JP6883407B2 - レバー式コネクタ - Google Patents
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Description
雄側コネクタハウジング501は、全体として上下両端部が半円形となった長円形をなしており、その後端部外周には、長円形をなすフランジ部505と、そのフランジ部505よりも少し前方に位置する弾性抜止片507とが形成されている。雄側コネクタハウジング501の前端側においては、前方へ突出するフード部509が形成されている。フード部509の左右両外側面には一対の軸部511が形成されていて、この軸部511にレバー513が支持されている。雌側コネクタハウジング503の左右両外側面には、一対のカムフォロア515が突出形成されている。
次に、この状態からレバー513を図17における反時計周り方向へ回動させると、カム溝517とカムフォロア515の係合によるテコ作用により、レバー513に付与する操作力が小さくても、両コネクタハウジングの嵌合が円滑に進み、レバー513が嵌合位置に達すると両コネクタハウジングが正規の嵌合状態となる。
(1) 第1コネクタと、前記第1コネクタと嵌合する第2コネクタと、前記第1コネクタの内方に配置され回動によって前記第1コネクタと前記第2コネクタとを嵌合させるレバーと、可撓性を有して前記第1コネクタの外側に突出して形成され前記第1コネクタと前記第2コネクタとの完全嵌合状態でのみ前記第1コネクタの内側に変位可能となって前記第2コネクタと嵌合した前記第1コネクタのパネルにおける取付穴への取り付けを可能とするパネル係止用ロックと、を備え、前記パネル係止用ロックが、第1パネル係止用ロック片と、第2パネル係止用ロック片と、からなり、前記第1パネル係止用ロック片及び前記第2パネル係止用ロック片には、レバー対向側に突起が形成され、前記第1パネル係止用ロック片は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの初期・中途嵌合状態で前記突起が前記レバーの表面と対向して撓みが阻止される一方、完全嵌合状態で前記レバーの表面から前記突起が外れた位置となって撓み可能となり、前記第2パネル係止用ロック片は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの中途嵌合状態で前記突起が前記レバーの表面と対向して撓みが阻止される一方、完全嵌合状態で前記レバーの表面に形成された凹部に前記突起が一致して撓み可能となることを特徴とするレバー式コネクタ。
上記(2)の構成のレバー式コネクタによれば、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合状態検知が、レバーの回動過程の異なる位置で行われる。即ち、レバー回動過程の初期状態では、第1パネル係止用ロック片の撓みが阻止される。また、レバー回動過程の中途状態では、第1パネル係止用ロック片及び第2パネル係止用ロック片の撓みが阻止される。これにより、レバー式コネクタは、完全嵌合状態でない嵌合状態(不完全嵌合状態)を誤検出や検出漏れなく、より高精度に且つ確実に検出することができる。
図1は本発明の一実施形態に係るレバー式コネクタ100の分解斜視図である。
本実施形態に係るレバー式コネクタ100は、第1コネクタ11と、第2コネクタ13と、レバー15と、パネル係止用ロック17と、を有す。なお、本実施形態において、上下前後左右の方向は、図1に示した矢印の方向に従う。
第1コネクタ11は、インナハウジング23と、フレーム25と、レバー15とを有する。インナハウジング23は、2つの第1筐体部材27及び第1筐体部材29を左右に並べた構造となっており、内部に複数の雌端子(図示略)が収容されている。このインナハウジング23は、フレーム25内に収容される。
第2コネクタ13は、インナハウジング23よりも大きな2つの第2筐体部材43及び第2筐体部材45を左右で合体した構造となっており、内部に上記の雌端子に接続される複数の雄端子(図示略)が収容される。また、第2筐体部材45の両側面には、レバー15のカム溝35に挿入されるカムフォロア33がそれぞれ突設されている。この第2コネクタ13は、カムフォロア33をカム溝35に挿入し、レバー15の回動によってインナハウジング23と嵌合され、複数の雌端子と複数の雄端子とが一括接続される。
フレーム25は、パネル19の取付穴21よりも大きい相似形の長円で形成されたフランジ部53を有する。フランジ部53の取付穴挿入側(前側)の面には、平行な一対の側壁55が湾曲壁57で連結されて、一端側が開放部59となったC字状の周壁61が立設される。一対の側壁55のそれぞれには、上記長円の長手方向(左右方向)に離間して一対のパネル係止用ロック17が形成される。つまり、フレーム25の周壁61には、合計4つのパネル係止用ロック17が設けられる。
第1パネル係止用ロック片63及び第2パネル係止用ロック片65は、側壁55とフランジ部53とからスリットにより切り離されることにより、基端が側壁55に接続され、先端が自由端となる矩形状の片持ち可撓片とされている。これにより、第1パネル係止用ロック片63及び第2パネル係止用ロック片65は、先端が第1コネクタ11の内外に変位する可撓性を有する。
第1パネル係止用ロック片63及び第2パネル係止用ロック片65は、第1コネクタ11の外側に係止爪67が突出して形成される。また、第1パネル係止用ロック片63及び第2パネル係止用ロック片65には、レバー対向側に突起69が形成される。突起69は、例えば四角柱状に形成される。
レバー15は、平行な一対のレバー側板71の一端同士が上記の操作部37で接続された平面視U字状に形成される。レバー側板71は、側面視で軸支部31を挟む両端が狭くなる略菱形状に形成される。それぞれのレバー側板71には、軸支部31と操作部37との間に、凹部73が形成される。
レバー側板71は、軸支部31と操作部37との間で、凹部73を挟む一方の辺部が、基辺部75となる。この基辺部75は、第1コネクタ11と第2コネクタ13を完全嵌合させた状態で、フレーム25のフランジ部53と平行となる。基辺部75は、操作部37と反対側が後方傾斜辺部77に接続される。この後方傾斜辺部77は、弧状部(R部)79を介して前方傾斜辺部81に接続される。これら後方傾斜辺部77、弧状部79及び前方傾斜辺部81に囲まれるレバー側板71の一部分は、ロック可撓規制部83となる。ロック可撓規制部83と凹部73とは、所定の相対位置となるように形成されている。
本実施形態において、凹部73は、レバー側板71を厚み方向に貫通する透孔である。凹部73は、左右のレバー側板71において同一位置に配置される。凹部73は、パネル係止用ロック17の背面に形成された突起69を受け入れ可能な四角形で形成される。
図10はパネル19に取り付け前のレバー式コネクタ100の斜視図である。
レバー式コネクタ100は、第1コネクタ11と第2コネクタ13とが完全嵌合状態でパネル19の取付穴21へ、フランジ部53の反対側(前側)から挿入されて取り付けられる。
レバー式コネクタ100の挿入時、仮にレバー15が図11(a)に示す初期嵌合状態であると、図11(b)に示すように、レバー15のロック可撓規制部83が、第1パネル係止用ロック片63の突起69の背面に配置される。なお、このとき、第2パネル係止用ロック片65の背面には、レバー側板71は配置されていない。
図12(a)に示すように、突起69がレバー15のロック可撓規制部83に当接した第1パネル係止用ロック片63は、第1コネクタ11の内側へは撓むことができない。その結果、レバー式コネクタ100は、図12(b)に示すように、係止爪67が取付穴21の開口縁に当たり、パネル19への取り付けが阻止される。これにより、レバー15の初期嵌合状態が検知される。
また、レバー式コネクタ100の挿入時、仮にレバー15が図13(a)に示す中途嵌合状態であると、図13(b)に示すようにレバー15の表面85が、第2パネル係止用ロック片65の突起69の背面に配置される。このとき、第1パネル係止用ロック片63の背面には、ロック可撓規制部83は配置されていても、配置されていなくてもよい。本実施形態では、中途嵌合状態においても、第1パネル係止用ロック片63の背面に、ロック可撓規制部83が配置される。
一方、図14(a)に示すように、第1コネクタ11と第2コネクタ13とが完全嵌合状態となる位置までレバー15が回動されていると、第2パネル係止用ロック片65の突起69に、レバー15の凹部73が一致する。このとき、第1パネル係止用ロック片63の背面には、ロック可撓規制部83は配置されていない。
図15(a)に示すように、突起69がレバー15の凹部73に一致した第2パネル係止用ロック片65は、第1コネクタ11の内側へは撓むことが可能となる。その結果、レバー式コネクタ100は、図15(b)に示すように、取付穴21への挿入時、4つの係止爪67が取付穴21の開口縁に当たると、4つの全ての係止爪67が第1コネクタ11の内側へ移動し、パネル19への取り付けが可能となる。
レバー式コネクタ100は、第1パネル係止用ロック片63及び第2パネル係止用ロック片65が、第1コネクタ11の内側に撓んで、係止爪67が取付穴21を通過した後、係止爪67が弾性復帰して取付穴21の開口縁裏側に係止されることにより、パネル19への取り付けが完了する。
本実施形態に係るレバー式コネクタ100では、第1コネクタ11の内方にレバー15が設けられる。レバー15は、回動により第1コネクタ11に第2コネクタ13を嵌合する。第2コネクタ13と嵌合した第1コネクタ11は、パネル19の取付穴21に取り付けられる。
[1] 第1コネクタ(11)と、
前記第1コネクタと嵌合する第2コネクタ(13)と、
前記第1コネクタの内方に配置され回動によって前記第1コネクタと前記第2コネクタとを嵌合させるレバー(15)と、
可撓性を有して前記第1コネクタの外側に突出して形成され前記第1コネクタと前記第2コネクタとの完全嵌合状態でのみ前記第1コネクタの内側に変位可能となって前記第2コネクタと嵌合した前記第1コネクタのパネル(19)における取付穴(21)への取り付けを可能とするパネル係止用ロック(17)と、
を備えることを特徴とするレバー式コネクタ(100)。
[2] 上記[1]に記載のレバー式コネクタであって、
前記パネル係止用ロック(17)が、第1パネル係止用ロック片(63)と、第2パネル係止用ロック片(65)と、からなり、
前記第1パネル係止用ロック片及び前記第2パネル係止用ロック片には、レバー対向側に突起(69)が形成され、
前記第1パネル係止用ロック片は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの初期・中途嵌合状態で前記突起が前記レバーの表面(85)と対向して撓みが阻止される一方、完全嵌合状態で前記レバーの表面から前記突起が外れた位置となって撓み可能となり、
前記第2パネル係止用ロック片は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの中途嵌合状態で前記突起が前記レバーの表面と対向して撓みが阻止される一方、完全嵌合状態で前記レバーの表面に形成された凹部(73)に前記突起が一致して撓み可能となることを特徴とするレバー式コネクタ(100)。
13…第2コネクタ
15…レバー
17…パネル係止用ロック
19…パネル
21…取付穴
63…第1パネル係止用ロック片(パネル係止用ロック)
65…第2パネル係止用ロック片(パネル係止用ロック)
69…突起
73…凹部
85…表面
100…レバー式コネクタ
Claims (1)
- 第1コネクタと、
前記第1コネクタと嵌合する第2コネクタと、
前記第1コネクタの内方に配置され回動によって前記第1コネクタと前記第2コネクタとを嵌合させるレバーと、
可撓性を有して前記第1コネクタの外側に突出して形成され前記第1コネクタと前記第2コネクタとの完全嵌合状態でのみ前記第1コネクタの内側に変位可能となって前記第2コネクタと嵌合した前記第1コネクタのパネルにおける取付穴への取り付けを可能とするパネル係止用ロックと、
を備え、
前記パネル係止用ロックが、第1パネル係止用ロック片と、第2パネル係止用ロック片と、からなり、
前記第1パネル係止用ロック片及び前記第2パネル係止用ロック片には、レバー対向側に突起が形成され、
前記第1パネル係止用ロック片は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの初期・中途嵌合状態で前記突起が前記レバーの表面と対向して撓みが阻止される一方、完全嵌合状態で前記レバーの表面から前記突起が外れた位置となって撓み可能となり、
前記第2パネル係止用ロック片は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの中途嵌合状態で前記突起が前記レバーの表面と対向して撓みが阻止される一方、完全嵌合状態で前記レバーの表面に形成された凹部に前記突起が一致して撓み可能となることを特徴とするレバー式コネクタ。
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| JP2016224214A JP6883407B2 (ja) | 2016-11-17 | 2016-11-17 | レバー式コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016224214A JP6883407B2 (ja) | 2016-11-17 | 2016-11-17 | レバー式コネクタ |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016224214A Active JP6883407B2 (ja) | 2016-11-17 | 2016-11-17 | レバー式コネクタ |
Country Status (1)
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Family Cites Families (3)
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-
2016
- 2016-11-17 JP JP2016224214A patent/JP6883407B2/ja active Active
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