JP6834151B2 - 梱包体、及び積層体の製造方法 - Google Patents
梱包体、及び積層体の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6834151B2 JP6834151B2 JP2016048746A JP2016048746A JP6834151B2 JP 6834151 B2 JP6834151 B2 JP 6834151B2 JP 2016048746 A JP2016048746 A JP 2016048746A JP 2016048746 A JP2016048746 A JP 2016048746A JP 6834151 B2 JP6834151 B2 JP 6834151B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- fiber
- strip
- shaped
- laminated body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Description
[1]複数の繊維束で形成されたシート状繊維束群にマトリックス樹脂組成物が含浸された繊維強化樹脂材料と、前記繊維強化樹脂材料を挟み込む一対のキャリアシートとを備えるシート状物の積層体であって、
前記一対のキャリアシートは前記繊維強化樹脂材料よりも広く、前記シート状物における前記繊維強化樹脂材料の縁よりも外側に前記一対のキャリアシートの端部同士が接する耳部が形成されており、
前記耳部が折り曲げられた状態で前記シート状物が積み重ねられている、積層体。
[2]前記シート状物が、前記一対のキャリアシートの幅が前記繊維強化樹脂材料の幅よりも広い帯状で、前記繊維強化樹脂材料の両側の側縁よりも外側に前記一対のキャリアシートの側端部同士が接する耳部が形成されており、
前記耳部が折り曲げられた状態で前記シート状物が折り重ねられている、[1]に記載の積層体。
[3]前記耳部が上側に折り曲げられている、[1]又は[2]に記載の積層体。
[4]複数の繊維束で形成されたシート状繊維束群にマトリックス樹脂組成物が含浸された繊維強化樹脂材料と、前記繊維強化樹脂材料を挟み込む一対のキャリアシートとを備え、
前記一対のキャリアシートが前記繊維強化樹脂材料よりも広く、前記繊維強化樹脂材料の縁よりも外側に前記一対のキャリアシートの端部同士が接する耳部が形成されたシート状物の積層方法であって、
前記耳部を折り曲げる折り曲げ工程と、
前記シート状物を積み重ねる積層工程と、を有するシート状物の積層方法。
[5]前記シート状物が、前記一対のキャリアシートの幅が前記繊維強化樹脂材料の幅よりも広い帯状で、前記繊維強化樹脂材料の両側の側縁よりも外側に前記一対のキャリアシートの側端部同士が接する耳部が形成されており、
前記シート状物を長さ方向において前後に複数回折り返しながら積み重ねる、[4]に記載のシート状物の積層方法。
[6]前記耳部を上側に折り曲げる、[4]又は[5]に記載のシート状物の積層方法。
本発明のシート状物の積層方法によれば、繊維強化樹脂材料が一対のキャリアシートで挟持されたシート状物を熟成のために保管したり運搬したりする際でも、未増粘のマトリックス樹脂組成物が漏れ出すことを抑制できる。
本発明の積層体は、複数の繊維束で形成されたシート状繊維束群にマトリックス樹脂組成物が含浸された繊維強化樹脂材料と、前記繊維強化樹脂材料を挟み込む一対のキャリアシートとを備えるシート状物によって形成されている。該シート状物においては、一対のキャリアシートが繊維強化樹脂材料よりも広く、繊維強化樹脂材料の縁よりも外側に一対のキャリアシートの端部同士が接する耳部が形成されている。本発明では、このようなシート状物が、耳部が折り曲げられた状態で積み重ねられている。
梱包体100は、梱包容器110と、梱包容器110の内側に設置されたフレキシブルコンテナバッグ112(以下、フレコンバッグ112という。)と、フレコンバッグ112内に収納された積層体10と、フレコンバッグ112内で積層体10の形状を保持する保持シート114と、フレコンバッグ112内の隙間を埋める発泡材116と、を備えている。
積層体10は、シート状物1が積み重ねられて形成されている。シート状物1は、図3に示すように、複数の繊維束で形成されたシート状繊維束群にマトリックス樹脂組成物が含浸された繊維強化樹脂材料2と、繊維強化樹脂材料2を挟み込む一対の第1キャリアシート3及び第2キャリアシート4と、を備える。シート状物1においては、第1キャリアシート3が繊維強化樹脂材料2の下側に配置され、第2キャリアシート4が繊維強化樹脂材料2の上側に配置されている。
繊維強化樹脂材料2は、複数の繊維束がシート状に散布されたシート状繊維束群にマトリックス樹脂組成物が含浸されて形成されている。
無機繊維としては、炭素繊維、黒鉛繊維、炭化珪素繊維、アルミナ繊維、タングステンカーバイド繊維、ボロン繊維、ガラス繊維等が挙げられる。有機繊維としては、アラミド繊維、高密度ポリエチレン繊維、その他一般のナイロン繊維、ポリエステル繊維等が挙げられる。金属繊維としては、ステンレス、鉄等の繊維が挙げられ、また金属を被覆した炭素繊維でもよい。これらの中では、繊維強化樹脂材料成形体の強度等の機械物性を考慮すると、炭素繊維が好ましい。
強化繊維は、1種を単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
なお、繊維束の平均厚みは、以下の方法で測定される。電気炉などで繊維強化樹脂材料を加熱してマトリックス樹脂組成物を分解させ、残存した繊維束から無作為に10本の繊維束を選択する。10本の繊維束のそれぞれについて、繊維軸方向の両端部と中央部の3箇所で厚みをノギスにて測定し、それら測定値の全てを平均して平均厚みとする。
なお、繊維束の平均幅は、以下の方法で測定される。平均厚みの測定と同様にして得た10本の繊維束のそれぞれについて、繊維軸方向の両端部と中央部の3箇所で幅をノギスにて測定し、それら測定値の全てを平均して平均幅とする。
マトリックス樹脂組成物としては、熱硬化性樹脂を含む組成物が好ましい。
熱硬化性樹脂としては、特に限定されず、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ウレタン系樹脂、尿素性樹脂、メラミン樹脂、イミド系樹脂等が挙げられる。熱硬化性樹脂は、1種を単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
一対の第1キャリアシート3及び第2キャリアシート4は、繊維強化樹脂材料2を挟み込むシートである。成形時には、第1キャリアシート3及び第2キャリアシート4は繊維強化樹脂材料2から剥離される。
一対のキャリアシートは、同じであってもよく、異なっていてもよい。
シート状物は、公知の製造方法により製造することができ、例えば、以下の方法が挙げられる。第1キャリアシート上にマトリックス樹脂組成物を塗工して第1樹脂シートを形成する。長尺の繊維束を連続的に裁断し、裁断された複数の繊維束(チョップド繊維束)第1樹脂シート上にシート状に散布してシート状繊維束群を形成する。第2キャリアシート上にマトリックス樹脂組成物を塗工して第2樹脂シートを形成し、該第2樹脂シートをシート状繊維束群側に向けて積層して前駆積層体とする。該積層前駆体を両面から加圧し、シート状繊維束群にマトリックス樹脂組成物を含浸させ、第1キャリアシートと第2キャリアシートの間で繊維強化樹脂材料を形成し、シート状物を得る。
フレコンバッグ112としては、公知のフレキシブルコンテナバッグを用いることができる。
発泡材116としては、特に限定されず、公知の発泡材を使用することができる。
本発明では、耳部が上側又は下側に折り返されて、上下に隣接するシート状物とシート状物の間に挟み込まれるようにしてもよい。
本発明のシート状物の積層方法は、前記した耳部が形成されたシート状物を積層する方法であって、下記の折り曲げ工程及び積層工程を有する。
折り曲げ工程:シート状物の耳部を折り曲げる工程。
積層工程:シート状物を積み重ねる工程。
図4に示すように、梱包容器110の内側にフレコンバッグ112を配置し、さらにフレコンバッグ112の内側に保持シート114を配置する。この状態で、帯状のシート状物1を梱包容器110内の保持シート114上に振り込み、シート状物1の長さ方向において前後に複数回折り返しながら積み重ねる。
図5に示すように、保持シート114の上端部を掴んで引っ張り上げることで、積み重ねられたシート状物1の耳部5及び耳部6を上側に折り曲げて積層体10とする。次いで、図1に示すように保持シート114の上端部を積層体10の上面で合わせて閉じ、フレコンバッグ112の内側にできた空間に発泡材116を挿入して積層体10の形態を保持する。
ただし、本発明では、耳部を折り曲げるための特別な装置を必要とせず、簡便に耳部を折り曲げることができる点から、前記したような保持シートを利用して耳部を上側に折り曲げる方法が好ましい。
本発明のシート状物の積層方法は、積層体を梱包容器内に梱包しないものであってもよい。
2 繊維強化樹脂材料
3 第1キャリアシート
4 第2キャリアシート
5 耳部
6 耳部
10 積層体
Claims (6)
- 一対の帯状キャリアシートの末端部同士が接する耳部が長手方向の両側に沿って形成されるように、該一対の帯状キャリアシートで繊維強化樹脂材料を挟み込んでなり、該繊維強化樹脂材料は複数の繊維束で形成されたシート状繊維束群にマトリックス樹脂組成物が含浸されたものである帯状シート状物を、複数回折り返しながら積み重ねてなる積層体がフレキシブルコンテナバッグ内に収納されており、
当該積層体の上面上に保持シートの端部の合わせ目が位置するように、保持シートが当該積層体を包んでおり、かつ、
前記耳部が上側に折り曲げられている状態が前記保持シートにより保持されており、
前記フレキシブルコンテナバッグ内の隙間を埋める発泡材を備えている、梱包体。 - 前記フレキシブルコンテナバッグを収容するステンレス製の梱包容器を備える、請求項1に記載の梱包体。
- 一対の帯状キャリアシートの末端部同士が接する耳部が長手方向の両側に沿って形成されるように、該一対の帯状キャリアシートで繊維強化樹脂材料を挟み込んでなり、該繊維強化樹脂材料は複数の繊維束で形成されたシート状繊維束群にマトリックス樹脂組成物が含浸されたものである帯状シート状物を、複数回折り返しながら積み重ねる積層工程と、
前記積層工程で積み重ねられた帯状シート状物の前記耳部を上側に折り曲げる折り曲げ工程と、
を有し、
前記積層工程では保持シートの一部上で前記帯状シート状物を積み重ね、
前記折り曲げ工程では、前記保持シートの他の一部を引っ張り上げることで前記帯状シート状物の前記耳部を上側に折り曲げる、積層体の製造方法。 - 前記折り曲げ工程の後、前記耳部が上側に折り曲げられている状態が保持されるように、前記積層工程で積み重ねられた帯状シート状物を前記保持シートで包む、請求項3に記載の製造方法。
- 前記積層工程と前記折り曲げ工程をフレキシブルコンテナバッグの内側で行う、請求項3または4に記載の製造方法。
- 前記積層工程と前記折り曲げ工程を、ステンレス製の梱包容器の内側に配置したフレキシブルコンテナバッグの内側で行う、請求項3または4に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016048746A JP6834151B2 (ja) | 2016-03-11 | 2016-03-11 | 梱包体、及び積層体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016048746A JP6834151B2 (ja) | 2016-03-11 | 2016-03-11 | 梱包体、及び積層体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017160398A JP2017160398A (ja) | 2017-09-14 |
| JP6834151B2 true JP6834151B2 (ja) | 2021-02-24 |
Family
ID=59854263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016048746A Active JP6834151B2 (ja) | 2016-03-11 | 2016-03-11 | 梱包体、及び積層体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6834151B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49115469U (ja) * | 1973-01-29 | 1974-10-02 | ||
| JPH04189110A (ja) * | 1990-11-22 | 1992-07-07 | Takeda Chem Ind Ltd | シート状成形材料および該シート状成形材料の両端処理装置 |
| JPH10119038A (ja) * | 1996-10-22 | 1998-05-12 | Hitachi Chem Co Ltd | Smcの収納方法 |
| JP2010076249A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | Smcの製造方法 |
| JP2014018993A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Panasonic Corp | Smcの製造方法及び製造装置 |
| JP2014091794A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Panasonic Corp | Smcの供給方法 |
| EP3061785B1 (en) * | 2013-10-22 | 2019-12-18 | Mitsubishi Chemical Corporation | Prepreg production method |
-
2016
- 2016-03-11 JP JP2016048746A patent/JP6834151B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2017160398A (ja) | 2017-09-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5884419B2 (ja) | 真空断熱材用外被材及びそれを用いた真空断熱材 | |
| CN106795990A (zh) | 绝热材料和电池罩 | |
| US20220097595A1 (en) | Securing Cargo for Rail Transport Using Polymer Foam Material | |
| CA2281011C (en) | Tear/puncture resistant semi-laminate material | |
| US20140134302A1 (en) | Damage Resistant Package | |
| JP5294822B2 (ja) | 保冷性運搬容器 | |
| JP2017223327A (ja) | 液化ガスタンク用断熱パネルおよび液化ガスタンクの断熱構造 | |
| JP6834151B2 (ja) | 梱包体、及び積層体の製造方法 | |
| JP2011192603A (ja) | リチウムイオン電池用容器、これを備えたリチウムイオン電池、およびリチウムイオン電池用容器の製造方法 | |
| CZ20011259A3 (cs) | Ochranná obalová fólie | |
| JP5782663B1 (ja) | 梱包用部材及びその製造方法並びに包装容器 | |
| EP3385190B1 (en) | Laminated resin film | |
| JP2007239771A (ja) | 真空断熱材とそれを用いた断熱箱体 | |
| JP4095154B2 (ja) | 帯状物品巻回体包装具並びに防湿包装フィルム及び包装体 | |
| US20180297766A1 (en) | Packaging bag | |
| JP2007263334A (ja) | 真空断熱材及びその製造方法 | |
| JP5414751B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP7325053B2 (ja) | 断熱袋、保温袋、および断熱袋の製造方法 | |
| JP2017204931A (ja) | 電線束用外装シート、電線束用保護筒体およびワイヤハーネス | |
| JP5448937B2 (ja) | 真空断熱材、及びこの真空断熱材を備えた断熱箱 | |
| CN108910112B (zh) | 气凝胶毡的包装方法及气凝胶毡包装产品 | |
| JPWO2016157931A1 (ja) | 真空断熱材用外包材、真空断熱材、および真空断熱材付き機器 | |
| JP2009262934A (ja) | 荷物運搬用緩衝板 | |
| JP6468351B2 (ja) | 繊維強化樹脂材料積層体及びその製造方法 | |
| CN114829828B (zh) | 真空隔热件以及隔热箱 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181029 |
|
| RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181102 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191112 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200108 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200616 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200710 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210105 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210118 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6834151 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |