JP6853480B2 - 枠体付きガラス - Google Patents
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Description
(各方向)
本明細書では、図1の(b)〜(d)に示したように、位置決めピン1を基台2に接着した状態で、位置決めピン1の先端側をZプラス方向、該基台2側をZマイナス方向と記載する。また、Zプラス方向を「上」、Zマイナス方向を「下」と記載することもある。また、X軸及びY軸はZ軸とそれぞれ直交する軸であればよく、特に限定するものではない。例えば図1、図3に記載したように基台2の短軸側をX軸、長軸側をY軸としてもよい。
「開口方向」とは、窪みが開口する方向を示しており、例えば図1ではZマイナスからZプラスへ向かう向きを指すものとする。また、前述したように下から上へ向かう方向としてもよい。また、「開口方向から見る」とは、Zプラス側からZマイナス側を見る事であり、上から下を見る事としてもよい。
「窪みの中心方向」とは、開口方向から見た時の窪みの中心を指すものとする。例えば、図1ではX−Y面における窪みの中心としてもよい。
本明細書では、開口方向側から見た時、各部材の面のうち最も上側にある面を「上面」、該上面と対向する面を「下面」と記載する。また、各部材の下面のうち、最も下側にある面を「底面」と記載することもある。また、該上面や該下面と交わる面のうち、各部材の周縁を含む面を「側面」と記載する。
以下に、図1、図2を参照しながら本発明を説明する。図1は本発明の好適な実施形態のひとつであり、それぞれ(a)開口方向(Zプラス方向)から見た概略図、(b)図1(a)のA−A´断面の断面概略図、(c)図1(a)のB−B´断面の断面概略図、及び(d)別の実施形態の(c)同様のB−B´断面の断面概略図である。また、図2は枠体付きガラスを位置決めピン1側の上方から見た時の概略図である。また、図3は本発明の基台2の実施形態を示す概略平面図である。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
枠体付きガラスとは、図2に示したように、所定形状のガラス板4の周縁部に樹脂製の枠体3を一体成型した車両用の部材である。ガラス板4としては、フラットなガラス板の他に、曲げ加工された曲げガラス板、強化ガラス板、着色ガラス板、合わせガラス板等を用いることが出来る。
位置決めピン1の形状は、枠体付きガラスを車体へ取り付け可能であれば特に限定するものではない。例えば、図1の(a)〜(d)に記載したように、突起部11と、該突起部11の下に基台2に取り付け可能な胴体部10と、を有するのが好ましい。また、位置決めピン1の材質は特に限定するものではないが、例えばポリアセタール樹脂やナイロン等のポリアミド樹脂が挙げられる。
胴体部10は、図1の(b)〜(d)に示したように、該胴体部10を一部X−Y面上に突出させた平板状の爪部12を設ける。該爪部12の周縁と窪み20(図1では20a)の側面とが接触するように位置決めピン1を設置すると、該胴体部10又は該爪部12と該窪み20の側面とを一部非接触にすることが可能となる。該爪部12の下面と窪みの底面(図では24a)との間に接着層5を形成すると、図1の(a)、(c)、(d)に示したように上記の非接触部分において該接着層5が大気中に露出する。該接着層5が大気中に露出することによって、接着層5の乾燥にかかる時間を短くすることが可能となり、該位置決めピン1の固定にかかる時間を短くすることができる。また、この「固定」とは全ての接着材が乾燥を終えている必要はなく、例えば搬送等によって弱い力が加わる場合に接着した位置からズレない程度であればよい。また、位置決めピン1の接着時に余剰の接着材が生じた場合、余剰分が上記の非接触部分へ流れ込むため、位置決めピン1が余剰の接着材によって浮き上がるという問題を抑制することが可能となる。
本発明の基台2は、該基台2の表面に位置決めピン1の胴体部10を挿入可能な窪み20を有する。前述したように、該基台2は基台2を構成する部品を枠体3上に固定するもの(図示せず)でも、図1に示すように、該基台2を構成する予め成型した部品を枠体3の成型時に枠体3と一体成型されるものでもよい。
窪み20は基台2表面に形成された、上方向へ開口した開口部であり、該窪み20内に位置決めピン1の胴体部10が挿入され固定される。該窪み20の形状は位置決めピン1の胴体部10の形状に合わせればよく、特に限定するものではない。また、例えば窪み20を形成する面が曲面でも平面でもよい。また、例えば、開口方向から見た時の周縁の形状が、円形や楕円に複数の突出部21を有する形状や、矩形や多角形に突出部21を有する形状等が挙げられる。
接着層5は、位置決めピン1の胴体部10の爪部12の下面と窪み20の底面24との間に設けられる層であり、図1(a)、(c)、(d)に示すように、少なくとも一部が空気中に露出する露出部51を窪み20の周縁22と爪部12の周縁との間に有する。当該露出部51に露出した接着層5が迅速に乾燥、固化することによって、位置決めピン1の胴体部10との接触部分を素早く固定することが可能になると考えられる。
本発明の基台2の好適な実施形態のひとつは、図1の(a)〜(c)に示したように、前記窪み20は第1の窪み20aであり、該第1の窪み20aは該第1の窪み20aの底面24aが部分的に窪んだ第2の窪み20bを有し、前記突出部21が、該第1の窪み20aの周縁22に設けられたものであることを特徴とする。また、開口方向から見た時、該第1の窪み20aの開口部の面積>該第2の窪み20bの開口部の面積、とするのが好ましい。
Claims (6)
- ガラス板と、該ガラス板の周縁に一体化された樹脂製の枠体と、該ガラス板を車体へ取り付ける為の位置決めピンと、を有する枠体付きガラスにおいて、
該枠体は、該位置決めピンを接着する基台を備えたものであり、
該位置決めピンは、胴体部と突起部を有し、
該基台は、該位置決めピンの胴体部を挿入可能な窪みを有し、
該窪みは、該窪みを開口方向から見た時、該窪みの周縁が該窪みの中心方向へ突出した突出部を有し、
該突出部は、該位置決めピンの胴体部に設けた爪部の周縁と接触するものであり、
該窪みの底面と該位置決めピン該爪部の下面との間に接着層を有し、
該接着層は空気に露出する露出部を窪みの周縁と爪部の周縁との間に有するものである枠体付きガラス。 - 前記基台は、前記突出部を複数有することを特徴とする請求項1記載の枠体付きガラス。
- 前記窪みは、該窪みを開口方向から見た時、該窪みの周縁がスリットを有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の枠体付きガラス。
- 前記窪みを開口方向から見た時、該窪みが第1の窪みであり、該第1の窪みは該第1の窪みの底面が部分的に窪んだ第2の窪みを有し、
前記突出部が、該第1の窪みの周縁に設けられたものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の枠体付きガラス。 - 前記接着層を、前記第1の窪みの底面に有することを特徴とする請求項4記載の枠体付きガラス。
- 前記位置決めピンの胴体部の底面は基台と接触しておらず、第2の窪みの側面と該位置決めピンの胴体部の側面とは接触していないことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の枠体付きガラス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017144292A JP6853480B2 (ja) | 2017-07-26 | 2017-07-26 | 枠体付きガラス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017144292A JP6853480B2 (ja) | 2017-07-26 | 2017-07-26 | 枠体付きガラス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019025959A JP2019025959A (ja) | 2019-02-21 |
| JP6853480B2 true JP6853480B2 (ja) | 2021-03-31 |
Family
ID=65477425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017144292A Active JP6853480B2 (ja) | 2017-07-26 | 2017-07-26 | 枠体付きガラス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6853480B2 (ja) |
-
2017
- 2017-07-26 JP JP2017144292A patent/JP6853480B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2019025959A (ja) | 2019-02-21 |
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