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JP6884065B2 - プリペイドカード式ガスメータ - Google Patents
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Description

本発明は、プリペイドカードから読み取ったプリペイド金額に対応するガス使用可能量だけガスの供給を行うプリペイドカード式ガスメータに関する。
プリペイドカード式ガスメータは、特許文献1、2に記載されているように、ICカード等からなるプリペイドカードを読み取るカード読取部を備え、ガスが使用される毎に、プリペイド金額からガス使用料を減算する処理を行い、プリペイド金額が零になると遮断弁を閉じて、ガスの使用を停止する。
一般的なガス使用におけるガス使用料の精算には、後払い方式が採用されている。後払い方式では、ガス会社から、未納のガス料金の支払い督促の業務が発生し、また、ガス料金の滞納が発生することがある。ガス使用料についてプリペイド方式を採用することで、料金未払いのガス使用を撲滅できるので、未納のガス料金の督促業務が不要になり、ガス料金の滞納も発生しない。
特開平09−7039号公報 特開2009−211353号公報
ここで、プリペイドカード式ガスメータは、居住期間が短く、使用者が短期間で変わる場合等において、必要量のガスを効率良く使用するのに適している。例えば、ウィークリーマンション、賃貸住宅、アパートなどに設置して用いられる。このような場合、どのようなガスの使われ方をするのかを事前に把握できないことが多い。ガスメータの保安機構として設定されているガス供給を強制遮断するための遮断流量、遮断時間が、ガス使用者のガス使用形態に適さないという不具合が生じるおそれがある。
例えば、ウィークリーマンションに、プリペイドカード式ガスメータを設置した場合において、前の入居者は、料理はせず、ヤカンでお湯を沸かす程度のガス利用状態の人であり、この後の入居者は、逆に、長い時間煮込むような料理を頻繁に行うようなガス利用状態の人であった場合には、ガスの利用状態が大きく異なる。遮断時間についていえば、前の入居者の保安のための遮断値としては、例えば「60分連続使用したら遮断する」ことでよいが、これが次の入居者にそのまま適用されると「60分で遮断してしまい、料理ができない」ということになる。
次に、プリペイドカード式ガスメータは内蔵の電池電源によって駆動される場合がある。この場合には、電池寿命を延ばすために省電力化を図る必要がある。
一方、プリペイド方式の場合、ガス使用料金として従量料金を適用することは容易であるが、標準的に採用されている、基本料金と従量料金を組み合わせた料金体系での適用が困難である。例えば、基本料金が1ヶ月単位の場合には、1ヶ月未満の利用で解約する場合、または、1ヶ月に複数回の前払いを小分けにより行う場合等に、どのように基本料金を適用するのかが困難である。従量料金のみで、基本料金と従量料金の組み合わせからなる料金体系の場合と同様なガス使用料金を徴収するには、従量料金(従量単価)を現状の料金体系よりも高く設定する必要がある。このような料金体系では、ガス使用量が多くなると、現状の基本料金と従量料金との組み合わせからなる料金体系により同じ量を使用した場合に比べて、ガス使用料金が割高になってしまい、プリペイド方式のメリットをガス使用者が享受できない。
本発明の目的は、これらの点に鑑みて、需要家にとって使い勝手のよいプリペイドカード式ガスメータ、プリペイド方式に適したガス料金体系を採用したプリペイドカード式ガスメータを提供することにある。
プリペイドカードの担持情報に含まれているプリペイド金額に対応するガス使用可能量だけガスの供給を行う本発明のプリペイドカード式ガスメータは、
ガスの供給を遮断するための遮断弁と、
遮断弁を介して供給されるガスを計測して、ガス流量、ガス連続使用時間、ガス流量積算値を演算する計測・演算部と、
プリペイドカードの担持情報を読み取るカード読取部と、
読み取られた担持情報を記憶する記憶部と、
遮断弁を強制遮断するための遮断流量および遮断時間の設定あるいは変更を行うための入力操作部である遮断流量設定変更ボタンおよび遮断時間設定変更ボタンと、
カード読取部を起動させるために操作操作されるチャージ開始用操作部と、
ガスの使用開始指令を入力するために操作される使用開始用操作部と、
各部の駆動を制御する制御部と、
遮断流量設定変更ボタンおよび遮断時間設定変更ボタンが内部に配置されているメータケースと、
を有している。
前記制御部は、遮断弁を制御してガスの供給および停止を行うガス供給停止機能部と、
プリペイド金額から、供給された前記ガス流量に対応するガス使用料金を減算する精算機能部と、
入力操作部からの入力に基づき、遮断流量および遮断時間の設定あるいは変更を行う設定変更機能部と、
ガス流量が遮断流量を超えた場合およびガス連続使用時間が遮断時間を超えた場合のうちの少なくとも一方の場合に、遮断弁を強制遮断してガスの供給を停止するガス強制遮断機能部と、
メータケースが不正に開けられたことを検知すると遮断弁を強制遮断する不正・悪戯の防止機能と、
を備えており、
制御部のガス供給停止機能部は、使用開始指令が入力されると、プリペイド金額が残っていることを条件に、遮断弁を開状態に切り替えるようになっている。
本発明のプリペイドカード式ガスメータでは、安全のための遮断流量、遮断時間を設定、変更するための入力操作部が備わっている。ガス使用者(ガス需要家)が入れ替わった場合に、ガス会社の担当者などが、入力操作部を操作して、新たなガス使用者に適した遮断流量、遮断時間を設定できる。
例えば、ガス使用者がガスを長時間連続して使用しない場合には、遮断時間を短く設定する。次のガス使用者が料理などで長時間に亘って頻繁にガスを使用する場合には、遮断時間を長い時間に変更する。これにより、不必要なガス遮断を防ぐことができ、利便性が向上する。
ここで、プリペイドカード式ガスメータの駆動電力として内蔵の電池電源を用いる場合には、カード読取部を起動させるために操作されるチャージ用操作部を配置し、制御部は、チャージ用操作部が操作されるとカード読取部を起動してプリペイドカードの読み取りを可能にするチャージ開始機能部を備えていることが望ましい。
ガス使用者が、ガスの使用を開始するために、チャージ用操作部を操作すると、カード読取部の通信部が起動する。必要時のみ動作するので、カード読取部の電力消費を抑えることができる。また、ガス使用者に、チャージ用操作部を操作させることで、これからプリペイド金額のチャージを行うというガス使用者の意思を確認できる。プリペイドカードをガスメータにかざすと自動的にチャージ動作が行われる場合には、例えば、ガス使用者が意図しないのにチャージが行われることがある。チャージ取消のための機能を付ける必要などが生じる。本発明によれば、このような弊害を確実に防止できる。
プリペイド金額が読み込まれた後に、制御部により、遮断弁を開き、ガスを使用可能な状態に切り替えることができる。このように自動的に遮断弁を開く代わりに、ガス使用者の操作入力によって、遮断弁を開き、ガスを使用できる状態に切り替えてもよい。この場合には、ガスの供給開始指令を入力するための使用開始用操作部を配置し、制御部のガス供給停止機能部は、ガス使用者によって使用開始用操作部が操作されて、使用開始指令が入力されると、プリペイド金額が残っていることを条件に、遮断弁を開状態に切り替える。
次に、制御部の精算機能部は、担持情報に含まれているプリペイド用ガス料金体系に基づき、ガス使用料金を算出してもよい。
この場合には、ガス会社は、発行するプリペイドカードの担持情報に、プリペイド用ガス料金体系を指定する情報を含めておく。この情報に基づき、制御部は指定された料金体系を設定できる。ガス会社は、簡単に、希望する料金体系を採用できるので便利である。例えば、分割基本料金と従量料金からなる料金体系、従量料金のみからなる料金体系などを任意に設定できる。
プリペイド用ガス料金体系として、分割基本料金と、ガス使用量に応じた従量料金とが含まれた料金体系を採用できる。分割基本料金を、設定基本料金を所定の日数で割り算して得られる日割りの分割基本料金とし、制御部の精算機能部は、1日毎に、プリペイド金額から日割りの分割基本料金を減算することで、設定基本料金を分割徴収できる。
また、従量料金制の場合には、例えば、従量料金を、プリペイド金額に対応するガス使用可能量に応じて、割り増ししてもよい。例えば、プリペイド金額が所定額以上の高額の場合には、従量料金の割増率を下げ、プリペイド金額が低額の場合には割増率を上げる。勿論、その他の料金体系を採用することも可能である。
本発明を適用したプリペイドカード式ガスメータを備えたプリペイド式ガス供給システムを示す概略構成図である。 図1のプリペイド式ガス供給システムのガス使用開始手順を示す概略フローチャートである。 図1のプリペイド式ガス供給システムのガス供給動作を示す概略フローチャートである。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態に係るプリペイド式ガス供給システムを示す概略構成図である。各ガス消費場所に設置されるプリペイド式ガス供給システム1は、ガス供給源2と、プリペイドカード式ガスメータ3(以下、単に「ガスメータ3」と呼ぶ場合もある。)と、ガス供給源2からガスメータ3にガスを供給する上流側のガス供給路4と、ガスメータ3から複数のガス使用機器5にガスを供給する下流側のガス供給路6とを備えている。
ガスメータ3は、プリペイドカード7の担持情報11に含まれているプリペイド金額12に対応するガス使用可能量だけガスの供給を行う。プリペイドカード7は、例えば、非接触型のICカードであり、ガスメータ3との間で無線通信が可能である。プリペイドカード7は、例えば、ガス会社8の管理システム9によって管理されるカード発行機10から発行される。カード発行機10は、入金金額に応じたプリペイド金額12を書き込んだプリペイドカード7を発行する。なお、プリペイド金額12を直接表す金額情報の代わりに、これに対応するプリペイド度数などのプリペイド情報を書き込むことも可能であるが、本明細書においては、このような場合も含めてプリペイド金額12と呼ぶものとする。
プリペイドカード7に書き込まれる情報、すなわち、担持情報11には、カードID、発行日時、発行場所(あるいは発行機ID)などのカード認証用の情報と、プリペイド金額12、プリペイド用ガス料金体系13などのガス使用のための情報が含まれる。プリペイド用ガス料金体系13は、分割基本料金14と従量料金15とが含まれる。プリペイド用ガス料金体系13については後述する。
ガスメータ3は、二点鎖線で示すメータケース21を備え、この中には、ガス通路22が配置されている。ガス通路22のガス入口22aは上流側のガス供給路4に接続され、ガス出口22bは下流側のガス供給路6に接続される。ガス通路22の途中位置には遮断弁23が配置されている。遮断弁23よりも下流側のガス通路22の部分には、ここを流れるガスを計測する計測部24が配置されている。
メータケース21の内部には、各部の駆動電力を供給する電池電源25と、コンピュータを中心に構成される制御ユニット30と、通信機能を備えたカードリーダ40が配置されている。制御ユニット30は、計測部24の計測値から、ガス使用機器5の側に供給されるガス流量、ガス流量の積算値、ガス連続使用時間を演算する演算部31と、各部の駆動を制御する制御部32と、各種情報を記憶保持する記憶部33とを備えている。ガスメータ3に、プリペイドカード7をかざすことで、これらの間で無線通信が行われ、プリペイドカード7の担持情報11がカードリーダ40によって読み取られる。読み取られた担持情報11は、制御部32の制御の下で、記憶部33に保持される。
メータケース21の前面には、液晶表示器等からなる表示部34が配置されており、制御部32の制御の下に、各種情報を表示可能である。また、メータケース21の背面あるいは内部には、各種設定値の設定・変更を行うための設定用入力操作部35が配置されている。設定用入力操作部35には、遮断流量および遮断時間の設定・変更を行うために操作される設定変更ボタン36、37が配置されている。設定変更ボタン36、37によって設定あるいは変更された遮断流量38、遮断時間39は、それぞれ、記憶部33に保持される。
メータケース21の表面において、表示部34の隣接位置には、カードリーダ40を起動させるために、ガス使用者によって操作されるチャージボタン41が配置されている。また、ガスの供給開始指令を入力するために、ガス使用者によって操作される使用開始ボタン42が配置されている。
制御部32は、インストールされている制御用プログラムを実行することにより、以下の各種の機能部として動作する。
遮断弁23を制御してガスの供給および停止を行うガス供給停止機能部51、
プリペイド金額12から、供給されたガス流量に対応するガス使用料金を減算する精算機能部52、
設定変更ボタン36、37の操作入力に基づき、遮断流量38および遮断時間39の設定あるいは変更を行う設定変更機能部53、
演算部31で算出されるガス流量が遮断流量38を超えた場合およびガス連続使用時間が遮断時間39を超えた場合のうちの少なくとも一方の場合に、ガスの供給を強制停止するガス強制遮断機能部54、
チャージボタン41が操作されるとカードリーダ40を起動してプリペイドカード7の読み取りを可能にするチャージ開始機能部55
ここで、本例のガス供給停止機能部51は、ガス使用者によって使用開始ボタン42が操作されると、プリペイド金額12が残っていることを条件として、遮断弁23を開状態に切り替える制御を行う。また、精算機能部52は、プリペイドカード7の担持情報11に含まれているプリペイド用ガス料金体系13に基づき、ガス使用料金を算出する処理を行う。
図2は、プリペイド式ガス供給システム1におけるガス使用開始手順を示す概略フローチャートである。ガス使用者は、ガス使用に先立って、カード発行機10において所定の金額を投入してガス使用料金を前払いし、前払い金額に対応するプリペイド金額12が書き込まれたプリペイドカード7を購入する。
ガスの使用を開始するには、ガス使用者は、まず、ガスメータ3のチャージボタン41を操作する(ステップST1)。ガスメータ3の制御部32は、チャージボタン41が操作されると、カードリーダ40を起動してカード読取を可能にする(ステップST2)。また、表示部34には、ガス使用者に対する操作指示が表示される。
操作指示に従って、ガス使用者がプリペイドカード7をガスメータ3にかざし、あるいは、接触させると、カードリーダ40によってプリペイドカード7の担持情報11が読み込まれる(ステップST3)。制御部32は、読み込まれた担持情報11に基づき、プリペイドカード7を認証し、担持情報11に含まれているプリペイド金額12およびプリペイド用ガス料金体系13を設定する(ステップST4)。
ガス使用者が表示された操作指示に従って、ガスメータ3の使用開始ボタン42を操作すると、制御部32は遮断弁23を開く(ステップST5、ST6)。これにより、プリペイド式ガス供給システム1によるガス供給が可能な状態になる。
図3はプリペイド式ガス供給システム1のガス供給動作を示す概略フローチャートである。ガス使用者がガスを使用すると、ガスメータ3では、供給されるガスを計測し、ガス流量、積算値、ガス連続使用時間を演算する(ステップST11、12)。制御部32は、プリペイド用ガス料金体系13に基づき、使用されたガス流量のガス料金を算出し、プリペイド金額12から減算する精算処理を行う(ステップST13)。精算後にプリペイド金額12が残っているか否かを判別し(ステップST14)、零になった場合には、遮断弁23を閉じてガスの供給を止め(ステップST16)、ガスが使用できない旨、その理由あるいは原因を表示し(ステップST17)、処理を終了する。
本例におけるプリペイド用ガス料金体系13は、分割基本料金14と、ガス使用量に応じた従量料金15とが含まれている。分割基本料金14は、設定されている基本料金を、所定の日数で割り算して得られる日割りの分割基本料金である。例えば、一般的なガス料金体系における1ヶ月当たりの基本料金を用いる場合には、基本料金を30日で割り算して得られる日割り基本料金を、分割基本料金14として採用できる。この場合には、制御部32の精算機能部は、精算処理として、従量料金15に基づく精算処理とは別に、1日毎に、プリペイド金額12から日割りの分割基本料金14を減算する処理を行う。これにより、1ヶ月単位の基本料金を、日割りで分割徴収できる。
この結果、プリペイドカード7を用いてガスを使用する場合が、一般的なガス使用形態の場合に比べて、大幅に割高になり、ガス使用者がプリペイド式ガス供給システム1を利用するメリットを十分に享受できなくなる、という弊害を回避できる。
プリペイド用ガス料金体系13として、従量料金制を採用できる。プリペイド金額12が高額の場合(ガス使用可能量が多い場合)には、従量料金を下げ、逆の場合には従量料金を上げるなどすればよい。
プリペイド金額12(ガス使用可能量)に応じた割増率で、基本となる従量料金を割り増した料金を採用する場合には、例えば、プリペイド金額12が高額の場合(ガス使用可能量が多い場合)には、割増率を下げ、逆の場合には割増率を上げる。制御部32は、ガスが使用される毎に、使用ガス量に基づき算出される従量料金を割増率で割り増した料金を、プリペイド金額12から減算する。
ガス事業者は、カード発行機10において、プリペイドカード7を発行する際に、プリペイド用ガス料金体系13を指定する情報を書き込めばよい。ガス事業者は、プリペイドカード7に書き込む情報を変更するだけで、希望するプリペイド用ガス料金体系13を採用して、ガス料金を精算できる。
次に、ガスメータ3においては、記憶部33に遮断流量38および遮断時間39が設定されている。使用されるガスのガス流量が遮断流量38を超える大流量になった場合、ガスの連続使用時間が遮断時間39を超える長時間になった場合、および、これらの双方を満たす場合のうち、いずれか一つの場合が、ガス強制遮断条件として設定される。
再び、図3のフローチャートに戻って説明すると、制御部32は、ガス強制遮断条件を満たすことが検出された場合には(ステップST15)、ガス使用において異常が発生したものと判断して、遮断弁23を閉じて、ガスの供給を強制遮断する(ステップST16)。この後は、ガスが使用できない旨、その理由あるいは原因を表示し(ステップST17)、処理を終了する。
ガス使用者が入れ替わった場合などにおいて、ガス使用形態が大きく変わる場合がある。このような場合には、ガス使用者のガス使用形態に適した設定遮断流量38、設定遮断時間39となるように、これらを変更することが望ましい。本例のガスメータ3には、遮断流量38、遮断時間39の設定、変更を行うために操作される設定変更ボタン36、37が配置されている(図1参照)。ガス会社の担当者は、これらの設定変更ボタン36、37を操作して、遮断流量38、遮断時間39の設定あるいは変更を行うことができる。
なお、上記の例において、チャージボタン41を省略して、プリペイドカード7の読み取りを常に可能な状態にすることも可能である。また、使用開始ボタン42を省略して、プリペイド金額のチャージが行われると、自動的にガスの使用を開始できるようにしてもよい。
また、プリペイドカード式ガスメータ3に、不正、悪戯の防止機能を設けることで、当該ガスメータ3に対する改ざん、例えば記憶部33に保持されるプリペイド金額12の書き換えなどの不正を抑制できる。不正、悪戯の防止機能としては、例えば、ガスメータ本体のメータケース21が開けられたことを検知する機能がある。また、メータケース21が開けられたことが検出されると、遮断弁23を強制遮断し、特殊な操作によってのみ遮断状態を解除可能にしておけばよい。これにより、不正あるいは悪戯によりメータケース21が開けられたことを知ることができ、データ改ざんなどを未然に防止できる。また、データ改ざんが行われた場合には、ガスを使用できないので、ガスの不正使用も防止できる。
1 プリペイド式ガス供給システム
2 ガス供給源
3 ガスメータ(プリペイドカード式ガスメータ)
4 ガス供給路
5 ガス使用機器
6 ガス供給路
7 プリペイドカード
8 ガス会社
9 管理システム
10 カード発行機
11 担持情報
12 プリペイド金額
13 プリペイド用ガス料金体系
14 分割基本料金
15 従量料金
21 メータケース
22 ガス通路
22a ガス入口
22b ガス出口
23 遮断弁
24 計測部
25 電池電源
30 制御ユニット
31 演算部
32 制御部
33 記憶部
34 表示部
35 設定用入力操作部
36 設定変更ボタン
37 設定変更ボタン
38 遮断流量
39 遮断時間
40 カードリーダ
41 チャージボタン
42 使用開始ボタン
51 ガス供給停止機能部
52 精算機能部
53 設定変更機能部
54 ガス強制遮断機能部
55 チャージ開始機能部

Claims (4)

  1. プリペイドカードの担持情報に含まれているプリペイド金額に対応するガス使用可能量だけガスの供給を行うプリペイドカード式ガスメータにおいて、
    ガスの供給を遮断するための遮断弁と、
    前記遮断弁を介して供給されるガスを計測して、ガス流量、ガス連続使用時間、ガス流量積算値を演算する計測・演算部と、
    前記プリペイドカードの前記担持情報を読み取るカード読取部と、
    読み取られた前記担持情報を記憶する記憶部と、
    前記遮断弁を強制遮断するための遮断流量および遮断時間の設定あるいは変更を行うための入力操作部である遮断流量設定変更ボタンおよび遮断時間設定変更ボタンと、
    ガスの使用開始指令を入力するために操作される使用開始用操作部と、
    各部の駆動を制御する制御部と、
    前記遮断流量設定変更ボタンおよび前記遮断時間設定変更ボタンが内部に配置されているメータケースと、
    を有しており、
    前記制御部は、
    前記遮断弁を制御してガスの供給および停止を行うガス供給停止機能部と、
    前記プリペイド金額から、供給された前記ガス流量に対応するガス使用料金を減算する精算機能部と、
    前記入力操作部からの入力に基づき、前記遮断流量および前記遮断時間の設定あるいは変更を行う設定変更機能部と、
    前記ガス流量が前記遮断流量を超えた場合および前記ガス連続使用時間が前記遮断時間を超えた場合のうちの少なくとも一方の場合に、前記遮断弁を強制遮断してガスの供給を停止するガス強制遮断機能部と
    前記メータケースが不正に開けられたことを検知すると前記遮断弁を強制遮断する不正・悪戯の防止機能と、
    を備えており、
    前記制御部の前記ガス供給停止機能部は、前記使用開始指令が入力されると、前記プリペイド金額が残っていることを条件に、前記遮断弁を開状態に切り替えるプリペイドカード式ガスメータ。
  2. 請求項1において、
    各部の駆動電力を供給する電池電源と、
    前記カード読取部を起動させるために操作されるチャージ開始用操作部と
    を有しており、
    前記制御部は、前記チャージ開始用操作部が操作されると前記カード読取部を起動して前記プリペイドカードの読み取りを可能にするチャージ開始機能部を備えているプリペイドカード式ガスメータ。
  3. 請求項1または2において、
    前記制御部の前記精算機能部は、前記担持情報に含まれているプリペイド用ガス料金体系に基づき、前記ガス使用料金を算出するプリペイドカード式ガスメータ。
  4. 請求項3において、
    前記プリペイド用ガス料金体系には、分割基本料金と、ガス使用量に応じた従量料金とが含まれており、
    前記分割基本料金は、設定基本料金を所定の日数で割り算して得られる日割りの分割基本料金であり、
    前記制御部の前記精算機能部は、1日毎に、前記プリペイド金額から前記分割基本料金を減算することで、前記設定基本料金を分割徴収するプリペイドカード式ガスメータ。
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