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JP6885566B2 - 余剰セメントによる炎症防止シート - Google Patents
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Description

本発明は、歯科治療において用いられる余剰歯科用セメントに起因する歯周部の炎症を防止するための炎症防止シートの使用方法、及びその使用方法に用いる炎症防止シートに関する。
歯科における虫歯の治療は、虫歯部分を切削し切削部に詰め物(「インレー」)を充填する、あるいは切削した歯を土台(支台歯)にして被覆冠(「歯冠」又は「クラウン」)を被せる治療がひろく行われている。また、歯科治療法の一つとして、近年、インプラント治療が広く普及するようになってきており、歯の抜けた顎骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療も行われている。インプラント治療は、手術を必要とし、治療費が大きいという難点はあるが、義歯床より見た目が良く、かつ噛み応えも良好なことから、患者のニーズが高まっている。
図9は一般的に行われている虫歯治療を説明する図であり、図9(a)は虫歯の部分のみを切削し、白い部分をできるだけ残し、切削部21にインレー8aを充填する詰め物による治療を示した図である。図9(b)は歯全体を削り、これを支台歯としてクラウンを被せる治療を示した図である。このような虫歯治療におけるインレーと歯との接合、クラウンと歯との接合には歯科用セメントが用いられ、切削部分やクラウンの内側に歯科用セメントが充填される。
図10はインプラント治療におけるインプラントした歯の断面概要図である。虫歯治療とは異なり、歯科のインプラント治療は、まずフィクスチャーと呼ばれる金属(とくにチタン)製の人工歯根2を螺合により顎の歯槽骨1に埋め込み、次いで支持連結部材であるアバットメント3をフィクスチャーにネジ止めし、さらにその上に歯の上部構造(「歯冠」又は「クラウン」)を被せ、アバットメント3と歯冠8とを接合する。
アバットメント3と歯冠8との接合方法には、ネジ止めする方法(スクリューリテイン)と、図10に示すような歯科用セメント層11で接着する方法(セメントリテイン)とが主に用いられている。その中でも、セメントリテインは、治療された歯の見た目の良さ、咬合調整の簡便さ、費用の安さ等から、歯冠接合の主流になっている。
一方、虫歯治療やインプラント治療のセメントリテインにおいて、支台歯や歯冠の付け根からはみ出した余剰歯科用セメントの為害性が問題視されるようになってきた。これは、余剰歯科用セメントが歯肉溝(歯周ポケット)に入り込み、その除去が難しいため、歯周部に炎症を起こすという問題である。かかる炎症が進行すると歯周病の進行の原因となる。
また、インプラント治療ではインプラントが脱落するというようなトラブルになることがある。特に、インプラント治療におけるチタン製のフィクスチャーでは、天然歯と比較して、歯肉溝の内部組織との密着性が低く、歯肉溝が深くなり易い。このため余剰歯科用セメントが歯肉溝の深部まで入り込む場合があり、かかる場合のその除去は極めて困難である。
歯科用セメントの残留は、炎症原因菌の温床となり、歯周部の炎症やインプラントの脱落を引き起こしていると考えられ、かかる余剰歯科用セメントによる問題を防止する抜本的な解決策が得られていないのが現状である。
鈴木貴規;日本歯科先端技術研究所学術会誌,Vol.20,No.4,235−240,2014
上述したように、歯科用セメントの残留は、炎症原因菌の温床となり、歯周部の炎症やインプラントの脱落を引き起こす原因となっている。クラウンと支台歯との継ぎ目(マージン部)、歯冠とアバットメント(支台)の継目(マージン部)からはみ出した余剰歯科用セメントは、歯科用の探針やスケーラーで比較的容易に除去することができるが、歯肉溝深くに入った歯科用セメントの除去は非常に困難となる。ステンレス鋼製の探針で無理に余剰歯科用セメントを掻き出そうとすると、支台歯やアバットメントの表面に疵を付けて歯周病菌の繁殖を助長するおそれが有る。また、スケーラーで歯肉溝深部の余剰歯科用セメントを除去するのも難しい。
余剰歯科用セメントが歯肉溝に入り込むか否かは、マージン部の位置にも依存する。マージン部が歯肉縁より少し上にある場合は、余剰歯科用セメントが歯肉溝の深部まで入り込むケ−スは少ないが、マージン部が歯肉縁と同レベル又は下方にある場合は、余剰歯科用セメントは容易に歯肉溝の深部まで入り込むことになる。
余剰歯科用セメントの害を低減するという観点からは、マージン部を歯肉縁より高くすることが望ましいが、マージン部が見え易くなるため、審美性の観点から好ましくない。したがって、マージン部が歯肉縁より下方にあっても、余剰歯科用セメントが歯肉溝に入り込むことを防止できるような方法があれば、上記の問題は一挙に解決されることになる。しかし、かかる手段は未だ全く見出されていない。
そこで、本発明は、虫歯治療や歯科インプラント治療におけるセメントリテインの際に詰め物やクラウン、あるいはマージン部からはみ出す余剰歯科用セメントの歯肉溝への侵入を防止するための新規な手段を提供し、もって余剰歯科用セメントによる歯周部の炎症の問題を抜本的に解決することを課題としている。
本発明は、虫歯部分を切削した治療歯に詰め物又は被覆冠を被せて、前記治療歯と前記詰め物又は被覆冠とを歯科用セメントで接着する余剰歯科用セメントによる炎症を防止する炎症防止シートであって、
中央部に孔を有し、前記孔に前記治療歯を挿通して、前記治療歯の歯周部全体をカバーするようにセットするゴム製又はプラスチック製の伸縮可能なシートであることを特徴とする炎症防止シートである。
また、本発明は、顎骨にフィクスチャーを埋め込み、これにアバットメントを接合し、前記アバットメントに歯冠を被せてこの両者を歯科用セメントで接着する歯科インプラント治療に用いられる歯科用余剰セメントによる炎症を防止する炎症防止シートであって、
前記アバットメントの径よりやや小さい孔を有し、前記孔に前記アバットメントを挿通して、前記治療対象の歯の歯周部全体をカバーするようにセットするゴム製及び/又はプラスチック製の伸縮可能なシートであることを特徴とする炎症防止シートである。
上記の炎症防止シートは、その厚みが0.05〜1.0mmであることが好ましい。
また、上記の炎症防止シートは、撥水性を有するシリコーン系樹脂又はフッ素系樹脂からなるものであることは好ましい。また前記孔は円孔又は☆孔又は×孔であることは好ましく、シートに予め、赤、青、緑等に着色しておくことが望ましい。着色されていることでシートの視認が容易となるためである。
本発明により、歯科治療及び歯科インプラント治療において、セメントリテインの際にマージン部からはみ出す余剰歯科用セメントの歯肉溝への侵入を、簡易な手段で確実に防止することが可能になった。これにより、歯科治療及び歯科インプラント治療における余剰歯科用セメントによる歯周部の炎症の問題を抜本的に解決することが可能になった。
以下、本発明の好ましい実施形態について説明する。図1は、虫歯部分を切削した支台歯3cの上にクラウン8bを被せる治療において、本発明の炎症防止シートの使用法の作業手順を説明する図である。図1(a)に示すように、炎症防止シート4の中央に設けられた孔5を、支台歯3cに挿通して、炎症防止シート4が歯肉6の上部、とくに歯肉溝7の全周をカバーするようにセットする。
孔5の径は支台歯3の径より、やや小さくなっている。炎症防止シート4は伸縮性があるため、図1(b)に示すように孔5の縁に折り曲げ部5aが形成され、この部分が支台歯3を締め付けるため、炎症防止シート4が支台歯3に密着する。
次いで、図1(c)に示すように、クラウン8bを支台歯3cに被せて、歯科用セメントで接着する。すなわち、クラウン8bの内周及び/又は支台歯3cの外周に予め歯科用セメントを塗布しておき、クラウン8bを支台歯3cに被せる。この時、クラウン8bと支台歯3cの継目(マージン部)から余剰歯科用セメントがはみ出して来る。
マージン部は円孔の折り曲げ部5aより上にあるため、はみ出した余剰歯科用セメントは、炎症防止シート4の表面を流動し、余剰歯科用セメント層9が形成される。また、炎症防止シート4が支台歯3cに密着しているため、余剰歯科用セメントの歯肉溝7への侵入を防止することができる。
次に、炎症防止シート4の端部を(ピンセット等で)摘んで引き上げると、孔5が拡大し、炎症防止シート4はクラウン8bから外れる。また、炎症防止シート4には、余剰歯科用セメント層9が付着し難い(剥離し易い)撥水性の材質のものを用いているので、炎症防止シート4の変形に伴って、余剰歯科用セメント層9が剥離・破断し、容易に取り除くことができる。これにより、余剰歯科用セメントが歯肉溝7に入り込むのを確実に防止することができる。
図2は、本発明のインプラント治療における炎症防止シートの使用法の作業手順の説明図である。図2(a)に示すように、歯槽骨1内にフィクスチャー2を埋め込み、このフィクスチャー2にアバットメント3をネジ止めする。その後、図2(b)に示すように、炎症防止シート4の中央に設けられた孔5に、アバットメント3を挿通して、炎症防止シート4が歯肉6の上部、とくに歯肉溝7の全周をカバーするようにセットする。
この際孔5の径は、アバットメント基部3aの径より、やや小さくなっている。また、炎症防止シート4には伸縮性があるため、孔5の縁に折り曲げ部5aが形成され、この部分がアバットメント基部3aを締め付けるため、炎症防止シート4がアバットメント基部3aに密着する。
次いで、図2(c)に示すように、歯冠8をアバットメント3に被せて、歯科用セメントで接着する。すなわち、歯冠8の内周及び/又はアバットメント3の外周に予め歯科用セメントを塗布しておき、歯冠8をアバットメント3に被せる。この時、歯冠8とアバットメント3の継目(マージン部)から余剰歯科用セメントがはみ出して来る。
マージン部は孔の折り曲げ部5aより上にあるため、はみ出した余剰歯科用セメントは、炎症防止シート4の表面を流動し、余剰歯科用セメント層9が形成される。また、炎症防止シート4がアバットメント3に密着しているため、余剰歯科用セメントの歯肉溝7への侵入を防止することができる。
次いで、図2(d)に示すように、炎症防止シート4の端部を(ピンセット等で)摘んで引き上げると、孔5が拡大し、炎症防止シート4はクラウン8の径の大きい部分を通過するようになる。また、炎症防止シート4には、余剰歯科用セメント層9が付着し難い(剥離し易い)撥水性の材質のものを用いているので、炎症防止シート4の変形に伴って、余剰歯科用セメント層9が剥離・破断し、容易に取り除くことができる。これにより、余剰歯科用セメントが歯肉溝7に入り込むのを確実に防止することができる。
本発明の炎症防止シートの使用方法のキーポイントの第一は、炎症防止シート4の中央付近に孔を設け、これに治療歯、支台歯あるいはアバットメントを挿通して歯周部をカバーするため、歯肉溝の全周を簡便かつ確実にカバーし得るようにしたことである。
また、キーポイントの第二は、炎症防止シート4に伸縮性のある材料を用い、その孔5の径を、アバットメント基部3aの径より小さくすることによって、孔5の縁5aがアバットメント基部3aを締め付けるようになり、両者の隙間から余剰歯科用セメントが漏れるの確実に防止できるようにしたことである。
図3は、本発明の炎症防止シートの形状を示す図で、図3(a)は平面図、図3(b)は側面図である。この炎症防止シート4は正方形で、辺の長さLは10mm、円孔の径dは3.5mmでであった。また、シートの厚み(t)は0.2mmのものを用いた。
ただし、本発明の炎症防止シートは、正方形のものに限る必要はなく、長方形であっても、円形、楕円形等、様々な形状であって良い。その寸法も上記の値に限る必要は無い。要はカバーすべき歯肉部の広さを勘案して適切なサイズを選択すれば良い。孔も円に限定されず、☆形、◇形、×形等、様々な形状でよく、円孔の径dも上記の値に限る必要は無く、治療歯、支台歯、アバットメント基部の径を勘案して、適切な径のものを選べば良い。或いは、径dの異なる炎症防止シートを多数用意して、治療現場で適切な径のものを選んで使うことも考えられる。
シートの厚みtも上記の値に限る必要は無いが、0.05〜1.0mmの範囲であることが望ましい。tが0.05mm未満では、セットの途中で破断するおそれがあり、tが1.0mmを超えると、柔軟性が不足してハンドリングし難くなるためである。
炎症防止シートの材質は、撥水性のあるもの、例えばシリコーン樹脂系やフッ素樹脂系のものが好ましい。シートに付着した余剰の歯科用セメントの剥離が容易になるためである。本実施例では、シリコーン樹脂系の伸縮性のあるシートを用いた。ちなみに、このシートの引張強さ(引張破断応力)は5.1N、破断伸びは59.3%であった。
図4は炎症防止シートの他の形状を示す図である。図4(a)、(b)は治療歯、支台歯、アバットメント等を貫通させる孔が×形の炎症防止シートの形状を示したものであり、図4(c)、(d)は☆形の炎症防止シートの形状を示したものである。治療歯等を貫通させる孔が×形のものは円孔に比較し治療歯等を貫通させ難いが、歯肉周囲を覆う面積を大きくすることができ余剰歯科用セメントの歯肉溝への入り込みをより確実に防止することができる。また、☆形孔の炎症防止シートは、治療歯等を貫通させやすく、かつ治療歯の一部を上部まで覆うことができる、というメリットがある。
図5はインプラント治療における、隣の歯が近接している場合の炎症防止シート4の使用方法の説明図である。この場合には、図5(a)に示すように、炎症防止シート4の孔5に、アバットメント3を挿通して、炎症防止シート4をセットする際に、隣接する歯10が邪魔になる。しかし、炎症防止シート4の縁を隣接する歯10の側面に沿って上方に折り曲げておけば何ら支障はない。
この状態で、図5(b)に示すように、クラウン8をアバットメント3に被せれば、隣接する歯10の方には、殆ど隙間が生じない。それ故、余剰歯科用セメントはこの方向にははみ出さず、大部分がそれ以外の方向(前後及び反対側)にはみ出してくる。したがって、炎症防止シート4を取り除くことにも、とくに支障は生じない。
クラウン8と隣接の歯10との歯間の隙間がとくに小さくて、炎症防止シート4を上方に引き抜けないような場合には、炎症防止シート4の一部を切断し、隙間に挟まったシートを前方に引き出せば、問題無く取り除くことができる。なお図3は、隣接する歯が片側のみに有る場合を示しているが、これが両側にあっても支障が無いことが確かめられている。なお、このことはインプラント治療に限られず、インレーやクラウンを用いる虫歯治療においても同様に適用される。
本発明の炎症防止シートは、極めて小型かつ軽量であるため、ハンドリングの際に、散逸し易いという問題がある。そのため、このシートの製造・運搬・保管等においては、集合型のシートにすることが望ましい。図6は、本発明の一実施例である中央部に円孔を設けた炎症防止シートの集合型シートの形状の例を示す図で、図6(a)は1列のシート、図6(b)は複数列のシートの場合である。
この集合シートをその破線の部分で切断すれば、単離シートが得られる。このシートは薄いゴム又はプラスチックスからなるものであるから、治療現場等において、ハサミやナイフで容易に切断することができる。さらに、シリコーン系樹脂やフッ素系樹脂の薄いシートは、通常は透明又は半透明で、歯茎にセットしたときに、その位置を識別し難い。そのため、シートを予め、赤、青、緑等に着色しておくことが望ましい。
図7は、本発明の炎症防止シートの他の実施例である中央部に☆形の孔を設けた炎症防止シートの集合型の例を示す図であり、図7(a)は1列のシート、図7(b)は複数列のシートの場合である。図8は、本発明の他の実施例である中央部に×の切込みを入れた×形の孔を設けた炎症防止シートの集合型の例を示す図であり、図8(a)は1列のシート、図8(b)は複数列のシートの場合である。これらの集合シートは、上述した中央部に円孔を設けた炎症防止シートと同様の材質であり、同様の特徴を備えている。
虫歯部分を切削した支台歯3cの上に全部クラウン8bを被せる治療において、本発明の炎症防止シートの使用法の作業手順の説明図である。 本発明のインプラント治療における炎症防止シートの使用法の作業手順の説明図である。 本発明の一実施例である炎症防止シートの形状を示す図である。 炎症防止シートの他の形状を示す図である。 インプラント治療における、隣の歯が近接している場合の炎症防止シートの使用方法の説明図である。 本発明の一実施例である中央部に円孔を設けた炎症防止シートの集合型シートの形状の例を示す図である。 本発明の一実施例である中央部に☆形孔を設けた炎症防止シートの集合型シートの形状の例を示す図である。 本発明の一実施例である中央部に×の切込みを入れた×形孔の炎症防止シートの集合型シートの形状の例を示す図である。 虫歯治療方法を説明する図である。 インプラント治療におけるインプラントした歯の断面概要図である。
1:歯槽骨
2:フィクスチャー
3:アバットメント
3a:アバットメント基部
3c :支台歯
4:炎症防止シート
5:孔
5a:孔の折曲げ部
6:歯肉部
7:歯肉溝
8:歯冠
9:余剰歯科用セメント層
10:隣接する歯
11:歯科用セメント層

Claims (6)

  1. 虫歯部分を切削した治療歯に詰め物又は被覆冠を被せて、前記治療歯と前記詰め物又は被覆冠とを歯科用セメントで接着する余剰歯科用セメントによる炎症を防止する炎症防止シートであって、
    中央部に孔を有し、前記孔に前記治療歯を挿通して、前記治療歯の歯周部全体をカバーするようにセットするゴム製又はプラスチック製の伸縮可能なシートからなることを特徴とする炎症防止シート
  2. 前記シートの厚みが0.05〜1.0mmであることを特徴とする請求項1に記載の炎症防止シート
  3. 前記シートが撥水性を有するシリコーン系樹脂又はフッ素系樹脂からなる請求項1又は2に記載の炎症防止シート
  4. 前記孔の形状が円、☆、◇、×のいずれかであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の炎症防止シート
  5. 前記シートが着色されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の炎症防止シート
  6. 顎骨にフィクスチャーを埋め込み、これにアバットメントを接合し、前記アバットメントに歯冠を被せてこの両者を歯科用セメントで接着する歯科インプラント治療に用いられる歯科用余剰セメントによる炎症を防止する炎症防止シートであって、
    前記アバットメントの径よりやや小さい孔を有し、前記孔に前記アバットメントを挿通して、前記治療対象の歯の歯周部全体をカバーするようにセットするゴム製及び/又はプラスチック製の伸縮可能なシートであって、前記孔の形状が×であることを特徴とする炎症防止シート
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