JP6890786B2 - 認証装置、認証方法、及び認証プログラム - Google Patents
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Description
ここで、コンピュータにおけるWindows(登録商標)などのOS(オペレーティングシステム)の使用を開始するときには、IDとパスワードを入力しなくてはならないが、授業でコンピュータを使う場合に、低学年の児童にIDやパスワードをキーボードで入力させることは困難である。また、その入力操作に時間がかかってしまうと、限られた授業時間を浪費することになるという問題があった。
そこで、児童に使用させるコンピュータを、顔認証などの生体認証によって使用可能にすれば、このような時間の浪費の問題を解消することが可能できると考えられる。
そこで、本発明者は鋭意研究し、ユーザのIDとパスワードに対して、一連の絵の組み合わせを事前にコンピュータに記憶させ、その絵(アイコン)の組み合わせを、コンピュータの画面上で選択可能にすることで、IDとパスワードを入力することなく特定することを可能とした。また、このようにユーザを特定した後に当該ユーザの生体認証を行い、認証が成功した場合に、上記特定したIDとパスワードを用いてOSにログオンすることを可能とした。
また、このようにユーザのIDとパスワードを特定してから生体認証を行うことで、多くの生体情報から一人の生体情報を選びだすことを不要にするため、誤って他人の生体情報と一致して他人と識別してしまう可能性を低減し、さらには、生体認証の処理速度を大きく向上できると共に、コンピュータのリソースの使用を抑制できる。
さらに、学校でこのような認証技術を用いることで、児童がコンピュータを楽しく使うことができるようになり、また、ある種類の絵を選ぶということが、パターン認識の教育としても有益であると考えられる。
まず、本発明の第一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。図1は、本実施形態の認証装置の画面遷移及び処理手順を示す説明図である。図2は、本実施形態の認証装置の構成を示すブロック図において、情報の流れを示す図である。図3、4は、本実施形態の認証装置における画像カテゴリテーブル、種類テーブル、画像テーブル、ユーザテーブルを示す説明図である。図5は、本実施形態の認証装置の処理手順を示すフローチャートである。
図1には、タブレットコンピュータなどのコンピュータに表示された3つの画面が、模式的に、連続して示されている。このコンピュータには、児童などのユーザのIDとパスワードに対して、一連の絵の組み合わせが事前に記憶されている。そして、ユーザがこの絵の組み合わせを、画面上で選択することによって、コンピュータは当該ユーザのIDとパスワードを特定することができる。
したがって、各ユーザに予め割り当てた絵の組み合わせを伝えておき、これに該当する絵を画面上で選択させるだけで、そのIDとパスワードを特定できるため、ユーザは容易にコンピュータのOSにログオンすることができる。
また、次いで、ユーザの顔認証などを行うことにより、例えばこの特定されたユーザの顔認証情報と、コンピュータに入力された顔認証情報とを比較して、一致する場合に認証成功として、コンピュータのOSへのログオン処理を行うことができる。
また、このようにユーザを特定してから生体認証を行うことで、生体認証の処理速度を向上できると共にコンピュータのリソースの使用を抑制でき、生体認証による認証エラーの発生リスクを低減することも可能となる。
同図において、画像カテゴリテーブルには、動物、乗り物、及び果物の3個のカテゴリが記憶されているが、これに限定されず、その他のカテゴリを記憶させても良い。また、2個又は4個以上のカテゴリを記憶させることもできる。
さらに、画像情報記憶部11には、画像テーブルを保有させることができる。図3には、例として、種類1の「イヌ」に対応する5個の画像が記憶されているが、これに限定されず、2〜4個又は6個以上の画像を記憶させることもできる。
具体的には、例えば「イヌ」、「飛行機」、「りんご」の組み合わせが、あるユーザに割り当てられているとすると、動物の絵がいくつか表示された中から「イヌ」の絵が選択されることになるが、その「イヌ」の絵は常に同じ絵を表示するのではなく、異なる「イヌ」の絵を表示することが可能となる。
このため、本実施形態の認証装置1を使用するユーザは、「イヌ」というキーワードと、様々な「イヌ」の画像とを結びつけることを、コンピュータのOSの使用開始時に毎回行うことができるため、パターン認識のトレーニングを、コンピュータの使用を開始するたびに行うことが可能となる。
具体的には、認証画面表示部12は、例えば図1に示すように、カテゴリごとに10種類の画像を円形状に並べて配置して、表示することができるが、認証画面表示部12によって表示する画像の個数や表示位置、全体の配置の形態等は特に限定されず、適宜設定することができる。
このようにすれば、ユーザが絵を見ることなく、いつも決められた場所を選択することでログオンしてしまうことを防止することが可能となる。また、これによって、上述したパターン認識のトレーニングを、より一層効果的に行うことが可能となる。
具体的には、例えば図4に示すように、ユーザ1には、組み合わせ情報として「イヌ」、「飛行機」、「りんご」が対応付けられ、ユーザ識別情報としてIDの「AAA」とパスワードが対応付けられ、さらに生体認証情報が対応付けられて記憶されている。
生体認証部17は、例えばユーザ特定処理部15からのユーザ識別情報の入力をトリガーとして、生体情報入力部16にユーザの生体認証情報を入力させ、この生体認証情報を認証に用いることができる。
まず、認証装置1は、画像情報記憶部11から一の画像カテゴリに属する複数の種類のそれぞれに対応する一の画像を取得して、当該カテゴリの複数の種類の画像を表す画像選択画面を表示する(ステップ10)。
次に、認証装置1は、ユーザの操作により、選択された画像の種類の情報(選択種類情報)を入力する(ステップ11)。
ステップ10と11を、次の画像カテゴリがなくなるまで繰り返し(ステップ12)、次の画像カテゴリがなくなると、得られた複数の選択種類情報にもとづいて複数の種類の組み合わせ情報が取得される。
そして、認証装置1は、入力された生体認証情報と、ユーザ情報記憶部14において当該ユーザ識別情報に対応する生体認証情報とを比較することにより生体認証処理を実行して(ステップ15)、一致する場合に認証成功と判定する(ステップ16)。これにより、当該ユーザのユーザ識別情報を用いて、認証装置1のOSへのログオン処理を行うことができる。
また、ユーザを特定してから生体認証を行うことによって、生体認証の処理速度を大きく向上できると共にコンピュータのリソースの使用を抑制でき、生体認証による認証エラーの発生リスクを低減することも可能となっている。
さらに、学校で本実施形態を用いることによって、児童がコンピュータを楽しく使うことができるようになり、またパターン認識の教育効果を得ることも可能となる。
次に、本発明の第二実施形態について、図6及び図7を参照して説明する。図6は、本実施形態の認証装置におけるユーザテーブルを示す説明図であり、図7は、本実施形態の認証装置の画面を示す説明図である。
本実施形態では、複数の種類の組み合わせとして、複数のユーザが同一の組み合わせを使用することを可能にした点で、第一実施形態と相違する。その他の点は、第一実施形態と同様のものとすることができる。
具体的には、例えば図6に示すように、ユーザ1には、組み合わせ情報として「イヌ」、「飛行機」、「りんご」が対応付けられると共に、これに選択領域情報が対応付けられ、またユーザ識別情報としてIDの「AAA」とパスワードが対応付けられ、さらに生体認証情報が対応付けられて記憶されている。
すなわち、図6の例では、ユーザ4と5の種類の組み合わせ情報が同一であるが、選択領域情報が相違する。このため、複数のユーザが、種類の組み合わせとして同一の組み合わせを使用しても、選択領域を異なるものとすることにより、これらのユーザを識別することが可能となっている。
また、認証画面表示部12は、画像選択画面において、各種類の画像を、選択領域に移動可能に表示する。認証装置1として、タブレットコンピュータを用いる場合、選択された絵を指で移動させ、その絵を押したまま、移動させたい場所(選択領域)で離す操作を行わせることによって実現することができる。
このとき、選択情報入力部13は、選択された画像の種類の情報と共に、当該画像が移動された選択領域の情報を入力する。すなわち、選択情報入力部13は、選択された種類の情報と選択領域の組み合わせ情報を入力する。
また、生体認証部17は、ユーザ情報記憶部14において、ユーザ識別情報に対応して記憶されている生体認証情報を、入力された生体認証情報と比較することにより、認証の成否を決定することができる。
また、プログラムを格納する記録媒体は、例えば半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、その他任意のコンピュータで読取り可能な任意の記録手段により構成できる。
例えば、上記実施形態では、カテゴリを3個としているが、4個以上としても良く、また種類を10個としているが、これらを増減するなど適宜変更することが可能である。
11 画像情報記憶部
12 認証画面表示部
13 選択情報入力部
14 ユーザ情報記憶部
15 ユーザ特定処理部
16 生体情報入力部
17 生体認証部
Claims (4)
- 複数のカテゴリごとに、当該カテゴリに属する複数の種類が対応付けられ、かつ、前記種類ごとに、複数の画像を対応付けて記憶する画像情報記憶部と、
複数のカテゴリからそれぞれ選択された種類の組み合わせ情報と、ユーザ識別情報と、ユーザの生体認証情報と、選択領域情報とを対応付けて記憶するユーザ情報記憶部と、
前記画像情報記憶部から前記カテゴリごとに、当該カテゴリに属する複数の種類のそれぞれに対応する一の画像を取得して、前記カテゴリごとに前記複数の種類の画像を表示する認証画面表示部と、
前記認証画面表示部により表示された認証画面において、選択された複数の種類の組み合わせ情報を入力する選択情報入力部と、
前記選択情報入力部により入力された前記複数の種類の組み合わせ情報にもとづいて、前記ユーザ情報記憶部から対応するユーザ識別情報を取得するユーザ特定処理部と、
ユーザの生体認証情報を入力する生体情報入力部と、
入力された生体認証情報と、前記ユーザ情報記憶部における前記ユーザ識別情報に対応する生体認証情報とを比較して、一致する場合に認証成功と判定する生体認証部と、を備え、
前記認証画面表示部が、前記認証画面において、前記選択領域情報にそれぞれ対応する複数の選択領域を表示すると共に、前記複数の種類の画像のそれぞれを、前記選択領域のいずれかに移動可能に表示し、
前記選択情報入力部が、前記認証画面において、前記選択領域に移動することにより選択された複数の種類と前記選択領域の組み合わせ情報を入力し、
前記ユーザ特定処理部が、前記複数の種類と前記選択領域の組み合わせ情報にもとづいて、前記ユーザ情報記憶部から対応するユーザ識別情報を取得する
ことを特徴とする認証装置。 - 前記認証画面表示部が、前記認証画面に表示する前記複数の種類の画像の表示位置を、前記認証画面を表示する度に、又は、任意若しくは所定の回数表示する度に、変更する
ことを特徴とする請求項1記載の認証装置。 - 画像情報記憶部と、ユーザ情報記憶部と、認証画面表示部と、選択情報入力部と、ユーザ特定処理部と、生体情報入力部と、生体認証部と、を備えた情報処理装置を用いた認証方法であって、
前記画像情報記憶部が、複数のカテゴリごとに、当該カテゴリに属する複数の種類を対応付け、かつ、前記種類ごとに、複数の画像を対応付けて記憶し、
前記ユーザ情報記憶部が、複数のカテゴリからそれぞれ選択された種類の組み合わせ情報と、ユーザ識別情報と、ユーザの生体認証情報と、選択領域情報とを対応付けて記憶し、
前記認証画面表示部が、前記画像情報記憶部から前記カテゴリごとに、当該カテゴリに属する複数の種類のそれぞれに対応する一の画像を取得して、前記カテゴリごとに前記複数の種類の画像を表示し、
前記選択情報入力部が、前記認証画面表示部により表示された認証画面において、選択された複数の種類の組み合わせ情報を入力し、
前記ユーザ特定処理部が、前記選択情報入力部により入力された前記複数の種類の組み合わせ情報にもとづいて、前記ユーザ情報記憶部から対応するユーザ識別情報を取得し、
前記生体情報入力部が、ユーザの生体認証情報を入力し、
前記生体認証部が、入力された生体認証情報と、前記ユーザ情報記憶部における前記ユーザ識別情報に対応する生体認証情報とを比較して、一致する場合に認証成功と判定し、
前記認証画面表示部が、前記認証画面において、前記選択領域情報にそれぞれ対応する複数の選択領域を表示すると共に、前記複数の種類の画像のそれぞれを、前記選択領域のいずれかに移動可能に表示し、
前記選択情報入力部が、前記認証画面において、前記選択領域に移動することにより選択された複数の種類と前記選択領域の組み合わせ情報を入力し、
前記ユーザ特定処理部が、前記複数の種類と前記選択領域の組み合わせ情報にもとづいて、前記ユーザ情報記憶部から対応するユーザ識別情報を取得する
ことを特徴とする認証方法。 - コンピュータに、
複数のカテゴリごとに、当該カテゴリに属する複数の種類を対応付け、かつ、前記種類ごとに、複数の画像を対応付けて、画像情報記憶部に記憶させ、
複数のカテゴリからそれぞれ選択された種類の組み合わせ情報と、ユーザ識別情報と、ユーザの生体認証情報と、選択領域情報とを対応付けて、ユーザ情報記憶部に記憶させ、
前記画像情報記憶部から前記カテゴリごとに、当該カテゴリに属する複数の種類のそれぞれに対応する一の画像を取得させて、前記カテゴリごとに前記複数の種類の画像を認証画面として表示させ、
表示された前記認証画面において、選択された複数の種類の組み合わせ情報を入力させ、
入力された前記複数の種類の組み合わせ情報にもとづいて、前記ユーザ情報記憶部から対応するユーザ識別情報を取得させ、
ユーザの生体認証情報を入力させ、
入力された生体認証情報と、前記ユーザ情報記憶部における前記ユーザ識別情報に対応する生体認証情報とを比較させて、一致する場合に認証成功と判定させ、
前記認証画面において、前記選択領域情報にそれぞれ対応する複数の選択領域を表示させると共に、前記複数の種類の画像のそれぞれを、前記選択領域のいずれかに移動可能に表示させ、
表示された前記認証画面において、前記選択領域に移動することにより選択された複数の種類と前記選択領域の組み合わせ情報を入力させ、
入力された前記複数の種類と前記選択領域の組み合わせ情報にもとづいて、前記ユーザ情報記憶部から対応するユーザ識別情報を取得させる
ことを実行させるための認証プログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017064442A JP6890786B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 認証装置、認証方法、及び認証プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017064442A JP6890786B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 認証装置、認証方法、及び認証プログラム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018169653A JP2018169653A (ja) | 2018-11-01 |
| JP6890786B2 true JP6890786B2 (ja) | 2021-06-18 |
Family
ID=64020355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017064442A Active JP6890786B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 認証装置、認証方法、及び認証プログラム |
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