JP6815695B2 - 気象情報警告システム - Google Patents
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Description
この従来のリアルタイム動的氾濫シミュレーションシステムでは、河川情報データベースと、氾濫原データベースと、流出解析手段と、河道水位予測手段と、破堤点流入量計算手段と、氾濫解析手段と、フィードバック補正手段と、シミュレーション表示手段と、地図情報、住所・ランドマーク情報、雨に関する河川情報及び洪水ハザードマップ関連情報を配信サーバより自動的に発信させるデータ配信手段とを組み合わせて、インターネット、パソコン通信、ネットワークが利用できるプラットフォームから自動的に配信するようにしている。
そこで、本発明は、気象情報を取得するデータ取得地点を細かく設定することができる気象情報警告システムを提供することを目的としている。
図1に示す本発明の第1実施例にかかる気象情報警告システム1は、親機14Aと複数台の子機15a,15b,・・・,15iからなる閉域通信網16を備えている。閉域通信網16は、任意のエリアをカバーするよう設置されている。閉域通信網16は、専用の通信回線を利用する通信網であり、データを途中で傍受されたり改ざんされるおそれを防止できる通信網である。閉域通信網16は親機14Aを備えており、i台の子機15a,15b,・・・,15iが閉域通信網16に属している。親機14Aは、閉域通信網16に割り当てられたエリア内のそれぞれ所定の地点に設置されたi台の子機15a〜15iと、有線あるいは無線の閉域通信で接続されている。子機15a〜15iは同じ構成とされ、設置された地点の気温と気圧を検出するセンサーをそれぞれが備えている。子機15a〜15iが所定の地点にそれぞれ設置され、初めて電源が投入された際に、子機15a〜15iのそれぞれは一意の個体識別番号である子機IDと設置された地点の位置情報とを親機14Aに送信して、相互の間の通信を確立する。そして、子機15a〜15iは、備えられたセンサーが所定時間間隔で検出した気温・気圧の測定データに取得時刻の情報を付加したセンサー情報に子機IDを付けて親機14Aに送出している。また、子機15a〜15iは、備えられたセンサーが検出した測定データにおける前回と今回の差が所定の閾値を超えた際に、警告表示を行う前記警告表示器を備えている。
子機15は図2に示すように、マイクロコントローラ21、気温・気圧のセンサー22、位置測位装置23、警告表示器24、閉域通信網通信I/F25、記憶装置26とを備え、これらをバスにより接続している。また、各部へ電源を供給する電源装置27を備えている。マイクロコントローラ21は、子機15の動作を統括制御する制御手段であり、時計機能を有している。具体的には、マイクロコントローラ21は、センサー22で検出した気温・気圧の測定データを取得すると共に、取得した時刻情報を取り込んで、時刻情報を付した測定データをセンサー情報として記憶装置26に書き込む。また、子機15の子機IDと設置された地点の座標である位置情報を記憶装置26に書き込む。この場合、子機15の位置情報は、子機15における位置測位装置23がGPS等を使用して測位した座標の位置情報、あるいは、直接入力した子機15の位置情報とされる。また、図示しないスイッチがオンされて電源装置27から電源が投入された際には、子機15を初期化する。そして、位置情報の取得が終了した際に、記憶装置26に書き込まれている当該子機15の位置情報に、当該子機15に割り当てられている一意の子機IDを付加して、閉域通信網通信I/F25から親機14Aへ送信する。マイクロコントローラ21は、所定時間間隔でセンサー22から測定データを取り込み、その測定データと取得した時刻情報とからなるセンサー情報に子機IDを付加して閉域通信網通信I/F25を介して親機14Aへ送信する。また、マイクロコントローラ21が、センサー22から取得した気温・気圧の測定データの前回と今回のデータ値の差が、記憶装置26に記憶されている気象異常の閾値を超えたと判断した場合は、マイクロコントローラ21は、気象異常が発生したと云う警告表示を警告表示器24を点灯させることにより行う。これにより、子機15を観察することで、当該子機の設置地点において気象異常が発生したことが分かるようになる。警告表示器24は、発光ダイオード(LED)などの発光デバイスによって構成できる。
なお、閉域通信網通信I/F25をワイヤレスとし、電源装置27を大容量キャパシタあるいは2次電池と、充電用の太陽光パネルとから構成すると、商用電源を利用できない地点においても子機15を設置することができ、任意の場所に子機15を設置可能とすることができる。
親機14Aは図3に示すように、マイクロコントローラ31、閉域通信網通信I/F33、記憶装置34と、データ処理部35とを備え、これらをバスにより接続している。また、各部へ電源を供給する電源装置36を備えている。マイクロコントローラ31は、前述した図4に示す構成と同様とされ、CPU41、ROM42、RAM43、I/O44を備え、これらをバス45で接続して構成されているが、ROM42には親機14A用の制御プログラムが記憶されている。マイクロコントローラ31では、ROM42に記憶されている親機14A用の制御プログラムをCPU41が実行することにより、親機14Aの動作を統括制御している。すなわち、マイクロコントローラ31におけるCPU41は、閉域通信網通信I/F33を介して子機15から送信された子機ID付きの位置情報、子機ID付きのセンサー情報を受信して記憶装置34に設定したバッファに書き込む。そして、CPU41がバッファ内のセンサー情報の最大値と最小値との差が、記憶装置34に記憶されている気象異常を示す閾値を超えたと判断した際に、データ処理部35は子機15に警告表示の指示を送出する。この場合、データ処理部35は、閾値を超えたセンサー情報を送出した子機15の子機IDから、当該子機15が設置されている位置情報を検出し、当該子機15の周囲の局所的な地域に設置されている子機15へ警告表示の変更指示を送出する。なお、電源装置36は、商用電源を所定電圧の直流電圧に降圧する電源装置とされている。また、電源装置36を、使用電力容量に合わせた大容量キャパシタあるいは2次電池と、充電用の太陽光パネルとから構成すると共に、閉域通信網通信I/F33をワイヤレスとすると、商用電源を利用できない地点においても親機14Aを設置することができるようなる。
図5に示すように、エリアAは、ブロックA−1〜ブロックA−9の9ブロックからなり、各ブロック間には道路が走っている。エリアAを管轄する親機14AがエリアAの中央のブロックA−5に設置されており、ブロックA−1〜ブロックA−9の各ブロック内に、それぞれ15台の子機15が設置されると共に、各ブロック間の道路に複数の子機15が設置されている。親機14Aは二重丸の図形で示されており、各子機15の設置位置は円が半截された図形で示されており、半截された図形によりセンサー22が温度センサーと気圧センサーとを備えていることを示している。なお、局所的に起きる急激な気象の変化を監視するために、数百m以下の短い設置間隔とされて、センサー22を備える子機15が設置されている。
時刻が10:00から5分経過した10:05となった時刻におけるエリアAの気温・気圧の情報が図6に示されている。図6を参照すると、ブロックA−4の略中央付近の子機15において、周囲に比べ気温の変動が発生していると共に、気圧の変動が発生していることが分かる。特に、変動が発生している子機15の中央部の子機15においては、センサー22から取得した気温・気圧のセンサー情報の前回と今回のデータ値の差が、記憶装置26に記憶されている気象異常の閾値を超えており、この子機15においては、警告表示器24により警告表示が行われている。この警告は、例えば、気温・気圧が気象異常の閾値を超えた変動幅とされていることから竜巻が発生する危険の警告とされる。
発生箇所の周囲の子機15による警告表示は、図7に示すようにブロックA−4の周囲のブロックであるブロックA−1、ブロックA−5,ブロックA−7,ブロックA−8に設置された局所的な地域の子機15で警告表示されることから、これらのブロックの人たちに近くで急激な気候変動が発生しており、竜巻等の気象異常が発生する恐れがあることを通知することができる。
図8(a)に示すように、子機15は、円筒状のポール部101aと、ポール部101aの下端に固着されている円盤状の基部101bとから構成されている。ポール部101aと基部101b内は収納空間とされており、この収納空間に図2に示す子機15を構成するマイクロコントローラ21,センサー22,位置測位装置23,警告表示器24,閉域通信網通信25,記憶装置26,電源装置27が収納されている。位置測位装置23が備える位置測位用アンテナ(例えば、GPSアンテナ)や閉域通信網通信I/F25が備える閉域通信用アンテナは、ポール部101aの表面や表面から突出して設けられてもよい。ポール部101aの上半部には警告表示部111が設けられており、警告表示部111の内側に警告表示器24が配置されている。ポール部101aおよび基部101bは樹脂製とされるが、位置測位用アンテナと閉域通信用アンテナが動作可能であれば金属製としてもよい。
上記したように、子機15は、道路に設置されることが主とされる道路付属物に収納されたり、道路付属物に取り付けることができる。道路付属物は、視線誘導標、境界ブロック、縁石、支持柱、防護柵、壁構造物、標識、デリニエータ、道路鋲などの、道路法、道路法施行令、道路構造令などで規定される道路付属物や構造物が含まれる。道路付属物は、自立する構成のものが多くされており、子機15を自立する構成の道路付属物に収納あるいは取り付けることにより、子機15を、道路または道路以外の公園や避難所、広場、田んぼの中や畦、住宅の庭、河川敷内などにも設置可能となり、図5に示すようにエリアAの道路または各ブロック内の道路以外の場所に設置できるようになる。
子機処理が開始されると、ステップS10にてマイクロコントローラ21は、位置測位装置23が現在位置、すなわち、子機15が設置された地点の座標である位置情報が、GPS等の測位部から取得されたか否かを判断する。ここで、位置情報が取得されない場合(NO)は取得されるまで待機し、位置情報が取得されたとマイクロコントローラ21が判断した場合(YES)はステップS11に進む。ステップS11でマイクロコントローラ21は、取得された位置情報に当該子機15に一意に割り当てられている子機IDを付加して、当該子機15が属する親機14Aに閉域通信網16を介して送信する。次いで、ステップS12にてマイクロコントローラ21は、所定の時間、例えば1分とされるt時間待機してからステップS13に進む。ステップS13でマイクロコントローラ21は、センサー22で検出されている気温・気圧を計測すると共に、測定データの取得時刻を検出する。次いで、ステップS14にてマイクロコントローラ21は計測された測定データとその取得時刻からなるセンサー情報を閉域通信網16を介して属する親機14Aに送信する。
なお、子機処理は子機15の電源装置27がオンされている限り実行されており、電源装置27がオフされた際に子機処理は終了する。
親機処理が開始されると、ステップS30にてマイクロコントローラ31は、当該親機14Aに属している子機15から送信されたデータを受信する。このデータは、子機IDを付加した子機15が設置された地点の位置情報、あるいは、子機15が取得した気温・気圧の測定データとその取得時刻からなるセンサー情報である。次いで、ステップS31にてマイクロコントローラ31は、受信した子機ID付きの位置情報を記憶装置34に保存すると共に、センサー情報における測定データを記憶装置34内のバッファに保存する。次いで、ステップS32にてマイクロコントローラ31は、バッファ内の測定データの最大値と最小値の差が気象異常の閾値以上となったか否かを判断する。ここで、マイクロコントローラ31が最大値と最小値の差が閾値以上となったと判断した場合(YES)は、ステップS34に分岐してマイクロコントローラ31は、現在状態を「異常」とする。また、マイクロコントローラ31が最大値と最小値の差が閾値未満と判断した場合(NO)はステップS33に進み、マイクロコントローラ31は、現在状態を「正常」とする。
図11に示す第2実施例の気象情報警告システム2は、端末群10と情報提供部12と閉域通信網19とを備えており、各部の間は通信網で接続されている。すなわち、情報提供部12と端末群10とは不特定多数の利用者によって共有して利用される拠点間を結ぶ公衆通信網やインターネット通信網からなる通信網11で接続され、閉域通信網19の親機14Bと情報提供部12とは、インターネット通信網や公衆通信網からなる広域通信網13で接続される。
本発明の第2実施例の気象情報警告システム2における第1の子機17は図12に示すように、マイクロコントローラ21、気温・気圧のセンサー22、位置測位装置23、警告表示器24、閉域通信網通信I/F25とを備え、これらをバスにより接続している。第1の子機17は、道路や道路外の地面上に設置されることを前提としている。また、各部へ電源を供給する電源装置27を備えている。マイクロコントローラ21は、第1の子機17の動作を統括制御する制御手段であり、時計機能を有している。具体的には、マイクロコントローラ21は、第1の子機17が設置された地点の位置情報に、当該第1の子機17に割り当てられている一意の子機IDを付加し、閉域通信網通信I/F25を介して親機14Bへ送出する。また、センサー22で検出した気温・気圧の測定データを取得して、取得した測定データに取得した時刻情報を付加したセンサー情報に子機IDを付加して閉域通信網通信I/F25を介して親機14Bへ送出する。この場合、第1の子機17の位置情報は、第1の子機17における位置測位装置23がGPS等を使用して測位した位置情報、あるいは、直接入力した第1の子機17の位置情報とされる。また、図示しないスイッチがオンされて電源装置27から電源が投入された際には、第1の子機17を初期化する。マイクロコントローラ21は、所定時間間隔でセンサー22から測定データを取り込み、取得した時刻情報を付加したセンサー情報に子機IDを付加し、所定時間間隔で閉域通信網通信I/F25を介して親機14Bへ送信する。また、親機14Bから閉域通信網通信I/F25を介して警告表示を行う警告表示変更指示を受信した場合は、マイクロコントローラ21は、警告表示変更指示に応じて警告表示器24を点灯させる警告表示を行う。これにより、第1の子機17を観察することで、当該子機の設置地点の周辺において気象異常が発生したことが分かるようになる。警告表示器24は、発光ダイオード(LED)などの発光デバイスによって構成できる。
なお、閉域通信網通信I/F25をワイヤレスとし、電源装置27を大容量キャパシタあるいは2次電池と、充電用の太陽光パネルとから構成すると、商用電源を利用できない地点においても第1の子機17を設置することができ、任意の場所に第1の子機17を設置可能とすることができる。
マイクロコントローラ21は、上述した図4に示す構成とされていることから、その説明は省略する。
図20a)(b)に示すように、第2の子機18は所定厚さの直方体状のケースを備え、このケースの上面から閉域通信網用のアンテナ25aが突出して設けられている。ただし、親機14Bとの距離によってはアンテナ25aに替えて内部アンテナを設けるようにしてもよい。ケースの前面の中央には警報装置28が設けられ、右上側にLED等のランプからなる警告表示器24が設けられ、左下側に停止スイッチ27bが設けられている。また、ケースの内部には警報装置28、警告表示器24、マイクロコントローラ21、閉域通信網通信I/F25の回路部が収納され、電源コネクタ27aがケースの下面に設けられている。電源コネクタ27aには、商用電源に装着されたACアダプタの電源ケーブルの先端に設けられているプラグが装着され、これにより、所定電圧に降圧された直流電圧が第2の子機18に供給されるようになる。また、電源コネクタ27aをUSBコネクタとして、USB端子を有する機器から第2の子機18に電源を供給するようにしてもよい。また、ケースの背面には、第2の子機18を家屋の壁面等に取り付ける取付部29が設けられている。取付部29は、例えば磁石や接着剤等とされる。
親機14Bは図14に示すように、マイクロコントローラ31、広域通信網通信I/F32、閉域通信網通信I/F33とを備え、これらをバスにより接続している。また、各部へ電源を供給する電源装置36を備えている。マイクロコントローラ31は、前述した図4に示す構成と同様とされ、CPU41、ROM42、RAM43、I/O44を備え、これらをバス45で接続して構成されているが、ROM42には親機14B用の制御プログラムが記憶されている。マイクロコントローラ31では、ROM42に記憶されている親機14B用の制御プログラムをCPU41が実行することにより、親機14Bの動作を統括制御している。すなわち、マイクロコントローラ31におけるCPU41は、閉域通信網通信I/F33を介して第1の子機17a〜17iおよび第2の子機18a〜18jから送信された子機ID付きの位置情報と、第1の子機17a〜17iから送信された子機ID付きのセンサー情報とを受信して広域通信網通信I/F32を介して情報提供部12に送信する。そして、情報提供部12から警告表示の変更指示を受信した場合は、警告表示変更指示を閉域通信網通信I/F33を介して第1の子機17a〜17iへ送信して、警告表示変更指示に応じて第1の子機17の警告表示器24を点灯させる警告表示を行わせる。さらに、警告表示変更指示を閉域通信網通信I/F33を介して第2の子機18a〜18jへ送信して、警告表示変更指示に応じて第2の子機18a〜18jの警告表示器24を点灯させる警告表示を行わせると共に、警報装置28で警告表示変更指示に応じた警報が発せられるようにする。この場合、情報提供部12から送信される警告表示変更指示は、第1の子機17a〜17iおよび第2の子機18a〜18jの内の気象異常が発生するおそれがある局所的な地域に設置されている第1の子機17および第2の子機18に対する警告表示変更指示とされる。
なお、電源装置36は、商用電源を所定電圧の直流電圧に降圧する電源装置とされている。また、電源装置36は、商用電源に替えて使用電力容量に合わせた大容量キャパシタあるいは2次電池と、充電用の太陽光パネルとから構成するようにしてもよい。
図15(a)に示す構成の本発明の第2実施例の気象情報警告システム2における情報提供部12では、親機14Bから広域通信網13を介して送られてきたデータが広域通信網通信I/F12dを介して受信されて、データ処理サーバー12bに渡される。データ処理サーバー12bは、受信したデータが子機ID付きの位置情報であった場合は、その位置情報を子機IDと関連付けてデータベース部12cのセンサー座標DB(DB:データベース)51に書き込む。この位置情報は、地図上の座標を示している。また、子機ID付きのセンサー情報(測定データ+時刻情報)の場合は、現在時刻と共に子機ID付きのセンサー情報(測定データ+時刻情報)を子機IDおよび取得時刻と関連付けてデータベース部12cのセンサー情報DB52に書き込む。これにより、親機14Bから送出された第1の子機17a〜17iで検出されたセンサー情報(測定データ+時刻情報)が、子機IDと関連付けられてセンサー情報DB52に時々刻々と書き込まれていくようになる。
情報配信サーバー12a内に設けられているデータ処理装置50は、センサー情報DB52に記憶されているセンサー情報に基づいて気温・気圧の測定データの標準偏差を算出する。算出された標準偏差はセンサー値標準偏差DB53に記憶される。また、データ処理装置50は、センサー情報DB52に記憶されているセンサー情報に基づいて所定のエリア内の気温・気圧の測定データの最大値および最小値を算出して、その偏差を算出する。そして、偏差が標準偏差を超えたときに、警告表示の変更指示を作成する。この警告表示変更指示は、情報配信サーバー12aから広域通信網通信I/F12dを介して広域通信網13に送出され、親機14Bが指示を受信する。警告表示変更指示を受信した親機14Bは上述した動作を行う。
また、データ処理装置50は、閲覧要求された現在の時刻のリアルタイムのマップを含む、直近の過去から現在の時刻までのいくつかのマップが作成されており、閲覧者は、閲覧者がいる位置情報あるいは閲覧者が指定した位置情報に応じたエリアの時々刻々と推移するリアルタイムのマップを閲覧できる。
図16に示すように、エリアAは、ブロックA−1〜ブロックA−9の9ブロックからなり、各ブロック間には道路が走っている。エリアAを管轄する親機14BがエリアAの中央のブロックA−5に設置されており、ブロックA−1〜ブロックA−9の各ブロック内に、それぞれ14台の第1の子機17と1台の第2の子機18が設置されると共に、各ブロック間の道路に複数の第1の子機17が設置されている。親機14Bの設置位置は二重丸の図形で示されており、第1の子機17の設置位置は円が半截された図形で示されており、半截された図形によりセンサー22が温度センサーと気圧センサーとを備えていることを示している。第2の子機18の設置位置は、家の概略図形で示されている。なお、局所的に起きる急激な気象の変化を監視するために、数百m以下の短い設置間隔とされて、センサー22を備える第1の子機17が設置されている。
また、第2の子機18は上記したように図20(a)(b)に示す構成とされ、家屋の屋内に設置されている。
時刻が10:00から5分経過した10:05となった時刻におけるエリアAの気温・気圧の情報が図17に示されている。図17を参照すると、ブロックA−4の略中央部付近の第1の子機17において、周囲に比べ気温の変動が発生していると共に、気圧の変動が発生しているが分かる。
気候変動の発生箇所の周囲の局所的な地域に設置されている第1の子機17および第2の子機18による警告表示は、図18に示すようにブロックA−4内および、その周囲のブロックであるブロックA−1、ブロックA−5,ブロックA−7,ブロックA−8の局所的な地域に設置された第1の子機17と、各ブロックの第2の子機18で警告表示されることから、これらのブロックの人たちに近くで急激な気候変動が発生しており、竜巻が発生する恐れがあることを通知することができる。
なお、第1の子機17を自立する構成の道路付属物に収納あるいは取り付けることにより、第1の子機17を、道路または道路以外の公園や避難所、広場、田んぼの中や畦、住宅の庭、河川敷内などにも設置可能となり、図16に示すようにエリアAの道路または各ブロック内の道路以外の場所に設置できるようになる。
子機処理が開始されると、ステップS20にてマイクロコントローラ21は、位置測位装置23が現在位置、すなわち、第1の子機17が設置された地点の座標である位置情報が、GPS等の測位部から取得されたか否かを判断する。ここで、位置情報が取得されない場合(NO)は取得されるまで待機し、位置情報が取得されたとマイクロコントローラ21が判断した場合(YES)はステップS21に進む。ステップS21でマイクロコントローラ21は、取得された位置情報に当該第1の子機17に一意に割り当てられている子機IDを付加して、当該第1の子機17が属する親機14Bに閉域通信網19を介して送信する。次いで、ステップS22にてマイクロコントローラ21は、所定の時間、例えば1分とされるt時間待機してからステップS23に進む。ステップS23でマイクロコントローラ21は、センサー22で検出されている気温・気圧を計測すると共に、測定データの取得時刻を検出する。次いで、ステップS24にてマイクロコントローラ21は計測された測定データとその取得時刻からなるセンサー情報に子機IDを付加して閉域通信網19を介して属する親機14Bに送信する。
なお、第1子機処理は第1の子機17の電源装置27がオンされている限り実行されており、電源装置27がオフされた際に第1子機処理は終了する。
子機処理が開始されると、ステップS40にてマイクロコントローラ21は、位置測位装置23が現在位置、すなわち、第2の子機18が設置された地点の座標である位置情報が、GPS等の測位部から取得されたか否かを判断する。ここで、位置情報が取得されない場合(NO)は取得されるまで待機し、位置情報が取得されたとマイクロコントローラ21が判断した場合(YES)はステップS41に進む。ステップS41でマイクロコントローラ21は、取得された位置情報に当該第2の子機18に一意に割り当てられている子機IDを付加して、当該第2の子機18が属する親機14Bに閉域通信網19を介して送信する。次いで、ステップS42にてマイクロコントローラ21は、閉域通信網通信I/F25により親機14Bから警告表示の点灯指示、警報指示を受信したか否かを判断する。この警告表示の点灯指示、警報指示は、警告表示変更指示により指示される。ここで、マイクロコントローラ21が警告表示の変更指示を受信したと判断した場合(YES)は、ステップS43に分岐しマイクロコントローラ21は、変更指示に応じて警告表示の点灯あるいは消灯を警告表示器24で行うと共に、警報装置28において変更指示に応じた警報を発する処理あるいは発している警報の作動を停止する処理を行う。また、ステップS42でマイクロコントローラ21が警告表示変更指示を受信していないと判断した場合(NO)は、ステップS44に進みマイクロコントローラ31は、停止スイッチ27bが押されて操作されたか否かを判断する。ここで、停止スイッチ27bが操作されたとマイクロコントローラ31が判断した場合は、ステップS45に進みマイクロコントローラ31は、警告表示器24を消灯すると共に警報装置28の作動を停止する。また、ステップS44でマイクロコントローラ21が停止スイッチ27bが操作されていないと判断した場合(NO)、あるいはステップS43またはステップS45の処理が終了した場合は、ステップS42に戻りステップS42ないしステップS45の処理が繰り返し行われるようになる。
なお、第2子機処理は第2の子機18の電源装置27がオンされている限り実行されており、電源装置27がオフされた際に第2子機処理は終了する。
親機処理が開始されると、ステップS130にてマイクロコントローラ31は、当該親機14Bに属している第1の子機17および第2の子機18から送信されたデータを受信する。このデータは、子機IDを付加した第1の子機17および第2の子機18が設置された地点の位置情報、あるいは、第1の子機17で取得された気温・気圧の測定データとその取得時刻からなるセンサー情報である。次いで、ステップS131にてマイクロコントローラ31は、受信した子機ID付きの位置情報とセンサー情報とを情報提供部12のデータ処理サーバー12b送信する。次いで、ステップS132にてマイクロコントローラ31は、情報配信サーバー12aよりデータを受信したか否かを判断する。このデータは、情報配信サーバー12aから送信される警告表示変更指示のデータであり、急激に測定データが変化した第1の子機17の周囲の第1の子機17の子機IDと、第2の子機18の子機IDとが添付されている。ここで、マイクロコントローラ31が情報配信サーバー12aからデータを受信したと判断した場合(YES)は、ステップS133でマイクロコントローラ31は、警告表示変更指示のデータを添付されている子機IDの第1の子機17および第2の子機18に送信する。ステップS132でマイクロコントローラ31が、情報配信サーバー12aからデータを受信していないと判断した場合(NO)と、ステップS133の処理が終了した場合は、ステップS130に戻り、ステップS130ないしステップS133の処理が繰り返し行われるようになる。親機処理は、電源装置36がオフされた際に終了する。
図24に示すDB書込処理は、データ処理サーバー12bの電源が投入されたときに起動する。起動されるとステップS40でCPU71は、親機14Bからデータを受信する。受信できない場合は、受信できるまで待機する。受信するデータは、子機IDを付加した第1の子機17および第2の子機18の位置情報、あるいは、第1の子機17が取得した測定データとその取得時刻からなる子機ID付きのセンサー情報である。次いで、ステップS41でCPU71は、受信したデータが、子機IDを付加した第1の子機17および第2の子機18の位置情報の場合は、I/O74を介してセンサー座標DB51にその子機IDに関連つけて位置情報を書き込み、第1の子機17が取得した子機ID付きのセンサー情報の場合は、I/O74を介してセンサー情報DB52に取得時刻と測定データを取得した第1の子機17の子機IDに関連して書き込む。ステップS41の処理が終了するとステップS40にリターンして、ステップS40,S41の処理が繰り返し実行される。DB書込処理は、データ処理サーバー12bの電源がオフされた際に終了する。
データ処理装置処理が起動されるとステップS50でCPU71は、所定の時間t(例えば、1分)だけ待機してステップS51に進む。ステップS51でCPU71は、センサー情報DB52に記憶されている所定のエリアAにおけるセンサー情報の測定データの最大値と最小値とを算出する。次いで、ステップS52でCPU71は、所定のエリアAにおけるセンサー情報の測定データの標準偏差を算出してセンサー値標準偏差DB53に書き込む。そして、ステップS53でCPU71は、センサー情報DB52に記憶されている所定のエリアAにおけるセンサー情報の測定データの最大値と最小値との偏差が、センサー値標準偏差DB53に記憶されている標準偏差を超えたか否かを判断する。ここで、標準偏差を超えたとCPU71が判断した場合(YES)はステップS55に分岐し、ステップS55でCPU71は、警告・警報作動指示である警告表示変更指示を作成する。警告表示変更指示には、最大値と最小値の偏差が標準偏差を超えた測定データを検出した第1の子機17の周囲の局所的な地域に設置されている第1の子機17および第2の子機18に送信するための、子機IDが添付されている。この場合、最大値と最小値の偏差が標準偏差を超えた測定データを検出した第1の子機17の識別は、センサー情報DB52内の子機IDに関連させて保存されているセンサー情報から識別することができ、当該第1の子機17の周囲の第1の子機17はセンサー座標DB51に子機IDに関連させて保存されている位置情報から決定することができる。また、ステップS53でCPU71が、標準偏差を超えていないと判断した場合(NO)はステップS54に進みCPU71は、第1の子機17および第2の子機18に対する警告・警報停止指示である警告表示変更指示を作成する。ステップS54あるいはステップS55の処理が終了すると、ステップS50に戻りステップS50ないしステップS55の処理が繰り返し行われるようになる。これにより、t間隔毎に警告・警報作動指示あるいは警告、警報停止指示である警告表示変更指示が作成されるようになる。データ処理装置処理は、情報配信サーバー12aの電源がオフされた際に終了する。
情報配信サーバー処理が起動されるとステップS60でCPU61は、データ処理装置50で親機14Bへのデータである警告表示変更指示が作成されたか否かを判断する。ここで、親機14Bへのデータが作成されていない場合(NO)は作成されるまで待機し、親機への配信データが作成されたとCPU61が判断した場合(YES)は、CPU61は、親機14Bへ、データ処理装置処理のステップS54あるいはステップS55で作成されたデータである警告表示変更指示を送信する。ステップS60の処理は繰り返し実行される。情報配信サーバー処理は、情報配信サーバー12aの電源がオフされた際に終了する。
メッセージ配信処理(1)が起動されるとステップS70で、CPU61はセンサー情報DB52に記憶されている所定のエリアAにおけるセンサー情報の測定データにおいてデータが有意な変化をしたか否かを判断する。ここで、データが有意な変化をしてないとCPU61が判断した場合(NO)はデータが変化するまでステップS70で待機される。ステップS70でデータが有意な変化をしたとCPU61が判断した場合(YES)は、ステップS71に進み警告メッセージあるいは警告解除メッセージをCPU61が作成する。この場合、測定データの変化に基づいて気象異常が発生するおそれがあるとCPU61が判断した場合に警告メッセージが作成され、気象異常が発生するおそれが去ったとCPU61が判断した場合に警告解除メッセージが作成される。次いで、ステップS72でCPU61は、気象異常が発生するおそれがあるエリアAにおいて登録者情報DB55に登録されている登録者を抽出する。そして、ステップS73でCPU61は、作成したメッセージは配信済みか否かを判断する。ここで、配信済みでないとCPU61が判断した場合(NO)は、ステップS74に分岐してステップS72で抽出した登録者に作成したメッセージを配信する。また、配信済みとCPU61が判断した場合(YES)と、ステップS74の処理が終了した場合は、ステップS70にリターンしてステップS70ないしステップS74の処理が繰り返し実行される。このように、警告/警告解除メッセージが作成されて、その領域にいる登録者にメッセージが配信されることから、登録者は遅滞なく気象異常が発生するおそれがある/気象異常が発生するおそれが去ったことを知ることができる。
メッセージ配信処理(1)が起動されるとステップS80で、CPU61はセンサー情報DB52に記憶されている所定のエリアAにおけるセンサー情報の測定データにおいてデータが有意な変化をしたか否かを判断する。ここで、データが有意な変化をしてないとCPU61が判断した場合(NO)はデータが有意な変化をするまでステップS80で待機される。ステップS80でデータが有意な変化をしたとCPU61が判断した場合(YES)は、ステップS81に進み警告メッセージあるいは警告解除メッセージをCPU61が作成する。この場合、測定データの変化に基づいて気象異常が発生するおそれがあるとCPU61が判断した場合に警告メッセージが作成され、気象異常が発生するおそれが去ったとCPU61が判断した場合に警告解除メッセージが作成される。次いで、ステップS72でCPU61は、気象異常が発生するおそれがあるエリアAに属する携帯電話基地局を指定する。そして、ステップS83でCPU61は、作成したメッセージは配信済みか否かを判断する。ここで、配信済みでないとCPU61が判断した場合(NO)は、ステップS84に分岐してステップS82で指定した携帯電話基地局から作成したメッセージを登録者情報DB55に登録されている登録者に配信する。また、配信済みとCPU61が判断した場合(YES)と、ステップS84の処理が終了した場合は、ステップS80にリターンしてステップS80ないしステップS84の処理が繰り返し実行される。このように、警告/警告解除メッセージが作成されて、その領域にいる登録者にメッセージが配信されることから、登録者は遅滞なく気象異常が発生するおそれがある/気象異常が発生するおそれが去ったことを知ることができる。
閲覧要求処理が起動されるとステップS90で、CPU61はマップの閲覧要求があったか否かを判断する。ここで、閲覧要求がないとCPU61が判断した場合(NO)は、閲覧要求があるまでステップS90で待機される。閲覧者が自身の携帯電話10aあるいはPC10bから閲覧要求を行い、ステップS90で閲覧要求があったとCPU61が判断した場合(YES)は、ステップS91に進みマップをCPU61が作成する。次いで、ステップS92でCPU61は、作成したマップを閲覧要求した閲覧者に配信する。ステップS92の処理が終了するとステップS90にリターンして、ステップS90ないしステップS92の処理が繰り返し実行されることから、閲覧要求がある毎にマップが作成されて、閲覧要求した閲覧者に配信されるようになる。閲覧要求処理は、情報配信サーバー12aの電源がオフされた際に終了する。
閲覧要求処理のステップS91の処理が開始されると、ハザードマップを作成処理が開始され、ステップS100で、閲覧者のいる地点、あるいは、閲覧者が指定した地点の座標と閲覧要求の現在の時刻とをCPU71が検出する。そして、ステップS101でCPU71は、検出した座標の地点を含む所定範囲のエリアを設定し、当該エリアの地図を地図情報DB54から取得して該地図をマップの第1レイヤーの表示情報として設定する。次いで、ステップS102でCPU71は、センサー情報DB52から、設定したエリアの各第1の子機17の取得時刻が同時刻のセンサー情報を取得する。この場合、センサー情報DB52から読み出される同時刻のセンサー情報は、閲覧要求された現在の時刻と、その時刻より過去の直近のいくつかの過去の時刻とのセンサー情報とされ、読み出されたセンサー情報は時刻毎にまとめられる。そして、ステップS103でCPU71は、センサー座標DB51から、設定したエリアの各第1の子機17の座標を取得し、各第1の子機17の設置位置に、各第1の子機17を表すアイコンを配置し、時刻毎の第2レイヤーの表示情報として設定する。この場合、第1の子機17を示すアイコンにおいては、当該第1の子機17で計測された気温・気圧の測定データの変動の大きさが色調の濃淡で示される。次いで、ステップS104でCPU71は、第1レイヤーの表示情報に、第2レイヤーの表示情報および時刻毎の第2レイヤーの表示情報を重ねた画像データを時刻毎に分けて作成し、設定したエリアの時刻毎のマップを作成する。ステップS104の処理が終了すると、マップ作成処理は終了し、閲覧請求処理のステップS92にリターンする。
なお、第1の子機17を示すアイコンにおいては、気温・気圧を表せるよう半截された円形の図形とされ、半截されたそれぞれの半円形の部位において気温・気圧の振れ幅が色調の濃淡で示されている。すなわち、アイコンの上半分あるいは下半分の表示色が濃い色で示されている第1の子機17の設置位置においては、急激な気候変動が生じていることになる。
図31に示す端末装置300は、マイクロコントローラ301、センサー302、位置測位装置303、警告表示器304、閉域通信網通信I/F305、広域通信網通信I/F306、記憶装置307とを備え、これらをバスにより接続している。また、各部へ電源を供給する電源装置308を備えている。マイクロコントローラ301は、端末装置300の動作を統括制御する制御手段であり、時計機能を有している。具体的には、マイクロコントローラ301は、マイクロコントローラ301に記憶されている端末装置300用の制御プログラムを実行することにより、子機15あるいは第1の子機17の機能を備える端末装置300として動作する。すなわち、所定時間間隔でセンサー22から気温・気圧の測定データを取り込むと共に、取得した時刻情報を取り込んで、センサー情報(測定データ+取得時刻)を記憶装置307に書き込む。また、端末装置300が設置された地点の位置情報が検出された際に、その位置情報を記憶装置307に書き込む。この場合、端末装置300の位置情報は、位置測位装置303がGPS等を使用して測位した位置情報、あるいは、直接入力した端末装置300の位置情報とされる。また、図示しないスイッチがオンされて電源装置308から電源が投入された際には、端末装置300を初期化する。そして、記憶装置307に書き込まれている位置情報およびセンサー情報に、当該端末装置300に割り当てられている一意の子機IDを付加して閉域通信網通信I/F305を介して親機へ送信する。また、子機15として機能させる場合は、マイクロコントローラ301が、センサー302から取得した気温・気圧の測定データの前回と今回のデータ値の差が、記憶装置307に記憶されている気象異常の閾値を超えたと判断した場合は、マイクロコントローラ301は、気象異常が発生したと云う警告表示を警告表示器304を点灯させることにより行う。さらに、親機から警告表示変更指示を受信した場合は、警告表示変更指示に応じて警告表示器304を点灯して警告表示をおこなう、あるいは、警告表示器304を消灯させて警告表示を停止させる。
また、マイクロコントローラ301に記憶されている端末装置300用の制御プログラムを実行することにより、端末装置300を親機14Aあるいは親機14Bとしても用いることができる。この場合、端末装置300は、閉域通信網通信I/F305介して子機15あるいは第1の子機17から送信された子機ID付きのセンサー情報を受信して、広域通信網通信I/F306を介して情報提供部12に送信する。また、警告表示を作動させるあるいは警告表示を停止させる警告表示変更指示を、閉域通信網に属する子機に閉域通信網通信305を介して送信するが、親機14Aとして機能させる場合は、マイクロコントローラ301は、記憶装置307内の測定データの最大値と最小値との差が、記憶装置307に記憶されている気象異常を示す閾値を超えたと判断した場合に、子機15に警告表示の変更指示を送出する。また、親機14Bとして機能させる場合は、マイクロコントローラ301は、情報提供部12から警告表示変更指示を受信した場合に、第1の子機17に警告表示の変更指示を送出する。
図32は視線誘導標200の構成を示す斜視図であり、視線誘導標200は、子機15や第1の子機17における子機の機能を備える端末装置あるいは上述した端末装置300のいずれかの端末装置001を内蔵している。視線誘導標200は、円筒状の縦に細長い樹脂製の円筒状ケース210と、円筒状ケース210の下端に装着される樹脂製あるいは金属製の基部213とから構成され、円筒状ケース210と基部213からなるケース内に端末装置001が内蔵されている。視線誘導標200の基部213の下面からは固定用のボルトが突出して設けられており、このボルトを道路等に設けられたアンカーナットに螺着することにより、視線誘導標200を設置することができる。また、基部213の内部に水や砂をつめて設置することも可能であり、この場合は、視線誘導標200を道路や道路以外の地面上に置くだけで子機や親機として利用することができる。これにより、視線誘導標200は容易に設置することができたり、必要な時だけ(例えば、気象警報時)設置して、その後は撤去する等柔軟に対応できるようになる。視線誘導標200の縦方向の長さL1は約300mm〜1200mmとされ、基部213の外径R1は約200mmとされる。
端末装置001と一体化された視線誘導標200を道路や道路以外の地面に設置する際には、道路や道路以外の地面を直方体状に切り出して示すグランド80に断面が略円形の取付孔80aを穿ち、この取付孔80a内に樹脂製あるいは金属製のアンカーナット81を固着する。視線誘導標200の基部213の下面からはボルト213aが突出するよう設けられており、このボルト213aをアンカーナット81に螺着する。これにより、グランドに視線誘導標200を設置することができる。
このように、視線誘導標200は自立可能とされ、閉域通信網はワイヤレスとされると共に、外部からの電源供給を必要としない独立電源部を備えていることから、外部電源が確保できない道路以外の地面などに直接おいて設置可能となり、公園や避難所、広場、田んぼの中や畦、住宅の庭、河川敷内などの地面にも設置可能となる。
本発明の実施例にかかる気象情報警告システムにおいて、子機からの気温・気圧のセンサー情報を受信してマップを作成する情報提供部は、マップ作成部と云うことができる。また閲覧要求された地点とは閲覧者がいる地点あるいは閲覧者が指定した地点とされる。
本発明の実施例にかかる気象情報警告システムでは、閲覧要求があった際にマップを作成して、閲覧要求した閲覧者に配信していたが、子機が検出した気温・気圧のセンサー情報を情報提供部が取得した際に、マップの表示情報を作成してDBに格納し、閲覧者からの閲覧要求があった際に、情報配信サーバーが閲覧者がいる位置情報あるいは閲覧者が指定した位置情報に対応するエリアの地図を地図情報DBから読み出すと共に、閲覧者がいる位置情報あるいは閲覧者が指定した位置情報に対応するエリアの表示情報を読み出してマップを作成して閲覧者に配信するようにしても良い。
また、以上説明した本発明の実施例にかかる気象情報警告システムの位置測位装置を備える子機においては、GPSに限らず、設置された位置の座標を位置測位装置が、GLONASS、Galileo、準天頂衛星(QZSS)等の衛星測位システムを使用して測位するようにしてもよい。
さらに、子機の設置位置と気温・気圧の変動幅を表すアイコンは第2レイヤーの表示情報とされており、形状が半截された円形とされて、半截された円形の色調の濃淡で気温・気圧の振れ幅を示しているが、アイコンの図形は気温・気圧の変動幅を表せればどのような図形でもよい。
また、本発明の第2実施例における第2の子機では、電源コネクタより電源を供給すると説明したが、これに限らず、電源を供給する一次電池を内部に備えるようにしてもよい。このようにすると、第2の子機を商用電源を供給できない設置位置としたり、移動可能とすることができる。また、一次電池と商用電源などを併用するようにしてもよい。
Claims (2)
- 温度・気圧を検出するセンサーと警告表示部とを少なくとも有し、所定の地点に設置され、設置された地点の位置情報と、前記センサーで検出した気温・気圧の測定データとを送出すると共に、検出した測定データにおける前回と今回の差が所定の閾値を超えた際に、前記警告表示部において警告表示を行う複数の子機と、
前記測定データを受け取って記憶手段に格納し、該記憶手段内の前記測定データの最大値と最小値との差が所定の閾値を超えた際に、前記子機へ警告表示を行う指示を送出する親機とを備え、
前記子機は、前記親機から警告表示を行う指示を受け取った際に、前記警告表示部において警告表示を行うことを特徴とする気象情報警告システム。 - 前記複数の子機は、設置された地点の位置情報に、該子機の各々を識別する識別情報を付けて前記親機へ送出すると共に、前記測定データと、該測定データの取得時刻とからなるセンサー情報に、前記識別情報を付けて前記親機へ送出し、
前記親機は、各子機から受信した前記センサー情報における測定データの最大値と最小値との差が所定の閾値を超えたか否かを判断し、所定の閾値を超えたと判断されたセンサー情報の識別情報から、当該センサー情報を送出した子機を特定し、特定された子機が設置された地点の周囲に設置されている子機に対して、前記警告表示を行う指示を送出することを特徴とする請求項1に記載の気象情報警告システム。
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