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JP6864500B2 - 測定素子の補正方法、路面性状の評価方法、及び路面性状の評価装置 - Google Patents
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JP6864500B2 - 測定素子の補正方法、路面性状の評価方法、及び路面性状の評価装置 - Google Patents

測定素子の補正方法、路面性状の評価方法、及び路面性状の評価装置 Download PDF

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Description

本発明は、測定素子の補正方法、路面性状の評価方法、及び路面性状の評価装置に関する。
一般に道路は車両等の通行により経時的に轍や凹凸が生じ、これらを補修する必要がある。このような道路の補修を行うため、道路の点検を行い、道路の路面性状についてのデータ、即ち路面の凹凸の状態についてのデータを取得する。これらの路面性状についてのデータは、測定員による測定や、路面性状車を測定対象となる道路の測定経路に沿って走行して取得される。路面性状車には、路面にスキャン光を照射して路面の各点の高さを計測する測定装置が搭載されている。
特許文献1には、移動体を平面の縦断方向に移動させつつ光を平面に向けて投光し投光結果により平面の段差を計測する装置において、移動距離を検出する手段と投光手段、光照射ラインを撮像する手段、高さデータを取得する横断方向データ演算手段、縦方向データ演算手段、3次元データ演算手段、を備える構成とする。以上の構成により移動体が所定距離移動するごとに平面の横断方向に沿って1本の照射ラインが平面上に形成されるように移動体から平面に向け光が投光され、上記各種手段により凹凸プロフィルをリアルタイムに取得する技術が記載されている。
特開平10−288516
このような路面性状車にあっては、路面の高さ測定は、GNSS(Global Navigation Satellite System:全地球航法衛星システム)で位置を取得しつつ測定装置のスキャナにより車両の斜め前方にスキャン光をスパイラル状に照射して道路からの反射光を受信することにより行われる。
ここで、測定装置は、複数の測定素子を備え、この測定素子を回転駆動して順次スキャンを行い、路面までの距離を取得する。このような測定装置において測定素子は製造時に補正(キャリブレーション)され、すべてのセンサでの測定値のばらつきが所定の閾値、例えば1cm以内となるように設定されている。しかし、センサのキャリブレーションの程度により、測定素子ごとに路面の測定値がばらつく。また、温度変化等に起因して時間経過と共に測定値がドリフトしていき、予め行ったキャリブレーションでは正確な路面性状の測定ができない。
これに対処して、実際に測定した得られた路面についての点群データをスムージングして滑らかにする処理がなされる。しかしこの処理は多数の点群を元にして行われるため、フラットな路面などに対象を限定すればよいが別の形状や複雑な路面を元に行うことが難しい。また測定データを全範囲にわたり処理する必要があり、計算時間や計算コストが嵩むという問題がある。
本発明は上述した課題に鑑みたものであり、複数の測定素子の測定のばらつきを修正する補正値を簡単な処理で、かつ迅速に、取得できる測定素子の補正方法、及び路面性状の評価装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決する請求項1に記載の発明は、測定光を発して反射光を受ける複数の測定素子を備え、路面の測定経路に沿って移動させつつ前記複数の測定素子により前記路面を走査して前記路面の基準面からの離間量を測定して評価を行う路面性状評価装置における前記複数の測定素子の不揃いを補正する方法であって、前記補正を行うための基準エリア及び前記基準エリアの暫定基準面を設定するステップと、前記基準エリアについての各測定素子による測定値を取得するステップと、前記基準エリアにおいて、前記基準エリアの暫定基準面からの前記各点の離間量についての点群データを生成するステップと、を実行した後に、すべての測定素子による点群データの補正用基準面からの離間量が予め定めた基準値より小さくなるまで、すべての前記測定素子について前記統計量の前記補正用基準面からの離間量を計算するステップ、すべての前記測定素子において前記離間量が最大となった測定素子を決定し、当該離間量が最大となった前記測定素子の測定値から生成される点群データと前記補正用基準面との差が所定の閾値以下とするべく前記測定素子の補正値を決定するステップ、及び、補正した前記測定素子を含むすべての測定素子の測定値から新たな補正用基準面を生成するステップ、を繰り返して、各測定素子の最終的な補正値を決定する、ことを特徴とする路面性状の評価装置における測定素子の補正方法である。
同じく、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法において、前記基準エリアの暫定基準面の設定に際して、前記複数の測定素子から選択した一つの測定素子で測定した前記基準エリアで取得した測定値から生成したフィッティング面からの各測定点における離間値が予め定めた規定値より小さいことを確認することを特徴とする。
同じく請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法において、測定すべき前記路面の測定経路中における特定の箇所において前記基準エリアを設定することを特徴とする。
同じく請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法において、前記測定経路の開始位置に相当する箇所及び終了位置に相当する箇所の少なくとも一方の箇所において前記基準エリアを設定することを特徴とする。
同じく請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法において、前記開始位置に相当する箇所及び前記終了位置に相当する箇所の2箇所に前記基準エリアを設定し、この2箇所において取得した各測定素子の補正値に基づいて前記開始位置に相当する箇所から前記終了位置に相当する箇所に到る各測定位置における各測定素子の補正値を取得することを特徴とする。
同じく請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5までの何れか一項に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法において、前記基準エリアには、平板を配置することを特徴とする。
同じく請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6までの何れか一項に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法を含み、この補正値に基づいて各測定素子を補正して路面の評価を行うことを特徴とする路面性状の評価方法である。
同じく請求項8に記載の発明は、測定光を発して反射光を受ける複数の測定素子を備え、路面の測定経路に沿って移動させつつ前記複数の測定素子により前記路面を走査して前記路面の基準面からの離間量を測定して評価を行う路面性状評価装置であって、前記補正を行うための基準エリア及び前記基準エリアの暫定基準面を設定する手段と、前記基準エリアについての各測定素子による測定値を取得する手段と、前記基準エリアにおいて、基準エリアの暫定基準面からの前記各点の離間量についての点群データを生成する手段と、すべての前記測定素子から取得した前記点群データの統計量に基づいて補正用基準面を生成する手段と、すべての前記測定素子について前記統計量の前記補正用基準面からの離間量を計算する手段と、すべての前記測定素子において前記離間量が最大となった測定素子を決定する手段と、前記離間量が最大となった前記測定素子の測定値から生成される点群データと前記補正用基準面との差が所定の閾値以下とするべく前記測定素子を補正する手段と、補正した前記測定素子を含むすべての測定素子の測定値から新たな補正用基準面を生成する手段と、すべての測定素子による点群データの前記補正用基準面からの離間量が予め定めた基準値より小さくなるまで、すべての前記測定素子について前記統計量の前記補正用基準面からの離間量を計算し、すべての前記測定素子において前記離間量が最大となった測定素子を決定し、前記離間量が最大となった前記測定素子の測定値から生成される点群データと前記補正用基準面との差が所定の閾値以下とするべく前記測定素子を補正し、補正した前記測定素子を含むすべての測定素子の測定値から新たな補正用基準面を生成すること、を繰り返して各測定素子の補正値を最終的な補正値とする手段と、を備えることを特徴とする路面性状の評価装置である。
同じく請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の路面性状の評価装置を備え、この補正値に基づいて路面の評価を行うことを特徴とする路面性状の評価装置である。
本発明に係る路面性状の評価方法、及び路面性状の評価装置によれば、複数の測定素子の測定のばらつきを修正する補正値を簡単な処理で迅速に取得できる。
即ち、請求項1に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法及び請求項8に係る路面性状の評価装置によれば、測定光を発して反射光を受ける複数の測定素子を備え、路面の測定経路に沿って移動させつつ複数の測定素子により路面を走査して路面の基準面からの離間量を測定して評価を行う路面性状評価装置における複数の測定素子の不揃いを補正するに際して、以下の処理を行う。即ち、補正を行うための基準エリア及び基準エリアの暫定基準面を設定し、基準エリアについての各測定素子による測定値を取得し、基準エリアにおいて、基準エリアの暫定基準面からの各点の離間量についての点群データを生成し、すべての測定素子から取得した点群データの統計量に基づいて補正用基準面を生成し、すべての測定素子について統計量の補正用基準面からの離間量を計算する。そして、すべての測定素子による点群データの補正用基準面からの離間量が予め定めた基準値より小さくなるまで、すべての測定素子について統計量の補正用基準面からの離間量を計算し、すべての測定素子において離間量が最大となった測定素子を決定し、離間量が最大となった測定素子の測定値から生成される点群データと補正用基準面との差が所定の閾値以下とするべく測定素子を補正し、補正した測定素子を含むすべての測定素子の測定値から新たな補正用基準面を生成すること、を繰り返す。これにより、すべての測定素子による点群データの基準面からの離間量が予め定めた基準値より小さくなったとき各測定素子の補正値を最終的な補正値とする。
このため、簡単かつ迅速にすべての測定素子の補正値を取得することができる。
また、請求項2に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法によれば、基準エリアの暫定基準面の設定に際して、複数の測定素子から選択した一つの測定素子で測定した基準エリアで取得した測定値から生成したフィッティング面からの各測定点における離間値が予め定めた規定値より小さいことを確認する。
このため、測定対象である路面において、所定の平坦度を有する基準エリアを設定できる。
また、請求項3に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法によれば、測定すべき路面の測定経路中における特定の箇所において基準エリアを設定する。
このため、路面の測定経路中に基準エリアを設定でき、実際の測定と同じタイミングにおける各測定素子の補正値を取得することができる。
また、請求項4に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法によれば、測定経路の開始位置に相当する箇所、及び終了位置に相当する箇所の少なくとも一方の位置において基準エリアを設定する。
このため、測定の開始時及び終了時の少なくとも一方の位置を基準として補正を行うことができる。
また、請求項5に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法によれば、開始位置に相当する箇所及び終了位置に相当する箇所の2箇所に基準エリアを設定し、この2箇所において取得した各測定素子の補正値に基づいて始点から終点に到る各測定位置における各測定素子の補正値を取得する。
このため、測定経路の各測定位置における各測定素子の補正値を取得して、始点から終点まで補正値を補完して、より正確な路面の測定、評価を行うことができる。
また、請求項6に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法によれば、基準エリアには、平板を配置する。
このため、基準エリアを高い精度で平坦にすることができ、各測定素子について正確な補正を行うことができる。
また、請求項7に記載の路面性状の評価方法及び請求項9に係る路面性状の評価装置によれば、測定素子の補正を行い、この補正値に基づいて各測定素子を補正して路面の評価を行う。
このため、補正した状態の測定素子により、より正確な路面性状の評価を行うことができる。
本発明の実施形態に係る路面性状の評価装置の構成を示すブロック図である。 路面測定装置による路面の測定状態を示す模式図であり、(a)は側面図、(b)は平面図である。 測定データの概略を示す模式図であり、(a)は測定データの斜視図、(b)は測定データと測定基準面とを示す模式図である。 単位エリアにおける点群データの取得状態を示すものであり、(a)は単位エリアを示す模式図、(b)は点群データとモデル面MPとを示す模式図である。 測定経路におけるRMS値の変化を示すグラフである。 同路面性状の評価装置の変形箇所候補検出手段の構成を示すブロック図である。 離間量画像を示すものであり、(a)はモデル面MPと点群データを示す斜視模式図、(b)は離間量画像を示す図である。 評価地図を示す模式図である。 変形箇所候補の検出を示すものであり、(a)は単位エリアにおける区画を示す模式図、(b)はレーザーポインタによる路面への変形箇所マークの表示を示す図である。 同路面性状の評価装置における測定素子補正手段の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る路面性状の評価方法における測定素子の補正手順を示すフローチャートである。 同路面性状の評価方法における測定素子の補正の状態を示す模式である。
本発明を実施するための形態に係る測定素子の補正方法、路面性状の評価方法、及び路面性状の評価装置について説明する。
本発明の実施形態に係る路面性状の評価方法、及び路面性状の評価装置は、MMS(モバイルマッピングシステム:Mobile Mapping System)を構成する路面測定装置を路面の測定経路に沿って移動させ、これによって取得された路面における測定基準面からの離間量(高さ)についての測定データを面的に評価し、路面性状の評価を行う。路面測定装置は、走行する車両に搭載され、スキャナ及び画像による高精度な実測データを取得する。そして、具体的には車両走行路線に沿った各対象単位エリア(例えば2m×3m(例えば車線幅))において、所定の幅寸法を備えると共に車両走行がなく掘れがないと予想される領域、例えば路線端における点群を用いてモデル面を設定する。なお、この設定に用いる2領域は、両端に限らない。ほかには、車幅の中央付近、レーンマークのペイントを使用することができる。
そして、対象とする単位エリア内の全点についてこのモデル面からの離間量である点群データを算出する。また、単位エリアにおいてすべての点における離間量を統計的に処理して、統計量としてRMS(二乗平均平方根:Root Mean Square)を算出することで各単位エリアを象徴する代表値を得て評価値とする。なお、測定データの取得に際しては、路面測定装置においては測定時における車両の姿勢が加味されているため、走行路線に沿ったエリア判別などを人による判断や作業を必要とせずに自動的に行うことができる。また、測定時に路面の輝度を測定することにより、上述した2領域として使用するレーンマークを抽出することができる。更に、路面の法線をして道路両端の縁石部分を抽出して、道路両端の縁石領域の下方(低標高)エッジを取得し、道路両端のエッジを含むように面を決定することもできる。このようにして取得した路面性状についての情報に基づいて精密測定を行う。
また、本実施形態に係る路面性状の評価方法及び路面性状の評価装置では、本発明に係る測定素子の補正方法の実施形態を適用して、路面測定装置の測定素子をキャリブレーションして補正値を取得する。この例では測定装置には、複数の測定素子が配置されている。各測定素子は、測定の不揃いを解消するため、製造時や出荷時にキャリブレーションがなされている(例えば不揃いが1cm)が、本実施形態では、不揃いの程度を更に減少させる(例えば不揃いが2〜3mm)。このため、測定時に取得した基準エリアの点群データに基づいてすべての測定素子について再度キャリブレーションを行う。基準エリアは、例えば計測経路の開始箇所、終了箇所等の特定の箇所や任意の箇所に設定することができる。
この基準エリアは、凹凸がない平坦な平面であることが望ましく、路面の平坦な箇所を選択して設定する。また、本実施形態では、選定した基準エリアの候補について測定を行い、平坦度を確認する。平坦度が所定の条件を満たしたとき当該候補を基準エリアとして設定する。なお、路面に敷設した平板を基準エリアとすることができる。
また、基準エリアを含む領域を測定する際には、測定車は、通常の測定時における速度(例えば30〜40km/h)より遅い速度(例えば10km/h)で走行することが望ましい。これにより、正確なキャリブレーションを行うことができる。
キャリブレーションを測定経路の始点で行い、測定経路を走行して取得しつつある測定データについて各測定素子の補正値をリアルタイムで適用することができる。また、測定終了後において取得した点群データについて各測定素子の補正値を適用することができる。更に、測定の開始位置に相当する箇所と測定の終了位置に相当する箇所でキャリブレーションを行うことにより、測定経路の各測定位置における各測定素子の経時的な変化を把握でき、経時的なキャリブレーションを行うことができる。
本実施形態に係る路面性状の評価装置における測定素子の補正方法では、測定素子による点群データの取得、基準面からの離間量の取得等の処理を行う。このため同様の処理を行う路面性状の評価装置の構成及び処理を先に説明し、その後に路面性状の評価装置における測定素子の補正について説明する。
以下、路面性状の評価装置について説明する。図1は本発明の実施形態に係る路面性状の評価装置の構成を示すブロック図である。本発明の実施形態に係る路面性状の評価装置100は、路面測定装置300の計測結果に基づいて点群データ生成し、路面性状の評価、凹部候補画像の生成を行う。
路面測定装置300は、公知のものである。なお、評価装置100を路面測定装置300と共に車両に搭載しておけば、路面のスキャンと略同時に路面性状の評価を行うことができる。
図2は路面測定装置による路面の測定状態を示す模式図であり、(a)は側面図、(b)は平面図である。図2(a)に示すように、道路400を走行する車両340に路面測定装置300を搭載する。路面測定装置300は、測定装置であるスキャナ310と、全周カメラ320と、レーザーポインタ330と、GNSS(Global Navigation Satellite System)装置と、路面測定装置300の姿勢検出装置、加速度計等を備える。路面測定装置300はGNSS装置で位置を取得しつつスキャナ310により車両340の斜め前方にスキャン光Laをスパイラル状に照射し、道路400からの反射光Lbを受信する。
この受信までの時間に基づいて道路400の測定データを取得する。このため、道路400における、スキャン光Laの軌跡Tは、図2(b)に示すように円弧状となる。スキャナ310には、複数の測定素子が配置されている。この測定素子は発光素子と受光素子とを備え、発光素子からはパルス状に測定光が射出され、受光素子は路面による測定光の反射を受光する。
また、路面測定装置300は、同時に全周カメラ320により全周にわたり道路の画像を取得する。レーザーポインタ330は、可視レーザーを路面に走査して照射し、後述する凹部マークを路面の凹部候補の周囲に凹部検出マークを投影表示する。
図3は測定した測定データの概略を示す模式図であり、(a)は測定データの斜視図、(b)は測定データと測定基準面とを示す模式図である。路面測定装置300には、自位置を取得するGNSS装置、路面測定装置300の姿勢検出装置、加速度計等が搭載されており、図3(a)に示すように、道路400において、それぞれ一定距離「d」だけ離れたスキャン光Laの複数の軌跡上における各点の測定データを取得する。なお、この測定データは、図3(b)に示すように、路面測定装置300が設定する測定基準面(例えばジオイド面)RPからの離間量「h」を表す。
評価装置100は、図1に示すように、路面測定装置300からの測定データを取得して、点群データを生成して路面性状の評価を行う。評価装置100は、単位エリア設定手段110と、モデル面計算手段120と、点群データ生成手段130と、RMS演算手段140と、評価地図生成手段150と、変形箇所候補検出手段160と、画像生成手段170と、表示手段180とを備える。また、本実施形態に係る評価装置100では、スキャナ310の測定素子をキャリブレーションするため、点群データ生成手段130に素子補正手段210を備える。
評価装置100は、処理装置としてCPU(Central Processing Unit)、主記憶装置としてRAM(RandomAccess Memory)、ROM(Read Only Memory)、補助記憶装置としてHDD(Hard Disc Drive)等を備えたコンピュータとして構成され、CPUによりプログラムを実行することにより単位エリア設定手段110、モデル面計算手段120、点群データ生成手段130、評価地図生成手段150、変形箇所候補検出手段160、画像生成手段170、及び素子補正手段210の機能を実現する。
単位エリア設定手段110は、幅員における経路に沿う予め設定した長さ寸法を備える単位エリアを経路に沿って設定する。図4は単位エリアにおける点群データの取得状態を示すものであり、(a)は単位エリアを示す模式図、(b)は点群データとモデル面MPとを示す模式図である。単位エリア設定手段110は、図5(a)に示すように測定対象となる道路400を例えば幅3m、長さ2mの単位エリア410に分割する。ここで、幅寸法は道路の1車線の幅、路肩から路肩まで、測定に使用した車両の幅等を基準にして設定できる。また、長さ寸法は、2mに限らず適宜設定できるが、長すぎるとモデル面MPの設定等の演算が煩雑になるほか、モデル面MPと路面形状との隔たりが大きくなることがある。
モデル面計算手段120は、単位エリア410における測定点における各点の測定基準面からの離間量である測定データに基づいて単位エリア410におけるモデル面MPを設定する。モデル面MPは、道路幅方向に離間した複数、この例では2箇所の領域、例えば図4(a)に示すように、車両340の車輪341から外側に所定距離(例えば20cm)離れた幅20cmの領域である参照領域420に基づいて設定する。具体的には、参照領域420に属する多数の点群から最小二乗法により求めることができる。
なお、参照領域は、2つに限らず、中央の領域と両端側の領域の3つの領域など、3つ以上とすることができる。参照領域としては、上記例のほか、ある程度の間隔寸法と幅寸法を備え、車両走行による損傷や掘れがないと予想される領域、例えば路線端における点群、車幅の中央付近、レーンマークのペイントを使用することができる。なお、レーンマークは、路面測定装置300による測定時に路面の輝度を測定することにより取得することができる。
点群データ生成手段130は、図4(b)に示すように、モデル面MPと各点との離間量「H」を算出する。これにより、単位エリア410における各点の離間量から点群データ生成する。
RMS演算手段140は、各単位エリア410において点群データ生成手段130が求めた点群データから、各単位エリアにおける統計量であるRMS(二乗平均平方根:Root Mean Square)を算出する。図6は測定経路におけるRMS値の変化を示すグラフである。縦軸に各単位領域のRMS値を、横軸に距離を示している。なお、RMSのほか、他の統計量を使用することができる。これにより、経路における路面性状の分布を知ることができる。
評価地図生成手段150は、RMS演算手段140によって得られたRMS値に基づいて、道路の各位置について路面性状の評価を行い、評価結果を地図の道路に割り振る。即ち、図5に示したRMS値から路面性状の評価を行うため、例えば2つの値I、値II(I<II)を設定する。そして、値I未満は路面性状良好「○」、値I以上、値II未満は路面性状普通「△」、値II以上は路面性状不良「×」と判定する。この評価結果を計測した経路を図8に示すように地図に表示できる。
次に変形箇所候補検出手段160について説明する。図6は変形箇所候補検出手段160の構成を示すブロック図である。変形箇所候補検出手段160は、区画設定手段161と、区画RMS演算手段162と、閾値比較手段163と、隣接区画比較手段164と、変形箇所検出マーク生成手段165とを備える。図9は凹部候補の検出を示すものであり、(a)は単位エリアにおける区画を示す模式図、(b)はレーザーポインタによる路面へのマーク表示を示す図である。
まず、区画設定手段161によって、単位エリア410を複数の区画610、610、…、610に分割する。図9(a)に示すように、単位エリア410を格子状に区切り規則的に配置される区画610、610、…、610に分割する。
区画RMS演算手段162は、各区画に属する点群データの統計量としてRMS(二乗平均平方根:Root Mean Square)を算出して各区画の代表値とする。そして、閾値比較手段163により、各区画の代表値を予め定めた基準値と比較し、基準値を満たす区画を抽出する。
次に、隣接区画比較手段164は、抽出した各区画の代表値と隣接する区画の代表値との差を求め、この差と予め定めた閾値と比較して、変形箇所候補を検出する。即ち隣接する区画との差の絶対値が、閾値より大きいとき変形箇所候補として選定する。そして、代表値とその差の符号により、凹部候補、又は凸部候補を判別する。なお、閾値より大きい変化量を持つ区画が隣り合った場合にも変形箇所候補と判定する。ここで、凹部候補としては、ポットホール等があり、凸部候補としては、轍の間に形成される凸条等がある。
画像生成手段170は、濃淡画像生成手段171と、評価地図画像生成手段172と、変形箇所候補画像生成手段173を備える。濃淡画像生成手段171は、点群データ生成手段130で生成したモデル面MPからの離間量に基づいて路面の濃淡画像データを生成する。この濃淡画像により道路の画像上に道路の轍や凹凸状態を可視化することができる。
評価地図画像生成手段172は、評価地図生成手段150で生成した地図データに基づいて、路面性状の評価を表示する地図画像を生成する。この地図画像により、地図上に表示された道路の各地点における路面性状の評価が付記され容易に認識できる。
変形箇所候補画像生成手段173は、変形箇所候補検出手段160の検出結果から凹部候補となる区画の輪郭に相当する箇所をとして変形箇所検出マークを生成する。これにより、図9(b)に示すように、道路画像630の凹部候補画像640の周囲に作成した変形箇所検出マーク650を表示する。図9(a)に示す例では、変形箇所として凹部であるポットホールを示している。なお、路面測定装置300を搭載した車両340が凹部候補の近傍に到着したとき、レーザーポインタ330で路面の変形箇所を照射して指示することができる。なお、凸部についても同様に指示することができる。
表示手段180は、濃淡画像生成手段171からの濃淡画像データに基づく離間量画像181と、評価地図画像生成手段172からの地図データに基づく評価地図182と、変形箇所候補画像生成手段173からの凹部検出マークに基づく凹部候補表示画像183を表示する。
離間量画像181について説明する。図7は離間量画像を示すものであり、(a)はモデル面MPと点群データを示す斜視模式図、(b)は離間量画像を示す図である。図7(a)に示すように、単位エリア410の各点におけるモデル面MPからの離間量(H)に基づいて、図7(b)に示すように、離間量画像190において、道路191に各点の離間量に基づいた道路の濃淡色分け表示が行われる。なお、図中矢印Aは測定車両の進行方向、矢印Bは道路191の幅員方向を示している。図7(b)に示した離間量画像190は、グレースケールで表示され、道路191のモデル面MPより高い箇所192を白色、モデル面MPより低い箇所193は黒色に表示し、その間をグレーの濃淡で表示している。これにより、容易に道路におけるモデル面MPからの離間量を認識できる。また、この画像はカラー画像として、より高低の状態を理解しやすいものとできる。
次に評価地図182について説明する。図8は評価地図を示す模式図である。評価地図生成手段150で生成された地図データは、画像生成手段170の評価地図画像生成手段172により可視化され、表示手段180に評価地図182として表示される。地図画面500に表示された道路510に路面性状良好の「○」表示520、路面性状普通を示す「△」表示530、路面性状不良を示す「×」表示540がなされる。これにより、地図上で路面性状の評価結果を一目で認識できる。
なお、評価装置100は、路面測定装置300を搭載した車両340に搭載して、路面測定装置300で取得した結果に基づいて、データ取得直後に離間量画像181や評価地図182を表示することができる。
次に素子補正手段210について説明する。図10は同路面性状評価装置における測定素子補正手段の構成を示すブロック図である。
図10に示すように、素子補正手段210は、暫定基準面設定手段211と、測定値取得手段212と、補正用点群データ生成手段213と、補正用基準面生成手段214と、離間量計算手段215と、離間量最大測定素子決定手段216と、測定素子補正設定手段217と、補正制御手段218とを備える。
暫定基準面設定手段211は、補正を行うための基準エリア及びこの基準エリアにおける暫定基準面を設定する。基準エリアは、測定経路の任意の箇所に設定することができる。例えば測定経路の開始点に相当する箇所(図8中の符号S)、同終了点に相当する箇所(同図の符号E)の一方や両方、更に測定経路の中間の箇所に設定できる。基準エリアは、例えば1m×1mの大きさで設定する。基準エリアは、例えば平坦な路面を目視確認して行うことができるほか、平板を配置しこれを基準エリアとすることができる。
基準エリアの暫定基準面は、複数ある測定素子のうちの一つの測定素子で取得した点群データに基づいて行う。一つの測定素子で取得した点群データから最小二乗法等でフィッティング面を設定し、フィッティング面からの点群データの離間量を統計処理して例えばRMSが所定の値以下の場合、当該フィッティング面を暫定基準面とする。
測定値取得手段212は、基準エリアについての各測定素子による測定値を取得する。路面の測定が終了した後にキャリブレーションを行う場合には、格納している測定値から必要なものを取得する。補正用点群データ生成手段213は、上述した基準エリアの暫定基準面からの各測定素子の測定値の離間量についての点群データを生成する。
補正用基準面生成手段214は、すべての測定素子から取得した点群データを統計処理して補正用基準面を生成する。離間量計算手段215は、すべての測定素子について補正用基準面からの離間量を計算する。
そして、離間量最大測定素子決定手段216は、すべての測定素子において離間量が最大となった測定素子を決定する。測定素子補正設定手段217は、離間量が最大となった測定素子の測定値から生成される点群データと補正用基準面との差が所定の閾値以下となるように測定素子のオフセット量を決定する。
補正制御手段218は、すべての測定素子による点群データの補正用基準面からの離間量が予め定めた基準値より小さくなるまで、すべての測定素子について統計量の補正用基準面からの離間量を計算し、すべての測定素子において離間量が最大となった測定素子を決定し、離間量が最大となった測定素子の測定値から生成される点群データと補正用基準面との差が所定の閾値以下とするべく測定素子のオフセット量を決定し、補正した測定素子を含むすべての測定素子の測定値から新たな補正用基準面を生成することを繰り返す。
そして、すべての測定素子による点群データの基準面からの離間量が予め定めた基準値より小さくなったと判断したとき、即ちすべての測定素子の離間量のRMSが変化しなくなったとき、又はすべての測定素子の離間量の合計が所定の値以下となったとき、各測定素子のオフセット量を最終的な補正値とする。
次に素子補正手段210の動作について説明する。図11は本発明の実施形態に係る路面性状の評価方法における測定素子の補正手順を示すフローチャート、図12は同路面性状の評価方法における測定素子の補正の状態を示す模式である。なお、図12には、補正基準面と、各測定素子の走査により取得した点群の断面を模式的に記載している。
実施形態に係る路面性状の評価方法では、まず、キャリブレーションに使用する基準エリアを設定する。このため、測定経路を計算により取得する(ステップS1)。この測定経路は路面測定装置300のGNSS装置により取得される。
次いで、すべての測定素子による点群を計算して取得する(ステップS2)。この例では、測定経路においてすべての測定素子による測定が終了した状態を前提とする。更に、軌跡に沿って複数ある測定素子から一つの測定素子を選択し、キャリブレーションに使用する基準エリアでこの測定素子が取得した点群を切り出す(ステップS3)。
次いで、切り出した点群により面フィッティングを行い、フィッティング面からの各点の離間量を計算する(ステップS4)。この離間量は、一つの測定素子が基準エリアにおいて取得した複数の測定値に基づいて取得される。
そして、フィッティング面からの離間量(平均値、RMS)が予め定めた基準値より小さいかを判定する(ステップS5)。離間値が基準値より小さい場合(ステップS5のYes)には、このフィッティング面を暫定補正基準面として次の処理を行う。離間値が基準値より大きい場合(ステップS5のNo)には、離間量が基準値より小さくなるまで基準エリアの選定を行う。
以下、設定した暫定補正基準面を使用して各測定素子のキャリブレーションを行う。まず、設定した基準エリアにおいて、他の測定素子からの点群を取得する(ステップS6)。
そして、図12(a)に示すように、取得した各測定素子の点群により面フィッティングを行い、これを新たな補正基準面として各測定素子の測定値の離れ量を計算する(ステップS7)。
次いで、図12(b)に示すように、補正基準面からの離れ量が最大である測定素子を検出し、図12(c)に示すように、当該測定素子の測定値を離間量だけオフセットさせ、補正基準面と一致させる。また、オフセット量は記録しておく(ステップS8)。
更に、図12(d)に示すように、オフセットした測定素子を含むすべての測定素子で取得した点群を用いて面フィッティングを行い新たな補正基準面を生成し、この補正基準面からの各測定素子の離間量を計算する(ステップS9)
そして、すべての測定素子の離間量についてすべての点群データによるRMSの変化がなくなったか否かを判定する(ステップS10)。なお、この判定は、離間量の合計が予め定めた規定値より小さいか、により行うことができる。
そして、すべての測定素子の離間量について全体のRMSの変化がなくなった場合(ステップS10のYes)には、各測定素子のオフセット量を確定し、これによりキャリブレーションは終了する。そして、オフセット量を路面への入射角から測距値補正量に換算し、各測定素子の測距補正値とする(ステップS11)。
すべての測定素子の離間量について全体のRMSの変化がある場合(ステップS10のNo)には、図12(d)、図12(e)に示すように、ステップS7、ステップS8、ステップS9の処理を繰り返して行う。
これにより、複数ある測定素子の測定値の不揃いは解消され、路面性状の評価装置により正しい評価を行うことができる。
100:路面性状の評価装置(評価装置)
110:単位エリア設定手段
120:モデル面計算手段
130:点群データ生成手段
140:RMS演算手段
150:評価地図生成手段
160:凹部候補検出手段
161:区画設定手段
162:区画RMS演算手段
163:閾値比較手段
164:隣接区画比較手段
165:変形箇所検出マーク生成手段
170:画像生成手段
171:濃淡画像生成手段
172:評価地図画像生成手段
173:変形箇所候補画像生成手段
180:表示手段
181:離間量画像
182:評価地図
183:凹部候補表示画像
210:素子補正手段
211:暫定基準面設定手段
212:測定値取得手段
213:補正用点群データ生成手段
214:補正用基準面生成手段
215:離間量計算手段
216:測定素子決定手段
217:測定素子補正設定手段
218:補正制御手段
300:路面測定装置
310:スキャナ
320:全周カメラ
330:レーザーポインタ
340:車両
341:車輪
400:道路
410:単位エリア
420:参照領域

Claims (9)

  1. 測定光を発して反射光を受ける複数の測定素子を備え、路面の測定経路に沿って移動させつつ前記複数の測定素子により前記路面を走査して前記路面の基準面からの離間量を測定して評価を行う路面性状評価装置における前記複数の測定素子の不揃いを補正する方法であって、
    前記補正を行うための基準エリア及び前記基準エリアの暫定基準面を設定するステップと、
    前記基準エリアについての各測定素子による測定値を取得するステップと、
    前記基準エリアにおいて、前記基準エリアの暫定基準面からの前記各点の離間量についての点群データを生成するステップと、
    を実行した後に、
    すべての測定素子による点群データの補正用基準面からの離間量が予め定めた基準値より小さくなるまで、
    すべての前記測定素子について統計量の前記補正用基準面からの離間量を計算するステップ、
    すべての前記測定素子において前記離間量が最大となった測定素子を決定し、当該離間量が最大となった前記測定素子の測定値から生成される点群データと前記補正用基準面との差が所定の閾値以下とするべく前記測定素子の補正値を決定するステップ、
    及び、
    補正した前記測定素子を含むすべての測定素子の測定値から新たな補正用基準面を生成するステップ、を繰り返し、
    各測定素子の最終的な補正値を決定する、
    ことを特徴とする路面性状の評価装置における測定素子の補正方法。
  2. 前記基準エリアの暫定基準面の設定に際して、前記複数の測定素子から選択した一つの測定素子で測定した前記基準エリアで取得した測定値から生成したフィッティング面からの各測定点における離間値が予め定めた規定値より小さいことを確認することを特徴とする請求項1に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法。
  3. 測定すべき前記路面の測定経路中における特定の箇所において前記基準エリアを設定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法。
  4. 前記測定経路の開始位置に相当する箇所及び終了位置に相当する箇所の少なくとも一方の箇所において前記基準エリアを設定することを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法。
  5. 前記開始位置に相当する箇所及び前記終了位置に相当する箇所の2箇所に前記基準エリアを設定し、この2箇所において取得した各測定素子の補正値に基づいて前記開始位置に相当する箇所から前記終了位置に相当する箇所に到る各測定位置における各測定素子の補正値を取得することを特徴とする請求項4に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法。
  6. 前記基準エリアには、平板を配置することを特徴とする請求項1から請求項5までの何れか一項に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法。
  7. 請求項1から請求項6までの何れか一項に記載の路面性状の評価装置における測定素子の補正方法を含み、この補正値に基づいて各測定素子を補正して前記路面の評価を行うことを特徴とする路面性状の評価方法。
  8. 測定光を発して反射光を受ける複数の測定素子を備え、路面の測定経路に沿って移動させつつ前記複数の測定素子により前記路面を走査して前記路面の基準面からの離間量を測定して評価を行う路面性状評価装置であって、
    前記補正を行うための基準エリア及び前記基準エリアの暫定基準面を設定する手段と、
    前記基準エリアについての各測定素子による測定値を取得する手段と、
    前記基準エリアにおいて、基準エリアの暫定基準面からの前記各点の離間量についての点群データを生成する手段と、
    すべての前記測定素子から取得した前記点群データの統計量に基づいて補正用基準面を生成する手段と、
    すべての前記測定素子について前記統計量の前記補正用基準面からの離間量を計算する手段と、
    すべての前記測定素子において前記離間量が最大となった測定素子を決定する手段と、
    前記離間量が最大となった前記測定素子の測定値から生成される点群データと前記補正用基準面との差が所定の閾値以下とするべく前記測定素子を補正する手段と、
    補正した前記測定素子を含むすべての測定素子の測定値から新たな補正用基準面を生成する手段と、
    すべての測定素子による点群データの前記補正用基準面からの離間量が予め定めた基準値より小さくなるまで、すべての前記測定素子について前記統計量の前記補正用基準面からの離間量を計算し、すべての前記測定素子において前記離間量が最大となった測定素子を決定し、前記離間量が最大となった前記測定素子の測定値から生成される点群データと前記補正用基準面との差が所定の閾値以下とするべく前記測定素子を補正し、補正した前記測定素子を含むすべての測定素子の測定値から新たな補正用基準面を生成すること、を繰り返して、各測定素子の補正値を最終的な補正値とする手段と、
    を備えることを特徴とする路面性状の評価装置。
  9. 請求項8に記載の路面性状の評価装置を備え、この補正値に基づいて前記路面の評価を行うことを特徴とする路面性状の評価装置。
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