。
さらに、現在の時刻を示す時刻線Ctが表示され、時刻線Ctよりも前に表示されている期間(既に経過した期間)は経過期間PTとして表示される。
例えば、図6に示すユーザ(地上アンテナ所有者)が、地球局GS−1について、使用制限期間NR1からNR6を設定していた場合、図12に示すユーザ(衛星事業者)のスケジュールリストには、使用制限期間NR1からNR6に該当する期間は表示されない。
また、他の衛星事業者が、既に予約済みの通信予約期間RD1についても衛星局SAT−3を所有するユーザ(衛星事業者)のスケジュールリストには表示されない。
このように、選択した衛星局6のユーザ(衛星事業者)が予約できない期間についてはあらかじめ表示しないことで、ユーザ(衛星事業者)が予約可能とされる予約対象期間RPを容易に認識することができるようになる。
以下、本技術における衛星局6と地上局5のマッチングについて、図13から図16を参照して説明する。マッチングを行うことで、統一されたネットワークシステムの中から対象のユーザ(衛星事業者)に最適な地球局5を割り当てることができる。マッチングには、衛星局6と地球局5の適合性確認と、パススケジューリングが含まれる。
図13は、衛星事業者が衛星局6を登録する際の適合性確認の流れを示す図である。図14は、オンデマンド予約プラン(第2のプラン)におけるパススケジューリング処理の説明図である。図15は、条件指定予約プラン(第1のプラン)におけるパススケジューリング処理の説明図である。図16は、衛星事業者の選択したプランに応じたパススケジューリング処理のフローチャートである。
「エリア」では地域情報を条件として指定することができる。地域情報には、アジア,欧州,南アメリカ等の地域、日本,アメリカ,イギリス等の国名、東京,カリフォルニア,ロンドン等の都市名、緯度及び経度などの様々な地域に関する情報が含まれる。「エリア」にて地域情報を条件指定することで、衛星事業者は、地域情報に基づいて地球局5を絞り込むことができる。
例えばユーザ(衛星事業者)が、「エリア」及び「時間」の条件指定を行うことで、例えば、使用したい地球局5の所在する地域や国を限定することや、衛星局6と通信を行う時間を指定することができる。これは、アジア地域の地球局5と毎日9:00−12:00の間に一時間通信がしたい場合などに有用である。
また、使いたい地球局5の所在(「エリア」)は条件指定せずに、衛星局6と通信する利用時間(「時間」)のみを条件指定することもできる。これは、どの地球局5でも構わないが毎日1時間通信がしたいといった場合などに有用である。
また、「条件指定予約プラン」の条件指定については、「エリア」、「時間」の条件に限られず、料金、地上局5のスペック、地上局5を所有する地上アンテナ事業者の名称等、他にも様々な条件を指定することが考えられる。
なお、G/Tとは、ジーオーバーティと読み、アンテナの性能を表す主要なパラメーターであって、アンテナ利得とアンテナ雑音とコンバータ雑音の比をいう。G/Tの数値が大きいほど高性能なアンテナであるとされる。
ダウンリンクとは衛星局6から地球局5への送信のことであり、アップリンクとは地球局5から衛星局6への送信のことである。
なお、ステップS1でなく、ステップS2での通信条件の確認、ステップS5での国際周波数調整の確認、ステップS6での地球局免許の確認等、即ち適合性確認が完了した後に、ユーザ(衛星事業者)が、パススケジューリングのプランを選択することとしてもよい。また、上述した「条件指定予約プラン」、「オンデマンド予約プラン」などのプランは、ユーザ(衛星事業者)がパススケジューリングを行う際に選択することとしてもよい。
このとき、ネットワークシステムにおけるクラウドサーバ1は、取得した地球局5の情報に基づいて、地球局5の仕様毎にコンパティビリティグループ(Compatibility group)を設定する処理を行う。コンパティビリティグループとは、RF(Radio Frequency)通信の仕様(の一部)が共通する複数の地球局5のグループをいう。これにより、衛星局6と適合性確認を行うための技術仕様を用いて、類似した(仕様の一部又は全部が共通する)地球局5をグループ分けされる。
RF通信の技術仕様とは、例えば、中心周波数、周波数帯域、偏波、変調方式、符号化方式等のことである。
あらかじめ、地球局5をコンパティビリティグループに分けて、その情報を記憶しておくことで、衛星局6に地球局5をマッチングする際に、クラウドサーバ1により、衛星局6の仕様を考慮した最適なコンパティビリティグループが割り当てられる。
なお、以下、一度説明した処理と同様の処理については、説明の重複を避けるため同一符号を付し、説明を省略する。
ステップS11で衛星事業者側のユーザ端末3から予約対象期間の提示要求がクラウドサーバ1に送信されると、クラウドサーバ1は、ステップS12において、通信可能期間を算出した後に、通信可能期間から予約対象期間を選択し、当該予約対象期間の提示制御を行う。これにより、衛星事業者側のユーザ端末3のスケジュール画面に予約対象期間が表示される。
クラウドサーバ1は、ステップS14において、衛星事業者側のユーザ端末3から選択した予約対象期間の情報を受信すると、当該選択された予約対象期間を通信予約期間として設定(予約)する予約処理を実行する。
ステップS14で予約処理が完了すると、クラウドサーバ1は、ステップS15において、設定(予約)した通信予約期間の情報を衛星事業者側のユーザ端末3と地上アンテナ事業者(地球局5)側のユーザ端末3に送信する。これにより、衛星事業者と地上アンテナ事業者の両方が、通信予約期間が設定されたことを知ることができる。
クラウドサーバ1は、地上アンテナ事業者側のユーザ端末3(地球局5)からキャンセル要求を受信すると、ステップS17において、衛星事業者により設定(予約)された通信予約期間についてキャンセル処理を行い、当該キャンセル処理が完了すると、ステップS18において、キャンセルされた通信予約期間についての情報を衛星事業者側のユーザ端末3に送信する。これにより、衛星事業者は、通信予約期間がキャンセルされたことを知ることができる。
なおクラウドサーバ1は、衛星事業者側のユーザ端末3からキャンセル要求を受信することで、衛星事業者が設定(予約)した通信予約期間についてキャンセル処理を行うことも可能である。
ステップS11で衛星事業側のユーザ端末3から予約対象期間の提示要求がクラウドサーバ1に送信されると、クラウドサーバ1は、ステップS19において、通信可能期間を算出した後に、あらかじめ衛星事業者によって指定された条件(「エリア」における地域情報、「時間」における時間情報等)に基づいて、通信可能期間から予約対象期間を選択する。そして、クラウドサーバ1は、選択した予約対象期間の提示制御を行う。このとき、ユーザ端末3のスケジュール画面に予約を予定している予約対象期間が表示される。
このとき衛星事業者は、条件の指定をユーザ端末3のMCSに入力する。
また、「1日5時間の通信時間が欲しい」や「アジア地域で毎日9:00−12:00に1時間分の通信時間が欲しい」などの定量性の条件が指定された場合は、マッチングした地球局5の通信可能期間から必要分の予約対象期間のリストをクラウドサーバ1が自動的に作成して、衛星事業者側のユーザ端末3に提示することを想定している。よって、衛星事業者は逐一、通信予約期間の予約などをする必要が無い。
なお、クラウドサーバ1は、選択された予約対象期間について通信予約期間として設定(予約)を行い、通信予約期間について提示制御を行ってもよい。
なお、ステップS20において、衛星事業者側のユーザ端末3から再設定情報を受信した場合、クラウドサーバ1は、ステップS21、S22、S19と処理を進め、以下、上記と同様の処理を実行する。
そして、クラウドサーバ1は、ステップS102において、通信可能期間のうち地上アンテナ事業者があらかじめ設定している使用制限期間(Unavailability Window)と重なる期間を除外する処理を行う。
そして、クラウドサーバ1は、ステップS104において、ステップS101からステップS103までの処理の後に残った通信可能期間を予約対象期間として決定する。
なお、「条件指定予約プラン」、「オンデマンド予約プラン」等のプランの選択情報はあらかじめクラウド上に記録されていなくてもよい。この場合、衛星事業者によりネットワークシステムへのログインが行われた後に、クラウドサーバ1が衛星事業者によるプランの選択情報をユーザ端末3から受信することで、「条件指定予約プラン」、「オンデマンド予約プラン」の何れかを選択したかを判定することができる。
その後、クラウドサーバ1は、ステップS107、S109、S106の流れで監視ループを行う。
ここで、一つの地球局5に対して複数の衛星事業者の通信予約期間が重なる場合(パスコンフリクト)が生じることがある。そこで、予約処理においてクラウドサーバ1は、例えば、まず「条件指定予約プラン」のエリア条件指定がされた衛星事業者側に優先的に通信予約期間を割り当て、その次に時間条件指定がされた衛星事業者側に通信予約期間を割り当てる。エリア条件指定の方が割り当て可能な予約対象期間の数に限りがあり、時間条件指定の方が柔軟に予約対象期間への通信予約期間の割当が可能であるからこの順番が効率的である。そして、最後に「オンデマンド予約プラン」に残った予約対象期間を提示させる。例えば、コンフリクトする二つの衛星事業者の一つが特定の地球局5の特定の時間を指定している一方、他の衛星事業者の要望が特定の地球局5を指定せず「1日に5時間分のパス」を要求している場合、後者の衛星事業者には、別の時間の別の地球局5による予約対象期間を充当することで、双方の要求を満たす通信予約期間の割り振りを実現できる。
ここで、地球局5は、クラウドサーバ1の要請に応じた通信予約期間の確定と、地上アンテナ事業者自身による通信予約期間の確定とを行う。それ以外に、衛星事業者の要請に応じた通信予約期間の確定をクラウドサーバ1が行う。
地上アンテナ事業者または衛星事業者に対して、通信予約期間の予約またはスケジューリングを行うためのAPI、CLI、及びGUIが提供される。これにより、地上アンテナ事業者または衛星事業者は、ステラステーション(StellarStation)のGUIからパスのスケジューリングが可能になる。
地上アンテナ事業者自身による通信予約期間の確定の要請は、クラウドサーバ1側の要請に応じた通信予約期間の確定の要請に対して、優先される。
そしてクラウドサーバ1は、ステップS113で、その結果を衛星事業者側のユーザ端末3に提示させる。これにより、衛星事業者は特定の通信予約期間とする予約対象期間を逐一選択するなどの手間を省くことができる。
その後、クラウドサーバ1は、ステップS114、S115の流れで監視ループを行う。
クラウドサーバ1は、ステップS116において、予約対象期間の再選択を行い、ステップS113において、再設定した予約対象期間をユーザ端末3に提示させる。その後、クラウドサーバ1は、ステップS114、S115の監視ループに処理を進め、以下、上記と同様の処理を行う。
ここで、クラウドサーバ1で利用しているAPIについて説明する。当該APIには、衛星事業者が呼び出すためのAPIと、地球局オーナー向けのAPIを用意している。それぞれの名称及び機能を下記に示す。
・CancelPlan 通信予約期間の予約をキャンセルする。
・ListPasses 特定の衛星局6の通信可能期間のリストを返す。
・ListSatellitePlans 特定の衛星局6の通信予約期間のリストを詳細とともに返す。
・OpenStream 衛星局6へのコマンド送信とテレメトリの受信を可能にする。
・SchedulePass 特定の衛星局6の時間で通信予約期間を予約する。
・AddGSUnavailabilityWindow 特定の時間もしくは使用制限期間を設定する。
・ListGroundStationPlans 特定の地上アンテナの予約された期間のリストを返す。
・ListGSUnavailabilityWindow 特定の地上アンテナの使用制限期間を返す。
・DeleteGSUnavailabilityWindow 特定の地上アンテナの使用制限期間を削除する。
以下に、予約された通信予約期間に基づく通信実行の概要について図17を参照して説明する。図17は、衛星局6と地球局5の通信についての説明図である。
まず、衛星局6と地球局5の通信予約期間が設定(予約)されると、クラウドサーバ1は、衛星局6と地球局5の通信開始時間や通信完了時間等の情報を、ユーザ端末3、衛星局6、地球局5等の間で同期を行う。
地球局GS−Aと衛星局6の間の通信が終わる時間(LOS−A)になると、ステップS204においてユーザ端末3のAPIがクラウドサーバ1に対して地球局GS−Aとの通信を終了するようにクローズ(close)要求が出され、ステップS205において地球局GS−Aからもクラウドサーバ1に対してクローズ(close)要求が出される。
これにより、通信が終了し、地球局GS−Aと衛星局6のデータのやり取りが終了する。
地球局GS−Bと衛星局6の間の通信が終わる時間(LOS−B)になると、ステップS209においてユーザ端末3のAPIがクラウドサーバ1に対して地球局GS−Bとの通信を終了するようにクローズ(close)要求が出され、ステップS210において地球局GS−Bからもクラウドサーバ1に対してクローズ(close)要求が出される。
これにより、通信が終了し、地球局GS−Bと衛星局6のデータのやり取りが終了する。
以上のように、衛星事業者は、地球局5と衛星局6の通信のスケジューリングを意識せずに、地球局5と衛星局6の通信を行うことができる。
上記の実施の形態で説明したクラウドサーバ1は、衛星局6の軌道情報と地球局5の位置情報に基づいて、衛星局6と地球局5の通信可能期間を算出する期間算出部11と、通信可能期間から選択された予約対象期間の内で衛星局6と地球局5の通信予約期間の予約処理を行う予約管理部12と、を備えるものである(図16参照)。
これにより、通信可能期間よりも絞り込まれた予約対象期間から通信予約期間を予約することが可能となる。
衛星局が地球局と無線通信が可能となる通信可能期間から、地上アンテナ事業者が自身の衛星局との通信のために地球局を使用する等、通信可能期間であったとしても地球局を衛星事業者に貸し出すことができない時間を除いた予約対象期間を選択することで、通信予約期間の予約処理を効率的に行うことが可能となる。従って、衛星事業者は通信可能期間から絞られた予約対象期間に基づいて通信予約期間を予約することができるため、衛星事業者の通信可能期間の選択負担を軽減することができる。
これにより、選択されたプランの内容を反映させた予約対象期間からの通信予約期間の予約を行うことが可能となる。
衛星局6と通信を行う地球局5を選択する際には、条件さえ満たしていればどのような地球局5が選択されてもよいというユーザ(衛星事業者)もいれば、各地球局5の情報を確認した上で自身の判断で通信を行う地球局5を選択したいという衛星事業者もいる。このような様々なニーズを反映させたプランを複数設け、衛星事業者に選択可能とさせることで、衛星事業者の要望を反映させた柔軟な通信予約期間の予約を行うことができる。
これにより、異なる技術仕様の複数の地球局5がネットワーク上で接続可能とされ、衛星局6と通信可能な地球局5が、当該ネットワーク上の複数の地球局5から選択される。
従って、クラウドサーバ1が異なる技術仕様の複数の地球局5をネットワーク上で制御することが可能となり、ユーザ(衛星事業者)が選択可能な地球局5の幅を広げることができる。これにより、ユーザ(衛星事業者)は、自身の要望をより反映させた地球局5との通信予約期間の予約を行うことができる。
従って、衛星事業者はユーザ端末3に表示された予約対象期間を参照した上で、衛星事業者の選択したプランに応じて予約された通信予約期間で通信を行うかどうかを検討することができる。そして、プランに応じて通信予約期間として選択された予約対象期間よりも通信予約期間として予約したい予約対象期間があった場合は、衛星事業者は、再度、別の予約対象期間を通信予約期間として予約を変更することができる。
また、衛星事業者の選択したプランに応じて通信予約期間を予約した後に、閲覧した予約対象期間から、さらに通信予約期間を追加することもできる。
これにより、地上アンテナ事業者が地球局5において自身の衛星局6との通信を行う期間を使用制限期間と設定することで、衛星事業者により通信予約期間として予約されてしまうことを未然に防止することができる。また、地上アンテナ事業者は、地球局5のメンテナスを行う期間や本技術のネットワークシステム以外で他の衛星事業者に地上アンテナを貸し出す期間などを使用制限期間と設定することも考えられる。
このように、あらかじめ通信可能期間から予約対象期間を選択する際に使用制限期間を除いておくことで、地上アンテナ事業者が予約対象期間を柔軟に衛星事業者に貸し出すことが可能となり、衛星事業者も通信予約期間として予約可能な期間を容易に認識することができる。
即ち、複数のプランから第1のプランが選択されると、ユーザ(衛星事業者)が指定した、エリア、時間などの条件に応じた予約対象期間が自動的に選択される(図16、S112参照)。
従って、ユーザ(衛星事業者)が全ての地球局5の情報を確認することなしに、衛星事業者の要望を反映させた予約対象期間を通信予約期間として予約することができる。これにより、衛星事業者が通信予約期間を予約する際の利便性の向上が図られる。
これにより、ユーザ(衛星事業者)により指定された地球局5の位置情報に基づいて、通信可能な地球局5における通信可能期間から予約対象期間が選択される。従って、衛星事業者は、希望するエリアを反映させた地球局5から通信予約期間を予約することができる。
これにより、ユーザ(衛星事業者)が自身の衛星局6と地球局5との通信を希望する時間情報に基づいて、当該時間に通信可能な地球局5における通信可能期間から予約対象期間が選択される。従って、衛星事業者は、希望する通信時間を反映させた通信予約期間を予約することができる。
これにより、複数のプランから第2のプラン(オンデマンド予約プラン)が選択されると、ユーザ(衛星事業者)は、通信可能な地球局5の予約対象期間から自身の選択に基づいて通信予約期間を選択し、予約する。
従って、衛星事業者が、通信を行う地球局5の情報や予約対象期間の状況を加味したうえで、通信予約期間を選択し、予約することができるようになる。
これにより、衛星事業者により予約された通信予約期間について、地上アンテナ事業者側から当該通信予約期間をキャンセルすることが可能となる。従って、通信予約期間における地上アンテナとの通信ができなくなったことを衛星事業者に前もって知らせることが可能となる。
クラウドサーバ1が上記処理を実行することで、選択されたプランの内容を反映させた予約対象期間からの通信予約期間の予約を行うことが可能となる。
以上、本技術の情報処理装置の実施の形態としてのクラウドサーバ1を説明してきたが、実施の形態のプログラムは、クラウドサーバ1における各処理を情報処理装置(CPUなど)に実行させるプログラムである。
即ちこのプログラムは、クラウドサーバ1に対して図16及び図17で説明した処理を実行させるプログラムである。
このようなプログラムは、リムーバブル記録媒体からパーソナルコンピュータなどにインストールすることができる。他にもダウンロードサイトから、LAN、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることができる。
Claims (9)
- 期間算出部と、予約管理部と、提示制御部とを備え、
前記期間算出部は、衛星事業者が所有する衛星局の軌道情報と、それぞれ異なる地上アンテナ事業者が所有する各地球局の位置情報とに基づいて、前記衛星局と前記地球局の通信可能期間を算出する処理を実行し、
前記予約管理部は、前記期間算出部が算出した通信可能期間から、前記地上アンテナ事業者側の端末から指定された前記地球局の使用制限期間を除いた予約対象期間を設定する処理を実行し、
前記提示制御部は、前記予約管理部が設定した予約対象期間を前記衛星事業者側の端末に提示させる処理を実行し、
さらに前記予約管理部は、前記予約対象期間の内で、前記衛星事業者側の端末からの要求に応じて選択された前記衛星局と前記地球局の通信予約期間の予約処理を実行する
情報処理装置。 - 前記予約管理部は、選択されたプランに応じた選択処理により、通信可能期間から予約対象期間を選択する
請求項1に記載の情報処理装置。 - それぞれが異なる技術仕様の複数の前記地球局を含むネットワークにおいて、当該複数の前記地球局を対象として前記期間算出部及び前記予約管理部が処理を行う
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。 - 第1のプランが選択された場合の前記選択処理として、ユーザにより指定された条件に基づいて通信可能期間から前記予約対象期間を選択する
請求項2に記載の情報処理装置。 - ユーザにより指定された条件は、前記衛星局と前記地球局が通信を実行する地域情報である
請求項4に記載の情報処理装置。 - ユーザにより指定された条件は、前記衛星局と前記地球局が通信を実行する時間情報である
請求項4に記載の情報処理装置。 - 第2のプランが選択された場合の前記選択処理として、前記予約管理部は、前記予約対象期間のうち、ユーザにより選択された前記予約対象期間を前記衛星局と前記地球局の通信予約期間として選択する
請求項2に記載の情報処理装置。 - 衛星事業者が所有する衛星局の軌道情報と、それぞれ異なる地上アンテナ事業者が所有する各地球局の位置情報とに基づいて、前記衛星局と前記地球局の通信可能期間を算出するステップと、
前記算出した通信可能期間から、前記地上アンテナ事業者側の端末から指定された前記地球局の使用制限期間を除いた予約対象期間を設定するステップと、
前記設定した予約対象期間を前記衛星事業者側の端末に提示させるステップと、
前記予約対象期間の内で、前記衛星事業者側の端末からの要求に応じて選択された前記衛星局と前記地球局の通信予約期間の予約処理を実行するステップと、
を情報処理装置が実行する情報処理方法。 - 衛星事業者が所有する衛星局の軌道情報と、それぞれ異なる地上アンテナ事業者が所有する各地球局の位置情報とに基づいて、前記衛星局と前記地球局の通信可能期間を算出する機能と、
前記算出した通信可能期間から、前記地上アンテナ事業者側の端末から指定された前記地球局の使用制限期間を除いた予約対象期間を設定する機能と、
前記設定した予約対象期間を前記衛星事業者側の端末に提示させる機能と、
前記予約対象期間の内で、前記衛星事業者側の端末からの要求に応じて選択された前記衛星局と前記地球局の通信予約期間の予約処理を実行する機能と、
を情報処理装置に実行させるプログラム。
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