JP6866966B2 - 表示ポール及びその施工方法 - Google Patents
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Description
施工面(「表示ポールを施工する面」のこと。以下同じ。)に立設されて、その外周部で表示を行う表示ポールであって、
表示ポールの外面を保護するための透明な筒状保護カバーと、
筒状保護カバーの内周面に沿って筒状に配され、外側を向く面に表示が表された表示シートと、
表示シートの内側に挿入される筒状弾性部材と、
筒状弾性部材の内側に挿入される芯部材と、
を備え、
筒状弾性部材の内側に芯部材を挿入する前の状態においては、
筒状保護カバーの内幅W1(筒状保護カバーが円筒状である場合にはその内径に一致する。)が、筒状弾性部材の外幅W2(筒状弾性部材が円筒状である場合にはその外径に一致する。)よりも大きく、
筒状弾性部材の内幅W3(筒状弾性部材が円筒状である場合にはその内径に一致する。)が、芯部材の外幅W4(芯部材が円筒状又は円柱状である場合にはその外径に一致する。)よりも小さくなっており、
筒状弾性部材の内側に芯部材を挿入した後の状態においては、
筒状弾性部材の内周面が芯部材の外周面で押されて筒状弾性部材が膨張することによって、表示シートにおける外側を向く面が筒状保護カバーの内周面に密着するようにした
ことを特徴とする表示ポール
を提供することによって解決される。
筒状保護カバーの上部に取り付けられる上側キャップを備え、
上側キャップが、
筒状保護カバーの上側を覆うための天板部と、
天板部の周縁から下側に突出し、筒状保護カバーの上部の外周面を覆う筒状裾部と、
を有し、
筒状裾部の内周面に、水の侵入を防止するためのシール加工部が設けられた
ものとする
ことも好ましい。
筒状保護カバーの下側の開口を塞ぐ状態で、筒状保護カバーの下部に配される下側キャップを備える
ことも好ましい。
施工面に立設されて、その外周部で表示を行う表示ポールの施工方法であって、
表示ポールの外面を保護するための透明な筒状保護カバーと、
外側を向く面に表示が表された表示シートと、
筒状保護カバーの内幅W1よりも小さな外幅W2を有する筒状弾性部材と、
筒状弾性部材の内幅W3よりも大きな外幅W4を有する芯部材と、
を用い、
筒状保護カバーの内周面に沿って表示シートを筒状に配し、
その表示シートの内側に筒状弾性部材を挿入した後、
その筒状弾性部材の内側に芯部材を圧入することにより、筒状弾性部材を径方向に膨張させ、表示シートにおける外側を向く面を筒状保護カバーの内周面に密着させる
ことを特徴とする表示ポールの施工方法
を提供することによっても解決される。
本発明の表示ポールの施工方法において、芯部材は、新設のものに限らず、既設のものを使用することもできる。
まず、第一実施態様の表示ポールについて説明する。図1は、第一実施態様の表示ポールを分解した状態を示した斜視図である。図2は、筒状弾性部材30の内側に芯部材40を挿入する前(同図(a))及び挿入した後(同図(b))における第一実施態様の表示ポールを、その中心線に垂直な平面で切断した状態を示した断面図である。図3は、第一実施態様の表示ポールを施工面に施工した状態を、表示ポールの中心線を含む平面で切断して示した断面斜視図である。
[手順1]
表示シート20を筒状にする。
[手順2]
手順1で筒状にされた表示シート20を、筒状保護カバー10の内側(筒状保護カバー10を上下方向に貫通して設けられた空洞部)に挿入し、表示シート20の外面を、筒状保護カバー10の内周面に沿わせる。
[手順3]
手順2で筒状保護カバー10の内側に挿入された表示シート20の内側(筒状に巻かれた状態の表示シート20の内側)に、弾性筒状部材30を挿入する。
[手順4]
手順3で表示シート20の内側に挿入された筒状弾性部材30の内側(筒状弾性部材30を上下方向に貫通して設けられた空洞部)に芯部材40を挿入し、筒状弾性部材30を径方向に膨張させる。
[手順5]
手順4を終えた筒状保護カバー10の上側の開口に、上側キャップ50を被せる。
[手順6]
手順5で筒状保護カバー10の上側に被せられた上側キャップ50を、上側キャップ固定手段60により、芯部材40の上端部に固定する。
という手順を経て、組み立てられるものとなっている。
筒状保護カバー10は、表示ポールの最外面を形成し、後述する表示シート20の外面(表示部)を雨等から保護するためのものとなっている。筒状保護カバー10は、表示シート20の視認性を阻害しないように、透明性を有する材料で形成され、且つ、後述する筒状弾性部材30の膨張に耐え得るように、剛性を有する硬質材料か、又は、柔軟な材料であっても筒状弾性部材30の膨張を拘束できる程度のもので形成される。このような条件を満たす材料としては、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)や、ポリエチレン(PE)や、ポリプロピレン(PP)や、ポリ塩化ビニル(PVC)や、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)や、ポリカーボネート(PC)や、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等の透明樹脂や、これらの透明樹脂に熱可塑性エラストマー等を含ませたもの等が例示される。筒状保護カバー10を、熱可塑性エラストマーやゴム等の柔軟性を有する材料で形成した場合には、表示ポールを、衝撃吸収性を有するものとして、安全性の高いものとすることができる。また、筒状保護カバー10を紫外線遮蔽材料で形成したり、紫外線遮蔽材料で形成されたシートを筒状保護カバー10に貼り付けたりすることによって、紫外線による表示シート20の劣化を抑えることも可能である。
表示シート20は、その外面に表示が施されたシート状部材となっている。表示シート20の外面の表示は、透明な筒状保護カバー10を通じて、表示ポールの周囲にいる人から視認できるようになっている。表示シート20の外面に表わす表示としては、文字や記号のほか、マーク等の図形や、色彩や、これらを組み合わせたものが表される。第一実施態様の表示ポールにおいて、表示シート20の外面には、「立入禁止」の文字を印刷により表わしている。表示シート20は、その素材を特に限定されるものではないが、通常、紙や樹脂フィルム等が用いられる。表示シート20を紙等とする場合には、表示シート20の表面には樹脂等のラミネートを施すこともできる。これにより、表示シート20を強靭で耐久性に優れたものとすることが可能になる。ただし、本発明の表示ポールにおいて、表示シート20の外面は、筒状保護カバー10によって保護された状態となるため、安価なシート(例えば、市販のコピー用紙にプリンターで印刷しただけのもの。)でも、表示シート20として使用することが可能になる。
筒状弾性部材30は、筒状保護カバー10の内側に挿入された表示シート20を筒状保護カバー10の内周面に押し付けるためのものとなっている。加えて、第一実施態様の表示ポールにおいて、筒状弾性部材30は、表示ポールに緩衝機能を付与する機能も奏するものとなっている。この筒状弾性部材30は、上下方向に貫通した空洞部を有する筒状部材となっており、弾性変形可能な(その内側に芯部材40を挿入(圧入)するとその外周部が径方向に膨張する)弾性材料を筒状に成形したものとなっている。筒状弾性部材30の長さ(中心線に沿った方向の長さ。以下同じ。)は、特に限定されないが、通常、筒状保護カバー10と同程度とされる。
芯部材40は、既に述べたように、筒状弾性部材30の内側に挿入(圧入)することで、筒状弾性部材30を径方向に膨張させるものとなっている。第一実施態様の表示ポールにおいて、芯部材40は、表示ポールを施工面に立設する杭としての機能も有するものとなっている。すなわち、芯部材40は、図3に示すように、その下端部が施工面に埋設されるようになっている。このため、芯部材40の下端部は、施工面に打ち込みやすいように先鋭に形成している。具体的には、芯部材40の下端部に、その先端(下端)が先鋭に形成された錐状部材を溶接等により固定している。このため、芯部材40は、施工面が未舗装の地面である場合だけでなく、アスファルト等で舗装された地面である場合であっても、施工面に打ち込むことが可能となっている。また、第一実施態様の表示ポールにおいて、芯部材40は、上側キャップ50の固定対象としても機能するものとなっている。具体的には、芯部材40の上端部に、上側キャップ固定手段60を固定するための被固定部材を溶接等により固定している。この被固定部材には、ボルト(上側キャップ固定手段60)を螺合するためのボルト孔が形成されている。
上側キャップ50は、図3に示すように、筒状保護カバー10の上部に取り付けるものとなっている。この上側キャップ50は、筒状保護カバー10の上側の開口を塞ぐための天板部51と、天板部51の周縁から下側に突出する筒状裾部52とを有するものとなっている。筒状裾部52は、筒状保護カバー10の上部における外周面を囲うように、筒状に形成されている。筒状裾部52の内周面には、シール加工部52aが設けられており、筒状裾部52の下端縁近傍における筒状保護カバー10の外面に付着した水分等が、毛細管現象により上昇しないようにしている。シール加工部52aは、斯様な作用を発揮できるのであれば、その具体的な加工形態を特に限定されない。第一実施態様の表示ポールにおいて、シール加工部52aは、微細な凸条及び凹溝が繰り返し形成している。
上側キャップ固定手段60は、上側キャップ50を表示ポールの本体部(第一実施態様の表示ポールにおいては、芯部材40の上端部)に固定するためのものとなっている。上側キャップ固定手段60は、斯様な機能を発揮できるものであれば、その種類を特に点綴されない。第一実施態様の表示ポールにおいて、上側キャップ固定手段60は、ボルトとしている。このため、上側キャップ50の天板部51には、ボルトを通すためのボルト挿通孔を設けており、芯部材40の上端部には、ボルトを螺合するためのボルト螺合孔を設けている。上側キャップ50のボルト挿通孔にシールゴムを配した状態で、当該ボルト挿通孔に挿通したボルトを螺合するようにすれば、ボルト挿通孔周辺のシール性を高めることができる。
第一実施態様の表示ポールは、その用途を特に限定されないが、工事現場や駐車場やイベント会場等の各種現場に施工するものとして適している。第一実施態様の表示ポールは、その存在自体が何らかの目印になるだけでなく、表示シート20の外面に表わした表示内容によって、それを目にした人に何らかのメッセージを伝えることができるものとなっている。
続いて、第二実施態様の表示ポールについて説明する。図4は、第二実施態様の表示ポールを施工面に施工した状態を、表示ポールの中心線を含む平面で切断して示した断面斜視図である。第二実施態様の表示ポールについては、第一実施態様の表示ポールと異なる部分についてのみ説明する。第二実施態様の表示ポールにおいて特に言及しない構成については、第一実施態様の表示ポールで述べたものと同様の構成を採用することができる。
20 表示シート
30 弾性筒状部材
40 芯部材
50 上側キャップ
51 天板部
52 筒状裾部
52a シール加工部
60 上側キャップ固定手段
70 下側キャップ
W1 筒状保護カバーの内幅(内径)
W2 筒状弾性部材の外幅(外径)
W3 筒状弾性部材の内幅(内径)
W4 芯部材の外幅(外径)
α 筒状保護カバーの内周面と筒状弾性部材の外周面との間の隙間
Claims (4)
- 施工面に立設されて、その外周部で表示を行う表示ポールであって、
表示ポールの外面を保護するための透明な筒状保護カバーと、
筒状保護カバーの内周面に沿って筒状に配され、外側を向く面に表示が表された表示シートと、
表示シートの内側に挿入される筒状弾性部材と、
筒状弾性部材の内側に挿入される芯部材と、
を備え、
筒状弾性部材の内側に芯部材を挿入する前の状態においては、
筒状保護カバーの内幅W1が、筒状弾性部材の外幅W2よりも大きく、
筒状弾性部材の内幅W3が、芯部材の外幅W4よりも小さくなっており、
筒状弾性部材の内側に芯部材を挿入した後の状態においては、
筒状弾性部材の内周面が芯部材の外周面で押されて筒状弾性部材が膨張することによって、表示シートにおける外側を向く面が筒状保護カバーの内周面に密着するようにした
ことを特徴とする表示ポール。
- 筒状保護カバーの上部に取り付けられる上側キャップを備え、
上側キャップが、
筒状保護カバーの上側を覆うための天板部と、
天板部の周縁から下側に突出し、筒状保護カバーの上部の外周面を覆う筒状裾部と、
を有し、
筒状裾部の内周面に、水の侵入を防止するためのシール加工部が設けられた
ものとされた
請求項1記載の表示ポール。
- 筒状保護カバーの下側の開口を塞ぐ状態で、筒状保護カバーの下部に配される下側キャップを備えた
請求項1又は2記載の表示ポール。
- 施工面に立設されて、その外周部で表示を行う表示ポールの施工方法であって、
表示ポールの外面を保護するための透明な筒状保護カバーと、
外側を向く面に表示が表された表示シートと、
筒状保護カバーの内幅W1よりも小さな外幅W2を有する筒状弾性部材と、
筒状弾性部材の内幅W3よりも大きな外幅W4を有する芯部材と、
を用い、
筒状保護カバーの内周面に沿って表示シートを筒状に配し、
その表示シートの内側に筒状弾性部材を挿入した後、
その筒状弾性部材の内側に芯部材を圧入することにより、筒状弾性部材を径方向に膨張させ、表示シートにおける外側を向く面を筒状保護カバーの内周面に密着させる
ことを特徴とする表示ポールの施工方法。
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| JP2017062167A JP6866966B2 (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | 表示ポール及びその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017062167A JP6866966B2 (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | 表示ポール及びその施工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP6866966B2 true JP6866966B2 (ja) | 2021-04-28 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017062167A Active JP6866966B2 (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | 表示ポール及びその施工方法 |
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