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JP6846594B2 - ファンフィルターユニット - Google Patents
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Description

本発明は、クリーン環境が必要とされる液晶パネル工場等のクリーンルームや、製造設備である半導体製造装置、クリーンブース等に設置され、送風部により粉塵や化学成分等を含む空気をフィルターに通過させて浄化し、浄化空気を必要な空間に供給するファンフィルターユニットに関するものである。
従来、ファンフィルターユニットは、浮遊粉塵や化学成分等を捕集するフィルターを搭載し、クリーン環境が必要となる領域に清浄化した空気を供給する目的で使用されるものである。ファンフィルターユニットの利用環境としては、液晶パネル工場等のクリーンルームや、製造設備である半導体製造装置、クリーンブース等の天井部に配置されることが多い。
近年、製造設備において設備外観の意匠性や製造のプロセスに合わせた風路の最適化のためファンフィルターユニットを製造設備内部に配置するケースが増えている。また、設備内部レイアウトに合わせてファンフィルターユニットの形状が、より複雑化する傾向にある。
従来のファンフィルターユニットの構成を図16に示す。ファンフィルターユニット100は、内部にファンとモータからなる送風ユニット101を収納し、天部に送風ユニット101と連通して外気等の非浄化領域から空気を吸い込むための給気口102を有し、底部が開口した箱形状のチャンバー103備えている。チャンバー103は底部縁部から内側に延設されるチャンバー曲げ部104を有しており、チャンバー曲げ部104にはチャンバー係止孔105を備えている。チャンバー曲げ部104は空気漏れを防止するパッキン106が貼られており、板状のカバー107と連結される。カバー107は外周にチャンバー係止孔105と合致するカバー係止孔109を備えており、ナットとネジ、もしくはリベット等の棒状留め具110でパッキン106を押し潰しながらチャンバー103と固定される。一体化したチャンバー103とカバー107の内壁は、浄化待機風路112を形成する。
カバー107は中央にカバー吐出口111を備えており、カバー吐出口111は浄化待機風路112の中の空気を浄化するフィルター113のフィルター給気口114と対面して圧着される。フィルターにより浄化された空気は、フィルターの下方に備えるフィルター排気口115より排出される。
従来のファンフィルターユニット製造設備内設置事例を図17に示す。従来のファンフィルターユニット100は、チャンバー103に備える給気口102と製造設備に備える給気口116と接合されて製造設備内117に設置される。
送風ユニット101により吸い込まれた非浄化空気はフィルター113により浄化され、製造設備内117に供給される。
上記の構成により、ファンフィルターユニット100で外気等の非浄化空気を浄化し、クリーン環境が必要な空間に浄化空気を供給していた。上記のファンフィルターユニット100に類似する技術として、特許文献1に記載の公報を例示する。
特開平11−309325号公報
クリーン環境が必要となる半導体製造装置やクリーンブース、液晶パネル工場等のクリーンルームには、非浄化空気をフィルターで除去し、清浄度が必要とされる空間に送り込む為のファンフィルターユニットが必要となる。
従来、ファンフィルターユニットは外気等の非清浄空気を浄化して装置内に送り込む用途で使用された為、製造設備外側の天井部等に搭載されることが多かった。近年、製造設備外観の意匠性や製造プロセスに合わせた風路の最適化のためにファンフィルターユニットを製造設備内部に配置するケースが増えており、また製造設備内部のレイアウトに合わせた薄型化の要望もありファンフィルターユニットの形状が複雑化してきている。
フィルターを通過する前の浄化待機風路内は常にファンで空気が送り込まれて陽圧化するため、隙間があれば非浄化空気が漏れ出てしまう。気密性の確保には各部材を隙間なく溶接する、もしくはコーキング材で各部材間の隙間を封止する等の手段が考えられるが、構造が複雑になる程作業に多大な時間が必要となり、作業者の力量不足や作業忘れ等のヒューマンエラーで漏れが生じる可能性がある。よって人の力量によらず安定して確実に気密を確保できるパッキンを用いた組立が行われるが、チャンバー係止孔、カバー係止孔、棒状留め具が浄化待機風路に存在する場合、これらが連通しないような対策が必要となり、チャンバー係止孔に先端が塞がれたブラインドナット等を取り付け、かつ、チャンバー径止孔とブラインドナットかしめ部の隙間にコーキングを施す等、人の力量に依存する追加対策が必要であった。
本発明は、気密保持のためのパッキンを用いながら、人の力量に依存せず安定した気密性を確保し、非浄化空気が製造装置内に漏れ出ることを防止したファンフィルターユニットを提供するものである。
本発明は、上記目的を達成するために、非浄化領域から空気を吸い込んで浄化待機風路に空気を吹き出す送風ユニットと、前記浄化待機風路の空気を浄化して浄化領域に排出するフィルターと、前記フィルターを着設するカバーと、前記カバーと係合して前記カバー及びフィルターとの間で前記浄化待機風路の内壁を形成するチャンバーと、前記カバーに設けられたカバー係止孔と、前記チャンバーに設けられたチャンバー係止孔と、前記カバー係止孔と前記チャンバー係止孔との間に設けられ前記浄化待機風路からの空気の漏れを防止するパッキンと、前記カバー係止孔と前記チャンバー係止孔とを貫通して前記カバーと前記パッキンと前記チャンバーとを圧着する棒状留め具と、を備え、前記棒状留め具の両端は、前記浄化待機風路の外部に位置し、前記パッキンは、前記棒状留め具の前記浄化待機風路側から前記棒状留め具の外周側に至る第一パッキンと、前記棒状留め具のさらに前記浄化待機風路側にのみ前記第一パッキンと重なる第二パッキンと、を備えたファンフィルターユニットとし、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、係止具接合部の隙間等からフィルターで浄化する前の汚染された空気が製造設備内部に流出することを防止したファンフィルターユニットを提供することができる。
製造設備内部への設置斜視図 ファンフィルターユニットの部品構成を示す分解図 断面図 断面分解図 折辺説明断面図 製造設備の側面断面図 薄型化構造ファンフィルターユニット分解図 薄型化構造 ファンフィルターユニットA−A断面図 薄型化構造 ファンフィルターユニットA−A断面図分解図 薄型構造ファンフィルターユニットの折辺説明断面図 パッキン厚みを増やした場合の固定状態側面図 パッキン厚みを増やした場合のB−B断面図 パッキン強化構造の浄化待機風路の平面断面図 パッキン強化構造の固定状態側面図 パッキン強化構造のC−C断面図 従来のファンフィルターユニットの構成を示す図 従来のファンフィルターユニットの製造設備内設置事例を示す図
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通じて同一の符合を付して2度目以降の説明を省略している。
(実施の形態1)
まずは図1の製造設備1内部への設置斜視図を用いて本発明に係るファンフィルターユニット2の内部設置事例を説明する。
製造設備1の内部下方に発埃機器を搭載、もしくは下方に外気給気口を備える等、製造設備1下方に非浄化領域3が存在し、上方に浄化空気供給が必要な製品製造空間4を有する場合の設置事例を示すものである。ここで、非浄化領域とは、微細な埃などを含む可能性がある領域であり、埃など、後述のフィルターによる浄化対象物が存在し得る領域を指す。これに対して浄化領域とは、主にフィルターを介して排出された空気が存在する領域であり、フィルターによって浄化対象物が排除された領域を指す。
装置内部の一側壁にファンフィルターユニット2の背面平面部5が並立するように設置され、送風ユニット6で装置下方の非浄化領域3の空気、すなわち非浄化空気を給気し、上方に備えるフィルター7を介して浄化された浄化空気を製品製造空間4に排出する。ファンフィルターユニット構成の詳細は本図記載の断面位置の図を用いて追って説明する。
図2はファンフィルターユニット2の部品構成を示す分解図である。
ファンフィルターユニット2は、外気等の非浄化領域3から空気を吸い込む送風ユニット6が収納可能なチャンバー8を有し、チャンバー8に備わる開口9は、板状のカバー10で覆われる。カバー10は、中央に開口を有した環状矩形形状を有する。
チャンバー8とカバー10は気密性確保の為のパッキンA11を挟んで一体化され、浄化待機風路12を構成する。カバー10は排気口13を有しており、内部に繊維状の濾材を備えて汚染物質を捕集もしくは吸着するフィルター7に連結される。
次に浄化待機風路12の詳細を説明する。図3は図1に示す平面断面位置での断面図を、図4は断面分解図示したものである。
送風ユニット6と連通したチャンバー8は、箱形形状をしており、外周立ち上がりの縁より外側に位置する曲げ部14を備えている。曲げ部14にはチャンバー係止孔15を有しており、気密性を確保するパッキンA11が貼り付けられている。パッキンA11は曲げ部14のチャンバー係止孔15と合致した穴を備えてもよいし、チャンバー係止孔15を避け、チャンバー係止孔15の内側直近に貼り付けられてもよい。
曲げ部14の内側は開口となっているが板状のカバー10によって塞がれ、浄化待機風路12を形成する。カバー10のカバー外周16には、チャンバー係止孔15と合致するカバー係止孔17を有しており、チャンバー係止孔15とカバー係止孔17は、ナットとネジや、リベット等の棒状留め具18で貫通され、パッキンA11を圧着しながら固定される。
チャンバー係止孔15、カバー係止孔17が浄化待機風路12の外に配置されれば、棒状留め具18で貫通されたとしても陽圧領域である浄化待機風路12の気密は隙間なく保たれることとなる。言い換えると、棒状留め具18の両端が浄化待機風路12の外部に位置することで、チャンバー係止孔15、カバー係止孔17の微小な隙間は浄化領域の中で連通するのみとなり気密性の保持とは無関係となる。
カバー10は中央に排気口13を備えており、フィルター7に備えるフィルター給気口19と連結されてフィルター下方に備えるフィルター排気口50より清浄化した空気を供給する。
また、図5の折辺説明断面図に示す通り、カバー10の外周端にチャンバー8に向かって垂直な折辺20を備えれば、カバー10の外周部が補強され、パッキンA11の潰しこみ力が増す効果を得ることができる。
(実施の形態2)
続いて図6に示す製造設備1の側面断面図を用いてファンフィルターユニット2の薄型化について説明する。
実施の形態1では、製造設備1の内部の一側壁にファンフィルターユニット2の背面平面部5が並立するように設置され、送風ユニット6で装置下方の非浄化領域3から空気を給気し、上方に備えるフィルター7を介して浄化空気を製品製造空間4に排出する。製品製造空間4を広く取るためにファンフィルターユニット2の製品製造空間部位21の製品厚み22の薄型化が望まれる。
図7は薄型化構造のファンフィルターユニット23の部品構成を示す分解図である。
本実施の形態2では、ファンフィルターユニット2は、外気等の非浄化領域3から空気を吸い込む送風ユニット6が収納可能なチャンバー8を有する。チャンバー8に備わる開口9はパッキンA11を介して板状のカバー10で覆われる。カバー10は接続開口24を有しており、接続開口24の風上側からパッキンB25を介してフィルター配置部材26に連結される。フィルター配置部材26は正面が開口した箱形状を有し、背面に浄化開口27を備えている。フィルター配置部材26は、フィルター配置部材26の正面縁部から内側に延設されたフィルター配置部材曲げ部28を備えており、フィルター配置部材曲げ部28はカバー10の接続開口24の外周と連結される。これによりチャンバー内壁、カバー内壁、フィルター配置部材の外壁(箱形状における外部)で浄化待機風路12が形成される。
フィルター配置部材26の背面では浄化開口27がフィルター給気口19と圧着される。フィルター配置部材26に嵌め込んでフィルター7を配置することにより、嵌め込んだ深さ分、薄型構造のファンフィルターユニット23の製品製造空間部位21にて製品厚み22の薄型化をはかることが可能となる。
次に薄型化構造のファンフィルターユニット23の浄化待機風路12の詳細を説明する。図8は図6に示す製品製造空間部位21での薄型構造のファンフィルターユニット23のA−A断面図を、図9は断面分解図を示したものである。
送風ユニット6と連通したチャンバー8は、浄化待機風路12の一部内壁を形成する箱形形状をしており、外周立ち上がりの縁より外側、すなわち浄化待機風路12の外部に位置する曲げ部14を備えている。曲げ部14にはチャンバー係止孔15を有しており、気密性を確保するパッキンA11が貼り付けられている。パッキンA11は曲げ部14のチャンバー係止孔15と合致した穴を備えてもよいし、チャンバー係止孔15を避け、チャンバー係止孔15の内側直近に貼り付けられてもよい。曲げ部14の内側は開口となっているが板状のカバー10によって塞がれる。カバー10のカバー外周16には、チャンバー係止孔15と合致するカバー係止孔17を有しており、チャンバー係止孔15とカバー係止孔17は、ナットとネジや、リベット等の棒状留め具18で貫通され、パッキンA11を圧着しながら固定される。
カバー10には接続開口24を備えており、フィルター配置部材26と連結される。フィルター配置部材26は正面が開口した箱形状と背面に浄化開口27を有し、フィルター配置部材26の正面縁部から内側に延設されたフィルター配置部材曲げ部28を備えている。フィルター配置部材曲げ部28にはフィルター配置部材係止孔29を有しており、気密性を確保するパッキンB25が貼り付けられている。パッキンB25はフィルター配置部材係止孔29と合致した穴を備えてもよいし、フィルター配置部材係止孔29を避け、フィルター配置部材係止孔29の外側直近に貼り付けられてもよい。
カバー10の接続開口24の外周には、フィルター配置部材係止孔29と合致するカバー開口係止孔30を有しており、フィルター配置部材係止孔29とカバー開口係止孔30は、ナットとネジや、リベット等の棒状留め具18で貫通され、パッキンB25を圧着しながら固定される。これによりチャンバー内壁、カバー内壁、フィルター配置部材の外壁で浄化待機風路12が形成される。チャンバー係止孔15とカバー係止孔17、フィルター配置部材係止孔29とカバー開口係止孔30が浄化待機風路12の外に配置されれば、棒状留め具18で貫通されたとしても陽圧化する浄化待機風路12の気密は隙間なく保たれることとなる。
フィルター配置部材26には浄化開口27を備えており、フィルター7に備えるフィルター給気口19と連結されてフィルターの下方に備えるフィルター排気口50より清浄化した空気を供給する。
また、図10に示す通り、カバー10の外周端と開口の内周端にチャンバー8に向かって垂直な折辺20を備えれば、カバー10の外周部と開口部が補強されパッキンA11、パッキンB25の潰し込み力が増す効果を得ることができる。
次にパッキンを追加したファンフィルターユニット2の気密性強化構造について説明する。まずは、事例として折辺のない板状のカバー10にて、カバー外周16とチャンバー8の曲げ部14間に備えるパッキンA11の厚みを増した場合の固定状態図を図11に示す。パッキンA11の厚みを増やして潰しこめれば気密性は向上するが、パッキンA11の反発力が大きくなり、チャンバー8の曲げ部14や、特に、折辺のないカバー外周16の部材強度が弱ければパッキンA11の反発力に負けてカバー外周16が変形する。
棒状留め具の外周側31は端部にて応力が集中するため、C−C断面に示す通り、棒状留め具隣接部32でチャンバー8の曲げ部14とカバー外周16間の部材間距離は狭くなり、B−B断面に示す通り、棒状留め具非隣接部33でパッキンA11の反発力にカバー外周16等の部材強度が負けてチャンバー8の曲げ部14とカバー外周16間の部材間距離が広くなる。一方、棒状留め具の浄化待機風路側34では部材が広く連通しており応力が分散するため変形量は少なくなる。図12に棒状留め具でチャンバー8とカバー10を固定前のパッキンA11の状態を示す。
次に棒状留め具の浄化待機風路側34にのみ、第二パッキン35を追加して重ねた場合の浄化待機風路12の平面断面図を図13に示す。本図はカバー係止孔の浄化待機風路側に第二パッキンを貼付け、チャンバー曲げ部に貼り付けた第一パッキンと棒状留め具の浄化待機風路側のみでパッキンを2重にかさねて厚みを増やしたものである。
次に第二パッキン35を追加した場合の固定部状態を図14に示す。棒状留め具の浄化待機風路側34のみパッキン厚みを増やしていることとなるため、棒状留め具の外周側31には、パッキンA11の反力しかかからず、棒状留め具非隣接部33、棒状留め具非隣接部33共に大きな変形は生じない。結果としてD−D断面に示す棒状留め具非隣接部33、E−E断面に示す棒状留め具隣接部32の変形量は大きく変わらない。棒状留め具の浄化待機風路側34においてもパッキン厚みが増すことになるが、部材が広く連通しており応力が分散するため変形量は少なくなる。よって本構造では外観的な不良を生じることなく気密性を強化することができる。本構造は図3、図8で示すチャンバー曲げ部とカバー外周部の事例であるが、図5、図10で示すカバー開口外周とフィルター配置部材折り曲げ部においても同様の効果を得ることができる。図15に棒状留め具でチャンバー8とカバー10を固定前のパッキンA11と第二パッキン35の状態を示す。
よって本構造では外観的な不良を生じることなく気密性を強化することができる。
本構造は図3、図8で示すチャンバー曲げ部とカバー外周部の事例であるが、図8で示すカバー開口外周とフィルター配置部材折り曲げ部においても同様の効果を得ることができる。
(実施の形態の要旨)
本発明に係るファンフィルターユニットは、非浄化領域から空気を吸い込んで浄化待機風路に空気を吹き出す送風ユニットと、前記浄化待機風路の空気を浄化して浄化領域に排出するフィルターと、前記フィルターを着設するカバーと、前記カバーと係合して前記カバー及びフィルターとの間で前記浄化待機風路の内壁を形成するチャンバーと、前記カバーに設けられたカバー係止孔と、前記チャンバーに設けられたチャンバー係止孔と、前記カバー係止孔と前記チャンバー係止孔との間に設けられ前記浄化待機風路からの空気の漏れを防止するパッキンと、前記カバー係止孔と前記チャンバー係止孔とを貫通して前記カバーと前記パッキンと前記チャンバーとを圧着する棒状留め具と、を備え、前記棒状留め具の両端は、前記浄化待機風路の外部に位置するものとする。
また、前記チャンバーは、天面が開口した箱形状を有して当該箱形状の内部が前記浄化待機風路の内壁を形成し、前記箱形状における天面縁部から外側に延設されたチャンバー曲げ部を備え、前記チャンバー曲げ部は、前記チャンバー係止孔を備え、前記カバーは、板状を有して当該板状における中央に前記フィルターを配置する浄化開口と、前記板状の周囲に前記カバー係止孔と、を備え、前記棒状留め具は、前記外側に延設されたチャンバー曲げ部と前記カバー係止孔とを貫通して前記カバーと前記パッキンと前記チャンバーとを圧着する構成としてもよい。
また、前記カバーは、前記板状の周囲の縁部から前記チャンバー側に向かって立設する折辺を備える構成としてもよい。
また、前記カバー係止孔と前記チャンバー係止孔とを貫通する前記棒状留め具のさらに前記浄化待機風路側にのみ前記パッキンと重なる第二パッキンを備えた構成としてもよい。
また、本発明に係るファンフィルターユニットは、非浄化領域から空気を吸い込んで浄化待機風路に空気を吹き出す送風ユニットと、前記浄化待機風路の空気を浄化して浄化領域に排出するフィルターと、前記フィルターを着設するカバーと、前記カバー及びフィルターとの間で前記浄化待機風路の内壁を形成するチャンバーと、前記カバーと前記チャンバーとを係止する棒状留め具と、前記浄化待機風路からの空気の漏れを防止するパッキンと、を備え、前記チャンバーは、天面が開口した箱形状を有して当該箱形状の内部が前記浄化待機風路の内壁を形成し、前記チャンバーの箱形状における天面の縁部から外側に延設されたチャンバー曲げ部と、前記チャンバー曲げ部に備えられたチャンバー係止孔と、を備え、前記カバーは、前記フィルターを配置する浄化開口を備えたフィルター配置部材と、前記フィルター配置部材及び前記チャンバーと係合する係合部材と、を備え、前記フィルター配置部材は、天面が開口した箱形状を有して当該箱形状の外部が前記浄化待機風路の内壁を形成し、前記フィルター配置部材の箱形状における底面に前記浄化開口と、前記フィルター配置部材の箱形状における内部空間に前記フィルターが配置されるフィルター配置空間と、前記フィルター配置部材の天面縁部から前記フィルター配置部材の箱形状における内側に延設されたカバー曲げ部と、前記カバー曲げ部に設けられたカバー係止孔と、を備え、前記係合部材は、環状矩形を有して当該環状矩形の外周周囲に前記チャンバー係止孔と係止する外周側係止孔と、前記環状矩形の内周周囲に前記カバー係止孔と係止する内周側係止孔と、を備え、前記棒状留め具は、前記チャンバー係止孔と前記外周側係止孔とを貫通して前記係合部材と前記パッキンと前記チャンバーとを圧着し、前記カバー係止孔と前記内周側係止孔とを貫通して前記係合部材と前記パッキンと前記フィルター配置部材とを圧着し、前記棒状留め具の両端は、前記浄化待機風路の外部に位置する構成としてもよい。
また、前記係合部材は、前記環状矩形の外周周囲から前記チャンバー側に向かって立設する折辺を備える構成としてもよい。
また、前記チャンバー係止孔と前記外周側係止孔とを貫通する前記棒状留め具のさらに前記浄化待機風路側にのみ前記パッキンと重なる第二パッキンを備えた構成としてもよい。
また、前記カバー係止孔と前記内周側係止孔とを貫通する前記棒状留め具のさらに前記浄化待機風路側にのみ前記パッキンと重なる第三パッキンを備えた構成としてもよい。
本発明に係るファンフィルターユニットは、半導体製造装置やクリーンブース等、設備内部に搭載されるファンフィルターユニットとして有用である。
1 製造設備
2 ファンフィルターユニット
3 非浄化領域
4 製品製造空間
5 背面平面部
6 送風ユニット
7 フィルター
8 チャンバー
9 開口
10 カバー
11 パッキンA
12 浄化待機風路
13 排気口
14 曲げ部
15 チャンバー係止孔
16 カバー外周
17 カバー係止孔
18 棒状留め具
19 フィルター給気口
50 フィルター排気口
20 折辺
21 製品製造空間部位
22 製品厚み
23 ファンフィルターユニット
24 接続開口
25 パッキンB
26 フィルター配置部材
27 浄化開口
28 フィルター配置部材曲げ部
29 フィルター配置部材係止孔
30 カバー開口係止孔
31 棒状留め具の外周側
32 棒状留め具隣接部
33 棒状留め具非隣接部
34 棒状留め具の浄化待機風路側
35 第二パッキン
100 ファンフィルターユニット
101 送風ユニット
102 給気口
103 チャンバー
104 チャンバー曲げ部
105 チャンバー係止孔
106 パッキン
107 カバー
109 カバー係止孔
110 棒状留め具
111 カバー吐出口
112 浄化待機風路
113 フィルター
114 フィルター給気口
115 フィルター排気口
116 製造設備に備える給気口
117 製造設備内

Claims (3)

  1. 非浄化領域から空気を吸い込んで浄化待機風路に空気を吹き出す送風ユニットと、
    前記浄化待機風路の空気を浄化して浄化領域に排出するフィルターと、
    前記フィルターを着設するカバーと、
    前記カバーと係合して前記カバー及びフィルターとの間で前記浄化待機風路の内壁を形成するチャンバーと、
    前記カバーに設けられたカバー係止孔と、
    前記チャンバーに設けられたチャンバー係止孔と、
    前記カバー係止孔と前記チャンバー係止孔との間に設けられ前記浄化待機風路からの空気の漏れを防止するパッキンと、
    前記カバー係止孔と前記チャンバー係止孔とを貫通して前記カバーと前記パッキンと前記チャンバーとを圧着する棒状留め具と、を備え、
    前記棒状留め具の両端は、
    前記浄化待機風路の外部に位置し、
    前記パッキンは、
    前記棒状留め具の前記浄化待機風路側から前記棒状留め具の外周側に至る第一パッキンと、
    前記棒状留め具のさらに前記浄化待機風路側にのみ前記第一パッキンと重なる第二パッキンと、を備えたファンフィルターユニット。
  2. 前記チャンバーは、
    天面が開口した箱形状を有して当該箱形状の内部が前記浄化待機風路の内壁を形成し、
    前記箱形状における天面縁部から外側に延設されたチャンバー曲げ部を備え、
    前記チャンバー曲げ部は、
    前記チャンバー係止孔を備え、
    前記カバーは、
    板状を有して当該板状における中央に前記フィルターを配置する浄化開口と、
    前記板状の周囲に前記カバー係止孔と、を備え、
    前記棒状留め具は、
    前記外側に延設されたチャンバー曲げ部と前記カバー係止孔とを貫通して前記カバーと
    前記パッキンと前記チャンバーとを圧着する請求項1記載のファンフィルターユニット。
  3. 前記カバーは、
    前記板状の周囲の縁部から前記チャンバー側に向かって立設する折辺を備える請求項2に記載のファンフィルターユニット。
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