JP6887352B2 - 監視システム - Google Patents
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Description
しかし、被写体がセンサカメラの認識範囲外に存在する場合は、センサカメラにおいて当該被写体が認識できず、その結果、撮影用カメラの向きを変えれば撮影可能な範囲内に当該被写体が存在する場合であっても、当該撮影用カメラでは当該被写体を撮影することができないという課題があった。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る監視システムの全体構成の一例を示す図である。
この実施の形態1の監視システムにおいては、監視対象領域内に存在し、監視対象領域を直接目視で監視する現場監督者と、監視対象領域から離れた場所から、監視対象領域を撮影した映像等を確認することで当該監視対象領域を監視する遠隔監視者とによって、監視作業が行われるものとする。
撮影装置101は、監視対象領域を、画像または映像として撮影する。撮影装置101は、例えば、監視カメラ、スマートフォン、または、デジタルカメラ等である。
撮影装置101は、撮影した画像または映像を、表示装置104、および、記録装置105に出力する。制御装置106は、撮影装置101の制御を行う。例えば、撮影装置101の向きを制御する。制御装置106は、表示装置104に接続してもよい。制御装置106の具体例としては、コントローラ、リモコン、マウス等がある。
また、撮影装置101は、撮影方向制御装置107の制御に基づき、撮影方向を変更して、監視対象領域を撮影する。
なお、この実施の形態1では、図1に示すように、撮影装置101が撮影方向制御装置107を搭載するものとするが、これに限らず、撮影方向制御装置107は、撮影装置101の外部に設けられるものとし、ネットワーク等を介して、撮影装置101の外部から撮影装置101の撮影方向を制御するようにしてもよい。
具体的には、指示装置103がレーザポインタである場合、例えば、現場監督者がレーザポインタからの光線を、監視対象領域内に存在する監視対象に対して投光することで、監視対象によって反射された光線を監視対象が存在する方向を指示する信号として発信する。この場合の特定位置は、監視対象が存在する位置である。
また、同様に指示装置103がレーザポインタである場合、例えば、監視対象領域内にいる現場監督者がレーザポインタからの光線を検知装置102に対して直接投光することによって、当該光線を監視対象が存在する方向を指示する信号として発信する。この場合の特定位置は、指示装置103が存在する位置である。
具体的には、検知装置102は、例えば、それぞれがセンサ素子からなる1つ以上の検知領域を有している。
検知装置102は、例えば、指示装置103がレーザポインタである場合であって、当該レーザポインタからの光線が監視対象に対して投光された場合、当該監視対象から反射された反射光を当該検知領域で検知することで、監視対象が存在する方向を検知する。また、例えば、レーザポインタからの光線が、検知装置102に対して直接投光された場合、検知装置102は、レーザポインタから投光された光線を検知領域で検知することで、当該レーザポインタが存在する方向を、監視対象が存在する方向として検知する。
検知装置102は、監視対象が存在する方向を検知した検知領域に関する情報を、検知領域情報として撮影方向制御装置107に送信する。
また、撮影装置101と検知装置102とは通信可能に接続される。
また、検知装置102と指示装置103とは通信可能に接続される。
図2は、実施の形態1において、撮影装置101の撮影方向を制御する動作の一例を説明するためのフローチャートである。
なお、図2では、現場監督者が監視対象領域内に監視対象となる人物を発見した場合に、当該監視対象を含む範囲を撮影装置101の撮影範囲とするよう、当該撮影装置101の撮影方向を制御する動作を説明する。
また、以下の説明では、一例として、検知装置102は球状のセンサ、指示装置103はレーザポインタとする。
図3は、実施の形態1の検知装置102の全体構成の一例を説明するための図である。
図3Aでは、検知装置102が、指示装置103から投光された光線を直接に検知領域302で検知することで、当該指示装置103が存在する方向を監視対象305が存在する方向として検知する場合を示しており、図3Bでは、検知装置102が、指示装置103から監視対象305に対して投光されて当該監視対象305によって反射された光線を検知することで、監視対象305が存在する方向を検知する場合を示している。
検知装置102は、複数の検知領域302を有する。図3では、複数の検知領域302のうち1つの検知領域302のみを示している。また、図3では、一例として、各検知領域は、球状の検知装置102の表面上に設けられるものとしている。
検知領域302は、それぞれ、例えば、指示装置103から発信された信号を検知するための単体のセンサ素子で構成されている。
検知装置102には、監視対象領域内で投光される光線がいずれの方位から来ても検知できるように、複数の検知領域が設けられていればよい。複数の検知領域の配置および複数の検知領域の具体的な数については、後述する。
図3Aに示すように、指示装置103から直接に検知装置102に投光された光線を検知装置102が検出することで、検知装置102は、監視対象305の存在する方向を検出可能である。図3Aには監視対象305は図示されていないが、この場合の監視対象305は、検知装置102を一端として指示装置103の位置を通る半直線上、または、当該半直線の近傍に存在する。
また、図3Bに示すように、指示装置103から監視対象305に投光されて当該監視対象305から反射された光線を検知装置102が検知することで、検知装置102は、監視対象305の存在する方向を検出可能となる。
検知装置102は、監視対象305の存在する方向を指示する信号として、指示装置103から直接に検知装置102に投光された光線、または、指示装置103から監視対象305に投光されて当該監視対象305から反射された光線を検知して、撮影方向制御装置107に対し、監視対象305の存在する方向を撮影するよう、撮影装置101を制御する。
したがって、検知装置102の検知領域302は、例えば、撮影装置101の中心からみた、水平方向の360度をおよそ均等に3分割した3方向を区別できる配置とすることも可能である。また、例えば、鉛直方向を加味するならば、撮影装置101の中心からみた、鉛直方向の180度をおよそ均等に2分割した2方向を区別できる配置とする。具体的には、検知領域302は、撮影装置101の中心からみて、例えば、水平方向360度を均等に3分割し、鉛直方向180度を均等に2分割した領域とする場合、図4のように、2つの三角錐を組み合わせたものとなる。この場合の検知領域302の数は6個となる。
検知装置102の検知領域302の配置および検知領域302の数は、上記のように2つの三角錐を組み合わせたようなものに限らず、撮影装置101の視野、すなわち、広角度合いを考慮したうえで、監視対象305が存在する方向を指示する光線の向きを区別可能に、適宜配置すればよい。例えば、水平4方向および鉛直3方向を区別可能とし、検知領域302を12個とする形状等、撮影装置101を向かせたい向きに面して検知領域302を配置すればいかなる形状でもよい。
このように、現実空間と対応付けてマッピングが可能な検知装置102の球表面を、撮影装置101による撮影範囲の死角が生じないように、かつ、制御座標の分解能が十分となるように分割した複数のセンサ素子で構成する。例えば、ユニバーサル横メルカトル図法を用いて、球表面を60分割してできた各領域を各検知領域302とし、各検知領域302に単体の光センサ素子を割当てる等して、検知装置102を構成する。
図3Aに示された検知領域302は、検知装置102が有する複数の検知領域302のうち、特に、指示装置103から直接に検知装置102に投光された光線を検知した検知領域302を示している。
図3Bに示された検知領域302は、検知装置102が有する複数の検知領域302のうち、特に、指示装置103から監視対象305に投光されて当該監視対象305から反射された光線を検知した検知領域を示している。
検知装置102は、例えば、図3Aまたは図3Bに示された検知領域302のような、監視対象305が存在する方向を指示する光線を検知した検知領域302に関する情報を、検知領域情報として撮影方向制御装置107に送信する。
検知装置102は、予め決められたパターンの光線を受信した場合に撮影方向制御装置107へ検知領域情報を通知し、それ以外の光線を受信した場合は、情報は破棄する等する。このように、検知装置102において、受信した光線の妥当性を判断し、誤検知を軽減することができる。撮影方向制御装置107の詳細な構成および動作については後述する。
すなわち、図5は、図2のステップST202の詳細な動作の一例を説明するフローチャートである。
検知装置102は、検知領域302において、指示装置103から監視対象305が存在する方向を指示する信号として発せられた光線を検知する(ステップST501)。
図6は、実施の形態1において、撮影方向制御装置107を搭載した撮影装置101の全体構成の一例を説明するための図である。
図6に示すように、撮影装置101は、撮影方向制御装置107を搭載している。また、図6に示すように、撮影装置101は、撮影部1011、焦点整合処理部1012、および、旋回処理部1013を備える。
焦点整合処理部1012は、撮影方向制御装置107からの制御に基づき、撮影部1011を焦点整合させる。
旋回処理部1013は、撮影方向制御装置107からの制御に基づき、撮影部1011を旋回させる。
撮影方向制御装置107は、受信部が検知装置102から受信した検知領域情報に基づき、検知装置102を基準とした場合の監視対象305が存在する方向へ撮影装置101の方向を制御する。
撮影方向制御装置107は、撮影制御部1071、および、変換部1072を備える。
撮影制御部1071は、制御装置106、または、変換部1072から取得したパラメータに基づき、焦点整合処理部1012、および、旋回処理部1013の動作を制御する。制御装置106は、例えば、上、下、左、または、右等を示す情報を、撮影制御部1071が求めるI/F(interface)に合うように変換し、変換後のパラメータを制御情報として撮影制御部1071に出力する。なお、当該制御装置106からの情報に基づく制御は、例えば、遠隔監視者がコントローラを操作して行う手動制御を想定している。
変換部1072は、受信部から、当該受信部が検知装置102から検知領域情報を取得し、当該検知領域情報を、撮影制御部1071が求めるI/Fに合うように変換し、変換後のパラメータを制御情報として撮影制御部1071に出力する。
撮影制御部1071が、制御装置106、または、変換部1072から取得したパラメータに基づき、焦点整合処理部1012、または、旋回処理部1013の動作を制御することで、撮影部1011の旋回処理等の動作が制御される。
撮影方向制御装置107の受信部が、検知装置102から送信される検知領域情報を受信する(ステップST701)。受信部は、受信した検知領域情報を変換部1072に出力する。
撮影部1011は、撮影した画像または映像を、表示装置104、および、記録装置105に送信する。
以下では、例えば、この発明の実施の形態1の監視システムを、駅のホームおよび線路を監視する監視システムに適用した例を示す。この場合、駅のホームおよび線路が監視対象領域となる。また、現場監督者は、駅のホームにいる駅員1001であり、遠隔監視者は、管理室等にいて、当該管理室等に設置された表示装置に表示された画像または映像を確認することで、駅のホームを監視する駅員である。
当該監視システムにおいては、撮影装置101である監視カメラ801が駅のホーム902および線路901を撮影可能な位置に旋回可能に設置され、現場監督者である駅員1001が指示装置103であるレーザポインタ1002を携帯するものとする。
また、監視カメラ801の近傍には、検知装置102である球状のセンサが設置されるものとする。なお、以下の説明で用いる図9〜図11においては、検知装置102の記載は省略している。
ここでは、撮影範囲802とは、現在の設置位置における監視カメラ801の撮影範囲をいう。また、撮影可能範囲803とは、現在の設置位置では監視カメラ801の撮影範囲外ではあるが、監視カメラ801を旋回させる等の制御を行うことで撮影可能となる撮影範囲をいう。
監視カメラ801は、ズーム、フォーカス、パン、および、チルトのカメラ制御が可能な撮影装置101である。
図10に示すように、列車の線路901、および、駅のホーム902の状況を監視できる位置に、監視カメラ801が設置される。
監視カメラ801は、時刻t1において、ある向き(図11のaで示す)を撮影し、時刻t2において時刻t1とは異なる向き(図11のbで示す)を撮影する。
時刻t1において、監視カメラ801がaの向きを向いており、ホーム902にいる駅員1001が監視対象となる不審者を発見したとする。当該不審者を監視対象者1003とする。
駅員1001は、当該監視対象者1003に対し、携帯しているレーザポインタ1002で投光する(投光された光線を図11のcで示す)。
具体的には、検知装置102が有する検知領域が、監視対象者1003によって反射されたレーザポインタ1002からの光線を検知し、検知装置102は、検知領域情報を撮影方向制御装置107に送信する。
撮影方向制御装置107では、検知領域情報に基づき、監視対象者1003が存在する方向を撮影方向とするよう、監視カメラ801の焦点整合処理部1012、または、旋回処理部1013を制御する。その結果、監視カメラ801の撮影方向が制御され、監視カメラ801の撮影範囲に監視対象者1003が含まれるようになる。
また、現場監督者は、センサカメラの設置場所付近に表示装置が設置されていなければ、監視対象が当該センサカメラの撮影範囲内に含まれているかどうかを確認することもできない。
このように、従来技術では、撮影装置が撮影可能な範囲内に存在するものの現在の撮影装置の撮影範囲には含まれていない監視対象が認識された場合に、当該監視対象を含む範囲を撮影装置の撮影範囲とするよう撮影装置の制御ができない場合があり、その場合、撮影装置を制御するのに労力を要し、また、撮影装置の撮影範囲に監視対象が含まれるように撮影装置の向きを正確に調整することが困難となる。
また、従来技術では、センサカメラの撮影範囲内に監視対象が存在していても、当該監視対象が予め定められた条件に合致していなければ、監視対象を認識することができず、撮影用カメラを監視対象に向けることができない。
その際、現場監督者が遠隔監視者に対して監視対象が存在する方向を説明する等の動作が必要となることがないため、現場監督者と遠隔監視者の間で認識の齟齬、あるいは、人的ミス等が生じる可能性も抑制できる。
また、現場監督者が、指示装置103を用いて監視対象が存在する方向を指示することになるため、人の判断によって監視対象の判断、および、指示がなされ、より柔軟に、あるいは、より正確に、撮影装置101によって監視すべき監視対象を捉えることができる。
この発明の実施の形態1において、撮影制御部1071は、処理回路111により実現される。すなわち、撮影方向制御装置107は、検知装置102から受信した検知領域情報に基づき、撮影装置101の撮影方向の制御を行うための処理回路111を備える。
処理回路111は、図12Aに示すように専用のハードウェアであっても、図12Bに示すようにメモリ115に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)116であってもよい。
実施の形態1では、検知装置102が指示装置103からの指示を検知し、当該検知装置102が検知した検知領域情報に基づいて、撮影方向制御装置107が撮影装置101の撮影方向を制御するようにしていた。
この実施の形態2では、さらに、撮影方向制御装置107が制御した撮影装置101の撮影方向の履歴から、頻度の高い撮影方向を学習する実施の形態について説明する。
図13において、実施の形態1において図1を用いて説明した構成と同様の構成については、同じ符号を付して重複した説明を省略する。なお、この実施の形態2においても、一例として、図13に示すように、撮影装置101aが撮影方向制御装置107を搭載するものとするが、これに限らず、撮影方向制御装置107は撮影装置101aの外部に備えられるものとしてもよい。
撮影方向制御装置107の構成については、実施の形態1において図6を用いて説明した構成と同様であるため、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
なお、実施の形態2では、一例として、図13に示すように、表示装置104aが表示制御装置108を搭載するものとするが、これに限らず、表示制御装置108は表示装置104aの外部に備えられるものとしてもよい。
表示制御装置108は、外部装置(例えば、記録装置105a)からプリセット候補を提案できるように、外部I/F(interface)を公開している。また、プリセット位置は表示制御装置108で保存してもよいし、記録装置105aで記録してもよい。
表示制御装置108は、図13に示すように、制御部1081と受付部1082とを備える。
制御部1081は、受付部1082からの各種指示を実行する。
受付部1082は、外部I/F(記録装置105a、遠隔監視者等)からの各種指示を受け付け、必要に応じて制御部1081に送信する。
受付部1082は、記録装置105aから送信されるプリセット候補に関する情報(以下、提案プリセット情報という)を受け付け、表示装置104aに、プリセット候補を提案する画面等を表示させる。また、受付部1082は、遠隔監視者が確認指示画面を選択することによる、プリセット候補の内容確認を行う旨の指示情報(第1の指示情報)を受け付けた場合、制御部1081に、撮影方向制御装置107の撮影制御部1071に対して、記録装置105a(詳細は後述する)から受信済みの提案プリセット情報を送信し、表示装置104aにプリセット化実施有無を選択する画面等を表示させる。また、受付部1082は、表示装置104aより受信したプリセット化を行う、あるいは、プリセット化を行わない旨の指示情報(第2の指示情報)を、記録装置105aに送信する。
提案プリセット送受信制御部1051は、提案プリセット演算部1054から出力される提案プリセット情報を、表示制御装置108へ送信する。また、提案プリセット送受信制御部1051は、表示制御装置108から送信される第2の指示情報を受信し、提案プリセット演算部1054に出力する。
記録部1053は、記録制御部1052の制御に基づき、撮影装置101aの撮影方向の制御情報を、学習データとして記録する。
なお、この実施の形態2では、撮影方向制御装置107の撮影制御部1071は、撮影装置101aの撮影方向を変更する制御を行うと、変更後の撮影方向の画像データまたは映像データ、および、その制御時のパラメータを、記録装置105aに送信する。例えば、画像データまたは映像データ、および、制御パラメータは、撮影装置101aから各々ストリームとして配信する。
提案プリセット演算部1054は、プリセット候補として提案する撮影方向の制御情報を、提案プリセット情報として、提案プリセット送受信制御部1051に出力する。
図14は、実施の形態2の監視システムの動作の一例を説明するフローチャートである。
実施の形態2では、上述のとおり、撮影方向制御装置107の撮影制御部1071は、撮影装置101aに対して撮影方向の制御を行うと、撮影方向の制御情報を、記録装置105aの記録制御部1052に送信する。
図14を用いて以下に説明する動作は、例えば、現場監督者からの指示を受け付けたタイミングで行われるものとする。なお、これは一例に過ぎず、以下に説明する動作は、その他のタイミングで行われるものとしてもよい。
提案プリセット演算部1054は、撮影装置101aの撮影方向の頻度を、例えばクラスタリング等の機械学習により学習する。
具体的には、提案プリセット演算部1054は、記録部1053に記録されている学習データに基づき、撮影方向の頻度を、学習する。撮影方向の頻度とは、例えば、該当の撮影方向が指定された直近1週間の指定回数、該当の撮影方向が指定された合計指定回数、該当の撮影方向が指定された連続指定時間等である。提案プリセット演算部1054は、学習の結果、比較的高い頻度で現れる撮影方向を「高頻度」の撮影方向として分類する。
提案プリセット送受信制御部1051は、提案プリセット演算部1054から提案プリセット情報を取得すると、表示制御装置108に対して、当該提案プリセット情報を送信する(ステップST1405)。
ここで、図15は、実施の形態2において、表示制御装置108の受付部1082が、提案プリセット情報を受信した際に表示装置104aに表示させる画面の一例を説明する図であり、図15Aが、確認指示画面の一例である。図15Bおよび図15Cで示す画面例については後述する。
そして、遠隔監視者は、内容確認を行う、または、内容確認を行わない旨の指示を、確認指示画面から、タッチパネル、マウス、キーボード等の入力装置(図示省略)を用いて入力する。
例えば、図15Aの確認指示画面でいうと、遠隔監視者は、内容確認を行う場合は「はい」を、内容確認を行わない場合は「いいえ」をタッチパネルで選択する等して、入力する。
表示制御装置108の受付部1082は、入力装置から入力された、内容確認を行う、または、内容確認を行わない旨の第1の指示情報を受け付け、記録装置105aより受信済みの提案プリセット情報を、制御部1081に送信する。
ステップST1406において、内容確認を行う旨の第1の指示情報を受け付けていない場合(ステップST1406の“NO”の場合)、すなわち、内容確認を行わない旨の第1の指示情報を受け付けた場合、ステップST1401に戻る。なお、遠隔監視者から内容確認を行わない旨の第1の指示情報を受け付けた場合、受付部1082は、ステップST1405において記録装置105aの提案プリセット送受信制御部1051から受信した提案プリセット情報を破棄する。
撮影制御部1071は、制御部1081から提案プリセット情報を受信すると、受信した提案プリセット情報に基づく撮影方向となるよう、撮影装置101aの撮影方向を制御する。具体的な動作は、実施の形態1で説明した撮影方向の制御動作と同様であるため重複した説明を省略する(図7のステップST703参照)。
撮影制御部1071により撮影装置101aの撮影方向が制御されると、撮影装置101aの撮影部1011は、撮影方向制御装置107の制御に基づく撮影方向で、監視対象領域の画像または映像を撮影し、当該画像または映像、および、制御パラメータを、表示装置104a、および、記録装置105aに送信する。
実施の形態2では、このとき、撮影装置101aの撮影部1011は、確認内容による制御指示時の制御パラメータが学習データとなるのを防ぐため、例えば、その旨を、画像または映像とあわせて記録装置105aに送信する。なお、これは一例に過ぎず、提案プリセットによる制御時の制御パラメータであることが判別できるようになっていればよい。
表示制御装置108の受付部1082は、表示装置104aに対して、表示している画像または映像が撮影された撮影方向をプリセット化するかどうかを確認するプリセット化要否指示画面を表示させる。
遠隔監視者は、現在、表示装置104aに表示されている画像または映像を確認し、当該画像または映像が撮影された撮影方向をプリセット化する、または、プリセット化しない旨の指示を、プリセット化要否指示画面から入力装置を用いて入力する。
例えば、図15Bのプリセット化要否指示画面でいうと、遠隔監視者は、プリセット化を行う場合は「はい」を、行わない場合は「いいえ」をタッチパネルで選択する等して、入力する。
表示制御装置108の受付部1082は、入力装置から入力された、プリセット化を行う、または、プリセット化を行わない旨の第2の指示情報を受け付ける。
受付部1082は、入力装置から入力された、プリセット化を行う、あるいは、プリセット化を行わない旨の第2の指示情報を、記録装置105aに送信する。このとき、受付部1082は、例えば、ステップST1405において記録装置105aの提案プリセット送受信制御部1051から受信した提案プリセット情報に第2の指示情報を付与して、記録装置105aに送信するようにする。
受付部1082は、入力装置から入力された、プリセット化を行う、あるいは、プリセット化を行わない旨の第2の指示情報を、記録装置105aに送信後、表示装置104aに、登録完了画面を表示させる。
図15Cは、実施の形態2において、受付部1082が表示装置104aに表示させる登録完了画面の一例を示す図である。プリセット名称はデフォルト設定として、プリセット化を行う旨の第2の指示情報を受け付けた際に受付部1082が設定するようにしてもよいし、遠隔監視者に対して、当該遠隔監視者がプリセット化を行う旨の第2の指示情報を入力する際に、その都度入力させてもよい。
ステップST1407において、プリセット化を行う旨の第2の指示情報を受信していない場合(ステップST1407の“NO”の場合)、すなわち、プリセット化を行わない旨の第2の指示情報を受信した場合、提案プリセット送受信制御部1051は、提案プリセット演算部1054に対し、プリセット化を行わない旨をフィードバックし(ステップST1411)、ステップST1409へ進む。
これにより、例えば、遠隔監視者が見落としている撮影範囲を、現場監督者の撮影方向の指定情報から特定できる。監視システムにおいて、現場監督者の撮影方向の指定情報から撮影方向の重要度を学習し、遠隔監視者がプリセット化していない見落とし範囲における撮影方向についても、プリセット化の提案をすることで、監視対象を逃す事態を低減することができる。
Claims (9)
- 監視対象領域を撮影する撮影装置と、
前記監視対象領域内の特定位置から発信された監視対象が存在する方向を指示する信号を検知する検知装置と、
前記検知装置が検知した前記監視対象が存在する方向を指示する信号に基づき、前記撮影装置の撮影方向を制御する撮影方向制御装置とを備え、
前記検知装置は、前記監視対象が存在する方向を指示する信号が空間内のいずれの方位から来ても当該監視対象が存在する方向を指示する信号を検知可能な複数の検知領域を有する
ことを特徴とする監視システム。 - 前記監視対象領域内の特定位置から前記監視対象が存在する方向を指示する信号を発信する指示装置をさらに備え、
前記検知装置は、前記指示装置によって発信された前記監視対象が存在する方向を指示する信号を検知する
ことを特徴とする請求項1記載の監視システム。 - 前記指示装置は、前記監視対象領域内の前記監視対象が存在する位置を特定位置として、当該特定位置から当該監視対象が存在する方向を指示する信号を発信する
ことを特徴とする請求項2記載の監視システム。 - 前記指示装置は、光線を発するものであり、前記監視対象に前記光線を投光し、当該監視対象によって反射された前記光線を、当該監視対象が存在する方向を指示する信号として発信する
ことを特徴とする請求項3記載の監視システム。 - 前記指示装置は、光線を発するものであり、前記検知装置に直接投光した光線を、監視対象が存在する方向を指示する信号として発信する
ことを特徴とする請求項2記載の監視システム。 - 前記撮影方向制御装置が制御したことによる、前記撮影装置の撮影方向の制御情報を受信する記録制御部と、
前記記録制御部が受信した前記撮影装置の撮影方向の制御情報を学習データとして記録する記録部と、
前記記録部が記録した前記学習データに基づき、前記撮影装置の撮影方向を学習し、高頻度の撮影方向をプリセット候補とする提案プリセット演算部とを有する記録装置
を備えた請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の監視システム。 - 前記プリセット候補に基づく、あらかじめ指定された撮影方向を、プリセット化するか否かの指示を受け付ける表示制御装置をさらに備え、
前記表示制御装置が前記プリセット候補に基づく、あらかじめ指定された撮影方向をプリセット化する第2の指示情報を受け付けた場合、当該表示制御装置、または、前記記録装置は、前記プリセット候補に基づく、あらかじめ指定された撮影方向の制御情報を、プリセット位置の情報として保持する
ことを特徴とする請求項6記載の監視システム。 - 前記提案プリセット演算部は、前記プリセット候補とした前記撮影装置の撮影方向をプリセット位置とするよう指示する第2の指示情報および当該プリセット位置に基づき、前記撮影装置の撮影方向を学習する
ことを特徴とする請求項6記載の監視システム。 - 前記提案プリセット演算部が決定したプリセット候補に関する情報を受信し、当該プリセット候補の内容を確認するための第1の指示情報を受け付けた場合に、前記撮影方向制御装置に対して、当該プリセット候補に関する情報を送信する受付部を有する表示制御装置をさらに備え、
前記撮影方向制御装置は、前記受付部から前記プリセット候補に関する情報を受信した場合、当該プリセット候補に基づく撮影方向となるよう前記撮影装置の撮影方向を制御し、
前記受付部は、前記撮影方向制御装置が制御した撮影方向をプリセット化する第2の指示情報を受け付けた場合に、前記提案プリセット演算部に対して当該第2の指示情報を送信し、
前記提案プリセット演算部は、前記プリセット候補とした前記撮影装置の撮影方向をプリセット化する
ことを特徴とする請求項6記載の監視システム。
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