以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1(a)、(b)に本発明を適用可能な装置の一例としてのデジタルカメラ100の外観図を示す。図1(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。図1において、表示部28は画像や各種情報を表示する、カメラ背面に設けられた表示部である。ファインダー外表示部43は、カメラのファインダー外に設けられた表示部であり、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。ファインダー外表示部43のうちファインダー外表示部43aはカメラの上面に設けられたもので、ファインダー外表示部43bはカメラの表示部28の下部に設けられたものである。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。端子カバー40は外部機器との接続ケーブルとデジタルカメラ100とを接続する接続ケーブル等のコネクタ(不図示)を保護するカバーである。メイン電子ダイヤル71は操作部70に含まれる回転操作部材であり、このメイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72はデジタルカメラ100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は操作部70に含まれる回転操作部材であり、選択枠の移動や画像送りなどを行える。十字キー74は操作部70に含まれ、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能な十字キー(4方向キー)であり、十字キー74の押した部分に応じた操作が可能である。SETボタン75は操作部70に含まれ、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。
ライブビューボタン(LVボタン)76は操作部70に含まれ、静止画撮影モードにおいては、ライブビュー(LV)のONとOFFを切り替えるボタンである。動画撮影モードにおいては、動画撮影(記録)の開始、停止の指示に用いられる。AFフレーム選択ボタン77は操作部70に含まれ、AFフレームまたはゾーンを任意に選択できるボタンである。AEロックボタン78は操作部70に含まれ、ユーザーがピントと露出を別々に決めたいときなどに、露出を固定することができるボタンである。メニューボタン79aは操作部70に含まれ、デジタルカメラ100の設定内容の確認・変更をすることができる。インフォボタン79bは操作部70に含まれ、押下するたびに表示する情報表示内容を切り替えることができる。再生ボタン79cは操作部70に含まれ、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79cを押下することで再生モードに移行し、記録媒体200に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に再生表示することができる。拡大/縮小ボタン79dは操作部70に含まれ、撮影モードのライブビュー表示において拡大モードのON、OFF、及び拡大モード中の拡大率の変更を行うための操作ボタンである。再生モードにおいては再生表示した画像を拡大し、拡大率を増加させるための拡大ボタンとして機能する。縮小は、拡大された再生画像の拡大率を低減させ、表示された画像を縮小させるためのボタンである。消去ボタン79eは操作部70に含まれ、再生モードで再生している画像を消去することができる。プロテクトボタン79fは操作部70に含まれ、大切な画像を誤って消去しないように、保護することができる。プロテクトボタン79fの押下によってプロテクト情報が付加された画像は、消去ボタン79eを押下しても消去されない。クイック設定ボタン(Qボタン)79gは操作部70に含まれ、撮影に関する設定値が表示部28に表示されているときに、Qボタン79gを押下すると、設定メニュー画面に遷移せずとも表示されている設定値の変更を行うことができる。操作ボタン79a〜79gは後述する操作部照明部300によって点灯可能な操作部材である。操作ボタン79a〜79gを総称して操作ボタン79と称するものとする。なお、操作ボタン79はディスプレイではなく、表示形態を可変できる表示機能はない。
照明ボタン58は操作部70に含まれ、押下する毎に操作部照明部300、及び、ファインダー外表示部照明部59の点灯/消灯を切り替えることができる。これにより対応した操作ボタン79、及び、ファインダー外表示部43の点灯/消灯が切り替わる。クイックリターンミラー12は、システム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。通信端子10はデジタルカメラ100がレンズ側(着脱可能)と通信を行う為の通信端子である。ファインダー接眼部16はフォーカシングスクリーン13を観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認を行うための覗き込み型のファインダーである。接眼検知センサー57は、ファインダー接眼部16の近傍に配置され、ユーザーがファインダーを覗いているか否かを判定可能である。蓋202は記録媒体200を格納したスロットの蓋である。グリップ部90は、ユーザーがデジタルカメラ100を構えた際に右手で握りやすい形状とした保持部である。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。図2において、レンズユニット150は、交換可能な撮影レンズを搭載するレンズユニットである。レンズ103は通常、複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略して一枚のレンズのみで示している。通信端子6はレンズユニット150がデジタルカメラ100側と通信を行う為の通信端子であり、通信端子10はデジタルカメラ100がレンズユニット150側と通信を行う為の通信端子である。レンズユニット150は、この通信端子6,10を介してシステム制御部50と通信し、内部のレンズシステム制御回路4によって絞り駆動回路2を介して絞り1の制御を行い、AF駆動回路3を介して、レンズ103の位置を変位させることで焦点を合わせる。
AEセンサー17は、レンズユニット150を通した被写体の輝度を測光する。AEセンサー17による測光情報がシステム制御部50に送られ、システム制御部50は、露出に関するパラメーターである自動露出値(絞り、シャッター速度、ISO感度)を決定し、自動露出値に応じた制御を行う。
焦点検出部11は、システム制御部50にデフォーカス量情報を出力する。システム制御部50はそれに基づいてレンズユニット150を制御し、位相差AFを行う。
クイックリターンミラー12(以下、ミラー12)は、露光、ライブビュー撮影、動画撮影の際にシステム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。ミラー12は、レンズ103から入射した光束をファインダー接眼部16側と撮像部22側とに切替えるためのミラーである。ミラー12は通常時はファインダー接眼部16へと光束を導くよう反射させるように配されているが、撮影が行われる場合やライブビュー表示の場合には、撮像部22へと光束を導くように上方に跳ね上がり光束中から待避する(ミラーアップ)。またミラー12はその中央部が光の一部を透過できるようにハーフミラーとなっており、光束の一部を、焦点検出を行うための焦点検出部11に入射するように透過させる。
撮影者は、ペンタプリズム14とファインダー接眼部16を介して、フォーカシングスクリーン13を観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認が可能となる。
シャッター101は、システム制御部50の制御で撮像部22の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。
撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。画像処理部24により得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器19は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器19を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器19からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器19においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダーとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。以下、ライブビューで表示される画像をLV画像と称する。
ファインダー内表示部41には、ファインダー内表示部駆動回路42を介して、現在オートフォーカスが行われている測距点を示す枠(AF枠)や、カメラの設定状態を表すアイコンなどが表示される。
ファインダー外表示部43には、ファインダー外表示部駆動回路44を介して、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。
ファインダー外表示部照明部59(以下、照明部59)は、ファインダー外表示部43を暗所でも視認可能とするLEDなどの照明部材である。照明部59は、システム制御部50の指示に基づいて必要なタイミングや必要な時間、ファインダー外表示部43を照明させることができる。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
接眼検知センサー57はファインダー接眼部16に対する目(物体)の接近(接眼)および離反(離眼)を検知する。システム制御部50は、接眼検知センサー57で検知された状態に応じて、ファインダー内表示部41の表示(表示状態)/非表示(非表示状態)を切り替える。接眼検知センサー57として、例えば、赤外線近接センサーが用いられ、赤外線近接センサーによってファインダー接眼部16に対する何らかの物体の接近を検知することができる。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサーまたは回路からなる制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52には、例えばRAMが用いられ、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等が展開される。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器19、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画撮影モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)、プログラムAEモード、がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60より、ユーザーは、これらのモードのいずれかに直接切り替えることができる。あるいは、モード切替スイッチ60で撮影モードの一覧画面に一旦切り換えた後に、表示された複数のモードのいずれかを選択し、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の第1の段階までの押下、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の第1の段階(半押し)よりも深い第2の段階までの押下、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像ファイルを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタン79aが押されると各種の設定可能な設定メニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
操作部70は、ユーザーからの操作を受け付ける入力部としての各種操作部材である。操作部70には、押しボタン、回転ダイヤル、タッチセンサーなどが含まれ、少なくとも以下の操作部が含まれる。シャッターボタン61、AF−ONボタン69、メイン電子ダイヤル71、電源スイッチ72、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、LVボタン76、AFフレーム選択ボタン77、AEロックボタン78。操作ボタン79(メニューボタン79a、インフォボタン79b、再生ボタン79c、拡大/縮小ボタン79d、消去ボタン79e、プロテクトボタン79f、Qボタン79g)。
操作部照明部300は、操作ボタン79を暗所でも視認可能とするLEDなどの部材照明手段である。操作ボタン79には光を透過させる部材を用い、操作ボタン79の裏に操作部照明部300を配置し、操作ボタン79の裏から光を照射することで操作ボタン79を照明する。操作ボタン79にはそれぞれのボタンの機能を示す情報が印字されており、操作部照明部300が発光することで各ボタンの機能を示す情報をユーザーが視認できるようになる。操作部照明部300は、システム制御部50の指示に基づいて必要なタイミングで必要な期間、操作ボタン79を照明することができる。これにより、例えば暗所において、ユーザーが操作ボタン79の配置を覚えていなくても操作部照明部300の発光で操作ボタン79が点灯するため、ユーザーが操作ボタン79のそれぞれの機能と配置を視認することができる。
ディスプレイ照明部82は、表示部28を照明する照明部材である。ディスプレイ照明部82であるバックライトが発光することにより、表示部28は点灯する。ただし、表示部28はバックライトによる点灯でなく、表示部28であるディスプレイ自体が発光することで点灯するものでもよい。
通知部81は、記録メディアに画像データの記録動作が実行中である場合に、その旨を警告表示するために点灯/点滅するものである。通知部81の点灯/点滅中にカードや電池を取り出してしまうと、画像データや記録メディア、カメラが故障する可能性が生じるため、警告表示を行う。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。また、通信部54は、Bluetooth(登録商標)や Bluetooth Low Energyでも外部機器と通信可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(LV画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像やその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像であるかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサーやジャイロセンサーなどを用いることができる。姿勢検知部55である、加速度センサーやジャイロセンサーを用いて、デジタルカメラ100の動き(パン、チルト、持ち上げ、静止しているか否か等)を検知することも可能である。
本実施形態では、デジタルカメラ100における操作ボタン79の点灯制御処理について説明する。
図3は、ユーザーが撮影を行う際に撮影の妨げにならないように、操作ボタン79の点灯制御を行うフローチャートである。この制御処理は、システム制御部50が、不揮発性メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行することにより実現される。図3のフローチャートは、デジタルカメラ100を撮影モードで起動し、撮影待機状態であるときに開始される。
S301では、システム制御部50は、メニューボタン79a/再生ボタン79c/LVボタン76/Qボタン79g/インフォボタン79bの押下操作の少なくとも1つがされたか否かを判定する。押下があった場合はS302へ進み、そうでなかった場合はS303へ進む。
S302では、システム制御部50は、操作部照明部300へ発光指示を出し、操作ボタン79を点灯させ、S301で押下されたボタンに応じた画面を表示部28に表示する。メニューボタン79aが押下されると設定メニュー画面を表示部28に表示する。設定メニュー画面はデジタルカメラ100の設定項目を確認・変更することができるものである。再生ボタン79cが押下されると記録媒体200に保存されている画像を表示部28に表示し、ユーザーが画像を確認できるようにする。LVボタン76が押下されるとLV画像を表示部28に表示し、ユーザーは表示されたLV画像を確認しながら撮影を行うことができる。Qボタン79gが押下されると、表示部28に表示されている複数の撮影に関する設定項目について、選択可能な状態で表示する。これにより、設定メニュー画面に遷移せずとも簡単に設定値を変更することができる。インフォボタン79bが押下されると、表示部28に画像に関する撮影情報を表示する。具体的には、撮影情報なしでの画像の表示、簡易的な撮影情報と画像の表示、詳細な撮影情報と画像の表示をインフォボタン79b押下に応じて順に表示する。簡易的な撮影情報として、例えば、露出に関する設定値と記録画質が表示される。詳細な撮影情報として、例えば、簡易的な撮影情報に加え、画像の明るさ分布を表すヒストグラムやホワイトバランス補正量、グリッドラインが表示される。S301で押下されたボタンに応じた画面へ遷移する場合は、ユーザーはファインダー接眼部16へ接眼することなく、操作ボタン79を見ながら操作していると想定できる。そのため、操作ボタン79やファインダー外表示部43を点灯することで暗所でも明所でも操作ボタン79の視認性を向上させる。
S303では、システム制御部50は、照明ボタン58の押下があったか否かを判定する。押下があった場合は、S304へ進み、なかった場合はS307へ進む。照明ボタン58の押下に応じて、システム制御部50は、操作部照明部300の点灯/消灯を切り替えることで、操作ボタン79の点灯/消灯を切り替える。S303において照明ボタン58が押下された場合は、押下されたことをシステムメモリ52に保存する。
S304では、システム制御部50はシステムメモリ52を参照し、S303での照明ボタン58の押下より前に操作ボタン79が点灯していたか否かを判定する。操作ボタン79が点灯していた場合はS305へ進み、そうでなかった場合はS306へ進む。
S305では、システム制御部50は、操作部照明部300と照明部59を消灯させることで操作ボタン79とファインダー外表示部43を消灯し、S307へ進む。例えば、ユーザーが暗所で撮影を行う際に操作ボタン79の位置を確認するため等の目的で操作ボタン79を点灯していた状態から、明所へ移動した場合には操作ボタン79を点灯せずとも視認できるため、操作ボタン79の点灯状態を継続する必要がなくなる。そのため、操作ボタン79の点灯中に照明ボタンの押下があった場合は、操作ボタン79を消灯する。ファインダー外表示部43についても同様の理由で消灯する。また、夜間の動物撮影時など、ユーザーにとって操作ボタン79とファインダー外表示部43の点灯が不都合な場合は、設定メニュー画面において操作ボタン79を常時点灯しないように設定することもできる。
S306では、システム制御部50は、操作部照明部300と照明部59を発光させることで操作ボタン79とファインダー外表示部43を点灯し、S307へ進む。操作ボタン79には機能を示す情報が印字されており、操作部照明部300が発光すると操作ボタン79が点灯し、印字されている機能を示す情報が視認できるようになる。例えばユーザーが明所で撮影を行う場合は、操作ボタンに印字されている情報が十分に視認できる。暗所で撮影を行う場合は、複数有する操作ボタン79の配置を覚えていなければ、どのボタンにどのような機能が割り当てられているか視認することが難しい。暗所での撮影時に操作ボタン79が点灯すると、ユーザーが操作ボタン79のそれぞれの機能を視認することができ、操作性が向上すると考えられる。そのため、操作ボタン79が消灯中に照明ボタンの押下があった場合は、操作ボタン79を点灯する。ファインダー外表示部43についても同様の理由で点灯する。
S307では、システム制御部50は、ファインダー接眼部16への接眼があったか否かを判定する。接眼があった場合はS311へ進み、なかった場合はS310へ進む。接眼がある場合は、ユーザーが撮影を行おうとしている可能性が高い。撮影を行わずとも構図決定など、撮影準備をしていることが考えられる。図1に示すように、例えば操作ボタン79がファインダーの左側に配置されていた場合、右目でファインダーを覗くユーザーにとっては左目の位置に操作ボタン79が位置することになる。接眼時に目の近くにある操作ボタン79が点灯しているとユーザーが眩しく感じ、撮影の妨げになることが考えられる。また、片目の状況が両目の瞳孔に影響することがあり、暗所での撮影時にファインダーを覗いている目に影響を及ぼすこと可能性も考えられる。そのためファインダー接眼部16への接眼を検知した場合には操作ボタン79を消灯する。なお、S307は接眼検知センサーなどのユーザーの接眼を検知する機構がある場合のみ機能するステップであり、接眼検知の機構が備わっていない場合は、S305もしくはS306からS308へと制御するようにしてもよい。
S308では、システム制御部50は、測光開始操作があったか否かを判定する。測光開始操作があった場合はS309へ進み、そうでなかった場合はS307へ戻る。測光開始操作とは、シャッターボタン61の半押し、AF−ONボタン69の押下がある。接眼が検知できない場合でも、シャッターボタン61の半押しにより、ユーザーが撮影を行おうとしている可能性が高い。AF−ONボタン69押下により、AFを実行する。AF実行によりAEセンサー17を用いた測光が開始し、自動露出値の決定処理を行う。なお本実施形態では撮像装置に配置されたAF−ONボタン69の押下により測光が開始されることを利用しているが、ユーザーが任意に割り当て可能なボタンに測光機能を割り当てて押下してもよい。
S309では、システム制御部50は、AEセンサー17を用いて被写体の輝度の測光を開始し、S310へ進む。
S310では、システム制御部50は、操作ボタン79を消灯し、S311へ進む。測光開始操作があった場合はユーザーが撮影を行おうとしている可能性が高く、その際に操作ボタン79が点灯していると、ファインダー接眼部16を覗いているユーザーにとっては左目付近で操作ボタン79が点灯する。そのため、ユーザーが眩しく感じることが想定できる。また、暗所で撮影している際には、左目付近にある点灯している操作ボタン79のせいでファインダー接眼部16を覗いている右目の瞳孔にも影響する可能性が生じる。測光開始操作があったことに応じて操作ボタン79を消灯すれば、これらの撮影時にユーザーが感じる煩わしさを低減することができる。
S311では、システム制御部50は、ファインダー外表示部43が点灯していた場合には点灯状態を継続、消灯していた場合には消灯状態を継続し、撮影待機状態へ遷移し、S312へ進む。このように本実施形態では、操作ボタン79とファインダー外表示部43の点灯/消灯は必ずしも連動しない。
S312では、システム制御部50は、シャッターボタン61が全押しされて、第2シャッタースイッチ64がオンになったか否かを判定する。第2シャッタースイッチ64がオンになった場合はS313へ進み、そうでなかった場合はS301へ戻る。
S313では、システム制御部50は、撮影処理を実行する。
S314では、システム制御部50は、撮影待機状態が終了したか否かを判定する。撮影待機状態の終了とは、ユーザーの再生ボタン79cの押下による再生モードへの遷移や、電源スイッチ72の電源OFFへの切替によるデジタルカメラ100の電源オフである。終了した場合は本制御フローを終了し、そうでなかった場合は、S301へ戻る。
図4は、システム制御部50の制御による、様々な操作に応じたファインダー外表示部43と操作ボタン79の動作状態遷移の一例である。デジタルカメラ100が撮影待機状態であるときに、ボタンを押下した場合の状態遷移の例である。S311で述べたように、ファインダー外表示部43と操作ボタン79は必ずしも連動しない。基本動作として、撮影待機状態で照明ボタン58が押下されると、S306で説明したとおり、ファインダー外表示部43と操作ボタン79は共に点灯する。
パターン2、パターン3について、メニューボタン79aや再生ボタン79cが押下され、設定メニュー画面や再生モードへ遷移すると、S302で説明したとおり、ファインダー外表示部43は消灯状態が継続するが、操作ボタン79は点灯する。撮影待機状態において、メニューボタン79aや再生ボタン79cが押下されるとユーザーは表示部28を見ていると考えられるため、視認性が良くなるように操作ボタン79は点灯する。一方でファインダー外表示部43が表示する撮影情報については、表示部28でも撮影情報を確認することができるため、点灯させなくてもユーザーは困らない。その後、メニューボタン79aや再生ボタン79cが再び押下され、設定メニュー画面や再生モードから撮影待機状態へ遷移すると、ファインダー外表示部43は消灯状態が継続し、操作ボタン79は消灯する。撮影待機状態への遷移により、ユーザーが撮影を行おうとしていると考え、操作ボタン79を消灯する。
パターン4では、ユーザーが撮影待機状態で照明ボタン58の押下をすると、操作ボタン79とファインダー外表示部43は共に点灯する。その後にメニューボタン79aや再生ボタン79cを押下すると、ボタンの機能に対応した画面が、表示部28に表示される。このとき操作ボタン79は点灯状態を継続するが、ファインダー外表示部43は消灯する。ユーザーが暗所にいる場合、操作ボタン79やファインダー外表示部43を視認したいと考え点灯させる。その後メニューボタン79aや再生ボタン79cの押下により表示部28が点灯すると、ファインダー外表示部43に表示されていた撮影情報を表示部28で確認できるため、ファインダー外表示部43の点灯状態の継続は必ずしも必要でなくなる。そのためこのような場合は、ファインダー外表示部43を消灯する。しかし操作ボタン79については引き続き点灯していたほうが、ユーザーが操作ボタン79を視認できるため、操作ボタン79は点灯を継続する。
パターン5では、パターン2と同様に、メニューボタン79aや再生ボタン79cが押下されると操作ボタン79のみ点灯する。その後照明ボタン58が押下されると、ファインダー外表示部43は点灯せず消灯状態を継続し、操作ボタン79は点灯状態を継続する。これは、メニューボタン79aや再生ボタン79cによりユーザーが表示部28を見ていると考えるため、照明ボタン58を押下してもファインダー外表示部43は点灯させずとも操作性が低下することはないと考えられるためである。その後再び、メニューボタン79aや再生ボタン79cが押下されると、撮影待機状態へと遷移するため、ファインダー外表示部43、操作ボタン79共に消灯する。
パターン7では、撮影待機状態で照明ボタン58を押下するとファインダー外表示部43、操作ボタン79共に点灯する。その後第1シャッタースイッチ64がオンになると、S310、S311で説明したとおり、ファインダー外表示部43は点灯状態を継続し、操作ボタン79は消灯する。これは、第1シャッタースイッチ64のオンによって、ユーザーが撮影を行おうとしていると考えるためである。前述したように、撮影時に操作ボタン79が点灯しているとユーザーが眩しく感じ、撮影の妨げとなる可能性が高い。一方でファインダー外表示部43が点灯していても、ファインダー外表示部43aであればデジタルカメラ100の上面に位置するため、ユーザーが眩しく感じる可能性は低い。同様に、ファインダー外表示部43bはファインダー接眼部16からある程度遠い位置にあるため、ユーザーが眩しく感じる可能性は低い。
以上のように、デジタルカメラ100において撮影待機状態から、ユーザー操作によって操作ボタン79が点灯していた場合には、測光が開始したことに応じて操作ボタン79を消灯する。これにより、暗所においてユーザーが操作ボタン79の機能と位置を記憶していなくとも機能と位置を視認することができる。撮影を行う際には操作ボタン79の位置に関わらず、ユーザーが眩しく感じることなく撮影を行うことができる。
なお、本実施形態では複数有する操作ボタン79を一括して点灯/消灯切り替える制御処理となっているが、複数有するボタンを個別制御するようにしてもよい。撮影時の露出に関する第1の操作ボタン(例えば、AEロック、絞り、シャッター速度、ISO感度調整ボタン)が点灯していた場合は、測光を開始しても第1の操作ボタンの点灯状態を継続する。一方で、露出とは関係のない機能が割り当てられた第2の操作ボタンは消灯するようにしてもよい。また、ユーザーがファインダー接眼部16に右目を接眼した際に、ファインダー接眼部16の左側に配置されている操作ボタン79が点灯していると眩しく感じる可能性が高い。そのため、ファインダー接眼部16の左側に配置されている第3の操作ボタン(例えばメニューボタン79aとインフォボタン79b)は消灯し、第4の操作ボタン(例えば操作ボタン79c〜79g)は点灯状態を継続してもよい。
また、通知部81について、点灯/点滅で警告表示が継続している間に測光開始操作があった場合は、警告表示を継続して行うべき状態が継続していたとしても、一時的に警告表示を消灯する。通知部81についても操作ボタン79やファインダー外表示部43と同様に、ユーザーが撮影を行おうとしている場合には、警告表示が点灯/点滅しているとユーザーが眩しく感じる可能性が高い。そのため、通知部81も図3における操作ボタン79と同様に扱う。通知部81による警告表示がされている間に、シャッターボタン61の半押し、または、AF−ONボタン69の押下による測光開始操作があった場合は、警告表示を一時的に消灯するようにしてもよい。このように通知部81の点灯/点滅による警告表示時にも、測光開始操作があった場合は警告表示を消灯することで、デジタルカメラ100における通知部81の配置位置を気にすることなく配置することができる。また、図4における操作ボタン79の動作として記載した点灯/消灯の制御を、同じように通知部81の動作として適用して制御するようにしてもよい。
本制御フローのS306で点灯した操作ボタン79は、デジタルカメラ100に設定されている所定の短い時間、例えば6秒程度無操作が継続すると消灯する。オートパワーオフ機能(所定の長い時間、例えば1分程度無操作が継続すると、デジタルカメラ100の電源をオフする機能)を含むデジタルカメラ100の電源をオフした後、再度電源をオンにした場合は、操作ボタン79や表示部28は消灯した状態で起動する。
なお、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェア(例えば、複数のプロセッサーや回路)が処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず撮像手段を有する機器であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピューターやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。