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JP6808170B2 - 石鹸液供給装置 - Google Patents
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JP6808170B2 - 石鹸液供給装置 - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、石鹸液供給装置に関する。
石鹸液と空気とを混合して、石鹸液を泡状にして吐出する石鹸液供給装置が、従来から用いられている。例えば、特許文献1には、液シリンダ、液ピストン、エアシリンダ及びエアピストンによって、水石けん液とエアを混合し、水石けん液をムース状となして吐出するソープディスペンサーが開示されている。
特許第4979602号公報
石鹸液供給装置が駅や商業施設などの所謂パブリック空間で利用される場合には、家庭での使用に比べて使用回数が多いこと、乱雑に扱われる可能性が高いこと等から、故障が発生する可能性が高く、求められる耐久性のハードルが高い。このような環境での使用にあたって、従来は特許文献1などに示されているように、ソープディスペンサーを、金属を中心とした材料で構成することが一般的であった。
一方で、ピストン及びシリンダを有し、石鹸液と空気とを混合するポンプユニットの材料には、例えば、樹脂を用いることで、複雑な構成でも安価で簡単に製造ができるようになる。しかし、ポンプユニットの材料に樹脂を用いた場合は、金属を用いた場合に比べて、ポンプユニットの耐久性が低くなる傾向にある。このため、ポンプユニットが故障しやすく、製品全体の耐久性が低くなってしまうという課題が存在した。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、安価で製造しやすい樹脂性のポンプユニットを利用しながら、製品全体の耐久性を向上させることができる石鹸液供給装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、カウンタを貫く取付管と、前記カウンタの下方に設けられ、前記取付管と接続された石鹸液タンクであって、石鹸液が前記カウンタの上方から前記取付管を介して補充される石鹸液タンクと、少なくとも一部が前記カウンタの上方に設けられ、前記取付管と着脱可能に接続された本体部と、を備え、前記本体部は、前記石鹸液タンク内の石鹸液を送る液ポンプと、空気を送るエアポンプと、を有するポンプユニットと、前記ポンプユニットの少なくとも一部を内部に収納する外郭部材と、を有し、前記液ポンプ及び前記エアポンプのそれぞれは、樹脂で構成されており、前記ポンプユニットは、前記外郭部材に対して着脱可能であり、把手部を有するCリングにより前記外郭部材から抜け止めされることを特徴とする石鹸液供給装置である。
この石鹸液供給装置によれば、ポンプユニットと外郭部材とを別体で構成することによって、コストや成型性に優れた樹脂でポンプユニットを構成しながら、外郭部材でポンプユニットを保護することができるようになり、製品全体の耐久性を向上させることができる。また、ポンプユニットが外郭部材から着脱可能であるため、耐久性に劣るポンプユニットが故障した場合であっても、簡単にメンテナンスすることが出来、製品全体の寿命を向上させることができる。また、この石鹸液供給装置によれば、Cリングによってポンプユニットの抜け止めができるとともに、把手部によりCリングに力を加えることができる。これにより、Cリングを縮径して、簡単にポンプユニットを取り外すことができる。
なお、本明細書における「樹脂で構成されている」とはその大部分が樹脂によって構成されていればよく、内部などに金属製の部材、たとえば逆止弁などが設けられているものを含む。
の発明は、第の発明において、前記本体部は、前記ポンプユニットの少なくとも一部を覆うカバー部材を有し、前記Cリングは、前記カバー部材と前記外郭部材との間に取り付けられることを特徴とする石鹸液供給装置である。
この石鹸液供給装置によれば、ポンプユニットはカバー部材を介して外郭部材にCリングにより取り付けられているため、本体部やポンプユニットの着脱時に、ポンプユニットが傷つくことを抑制できる。
の発明は、第の発明において、前記ポンプユニットは、フランジ部を有し、
前記カバー部材は、前記フランジ部において前記ポンプユニットを支持し、前記Cリングによって前記外郭部材に取り付けられることを特徴とする石鹸液供給装置である。
ポンプユニットは、内部がシリンダ室であり空洞である。そのため、ポンプユニットの底部などに直接力が作用してしまうと、変形し破損してしまう恐れがある。この石鹸液供給装置によれば、ポンプユニットはフランジ部でカバー部材に支持されているため、ハンドルに大きな力が加わった場合であっても、ポンプユニットの底部は力を受けない。これにより、ポンプユニットの破損を抑制できる。
の発明は、第または第の発明において、一端が前記取付管または前記石鹸液タンクに対して着脱可能に係止され、前記本体部の着脱時に前記本体部が盗難されてしまうことを抑制する盗難防止用部材をさらに備え、前記盗難防止用部材の他端が前記カバー部材に取り付けられたことを特徴とする石鹸液供給装置である。
この石鹸液供給装置によれば、ポンプユニットに直接盗難防止ワイヤが取り付けられないため、ポンプユニットの破損を抑制できる。
の発明は、第1〜第のいずれか1つの発明において、前記ポンプユニットは、ポリプロピレンを含み、前記外郭部材は、銅を含み、前記ポンプユニットは、前記外郭部材と離間したことを特徴とする石鹸液供給装置である。
この石鹸液供給装置によれば、一般的に銅に触れる状態で長時間放置すると、酸化劣化の進行が加速され、寿命が短くなるが、離間させることでポリプロピレンが銅によって劣化することを抑制できる。
第6の発明は、カウンタを貫く取付管と、前記カウンタの下方に設けられ、前記取付管と接続された石鹸液タンクであって、石鹸液が前記カウンタの上方から前記取付管を介して補充される石鹸液タンクと、少なくとも一部が前記カウンタの上方に設けられ、前記取付管と着脱可能に接続された本体部と、を備え、前記本体部は、前記石鹸液タンク内の石鹸液を送る液ポンプと、空気を送るエアポンプと、を有するポンプユニットと、前記ポンプユニットの少なくとも一部を内部に収納する外郭部材と、を有し、前記液ポンプ及び前記エアポンプのそれぞれは、樹脂で構成されており、前記ポンプユニットは、前記外郭部材に対して着脱可能であり、前記ポンプユニットは、ポリプロピレンを含み、前記外郭部材は、銅を含み、前記ポンプユニットは、前記外郭部材と離間したことを特徴とする石鹸液供給装置である。
この石鹸液供給装置によれば、ポンプユニットと外郭部材とを別体で構成することによって、コストや成型性に優れた樹脂でポンプユニットを構成しながら、外郭部材でポンプユニットを保護することができるようになり、製品全体の耐久性を向上させることができる。また、ポンプユニットが外郭部材から着脱可能であるため、耐久性に劣るポンプユニットが故障した場合であっても、簡単にメンテナンスすることが出来、製品全体の寿命を向上させることができる。また、この石鹸液供給装置によれば、一般的に銅に触れる状態で長時間放置すると、酸化劣化の進行が加速され、寿命が短くなるが、離間させることでポリプロピレンが銅によって劣化することを抑制できる。
の発明は、第〜第のいずれか1つの発明において、前記ポンプユニットは、ポリプロピレンを含み、前記外郭部材は、銅を含み、前記カバー部材は、前記ポンプユニットと前記外郭部材との間を遮断することを特徴とする石鹸液供給装置である。
この石鹸液供給装置によれば、カバー部材により、ポンプユニットの着脱時の保護と、ポリプロピレンの銅による劣化の抑制と、の両方を行うことができる。
第8の発明は、第1〜7のいずれか1つの発明において、前記外郭部材の少なくとも表面は、金属で構成されていることを特徴とする石鹸液供給装置である。
この石鹸液供給装置によれば、外郭部材の表面の金属により本体部の耐久性を向上させることができる。



本発明の態様によれば、コストや成型性に優れた樹脂でポンプユニットを構成しながら、ポンプユニットのメンテナンス性を向上させ、製品全体の耐久性を向上させることができる石鹸液供給装置が提供される。
図1(a)及び図1(b)は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する斜視図である。 図2(a)及び図2(b)は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する斜視図及び側面図である。 実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する断面図である。 図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する分解図である。 実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する断面図である。 外郭部材、カバー部材及びポンプユニットを例示する斜視図である。 Cリングを例示する斜視図である。 外郭部材、カバー部材及びポンプユニットを例示する平面図である。 図9(a)及び図9(b)は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1(a)及び図1(b)は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する斜視図である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、実施形態に係る石鹸液供給装置100は、カウンタ200に取り付けられる。この例では、カウンタ200は、ボウル210と一体に設けられている。カウンタ200とボウル210とは別々に設けられてもよい。カウンタ200の材料には、陶器、樹脂又は木材など任意の材料を用いることができる。
石鹸液供給装置100は、石鹸液を泡状に変換し、ボウル210へ向けて吐出する。石鹸液供給装置100は、例えば、駅や街の公共設備に設置されるパブリック用の装置である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、カウンタ200には、水栓装置220が設けられていてもよい。水栓装置220は、ボウル210へ向けて水を吐出する。
図2(a)は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する斜視図である。
図2(b)は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する側面図である。
図3は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する断面図である。
石鹸液供給装置100は、取付管12と、石鹸液タンク14と、本体部15と、を有する。
図3に示すように、取付管12は、カウンタ200を貫く。取付管12は、カウンタ200の下方のナット22によって、カウンタ200に固定される。ナット22とカウンタ200との間には、ワッシャやパッキン21が設けられる。
石鹸液タンク14は、カウンタ200の下方に設けられ、継手23により、取付管12に接続される。継手23と取付管12との間や、継手23と石鹸液タンク14との間には、適宜パッキン23a、23bなどが設けられる。石鹸液タンク14の内部には石鹸液が収容される。
本体部15の少なくとも一部は、カウンタ200よりも上方に設けられる。本体部15は、取付管12に着脱可能に接続されている。
本体部15の下端には、石鹸液タンク14の内部まで延びるホース部25が接続されている。ホース部25は、ホース25cと、ホース25cの先端に継手25bを介して接続されたフィルタ25aと、を有する。
図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する分解図である。
図4(a)は、取付管12及び本体部15を分解した様子を示し、図4(b)は、図4(a)の断面を示す。
本体部15は、ハンドル部40と、樹脂部材42と、製泡部材44(フィルタ)と、外郭部材46と、パッキン48と、キャップ26と、ポンプユニット30と、カバー部材28と、Cリング29(抜け止め部材)と、を有する。
図4(b)に示すように、ポンプユニット30は、液ポンプ31と、エアポンプ32と、を有する。液ポンプ31は、石鹸液タンク14内の石鹸液をホース部25を介して下方から取り込み、取り込んだ石鹸液を上方へ送る。エアポンプ32は、空気を取り込み、取り込んだ空気を上方へ送る。これにより、ポンプユニット30は、石鹸液と空気との混合物(混合液)を、上方のハンドル部40へ送る。液ポンプ31及びエアポンプ32(後述するピストンやシリンダ)は、それぞれ、樹脂で構成されている。例えば、液ポンプ31の材料及びエアポンプ32の材料のそれぞれには、ポリプロピレン(polypropylene:PP)を用いることができる。
カバー部材28は、筒状であり、ポンプユニット30の少なくとも一部を覆う。例えば、図4(b)に示すように、カバー部材28は、ポンプユニット30の下部を覆うように取り付けられる。ポンプユニット30の上部には、キャップ26が取り付けられる。
カバー部材28及びキャップ26は、樹脂で構成されている。例えば、カバー部材28の材料には、ポリフェニレンスルファイド(polyphenylenesulfide:PPS)を用いることができる。
外郭部材46は、筒状であり、カバー部材28及びポンプユニット30の少なくとも一部を覆う(図3及び図4(b)参照)。換言すれば、ポンプユニット30の少なくとも一部は、外郭部材46の内部に収納される。外郭部材46の少なくとも表面は、金属で構成されている。例えば、外郭部材46は、金属製であるが、プラスチック等の非金属に金属メッキが施されたものであってもよい。外郭部材46に用いられる金属は、例えば、銅を含む合金(銅系合金)である。
Cリング29は、カバー部材28の外周と、外郭部材46の内周と、の間に取り付けられる(図3参照)。これにより、カバー部材28に覆われたポンプユニット30は、Cリング29によって外郭部材46から抜け止めされる。Cリング29を取り外すことにより、外郭部材46から、カバー部材28に覆われたポンプユニット30を抜き取ることができる。すなわち、ポンプユニット30は、外郭部材46に対して着脱可能である。
ハンドル部40は、ポンプユニット30に対して着脱可能に接続される。ハンドル部40の下部に設けられた凹凸40a(例えば溝やスナップフィットなど)と、ポンプユニット30の上部に設けられた凹凸30aとは、直接的又は間接的に係合する。ハンドル部40を回転させながら上方に引っ張ることで、ハンドル部40を取り外すことができる。外郭部材46と同様に、ハンドル部40の少なくとも表面は、金属で構成されている。
ハンドル部40は、下方に押し込まれることで、外郭部材46に対して摺動し、ポンプユニット30を駆動する。これにより、ポンプユニット30は、石鹸液と空気との混合物を上方へ送る。また、ハンドル部40は、ハンドル部40の上部から側方に延びるノズル41を有する。
樹脂部材42は、ハンドル部40の下方から、ハンドル部40の内側に嵌め込まれる。樹脂部材42は、ハンドル部40が押し込まれたときに、ハンドル部40と外郭部材46とが直接ぶつかることを防ぎ、摺動をスムーズにするガイド部材として機能する。
製泡部材44は、ポンプユニット30とハンドル部40との接続部に設けられる。製泡部材44は、複数の孔(例えば網)を有する。ポンプユニット30から送られた石鹸液及び空気の混合物は、製泡部材44を通ってハンドル部40内に導かれる。混合物は、製泡部材44を通ることにより、きめ細かい泡に変換される。その後、混合物(泡)は、ハンドル部40及びノズル41を通って、ノズル41の吐出口41eから吐出される。
本体部15は、取付管12と着脱可能に接続される。具体的には、図4(a)に示すように、ポンプユニット30の下部には凹凸30b(例えばスナップフィット)が設けられており、図4(b)に示すように、取付管12の上部の内側に凹凸12bが設けられている。凹凸30bと凹凸12bとが係合することで、本体部15は、取付管12に取り付けられる。本体部15を上方へ引っ張ることで、本体部15を取付管12から取り外すことができる。
本体部15を取り外した後、カウンタ200の上方に位置する取付管12の開口12aから、取付管12を介して、石鹸液タンク14に石鹸液が補充される。
図5は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する断面図である。
図5は、ポンプユニット30近傍の一部の拡大図である。ポンプユニット30は、ピストン33及びシリンダ34を有する。ピストン33及びシリンダ34により、前述の液ポンプ31及びエアポンプ32が形成される。
シリンダ34は、カバー部材28に支持されている。
ピストン33は、エアピストン33aとリキッドピストン33bとを有する。エアピストン33a及びリキッドピストン33bは、それぞれ、シリンダ34に対して上下に摺動可能である。リキッドピストン33bとシリンダ34とによって、石鹸液を内部に貯留する液室RLが形成される。エアピストン33aとシリンダ34とによって、内部に空気を溜める空気室RAが形成される。また、液室RL及び空気室RAの上方には、混合室RMが形成されている。
液室RLの下端には、ボール39(逆止弁)が設けられる。液室RLは、取付管12を介して石鹸液タンク14に接続されているが、石鹸液供給装置100の待機時においては、液室RLの下端はボール39によって塞がれている。
液室RLの内部には、インナーロッド35、プラグ37及びスプリング38が設けられる。プラグ37は、インナーロッド35及びスプリング38を保持する。スプリング38は、その弾性力によって、ピストン33を上方に付勢する。インナーロッド35の上部は、混合室RMまで延びており、混合室逆止弁36cとなる。
使用者がハンドル部40を下方へ押し込むと、ハンドル部40を押し込む力(操作力)がピストン33に伝達される。これにより、エアピストン33a及びリキッドピストン33bは下方へ移動する。すると、液室RLの容積が減少するため、液室RL内の石鹸液は、混合室逆止弁36cを通って混合室RMに流入する。このとき、液室RLの下端は、ボール39によって閉じられた状態である。またスプリング38は縮まっている。
同時に、空気室RAの容積が減少するため、空気室RA内の空気は、エアピストン33aに設けられた逆止弁36aおよび混合室逆止弁36cを通って、混合室RMに流入する。このとき、エアピストン33aに設けられた逆止弁36bは、閉じている。
混合室RM内では、空気及び石鹸液が混合される。そして、混合物は、混合室RMの上部に設けられた小孔Pから、製泡部材44及びハンドル部40へ吐出される。以上により、ノズル41から石鹸の泡が吐出される。
その後、使用者がハンドル部40から手を放すと、縮んでいたスプリング38の弾性力によって、エアピストン33a及びリキッドピストン33bは、上方へ移動する。すると、液室RLの容積が増大し、液室RL内に負圧が生じる。このとき、混合室逆止弁36cは閉まり、ボール39が上昇する。これにより、下方の石鹸液タンク14から液室RL内に石鹸液が供給され、液室RL内は石鹸液で満たされる。
同時に、空気室RAの容積が増大し、空気室RA内に負圧が生じる。このとき、逆止弁36aは閉まり、逆止弁36bが開く。これにより、空気室RAには、外部から空気が供給される。以上により、石鹸液供給装置100は、待機状態に戻る。
以上、実施形態に係る石鹸液供給装置100の構造及び動作について説明した。
ポンプユニット30の材料に樹脂を用いることにより、例えば、製造コストを抑えることができる。一方、材料に樹脂を用いた場合は、材料に金属を用いた場合に比べて、ポンプユニットの耐久性が低くなりやすい。そこで、ポンプユニットが故障した場合のメンテナンス性を向上させることが望まれる。特に、石鹸液供給装置100がパブリック用であると、故障しやすい場合がある。
そこで、実施形態においては、図3、図4(a)及び図4(b)に関して説明したように、ポンプユニット30を外郭部材46から着脱可能としている。これにより、ポンプユニット30が故障したとしても、ポンプユニット30のみを交換することができる。したがって、メンテナンス性を向上させることができる。
ポンプユニット30の着脱の具体例について説明する。
図6は、外郭部材、カバー部材及びポンプユニットを例示する斜視図である。
説明の便宜上、外郭部材46の一部が省略され、断面が表示されている。
図7は、Cリングを例示する斜視図である。
すでに述べた通り、カバー部材28は、ポンプユニット30の外周の少なくとも一部を覆う。図6に示すように、カバー部材28は、上部28a及び下部28bを有する。上部28aの径は、下部28bの径よりも大きい。
カバー部材28の周りを覆う外郭部材46の内周(内壁)には、段差部47が設けられる。段差部47は、径の大きい第1部分47aと、径の小さい第2部分47bと、により形成されている。
Cリング29は、カバー部材28の下部28bと、段差部47の第1部分47aとの間に取り付けられる。図7に示すようにCリング29は、リングの円周上に並ぶ2つの把手部29aを有する。この例では、把手部29aは、概略C字形状のリングの両端に設けられた孔である。
例えば、Cリング29の外径は、外郭部材46の第1部分47aの径よりも小さく、第2部分47bの径よりも大きい。これにより、Cリング29は、段差部47によって支持される。そして、Cリング29の内径は、カバー部材28の上部28aの径よりも小さく、下部28bの径よりも大きい。これにより、カバー部材28及びポンプユニット30は、Cリング29によって支持される。以上により、ポンプユニット30及びカバー部材28は、Cリング29を介して、外郭部材46に支持され、抜け止めされている。
図8は、外郭部材、カバー部材及びポンプユニットを例示する平面図である。
図8は、本体部15を下方から眺めた状態に対応する。ポンプユニット30を外郭部材46から取り外す際には、まず、本体部15を取付管12から取り外す。その後、図8に示した状態において、Cリング29を摘まむ。具体的には、把手部29aの2つの孔に、例えばピンセット状の工具等を通して、把手部29aにCリング29が縮径するように力を加える。Cリング29の材料には、例えば樹脂や金属が用いられ、Cリング29は、加えられた力に応じて縮径可能である。これにより、カバー部材28及びポンプユニット30を外郭部材46から抜き取ることができる。
以上説明したように、実施形態によれば、把手部を有するCリングを用いることにより、ポンプユニット30の抜け止めができるとともに、Cリング29を縮径して、簡単にポンプユニット30を取り外すことができる。
また、ポンプユニット30は、カバー部材28を介して外郭部材46に取り付けられているため、本体部15やポンプユニット30の着脱時に、ポンプユニットが傷つくことを抑制できる。
ポンプユニット30に耐薬品性の高いPPを用い、外郭部材46に銅を含む合金を用いた場合、PPは、銅と接触することで劣化しやすい。これに対して、実施形態においては、ポンプユニット30は、外郭部材46と離間しており、外郭部材46と接触していない。具体的には、カバー部材28によって、ポンプユニット30と外郭部材46との間は遮断されている。これにより、ポンプユニット30の劣化を抑制できる。すなわち、カバー部材28を設けることで、ポンプユニット30の着脱時の保護と、PPの銅による劣化の抑制と、の両方を行うことができる。
図9(a)及び図9(b)は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する断面図である。
図9(a)は、カウンタ200の上方における石鹸液供給装置100の断面図であり、図9(b)は、カウンタ200に取り付けられた取付管12の断面図である。
図9(a)に示したように、ポンプユニット30のシリンダ34の上部(上端)には、フランジ部34fが設けられる。フランジ部34fは、カバー部材28の上端28eの上に載せられており、上端28eと接触している。これにより、ポンプユニット30は、フランジ部34fにおいてカバー部材28に支持される。例えば、シリンダ34は、フランジ部34fによって、カバー部材28の上端28eから吊り下げられている。ポンプユニット30は、カバー部材28及びCリング29を介して、外郭部材46に取り付けられている。
これにより、ハンドル部40が押し込まれて、ピストン33に上方から操作力が加えられても、ポンプユニット30の底部(シリンダ34の底部)には、直接、操作力が伝達されない。したがって、ポンプユニット30の破損を抑制することができる。
石鹸液供給装置100は、盗難防止用ワイヤ50(盗難防止用部材)をさらに有する。盗難防止用ワイヤ50は、本体部15の着脱時に本体部が盗難されてしまうことを抑制する。図9(a)に示したように、盗難防止用ワイヤ50の一端は、カバー部材28に取り付けられる。図9(b)に示したように、盗難防止用ワイヤ50の他端は、取付管12の内部または石鹸液タンク14に対して着脱可能に係止される。
このように、カバー部材28に盗難防止用ワイヤ50を取り付けることにより、ポンプユニット30に直接ワイヤを取り付ける必要がなく、ポンプユニット30の破損を抑制できる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、取付管、石鹸液タンクおよび本体部などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
12 取付管、 12a 開口、 12b 凹凸、 14 石鹸液タンク、 15 本体部、 21 パッキン、 22 ナット、 23 継手、 23a、23b パッキン、 25 ホース部、 25a フィルタ、 25b 継手、 25c ホース、 26 キャップ、 28 カバー部材、 28a 上部、 28b 下部、 28e 上端、 29 Cリング、 29a 把手部、 30 ポンプユニット、 30b 凹凸、 31 液ポンプ、 32 エアポンプ、 33 ピストン、 33a エアピストン、 33b リキッドピストン、 34 シリンダ、 34f フランジ部、 35 インナーロッド、 36a 逆止弁、 36b 逆止弁、 36c 混合室逆止弁、 37 プラグ、 38 スプリング、 39 ボール、 40 ハンドル部、 41 ノズル、 41e 吐出口、 42 樹脂部材、 44 製泡部材、 46 外郭部材、 47 段差部、 47a 第1部分、 47b 第2部分、 48 パッキン、 50 盗難防止用ワイヤ、 100 石鹸液供給装置、 200 カウンタ、 210 ボウル、 220 水栓装置、 RA 空気室、 RL 液室、 RM 混合室

Claims (8)

  1. カウンタを貫く取付管と、
    前記カウンタの下方に設けられ、前記取付管と接続された石鹸液タンクであって、石鹸液が前記カウンタの上方から前記取付管を介して補充される石鹸液タンクと、
    少なくとも一部が前記カウンタの上方に設けられ、前記取付管と着脱可能に接続された本体部と、
    を備え、
    前記本体部は、
    前記石鹸液タンク内の石鹸液を送る液ポンプと、空気を送るエアポンプと、を有するポンプユニットと、
    前記ポンプユニットの少なくとも一部を内部に収納する外郭部材と、
    を有し、
    前記液ポンプ及び前記エアポンプのそれぞれは、樹脂で構成されており、
    前記ポンプユニットは、前記外郭部材に対して着脱可能であり、把手部を有するCリングにより前記外郭部材から抜け止めされることを特徴とすることを特徴とする石鹸液供給装置。
  2. 前記本体部は、前記ポンプユニットの少なくとも一部を覆うカバー部材を有し、
    前記Cリングは、前記カバー部材と前記外郭部材との間に取り付けられることを特徴とする請求項記載の石鹸液供給装置。
  3. 前記ポンプユニットは、フランジ部を有し、
    前記カバー部材は、前記フランジ部において前記ポンプユニットを支持し、前記Cリングによって前記外郭部材に取り付けられることを特徴とする請求項記載の石鹸液供給装置。
  4. 一端が前記取付管または前記石鹸液タンクに対して着脱可能に係止され、前記本体部の着脱時に前記本体部が盗難されてしまうことを抑制する盗難防止用部材をさらに備え、
    前記盗難防止用部材の他端が前記カバー部材に取り付けられたことを特徴とする請求項またはに記載の石鹸液供給装置。
  5. 前記ポンプユニットは、ポリプロピレンを含み、
    前記外郭部材は、銅を含み、
    前記ポンプユニットは、前記外郭部材と離間したことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の石鹸液供給装置。
  6. カウンタを貫く取付管と、
    前記カウンタの下方に設けられ、前記取付管と接続された石鹸液タンクであって、石鹸液が前記カウンタの上方から前記取付管を介して補充される石鹸液タンクと、
    少なくとも一部が前記カウンタの上方に設けられ、前記取付管と着脱可能に接続された本体部と、
    を備え、
    前記本体部は、
    前記石鹸液タンク内の石鹸液を送る液ポンプと、空気を送るエアポンプと、を有するポンプユニットと、
    前記ポンプユニットの少なくとも一部を内部に収納する外郭部材と、
    を有し、
    前記液ポンプ及び前記エアポンプのそれぞれは、樹脂で構成されており、
    前記ポンプユニットは、前記外郭部材に対して着脱可能であり、
    前記ポンプユニットは、ポリプロピレンを含み、
    前記外郭部材は、銅を含み、
    前記ポンプユニットは、前記外郭部材と離間したことを特徴とする石鹸液供給装置。
  7. 前記ポンプユニットは、ポリプロピレンを含み、
    前記外郭部材は、銅を含み、
    前記カバー部材は、前記ポンプユニットと前記外郭部材との間を遮断することを特徴とする請求項のいずれか1つに記載の石鹸液供給装置。
  8. 前記外郭部材の少なくとも表面は、金属で構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の石鹸液供給装置。
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