JP6813166B2 - タンニング剤 - Google Patents
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本発明に使用される成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲において、一般に化粧料で用いられ、或いは医薬部外品等のタンニング剤に用いられる各種任意成分を必要に応じて適宜配合することができる。このような任意成分として、例えば、精製水、エタノール、油性成分、保湿剤、増粘剤、防腐剤、乳化剤、薬効成分、粉体、紫外線吸収剤、色素、香料、乳化安定剤等を挙げることができる。
発明者らは、以下の表1の実施例1〜4に示す組成物からなるタンニング剤を調製した。より具体的には、表1に示す組成物の各原料を、使用機器としてホモディスパー(PRIMIX株式会社製)を用いて、ディスパー撹拌により溶解させた。これを評価試料として、以下のヒトに対する使用試験及び評価方法に基づき、評価項目の判定を実施した。結果を併せて以下の表1に示す。なお、配合量は、その成分が配合される系に対する重量%で示す。
実施例1〜4では、ジヒドロキシアセトンの含有量による初期の染まり具合及び着色(染色)の持続性(持続日数)の変化を調べた。
ジヒドロキシアセトンの混合量を、1重量%として、タンニング剤を調製した。
ジヒドロキシアセトンの混合量を、5重量%としたこと以外は、実施例1と同様にして、タンニング剤を調製した。
ジヒドロキシアセトンの混合量を、10重量%としたこと以外は、実施例1と同様にして、タンニング剤を調製した。
ジヒドロキシアセトンの混合量を、20重量%としたこと以外は、実施例1と同様にして、タンニング剤を調製した。
実施例1〜4で作製したタンニング剤を用いて、評価対象として、20代〜40代男女の専門パネラー3名に対して、ヒトに対する使用試験を行った。
<各実施例で採用した評価項目の評価方法>
◎:はっきりと色がつく。
○:色がほぼ残っている。
△:色は薄いが残っている。
×:色が残っていない。
・ジヒドロキシアセトン:Dihydroxyacetone(メルク株式会社製)
・シクロヘキサン1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール:Neosolue‐Aqulio(日本精化株式会社製)
・イソステアリルグリセリルエーテル:ペネトールGE‐IS(花王株式会社製)
・エタノール:1級無水エタノール(日本アルコール販売株式会社製)
・PG:プロピレングリコール(旭硝子製)
発明者らは、実施の形態1と同様に、以下の表2〜4の実施例5〜17に示す組成物からなるタンニング剤を調製し、これを評価試料として、実施の形態1と同様のヒトに対する使用試験及び評価方法に基づき、評価項目の判定を実施した。結果を併せて以下の表2〜4に示す。なお、配合量は、その成分が配合される系に対する重量%で示す。
イソステアリルグリセリルエーテルを、1重量%添加したこと以外は、実施例10と同様にして、タンニング剤を調製した。
イソステアリルグリセリルエーテルに代えて、ポリソルベート20の混合量を、1重量%としたこと以外は、実施例10と同様にして、タンニング剤を調製した。
イソステアリルグリセリルエーテルに代えて、ポリソルベート60の混合量を、1重量%としたこと以外は、実施例10と同様にして、タンニング剤を調製した。
イソステアリルグリセリルエーテルに代えて、ポリソルベート80の混合量を、1重量%としたこと以外は、実施例10と同様にして、タンニング剤を調製した。
イソステアリルグリセリルエーテルに代えて、PEG‐40水添ヒマシ油の混合量を、1重量%としたこと以外は、実施例10と同様にして、タンニング剤を調製した。
イソステアリルグリセリルエーテルに代えて、ステアロイルグルタミン酸Naの混合量を、1重量%としたこと以外は、実施例10と同様にして、タンニング剤を調製した。
イソステアリルグリセリルエーテルに代えて、ヤシ油脂肪酸PEG‐7グリセリルの混合量を、1重量%としたこと以外は、実施例10と同様にして、タンニング剤を調製した。
イソステアリルグリセリルエーテルに代えて、ジステアリン酸PEG‐150の混合量を、1重量%としたこと以外は、実施例10と同様にして、タンニング剤を調製した。
イソステアリルグリセリルエーテルに代えて、ステアリン酸PEG‐150の混合量を、1重量%としたこと以外は、実施例10と同様にして、タンニング剤を調製した。
イソステアリルグリセリルエーテルに代えて、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の混合量を、1重量%としたこと以外は、実施例10と同様にして、タンニング剤を調製した。
イソステアリルグリセリルエーテルに代えて、ミリスチン酸ポリグリセリル‐10の混合量を、1重量%としたこと以外は、実施例10と同様にして、タンニング剤を調製した。
イソステアリルグリセリルエーテルに代えて、ミリスチン酸ポリグリセリル‐5の混合量を、1重量%としたこと以外は、実施例10と同様にして、タンニング剤を調製した。
発明者らは、実施の形態1及び2と同様に、以下の表5の実施例18〜20、比較例1及び2に示す組成物からなるタンニング剤を調製した。
実施例18〜20、比較例1及び2においては、ジヒドロキシアセトンの混合量を、10重量%〜20重量%とし、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール及びイソステアリルグリセリルエーテルの混合量を、それぞれ、全体に対して0〜5重量%とし、タンニング剤を調製した。
ジヒドロキシアセトンの混合量を、10重量%とし、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール及びイソステアリルグリセリルエーテルの混合量を、5重量%として、タンニング剤を調製した。
ジヒドロキシアセトンの混合量を、10重量%とし、イソステアリルグリセリルエーテルの混合量を、5重量%として、タンニング剤を調製した。
ジヒドロキシアセトンの混合量を、10重量%とし、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールの混合量を、5重量%として、タンニング剤を調製した。
比較例1及び2においては、ヒドロキシアセトンの混合量を、10重量〜20重%とし、ヒドロキシアセトンのみを混合した場合(比較例1)、ヒドロキシアセトン及びエリスルロースを混合した場合(比較例2)について、初期の染まり具合及び着色の持続性について、比較及び検討を行った。
ヒドロキシアセトンの混合量を、10重量%とし、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール及びイソステアリルグリセリルエーテルの混合量を0として、タンニング剤を調製した。
ヒドロキシアセトン及びエリスルロースの混合量を、それぞれ、20重量%とし、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール及びイソステアリルグリセリルエーテルの混合量を0として、タンニング剤を調製した。
発明者らは、上記実施の形態1〜3と同様に、以下の表6の実施例21及び比較例3〜6に示す組成物からなるタンニング剤を調製し、これを評価試料として、上記実施の形態1〜3と同様のヒトに対する使用試験及び評価方法に基づき、評価項目の判定を実施した。結果を併せて以下の表6に示す。なお、配合量は、その成分が配合される系に対する重量%で示す。
実施例21及び比較例3〜6については、ジヒドロキシアセトンの混合量を、10重量%とし、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール及びそれ以外の浸透剤の混合量を、5重量%として、タンニング剤を調製した。
ジヒドロキシアセトンの混合量を、10重量%とし、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールの混合量を、5重量%として、タンニング剤を調製した。
ジヒドロキシアセトンの混合量を、10重量%とし、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールに代えて、エトキシジグリコールの混合量を、5重量%として、タンニング剤を調製した。
ジヒドロキシアセトンの混合量を、10重量%とし、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールに代えて、キトサンの混合量を、5重量%として、タンニング剤を調製した。
ジヒドロキシアセトンの混合量を、10重量%とし、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールに代えて、EG/PPG/ポリブチレングリコール‐8/5/3グリセリンの混合量を、5重量%として、タンニング剤を調製した。
ジヒドロキシアセトンの混合量を、10重量%とし、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールに代えて、PCA‐Naの混合量を、5重量%として、タンニング剤を調製した。
・キトサン:Lipidure‐PMB(Ph‐10)(日本油脂製)
・EG/PPG/ポリブチレングリコール−8/5/3/グリセリン:ウィルブライドS‐753(日本油脂製)
・PCA‐Na:dl‐ピロリドンカルボン酸ナトリウム液(50%)(味の素株式会社製)
発明者らは、以下の表7の実施例22及び23に示す組成物からなるタンニング剤を調製した。より具体的には、表7に示す組成物の各原料を、使用機器としてホモディスパー(PRIMIX株式会社製)を用いて、ディスパー撹拌により溶解させた。これを評価試料として、上記実施の形態1〜4と同様のヒトに対する使用試験及び評価方法に基づき、評価項目の判定を実施した。結果を併せて以下の表7に示す。なお、配合量は、その成分が配合される系に対する重量%で示す。
実施例22及び23では、エリスルロースの含有量による初期の染まり具合及び着色(染色)の持続性(持続日数)の変化を調べた。
エリスルロースの混合量を、10重量%として、タンニング剤を調製した。
エリスルロースの混合量を、20重量%としたこと以外は、実施例23と同様にして、タンニング剤を調製した。
発明者らは、以下の表8の比較例8及び実施例24〜26に示す組成物からなるタンニング剤を調製し、これを評価試料として、実施の形態1〜5と同様のヒトに対する使用試験及び評価方法に基づき、評価項目の判定を実施した。結果を併せて以下の表8に示す。なお、配合量は、その成分が配合される系に対する重量%で示す。
比較例8及び実施例24〜26においては、エリスルロースの混合量を、10重量%とし、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールの混合量を、全体に対して5重量%として、活性剤としてステアリン酸PEG−150を含む3種類の活性剤を用いて、その併用効果を調べた。
エリスルロースの混合量を、10重量%、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールの混合量を、5重量%として、タンニング剤を調製した。
ステアリン酸PEG‐150を1重量%添加したこと以外は、比較例8と同様にして、タンニング剤を調製した。
ポリソルベート20を1重量%添加したこと以外は、比較例8と同様にして、タンニング剤を調製した。
ヤシ油脂肪酸PEG‐7グリセリルを1重量%添加したこと以外は、比較例8と同様にして、タンニング剤を調製した。
実施例27、29及び比較例7においては、エリスルロースの混合量を、10重量%とし、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール及び/又はイソステアリルグリセリルエーテルの混合量を、それぞれ、全体に対して5重量%で一定にし、タンニング剤を調製した。
エリスルロースの混合量を、10重量%、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールの混合量を、5重量%として、タンニング剤を調製した。
エリスルロースの混合量を、10重量%、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール及びイソステアリルグリセリルエーテルの混合量を、それぞれ、5重量%として、タンニング剤を調製した。
エリスルロースの混合量を、10重量%として、タンニング剤を調製した。
Claims (6)
- 皮膚成分と反応して着色する成分を含有するタンニング剤であって、
前記皮膚成分と反応して着色する成分は、ジヒドロキシアセトン及び/又はエリスルロースを含み、
前記タンニング剤は、皮膚の着色の持続性を高める成分をさらに含み、
前記皮膚の着色の持続性を高める成分は、イソステアリルグリセリルエーテル、ステアリン酸PEG‐150、ポリソルベート80、PEG‐40水添ヒマシ油、ステアロイルグルタミン酸Na、ヤシ油脂肪酸PEG‐7グリセリル、ジステアリン酸PEG‐150、ラウリン酸ソルベス‐6、ミリスチン酸ポリグリセリル‐5からなる群より選択され、
前記タンニング剤は、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールをさらに含む、タンニング剤。 - 前記ジヒドロキシアセトンの含有量が、1〜20重量%である、請求項1に記載のタンニング剤。
- 前記エリスルロースの含有量が、1〜20重量%である、請求項1又は2に記載のタンニング剤。
- 前記イソステアリルグリセリルエーテル、ステアリン酸PEG‐150、ポリソルベート80、PEG‐40水添ヒマシ油、ステアロイルグルタミン酸Na、ヤシ油脂肪酸PEG‐7グリセリル、ジステアリン酸PEG‐150、ラウリン酸ソルベス‐6、ミリスチン酸ポリグリセリル‐5の含有量が1〜20重量%である、請求項1〜3の何れかに記載のタンニング剤。
- 前記シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールの含有量が、1〜20重量%である、請求項1〜4の何れかに記載のタンニング剤。
- 皮膚成分と反応して着色する成分を含有するタンニング剤であって、
前記皮膚成分と反応して着色する成分は、ジヒドロキシアセトン及び/又はエリスルロースを含み、
皮膚の着色の持続性を高める成分を含み、
前記皮膚の着色の持続性を高める成分は、イソステアリルグリセリルエーテル、ポリソルベート60、ステアリン酸PEG‐150、ポリソルベート20、ポリソルベート80、PEG‐40水添ヒマシ油、ステアロイルグルタミン酸Na、ヤシ油脂肪酸PEG‐7グリセリル、ジステアリン酸PEG‐150、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラウリン酸ソルベス‐6、ミリスチン酸ポリグリセリル‐10、ミリスチン酸ポリグリセリル‐5からなる群より選択され、
皮膚の着色の浸透性を高める成分を含み、
前記皮膚の着色の浸透性を高める成分は、シクロヘキサン‐1,4‐ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールを含む、タンニング剤。
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