JP6863782B2 - ドアおよびドアの製造方法 - Google Patents
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Description
まず、図1〜3を参照して、本発明の一実施形態に係るドア100の概要について説明する。図1は、ドア100の外観図である。図2は、ドア100の枠体10の外観図である。図3の(a)は、ドア100のA−A線矢視断面図である。図3の(b)は、ドア100のB−B線矢視断面図である。図3の(c)は、枠体10に取付ける前の状態における化粧パネル30の平面図である。なお、以下の説明においては、便宜上、紙面向かって上側を上方、紙面向かって下側を下方とする。
次に、本発明の一態様に係るドアの作用効果を明確にするために、従来のフラッシュ構造のドアを参考例として示しつつ、本発明の一態様に係るドアのメリット・長所を説明する。図8の(a)〜(d)は、従来のフラッシュ構造のドア600(以下、「ドア600」と略記する)の製造方法を示す概略図である。ドア600は、以下の各工程を踏むことにより製造される。
(A) まず、図8の(a)に示すように、縦芯601の表面、裏面および側面、ならびに縦中芯602の表面、裏面および側面を覆うように、これらの各面に沿って化粧パネル603が取付けられる。ここで、縦芯601の側面とは、ドア100の縦方向の端部側の側面を指し、縦中芯602の側面とは、ドア100の縦方向の中央部側の側面を指す。
(B) 次に、図8の(b)に示すように、縦中芯602の側面に形成された段差に、化粧パネル603の縦方向の端部603bを嵌め込む。これにより、後述の板材604を取付けるための凹部が、上記溝602aおよび上記端部603bによって形成される。
(C) 次に、図8の(c)に示すように、板材604の縦方向の端部を上記凹部に圧入する。これにより、図8の(d)に示すようなドア600が完成する。板材604は、単一の木材を加工して得られる板状の部材である。
次に、図4を参照して、ドア100の製造方法について説明する。図4の(a)〜(f)は、ドア100の製造方法を示す概略図である。ドア100は、以下の各工程を踏むことにより製造される。
(1) まず、図4の(a)に示すように、2本の縦芯1、上芯2および下芯3で枠体10を形成し、枠体10により取り囲まれた空間10a(図2参照)に2本の縦中芯4を配置する(下芯3および縦中芯4は不図示)。枠体10を形成する際、上芯2・下芯3に対して縦勝ちとなるように縦芯1を組付ける。また、上記空間10aに縦中芯4を配置する際、縦中芯4の第1段差4c−1・4c−2と、上芯2・下芯3の段差とが略面一となるようにする。
(2) 次に、図4の(b)に示すように、上芯2の中央部2aの表面2a−1・裏面2a−2、下芯3の中央部3aの表面3a−1・裏面3a−2(図3参照)、および縦中芯4の表面4a−1・裏面4a−2(図3参照)のそれぞれに接着剤7を塗布する。この工程における接着剤7の塗布には、専用のモジュール8が用いられる。また、接着剤7としては、例えば酢酸ビニル系の接着剤、および該接着剤が固着するまでの仮止めを担うホットメルトを併用している。なお、表面3a−1・裏面3a−2、および表面4a−1・裏面4a−2への接着剤7の塗布は、図示しないものとする。
(3) 次に、図4の(c)および(d)に示すように、上芯2の表面2a−1、下芯3の表面3a−1(図3参照)および縦中芯4の表面4a−1(図3参照)に鏡板20を圧着し、上芯2の裏面2a−2、下芯3の裏面3a−2(図3参照)および縦中芯4の裏面4a−2(図3参照)に鏡板20を圧着する。鏡板20の圧着は、専用の機器(不図示)で鏡板20の表面をプレスすることにより行う。
(4) 次に、図4の(e)に示すように、縦芯1の表面1a−1・裏面1a−2、上芯2の端部2bの表面2b−1・裏面2b−2、下芯3の端部3bの表面3b−1・裏面3b−2、および縦中芯4の表面4b−1・裏面4b−2のそれぞれに接着剤7を塗布する。この工程における接着剤7の塗布には、ロールコーターまたはスプレーター等の汎用の平面塗布機器(不図示)が用いられる。ここで、第2段差5c−1・5c−2が形成されていることから、汎用の平面塗布機器を用いても鏡板20の表面20bに接着剤7が付着しないという効果が生じる。なお、表面3b−1・裏面3b−2、および表面4b−1・裏面4b−2への接着剤7の塗布は、図示しないものとする。
(5) 次に、図4の(f)に示すように、縦芯1の表面1a−1・裏面1a−2・側面、上芯2の表面2b−1・裏面2b−2、下芯3の表面3b−1・裏面3b−2(図3参照)、および縦中芯4の表面4b−1・裏面4b−2(図3参照)の各面に沿って化粧パネル30を接着する。化粧パネル30を接着する際、化粧パネル30の各溝30aを起点に折り曲げることで、上記各面に化粧パネル30の対応部位が当接し、接着される。これにより、ドア100が完成する。
本発明の一態様に係るドアとしては、上述のドア100のみならず様々な変形例が想定されるものであり、この点について、図5〜図7を用いて説明する。図5の(a)〜(d)は、ドア100の変形例を示す正面図である。図6の(a)は、ドア100の内部構造の変形例を示す正面図である。図6の(b)は、枠体10に取付けられた横中芯6の外観図である。図7は、上芯2・下芯3の変形例を示す平面図である。
本発明は上述した実施形態等に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
2a、3a、9a−2、9b−2:中央部
2a−1、3a−1:表面(第3面) 2a−2、3a−2:裏面(第3面)
2b、3b:端部 2b−1、3b−1:表面(第4面)
2b−2、3b−2:裏面(第4面) 3、9b:下芯(横芯)
4:縦中芯(中芯) 4a−1:表面(第1面) 4a−2:裏面(第1面)
4b:部位(中芯における縦框側の部位) 4b−1:表面(第2面)
4b−2:裏面(第2面) 4c−1、4c−2:第1段差
5c−1、5c−2:第2段差 6:横中芯(中芯)
9a−1、9b−1:一部の部位 10、11:枠体
10a:空間 20、220、320、420、520:鏡板(第1面材)
20a:端部(第1面材における縦方向の端部) 20b:表面
30:化粧パネル(第2面材) 50:隙間
100、200、300、400、500:ドア
Claims (7)
- フラッシュ構造のドアであって、
前記ドアの枠体を形成する縦芯および横芯と、
前記枠体により囲まれる空間に配置される中芯と、を備えており、
前記縦芯は、それぞれが単一の部材からなっており、
前記横芯は、
少なくとも一部の部位が単一の部材からなり、前記一部の部位における水平方向の両端が前記縦芯と当接する位置まで延びており、
水平方向の断面において、中央部が端部よりも前記ドアの厚み方向に窪む凹形状となっており、
前記中芯は、水平方向の断面において、前記中芯における前記縦芯側の第2面よりも、前記中芯における前記ドアの中央部側の第1面が前記ドアの厚み方向に窪むよう、前記第1面と前記第2面との間に第1段差が形成されており、
前記第1面および前記横芯における前記中央部の第3面には、第1面材が取付けられており、
前記第2面および前記横芯における前記端部の第4面には、前記第1面材と異なる第2面材が取付けられており、
前記第1面材が、前記第2面材と物理的に分離していることを特徴とするドア。 - 前記第1面材の表面と前記第2面との間、および前記第1面材の表面と前記第4面との間には、水平方向の断面において、前記第1面材の表面が前記第2面および前記第4面よりも前記ドアの厚み方向に窪むような第2段差が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のドア。
- 前記第2面材における前記ドアの中央部側の端部は、前記第1面材の表面と当接していることを特徴とする請求項2に記載のドア。
- 前記第1面材における縦方向の端部と前記横芯の端部との間、および前記第1面材における縦方向の端部と前記中芯における前記縦芯側の部位との間には、隙間が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のドア。
- 前記中芯は、前記ドアの縦方向に延びる縦中芯であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のドア。
- ドアの枠体を形成する縦芯および横芯と、前記枠体により囲まれる空間に配置される中芯とを備えるフラッシュ構造のドアの製造方法であって、
前記縦芯は、それぞれが単一の部材からなっており、
前記横芯は、少なくとも一部の部位が単一の部材からなっているとともに、水平方向の断面において、中央部が端部よりも前記ドアの厚み方向に窪む凹形状となっており、
前記中芯は、水平方向の断面において、前記中芯における前記縦芯側の第2面よりも、前記中芯における前記ドアの中央部側の第1面が前記ドアの厚み方向に窪むよう、前記第1面と前記第2面との間に第1段差が形成されており、
前記第1面および前記横芯における前記中央部の第3面には、第1面材が取付けられており、
前記第2面および前記横芯における前記端部の第4面には、前記第1面材と異なる第2面材が取付けられており、
前記第1面材が、前記第2面材と物理的に分離しており、
前記横芯における前記一部の部位における水平方向の両端を、前記縦芯と当接させて前記枠体を形成することを特徴とするドアの製造方法。 - ドアの枠体を形成する縦芯および横芯と、前記枠体により囲まれる空間に配置される中芯とを備えるフラッシュ構造のドアの製造方法であって、
前記縦芯は、それぞれが単一の部材からなっており、
前記横芯は、少なくとも一部の部位が単一の部材からなっているとともに、水平方向の断面において、中央部が端部よりも前記ドアの厚み方向に窪む凹形状となっており、
前記中芯は、水平方向の断面において、前記中芯における前記縦芯側の第2面よりも、前記中芯における前記ドアの中央部側の第1面が前記ドアの厚み方向に窪むよう、前記第1面と前記第2面との間に第1段差が形成されており、
前記横芯における前記中央部の第3面および前記第1面には、第1面材が取付けられており、
前記第1面材の表面と前記第2面との間、および前記第1面材の表面と前記横芯における前記端部の第4面との間には、水平方向の断面において、前記第1面材の表面が前記第2面および前記第4面よりも前記ドアの厚み方向に窪むような第2段差が形成されており、
前記第2面および前記第4面には第2面材が取付けられており、
前記第2面材における前記ドアの中央部側の端部は、前記第1面材の表面と当接しており、
前記横芯における前記一部の部位における水平方向の両端を、前記縦芯と当接させて前記枠体を形成することを特徴とするドアの製造方法。
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| JP2017050231A JP6863782B2 (ja) | 2017-03-15 | 2017-03-15 | ドアおよびドアの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2017050231A JP6863782B2 (ja) | 2017-03-15 | 2017-03-15 | ドアおよびドアの製造方法 |
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| JP2018154965A JP2018154965A (ja) | 2018-10-04 |
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