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JP6811040B2 - 3dプリンタデータ配信装置、立体物変更プログラム - Google Patents
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JP6811040B2 - 3dプリンタデータ配信装置、立体物変更プログラム - Google Patents

3dプリンタデータ配信装置、立体物変更プログラム Download PDF

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本発明は3Dプリンタデータ配信装置、および立体物変更プログラムに関する。
周知のごとく、3Dプリンタは立体物を造形して出力する装置である。そして当初の3Dプリンタは、高価で大型であったことから、主に業務用途として普及した。しかし近年の3Dプリンタは、高性能化とともに、小型化、低価格化も進み、個人でも十分に所有可能な3Dプリンタが急速に普及し始めた。そして小型で安価な3Dプリンタは、個人が所有してその利用者の趣味に基づく様々な立体物(フィギュア、組立式模型の部品など)を出力する用途に供されるだけではなく、その3Dプリンタを備えた作業場所を利用者に時間貸しする「貸し工房」や期限を設けて3Dプリンタを個人に貸し出す「レンタル3Dプリンタ」などの新たなビジネスの創出にも寄与している。
利用者が3Dプリンタを用いて立体物を出力するためには、通常、利用者が使用するパーソナル・コンピュータなど(以下、利用者端末)に3Dプリンタを制御するための専用ソフトウェア(以下、プリンタソフトとも言う)をインストールしておき、出力したい立体物の形状を表現するとともに、プリンタソフトが解釈可能な所定の形式の3Dプリンタデータ(例えば、STL形式など)を用意しておく。そして3Dプリンタが接続された利用者端末にて実行中のプリンタソフトが3Dプリンタデータを処理することで、3Dプリンタが制御されて立体物が出力される。
周知のごとく、3Dプリンタデータの本質は立体物をポリゴンなどで表現した3Dモデリングデータである。したがって個人の利用者が自身の、あるいは借り受けた3Dプリンタで任意の立体物を出力するためには、その出力作業に先立って3Dプリンタデータそのものを作成する作業が必要となる。3Dプリンタデータは、利用者端末にて実行可能な周知の3DCADソフトウエアや3DCGの作成ソフトウエアなどの3Dモデル作成ソフトウエアを用いることで作成することができる。あるいは3Dスキャナを用いて出力対象物の原型となる造形物をスキャンしたりすることで作成することができる。また3Dモデル作成ソフトウエアは、利用者端末を操作する利用者に対し、作成済みの3Dプリンタデータに対する様々な編集操作を受け付けるためのGUI環境を提供し、例えば、当初の3Dプリンタデータに基づく立体物を利用者端末に表示させつつ利用者の操作入力を受け付け、その表示中の立体物を画面上で自在に編集することができる。立体物の一部あるいは全体の形状を変更することはもちろん、縮小や拡大、個別の3Dプリンタデータとして用意された複数の立体物に対する各種操作(接合、型抜き、合成など)、立体物の表面の質感変更(平滑面、梨地など)、立体物表面への2次元画像の投影など、当初の立体物に対する様々な操作を受け付けて立体物の状態を自在に変更することができる。そして変更後の立体物に対応する3Dプリンタデータを再作成することができる。なお3Dプリンタは、機種によって扱えるデータ形式が異なる場合もあることから、3Dモデル作成ソフトウエアの多くは、作成する3Dプリンタデータのフォーマットを選択することができる。現状ではSTL形式の3Dプリンタデータが実質的な標準フォーマットになっており、多くの3Dプリンタや3Dモデル作成ソフトウエアがこのSTL形式に対応している。
このように3Dプリンタは、多くの利用者に対し多様な造形物を創造させる可能性をもたらした。しかしその一方で、3Dプリンタデータの作成や編集作業には、ある程度の専門知識や技術、あるいは3Dプリンタデータを作成するための作業環境(高性能な利用者端末、ソフトウエア、スキャン装置など)が必要となる。したがって、3Dプリンタを所持する利用者の中には、その3Dプリンタを用いて自身が所望する立体物を自由自在に出力できるほどの環境やスキルを有しない者が少なからずいると思われる。
そこで最近では、例えば、アニメキャラクタのフィギュア、立体地図、オリジナルデザインのインテリア、玩具、スマートホンのカバー、市販家電製品の補修パーツなど、3Dプリンタで出力した立体物の見本画像をインターネット上に公開するとともに、その立体物の3Dプリンタデータを有償あるいは無償でダウンロードできるサービス(以下、3Dプリンタデータ配信サービスとも言う)が提供されている。それによって3Dプリンタを所持する利用者は、利用者端末に実装されているブラウザによって上記の3Dプリンタデータ配信サービスを提供しているWebサイトにアクセスし、そのWebサイト上にて見本画像として示された様々な立体物から所望の立体物を選択し、その3Dプリンタデータをダウンロードする。そして利用者端末がダウンロードした3Dプリンタデータを上記のプリンタソフトによって処理する。それによって立体物が3Dプリンタに出力される。
なお上述した3Dプリンタデータ配信サービスとしては、例えば、以下の非特許文献1に示したアメリカ航空宇宙局(NASA)のWebサイト(NASA 3D Resources)で提供されているものがある。このWebサイトでは月面の立体地図や各種宇宙探査機の立体模型などを出力するための3Dプリンタデータが無償でダウンロード可能に用意されている。また以下の非特許文献2には3Dプリンタデータの作成方法やその3Dプリンタデータを用いて立体物を3Dプリンタにて出力させる手順などが記載されている。また3Dプリンタデータに対する編集操作に関連して、以下の特許文献1には、3Dプリンタを用いて所定の立体物を出力するためのプリンタデータに別情報を合成してユーザに配信する方法について記載されている。そして当該方法では、その合成された別情報は、立体物の内部に外部からでは視認不可能な(X線スキャナなどでしか確認できない)構造物、すなわち3次元バーコードを造形するためのデータであり、その3次元バーコードをプリンタデータの出所を特定するためのデータや、著作権保護を目的としたデータとして利用することができるようになっている。
特開2015−082678号公報
National Aeronautics and Space Administration、" 3D Models - 3D printable"、[online]、[平成28年6月20日検索]、インターネット<URL:https://nasa3d.arc.nasa.gov/models/printable> 株式会社インプレス、"ここから始める、3Dプリンタ&モデリング基礎知識"、[online]、[平成28年6月23日検索]、インターネット<URL:http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/column/3dpcontest/620205.html>
3Dプリンタ配信サービスにおいて、当初から用意されている3Dプリンタデータが表現する立体物(以下、原型立体物とも言う)としては、まず、応用美術品や工業製品(以下、工業製品)が挙げられる。例えば、上述したアニメキャラクタのフィギュア、立体地図、オリジナルデザインのインテリア、各種玩具、スマートホンのカバー、市販家電製品の補修パーツなどである。これら工業製品では、3Dプリンタで出力された同一の物が世の中に数多く存在したとしても特に違和感はない。むしろ必ず同一の原型立体物が出力される方が望ましい。
一方3Dプリンタで出力する立体物には、木彫りの彫刻や観賞用の陶器などのような工芸品や美術品(以下、美術品)を原型としたものもある。そして美術品は、上記の工業製品とは異なり、本来、それが唯一無二の「一点物」という価値を感じて所有されるものである。そのため、美術品を模した立体物を3Dプリンタで大量に複製して出力することが可能になってしまうと、利用者は却って3Dプリンタで出力された立体物に対して味気なさを感じてしまったり、単なる模造品を製造して所持しているという後ろめたさを感じたりする可能性がある。もちろん利用者が自身の好みで原型立体物の3Dプリンタデータを編集し、配色や形状などを部分的に変え、原型立体物に対してカスタマイズした立体物を出力することも考えられるが、そのカスタマイズには前述のように専門知識や技術、作業環境が必要になってしまう。
そこで本発明は、利用者に専門的な知識や技術あるいは特殊な作業環境がなくても、原型立体物に対して変更された立体物を利用者の3Dプリンタに出力させることができる3Dプリンタデータ配信装置、およびプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するための主たる発明は、ネットワークを介して利用者端末と通信する手段と記憶装置とを備えたコンピュータシステムによって構成され、3Dプリンタに立体物を出力させるための3Dプリンタデータを利用者端末にダウンロードさせる3Dプリンタデータ配信装置であって、
前記記憶装置には、立体物を表現する原型3Dプリンタデータ、および原型3Dプリンタデータに対する編集方法を指定する3D編集データが格納され、
前記原型3Dプリンタデータを前記3D編集データに従って編集することで、前記原型3Dプリンタデータに基づく立体物に対して変更が加えられた立体物を前記3Dプリンタに出力させるための変更3Dプリンタデータを作成する立体物変更手段と、
利用者端末から指定された立体物に対応する前記変更3Dプリンタデータを当該利用者端末に返送する3Dプリンタデータ返送手段と、
を備え、
前記立体物変更手段は、前記3D編集データにて指定された編集の処理に際して採用する変数を自動設定する、
ことを特徴とする3Dプリンタデータ配信装置としている。
また所定の数値範囲内で乱数を発生する乱数発生手段を備え、前記立体物変更手段は、発生された前記乱数に基づいて前記変数を自動設定することを特徴とする3Dプリンタデータ配信装置とすることもできる。そして発生した前記乱数を記憶する手段を備え、前記乱数発生手段は、記憶されている発生済みの乱数と新規に発生した乱数が一致した場合に乱数を再度発生し、前記立体物変更手段は再発生された当該乱数に基づいて前記変数を自動設定することを特徴とする3Dプリンタデータ配信装置としてもよい。
本発明の範囲には、3Dプリンタに接続されているコンピュータにより実行されるプログラムも含まれており、当該プログラムは、前記コンピュータに、
任意の立体物を前記3Dプリンタに出力させるための原型3Dプリンタデータと当該原型3Dプリンタデータに対する編集方法を指定する3D編集データとを読み込ませるとともに、当該原型3Dプリンタデータを当該3D編集データに従って編集させて、前記原型3Dプリンタデータに基づく立体物に対して変更が加えられた立体物を出力させるための変更3Dプリンタデータを作成する立体物変更ステップを実行させ、
当該立体物変更ステップでは、前記3D編集データにて指定された編集の処理に際して採用する変数を自動設定させる、
ことを特徴とする立体物変更プログラムとしている。
本発明によれば、利用者に専門的な知識や技術あるいは特殊な作業環境がなくても、原型立体物に対して変更された立体物を利用者の3Dプリンタに出力させることができる。
本発明の一実施形態に係る3Dプリンタデータ配信装置を含むネットワーク構成を示す図である。 上記3Dプリンタデータ配信装置の構成を示すブロック図である。 上記3Dプリンタデータ配信装置による3Dプリンタデータ配信サービスの提供手順を示す図である。 3Dプリンタデータ配信サービスの提供過程で利用者端末に表示されるWebページの概略を示す図である。 第1の実施例に係る3Dプリンタデータの編集操作を説明するための図である。 第2の実施例に係る3Dプリンタデータの編集操作の概略を示す図である。 上記第2の実施例に係る3Dプリンタデータの編集操作を具体的に説明するための図である。
本発明の実施例について、以下に添付図面を参照しつつ説明する。なお以下の説明に用いた図面において、同一または類似の部分に同一の符号を付して重複する説明を省略することがある。ある図面において符号を付した部分について、不要であれば他の図面ではその部分に符号を付さない場合もある。
===ネットワーク構成===
本発明の実施形態として、コンピュータシステムにより構成されて、利用者端末と通信可能にインターネットに接続された3Dプリンタデータ配信装置(以下、配信サーバ)を挙げる。図1に本発明の一実施形態に係る配信サーバ1を含むネットワーク構成の概略を示した。利用者端末30と配信サーバ1とがインターネット100に接続されている。利用者端末30にはブラウザが実装されているとともに、3Dプリンタ31がUSB、有線あるいは無線のイーサネット(登録商標)などの適宜な通信インタフェースを介して接続されている。配信サーバ1は、インターネット100上にWebサイトを公開するコンピュータシステムであり、記憶装置20と1台あるいは複数台のコンピュータ(以下、制御部)10によって構成され、利用者端末30とのHTTP通信を通して利用者に3Dプリンタデータ配信サービスを提供している。
===配信サーバの構成===
図2は配信サーバ1における制御部10の機能や記憶装置20に格納されているデータの概略を示すブロック図であり、記憶装置20にはインターネット上に公開するWebサイトを構成する個々のWebページに対応するHTML文書データや画像などのWebコンテンツ21や立体物を表現する3Dプリンタデータ(以下、原型3Dプリンタデータ)23などが格納されている。またこの例では、原型3Dプリンタデータに基づいて3Dプリンタにて出力される上記の立体物のそれぞれについての見本画像データ22もWebコンテンツ21として格納されている。したがって本実施形態においては、原型3Dプリンタデータを用いて3Dプリンタで出力される立体物が上記の原型立体物であり、この原型立体物を表現する画像データが見本画像データとなる。なお見本画像データは3Dプリンタにて出力された原型立体物を撮影して得た画像データであってもよいし、原型3Dプリンタデータを処理することで得られる3DCG画像であってもよい。さらに本実施形態では、原型3Dプリンタデータ23に対する編集操作の方法を指定する3D編集データ24が記憶装置20に格納されている。 また制御部10は各種機能を実現するためのハードウエアとソフトウエアを備えている。本実施形態では、各機能に対応して、インターネットを介して利用者端末と通信するためのネットワーク通信部11、WWWサーバ部12、記憶装置20の格納情報を管理するデータベース管理部13などWebサイトをインターネット上に公開するための周知の機能を実現するための構成を備えている。また原型3Dプリンタデータ23を3D編集データ24にて指定された方法で編集することで、原型立体物に対して変更が加えられた立体物の3Dプリンタデータ(以下、変更3Dプリンタデータ)を作成する立体物変更部14を備えている。
そして以上の構成を備えた配信サーバ1が提供する3Dプリンタデータ配信サービスでは、制御部10が立体物変更部14により原型3Dプリンタデータと3D編集データを処理することで、利用者端末30からある原型立体物についての3Dプリンタデータのダウンロード要求を受け付けると、原型立体物の基本的なデザインを踏襲しながら一部の形状や表層の文様、質感などが微妙に異なる立体物の3Dプリンタデータを利用者端末に送付する。しかも本実施形態における立体物変更部14によれば、ある原型立体物について、同じ利用者端末からの複数回のダウンロード要求、あるいは複数の利用者端末からのダウンロード要求があった場合、その要求の受け付け機会ごとに原型立体物に加えられる変更の度合いが異なるようになっている。それによって同一の原型立体物を表現する原型3Dプリンタデータを用いながら美術品のような「一品物」に近い立体物を出力することができる。以下に配信サーバ1の機能と動作についてより詳しく説明する。
===配信サーバの機能と動作===
<データベース管理部、立体物変更部>
図2を参照しつつ、配信サーバ1が提供する3Dプリンタデータ配信サービスに関わる機能について説明する。3Dプリンタデータ配信サービスに関わる主要な機能は、データベース管理部13と立体物変更部14にあり、制御部10は、データベース管理部13により各原型立体物を固有の識別情報によって管理するとともに、多数の原型立体物のそれぞれに見本画像データ22、原型3Dプリンタデータ23、および3D編集データ24を対応づけして管理する。それによって原型立体物の識別情報が入力されると対応するデータを特定して読み出し、その読み出したデータをその後の処理に供することができる。
立体物変更部14は、例えば、3Dモデル作成ソフトウエアにおける3Dプリンタデータの編集処理を実行するコンピュータによって構成することができる。しかし制御部10に実装される3Dモデル作成ソフトウエアは、3Dプリンタデータを3D編集データにて指定された方法で編集する点が従来の3Dモデル作成ソフトウエアとは異なっている。一例を挙げると、ある原型立体物についての3D編集データにおいて、その原型立体物における所定の部位と、その部位に突起を形成する旨が指定されていたとすると、制御部10は、立体物変更部14により指定された変形部位ごとに突起の高さや突起の形状などを規定する変数を自動設定する。すなわち原型3Dプリンタデータに対し、自動設定した変数を3D編集データにて指定された編集操作に適用する。なお利用者端末に実装された3Dモデル作成ソフトを用いた従来の編集操作では、利用者端末に対する操作入力により、ある3Dプリンタデータによって表現される立体物の所定の部位に対して所定の変形操作を行うと、その変形操作の種別や変形の度合いを示す変数が設定されることになる。一方、本実施形態における立体物変更部14では、その変数が利用者端末に対する操作入力を経ずに自動設定される。もちろん立体物変更部14による原型3Dプリンタデータに対する編集操作のためのデータ処理自体は、従来の3Dモデル作成ソフトウエアによって実現可能である。言い換えれば、原型3Dプリンタデータに対する各種編集操作に関わるデータ処理については、既存のアルゴリズムを採用することができる。したがって立体物変更部14を実現するために複雑な編集操作プログラムを新規に作成する必要がなく、既存の3Dモデル作成ソフトウエアのデータ一部を変更するだけで本実施形態に特有の3Dプリンタデータ配信サービスを利用者に提供することができる。もちろん配信サーバ1を安価に構築することもできる。
<通信手順>
つぎに利用者に対する3Dプリンタデータ配信サービスの提供手順について説明する。図3は3Dプリンタデータ配信サービスの提供過程における配信サーバ1と利用者端末30との通信手順やその通信に基づく情報処理の流れの一例を示す図であり、図4は3Dプリンタデータ配信サービスの提供過程で利用者端末のブラウザにより表示されるWebページの画面遷移を示している。利用者が3Dプリンタデータ配信サービスを享受するためには、まず自身の利用者端末30のブラウザにより、配信サーバ1がインターネット上に公開しているWebサイトのホームページを取り寄せ、そのホームページを利用者端末30のディスプレイに表示させる(図3,s1〜s3)。図4(A)に示したように、ホームページ40には多数の立体物から利用者が自身の3Dプリンタで出力させたい立体物を検索するためのクエリを受け付けるための各種フォーム(41,42)が含まれている。この例では、立体物に関するキーワードを入力するためのテキストボックス41や立体物のカテゴリを指定するためのラジオボタン42が含まれている。
そして利用者端末30により、配信サーバ1にクエリを送付すると(s4,s5)、配信サーバ1は、図4(B)に示したような、クエリに該当する原型立体物の見本画像データから生成されるサムネイル画像51を一覧にしたWebページ(以下、検索結果ページ)50を作成して利用者端末30に返送する(s6〜s8)。それによって検索結果ページ50が利用者端末30に表示される(s9)。利用者が検索結果ページ50においてサムネイル画像51として掲載されている複数の原型立体物を見て、その原型立体物の中に自身の3Dプリンタ31で立体物として出力したいものがあったならば、利用者端末30により該当する原型立体物のサムネイル画像51をマウスクリックなどの操作によって指示する(s10)。各サムネイル画像51には原型立体物の識別情報を含む見本画像データの送付要求を配信サーバ1に送信するためのフォームデータが含まれており、配信サーバ1は当該送付要求を受け付けると、指定された原型立体物に対応する見本画像データを含むWebページ(見本画像ページ)を利用者端末30に返送する(s11,s12)。図4(C)に見本画像ページ60の概略を示した。見本画像ページ60には、原型立体物の見本画像61に加え、3Dプリンタデータのダウンロード要求を受け付ける「ダウンロード」ボタン62が配置されている。
利用者が利用者端末30に表示された見本画像ページ60に掲載されている原型立体物についての詳細な見本画像61を見て、その原型立体物を3Dプリンタにより出力したいと希望し、当該見本画像ページ60中のダウンロードボタン62を利用者端末30により指示すると(s13,s14)、原型立体物の識別情報と3Dプリンタデータのダウンロード要求が配信サーバ1に送信される(s15)。配信サーバ1は受信した原型立体物の識別情報に基づいて対応する原型3Dプリンタデータと3D編集データを記憶装置から読み込み(s16,s17)、制御部10の立体物変更部14がこれらのデータを処理する(s18)。概略的には、立体物変更部14は、3D編集データにより指定された編集操作に適用される変数を自動設定するとともに、読み込んだ原型3Dプリンタデータに対して自動設定した変数を採用しつつ指定の編集操作を施して変更3Dプリンタデータを作成する(s19)。そして制御部10はネットワーク通信部により、その変更3Dプリンタデータを利用者端末30に返送する(s20)。利用者は利用者端末30を操作し、ダウンロードした変更3Dプリンタデータに基づく立体物を3Dプリンタ31から出力させる(s21,s22)。
このようにして、本実施形態に係る配信サーバ1によって提供される3Dプリンタデータ配信サービスでは、所定の造形を有する画一的な原型立体物に対し、「一品物」のように形状や質感などが原型立体物とは少し異なる立体物を3Dプリンタ31で出力することができる。なお配信サーバ1における立体物変更部14では、従来の3Dモデル作成ソフトウエアと同様に多種多様な編集操作が可能である。以下ではその編集操作の具体例を本発明の実施例として挙げる。
===第1の実施例===
図5は第1の実施例に係る3Dプリンタデータの編集操作を説明するための図である。図5は、先に図4(C)に示した見本画像ページ60に掲載される見本画像61の例であり、見本画像61が示すのは、自然木からなる複雑な突起が各所に形成された台座71の上に火を吐く龍72がとぐろを巻いた彫刻像を模した原型立体物70(以下、彫刻像70)である。そして第1の実施例における編集操作では、上記彫刻像70の原型3Dプリンタデータと、彫刻像70における所定の部位を所定の方法で変形させる旨の編集操作が記述されている3D編集データを用いる。この例では、図中にて「○印」で示した台座71の4カ所の部位73に形状や高さが異なる突起を形成することとしている。そしてこのような編集操作には、例えば、原型3Dプリンタデータにおいて、台座71の基本形状を表現する立体物に対して3次元座標によって特定される上記の4カ所の部位73に突起を表現する立体物を別パーツとして合成するというアルゴリズムなどが採用できる。そして4カ所の部位73に設ける突起を所定の関数によって定義しておくとともに、各部位73に形成される突起のそれぞれに対応する変数(例えば、α1,α2,α3,α4)を個別に自動設定する。そして各変数を上記の関数に代入する。なお各変数の初期値、すなわち原型3Dプリンタデータでは、例えば各変数をα1=α2=α3=α4=0.5などと設定しておき、各変数を0〜1の間で可変設定させる。そして関数としては、変数の大小に応じて突起部分が急峻になったり、緩やかになったりするものを採用することができる。例えば、2次関数y=axのy軸周りの回転体によって突起を表現し、係数aやxの範囲を変数として自動設定すれば、突起部分の急峻度や大きさを可変制御することができる。そして立体物において突起を形成する部位の法線方向をy軸とすれば、立体物における所定の位置に突起を形成することができる。
また変数は乱数によって自動設定することができる。例えば、rを乱数として、0<r<1の範囲で4個の乱数r1,r2,r3,r4を発生させ、各変数をα1=r1,α2=r2,α3=α3,α4=r4とすることで設定することができる。あらかじめ各変数(α1,α2,α3,α4)をn個ずつ用意しておいてもよい。例えば各変数(α1,α2,α3,α4)が10個あれば、10通りの変数の組み合わせがあり、その組み合わせを乱数によって決定してもよい。利用者は実質的に「一品物」の立体物を得ることができる。あるいは10通りの変数の組み合わせのそれぞれに順番を付与しておき、3Dプリンタデータの送付要求を受け付けた順番と同じ変数の組み合わせを採用する。いずれにしても、本実施形態に係る配信サーバによって提供される3Dプリンタデータ配信サービスでは、原型立体物、あるいは原型立体物の模倣対象となったオリジナルの造形物をスケール変更(伸長/圧縮)した上で精密に再現したり、精緻な立体物の3Dプリンタデータを最初から生成したりすることに主眼を置いたものではない。3Dプリンタで出力された立体物と原型立体物との間の自然な差異を利用者に感じさせるともに、同じ立体物が再現され難いようにすることの方が重要である。そして第1の実施例では、木彫りという天然素材を用いた人間的な作業に類似する「バラつき感」を再現でき、乱数や膨大な変数の組み合わせに基づく多種多様な立体物を利用者の3Dプリンタに出力させることができる。
もちろん変更前後の立体物の差異を利用者が確認できるのであれば、原型立体物に対する変更対象部位はどこでもよい。例えば台座の上の龍の鱗の一部、頭部の突起、龍の口から吐き出された炎など、変更部位の形状を所定の関数で記述しておき、その関数に代入する変数を乱数などに基づいて設定すれば、任意の部位の造形を変更することができる。
<第2の実施例>
図6は第2の実施例に係る3Dプリンタデータの編集操作の概略を説明するための図である。第2の実施例では、1本の木材90から彫られた一木造の仏像を模した原型立体物80の3Dプリンタデータを編集することとしており、木材90の年輪91が立体物(以下、仏像80)の表面形状に沿うように木目となって現れるようにしている。そしてその年輪91を起源とした木目が木材90と仏像80との配置関係に応じて変化するように原型3Dプリンタデータを編集する。
図7に第2の実施例に係る3Dプリンタデータの編集操作に関わるデータ処理の概略を示した。図7(A1)〜図7(A3)は、仏像80と木材90との位置関係が所定の基準状態にあるときの木目の付き方を説明するための図であり、図7(B1)〜図7(B3)はその基準状態から上記位置関係を変更したときの木目の付き方を説明するための図を示している。なお以下では、図中に示したように、年輪91が刻まれた木材90の面を水平面として上下方向を規定することとし、仏像80が前方を向きつつ下方に座すこととして上下前後の各方向を規定する。また上下前後の各方向に直交する方向を左右方向とするとともに、前方から後方を見たときの方向に応じて左と右の各方向を規定することとする。そして木材90を上下方向を軸として回転させる編集操作を施すことで、仏像80の表面に現れる木目の態様を変化させることとしている。したがって図7(B1)〜図7(B3)は、基準状態に対して木材90を仏像80に対して相対的に回転させたときの配置関係を示している。なお図7(A1)と図7(B1)は、仏像80を上方から見たときの仏像80と木材90との配置関係を示しており、図7(A2)と図7(B2)は、仏像80を前方から見たときの仏像80と木材との配置関係を示している。また図7(A3)と図7(B3)は、仏像80の表面に現れる木目83の状態を示している。なお木目83は仏像80の全表面に形成されるが、ここでは簡易的に図7(A2)と図7(B2)に示した仏像80の脚部に対応する領域81に形成される木目83の状態を図7(A3)と図7(B3)に示した。なお図7(A1)、図7(A3)、図7(B1)、および図7(B3)では、その脚部に対応する領域81が斜線のハッチングで示されている。つぎに図7を参照しつつ第2の実施例における編集操作について説明する。
第2の実施例では仏像80に対応する原型3Dプリンタデータと3D編集データを用いて原型3Dプリンタデータを編集する。3D編集データは、仮想的な木材90を表現する3Dモデリングデータと編集操作の方法を指定するデータを含んでいる。木材90は径が異なる複数の円柱で表現されており、具体的には仏像80の原型3Dプリンタデータから求められる仏像80の全領域を包含する直径や長さを有して木材90の外形に対応する円柱と、その円柱内に複数の年輪91のそれぞれに対応する複数の円柱を記述した3Dモデリングデータによって表現されている。また自然な年輪91を表現するために、各年輪91を規定する円柱にそれぞれ個別の軸が設定されている。ここでは各円柱の軸を互いに平行としつつ同軸にせず、図7(A1)と図7(B1)に示したように、一番内側の年輪91aに対応する円柱の軸92を一番外側の年輪91bの円柱の円周に近接させている。そして編集操作方法の指定データには、木目83に対応する所定幅の溝を木材90と仏像80との位置関係に基づいて仏像80の表面に配置する操作が指定されている。
そして変更3Dプリンタデータは、年輪91に対応する円柱の3Dモデリングデータから求められる円柱表面の座標と、仏像80の原型3Dプリンタデータから求められる仏像80の表面の座標との交点に木目83に相当する所定幅の溝が形成された立体物を表現したものとなる。なお仏像80の原型3Dプリンタデータは、基準の配置状態における木目83を有さず仏像80の外形のみを定義したものであり、その見本画像は、原型3Dプリンタデータに基準の配置状態における木目83を形成した変更3Dプリンタデータで出力した立体物の画像である。
上述したように、第2の実施例では仏像80に対して木材90をどのように配置するかによって仏像80の表面に形成される木目83の状態が変化する。配信サーバは3Dプリンタデータの送付要求を利用者端末から受け付ける機会ごとに、仏像80と木材90との相対的な位置関係を変化させる。それによって同じ形状であっても一体一体が異なる木材90から一木造で彫られた仏像80(仏像を模した立体物)として3Dプリンタから出力される。
3D編集データに含まれる編集操作の方法を指定するデータに基づいて木材90と仏像80との相対的な位置関係を変化させるためのアルゴリズムとしては、例えば、0<r<1となるような乱数rを発生させ、θ=360×r(deg)とし、木材90を図7(A1)に示した基準状態に対して回転軸82の周りに角度θだけ回転させて図7(B1)に示した状態に変更することが考えられる。なおこの例における回転軸82は、仏像80の水平投影領域において前後と左右の幅をそれぞれ2分する点oを通って鉛直方向に延長している。そしてこの回転軸82の周りに木材90を回転させると、図7(A3)と図7(B3)に示したように、仏像80の表面の木目83の状態が変化する。このように第2の実施例では、利用者が配信サーバから送信されてきた変更3Dプリンタデータに基づく仏像80を3Dプリンタに出力させると、その仏像80には見本画像とは異なる木目83が入ることになり、やはり一品ものの美術品のような仏像80を得ることができる。なお木材90と仏像80との位置関係については、特定の回転軸o周りに木材90を角度θで回転させるだけではなく、回転軸82自体の延長方向や木材90に対する仏像80の上下位置なども乱数などに基づいて設定することができる。それによってさらに多彩な木目83の状態を再現できる。
また木材90についても原型3Dプリンタデータと3D編集データに相当するデータを用意しておけば、年輪91の態様なども自在に変更することができる。例えば、年輪91の数や間隔、年輪91の偏り具合を変更することができる。なお年輪91の偏り具合については、水平面における一番内側の年輪91aに対応する円柱の軸92の位置を変更すればよい。そして年輪91の数や偏り具合を関数化しておき、乱数をその関数に代入する。それによって配信サーバは、利用者端末からの3Dプリンタデータの送付要求を受け付ける機会ごとに年輪の態様そのものを変更することができる。つまり変更3Dプリンタデータの木目に対して、より多様な変化を与えることができる。
===その他の実施例===
上記実施例において、原型3Dプリンタデータに対する編集操作において適用した関数に代入する変数を乱数に基づいて設定する場合であっても、その編集操作に際して同じ変更3Dプリンタデータが生成される確率は「ゼロ」ではない。そこで第1の実施例の場合ではより多くの部位について変更を加えることで同一の変更3Dプリンタデータが生成される確率を低下させることができる。あるいは配信サーバが、利用者端末に送付した変更3Dプリンタデータにおいて採用した変数の組み合わせを記憶し、過去に用いた変数の組み合わせが再度出現した場合には乱数を再発生してもよい。
変更3Dプリンタデータを乱数に基づいて生成するのに代えて、例えば、利用者の個人データ(生年月日、居住地、性別など)や、配信サーバにアクセスした時点の日時、気温、湿度、天候などの環境データを数値化し、その数値を変数として採用することもできる。いずれにしても、一つの原型3Dプリンタデータに対して同じ変更3Dプリンタデータが生成される可能性を低減させることで、利用者は、限りなく「一品物」に近い立体物を得ることができる。
3Dプリンタの出力対象となる立体物は美術品に限らない。フィギュアであれば、原型3Dプリンタデータを自動編集し、例えば、四肢の一部が原型3Dプリンタデータとは異なる変更3Dプリンタデータを生成してポーズを変えたり、原型立体物において身につけているアクセサリを別の物に変更したりすることなどが考えられる。いずれにしても原型立体物と同じ造形を有して大量複製される立体物ではなく、原型立体物に対してカスタマイズしたような立体物を3Dプリンタで出力するための変更3Dプリンタデータが、利用者が指示することなく自動的に作成されればよい。
上記実施形態に係る配信サーバによって提供される3Dプリンタデータ配信サービスでは、利用者端末にてある原型が指定されると、編集済みの変更3Dプリンタデータが利用者端末に返送されていたが、この実施形態に限らず、利用者が原型3Dプリンタデータと変更3Dプリンタデータのいずれかを選択できるようにしてもよい。例えば、図4(C)に示した見本画像ページ60に、変更3Dプリンタデータのダウンロードを指示するボタン62に加え、原型3Dプリンタデータのダウンロードを指示するボタンを含ませておく。配信サーバは、いずれかのボタンが指示された旨のデータを受け付けると、該当する3Dプリンタデータを利用者端末に返送する。この構成により利用者は「一品物モード」と「量産モード」を選択することができる。
上記実施形態に係る配信サーバでは、利用者は見本画像ページから3Dプリンタデータのダウンロードを指示していたが、検索結果ページ上でもダウンロードの指示が行えるようにしてもよい。利用者が原型立体物をサムネイル画像だけでも十分に確認できるのであれば、利用者は見本画像ページを利用者端末に表示させる手順を省略して検索結果ページから3Dプリンタデータの送付を配信サーバに指示することができる。
もちろん原型立体物を熟知している利用者であれば、見本画像はもちろん、サムネイル画像の確認も不要である。そこで配信サーバにこのような利用者にも対応できる機能を実装しておいてもよい。例えば配信サーバは、個々の原型立体物の識別符号に対応する「型番」を管理し、原型立体物を型番によって利用者に指定させるためのWebページと、そのWebページにて指定された型番を提示するとともに3Dプリンタデータの送付指示を受け付けるボタンなどを含んだWebページを利用者端末に送付することとしてもよい。
上記各実施例では配信サーバと利用者端末とがインターネットなどの情報通信網を介して通信し、配信サーバ側で原型3Dプリンタデータを編集することとしていたが、配信サーバにおける立体物変更部に相当するプログラムを利用者端末側に実装させることも可能である。すなわち、利用者端末に原型3Dプリンタデータと3D編集データのセットが入力されると、3D編集データに記述された編集方法に採用される変数を自動生成し、その生成した変数を指定の編集方法に適用して原型3Dプリンタデータを編集するプログラムをインストールしておく。そのプログラムとしては、適宜な記憶媒体やネットワーク上にダウンロード可能に用意された単体のソフトウエアであってもよいし、既存の3Dモデル生成ソフトのプラグインであってもよい。
1 3Dプリンタデータ配信装置(配信サーバ)、10 制御部、13 データベース管理部、14 立体物変更部、20 記憶装置、23 原型3Dプリンタデータ、24 3D編集データ、30 利用者端末、31 3Dプリンタ、61 見本画像、70,80 立体物

Claims (3)

  1. ネットワークを介して利用者端末と通信する手段と記憶装置とを備えたコンピュータシステムによって構成され、3Dプリンタに立体物を出力させるための3Dプリンタデータを利用者端末にダウンロードさせる3Dプリンタデータ配信装置であって、
    前記記憶装置には、立体物を表現する原型3Dプリンタデータ、および原型3Dプリンタデータに対する編集方法を指定する3D編集データが格納され、
    前記原型3Dプリンタデータを前記3D編集データに従って編集することで、前記原型3Dプリンタデータに基づく立体物に対して変更が加えられた立体物を前記3Dプリンタに出力させるための変更3Dプリンタデータを作成する立体物変更手段と、
    利用者端末から指定された立体物に対応する前記変更3Dプリンタデータを当該利用者端末に返送する3Dプリンタデータ返送手段と、
    所定の数値範囲内で乱数を発生する乱数発生手段と、
    を備え、
    前記立体物変更手段は、前記3D編集データにて指定された編集の処理に際して採用する変数を前記乱数に基づいて自動設定する
    ことを特徴とする3Dプリンタデータ配信装置。
  2. 請求項において、発生した前記乱数を記憶する手段を備え、前記乱数発生手段は、記憶されている発生済みの乱数と新規に発生した乱数が一致した場合に乱数を再度発生し、前記立体物変更手段は再発生された当該乱数に基づいて前記変数を自動設定することを特徴とする3Dプリンタデータ配信装置。
  3. 3Dプリンタに接続されているコンピュータにより実行されるプログラムであって、当該コンピュータに、
    任意の立体物を前記3Dプリンタに出力させるための原型3Dプリンタデータと当該原型3Dプリンタデータに対する編集方法を指定する3D編集データとを読み込ませるとともに、当該原型3Dプリンタデータを当該3D編集データに従って編集させて、前記原型3Dプリンタデーに基づく立体物に対して変更が加えられた立体物を出力させるための変更3Dプリンタデータを作成する立体物変更ステップを実行させ、
    当該立体物変更ステップでは、前記3D編集データにて指定された編集の処理に際して採用する変数を所定の数値範囲内で発生させた乱数に基づいて自動設定させる、
    ことを特徴とする立体物変更プログラム。
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