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JP6806129B2 - 給油所システム - Google Patents
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Description

本発明は、給油所システムに関し、特に、セルフサービス方式の給油所において顧客の安全を確保する技術に関する。
近年、人件費削減等の目的で給油作業、窓拭き等のサービス作業、及び給油料金の精算作業を顧客自身が行うセルフサービス方式の給油所が急増している。このようなセルフサービス方式の給油所では、事務所内に集中制御装置(セルフサービスコンソール:SSC)が設置されて給油所作業員が待機し、顧客の操作により給油装置から給油要求があった場合、当該給油エリアの安全を目視確認した後にSSCを操作して給油を許可する。
一方、セルフサービス方式の給油所において、セルフサービスによる給油に不慣れな顧客に対して説明を行う必要が生じても、給油所作業員が少ない場合には、上記作業を行うためにSSCの前から離れることができないことも多く、円滑にサービスを提供できないおそれがある。
そこで、本出願人は、特許文献1において、複数台の給油機と、該給油機を制御するセルフコンソール及びPOS端末を有するセルフ給油管理システムにおいて、携帯端末による無線で給油許可信号を出力することで給油機による給油を許可することが可能な給油管理システムを提案した。
特開2010−100289号公報
上記発明も有効であるが、携帯端末において給油許可信号の出力条件が存在しないため、顧客の安全を確認できない場合でも給油が許可される可能性を否定できなかった。
本発明は、上記従来の技術に鑑みてなされたものであって、顧客の安全確認を遵守した上で給油を許可することができる給油所システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、給油所システムであって、給油設定を行うデータ入出力機を有する給油装置と、該給油装置の周囲を撮影するカメラと、前記給油装置の給油エリアを撮影する監視カメラと、前記カメラ及び前記監視カメラから受信した撮影画像が表示され、これらのいずれかの撮影画像が選択されると、給油許可信号が出力可能になる携帯端末と、該携帯端末から給油許可信号が入力されると、前記給油装置を給油可能状態にする制御装置とを備えることを特徴とする
本発明によれば、携帯端末における給油許可信号の出力条件として給油装置の周囲を撮影するカメラの撮影画像と、前記給油装置の給油エリアを撮影する監視カメラの撮影画像のうち、給油所作業員が視認し易いいずれかの撮影画像を選択的に携帯端末に表示させることで、携帯端末を携帯する給油所作業員が給油装置の周囲又は給油エリアの安全を確認した後給油を許可することができ、顧客の安全確認を遵守することができる。
上記給油所システムにおいて、前記携帯端末は、前記撮影画像が選択されてから所定時間経過すると、前記給油許可信号を出力可能になるように構成することで、給油所作業員が顧客の安全を確認する時間を確保することができる。
以上のように、本発明によれば、顧客の安全確認を遵守した上で給油を許可することができる給油所システムを提供することができる。
本発明に係る給油所システムの参考例を説明するための図であって、(a)は給油所システムの概略図、(b)及び(c)は携帯端末の表示画面を各々示す。 図1に示す給油所システムの動作を示すフローチャートである。 図1に示す給油所システムの変形例を説明するための図であって、(a)は給油所システムの概略図、(b)及び(c)はスマートウォッチの表示画面を各々示す。 本発明に係る給油所システムの実施形態を説明するための図であって、(a)は給油所システムの概略図、(b)及び(c)は携帯端末の表示画面、(d)及び(e)はスマートウォッチの表示画面を各々示す。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1(a)は、本発明に係る給油所システムの参考例を示し、この給油所システム1は、データ入出力機2aを有する給油装置2と、給油装置2の周囲を撮影するカメラ2bと、SSC(セルフサービスコンソール、制御装置)3aを有するPOS3と、給油所作業員が携帯する携帯端末4とで構成される。尚、説明の都合上、図1(a)に給油装置2とデータ入出力機2aを2つずつ記載したが、2つの給油装置2及びデータ入出力機2aは各々同一の1つの装置である。
給油装置2は、POS3に給油要求信号を出力するデータ入出力機2aの他に、給油データ等を表示する表示器2cと、その他、通常の給油装置に設けられる給油系統等を備える。
カメラ2bは、給油装置2の周囲、特に給油動作を行う顧客の操作を撮影し、撮影画像4aを携帯端末4に出力する。
POS3は、従来と同様に構成され、SSC3aは、携帯端末4から給油許可信号が入力された際に、給油装置2に給油機駆動信号を出力するために設けられる。
次に、上記構成を有する給油所システム1の動作について、図1及び図2を参照しながら説明する。尚、図2のルートが分岐するステップにおいては、下方向がYes、横方向がNoに対応する。
データ入出力機2aのステップS1において、顧客による給油設定が完了すると(ステップS1;Yes)、POS3及びSSC3aに給油要求信号を出力すると共に、給油装置2に撮影要求信号を出力してデータ入出力機2aの動作を終了する(ステップS2)。尚、これら給油要求信号及び撮影要求信号は、給油設定を行った給油装置2の識別情報を含む。
ステップS11において、データ入出力機2aから給油要求信号が入力されたPOS3は(ステップS11;Yes)、SSC3aに給油要求表示信号を出力する(ステップS12)。ステップS21によって給油要求信号が入力されたSSC3aにおいて(ステップS21;Yes)、ステップS22でPOS3から給油要求表示信号が入力されると(ステップS22;Yes)、携帯端末4に給油要求表示信号を転送する(ステップS23)。尚、この給油要求表示信号にも、上記給油設定を行った給油装置2の識別情報が含まれる。
データ入出力機2aから撮影要求信号が入力された給油装置2は(ステップS31;Yes)、カメラ2bを用いて周囲を撮影し、得られる撮影画像4aを携帯端末4に出力する。この撮影画像4aは、安全確認を確実に行うために動画の方が好ましいが、複数枚の静止画でもよい。
ステップS51において、SSC3aから給油要求表示信号が入力されると共に、給油装置2から撮影画像が入力された携帯端末4は、図1(b)に示すように、画面に給油要求がなされた給油装置2の識別情報(1は装置番号、Aは給油エリア)と、撮影画像4aを表示して給油所作業員に給油装置2を使用する顧客の安全確認を促す(ステップS52)。
給油所作業員が給油装置2を使用する顧客の安全を確認し、携帯端末4のステップS53において、上記ステップS52における給油要求と撮影画像4aの表示されてからの経過時間Tが所定時間t1(例えば5秒)に達すると(ステップS53;Yes)、給油所作業員が給油装置2を使用する顧客の安全を確認したと判定し、図1(c)に示すように、給油許可信号の出力を実行するためのOK釦4bを携帯端末4の画面に表示する(ステップS54)。
ステップS55において、給油所作業員がOK釦4bを押圧すると(ステップS55;Yes)、SSC3aに給油許可信号を出力して携帯端末4の動作を終了する(ステップS56)。ステップS24において、給油許可信号が入力されたSSC3aは(ステップS24;Yes)、給油装置2に給油装置駆動信号を出力して動作を終了する(ステップS25)。
ステップS33において、給油装置駆動信号が入力された給油装置2は(ステップS33;Yes)、給油可能な状態となり、表示器2cにリセット信号を送信することで前回なされた給油に関する情報の帰零(リセット)を行い、給油ポンプを駆動する(ステップS34)。
ステップS35において、顧客がノズル掛けから給油ノズルを外すことでノズルSW(スイッチ)がONになり(ステップS35;Yes)、流量パルス発信器からパルス信号が表示器2cに送信されると(ステップS36;Yes)、表示器2cに給油データを表示する(ステップS37)。
ステップS38において、顧客が給油ノズルをノズル掛けに戻すことでノズルSWがOFFになると(ステップS38;Yes)、給油ポンプを停止し(ステップS39)、POS3に給油データを出力して給油装置2の動作を終了する(ステップS40)。
ステップS13で給油装置2から給油データが入力されたPOS3は(ステップS13;Yes)、売上げ管理のために入力された給油データを保存して動作を終了する(ステップS14)。
以上のように、本参考例によれば、携帯端末4における給油許可信号の出力条件として、給油装置2の周囲の撮影画像4aを携帯端末4に表示させることで、携帯端末4を携帯する給油所作業員が給油装置2を使用する顧客の安全を確認することができる。
次に、上記給油所システム1の変形例について図3を参照しながら説明する。この変形例における給油所システム1Vは、図3(a)に示すように、上記携帯端末4(図1参照)に代えてスマートウォッチ9を備え、SSC3aがPOS3から分離している点で上記給油所システム1と相違する。
スマートウォッチ9は、腕時計型で、従来より小型のスマートフォンであり、携帯端末4と同様に表示機能や通信機能を備える。互いに独立したPOS3及びSSC3aは、情報授受が行えるように接続される。尚、給油所システム1Vの動作は、図2に示す動作と同様であり、携帯端末4の動作をスマートウォッチ9が代わりに行う。
本給油所システム1Vによっても、スマートウォッチ9における給油許可信号の出力条件として、給油装置2の周囲の撮影画像9aをスマートウォッチ9に表示させることで、スマートウォッチ9を携帯する給油所作業員が給油装置2を使用する顧客の安全を確認することができる。尚、給油要求表示時(図2のステップS52に対応)及び給油許可出力表示時(図2のステップS54に対応)のスマートウォッチ9の表示画面は、図3(b)及び(c)に示す通りであり、図3(c)に示すように、スマートウォッチ9の画面にもOK釦9bが表示される。
次に、本発明に係る給油所システムの実施形態について図4を参照しながら説明する。図4(a)に示すように、本例における給油所システム11では、給油所の事務所13の近傍に複数の給油装置2が設置されると共に、各給油装置2の両面側の給油エリア(A、B)を撮影する監視カメラ15が複数設置される。尚、事務所13の中には上記POS3及びSSC3aが設置され、本例で用いる携帯端末又はスマートウォッチには各々符号14、19を付す。
本給油所システム11によっても、上記参考例と同様に、携帯端末14やスマートウォッチ19にカメラ2bの撮影画像19aを表示させることで、携帯端末14やスマートウォッチ19を携帯する給油所作業員が給油装置2を使用する顧客の安全を確認することができ、さらに、監視カメラ15の撮影画像14a(図4(b)参照)、19a(図4(d)参照)も安全確認の判断材料とすることができるため、より確実に顧客の安全を確認することができる。
すなわち、図4(b)に示すように、給油要求表示時において、携帯端末14の画面にカメラ2b及び監視カメラ15の撮影画像4a、14aを表示し、給油所作業員に視認し易い撮影画像をタッチすることで撮影画像4a又は14aを選択させ、給油許可出力時において、図4(c)に示すように、選択した撮影画像(本例では4a)と、OK釦4bを表示し、安全確認に要する時間(例えば5秒)に達した後、給油許可信号をSSC3aに出力可能とすることができる。
1、1V 給油所システム
2 給油装置
2a データ入出力機
2b カメラ
2c 表示器
3 POS
3a SSC
4 携帯端末
4a 撮影画像
4b OK釦
9 スマートウォッチ
9a 撮影画像
9b OK釦
11 給油所システム
13 事務所
14 携帯端末
14a 撮影画像
15 監視カメラ
19 スマートウォッチ
19a 撮影画像

Claims (2)

  1. 給油設定を行うデータ入出力機を有する給油装置と、
    該給油装置の周囲を撮影するカメラと、
    前記給油装置の給油エリアを撮影する監視カメラと、
    前記カメラ及び前記監視カメラから受信した撮影画像が表示され、これらのいずれかの撮影画像が選択されると、給油許可信号が出力可能になる携帯端末と、
    該携帯端末から給油許可信号が入力されると、前記給油装置を給油可能状態にする制御装置とを備えることを特徴とする給油所システム。
  2. 前記携帯端末は、前記撮影画像が選択されてから所定時間経過すると、前記給油許可信号を出力可能になることを特徴とする請求項1に記載の給油所システム。
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