JP6836271B2 - 半導体装置とその制御方法 - Google Patents
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Description
互いに直列に接続された複数の電池を保護する半導体装置であって、前記複数の電池を接続したときの正極の検出端子と、少なくとも1つの中間の検出端子と、負極の検出端子とのうちの互いに隣接する検出端子間の各電圧、もしくは当該各電圧に対応する各対応電圧のうちのいずれかが所定のしきい値電圧以上となったときに、第1の検出信号を出力する半導体装置であって、
前記正極の検出端子と、前記少なくとも1つの中間の検出端子とに流れる各電流を検出して、前記各電流が互いに実質的に同一となるように制御する制御回路と、
前記負極の検出端子から、前記負極の検出端子に隣接する中間の検出端子に向かう方向で電流が流れるように接続された整流素子と、
半導体基板の基準電位に接続された接地端子を有し、前記負極の検出端子に隣接する中間の検出端子の電圧を、前記負極の検出端子の電圧と比較して、前記負極の検出端子に前記電池が接続されていないことを検出したときに、第2の検出信号を出力する比較回路と、
前記第2の検出信号に基づいて、前記第1の検出信号を出力することを停止する出力回路とを備えたことを特徴とする。
図1は比較例にかかる保護IC30とその周辺回路を示す回路図である。図1において、保護IC30は、例えばリチウム電池である複数個の二次電池B1〜B4の過電圧を検出して二次電池B1〜B4を保護するための半導体装置であって、4個の過電圧検出回路31〜34と、オアゲート35とを備えて構成される。ここで、保護IC30は、検出端子D1〜D5と、信号出力端子Q1と、電源端子VCCとを有する。
(1)正極の検出端子D1;
(2)中間の検出端子D2〜D4;
(3)負極の検出端子D5。
図3は本発明の実施形態1にかかる保護IC30Aの構成例を示す回路図である。図3において、実施形態1にかかる保護IC30Aは、図1の比較例にかかる保護IC30に比較して、レベルシフト回路36〜38と、論理回路41と、ラッチ回路42と、電流検出回路A1〜A4とをさらに備える。保護IC30Aは、保護IC30に比較して、可変抵抗51〜54と、プロセッサ(制御回路)40と、ダイオード43と、比較器44と、インバータ45とをさらに備える。以下、上記相違点について詳述する。
Ia=Va/R
Ib=Vb/R
Vt=Va+Vb
Va=Vb+R×Ic
Va=Vt−Vb
Vt−Vb=Vb+R×Ic
2Vb=Vt−R×Ic
Va=Vt/2+R×Ic/2
(1)比較器44を用いることで、検出端子D5に二次電池D4が接続されていないオープン状態(フローティング状態)であるときに、上述の過電圧の誤検出を防止することができる。図3の構成例では、検出信号をラッチするラッチ回路42をリセットすることで、信号出力端子Q1をLレベルの未検出状態に固定することで、意図しない検出状態を防止することができる。
(2)電流検出回路A1〜A4、可変抵抗51〜54及びプロセッサ40を用いることで、検出端子D1〜D5の各隣接する検出端子間の電流を実質的に均一化できる。
(3)上記(1)及び(2)により、二次電池B1〜B4の接続順序を所定の限定された順序でなくても自由に接続することができる。これにより、半導体装置の組み立て作業を従来技術に比較して容易にすることができる。
図5は本発明の実施形態2にかかる保護IC30Bの構成例を示す回路図である。図5において、実施形態2にかかる保護IC30Bは、図3の保護IC30Aに比較して以下の点が異なる。その他の構成は実施形態1と同様である。
(1)論理回路41の電源端子はスイッチSW1を介して電源電圧VCCに接続される。
(2)ラッチ回路42の電源端子はスイッチSW2を介して電源電圧VCCに接続される。
(3)インバータ45を備えず、検出端子D5がオープン状態であると判断したとき、比較器44からのHレベルのリセット信号に基づいて、スイッチSW1,SW2をオンからオフに切り替える。すなわち、比較器44が、検出端子D5のオープン状態を検出したとき、論理回路41及びラッチ回路42への電源供給を断にして、論理回路41及びラッチ回路42からの検出信号を未検出状態であるLレベルの検出信号に固定する。
図6は本発明の実施形態3にかかる保護IC30Cの構成例を示す回路図である。図6において、実施形態3にかかる保護IC30Cは、図3の保護IC30Aに比較して以下の点が異なる。その他の構成は実施形態1と同様である。
(1)ラッチ回路42を備えず、アンドゲート46をさらに備える。ここで、論理回路41からの出力信号はアンドゲート46の第1の入力端子に入力される。また、比較器44からの出力信号はインバータ45を介してアンドゲート46の第2の入力端子に入力される。ここで、アンドゲート46は入力される2つの信号の論理積を演算し、演算結果の信号を信号出力端子Q1から出力する。
以下、上記相違点について詳述する。
図7は本発明の実施形態4にかかる保護IC30Dの構成例を示す回路図である。図7において、実施形態4にかかる保護IC30Dは、図3の保護IC30Aに比較して以下の点が異なる。その他の構成は実施形態1と同様である。
(1)インバータ45に代えて、内部電圧源制御回路47と内部電圧源48とをさらに備える。
(2)論理回路41及びラッチ回路42は、前記内部電圧源48からの所定の内部電源電圧Vintに基づいて動作する。
以下、上記相違点について詳述する。
以上の各実施形態では、4個の二次電池B1〜B4を用いているが、本発明はこれに限らず、二次電池は2以上の個数であればよい。
特許文献1には、断線時の破壊を防ぐ目的で、クランプ回路を入れる構成が開示されている。確かに端子がオープン(断線)時に特定の事項を防止する点では似ているが、保護ICでの誤検出が起きる、接続順が限定されるという問題は解消できていない。
15…ヒューズ回路、
16…抵抗、
17…MOSトランジスタ、
20〜24…キャパシタ、
30,30A,30B,30C…保護IC、
31〜34…過電圧検出回路、
35…オアゲート、
36〜38…レベルシフト回路、
39…オアゲート、
40…プロセッサ(制御回路)、
41…論理回路、
42…ラッチ回路、
43…ダイオード、
44…比較器、
45…インバータ、
46…アンドゲート、
47…内部電圧源制御回路、
48…内部電圧源、
51〜54…可変抵抗、
60…インバータ、
61〜64…MOSトランジスタ、
71,72…抵抗、
73…基準電圧発生回路、
74…比較器、
A1〜A4…電流検出回路、
B1〜B4…二次電池、
D1〜D5,D12…検出端子、
F1,F2…ヒューズ、
Q1,Q11,Q12…信号出力端子、
SW1,SW2…スイッチ、
T1,T2…電源出力端子、
T11〜T15…接続端子、
VCC1,VCC2…電源端子、
GND1,GND2…接地端子。
Claims (10)
- 互いに直列に接続された複数の電池を保護する半導体装置であって、前記複数の電池を接続したときの正極の検出端子と、少なくとも1つの中間の検出端子と、負極の検出端子とのうちの互いに隣接する検出端子間の各電圧、もしくは当該各電圧に対応する各対応電圧のうちのいずれかが所定のしきい値電圧以上となったときに、第1の検出信号を出力する半導体装置であって、
前記正極の検出端子と、前記少なくとも1つの中間の検出端子とに流れる各電流を検出して、前記各電流が互いに実質的に同一となるように制御する制御回路と、
前記負極の検出端子から、前記負極の検出端子に隣接する中間の検出端子に向かう方向で電流が流れるように接続された整流素子と、
半導体基板の基準電位に接続された接地端子を有し、前記負極の検出端子に隣接する中間の検出端子の電圧を、前記負極の検出端子の電圧と比較して、前記負極の検出端子に前記電池が接続されていないことを検出したときに、第2の検出信号を出力する比較回路と、
前記第2の検出信号に基づいて、前記第1の検出信号を出力することを停止する出力回路とを備えたことを特徴とする半導体装置。 - 前記出力回路は前記第1の検出信号をラッチするラッチ回路を備え、前記第2の検出信号に基づいて、前記ラッチ回路をリセットすることで前記第1の検出信号を出力することを停止することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- 前記出力回路は、前記第2の検出信号に基づいて、前記出力回路に供給される電源電圧を断にすることで前記第1の検出信号を出力することを停止することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- 前記第2の検出信号を検出しないとき、前記出力回路のための内部電源電圧を発生する内部電圧源をさらに備え、
前記第2の検出信号に基づいて、前記内部電圧源は前記出力回路のための内部電源電圧を発生しないことで前記第1の検出信号を出力することを停止することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 前記第1の検出信号と、前記第2の検出信号の反転信号との論理積を演算して、演算結果の信号を前記第1の検出信号として出力する演算素子をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- 互いに直列に接続された複数の電池を保護する半導体装置であって、前記複数の電池を接続したときの正極の検出端子と、少なくとも1つの中間の検出端子と、負極の検出端子とのうちの互いに隣接する検出端子間の各電圧、もしくは当該各電圧に対応する各対応電圧のうちのいずれかが所定のしきい値電圧以上となったときに、第1の検出信号を出力する半導体装置の制御方法であって、
前記半導体装置は、前記負極の検出端子から、前記負極の検出端子に隣接する中間の検出端子に向かう方向で電流が流れるように接続された整流素子を備え、
前記制御方法は、
前記正極の検出端子と、前記少なくとも1つの中間の検出端子とに流れる各電流を検出して、前記各電流が互いに実質的に同一となるように制御するステップと、
半導体基板の基準電位に接続された接地端子を有し、前記負極の検出端子に隣接する中間の検出端子の電圧を、前記負極の検出端子の電圧と比較して、前記負極の検出端子に前記電池が接続されていないことを検出したときに、第2の検出信号を出力するステップと、
出力回路が、前記第2の検出信号に基づいて、前記第1の検出信号を出力することを停止するステップとを含むことを特徴とする半導体装置の制御方法。 - 前記出力回路は前記第1の検出信号をラッチするラッチ回路を備え、
前記制御方法は、
前記第2の検出信号に基づいて、前記ラッチ回路をリセットすることで前記第1の検出信号を出力することを停止するステップをさらに含むことを特徴とする請求項6記載の半導体装置の制御方法。 - 前記出力回路が、前記第2の検出信号に基づいて、前記出力回路に供給される電源電圧を断にすることで前記第1の検出信号を出力することを停止するステップをさらに含むことを特徴とする請求項6記載の半導体装置の制御方法。
- 前記第2の検出信号を検出しないとき、前記出力回路のための内部電源電圧を発生する内部電圧源をさらに備え、
前記第2の検出信号に基づいて、前記内部電圧源は前記出力回路のための内部電源電圧を発生しないことで前記第1の検出信号を出力することを停止するステップをさらに含むことを特徴とする請求項6記載の半導体装置の制御方法。 - 前記第1の検出信号と、前記第2の検出信号の反転信号との論理積を演算して、演算結果の信号を前記第1の検出信号として出力するステップをさらに含むことを特徴とする請求項6記載の半導体装置の制御方法。
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