JP6802721B2 - 天井面への自動墨出し方法と自動墨出し用無人飛翔体 - Google Patents
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Description
枠体と、その枠体の中央で回転自在に支持された回転体とにより骨格をなし、前記枠体には、距離センサ及び、回転により揚力を発生して上昇し天井面に当該無人飛翔体を押し付け自在な複数のローターと、天井面に向けて印字自在な印字装置が取り付けられていると共に、前記回転体には、天井面へ接して同天井面を任意方向に走行可能な複数の車輪及びその車輪の動力源と、所望の墨出し位置へ前記車輪を移動させる制御を行うマイコン基盤が搭載されて成る無人飛翔体を有し、
前記天井面の基準面となる橋桁、壁等の壁部材から無人飛翔体までの距離を前記距離センサにより計測し、墨出し位置を前記マイコン基盤に指示するための座標確認ソフトウェアがインストールされて割付図の座標を入力したコンピュータ装置により、前記壁部材から所定距離に位置する墨出し位置へ、無人飛翔体を上昇させて天井面へ押し付ける工程と
前記ローターによる当該無人飛翔体の天井面への押し付け状態を維持しつつ、当該無人飛翔体を、前記天井面の前記壁部材から一定距離を保って当該壁部材に対して平行移動させながら前記印字装置で天井面の所望位置へ墨出しする作業と、当該壁部材に対して墨出ししないで所定位置まで垂直移動させる作業を、割付図に従って前記回転体の回転を制御しつつ繰り返し行うことにより、天井面に複数本の墨出し線を所定の間隔をあけて平行に引く工程と、から成ることを特徴とする。
当該無人飛翔体は、枠体と、同枠体の中央で回転自在に支持された回転体とにより骨格をなし、前記枠体には、当該枠体の一辺と平行に取り付けられた両端部に距離センサを備えたセンサ支持杆と、回転により揚力を発生して天井面に無人飛翔体を押し付け自在な複数のローターと、天井面に向けて印字自在な印字装置とが取り付けられ、前記回転体には、天井面へ接して同天井面を任意方向に走行可能な複数の車輪及びその車輪の動力源と、所望の墨出し位置へ前記車輪を移動させる制御を行うマイコン基盤とが搭載されており、
墨出し位置を前記マイコン基盤に指示するための座標確認ソフトウェアがインストールされたコンピュータ装置によって、前記距離センサが計測した天井面の基準面となる橋桁、壁等の壁部材から所定距離に位置する墨出し位置に当該無人飛翔体がローターによって天井面へ押し付けられた状態で、前記回転体で回転制御可能な車輪の移動により、前記壁部材に対して平行方向へ墨出し自在に構成されていることを特徴とする、天井面への自動墨出し用無人飛翔体。
なお、前記アンカー部14は、本実施例ではバランスよく4個配設して実施しているが、個数は適宜増減可能である。また、前記4個のアンカー部14は、本実施例では同期制御可能な構成で実施されている。
上記した枠体10には、各縦材10a、10a、横材10b、10bの中央部とアンカー部14の先端部とを接続する補強材10cがそれぞれ取り付けられている(図2参照)。
なお、本実施例では、基準面Kとして橋桁31(図8参照)を採用しているが、橋桁31には限定されず、実施部位に応じて壁、垂下壁等の壁部材を基準面Kとすることも勿論できる。
また、図3の説明図に示したように、距離センサ12、12の近傍における枠体10に、衝突感知センサ19、19をそれぞれ設ける形態で実施するのが好ましい。
墨出しする当該印字装置4としては、墨出し(印字)の実行と停止を自動制御可能なインクジェット又はロールマーカーが好適である。一例としてインクジェット4を採用する場合、当該インクジェット4のノズルが上向きに設置され、天井面30に向けて印字自在に構成されている。当該ノズルのヘッド寸法は、一例として、30×30×70mm程度であり、ドットのサイズは、1.5mm程度である。天井面30との離隔(距離)は10mmぐらいが好ましい。印字速度は、本実施例では最大700ドット/秒を採用し、コンクリート面に対して印字可能な性能とされている。
また回転体20の中心部には、アナログユニット23とEtherNet/IP24が設置されている。アナログユニット23は、距離センサ12のアナログ電圧をデジタル変換する増設ユニットである。EtherNet/IP24は、コンピュータ装置40のディスプレイ44たるタッチパネルと前記PLC22を、LANケーブルで接続するための増設ユニットである。
図1中の符号21はフォトセンサを示している。このフォトセンサ21は、天井面30の所定の基準面K(例えば、橋桁31の内壁面31a)に対して回転体20が確実に90度回転する位置をセンシングするためのものである。
なお、前記コンピュータ装置40と前記2種のマイコン基盤とは、ケーブル、或いは通信装置によりコンピュータ装置40からデータ伝送可能に接続されており、遠隔操作される。ここでいうコンピュータ装置40は、デスクトップ(図9参照)やタブレットPC(図5参照)、ノートブック等を含む広い概念を指す。
ちなみに、本実施例では、一例として、図8に係る縦横方向に配設された橋桁31のうち、橋の延長方向に配設された橋桁31の内壁面31aを基準面Kとして平行方向に墨出しし、次に、当該橋桁31と直交方向に配設された橋桁31の内壁面31bを基準面Kとして平行方向に墨出しし、もって図10に例示したように、格子状に墨出し線Pを引いている。
なお、無人飛翔体Aはもとより、車輪2、アンカーリンク機構13、印字装置4等の制御は、図示を便宜上省略したリモートコントローラーで遠隔操作される。
そして、ローター1による当該無人飛翔体Aの天井面30への押し付け状態を維持しつつ、図3と図7に矢印Tで示した方向へと無人飛翔体Aを移動させる。そのとき無人飛翔体Aは、天井面30の橋桁31から一定距離を保ちつつ橋桁31に対し平行に直線移動しながら、無人飛翔体Aに搭載されたインクジェット4の上向きのノズルから天井面30に向けて、微量のインクをドットで多数噴射して天井面30の所望位置Pに墨出しする。
例えば、図1に破線で例示したように、前記センサ支持杆11(の上下の前記センサ12、12)と直交する配置にさらに前記距離センサ12、12を左右に設けて実施すると、前記段落[0038]の冒頭に記載したような、無人飛翔体Aの全体の向きを変える作業を無用にできるほか、直交方向に設けた橋桁31、31等の壁部材の距離を感知しながら天井面30に対し縦横方向にフレキシブルに墨出し作業を行うことができる等、自在性に富む墨出し作業を行うことができる。
2 車輪
3 動力源(ステッピングモータ)
4 印字装置(インクジェット)
5 モータドライバ
6 電源装置
7 支持部材
8 支持部材
10 枠体
10a 縦材(一辺)
10b 横材(一辺)
11 センサ支持杆
12 距離センサ
13 アンカーリンク機構
14 アンカー部
15 フォトセンサ
16 支持リング体
16a 溝部
17 DCモータ
18 腕部
19 衝突感知センサ
20 回転体
21 フォトセンサ
22 PLC
23 アナログ入力ユニット
24 EtherNet/IP
27 DCモータ
30 天井面(床版背面)
31 橋桁
31a 内壁面
31b 内側面
32 作業床
33 炭素繊維シート
35 窓部
40 コンピュータ装置
41 座標確認ソフトウェア
43 割付図
44 ディスプレイ
45 インク供給装置
A 無人飛翔体
B 橋梁
P 墨出し位置(墨出し線)
S 座標
K 基準面
Claims (7)
- 無人飛翔体により既設構造物の天井面へ墨出しする天井面への墨出し方法であって、
枠体と、その枠体の中央で回転自在に支持された回転体とにより骨格をなし、前記枠体には、距離センサ及び、回転により揚力を発生して上昇し天井面に当該無人飛翔体を押し付け自在な複数のローターと、天井面に向けて印字自在な印字装置が取り付けられていると共に、前記回転体には、天井面へ接して同天井面を任意方向に走行可能な複数の車輪及びその車輪の動力源と、所望の墨出し位置へ前記車輪を移動させる制御を行うマイコン基盤が搭載されて成る無人飛翔体を有し、
前記天井面の基準面となる橋桁、壁等の壁部材から無人飛翔体までの距離を前記距離センサにより計測し、墨出し位置を前記マイコン基盤に指示するための座標確認ソフトウェアがインストールされて割付図の座標を入力したコンピュータ装置により、前記壁部材から所定距離に位置する墨出し位置へ、無人飛翔体を上昇させて天井面へ押し付ける工程と 前記ローターによる当該無人飛翔体の天井面への押し付け状態を維持しつつ、当該無人飛翔体を、前記天井面の前記壁部材から一定距離を保って当該壁部材に対して平行移動させながら前記印字装置で天井面の所望位置へ墨出しする作業と、当該壁部材に対して墨出ししないで所定位置まで垂直移動させる作業を、割付図に従って前記回転体の回転を制御しつつ繰り返し行うことにより、天井面に複数本の墨出し線を所定の間隔をあけて平行に引く工程と、から成ることを特徴とする、天井面への自動墨出し方法。 - 前記無人飛翔体を、前記天井面の前記壁部材から一定距離を保って当該壁部材に対して平行移動させながら前記印字装置で天井面の所望位置へ墨出しする作業と、当該壁部材に対して墨出ししないで所定位置まで垂直移動させる作業を、当該壁部材と直交する方向に設けられた壁部材についても行うことにより、天井面に複数本の墨出し線を格子状に引く工程と、から成ることを特徴とする、請求項1に記載した天井面への自動墨出し方法。
- 前記無人飛翔体は、前記天井面に当接可能な上下移動自在なアンカー部を有しており、前記無人飛翔体の回転体の回転制御は、前記アンカー部を前記天井面に当接するように上昇させて前記車輪と天井面との接触状態を解除してから行うことを特徴とする、請求項1又は2に記載した天井面への自動墨出し方法。
- 天井面に押し付けられながら同天井面へ墨出しする無人飛翔体であって、
当該無人飛翔体は、枠体と、同枠体の中央で回転自在に支持された回転体とにより骨格をなし、前記枠体には、当該枠体の一辺と平行に取り付けられた両端部に距離センサを備えたセンサ支持杆と、回転により揚力を発生して天井面に無人飛翔体を押し付け自在な複数のローターと、天井面に向けて印字自在な印字装置とが取り付けられ、前記回転体には、天井面へ接して同天井面を任意方向に走行可能な複数の車輪及びその車輪の動力源と、所望の墨出し位置へ前記車輪を移動させる制御を行うマイコン基盤とが搭載されており、
墨出し位置を前記マイコン基盤に指示するための座標確認ソフトウェアがインストールされたコンピュータ装置によって、前記距離センサが計測した天井面の基準面となる橋桁、壁等の壁部材から所定距離に位置する墨出し位置に当該無人飛翔体がローターによって天井面へ押し付けられた状態で、前記回転体で回転制御可能な車輪の移動により、前記壁部材に対して平行方向へ墨出し自在に構成されていることを特徴とする、天井面への自動墨出し用無人飛翔体。 - 前記枠体に、アンカーリンク機構により上下移動自在なアンカー部と、当該アンカー部の上下位置をセンシングするフォトセンサが設置されていることを特徴とする、請求項4に記載した天井面への自動墨出し用無人飛翔体。
- 前記印字装置は、印字の実行と停止を自動制御可能なインクジェット又はロールマーカーであることを特徴とする、請求項4又は5に記載した天井面への自動墨出し用無人飛翔
体。 - 前記回転体に、天井面の前記壁部材に対し当該回転体が90度回転する位置をセンシングするフォトセンサが設置されていることを特徴とする、請求項4〜6のいずれか1項に記載した天井面への自動墨出し用無人飛翔体。
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| JP2017012815A JP6802721B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 天井面への自動墨出し方法と自動墨出し用無人飛翔体 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2017012815A JP6802721B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 天井面への自動墨出し方法と自動墨出し用無人飛翔体 |
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Family Applications (1)
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| JP2017012815A Active JP6802721B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 天井面への自動墨出し方法と自動墨出し用無人飛翔体 |
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