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JP6859064B2 - 組電池 - Google Patents
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Description

本発明は組電池に関する。
従来、複数の電池セルを筐体等の部材に収容した組電池が知られている。例えば、特許文献1には、ブロックの収容孔に電池セルを収容し、電池セルを収容孔の内壁に接着剤により接着した組電池が開示されている。特許文献1に記載の電池セルは、電池本体部と、この電池本体部の周囲を覆う外装フィルムとしてのハロンチューブと、を有している。
特開2016−66451号公報
ところで、複数の電池セルを有する組電池では、電池セル間での短絡を抑制するため、複数の電池セル間での絶縁性を確保することが求められる。かかる場合に、特許文献1の電池セルのように、電池セルを外装フィルムで覆う構成とすることがある。
本願発明者は、このような外装フィルムに代えて、又は、より絶縁性を向上させるために上述の外装フィルムに加えて、電池セル間に絶縁シートを介在させる構成に想到したが、電池セル間に絶縁シートを配置する構成の場合には、絶縁シートの位置を固定しないと、例えば組電池が搭載される自動車の走行振動等によって、絶縁シートが電池セル間で移動し、異音が発生するという問題が発生し得ることを認識し、鋭意検討を重ねた結果、複数の電池セル間での絶縁シートの位置を簡易に固定可能な組電池を創作するに至ったものである。
本願発明は、複数の電池セル間での絶縁シートの位置を簡易に固定可能な組電池を提供することを目的とするものである。
本発明の第1の態様としての組電池は、複数の電池セルと、各電池セルの一端側を収容する複数の第1収容空間及び他端側を収容する複数の第2収容空間を有し、前記複数の電池セルを保持するハウジングと、前記各電池セル及び前記ハウジングの両方に接触し、前記各電池セルを前記ハウジングに対して接着する接着部と、前記複数の電池セル間に配置される絶縁シートと、を備え、前記ハウジングは、前記複数の第1収容空間を区画する第1枠体と、前記複数の第2収容空間を区画する第2枠体と、を備え、前記絶縁シートは、前記第1枠体と前記第2枠体との間に介在すると共に、前記接着部と接触していること、を特徴とするものである。
本発明の1つの実施形態として、前記第1枠体、前記第2枠体及び前記絶縁シートの少なくとも1つに、前記接着部が前記絶縁シートに接触することを促進する接着促進部を設けることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記接着促進部は、前記第1枠体及び前記第2枠体の少なくとも一方の枠体の側面に設けられた溝であることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記接着促進部は、前記絶縁シートに設けられた突出部と、前記第1枠体及び前記第2枠体の少なくとも一方の枠体の端面に設けられ前記突出部と嵌合する溝と、を備えることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記第1枠体の端面及び前記第2枠体の端面の少なくとも一方の端面は、各枠体の厚み方向に対して傾斜する傾斜面により形成されていることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記第1枠体の端面及び前記第2枠体の端面の少なくとも一方の端面には、前記第1枠体及び前記第2枠体の延在方向に沿って延びる、前記絶縁シートを収容する収容溝が形成されていることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記第1枠体及び前記第2枠体の少なくとも一方の枠体の前記収容溝を区画する溝壁には、前記収容溝から前記少なくとも一方の枠体の側方まで通じる開口部が形成されていることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記収容溝は、深さ方向において溝底に向かって溝幅が漸減する溝壁により区画されていることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記ハウジングは、前記複数の第1収容空間を区画する前記第1枠体を有する下部ケースと、前記複数の第2収容空間を区画する前記第2枠体を有するセルホルダと、を備え、前記接着部は、前記各電池セル及び前記下部ケースの両方に接触し、前記各電池セルを前記下部ケースに対して接着するケース接着部と、前記各電池セル及び前記セルホルダの両方に接触し、前記各電池セルを前記セルホルダに対して接着するホルダ接着部と、を備え、前記絶縁シートは、前記ケース接着部及び前記ホルダ接着部の少なくとも一方と接触していることが好ましい。
本発明によれば、複数の電池セル間での絶縁シートの位置を簡易に固定可能な組電池を提供することができる。
本発明の一実施形態としての組電池の分解斜視図である。 図1に示す組電池の外観を示す外観斜視図である。 図1に示す組電池を含む電源システムの概略を示す機能ブロック図である。 ハウジング内に収容された状態の複数の電池セルを抜き出して示した斜視図である。 図1に示す下部ケース単体の外観斜視図である。 図5に示す下部ケースの上面図である。 図7(a)は、図1に示すセルホルダ単体の上面側からの外観斜視図であり、図7(b)は、図1に示すセルホルダ単体の下面側からの外観斜視図である。 図1に示すセルホルダに取り付けられたセル間バスバの拡大外観斜視図である。 図1に示す組電池の電池セルとハウジングとの接着位置を示す図である。 図1に示す組電池の電池モジュールの組立工程の概要を順に示す図である。 第1枠体及び第2枠体の変形例の一例を模式的に示す図である。 図11に示す第2枠体の一部を拡大して示す拡大断面図である。 第1枠体、第2枠体及び絶縁シートの変形例を模式的に示す図である。 第1枠体及び第2枠体の変形例を模式的に示す図である。 第1枠体及び第2枠体の変形例を模式的に示す図である。 図15に示す第1枠体及び第2枠体の横断面形状を模式的に示す図である。 図15及び図16に示す収容溝の変形例を示す図である。
以下、本発明に係る組電池の実施形態について、図1〜図17を参照して説明する。なお、各図において共通の部位、部材には、同一の符号を付している。
図1は本発明の一実施形態としての組電池100の分解斜視図である。図1に示すように、組電池100は、電池モジュール2と、補機モジュール3と、上部ケース300と、を備えている。組電池100は、電池モジュール2と補機モジュール3とを組み立てた後に、上部ケース300を固定することにより形成される。図2は、組み立てられた組電池100の外観を示す外観斜視図である。但し、図2では、説明の便宜上、上部ケース300を取り除いた状態を示している。以下、説明の便宜上、図1の上部ケース300に対して電池モジュール2及び補機モジュール3が位置する側を「下」側と記載し、電池モジュール2に対して補機モジュール3及び上部ケース300が位置する側を「上」側と記載する。
まず、組電池100を含む電源システム400の概略について説明する。図3は、図1及び図2に示す組電池100を含む電源システム400の概略を示す機能ブロック図である。なお、本実施形態において、組電池100は、内燃機関を備えた車両、又は内燃機関と電動機との双方の動力で走行可能なハイブリッド車両等の車両に搭載されて使用されるものとして説明するが、組電池100の用途は以下に説明する車両用に限られるものではない。
図3に示すように、電源システム400は、組電池100と、オルタネータ410と、スタータ420と、第2の二次電池430と、負荷440と、スイッチ450と、制御部460とを備える。組電池100は、電池モジュール2内に収容される第1の二次電池130を含む。第1の二次電池130、オルタネータ410、スタータ420、第2の二次電池430及び負荷440は、並列に接続される。
組電池100は、MOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)210と、リレー220と、電流センサ230と、ヒュージブルリンク240と、第1の二次電池130と、バッテリコントローラ(LBC)140とを備える。リレー220と、電流センサ230と、ヒュージブルリンク240と、第1の二次電池130とは、この順で直列に接続される。また、MOSFET210は、第2の二次電池430及び負荷440に直列に接続される。
組電池100において、SSG端子250はオルタネータ410に接続され、LOAD端子260は負荷440に接続される。また、GND端子270は、接地のために使用される。
リレー220は、第1の二次電池130を、電源システム400における組電池100外の各構成要素と並列に接続し又は切り離すスイッチとして機能する。
電流センサ230は、適宜な構造を有し、適宜な方式で第1の二次電池130を含む回路に流れる電流を測定する。
ヒュージブルリンク240は、ヒューズ本体と、ヒューズ本体を収容保持する絶縁樹脂製のヒューズハウジングと、このニューズハウジングを覆う絶縁樹脂製のカバーと、により構成され、過電流が生じた場合に溶断する。
第1の二次電池130は、図2に示すように、電池モジュール2内に収容される電池セル150のアセンブリにより構成される。第1の二次電池130を構成する各電池セル150は、例えばリチウムイオン電池又はニッケル水素電池等の二次電池である。第1の二次電池130は、正極側がヒュージブルリンク240に接続され、負極側がGND端子270を介して接地される。なお、図2では、説明の便宜上、電池モジュール2の後述するハウジング4を透明の状態で描いている。
MOSFET210は、第2の二次電池430及び負荷440を、電源システム400における他の構成要素と並列に接続し又は切り離すスイッチとして機能する。
LBC140は、第1の二次電池130に接続され、第1の二次電池130の状態を推定する。LBC140は、例えば第1の二次電池130の充電状態(SOC:state of charge)等を推定する。
オルタネータ410は、発電機であって、車両のエンジンに機械的に接続される。オルタネータ410は、エンジンの駆動によって発電を行う。オルタネータ410がエンジンの駆動によって発電した電力は、レギュレータで出力電圧を調整されて、組電池100が備える第1の二次電池130、第2の二次電池430及び負荷440に供給され得る。またオルタネータ410は、車両の減速時等に回生によって発電可能である。オルタネータ410が回生発電した電力は、第1の二次電池130及び第2の二次電池430の充電に使用される。
スタータ420は、例えばセルモータを含んで構成され、第1の二次電池130及び第2の二次電池430の少なくとも一方からの電力供給を受けて、車両のエンジンを始動させる。
第2の二次電池430は、例えば鉛蓄電池により構成され、負荷440に電力を供給する。
負荷440は、例えば車両に備えられたオーディオ、エアコンディショナ、及びナビゲーションシステム等を含み、供給された電力を消費して動作する。負荷440は、エンジン駆動の停止中に第1の二次電池130から電力供給を受けて動作し、エンジン駆動中にオルタネータ410及び第2の二次電池430から電力供給を受けて動作する。
スイッチ450は、スタータ420と直列に接続される。スイッチ450は、スタータ420を他の構成要素と並列に接続し又は切り離す。
制御部460は、電源システム400の全体の動作を制御する。制御部460は、例えば車両のECU(Electronic Control Unit又はEngine Control Unit)により構成される。制御部460は、スイッチ450、MOSFET210及びリレー220の動作をそれぞれ制御して、オルタネータ410、第1の二次電池130及び第2の二次電池430による電力供給、並びに第1の二次電池130及び第2の二次電池430の充電を行なう。
なお、本実施形態の組電池100では、上述したMOSFET210、リレー220、電流センサ230、ヒュージブルリンク240、SSG端子250、LOAD端子260及びGND端子270は、補機モジュール3に組み付けられる。また、本実施形態の組電池100では、上述したSSG端子250、LOAD端子260及びGND端子270の3つの端子は、上部ケース300を取り付けた状態において、上部ケース300の外部に突出する。
以下、本実施形態の組電池100の詳細について説明する。
図1、図2に示すように、電池モジュール2は、複数の電池セル150と、この複数の電池セル150を収容するハウジング4と、電池セル150同士を電気的に接続するセル間バスバ160と、総プラス端子バスバ165と、総マイナス端子バスバ164と、電池セル150をハウジング4に対して接着する接着部5(図9参照)と、電池セル150間に配置される絶縁シート6と、LBC140と、を備えている。
電池セル150は略直方体形状である。本実施形態の組電池100は、複数の電池セル150を有する。具体的に、本実施形態の組電池100内には5つの電池セル150が収容されている。但し、組電池100が収容可能な電池セル150の数量は、本実施形態で示す5つに限られるものではなく、電池セル150の最大出力及び車両等の被駆動機器が消費する電力等に応じて、適宜決定することが可能である。
図4は、ハウジング4内に収容された状態の本実施形態の5つの電池セル150を抜き出して示した斜視図である。換言すれば、本実施形態の5つの電池セルは、ハウジング4内において、図4に示す状態で収容されている。図4に示すように、各電池セル150は、略直方体形状の1つのキャップ面151上に、正極端子152と、負極端子153とを有する。キャップ面151は、長辺と短辺とを有する長方形状であり、正極端子152及び負極端子153は、キャップ面151の長辺方向の両端付近に設けられている。また、キャップ面151の中央には、経年劣化や熱暴走等によって電池セル150内部でガスが発生し電池セル150内部の圧力が所定以上になった場合にガスを外部に排出するために開く安全弁154が設けられている。
なお、図4に示すように、複数の電池セル150は、ハウジング4内において、互いに隣接する電池セル150の正極端子152と負極端子153との配置が逆方向となるように配置される。
また、電池セル150のキャップ面151以外の面は一様な平面により形成されている。具体的に、電池セル150のキャップ面151と反対側の下面7、並びに電池セル150のキャップ面151及び下面7以外の4つの側面8は、一様な平面により形成されている。
図5は、ハウジング4の下部ケース110の外観斜視図であり、図6は、ハウジング4の下部ケース110の上面図である。また、図7は、ハウジング4のセルホルダ120の外観斜視図である。具体的に、図7(a)は、セルホルダ120の上面側からの外観斜視図であり、図7(b)は、セルホルダ120の上面側と反対側(以下、「下面側」ともいう)からの外観斜視図である。ハウジング4は、各電池セル150の一端側を収容する複数の第1収容空間15と、各電池セル150の他端側を収容する複数の第2収容空間16を有し、複数の電池セル150を、複数の第1収容空間15及び複数の第2収容空間16に収容した状態で保持するものである。具体的に、本実施形態のハウジング4は、電池セル150の一端側としての下側を収容する下部ケース110と、電池セル150の他端側としての上側を収容するセルホルダ120と、を備えている。そして、複数の第1収容空間15は、下部ケース110に設けられ、複数の第2収容空間16は、セルホルダ120に設けられている。
下部ケース110は、図5に示すように、上側から電池セル150を収容可能な空間110aを内部に有する矩形箱形の筐体である。つまり、下部ケース110は、底壁111と、4つの側壁112a、112b、112c及び112dとを有し、底壁111の反対側(つまり上側)に開口113を有する。下部ケース110において、側壁112aと112cとが対向し、側壁112bと112dとが対向する。以下、4つの側壁112a、112b、112c及び112dを区別しない場合には、まとめて側壁112と記載する。側壁112の高さは、下部ケース110に収容する電池セル150の高さよりも低くなっている。したがって、電池セル150は、キャップ面151(図4参照)が開口113から突出するように、つまり上面側となるように、下部ケース110内に収容される。
側壁112b及び112dは、下部ケース110の外側(つまり空間110a側とは反対側)の面に、組電池100を車両に取り付けるための取付機構114を備える。取付機構114は、車両との取付方法に応じて、適宜、形状と、側壁112b及び112d上における位置とが決定される。
また、側壁112は、開口113側に、セルホルダ120との係合用の係合孔115を有する。本実施形態において、各側壁112は、開口113側の中央及び両端近傍に、3つの係合孔115を有する。
底壁111における下部ケース110の内側(つまり空間110a側)の面である上面には、上側に向かって突出し、上下方向と直交する方向に延在する第1枠体としてのリブ116が設けられている。第1枠体としてのリブ116は、収容する電池セル150の位置を示すとともに収容した電池セル150の位置ずれを防止する。また、リブ116は、電池セル150同士の間の空間を維持するスペーサでもある。なお、リブ116により形成される隣り合う電池セル150間の空間には、後述する絶縁シート6が配置される。
第1枠体としてのリブ116の高さは、側壁112の高さよりも低くなっている。本実施形態において、リブ116は、図6に示すように、側壁112b及び112dに平行に、等間隔に4つ設けられる。すなわち、本実施形態において、下部ケース110は、側壁112b、側壁112d及びリブ116により区画されている5つの第1収容空間15を有しており、各電池セル150の下側の端部は、第1収容空間15内に収容される。そのため、本実施形態の5つの電池セル150は、側壁112bから側壁112dまで積層するように配置される。換言すれば、本実施形態の5つの第1収容空間15は、下部ケース110内の底壁111近傍に形成されている。
なお、リブ116の位置及び大きさは、下部ケース110が収容する電池セル150の形状及び数量等に応じて、適宜決定されるため、本実施形態の位置及び大きさに限られるものではない。
また、本実施形態の第1枠体は、下部ケース110の底壁111の上面から上側に向かって突出し、上下方向に直交する方向(本実施形態では側壁112a及び側壁112cの対向方向)に延在するリブ116により構成されているが、各電池セル150の一端側を収容する複数の第1収容空間15を区画する第1枠体であればよく、本実施形態で示すリブ116の形状に限られるものではない。例えば、底壁111の上面から突設されている本実施形態のリブ116とは異なり、底壁111とは連続しておらず、対向する側壁112間に架け渡された構成の第1枠体としてもよい。
セルホルダ120は、電池セル150のキャップ面151側、つまり下部ケース110の開口113側に取り付けられる。
図7に示すように、セルホルダ120は、上面視において略矩形で、所定の高さを有する外周枠121と、外周枠121の内側において、セルホルダ120が下部ケース110に係合した状態で電池セル150を上面側から覆い保持する保持蓋122とを備える。
外周枠121は、4つの側壁121a、121b、121c及び121dを有する。4つの側壁121a、121b、121c及び121dは、外周枠121と下部ケース110とが係合された状態において、それぞれ下部ケース110の4つの側壁112a、112b、112c及び112dに対応する位置に配置される。
外周枠121は、側壁121b及び121dの端部に、補機モジュール3をねじ留めによりセルホルダ120に固定するためのねじ穴123aを有するねじ穴形成部123を備える。外周枠121は、側壁121b及び121dから外側に突出するように形成されている。ねじ穴形成部123において、ねじ穴123aは、上面側からねじを挿入できるように形成されている。
また、外周枠121は、側壁121b及び121dの上端側に、補機モジュール3のバスバ、より具体的には、後述する総プラス銅バスバ286及び総マイナス銅バスバ285(図2参照)をセルホルダ120にねじ留めするためのねじ穴123bを有する。ねじ穴123bは、後述する総プラス端子バスバ165及び総マイナス端子バスバ164が取り付けられる開口124aの近傍に設けられることが好ましい。
更に、図7に示すように、外周枠121は、全周に亘って、所定の高さの係合挿入部121eを有する。係合挿入部121eは、外周枠121の他の箇所よりも厚みが薄くなっている。そのため、外周枠121の外側の面は、係合挿入部121eが、外周枠121の他の箇所よりも窪んでいる。係合挿入部121eは、セルホルダ120を下部ケース110に係合させる際に、下部ケース110の開口113から下部ケース110内の空間110aに挿入される。
側壁121a、121b、121c及び121dそれぞれにおいて、係合挿入部121eは、中央及び両端近傍に、3つの係合爪128を備える。係合爪128は、下部ケース110の係合孔115に対応する位置に設けられる。セルホルダ120と下部ケース110とを係合させる際、セルホルダ120の係合爪128が、下部ケース110の係合孔115に嵌め込まれて係合されることにより、セルホルダ120と下部ケース110とが係合される。なお、係合孔115及び係合爪128の位置及び数量は、本実施形態において示した例に限られず、適宜の位置及び数量に決定することができる。
また、外周枠121は、側壁121a及び121cの上端側であって、ねじ穴123bの近傍に係合孔129aを備える。係合孔129aは、外周枠121から外側に突出するように設けられており、上面視において、略長方形状の孔になっている。係合孔129aは、セルホルダ120と、補機モジュール3とを組み付ける際に使用される。
また、外周枠121は、側壁121a、121b、121c及び121dそれぞれの中央付近の上端側に、係合孔129bを備える。係合孔129bは、外周枠121から外側に突出するように設けられており、上面視において、略長方形状の孔になっている。係合孔129bは、セルホルダ120と上部ケース300(図1参照)とを組み付ける際に使用される。なお、係合孔129bは、必ずしも側壁121a、121b、121c及び121dそれぞれの中央付近に設けられていなくてもよく、上部ケース300と係合可能な位置であれば、任意の位置に設けることができる。
次に保持蓋122の詳細を説明する。保持蓋122は、下部ケース110に収容された電池セル150を上側から保持するものである。
保持蓋122は、セルホルダ120と下部ケース110との係合状態における電池セル150の正極端子152及び負極端子153に対応する位置に、開口124aを有する。そのため、セルホルダ120と下部ケース110との係合状態において、電池セル150の正極端子152及び負極端子153は、開口124aから保持蓋122の上面側に露出した状態となる。
また、保持蓋122は、セルホルダ120と下部ケース110との係合状態における電池セル150の安全弁154に対応する位置に、開口124bを有する。そのため、セルホルダ120と下部ケース110との係合状態において、安全弁154から排出されたガスは、開口124bから電池セル150の外部に排出される。
開口124aから露出して一列に整列した正極端子152及び負極端子153は、ヒュージブルリンク240に接続される正極端子152とGND端子270に接続される負極端子153とを除いて、隣り合う端子同士がセル間バスバ160により電気的に接続される。
保持蓋122は、セルホルダ120に取り付けられるセル間バスバ160同士の間、及び、セル間バスバ160と総プラス端子バスバ165又は総マイナス端子バスバ164との間に、バスバ同士の電気的な接続を防止するとともにバスバの位置決めを行うためのビード125を備える。ビード125は、保持蓋122の上面側に突出する。
また、図7に示すように、保持蓋122は、上面側にLBC140を固定するためのねじ穴形成部126を備える。ねじ穴形成部126は、保持蓋122の上面側において、開口124aと開口124bとの間に形成される。すなわち、本実施形態においては、保持蓋122は、10個のねじ穴形成部126を備える。ねじ穴形成部126は、略円柱形状であり、中央にねじ穴126aが設けられている。LBC140は、セルホルダ120の上面側に載置され、ねじ穴形成部126に形成されたねじ穴126aを使用して、上面側からセルホルダ120にねじ留めされる。
また、セルホルダ120の保持蓋122のうち電池セル150と対向する面である保持蓋122の下面には、下側に向かって突出し、上下方向と直交する方向に延在する第2枠体としてのリブ127が設けられている。第2枠体としてのリブ127は、収容した電池セル150の位置ずれを防止する。また、リブ127は、電池セル150同士の間の空間を維持するスペーサでもある。
第2枠体としてのリブ127の保持蓋122の下面からの高さは、外周枠121のうち保持蓋122の下面から突出した部分の高さよりも低くなっている。本実施形態において、リブ127は、図7(b)に示すように、側壁121b及び121dに平行に、等間隔に4つ設けられている。すなわち、本実施形態において、セルホルダ120は、側壁121b、側壁121d及びリブ127により区画されている5つの第2収容空間16を有しており、各電池セル150の上側の端部は、第2収容空間16内に収容される。そのため、本実施形態の5つの電池セル150は、側壁121bから側壁121dまで積層するように配置される。換言すれば、本実施形態の5つの第2収容空間16は、セルホルダ120の保持蓋122の下面近傍に形成されている。
ここで、セルホルダ120の第2枠体としてのリブ127は、セルホルダ120と下部ケース110とが係合した状態において、下部ケース110の第1枠体としてのリブ116に対応する方向及び位置に設けられる。より具体的に、セルホルダ120と下部ケース110とが係合した状態において、各電池セル150の上側の端部は、第2収容空間16内に収容され、各電池セル150の下側の端部は、第1収容空間15内に収容される。そして、第1枠体としてのリブ116及び第2枠体としてのリブ127は、隣接する電池セル150間の位置で上下方向において対向する。したがって、上述したリブ116により形成される隣り合う電池セル150間の空間とは、リブ127により形成される隣り合う電池セル150間の空間と同じであり、この空間には、後述する絶縁シート6が配置される。
次に下部ケース110及びセルホルダ120に保持された複数の電池セル150を電気的に接続するバスバについて説明する。図8は、セルホルダ120に取り付けられたセル間バスバ160の拡大外観斜視図である。セル間バスバ160は、例えばアルミニウム等の導電性の金属で構成される。セル間バスバ160は、セルホルダ120に取り付けられて、電池セル150の正極端子152(図4参照)と負極端子153(図4参照)とに接続した状態における、開口124a(図7参照)間での保持蓋122のフレーム部分122a(図7参照)との干渉を回避するための凸部161を有する。つまり、セル間バスバ160は、側面視において、正極端子152及び負極端子153に接続する2つの端子接続部162と、2つの端子接続部162を接続する、端子接続部162から上面側に突出した凸部161とを有する。
端子接続部162は、例えば図8に示すように、中央に溶接用開口162aを有する。セル間バスバ160並びに後述する総プラス端子バスバ165及び総マイナス端子バスバ164は、溶接用開口162aの周縁部においてビード溶接により、電池セル150の各端子に接続される。
また、各端子接続部162は、セルホルダ120に取り付けた状態において、開口124b(図7参照)側に突出する電圧センサ取付端子163を有する。各電圧センサ取付端子163は、ねじ穴163aを有する。セル間バスバ160において、各電圧センサ取付端子163は、セル間バスバ160の端子接続部162を正極端子152(図4参照)又は負極端子153(図4参照)に接続した場合に、ねじ穴形成部126(図7参照)上に配置されるように形成されている。ねじ穴163aは、電圧センサ取付端子163がねじ穴形成部126上に配置された状態において、ねじ穴形成部126に形成されたねじ穴126a(図7参照)と重なり、LBC140(図1参照)のねじ留めにより、ねじ穴126aとねじ穴163aとが合わせてねじ留めされる。電圧センサ取付端子163は、電圧センサに接続され、端子間の電圧を検出するために用いられる。
総プラス端子バスバ165(図1参照)は、ヒュージブルリンク240(図1、図2参照)に接続される正極端子152(図4参照)と接続される。
総マイナス端子バスバ164(図1参照)は、GND端子270(図1、図2参照)に接続される負極端子153(図4参照)と接続される。
総プラス端子バスバ165及び総マイナス端子バスバ164は、例えばアルミニウム等の導電性の金属で構成される。総プラス端子バスバ165及び総マイナス端子バスバ164それぞれは、電池セル150の正極端子152又は負極端子153と接続される1つの端子接続部162(図8参照。図8に示すバスバはセル間バスバ160であるため端子接続部162が2つ描かれている。)と、補機モジュール3の補機台座200に取り付けられた総プラス銅バスバ286又は総マイナス銅バスバ285(図2参照)に接続するための外部接続部166(図1参照)とを有する。本実施形態の外部接続部166と端子接続部162とは、端子接続部162よりも上側に突出し、セルホルダ120の外周枠121(図7参照)を上端側から挟み込む断面コの字型の連結部を介して一体に形成されている。そのため、外部接続部166は、外周枠121の外側に位置している。特に、外部接続部166は、図7に示すように、外周枠121の内側の面から外側の面に跨って形成されるバスバ支持部123cに沿って取り付けられる。また、外部接続部166(図1参照)は、外周枠121(図7参照)に取り付けられた状態において、ねじ穴123b(図7参照)に対応する位置に挿通穴166a(図1参照)を有する。なお、総プラス端子バスバ165及び総マイナス端子バスバ164の端子接続部162も、セルホルダ120に取り付けた状態において、開口124b(図7参照)側に突出する電圧センサ取付端子163(図8参照)を有する。
接着部5は、各電池セル150及びハウジング4の両方に接触し、各電池セル150をハウジング4に対して接着する。本実施形態の接着部5は、各電池セル150とハウジング4との間に介在する接着剤により構成されている。接着部5としての接着剤は、電池セル150とハウジング4とを接着可能な任意の接着剤とすることができ、例えばエポキシ系接着剤を利用することができる。
図9は、電池セル150とハウジング4との接着位置を示す図である。なお、図9は、電池セル150のキャップ面151の長手方向の中央の位置での縦断面を示している。図9に示すように、本実施形態の各電池セル150は、その下部がハウジング4の下部ケース110に形成された第1収容空間15に収容され、かつ、その上部がハウジング4のセルホルダ120に形成された第2収容空間16に収容された状態で、接着部5により下部ケース110及びセルホルダ120に接着している。具体的に、本実施形態の各電池セル150は、各電池セル150と下部ケース110との間に介在する接着部5により、下部ケース110に接着している。また、各電池セル150は、各電池セル150とセルホルダ120との間に介在する接着部5により、セルホルダ120に接着している。
接着部5としての接着剤は、必ずしも電池セル150の全体に接触している必要はない。本実施形態の接着部5としての接着剤は、各電池セル150のキャップ面151と、各電池セル150のキャップ面151と反対側の下面7と、各電池セル150の側面8の下端部及び上端部と、接触している。
より具体的に、本実施形態において、接着部5のうち、電池セル150のキャップ面151に接触する接着部(以下、「第1接着部5a」と記載する。)は、正極端子152、負極端子153及び安全弁154に接触しないように、キャップ面151の周縁部のみに接触し、セルホルダ120の保持蓋122の下面との間に介在することで、キャップ面151を保持蓋122の下面に接着している。
また、接着部5のうち、電池セル150の下面7に接触する接着部(以下、「第2接着部5b」と記載する。)は、少なくとも下面7の一部に接触しており、下部ケース110の底壁111の上面との間に介在することで、下面7を底壁111の上面に接着している。
更に、接着部5のうち、電池セル150の側面8の上端部に接触する接着部(以下、「第3接着部5c」と記載する。)は、セルホルダ120の第2枠体としてのリブ127の側面との間に介在することで、側面8の上端部をリブ127の側面に接着している。
また更に、接着部5のうち、電池セル150の側面8の下端部に接触する接着部(以下、「第4接着部5d」と記載する。)は、下部ケース110の第1枠体としてのリブ116の側面との間に介在することで、側面8の下端部をリブ116の側面に接着している。
換言すれば、接着部5のうち、第1接着部5a及び第3接着部5cは、電池セル150をセルホルダ120に対して接着するホルダ接着部である。また、接着部5のうち、第2接着部5b及び第4接着部5dは、電池セル150を下部ケース110に対して接着するケース接着部である。
なお、接着部5としての接着剤の位置は、各電池セル150をハウジング4と接着固定し、かつ、後述する絶縁シート6を接着固定できる位置に設けられていればよく、図9に示す本実施形態の位置に限られるものではない。
また、本実施形態のホルダ接着部としての第1接着部5a及び第3接着部5cは、互いに分離しておらず繋がっており、一体の接着領域を形成しているが、互いに分離するように配置してもよい。同様に、本実施形態のケース接着部としての第2接着部5b及び第4接着部5dは、互いに分離しておらず繋がっており、一体の接着領域を形成しているが、互いに分離するように配置してもよい。
更に、本実施形態において、電池セル150と下部ケース110の底面(本実施形態では底壁111の上面)との間には第2接着部5bとしての接着剤が塗布されているが、接着剤に代えて、別の充填剤を介在させる構成としてもよい。充填剤としては、特に弾性を有するものが好ましい。弾性を有する充填剤を電池セル150と下部ケース110の底面との間に介在させることにより、組電池100を備える車両の走行時に生じる振動を充填剤が吸収するため、電池セル150に振動が伝達されにくくなる。
絶縁シート6は、図9に示すように、複数の電池セル150間に配置される。本実施形態では、5つの電池セル150間に形成される4つの隙間それぞれに、絶縁シート6が配置されている。絶縁シート6により、電池セル150間で短絡が生じることを抑制することができる。絶縁シート6は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂材料により形成することができる。
また、絶縁シート6は、第1枠体としてのリブ116と第2枠体としてのリブ127との間に介在すると共に、上述した接着部5と接触している。そのため、絶縁シート6は、リブ116とリブ127との間で、接着部5としての接着剤により位置が固定されている。これにより、絶縁シート6が、例えば組電池100が搭載される自動車の走行振動等によって電池セル150間で移動することを抑制し、その結果、異音の発生を抑制することができる。
より具体的に、本実施形態の第3接着部5cは、第2枠体としてのリブ127の下端よりも下側まで拡がっており、リブ127の下端より下側の位置で、絶縁シート6の上端部が第3接着部5cに接触している。また、本実施形態の第4接着部5dは、第1枠体としてのリブ116の上端よりも上側まで拡がっており、リブ116の上端より上側の位置で、絶縁シート6の下端部が第4接着部5dに接触している。
なお、本実施形態の絶縁シート6は、上述したように、ホルダ接着部である第3接着部5c及びケース接着部である第4接着部5dの両方に接触した状態で位置が固定されているが、この構成に限られるものではなく、例えば、ホルダ接着部及びケース接着部のいずれか一方のみに接触して位置が固定される構成であってもよい。
ここで、電池モジュール2の組立について説明する。図10は、電池モジュール2の組立工程の概要を順に示す図である。
図10(a)は下部ケース110及びセルホルダ120に接着部5となる接着剤(図10(a)では符号「5」で表記)を塗布する工程を示す。電池セル150が第1収容空間15及び第2収容空間16に収容された際に上述した第1接着部5a〜第4接着部5d(図9参照)が形成されるように、下部ケース110及びセルホルダ120の所定位置に接着剤を塗布する。本実施形態では、下部ケース110の底壁111の上面のうちリブ116の延在方向における中央領域であって、かつ、リブ116が形成されていない領域の略全域に接着剤を塗布する。この接着剤により、第2接着部5b及び第4接着部5d(図9参照)が形成される。また、セルホルダ120の保持蓋122の下面のうちリブ127の延在方向における中央領域であって、かつ、リブ127の基端部の側面と保持蓋122の下面とに跨る位置に接着剤を塗布する。この接着剤により、第1接着部5a及び第3接着部5c(図9参照)が形成される。
なお、接着剤を塗布する位置は、図10(a)に示すものに限られるものではなく、例えば、リブ116及びリブ127の延在方向における両側の端部領域に接着剤を塗布するようにしてもよい。また、下部ケース110及びセルホルダ120に塗布する接着剤をリブ116及びリブ127の延在方向における中央領域及び端部領域の両方の領域とすることも可能である。但し、接着剤がキャップ面151の正極端子152、負極端子153及び安全弁154(図4参照)に接触しないようにする。更に、リブ116及びリブ127の延在方向における接着剤の塗布位置を、下部ケース110とセルホルダ120とで異ならせるようにしてもよい。また更に、本実施形態では下部ケース110及びセルホルダ120に接着剤を塗布しているが、電池セル150側に接着剤を塗布することも可能である。
図10(b)は電池セル150をセルホルダ120にセットする工程を示す。セルホルダ120を上下反転させた状態で、電池セル150のキャップ面151を下向きにして、セルホルダ120の保持蓋122の下面側(図10(b)の状態では上側)に、リブ127に従って電池セル150を挿入する(図10(b)の白抜き矢印参照)。これにより、電池セル150のキャップ面151側の端部が、リブ127により区画される第2収容空間16に収容される。また、これにより、電池セル150とセルホルダ120とを接着する第1接着部5a及び第3接着部5c(図9参照)が形成される。
ここで、第3接着部5cとなる図10(a)に示す工程で塗布した接着剤は、電池セル150がセルホルダ120の第2収容空間16に嵌合すると、リブ127の下端(図10(b)の状態では上側の端)よりも下側(図10(b)の状態では上側)まではみ出して広がるように塗布されている。
図10(c)は電池セル150間に絶縁シート6を挿入する工程を示す。絶縁シート6は、挿入方向の先端がリブ127の下端よりも下側まで拡がる接着剤に接着するまで、電池セル150間に挿入される(図10(c)の白抜き矢印参照)。なお、絶縁シート6は、その挿入方向の先端が接着剤に接触し、かつ、リブ127の下端に当接するまで挿入することが好ましい。
図10(d)は下部ケース110をセルホルダ120にセットする工程を示す。下部ケース110を上下反転させた状態で、電池セル150が挿入されたセルホルダ120に覆い被せるようにして、下部ケース110をセルホルダ120に係合させる(図10(d)の白抜き矢印参照)。このとき、セルホルダ120の係合爪128(図7参照)を下部ケース110の係合孔115(図5参照)に係合させる。
なお、本実施形態では、下部ケース110をセルホルダ120に係合させた状態にすると、電池セル150の下面7側の端部が、リブ116(図6参照)により区画される第1収容空間15(図6等参照)に収容される。これにより、電池セル150と下部ケース110とを接着する第2接着部5b及び第4接着部5d(図9参照)が形成される。第4接着部5dとなる図10(a)に示す工程で塗布した接着剤は、電池セル150が下部ケース110の第1収容空間15に嵌合すると、リブ116の上端(図10(d)の状態では下側の端)よりも上側(図10(d)の状態では下側)まではみ出して広がるように塗布されている。そのため、本実施形態では、下部ケース110をセルホルダ120に係合させると、リブ116の上端よりも上側にはみ出した接着剤が、絶縁シート6に接触する。これにより、本実施形態の絶縁シート6は、第3接着部5cのみならず、第4接着部5dによっても位置が固定される。
なお、電池セル150が下部ケース110の第1収容空間15及びセルホルダ120の第2収容空間16に収容された状態で、電池セル150とリブ127との間の距離は、電池セル150とリブ116との間の距離よりも狭い。キャップ面151の正極端子152や負極端子153等のセルホルダ120に対する位置決め精度を高めるため、電池セル150とリブ127との間の距離は狭くなっている。これに対して、下面7の下部ケース110に対する位置決め精度は、キャップ面151のセルホルダ120に対する位置決め精度ほど高くすることは必要ない。そのため、組み付け公差を吸収できるように、電池セル150とリブ116との間の距離は比較的広くなっている。そのため、図10(b)で示すように、電池セル150をセルホルダ120の第2収容空間16に挿入して第3接着部5c(図9参照)を形成する際は、接着剤が、塗布量、毛細管現象、粘度に応じて、電池セル150とリブ127との間を通じて、リブ127の下端(図10(b)の状態では上側の端)よりも下側(図10(b)の状態では上側)まではみ出して広がる。同様に、図10(d)に示すように、電池セル150を下部ケース110の第1収容空間15に挿入して第4接着部5d(図9参照)を形成する際は、接着剤が、塗布量、重力、粘度に応じて、電池セル150とリブ116との間を通じて、リブ116の上端(図10(d)の状態では下側の端)よりも上側(図10(d)の状態では下側)まではみ出して広がる。このようにすることにより、図9に示すように、第3接着部5cをリブ127の下端よりも下側まで、及び、第4接着部5dをリブ116の上端の上側まで、広げることができる。そのため、絶縁シート6を電池セル150、下部ケース110及びセルホルダ120のいずれかに接着するためだけに接着剤を塗布する工程を削減することができ、その結果、製造コストを低減することが可能となる。
図10(e)はセル間バスバ160、総プラス端子バスバ165及び総マイナス端子バスバ164を取り付ける工程を示す。図10(d)に示す工程の後、一体に組み立てられた電池セル150、下部ケース110、セルホルダ120及び絶縁シート6を、上下反転させ、セルホルダ120の開口124aから露出する正極端子152及び負極端子153にセル間バスバ160、総プラス端子バスバ165及び総マイナス端子バスバ164を溶接により取り付ける(図10(e)の白抜き矢印参照)。
次いで、保持蓋122にLBC140(図1参照)を取り付けることにより、電池モジュール2の組立が完了する。LBC140は、例えばねじ留めにより保持蓋122に取り付けられる。
本実施形態の電池モジュール2は、上述した工程を通じて組み立てられるが、ここで示す工程に限られるものではなく、例えば、下部ケース110及びセルホルダ120を上下反転させることなく、電池セル150を下部ケース110の空間110a(図5参照)に挿入し、その上からセルホルダ120を下部ケース110に係合させるようにてもよい。
次に、本実施形態に係る組電池100の補機モジュール3について説明する。図2に示すように、補機モジュール3は、補機台座200と、補機台座200上に配置されるMOSFET210、リレー220、電流センサ230及びヒュージブルリンク240と、補機台座200上に配置される各部品を電気的に接続するための銅バスバと、を備えている。
図2に示すように、本実施形態の銅バスバは、ヒュージブルリンク240の端子と電流センサ230の一方の端子とを電気的に接続する銅バスバ280と、電流センサ230の他方の端子とリレー220の一方の端子とを電気的に接続する銅バスバ281と、リレー220の他方の端子とMOSFET210の端子とを電気的に接続する銅バスバ282と、この銅バスバ282と電気的に接続され、銅バスバ282を介してリレー220の他方の端子とSSG端子250とを電気的に接続する銅バスバ283と、MOSFET210の端子とLOAD端子260とを電気的に接続する銅バスバ284と、ヒュージブルリンク240の端子と電池モジュール2の総プラス端子バスバ165とを電気的に接続する総プラス銅バスバ286と、GND端子270と電池モジュール2の総マイナス端子バスバ164とを電気的に接続する総マイナス銅バスバ285と、で構成されている。
次に、上部ケース300について説明する。上部ケース300は、図1に示すように、組電池100を組み立てた際に、それぞれSSG端子250、LOAD端子260及びGND端子270を上部ケース300から外部に露出させるための3つの開口310a、310b及び310cを有する。
また、上部ケース300は、4つの側面の下面側にセルホルダ120に係合するための係合爪320を備える。係合爪320は、セルホルダ120と上部ケース300とが組み付けられた状態において、係合孔129bに対応する位置に設けられる。係合爪320は、各側面の外部側から下面方向に延びており、係合爪320の先端部は、側面視において楔形状になっている。係合爪320の先端部が係合孔129bに嵌め込まれることにより、係合爪320と係合孔129bとが係合する。
また、上部ケース300は、セルホルダ120と上部ケース300とが組み付けられた状態において、総プラス銅バスバ286及び総マイナス銅バスバ285を保護するためのバスバ保護部330を備える。
次に、組電池100全体の組立について説明する。まず、電池モジュール2と補機モジュール3との組付けについて説明する。電池モジュール2と補機モジュール3との組付けは、セルホルダ120と補機台座200との組付けにより実現される。セルホルダ120と補機台座200とは、係合爪205を係合孔129aに嵌め込んで係合させることにより、組み付けられる(図1参照)。また、セルホルダ120と補機台座200とは、補機台座200がセルホルダ120に載置された状態において、ボルト340を用いて結合される。具体的に、補機台座200に固定された総プラス銅バスバ286及び総マイナス銅バスバ285に形成されている挿通孔と、総プラス端子バスバ165及び総マイナス端子バスバ164の外部接続部166に形成されている挿通孔166aと、セルホルダ120のねじ穴123bと、を連通させた状態でボルト340を螺合する。これにより、総プラス銅バスバ286及び総マイナス銅バスバ285を介して間接的に、セルホルダ120と補機台座200とを結合することができる。
また、図1に示すように、セルホルダ120と補機台座200とは、補機台座200がセルホルダ120に載置された状態において、ボルト350を、上面側から挿通し、セルホルダ120のねじ穴123aに螺合することにより、セルホルダ120と補機台座200とをねじ結合する。
次に、上部ケース300を組み付ける。上部ケース300は、係合爪320をセルホルダ120の係合孔129bに嵌め込んで係合させることにより、セルホルダ120と係合される。このようにして、セルホルダ120に上部ケース300が係合されることにより、組電池100全体の組立が完了する。
以下、本実施形態の第1枠体としてのリブ116、第2枠体としてのリブ127及び絶縁シート6の変形例について、図11〜図17を参照して説明する。
図11は、本実施形態の第1枠体及び第2枠体の変形例の一例を模式的に示す図である。図11に示すハウジング4´は、下部ケース110´とセルホルダ120´とを備えている。
図11に示す第1枠体としてのリブ116´は、本実施形態のリブ116と比較して、接着部5が絶縁シート6に接触することを促進する接着促進部を有する点で構成が相違するが、その他の構成は同様である。また、図11に示す第2枠体としてのリブ127´は、本実施形態のリブ127と比較して、接着部5が絶縁シート6に接触することを促進する接着促進部を有する点で構成が相違するが、その他の構成は同様である。
図12は、図11に示すリブ127´の一部を拡大して示す拡大断面図である。図11及び図12に示すように、第2枠体としてのリブ127´の接着促進部は、第2枠体としてのリブ127´に設けられた溝9bである。より具体的に、リブ127´の側面には、上下方向に延在する溝9bが形成されている。溝9bの上端は、セルホルダ120´の保持蓋122´の下面により閉鎖されている。また、溝9bの下端は、リブ127´の下端まで延在し開放されている。
そのため、図11及び図12に示す第2枠体としてのリブ127´によると、接着促進部としての溝9bを有さない上述のリブ127と比較して、第3接着部5c(図9参照)としての接着剤が接着促進部としての溝9bを通じて、リブ127´の下端よりも下方まで到達し易くなる。これにより、絶縁シート6と第3接着部5cとがより接触し易い構成を実現することができる。また、溝9bは、リブ127´の延在方向において、所定の間隔を隔てて複数(図11の例では2つ)配置されている。そして、リブ127´の延在方向において隣り合う溝9bは、リブ127´の同一の側面に形成されていてもよく、異なる側面に形成されていてもよいが、図11に示す例では、リブ127´の同一の側面に形成されている。図11では、紙面に対して垂直な方向の奥側に位置する側面に形成されている溝(図11では両端の2つの溝9a)を、破線により示している。
更に、溝9bの位置でのリブ127´の厚みを、絶縁シート6の厚みよりも薄くすることが好ましい。このような構成とすれば、溝9bを通じて移動する第3接着部5cとしての接着剤を、絶縁シート6の厚み方向の面のみならず、溝9bの下端の開放位置で絶縁シート6の上端面と接触し易くすることができる。このように上端面とも接触する構成とすれば、接着剤と接触する絶縁シート6の面積が増加し、絶縁シート6の接着固定をより強固にすることができる。
なお、図12では、第2枠体としてのリブ127´の溝9bを示しているが、下部ケース110´の底壁111´に設けられる第1枠体としてのリブ116´の溝9a(図11参照)についても、上下方向が反対となる点以外は溝9bと同様である。したがって、第4接着部5d(図9参照)としての接着剤は、溝9aにより、リブ116´の上端よりも上方まで到達し易い。また、溝9bと同様の理由により、溝9aの位置でのリブ116´の厚みを、絶縁シート6の厚みよりも薄くすることが好ましい。
更に、図11及び図12に示す接着促進部としての溝9a及び溝9bは、リブ116´及びリブ127´の延在方向において、異なる位置に形成されている。このようにすることで、リブ116´及びリブ127´の延在方向において接着力のばらつきが過大になることを抑制することができる。そのため、リブ116´及びリブ127´の延在方向における一部で絶縁シート6が部分的に剥離してしまうことを抑制することができる。
図11では、溝9a及び溝9bの両方が形成されているが、いずれか一方のみであってもよい。但し、絶縁シート6が接着固定され易くなるように、溝9a及び溝9bの両方を形成する構成とすることが好ましい。
図13は、本実施形態の第1枠体、第2枠体及び絶縁シートの別の変形例を模式的に示す図である。図13に示すハウジング4´´は、下部ケース110´´とセルホルダ120´´とを備えている。
図13に示す例では、絶縁シート6´´に設けられた突出部6a´´と、下部ケース110´´の第1枠体としてのリブ116´´の頂端面に設けられた溝10aと、セルホルダ120´´の第2枠体としてのリブ127´´の頂端面に設けられた溝10bと、で接着促進部が構成されている。
絶縁シート6´´は、本実施形態の絶縁シート6と比較して、上端及び下端に突出部6a´´を有する点で構成が異なっており、その他の構成は同様である。また、リブ116´´は、本実施形態のリブ116と比較して、頂端面に、絶縁シート6´´の下端の突出部6a´´と嵌合する、厚み方向にリブ116´´を貫通する溝10aを有する点で構成が異なっており、その他の構成は同様である。更に、リブ127´´は、本実施形態のリブ127と比較して、頂端面に、絶縁シート6´´の上端の突出部6a´´と嵌合する、厚み方向にリブ127´´を貫通する溝10bを有する点で構成が異なっており、その他の構成は同様である。
上述した絶縁シート6´´の上端及び下端の突出部6a´´と、リブ116´´の溝10aと、リブ127´´の溝10bと、を設けることにより、ホルダ接着部である第3接着部5c(図9参照)及び第4接着部5d(図9参照)が絶縁シート6´´に接触し易くなり、絶縁シート6´´をより容易に接着固定することができる。
また、図13に示す例では、突出部6a´´を絶縁シート6´´の上端及び下端の両方に設けると共に、リブ116´´及びリブ127´´の両方に溝10a及び溝10bを設けているが、突出部6a´´を絶縁シート6´´の上端及び下端のいずれか一方のみに設け、突出部6a´´が設けられた絶縁シート6´´の上端又は下端と対応するリブ116´´又は127´´に、溝が形成された構成としてもよい。
更に、図13に示すように、絶縁シート6´´の突出部6a´´は、絶縁シート6´´の上端及び下端それぞれに複数形成されているが、絶縁シート6´´の上端の突出部6a´´の位置は、電池セル150の正極端子152(図4参照)、負極端子153(図4参照)及び安全弁154(図4参照)と対応する位置を避けることが好ましい。このようにすれば、正極端子152、負極端子153及び安全弁154の近傍の位置では、リブ127´´に溝10bが形成されないため、この位置に溝10bが形成される構成と比較して、電池セル150とリブ127´´との接着面積を広く確保することができる。そのため、正極端子152及び負極端子153の周辺での電池セル150とセルホルダ120´´との接合強度を確保でき、かつ、安全弁154周辺のシール性を確保することができる。
図14は、本実施形態の第1枠体及び第2枠体の別の変形例を模式的に示す図である。具体的に、図14は、第1枠体としてのリブ516及び第2枠体としてのリブ527の横断面形状を模式的に示す図である。図14に示すハウジング504は、下部ケース510とセルホルダ520とを備えている。図14に示すように、下部ケース510の第1枠体としてのリブ516は、本実施形態のリブ116と比較して、横断面形状が異なっている。同様に、図14に示すように、セルホルダ520の第2枠体としてのリブ527は、本実施形態のリブ127と比較して、横断面形状が異なっている。
より具体的には、図14に示すように、第1枠体としてのリブ516の頂端面516a及び第2枠体としてのリブ527の頂端面527aは、各枠体としてのリブの厚み方向に対して傾斜する一様な傾斜面により形成されている。また、図14に示すリブ516の頂端面516a及びリブ527の頂端面527aは、各枠体としてのリブの厚み方向に対して逆側に傾斜している。
このように、リブ516の頂端面516a及びリブ527の頂端面527aの少なくとも一方の頂端面を厚み方向に対して傾斜する傾斜面とすることにより、絶縁シート6が傾斜面にガイドされて隣り合う電池セル150の一方側に近づくため、その一方側で絶縁シート6をより確実に接着部5(図9参照)と接触させることができる。また、リブ516は、頂端面516aが傾斜面であるため、厚み方向の一端における頂端面516aまでの高さが、厚み方向の他端における頂端面516aまでの高さよりも低い(図14の例では頂端面516aの左端が右端よりも低い)。このように、頂端面516aの厚み方向のいずれか一端を低くすることにより、その位置から接着部5としての接着剤を絶縁シート6に到達し易くすることができる。その結果、接着部5としての接着剤と絶縁シート6とをより接触し易くすることができる。なお、リブ527についても同様である。
図15は、本実施形態の第1枠体及び第2枠体の更に別の変形例を模式的に示す図である。図15に示すハウジング604は、下部ケース610とセルホルダ620とを備えている。図15に示す下部ケース610の第1枠体としてのリブ616は、本実施形態のリブ116と比較して、横断面形状が異なっている。同様に、図15に示すセルホルダ620の第2枠体としてのリブ627は、本実施形態のリブ127と比較して、横断面形状が異なっている。図16は、第1枠体としてのリブ616及び第2枠体としてのリブ627の横断面形状を模式的に示す図である。
図16に示すように、第1枠体としてのリブ616の頂端面616aには、リブ616の延在方向に沿って延びる、絶縁シート6を収容する収容溝11aが形成されている。また、図15に示すように、第2枠体としてのリブ627の頂端面627aには、リブ627の延在方向に沿って延びる、絶縁シート6を収容する収容溝11bが形成されている。
このように、第1枠体の端面及び第2枠体の端面に、絶縁シート6を収容する収容溝11a及び11bを設けることにより、絶縁シート6の位置決めをより確実に行うことができる。なお、このような収容溝11a及び11bを設ける構成とすると、収容溝11a及び11bを区画する溝壁により、接着部5としての接着剤が絶縁シート6に接触し難くなる可能性がある。そのため、図16に示すように、第1枠体としてのリブ616の収容溝11aを区画する溝壁11a1には、収容溝11aからリブ616の側方まで通じる開口部12aが形成されていることが好ましい。また、図16に示すように、第2枠体としてのリブ627の収容溝11bを区画する溝壁11b1には、収容溝11bからリブ627の側方まで通じる開口部12bが形成されていることが好ましい。このような開口部12a及び12bを形成することにより、接着部5としての接着剤が開口部12a及び12bを通じて収容溝11a及び11b内へと入り込み易くなる。その結果、接着部5としての接着剤は、絶縁シート6に接触し易くなる。
なお、図15及び図16に示す例では、第1枠体としてのリブ616に開口部12aを形成し、かつ、第2枠体としてのリブ627に開口部12bを形成しているが、いずれか一方のリブのみに開口部を形成してもよい。但し、図15及び図16に示す例のように、リブ616及び627の両方に開口部を形成する構成とすれば、絶縁シート6の接着固定をより強固にすることができる。また、図15及び図16に示す例では、開口部12a及び12bを、頂端面616a及び627aに開放する溝形開口部としているが、頂端面616a及び627aに開放しない孔形開口部としてもよい。
また、図15及び図16に示す例における収容溝11a及び11bは、溝の深さ方向において溝幅Wが一様な矩形溝であるが、図17に示すような、溝の深さ方向において溝底に向かって溝幅Wが漸減する溝壁11a1´及び11b1´により区画された収容溝11a´及び11b´としてもよい。このような溝幅Wが溝底に向かって漸減する収容溝11a´及び11b´とすれば、テーパー状の溝壁11a1´及び11b1´がガイド面となり、絶縁シート6が溝底まで案内され易くなり、絶縁シート6の位置決めをより容易に実現することができる。
本発明に係る組電池は、上述の実施形態や変形例において示した具体的な構成に限られるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲で、種々の変更を行うことが可能である。例えば、上述の実施形態や変形例で示す構成を適宜組み合わせて別の構成とすることも本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明は組電池に関する。
2 電池モジュール
3 補機モジュール
4、4´、4´´、504、604 ハウジング
5 接着部
5a 第1接着部(ホルダ接着部)
5b 第2接着部(ケース接着部)
5c 第3接着部(ホルダ接着部)
5d 第4接着部(ケース接着部)
6、6´´ 絶縁シート
6a´´ 突出部
7 電池セルの下面
8 電池セルの側面
9a、9b 溝
10a、10b 溝
11a、11b 収容溝
11a1、11b1 溝壁
12a、12b 開口部
15 第1収容空間
16 第2収容空間
100 組電池
110、110´、110´´、510、610 下部ケース
110a 空間
111、111´ 底壁
112、112a、112b、112c、112d、121a、121b、121c、121d 側壁
113、124a、124b、310a、310b、310c 開口
114 取付機構
115、129a、129b 係合孔
116、116´、116´´、516、616 リブ(第1枠体)
120、120´、120´´、520、620 セルホルダ
121 外周枠
121e 係合挿入部
122、122´ 保持蓋
122a フレーム部分
123、126 ねじ穴形成部
123a、123b、126a、163a ねじ穴
123c バスバ支持部
125 ビード
127、127´、127´´、527、627 リブ(第2枠体)
128、205、320 係合爪
130 第1の二次電池
140 LBC(バッテリコントローラ)
150 電池セル
151 電池セルのキャップ面
152 正極端子
153 負極端子
154 安全弁
160 セル間バスバ
161 凸部
162 端子接続部
162a 溶接用開口
163 電圧センサ取付端子
164 総マイナス端子バスバ
165 総プラス端子バスバ
166 外部接続部
166a 挿通孔
200 補機台座
210 MOSFET
220 リレー
230 電流センサ
240 ヒュージブルリンク
250 SSG端子
260 LOAD端子
270 GND端子
280、281、282、283、284 銅バスバ
285 総マイナス銅バスバ
286 総プラス銅バスバ
300 上部ケース
330 バスバ保護部
340、350 ボルト
400 電源システム
410 オルタネータ
420 スタータ
430 第2の二次電池
440 負荷
450 スイッチ
460 制御部
516a、616a、527a、627a 頂端面
W 溝幅

Claims (13)

  1. 正極端子及び負極端子が設けられているキャップ面、前記キャップ面と反対側の反対面、並びに、4つの側面、からなる略直方体形状の複数の電池セルと、
    前記複数の電池セルの前記側面間に配置された絶縁シートと、
    各電池セルの前記キャップ面側及び前記反対面側のうち一端側を収容する第1枠体並びに他端側を収容する第2枠体を有し、前記複数の電池セルを保持するハウジングと、
    前記絶縁シート、前記各電池セル及び前記ハウジングの3つに接触し、前記各電池セルを前記ハウジングに対して接着する接着部と、を備え、
    前記接着部は、前記各電池セルの前記一端側の端部で、前記電池セルの前記キャップ面又は前記反対面と前記第1枠体との間、から、前記絶縁シートの端面と前記第1枠体の端面との間、及び、前記絶縁シートの厚み方向の面のうち前記絶縁シートの前記端面に隣接する部分と前記電池セルの前記側面との間、に至るまで拡がっており、
    前記接着部は、前記各電池セルの前記側面のうち前記キャップ面側の端部と前記反対面側の端部との間に位置する中央部には接触しておらず、前記各電池セルの前記側面のうち前記キャップ面側の端部及び前記反対面側の端部の少なくとも一方側の端部のみに接触しており、
    前記第1枠体、前記第2枠体及び前記絶縁シートの少なくとも1つに、前記接着部が前記絶縁シートに接触することを促進する接着促進部を設けること、を特徴とする組電池。
  2. 前記接着促進部は、前記第1枠体及び前記第2枠体の少なくとも一方の枠体の側面に設けられた溝であることを特徴とする、請求項1に記載の組電池。
  3. 前記接着促進部は、前記絶縁シートに設けられた突出部と、前記第1枠体及び前記第2枠体の少なくとも一方の枠体の端面に設けられ前記突出部と嵌合する溝と、を備えることを特徴とする、請求項1に記載の組電池。
  4. 前記第1枠体の端面及び前記第2枠体の端面の少なくとも一方の端面は、各枠体の厚み方向に対して傾斜する傾斜面により形成されていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の組電池。
  5. 前記第1枠体の端面及び前記第2枠体の端面の少なくとも一方の端面には、前記第1枠体及び前記第2枠体の延在方向に沿って延びる、前記絶縁シートを収容する収容溝が形成されていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の組電池。
  6. 前記第1枠体及び前記第2枠体の少なくとも一方の枠体の前記収容溝を区画する溝壁には、前記収容溝から前記少なくとも一方の枠体の側方まで通じる開口部が形成されていることを特徴とする、請求項5に記載の組電池。
  7. 前記収容溝は、深さ方向において溝底に向かって溝幅が漸減する溝壁により区画されていることを特徴とする、請求項5又は6に記載の組電池。
  8. 前記ハウジングは、前記第1枠体を有する下部ケースと、前記第2枠体を有するセルホルダと、を備え、
    前記接着部は、前記各電池セル及び前記下部ケースの両方に接触し、前記各電池セルを前記下部ケースに対して接着するケース接着部と、前記各電池セル及び前記セルホルダの両方に接触し、前記各電池セルを前記セルホルダに対して接着するホルダ接着部と、を備え、
    前記絶縁シートは、前記ケース接着部及び前記ホルダ接着部の少なくとも一方と接触していることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1つに記載の組電池。
  9. 前記絶縁シートは、前記接着部のうち前記電池セルと前記ハウジングの前記第2枠体とを接着する部分と、接触していることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか1つに記載の組電池。
  10. 前記接着部のうち前記電池セルと前記ハウジングの前記第2枠体とを接着する部分は、前記電池セルと前記絶縁シートとの間まで拡がっていることを特徴とする、請求項9に記載の組電池。
  11. 前記第1枠体は、前記第1枠体内での前記各電池セルの収容空間を区画する第1リブを有し、
    前記接着部は、前記第1リブの側面と前記電池セルとを接着すると共に、前記第1リブの上端と前記絶縁シートの端面とを接着する、請求項1乃至10のいずれか1つに記載の組電池。
  12. 前記第2枠体は、前記第2枠体内での前記各電池セルの収容空間を区画する第2リブを有し、
    前記絶縁シートは、前記第1リブと前記第2リブとの間に配置され、
    前記接着部が介在する前記第1リブと前記電池セルとの間の距離は、前記第2リブと前記電池セルとの間の距離よりも長い、請求項11に記載の組電池。
  13. 前記各電池セルの前記側面のうち前記キャップ面側の端部と前記反対面側の端部との間に位置する前記中央部は、前記絶縁シートから離間している、請求項1乃至12のいずれか1つに記載の組電池。
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