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JP6872141B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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JP6872141B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンター、ファクシミリなどの電子写真方式の画像形成装置は現像剤としてトナーが用いられる。画像形成装置はトナーを収容するトナー補給容器からトナーの供給を受け、現像部へのトナーの安定供給を実現する。トナー補給容器は現像部に対して着脱可能に設けられる。このように現像部の周囲に着脱可能に設けられるトナー容器を有する画像形成装置の従来技術の例が特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載された作像ユニットは、現像手段とトナー回収容器とが相互に一体的に結合された状態でフレームに対して着脱自在である。この作像ユニットはトナーを移送する移送パイプの先端において、開閉自在に構成されたシャッターを介してトナーをトナー回収容器に回収する。シャッターには閉方向に付勢力が付与される。そして、現像手段とトナー回収容器とを一体的にフレームに装着する際、付勢力に抗してシャッターが開放され、装着が完了すると当該付勢力が現像手段に及ばないよう構成されたシャッター開閉機構を備える。
特開平11−95638号公報
しかしながら、特許文献1に記載された作像ユニットでは、シャッターに付与されるコイルばねによる付勢力が現像手段とクリーニング手段とを離隔させる方向に作用する。これにより、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一方に感光体から離隔させる方向に力が作用する虞があることが課題であった。したがって、例えば好適な現像を実現するために現像部と感光体との間を所定の間隔に保持することに対して悪影響が及ぶことが懸念された。
トナー補給容器に関して言えば、近年トナー補給容器の使用期間をできるだけ長くさせる、すなわちトナー補給容器を長持ちさせるために、トナー補給容器の大型化が提案されている。しかしながら、大型化を図ったトナー補給容器の場合、その容器の重みで現像部を感光体から離隔させる方向に力が作用する虞があることが課題であった。これにより、好適な現像を実現するために現像部と感光体との間を所定の間隔に保持することに対して悪影響が及ぶことが懸念された。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、トナー補給容器を現像部に対して装着するときにおいて、現像部と感光体との間を所定の間隔に好適に保持することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、トナー像を担持する感光体と、前記感光体に対向するとともに前記感光体に対して接近、離隔する方向に変位可能に設けられて前記感光体にトナーを供給する現像部と、前記感光体に接近する方向に前記現像部を付勢する第1付勢部材と、前記現像部に対して着脱可能に設けられて前記現像部に補給するトナーを収容するトナー補給容器と、前記トナー補給容器に設けられて前記現像部に向かってトナーが排出されるトナー排出口と、前記トナー排出口に対して開閉可能に前記トナー補給容器に設けられたシャッター部材と、前記トナー補給容器に設けられて前記トナー排出口を閉鎖する方向に前記シャッター部材を付勢する第2付勢部材と、前記現像部に設けられて前記トナー補給容器の前記現像部への装着時に前記シャッター部材に接触し、前記トナー排出口を開放する方向に前記シャッター部材を移動させる位置変更部とを備え、前記シャッター部材は、前記トナー排出口を開放、閉鎖する方向に回転変位可能に設けられた有底円筒形状を成すとともに、その外周面に設けられて回転軸線方向に沿って延びる螺旋羽根を有し、前記トナー補給容器の前記現像部への装着時において、前記位置変更部が前記螺旋羽根に接触するとともに、前記感光体に接近する方向に前記現像部を付勢する付勢力が、前記第1付勢部材による付勢力と、前記第2付勢部材による付勢力とを含む。
この構成によると、シャッター部材を閉鎖方向に付勢する第2付勢部材による付勢力が、現像部を感光体に接近させる方向に作用する。これにより、現像部と感光体との間が所定の間隔に好適に保持される。
また、上記構成の画像形成装置において、前記トナー排出口が前記現像部に対して近接する領域に設けられて前記トナー補給容器と前記現像部との間で緩衝作用を生じさせる弾性部材を備え、前記トナー補給容器の前記現像部への装着時において、前記シャッター部材と前記位置変更部との接触部に作用する前記第2付勢部材による付勢力は、前記接触部から前記弾性部材が設けられた方向に向かう力を含む。
また、上記構成の画像形成装置において、前記トナー補給容器の前記現像部への装着時において、前記シャッター部材と前記位置変更部との前記接触部に作用する前記第2付勢部材による付勢力は、前記接触部から前記感光体が設けられた方向に向かう力と、前記接触部から前記弾性部材が設けられた方向に向かう力との合力である。
また、上記構成の画像形成装置において、前記現像部は、支軸を介して前記感光体に対して接近、離隔する方向に回転変位可能に設けられ、前記シャッター部材は、前記トナー排出口を開放、閉鎖する方向に回転変位可能に設けられ、前記現像部の前記支軸の回転軸線と、前記シャッター部材の回転軸線とが平行であり、前記シャッター部材と前記位置変更部との接触部が、前記シャッター部材の回転軸線と前記感光体との間にあり、前記接触部と前記現像部の前記支軸の回転軸線とを結ぶ直線に対して、前記接触部と前記シャッター部材の回転軸線とを結ぶ直線の成す角が90°よりも小さい。
また、上記構成の画像形成装置において、前記シャッター部材は、前記トナー排出口を開放、閉鎖する方向に回転変位可能に設けられた有底円筒形状を成すとともに、その外周面に設けられて回転軸線方向に沿って延びる螺旋羽根を有し、前記トナー補給容器の前記現像部への装着時において、前記位置変更部が、前記螺旋羽根に接触する。
本発明の構成によれば、トナー補給容器を現像部に対して装着するときにおいて、現像部と感光体との間を所定の間隔に好適に保持することが可能な画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態の画像形成装置の部分垂直断面正面図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画像形成部の概略垂直断面正面図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の現像部周辺の構成を示す垂直断面正面図である。 本発明の実施形態の現像部のトナー補給部の部分斜視図である。 本発明の実施形態のトナー補給容器の部分側面図である。 本発明の実施形態のトナー補給容器の部分斜視図である。 本発明の実施形態のトナー補給部とトナー補給容器との接続領域を示す垂直断面側面図である。 本発明の実施形態のトナー補給部とトナー補給容器との接続領域を示す斜視図である。 本発明の実施形態のトナー補給容器の現像部への装着の、第1段階におけるトナー補給部とシャッター部材との構成を示す側面図である。 本発明の実施形態のトナー補給容器の現像部への装着の、第2段階におけるトナー補給部とシャッター部材との構成を示す側面図である。 本発明の実施形態のトナー補給容器の現像部への装着の、第3段階におけるトナー補給部とシャッター部材との構成を示す側面図である。 本発明の実施形態のトナー補給容器の現像部への装着の、最終段階におけるトナー補給部とシャッター部材との構成を示す側面図である。 本発明の実施形態のトナー補給容器の現像部への装着時における現像部のトナー補給部とトナー補給容器のシャッター部材との位置関係を示す斜視図である。 本発明の実施形態のトナー補給容器の現像部への装着時における現像部に作用する力の構成を示す垂直断面正面図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。なお、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
最初に、本発明の実施形態の画像形成装置について、図1を用いてその構造の概略を説明しつつ、画像出力動作を説明する。図1は画像形成装置の部分垂直断面正面図の一例である。なお、図1の矢印付き二点鎖線は用紙の搬送経路及び搬送方向を示す。また、図1の上下方向、左右方向及び紙面奥行き方向が画像形成装置の上下方向、左右方向及び奥行き方向である。
画像形成装置1は、図1に示すように所謂タンデム型のカラー複写機であり、その本体筐体1aに原稿の画像を読み取る画像読取部2と、読み取った画像を用紙等の転写材に印刷する印刷部3と、印刷条件の入力や稼働状況の表示を行うための操作部4と、主制御部5とを備える。
画像読取部2は不図示のプラテンガラスの上面に載置された原稿の画像を不図示のスキャナーを移動して読み取る公知のものである。原稿の画像は赤(R)、緑(G)、青(B)の三色に色分解され、不図示のCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーで電気信号に変換される。これにより、画像読取部2は赤(R)、緑(G)、青(B)の色別の画像データを得る。
画像読取部2が得た色別の画像データは主制御部5において各種処理が行われ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各再現色の画像データに変換されて主制御部5の不図示のメモリーに格納される。メモリーに格納された再現色別の画像データは位置ずれ補正のための処理を受けた後、像担持体である感光体ドラム21に対する光走査を行うために用紙の搬送と同期して走査ラインごとに読み出される。
印刷部3は電子写真方式によって画像を形成し、その画像を用紙に転写する。印刷部3は中間転写体を無端状のベルトとして形成した中間転写ベルト11を備える。中間転写ベルト11は駆動ローラ12、従動ローラ13、14に巻き掛けられる。中間転写ベルト11には従動ローラ13が不図示のばねによって図1における上方に付勢されることにより張力が与えられる。中間転写ベルト11は駆動ローラ12によって図1における反時計回りに回転移動する。
駆動ローラ12は中間転写ベルト11を挟んで対向する二次転写ローラ15に圧して接触する。従動ローラ14の箇所では、中間転写ベルト11を挟んで従動ローラ14に対向するように設けられた中間転写クリーニング部16が中間転写ベルト11の外周面に接触する。中間転写クリーニング部16は中間転写ベルト11の外周面に形成されたトナー像が用紙に転写された後、中間転写ベルト11の外周面に残留したトナーなどの付着物を除去してクリーニングする。
中間転写ベルト11の下方にはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各再現色に対応する画像形成部20Y、20M、20C、20Kが設けられる。なお、この説明において、特に限定する必要がある場合を除き、「Y」、「M」、「C」、「K」の識別記号の記載を省略して、例えば「画像形成部20」と総称することがある。4台の画像形成部20は中間転写ベルト11の回転方向に沿って、回転方向の上流側から下流側に向けて一列にして配置される。4台の画像形成部20は構成がすべて同じであり、図1における時計回りに回転する感光体ドラム21を中心としてその周囲に帯電部22、現像部40、ドラムクリーニング部25及び一次転写ローラ26を備える(図2参照)。
4台の画像形成部20各々の現像部40の上方には、各再現色に対応するトナー補給容器60が設けられる。トナー補給容器60はその内部に新しい未使用のトナーを収容し、現像部40にトナーを補給する。トナー補給容器60は現像部40、すなわち画像形成装置1に対して着脱可能に設けられ、適宜新しいものと交換することが可能である。現像部40及びトナー補給容器60の詳細は後述する。
4台の画像形成部20の下方には、4台の画像形成部20各々の感光体ドラム21に光を照射し露光する露光部23が設けられ、さらにその下方に用紙供給装置91が設けられる。用紙供給装置91はその内部に複数の用紙Pを積載して収容し、用紙Pをその最上層から順に1枚ずつ用紙搬送路Qに送り出す。用紙供給装置91から用紙搬送路Qに送り出された用紙Pはレジストローラ対94の箇所に到達する。そして、レジストローラ対94が用紙Pの斜め送りを矯正(スキュー補正)しつつ中間転写ベルト11の回転と同期をとって、中間転写ベルト11と二次転写ローラ15との接触部(二次転写ニップ部)に向けて用紙Pを送り出す。
画像形成部20では露光部23から照射された光によって感光体ドラム21の表面に静電潜像が形成され、その静電潜像が現像部40によってトナー像として可視像化される。感光体ドラム21の表面に形成されたトナー像は感光体ドラム21が中間転写ベルト11を挟んで一次転写ローラ26と対向する箇所において中間転写ベルト11の外周面に一次転写される。そして、中間転写ベルト11の回転とともに所定のタイミングで各画像形成部20のトナー像が順次中間転写ベルト11に転写されることにより、中間転写ベルト11の外周面にはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト11の外周面に一次転写されたカラートナー像はレジストローラ対94により同期をとって送られてきた用紙Pに、中間転写ベルト11と二次転写ローラ15とが接触して形成される二次転写ニップ部にて転写される。
二次転写ニップ部の上方には定着部95が備えられる。二次転写ニップ部にて未定着トナー像が転写された用紙Pは定着部95へと送られ、トナー像が加熱、加圧されて用紙Pに定着される。定着部95を通過した用紙Pは中間転写ベルト11の上方に設けられた用紙排出部96に排出される。
操作部4は画像読取部2の正面側に設けられる。操作部4は、例えばユーザーによる印刷に使用する用紙Pの種類やサイズ、拡大縮小、両面印刷の有無といった印刷条件などの設定の入力や、ファクシミリ送信におけるファックス番号や送信者名などの設定の入力を受け付ける。また、操作部4は、例えば装置の状態や注意事項、エラーメッセージなどを表示部4wに表示することによって、それらをユーザーに対して報知するための報知部としての役割も果たす。
また、画像形成装置1にはその全体の動作制御のため、不図示のCPUや画像処理部、その他の図示しない電子部品で構成された主制御部5が設けられる。主制御部5は中央演算処理装置であるCPUと画像処理部とを利用し、メモリーに記憶、入力されたプログラム、データに基づき画像読取部2や印刷部3などといった構成要素を制御して一連の画像形成動作、印刷動作を実現する。
続いて、画像形成装置1の画像形成部20の構成及びその動作について、図1に加えて図2を用いて説明する。図2は画像形成部20の概略垂直断面正面図である。なお、図2以降の説明において、図中の上下方向(Z方向)、左右方向(Y方向)及び紙面奥行き方向(X方向)が画像形成装置1及び画像形成部20の上下方向、左右方向及び奥行き方向(前後方向)である。また前述のように、4色の各画像形成部20は構造が共通するので、各色を表す識別記号の記載は省略する。
画像形成部20は、図2に示すようにその中心に像担持体である感光体ドラム21を備える。感光体ドラム21の近傍には、その回転方向に沿って順に帯電部22、現像部40及びドラムクリーニング部25が配置される。一次転写ローラ26は感光体ドラム21の回転方向に沿って現像部40とドラムクリーニング部25との間に設けられる。なお、ドラムクリーニング部25の、感光体ドラム21の回転方向下流側には不図示の除電装置が配置される。
感光体ドラム21は画像形成装置1の用紙搬送方向と直角をなす用紙幅方向(前後方向)、すなわち図2の紙面奥行き方向(X方向)に延び、その軸線方向を水平にして配置される。感光体ドラム21は、例えばアルミニウム等により構成される導電性ローラ状基体の外側に無機光導電性材料の感光層を設けた無機感光体のドラムである。感光体ドラム21は不図示の駆動装置によってその周速度が中間転写ベルト11の速度と略同じになるように、正面から見て時計回りに回転される。
帯電部22は帯電ローラ22a及びクリーニングローラ22bを備える。帯電ローラ22aは所定の圧力で感光体ドラム21に接触し、感光体ドラム21の回転に従って回転する。この帯電ローラ22aにより、感光体ドラム21の表面はマイナス極性の所定電位で一様に帯電する。クリーニングローラ22bは帯電ローラ22aに接触して回転するとともに、帯電ローラ22aの表面の付着物を除去してクリーニングする。
露光部23は画像形成部20の下方に配置され、4台の画像形成部20に対して1台設けられる。露光部23は、形成する画像データに基づき変調された光を感光体ドラム21の表面に照射する。これにより、帯電部22によって帯電させた電位が部分的に光減衰して原稿画像の静電潜像が形成される。
現像部40はその現像容器41に、現像部材である現像ローラ42を備える。現像部40は感光体ドラム21の軸線方向(前後方向、図2のX方向)に沿って延びる支軸41aを介して画像形成装置1の本体筐体1a(図1に図示)に揺動可能に支持される。現像部40は支軸41aを中心とした揺動に関して不図示の位置決め部を有し、現像ローラ42の周面が感光体ドラム21の周面に対して所定間隔を維持して対向するように位置決めされる。現像部40によって現像剤中のトナーが帯電されて感光体ドラム21の表面の静電潜像に供給され、静電潜像が現像される。現像部40とその周辺の詳細な構成については後述する。
一次転写ローラ26は中間転写ベルト11を挟んで感光体ドラム21に接触する。一次転写ローラ26は所定の圧力で中間転写ベルト11に接触し、中間転写ベルト11の回転に従って回転する。一次転写ローラ26にはトナーの帯電極性と逆極性の一次転写バイアスが印加される。
ドラムクリーニング部25は、感光体ドラム21に接触するクリーニングブレード25aを備える。クリーニングブレード25aはその先端部が所定の圧力で感光体ドラム21に接触する。ドラムクリーニング部25は感光体ドラム21の表面に形成されたトナー像が中間転写ベルト11に転写された後、感光体ドラム21の表面に残留したトナーなどの付着物を除去してクリーニングする。
続いて、現像部40の構成について、図2に加えて図3を用いて説明する。図3は現像部40周辺の構成を示す垂直断面正面図である。
現像部40は、図2及び図3に示すように現像容器41及び現像ローラ42に加えて、第1搬送部材43及び第2搬送部材44を備える。
現像容器41は感光体ドラム21の軸線方向に沿って細長い形状で構成され、その長手方向を水平にして配置される。現像容器41は現像剤として、例えば非磁性トナー粒子と磁性キャリアとを混合して構成された二成分現像剤を収容する。
現像容器41の内部の主たる部分には現像剤を撹拌しながら搬送するための撹拌室45が設けられる。撹拌室45は現像容器41の外形と同様に、感光体ドラム21の軸線方向(図2及び図3のX方向)と平行に延びる長手状に構成される。撹拌室45の内部は正面から見て左右方向(図2及び図3のY方向)に並置された2室に区分される。撹拌室45の2室は互いの長手方向の両端部で連通される。補給トナーはトナー補給容器60から撹拌室45に補給される。
第1搬送部材43及び第2搬送部材44は撹拌室45の2室各々に配置される。第1搬送部材43及び第2搬送部材44は各々、水平方向に延びる回転軸43a、44aの外周面に設けられた不図示の搬送羽根を有する。第1搬送部材43及び第2搬送部材44は、各々、回転軸43a、44aの軸線回りに回転可能に現像容器41に支持される。第1搬送部材43及び第2搬送部材44は回転軸線方向に沿って現像剤を撹拌しながら搬送する。
現像ローラ42(図2に図示)は撹拌室45の上方の、感光体ドラム21との対向領域に配置される現像部材である。現像容器41は感光体ドラム21との対向領域に開口部46(図2に図示)を備える。現像ローラ42はこの開口部46に臨み、周面の一部が開口部46から外部に露出して感光体ドラム21と対向する。現像ローラ42は水平方向に延びる軸線回りに回転可能に現像容器41に支持される。現像ローラ42、第1搬送部材43及び第2搬送部材44は不図示のモーターによって回転駆動される。
また、現像部40は、ばね47(第1付勢部材)を備える。ばね47は現像容器41の下部に設けられた支軸41aに対して、現像ローラ42の配置領域を隔てた現像容器41の上部に設けられる。ばね47は引張コイルばねで構成され、その両端が現像容器41と画像形成部20のフレーム部20a(図2に図示)とに接続される。ばね47は現像部40を感光体ドラム21に接近する方向に付勢する。これにより、現像部40が支軸41aを中心として回転しようとするが、前述のように不図示の位置決め部により、現像ローラ42の周面が感光体ドラム21の周面に対して所定間隔を維持して対向するように位置決めされる。
さらに、現像部40はトナー補給部50を備える。トナー補給部50は現像ローラ42の軸線方向に関して現像容器41の外側に設けられ、現像容器41の正面外壁から前方に向かって突出する。トナー補給部50は略円筒形状を成し、その内部が現像容器41の内部、すなわち撹拌室45に連通する。トナー補給容器60の現像部40への装着時において、トナー補給容器60はトナー補給部50に接続される。
続いて、現像部40のトナー補給部50とトナー補給容器60との詳細な構成について、図4〜図9を用いて説明する。図4は現像部40のトナー補給部50の部分斜視図である。図5及び図6はトナー補給容器60の部分側面図及び部分斜視図である。図7及び図8はトナー補給部50とトナー補給容器60との接続領域を示す垂直断面側面図及び斜視図である。
図4に示すように、トナー補給部50は、現像容器41の正面外壁から前方に向かって、現像ローラ42の軸線と平行に略水平方向に突出する略円筒形状で構成される筒状部51を備える。筒状部51は搬送部材52(図7参照)、ガイド部53、弾性部材54及びトナー補給口55を備える。
搬送部材52は、図7に示すように筒状部51の内部に配置される。搬送部材52は筒状部51と同様に略水平方向に延びる回転軸52aの外周面に設けられた搬送羽根52bを有する。搬送部材52は回転軸52aの軸線回りに回転可能にして筒状部51に支持される。搬送部材52は回転軸線方向に沿って、後述するトナー補給口55から撹拌室45まで、トナー補給容器60から補給されたトナーを搬送する。
ガイド部53(位置変更部)は、図4に示すように筒状部51の先端上側に設けられる。ガイド部53は有底円筒形状の部材をその軸線方向に沿って割った形状を成し、その軸線が筒状部51の軸線と平行になるように、円筒の内面を上方に向けて配置される。
ガイド部53は正面から見て左右に位置する周壁の端部のうち、右側の周壁の端部に傾斜部53aを備える。傾斜部53aは筒状部51の先端側から後方に向かうに従い上方に向かって延びる傾斜で構成される。傾斜部53aは、トナー補給容器60の現像部40への装着時において、後述するシャッター部材63(図9に図示)と接触する。
弾性部材54はガイド部53の内底部に、湾曲するガイド部53の内面に沿って設けられる。弾性部材54は例えばスポンジで構成されて板状に形成され、ガイド部53の周方向及び軸線方向に沿って延びる。弾性部材54はトナー補給容器60の後述するトナー排出口62bが現像部40に対して近接する領域に設けられる。これにより、弾性部材54はトナー補給容器60と現像部40との間で緩衝作用を生じさせる。
トナー補給口55は平面視矩形を成し、ガイド部53に設けられる。トナー補給口55はガイド部53の上方から下方に向かって、弾性部材54、ガイド部53の底部周壁及び筒状部51の上部周壁の各々を貫通する。トナー補給口55はトナー補給部50の内部と外部とを連通させる。さらに、トナー補給口55は、トナー補給容器60の現像部40への装着時において、後述するトナー排出口62b(図7に図示)と連通する。
トナー補給容器60は、図5〜図8に示すように容器本体61、トナー排出部62、シャッター部材63及びばね64を備える。
容器本体61はトナー補給容器60の上部に設けられ、新しい未使用のトナーを収容する。容器本体61は左右の外壁部に、略水平方向に外側に向かって延びる係止片61aを備える。トナー補給容器60を現像部40に対して装着するとき、トナー補給容器60は係止片61aによって本体筐体1aに支持される。
トナー排出部62はトナー補給容器60の下部に設けられる。トナー排出部62は現像ローラ42の軸線と平行に前後方向に沿って延びる略円筒形状で構成される。トナー排出部62は、図7に示すように連通部62a及びトナー排出口62bを有する。
連通部62aは略円筒形状のトナー排出部62の前部上方に設けられる。連通部62aは容器本体61の内部とトナー排出部62の内部とを連通させる。容器本体61に収容された未使用のトナーは容器本体61の内底部から連通部62aを介してトナー排出部62の前部に移動し、さらにトナー排出部62の内部を後方に、トナー排出口62bに向かって移動する。
トナー排出口62bは平面視矩形を成し、略円筒形状のトナー排出部62の後部下方に設けられる。トナー排出口62bはトナー排出部62の内部から下方に向かって、トナー排出部62の下部周壁を貫通する。トナー排出口62bはトナー排出部62の内部と外部とを連通させる。さらに、トナー排出口62bは、図7に示すトナー補給容器60の現像部40への装着時において、トナー補給部50のトナー補給口55と連通する。そして、トナー排出口62bから現像部40に向かってトナーが排出される。
シャッター部材63はトナー排出部62の前後方向の中央部から後部にかけての領域に設けられる。シャッター部材63は前側に開口部を有し、後側に閉塞部を有する断面円形の有底円筒形状を成す。シャッター部材63の外径はガイド部53の内径よりも小さい。シャッター部材63はその軸線をトナー排出部62の軸線と一致させて、トナー排出部62の後方から前方に向かってトナー排出部62に被せられる。シャッター部材63はトナー排出部62に対してその前後方向(X方向)に延びる軸線回りに回転変位可能に設けられる。シャッター部材63は、図5〜図7に示すように窓部63a及び螺旋羽根63bを有する。
窓部63aはシャッター部材63の周壁に設けられる。窓部63aは前後方向においてトナー排出口62bと同じ位置に配置される。窓部63aはシャッター部材63の内部から外部に向かって、シャッター部材63の周壁を貫通する。また、窓部63aはトナー排出口62bと同じ形状、同じ大きさの平面視矩形を成す。窓部63aを利用することで、シャッター部材63はトナー排出口62bに対して開閉可能に設けられる。
螺旋羽根63bはシャッター部材63の外周面に設けられる。螺旋羽根63bはシャッター部材63の軸線方向に沿って螺旋状に回転しながら延びる。螺旋羽根63bは、図5及び図6に示すようにトナー補給容器60の現像部40への装着前の状態において、正面から見てシャッター部材63の右側に位置するように設けられる。
ばね64(第2付勢部材)は、図7及び図8に示すようにシャッター部材63の開口部付近に設けられる。なお、説明の便宜上、図8ではシャッター部材63自体の描画を省略し、シャッター部材63の外形のみを破線で描画した。
ばね64はトナー排出部62の外周面とシャッター部材63の内周面との間に配置される。ばね64はねじりコイルばねで構成され、そのコイル部をトナー排出部62が貫通する。ばね64はねじりコイルばねの一端がトナー排出部62に接続され、他端がシャッター部材63に接続される。これにより、ばね64はトナー排出部62の周囲で、前後方向(X方向)に延びるトナー排出部62の軸線回りに回転変位するシャッター部材63に対して、その回転方向に付勢力を作用させる。
シャッター部材63の窓部63aは、図5及び図6に示すようにトナー補給容器60の現像部40への装着前の状態において、トナー排出口62bとは異なる場所に位置する。これにより、トナー排出口62bはシャッター部材63の周壁によって閉鎖される。すなわち、ばね64はトナー排出口62bを閉鎖する方向にシャッター部材63を付勢する。これにより、トナー補給容器60の現像部40への装着前の状態において、トナー補給容器60の内部に収容されたトナーがトナー排出口62bから漏洩しない。
次に、トナー補給容器60の現像部40への装着動作について、図9〜図13を用いて説明する。図9、図10、図11及び図12はトナー補給容器60の現像部40への装着の、第1段階、第2段階、第3段階及び最終段階におけるトナー補給部50とシャッター部材63との構成を示す側面図である。図13はトナー補給容器60の現像部40への装着時におけるトナー補給部50とシャッター部材63との位置関係を示す斜視図である。なお、図13では、シャッター部材63及びばね64以外の、トナー補給容器60の他の部材の描画を省略した。
上記構成のトナー補給容器60は、現像部40に装着するとき、画像形成装置1の前方から後方に向かって、本体筐体1aの所定の収容領域に収容される。
トナー補給容器60の現像部40への装着の第1段階において、容器本体61の係止片61aが本体筐体1aに係合すると、図9に示すように、シャッター部材63(トナー排出部62)がトナー補給部50の上方、且つガイド部53の前方に位置する。さらに、トナー補給容器60が後方に向かって移動すると、シャッター部材63の螺旋羽根63bがガイド部53(位置変更部)の傾斜部53aに接触する。
続いて、さらにトナー補給容器60が後方に向かって移動すると、当該装着の第2段階において、図10に示すようにシャッター部材63の螺旋羽根63bがガイド部53の傾斜部53aに乗り上げ、シャッター部材63が正面から見て反時計方向に回転する。このとき、シャッター部材63はばね64による付勢力に抗して回転する。さらに、トナー補給容器60が後方に向かって移動すると、当該装着の第3段階において、図11に示すようにシャッター部材63が螺旋羽根63b及びガイド部53の傾斜部53aの形状に従って回転する。
そして、トナー補給容器60の現像部40への装着の最終段階において、図12及び図13に示すように螺旋羽根63bが傾斜部53aを越え、ガイド部53の周壁の上縁部53bの上方に到達する。トナー補給容器60の現像部40への装着が完了すると、図7及び図8に示すようにトナー補給部50とトナー排出部62とが接続される。ガイド部53では弾性部材54にシャッター部材63の底部が接触して緩衝作用が生じる。
シャッター部材63が回転することで、図7に示すように窓部63aがトナー排出口62bの直下に移動し、トナー排出口62bと窓部63aとが連通する。このようにして、ガイド部53の傾斜部53aは、トナー補給容器60の現像部40への装着時にシャッター部材63の螺旋羽根63bに接触し、トナー排出口62bを開放する方向にシャッター部材63を移動させる。シャッター部材63は、トナー排出口62bを開放、閉鎖する方向に回転変位可能に設けられる。ガイド部53の傾斜部53aは、螺旋羽根63bに接触することで、シャッター部材63を容易に回転変位させることが可能である。
続いて、トナー補給容器60の現像部40への装着時における現像部40に作用する力について、図14を用いて説明する。図14はトナー補給容器60の現像部40への装着時における現像部40に作用する力の構成を示す垂直断面正面図である。なお、感光体ドラム21、現像ローラ42及びシャッター部材63の位置を破線円で描画した。また、傾斜部53aの上方に位置する、ガイド部53の周壁の接触部53cを実線矩形で描画した。
現像部40は前述のように、図14に示すばね47(第1付勢部材)を備える。ばね47は現像部40を感光体ドラム21に接近する方向に付勢力F1を作用させる。トナー補給容器60が現像部40に装着されていない状態において、感光体ドラム21に接近する方向に現像部40を付勢する付勢力は、ばね47による付勢力F1である。
一方、トナー補給容器60の現像部40への装着時においては、現像部40にばね64(第2付勢部材)による付勢力F2が作用する。ばね64による付勢力F2はシャッター部材63とガイド部53の上縁部53bとの接触部53cに作用する(図12、図13参照)。そして、ばね64による付勢力F2は、接触部53cから感光体ドラム21が設けられた方向に向かう力F3と、接触部53cから弾性部材54(図3、図7参照)が設けられた方向に向かう力F4との合力である。
上記構成により、トナー補給容器60の現像部40への装着時において、感光体ドラム21に接近する方向に現像部40を付勢する付勢力は、ばね47による付勢力F1と、ばね64による付勢力F2とを含む。すなわち、シャッター部材63を閉鎖方向に付勢するばね64による付勢力F2を、現像部40を感光体ドラム21に接近させる方向に作用させることができる。したがって、現像部40と感光体ドラム21との間を所定の間隔に好適に保持する作用を向上させることが可能である。
また、上記構成によれば、ばね64による付勢力F2の分力として、シャッター部材63とガイド部53の上縁部53bとの接触部53cから弾性部材54が設けられた方向に向かう力F4を含むので、弾性部材54の弾性力に抗することができる。すなわち、トナー補給容器60の現像部40への装着時において、トナー補給容器60が弾性部材54から受ける弾性力に抗することができる。したがって、現像部40と感光体ドラム21との間を所定の間隔に保持するに際し、弾性部材54によって悪影響が生じることを抑制することが可能になる。
またここで、図14に示す現像部40の支軸41aの回転軸線r1と、シャッター部材63の回転軸線r2とは平行であり、各々が画像形成部20の前後方向(X方向)に延びる。シャッター部材63とガイド部53の上縁部53bとの接触部53cは、シャッター部材63の回転軸線r2と感光体21との間にある。そして、接触部53cと現像部40の回転軸線r1とを結ぶ直線L1に対して、接触部53cとシャッター部材63の回転軸線r2とを結ぶ直線L2の成す角αが90°よりも小さい。この構成によれば、ばね64による付勢力F2を、現像部40の支軸41aの軸線r1回りに作用させることができる。これにより、ばね64による付勢力F2の分力として、接触部53cから弾性部材54が設けられた方向に向かう力F4を得ることができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、上記実施形態では、シャッター部材63が回転変位し、その回転変位の方向にばね64が付勢力を作用させることとしたが、シャッター部材63の変位及びシャッター部材63に対するばね64による付勢がこのような構成に限定されるわけではない。シャッター部材63が直線変位し、その直線変位の方向にばね64が付勢力を作用させることにしても良い。
本発明は画像形成装置において利用可能である。
1 画像形成装置
20 画像形成部
21 感光体ドラム(感光体)
40 現像部
41 現像容器
41a 支軸
42 現像ローラ
47 ばね(第1付勢部材)
50 トナー補給部
53 ガイド部(位置変更部)
53a 傾斜部
53b 上縁部
53c 接触部
54 弾性部材
55 トナー補給口
60 トナー補給容器
62 トナー排出部
62b トナー排出口
63 シャッター部材
63a 窓部
63b 螺旋羽根
64 ばね(第2付勢部材)

Claims (4)

  1. トナー像を担持する感光体と、
    前記感光体に対向するとともに前記感光体に対して接近、離隔する方向に変位可能に設けられて前記感光体にトナーを供給する現像部と、
    前記現像部を前記感光体に接近する方向に付勢する第1付勢部材と、
    前記現像部に対して着脱可能に設けられて前記現像部に補給するトナーを収容するトナー補給容器と、
    前記トナー補給容器に設けられて前記現像部に向かってトナーが排出されるトナー排出口と、
    前記トナー排出口に対して開閉可能に前記トナー補給容器に設けられたシャッター部材と、
    前記トナー補給容器に設けられて前記トナー排出口を閉鎖する方向に前記シャッター部材を付勢する第2付勢部材と、
    前記現像部に設けられて前記トナー補給容器の前記現像部への装着時に前記シャッター部材に接触し、前記トナー排出口を開放する方向に前記シャッター部材を移動させる位置変更部と、
    を備え、
    前記シャッター部材は、前記トナー排出口を開放、閉鎖する方向に回転変位可能に設けられた有底円筒形状を成すとともに、その外周面に設けられて回転軸線方向に沿って延びる螺旋羽根を有し、
    前記トナー補給容器の前記現像部への装着時において、前記位置変更部が前記螺旋羽根に接触するとともに、前記感光体に接近する方向に前記現像部を付勢する付勢力が、前記第1付勢部材による付勢力と、前記第2付勢部材による付勢力とを含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナー排出口が前記現像部に対して近接する領域に設けられて前記トナー補給容器と前記現像部との間で緩衝作用を生じさせる弾性部材を備え、
    前記トナー補給容器の前記現像部への装着時において、前記シャッター部材と前記位置変更部との接触部に作用する前記第2付勢部材による付勢力は、前記接触部から前記弾性部材が設けられた方向に向かう力を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記トナー補給容器の前記現像部への装着時において、前記シャッター部材と前記位置変更部との前記接触部に作用する前記第2付勢部材による付勢力は、前記接触部から前記感光体が設けられた方向に向かう力と、前記接触部から前記弾性部材が設けられた方向に向かう力との合力であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像部は、支軸を介して前記感光体に対して接近、離隔する方向に回転変位可能に設けられ、
    前記シャッター部材は、前記トナー排出口を開放、閉鎖する方向に回転変位可能に設けられ、
    前記現像部の前記支軸の回転軸線と、前記シャッター部材の回転軸線とが平行であり、
    前記シャッター部材と前記位置変更部との接触部が、前記シャッター部材の回転軸線と前記感光体との間にあり、
    前記接触部と前記現像部の前記支軸の回転軸線とを結ぶ直線に対して、前記接触部と前記シャッター部材の回転軸線とを結ぶ直線の成す角が90°よりも小さいことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
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