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JP6901056B2 - エレベーターシステム、及びエレベーターの改修方法 - Google Patents
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JP6901056B2 - エレベーターシステム、及びエレベーターの改修方法 - Google Patents

エレベーターシステム、及びエレベーターの改修方法 Download PDF

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Description

この発明は、エレベーターシステム、及びエレベーターの改修方法に関する。
特許文献1にエレベーター装置が記載されている。特許文献1に記載されたエレベーター装置は、かごにカメラとランプとが設けられる。ランプによって昇降路の内部が照らされる。カメラによって昇降路の内部が撮影される。
日本特開2012−1289号公報
例えば、既設のエレベーター装置に、昇降路の内部を撮影するためのカメラを取り付ける例を考える。特許文献1に記載されたエレベーター装置のようにかごにカメラを取り付けると、既設の部材に対してカメラ固定用の孔開け作業或いは溶接作業が必要になり、手間と費用とが掛かるといった問題があった。このような問題は、エレベーター装置を新設する場合にも同様に発生し得る。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、昇降路の内部を撮影するためのカメラを設置する費用と手間とを低減できるエレベーターシステムを提供することである。この発明の他の目的は、昇降路の内部を撮影するためのカメラを設置する費用と手間とを低減できるエレベーターの改修方法を提供することである。
この発明に係るエレベーターシステムは、昇降路を移動するかごと、かごの外側に設けられた電球用の第1ソケットと、第1ソケットを介してかごに固定されたカメラユニットと、保守用の携帯端末と、を備える。カメラユニットは、可視光による撮影が可能なカメラと、カメラによって撮影された映像を表す映像データを携帯端末に対して送信するための通信手段と、を備える。携帯端末は、第1表示器と、通信手段から受信した映像データに基づいて、カメラによって撮影された映像を第1表示器に表示させる第1表示制御手段と、を備える。
この発明に係るエレベーターシステムは、昇降路を移動するかごと、かごの外側に設けられた電球用の第1ソケットと、第1ソケットを介してかごに固定されたカメラユニットと、アクセスポイントが接続された監視装置と、アクセスポイントを介さずに監視装置との通信が可能な外部機器と、を備える。カメラユニットは、可視光による撮影が可能なカメラと、カメラによって撮影された映像を表す映像データを、アクセスポイントを介して監視装置に送信するための通信手段と、を備える。監視装置は、アクセスポイントを介して通信手段から受信した映像データを外部機器に送信する。外部機器は、第1表示器と、監視装置から受信した映像データに基づいて、カメラによって撮影された映像を第1表示器に表示させる第1表示制御手段と、を備える。
この発明に係るエレベーターシステムは、昇降路を移動するかごと、かごの外側に設けられた電球用のソケットと、ソケットを介してかごに固定されたカメラユニットと、手動操作によってかごを移動させることが可能な保守モードに設定するための設定手段と、設定手段によって保守モードに設定されている時に、昇降路に人がいることを検出する人検出手段と、人がいることが人検出手段によって検出されると、登録された呼びにかごを応答させる自動運転を禁止する禁止手段と、を備える。カメラユニットは、可視光を放射可能な第1放射手段と、赤外線を放射可能な第2放射手段と、第1放射手段又は第2放射手段を選択する選択手段と、選択手段が第1放射手段を選択すると第1放射手段から可視光を放射させ、選択手段が第2放射手段を選択すると第2放射手段から赤外線を放射させる放射制御手段と、第1放射手段からの可視光による撮影及び第2放射手段からの赤外線による撮影が可能なカメラと、カメラによって撮影された映像を表す映像データを送信するための通信手段と、を備える。選択手段は、自動運転が行われていれば第2放射手段を選択し、設定手段によって保守モードに設定されると第1放射手段を選択する。人検出手段は、通信手段によって送信された映像データに基づいて人がいることを検出する。
この発明に係るエレベーターシステムは、昇降路を移動するかごと、かごの外側に設けられた電球用の第1ソケットと、電球用の第2ソケットを有し、第1ソケットに固定されたカメラユニットと、第2ソケットに固定されたランプユニットと、手動操作によってかごを移動させることが可能な保守モードに設定するための設定手段と、設定手段によって保守モードに設定されている時に、昇降路に人がいることを検出する人検出手段と、人がいることが人検出手段によって検出されると、登録された呼びにかごを応答させる自動運転を禁止する禁止手段と、を備える。ランプユニットは、可視光を放射可能な第1放射手段と、赤外線を放射可能な第2放射手段と、第1放射手段又は第2放射手段を選択する選択手段と、選択手段が第1放射手段を選択すると第1放射手段から可視光を放射させ、選択手段が第2放射手段を選択すると第2放射手段から赤外線を放射させる放射制御手段と、を備える。カメラユニットは、第1放射手段からの可視光による撮影及び第2放射手段からの赤外線による撮影が可能なカメラと、カメラによって撮影された映像を表す映像データを送信するための通信手段と、を備える。選択手段は、自動運転が行われていれば第2放射手段を選択し、設定手段によって保守モードに設定されると第1放射手段を選択する。人検出手段は、通信手段によって送信された映像データに基づいて人がいることを検出する。
この発明に係るエレベーターシステムは、昇降路を移動するかごと、かごの外側に設けられた電球用の第1ソケットと、第1ソケットに固定され、電球用の第2ソケット及び第3ソケットを有するアダプタと、第2ソケットに固定されたランプユニットと、第3ソケットに固定されたカメラユニットと、手動操作によってかごを移動させることが可能な保守モードに設定するための設定手段と、設定手段によって保守モードに設定されている時に、昇降路に人がいることを検出する人検出手段と、人がいることが人検出手段によって検出されると、登録された呼びにかごを応答させる自動運転を禁止する禁止手段と、を備える。ランプユニットは、可視光を放射可能な第1放射手段と、赤外線を放射可能な第2放射手段と、第1放射手段又は第2放射手段を選択する選択手段と、選択手段が第1放射手段を選択すると第1放射手段から可視光を放射させ、選択手段が第2放射手段を選択すると第2放射手段から赤外線を放射させる放射制御手段と、を備える。カメラユニットは、第1放射手段からの可視光による撮影及び第2放射手段からの赤外線による撮影が可能なカメラと、カメラによって撮影された映像を表す映像データを送信するための通信手段と、を備える。選択手段は、自動運転が行われていれば第2放射手段を選択し、設定手段によって保守モードに設定されると第1放射手段を選択する。人検出手段は、通信手段によって送信された映像データに基づいて人がいることを検出する。
この発明に係るエレベーターの改修方法は、電球を第1ソケットから外す工程と、電球を外した第1ソケットに、カメラユニットを取り付ける工程と、を備える。カメラユニットは、可視光による撮影が可能なカメラと、カメラによって撮影された映像を表す映像データを送信するための通信手段と、を備える。
この発明に係るエレベーターの改修方法は、電球を第1ソケットから外す工程と、電球を外した第1ソケットに、電球用の第2ソケット及び第3ソケットを有するアダプタを取り付ける工程と、第2ソケットに、可視光を放射可能な第1放射手段を有するランプユニットを取り付ける工程と、第3ソケットに、カメラユニットを取り付ける工程と、を備える。カメラユニットは、第1放射手段からの可視光による撮影が可能なカメラと、カメラによって撮影された映像を表す映像データを送信するための通信手段と、を備える。
この発明によれば、昇降路の内部を撮影するためのカメラを設置する費用と手間とを低減できる。
実施の形態1におけるエレベーターシステムの例を示す図である。 カメラユニットの例を示す図である。 カメラユニットが有する機能を説明するための図である。 カメラユニットの基本動作の例を示すフローチャートである。 制御装置及び監視装置が有する機能を示す図である。 携帯端末の例を示す図である。 外部機器の例を示す図である。 携帯端末の動作例を示すフローチャートである。 カメラユニットと接続した携帯端末の例を示す図である。 携帯端末の他の動作例を示すフローチャートである。 カメラユニットと接続した外部機器の例を示す図である。 監視装置の動作例を示すフローチャートである。 監視装置の他の動作例を示すフローチャートである。 監視装置の他の動作例を示すフローチャートである。 監視装置の他の動作例を示すフローチャートである。 監視装置の他の動作例を示すフローチャートである。 監視装置の他の動作例を示すフローチャートである。 エレベーターの改修方法の例を示すフローチャートである。 制御装置のハードウェア資源の例を示す図である。 制御装置のハードウェア資源の他の例を示す図である。 図1のA部を拡大した図である。 図21に示す例の分解図である。 カメラユニットが有する機能を説明するための図である。 ランプユニットが有する機能を説明するための図である。 図1のA部の他の例を示す図である。 図1のA部の他の例を示す図である。 図1のA部の他の例を示す図である。 エレベーターの改修方法の例を示すフローチャートである。 エレベーターの改修方法の他の例を示すフローチャートである。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるエレベーターシステムの例を示す図である。図1に示すエレベーターシステムは、かご1及びつり合いおもり2を備える。かご1は、昇降路3を上下に移動する。つり合いおもり2は、昇降路3を上下に移動する。かご1及びつり合いおもり2は、主ロープ4によって昇降路3に吊り下げられる。
主ロープ4は、巻上機5の駆動綱車6に巻き掛けられる。かご1は、駆動綱車6の回転に応じて移動する。制御装置7は、巻上機5を制御する。即ち、かご1の移動は、制御装置7によって制御される。
監視装置8は、制御装置7に接続される。監視装置8は、制御装置7と通信する。監視装置8は、エレベーター装置が外部と通信を行うための装置である。例えば、監視装置8は、ネットワーク9を介して遠隔の監視センター10に接続される。具体的に、監視装置8は、ネットワーク9を介して監視センター10に備えられた外部機器11と通信する。
監視装置8に、アクセスポイント12が接続される。アクセスポイント12は、特定の機器が監視装置8と無線通信を行う際に使用される。上記特定の機器には、例えば、保守用の携帯端末13が含まれる。携帯端末13は、エレベーターの保守員によって所有される。保守員は、携帯端末13を使用してエレベーターの保守作業を行う。なお、監視装置8は、アクセスポイント12を介することなく外部機器11と通信することが可能である。
監視装置8に、地震計14が接続される。地震計14は、例えば建物の加速度を検出する。地震計14によって検出された加速度のデータは、監視装置8に入力される。監視装置8は、地震計14によって特定レベル以上の加速度が検出されると、地震管制運転を実施させるための信号を制御装置7に送信する。地震計14は、制御装置7に接続されても良い。この場合、地震計14によって検出された加速度のデータは、制御装置7に入力される。制御装置7は、地震計14によって特定レベル以上の加速度が検出されると、地震管制運転を実施する。また、地震計14は、特定レベル以上の加速度を検出した際に地震検知信号を出力しても良い。地震計14が監視装置8に接続されていれば、地震計14からの地震検知信号は監視装置8に入力される。監視装置8は、地震計14から地震検知信号を受信すると、地震管制運転を実施させるための信号を制御装置7に送信する。地震計14が制御装置7に接続されている場合、地震計14からの地震検知信号は制御装置7に入力される。この場合、制御装置7は、地震計14から地震検知信号を受信すると、地震管制運転を実施する。地震計14は、昇降路3のピット3aに設けられても良い。
かご1と制御装置7との間に、制御ケーブル15が接続される。制御ケーブル15は、かご1から下方に延びる。かご1から下方に延びた制御ケーブル15は、昇降路3の内部で方向転換されて上方に延びる。制御ケーブル15は、かご1の移動を阻害することがないように、昇降路3の内部でU字状に吊り下げられる。
かご1に、カメラユニット16及び17が設けられる。かご1に、電球用のソケット18及び19が設けられる。ソケット18及び19は、特定の口金を有する市販の電球を取り付けることができる形状を有している。ソケット18及び19は、かご1の外側に露出するように配置される。カメラユニット16は、ソケット18を介してかご1に固定される。図1に示す例では、カメラユニット16は、かご1の下に配置される。カメラユニット17は、ソケット19を介してかご1に固定される。図1に示す例では、カメラユニット17は、かご1の上に配置される。
本実施の形態では、かご1にカメラユニット16及び17が設けられる例を示す。かご1にカメラユニット16のみが設けられても良い。かご1にカメラユニット17のみが設けられても良い。
かご1は、例えば操作盤34、かご床35、敷居36、ドア37、前垂れ38、及び表示器39を備える。かご床35は、人が乗るための部材である。敷居36は、かご床35に支持される。ドア37は、敷居36によって案内される。前垂れ38は、敷居36を支持する前梁(図示せず)に支持される。前垂れ38は、敷居36から下方に延びる。カメラユニット16は、例えばかご床35の下方に配置される。かご1にカメラユニット16が設けられる場合、前垂れ38は、透光性を有することが好ましい。例えば、前垂れ38は、透明な樹脂部材で形成される。前垂れ38は、全体が透明な樹脂部材で形成されても良い。他の例として、前垂れ38の一部が透明な樹脂部材で形成されても良い。例えば、金属板に中空部を設け、その中空部を透明な樹脂部材で塞ぐことによって前垂れ38を形成しても良い。前垂れ38に透明な部材が含まれなくても良い。例えば、前垂れ38は、パンチングプレス加工或いはスリット加工が施された金属板によって形成されても良い。表示器39は、かご1に乗っている乗客に情報を提供する。
図2は、カメラユニット16の例を示す図である。図3は、カメラユニット16が有する機能を説明するための図である。図2に示すように、カメラユニット16は、電球のような外形を有する。図2に示すカメラユニット16の外形は一例である。カメラユニット16は、電球とは全く異なる形状を有していても良い。
カメラユニット16は、例えば支持体20、及び口金21を備える。口金21は、支持体20に設けられる。口金21は、ソケット18に着脱可能な形状を有している。即ち、口金21をソケット18にねじ込むことにより、支持体20、即ちカメラユニット16をソケット18に固定することができる。
カメラユニット16は、例えば可視光ランプ22、赤外線ランプ23、カメラ24、マイク25、スピーカ26、加速度計27、ジャイロセンサ28、気圧計29、温度計30、湿度計31、及び制御装置32を更に備える。可視光ランプ22、赤外線ランプ23、マイク25、スピーカ26、加速度計27、ジャイロセンサ28、気圧計29、温度計30、及び湿度計31は、必要に応じてカメラユニット16に備えられても良い。
制御装置32は、例えば記憶部40、選択部41、放射制御部42、音制御部43、通信部44、条件判定部45、及び通信検出部46を備える。
可視光ランプ22は、支持体20に支持される。可視光ランプ22は、可視光を放射する。可視光ランプ22は、可視光を放射可能な手段の一例である。例えば、可視光ランプ22として白色LEDが採用される。カメラユニット16に備えられた可視光ランプ22からは、下方に向けて可視光が放射される。可視光ランプ22は、放射制御部42によって制御される。
赤外線ランプ23は、支持体20に支持される。赤外線ランプ23は、赤外線を放射する。赤外線ランプ23は、赤外線を放射可能な手段の一例である。例えば、赤外線ランプ23として、赤外線LEDが採用される。カメラユニット16に備えられた赤外線ランプ23からは、下方に向けて赤外線が放射される。赤外線ランプ23は、放射制御部42によって制御される。
カメラ24は、支持体20に支持される。カメラユニット16に備えられたカメラ24は、かご1の下方が撮影できるように向きが設定される。カメラ24は、可視光による撮影が可能である。例えば、カメラ24は、可視光ランプ22からの可視光による撮影が可能である。また、カメラ24は、赤外線ランプ23からの赤外線による撮影が可能である。通信部44は、映像データを送信する。映像データは、カメラ24によって撮影された映像を表すデータである。
マイク25は、支持体20に支持される。マイク25は、音を検出する。通信部44は、マイク25によって検出された音のデータを送信する。
スピーカ26は、支持体20に支持される。スピーカ26は、音制御部43によって制御される。
加速度計27は、支持体20に支持される。加速度計27は、支持体20の加速度を検出する。通信部44は、加速度計27によって検出された加速度のデータを送信する。
ジャイロセンサ28は、支持体20に支持される。ジャイロセンサ28は、支持体20の角速度を検出する。通信部44は、ジャイロセンサ28によって検出された角速度のデータを送信する。
気圧計29は、支持体20に支持される。気圧計29は、気圧計29が配置されている場所の気圧を検出する。通信部44は、気圧計29によって検出された気圧のデータを送信する。
温度計30は、支持体20に支持される。温度計30は、温度計30が配置されている場所の温度を検出する。通信部44は、温度計30によって検出された温度のデータを送信する。
湿度計31は、支持体20に支持される。湿度計31は、湿度計31が配置されている場所の湿度を検出する。通信部44は、湿度計31によって検出された湿度のデータを送信する。
制御装置32の選択部41は、光源を選択する。本実施の形態に示す例では、選択部41は、光源として可視光ランプ22又は赤外線ランプ23を選択する。放射制御部42は、選択部41が選択した光源から電磁波を放射させる。即ち、放射制御部42は、選択部41が可視光ランプ22を選択すると、可視光ランプ22から可視光を放射させる。放射制御部42は、選択部41が赤外線ランプ23を選択すると、赤外線ランプ23から赤外線を放射させる。カメラユニット16が可視光ランプ22と赤外線ランプ23との双方を備えていなければ、制御装置32は選択部41を備える必要はない。
カメラユニット17の形状及び機能は、カメラユニット16の形状及び機能と同様である。なお、カメラユニット17に備えられた可視光ランプ22からは、上方に向けて可視光が放射される。カメラユニット17に備えられた赤外線ランプ23からは、上方に向けて赤外線が放射される。カメラユニット17に備えられたカメラ24は、かご1の上方が撮影できるように向きが設定される。カメラユニット17の形状及び機能に関する他の説明は省略する。
図4は、カメラユニット16の基本動作の例を示すフローチャートである。エレベーターでは、通常、自動運転が行われる。自動運転は、登録された呼びにかご1を順次応答させる運転である。自動運転が行われている時に昇降路3の内部が光ると、利用者がその光を不審に感じる場合がある。このため、エレベーターで自動運転が行われていれば、選択部41は、例えば光源として赤外線ランプ23を選択する(S101)。
条件判定部45は、撮影条件が成立したか否かを判定する(S102)。撮影条件は予め設定される。撮影条件として、特定の時間帯が設定されても良い。かかる場合、現在時刻が上記時間帯に含まれていれば、S102でYesと判定される。他の例として、通信部44が特定の信号を受信すると、撮影条件が成立しても良い。他の例として、S102では常にYesと判定されても良い。
S102でYesと判定されると、放射制御部42は、赤外線ランプ23から赤外線を放射させる。また、S102でYesと判定されると、カメラ24による撮影が行われる(S103)。S103でカメラ24による撮影が開始されると、制御装置32では、映像データの送信を要求する要求信号を通信部44が受信したか否かが判定される(S104)。
通信部44は、要求信号を受信していれば(S104のYes)、要求先に映像データを送信する(S105)。通信部44が要求信号を受信していなければ(S104のNo)、映像データが記憶部40に保存される(S106)。S105において記憶部40への映像データの保存が同時に行われても良い。
選択部41が赤外線ランプ23を選択している間、条件判定部45は、切替条件が成立したか否かを判定する(S107)。切替条件は予め設定される。切替条件として、特定の時刻が設定されても良い。かかる場合、現在時刻が上記時刻になると、107でYesと判定される。他の例として、通信部44が特定の信号を受信すると、切替条件が成立しても良い。他の例として、エレベーターの運転モードに応じて切替条件が成立しても良い。選択部41が赤外線ランプ23を選択している時に切替条件が成立すると、選択部41は、光源として可視光ランプ22を選択する(S108)。
選択部41が可視光ランプ22を選択すると、条件判定部45は、撮影条件が成立したか否かを判定する(S109)。可視光で撮影するための撮影条件は、赤外線で撮影するための撮影条件とは異なる。例えば、通信部44が特定の信号を受信すると、S109でYesと判定される。可視光で撮影するための撮影条件は、赤外線で撮影するための撮影条件と同じであっても良い。例えば、S109では常にYesと判定されても良い。
S109でYesと判定されると、放射制御部42は、可視光ランプ22から可視光を放射させる。また、S109でYesと判定されると、カメラ24による撮影が行われる(S110)。S110でカメラ24による撮影が開始されると、制御装置32では、映像データの送信を要求する要求信号を通信部44が受信したか否かが判定される(S111)。
通信部44は、要求信号を受信していれば(S111のYes)、要求先に映像データを送信する(S112)。通信部44が要求信号を受信していなければ(S111のNo)、記憶部40に映像データが保存される(S113)。S112において映像データの保存が同時に行われても良い。
選択部41が可視光ランプ22を選択している間も、条件判定部45は、切替条件が成立したか否かを判定する(S114)。S114での切替条件とS107での切替条件とは異なる条件でも良い。選択部41が可視光ランプ22を選択している時に切替条件が成立すると、選択部41は、光源として赤外線ランプ23を選択する(S101)。
カメラユニット17の基本動作は、カメラユニット16の基本動作と同様である。このため、カメラユニット17の基本動作に関する説明は省略する。
図5は、制御装置7及び監視装置8が有する機能を示す図である。制御装置7は、例えば記憶部50、運転制御部51、及び表示制御部52を備える。
運転制御部51は、設定されている運転モードに応じた運転制御を行う。運転モードには、例えば自動モード、保守モード、診断モード、管制モード、及び復旧モードがある。自動モードでは、上述した自動運転が行われる。保守モードでは、手動操作によってかご1を移動させることが可能である。診断モードでは、異常の有無を判定するための診断運転が行われる。例えば、診断運転は定期的に行われる。管制モードでは、例えば地震管制運転が行われる。地震管制運転は、地震が発生した直後に行われる。復旧モードでは、エレベーターの復旧の可否を判定するための復旧運転が行われる。復旧運転は、地震管制運転が行われた後に行われる。表示制御部52は、表示器39を制御する。
監視装置8は、例えば記憶部60、条件判定部61、通信部62、異常検出部63、人検出部64、及び禁止部65を備える。
図6は、携帯端末13の例を示す図である。携帯端末13は、例えば入力装置70、及び表示器71を備える。保守員は、入力装置70から必要な情報を入力する。入力装置70及び表示器71は、タッチパネル式の一体型の装置でも良い。入力装置70は、キーボード或いはマウスであっても良い。携帯端末13は、例えば記憶部72、信号生成部73、表示制御部74、及び通信部75を更に備える。表示制御部74は、表示器71を制御する。
図7は、外部機器11の例を示す図である。外部機器11は、例えば入力装置80、及び表示器81を備える。監視センター10の監視員は、入力装置80から必要な情報を入力する。入力装置80及び表示器81は、タッチパネル式の一体型の装置でも良い。入力装置80は、キーボード或いはマウスであっても良い。外部機器11は、例えば記憶部82、信号生成部83、表示制御部84、及び通信部85を更に備える。表示制御部84は、表示器81を制御する。
以下に、カメラ24で撮影された映像を利用する例について説明する。以下においては、カメラユニット16に備えられたカメラ24で撮影された映像を利用する例について詳しく説明する。カメラユニット17に備えられたカメラ24で撮影された映像を利用する例については、詳しい説明を省略する。先ず、一例として、保守員が、カメラ24で撮影された映像を自分の携帯端末13で見る例について説明する。
例えば、カメラユニット16では、エレベーターで自動運転が行われていれば、選択部41が赤外線ランプ23を選択する(S101)。例えば、自動運転が行われている間、S102ではYesと判定され、S104ではNoと判定される。かかる場合、自動運転が行われていれば、カメラ24によって撮影された赤外線映像が記憶部40に保存され続ける。
図8は、携帯端末13の動作例を示すフローチャートである。携帯端末13では、カメラユニット16と無線接続したか否かが判定される(S201)。図9は、カメラユニット16と接続した携帯端末13の例を示す図である。図9に示す例では、携帯端末13の表示器71に、入力装置70としてのボタン70aとボタン70bとが表示される。
保守員が携帯端末13に対して特定の操作を行うことにより、携帯端末13がカメラユニット16に接続される(S201のYes)。携帯端末13では、カメラユニット16に接続されると、可視光映像の要求があるか否かが判定される(S202)。ボタン70aは、保守員が昇降路3内の可視光映像を見たい時に押すためのボタンである。ボタン70aが押されると、S202でYesと判定される。S202でYesと判定されると、信号生成部73は、選択部41に可視光ランプ22を選択させるための第1信号を生成する(S203)。通信部75は、信号生成部73が生成した第1信号をカメラユニット16に送信する(S204)。
カメラユニット16では、選択部41が赤外線ランプ23を選択している時に通信部44が携帯端末13から第1信号を受信すると、切替条件が成立したことを条件判定部45が判定する(S107のYes)。これにより、選択部41は、S108で可視光ランプ22を選択する。例えば、通信部44が携帯端末13から第1信号を受信すると、S109でYesと判定され、S111でYesと判定される。S112において、通信部44は、カメラ24による映像データを携帯端末13に対して送信する。
携帯端末13では、S204で第1信号を送信すると、カメラユニット16から映像データを受信したか否かが判定される(S205)。S112で通信部44が送信した映像データは、通信部75によって受信される(S205のYes)。表示制御部74は、通信部75がカメラユニット16から受信した映像データに基づいて、カメラ24によって撮影された映像、即ち可視光映像を表示器71に表示させる(S206)。例えば、表示制御部74は、カメラ24によって撮影された映像を表示器71の表示エリア71aに表示させる。
携帯端末13とカメラユニット16との通信が切断されていなければ(S207のNo)、携帯端末13の処理はS202に戻る。携帯端末13では、S202でYesと判定されなければ、赤外線映像の要求があるか否かが判定される(S208)。ボタン70bは、保守員が昇降路3内の赤外線映像を見たい時に押すためのボタンである。携帯端末13がカメラユニット16に接続されている時にボタン70bが押されると、S208でYesと判定される。S208でYesと判定されると、信号生成部73は、選択部41に赤外線ランプ23を選択させるための第2信号を生成する(S209)。第2信号は、上記第1信号とは異なる信号である。通信部75は、信号生成部73が生成した第2信号をカメラユニット16に送信する(S210)。
カメラユニット16では、選択部41が可視光ランプ22を選択している時に通信部44が携帯端末13から第2信号を受信すると、切替条件が成立したことを条件判定部45が判定する(S114のYes)。これにより、選択部41は、S101で赤外線ランプ23を選択する。例えば、通信部44が携帯端末13から第2信号を受信すると、S102でYesと判定され、S104でYesと判定される。S105において、通信部44は、カメラ24による映像データを携帯端末13に対して送信する。
携帯端末13では、S210で第2信号を送信すると、カメラユニット16から映像データを受信したか否かが判定される(S205)。S105で通信部44が送信した映像データは、通信部75によって受信される(S205のYes)。表示制御部74は、通信部75がカメラユニット16から受信した映像データに基づいて、カメラ24によって撮影された映像、即ち赤外線映像を表示器71に表示させる(S206)。例えば、表示制御部74は、カメラ24によって撮影された映像を表示器71の表示エリア71aに表示させる。
携帯端末13とカメラユニット16との通信が切断されると(S207のYes)、携帯端末13は処理を終了する。カメラユニット16では、携帯端末13との通信が切断されると、例えば選択部41が赤外線ランプ23を選択する。
図10は、携帯端末13の他の動作例を示すフローチャートである。携帯端末13が図10に示す動作を行う場合、カメラユニット16の制御装置32には通信検出部46が備えられる。通信検出部46は、通信部44と特定の機器との通信が確立したことを検出する。
携帯端末13では、カメラユニット16と無線接続したか否かが判定される(S301)。保守員が携帯端末13に対して特定の操作を行うことにより、携帯端末13がカメラユニット16に接続される(S301のYes)。携帯端末13がカメラユニット16に接続されると、携帯端末13では、カメラユニット16から映像データを受信したか否かが判定される(S302)。
カメラユニット16では、例えばエレベーターで自動運転が行われていれば、選択部41が赤外線ランプ23を選択する(S101)。例えば、自動運転が行われている間、カメラ24によって撮影された赤外線映像が記憶部40に保存される。また、携帯端末13がカメラユニット16に接続されると、通信部44と携帯端末13との通信が確立したことが通信検出部46によって検出される。
選択部41が赤外線ランプ23を選択している時に通信部44と携帯端末13との通信が確立したことが通信検出部46によって検出されると、切替条件が成立したことを条件判定部45が判定する(S107のYes)。これにより、選択部41は、S108で可視光ランプ22を選択する。例えば、通信検出部46による上記検出がなされると、S109でYesと判定され、S111でYesと判定される。S112において、通信部44は、カメラ24による映像データを携帯端末13に対して送信する。
S112で通信部44が送信した映像データは、携帯端末13において通信部75が受信する(S302のYes)。表示制御部74は、通信部75がカメラユニット16から受信した映像データに基づいて、カメラ24によって撮影された可視光映像を表示器71の表示エリア71aに表示させる(S303)。
次に、携帯端末13では、赤外線映像の要求があるか否かが判定される(S304)。例えば、ボタン70bが押されると、S304でYesと判定される。S304でYesと判定されると、信号生成部73は、選択部41に赤外線ランプ23を選択させるための第2信号を生成する(S305)。通信部75は、信号生成部73が生成した第2信号をカメラユニット16に送信する(S306)。
カメラユニット16では、選択部41が可視光ランプ22を選択している時に通信部44が携帯端末13から第2信号を受信すると、切替条件が成立したことを条件判定部45が判定する(S114のYes)。これにより、選択部41は、S101で赤外線ランプ23を選択する。例えば、通信部44が携帯端末13から第2信号を受信すると、S102でYesと判定され、S104でYesと判定される。S105において、通信部44は、カメラ24による映像データを携帯端末13に対して送信する。
携帯端末13では、カメラユニット16との通信が切断されていなければ(S307のNo)、S306で第2信号を送信した後に、カメラユニット16から映像データを受信したか否かが判定される(S302)。S105で通信部44が送信した映像データは、携帯端末13において通信部75が受信する(S302のYes)。表示制御部74は、通信部75がカメラユニット16から受信した映像データに基づいて、カメラ24によって撮影された赤外線映像を表示器71の表示エリア71aに表示させる(S303)。
携帯端末13では、S304でYesと判定されなければ、可視光映像の要求があるか否かが判定される(S308)。例えば、ボタン70aが押されると、S308でYesと判定される。S308でYesと判定されると、信号生成部73は、選択部41に可視光ランプ22を選択させるための第1信号を生成する(S309)。通信部75は、信号生成部73が生成した第1信号をカメラユニット16に送信する(S310)。これにより、表示エリア71aに、カメラ24によって撮影された可視光映像を表示させることができる。
携帯端末13とカメラユニット16との通信が切断されると(S307のYes)、携帯端末13は処理を終了する。カメラユニット16では、携帯端末13との通信が切断されると、例えば選択部41が赤外線ランプ23を選択する。
なお、上記では、カメラユニット16の通信部44が、カメラ24による映像データを無線で携帯端末13に直接送信する例について説明した。これは一例である。通信部44は、映像データをアクセスポイント12を介して携帯端末13に無線で送信しても良い。他の例として、通信部44は、映像データをソケット18を介した電力線通信を用いて携帯端末13に送信しても良い。
また、上記では、カメラユニット16の通信部44が、カメラ24による映像データのみを携帯端末13に送信する例について説明した。これは一例である。通信部44は、映像データとともに他のデータを携帯端末13に送信しても良い。例えば、通信部44は、映像データとともに、音のデータ、加速度のデータ、角速度のデータ、気圧のデータ、温度のデータ、及び湿度のデータのうちの1つ或いは複数を送信しても良い。
例えば、保守員は、携帯端末13で受信した加速度のデータ又は角速度のデータに基づいて、乗り心地に問題がないかを確認することができる。
他の例として、携帯端末13で受信した気圧のデータに基づいて、保守員がいる位置を特定することができる。例えば、携帯端末13にも気圧計(図示せず)が備えられていれば、かご1の位置を基準にして、気圧計29が検出した気圧と携帯端末13に備えられた気圧計が検出した気圧との差を用いて、保守員がいる位置をより正確に特定することが可能となる。
他の例として、携帯端末13で受信した温度データ及び湿度データに基づいて、エレベーターの使用環境を特定することができる。例えば、温度データ及び湿度データを用いることにより、制御装置7等に備えられた基板の寿命予測を行うことができる。
次に、カメラ24で撮影された映像を利用する他の例として、監視センター10にいる監視員が、カメラ24で撮影された映像を外部機器11で見る例について説明する。
例えば、カメラユニット16では、エレベーターで自動運転が行われていれば、選択部41が赤外線ランプ23を選択する(S101)。例えば、自動運転が行われている間、カメラ24によって撮影された赤外線映像が記憶部40に保存される。
外部機器11では、図8に示す動作と同様の動作が行われる。例えば、外部機器11では、カメラユニット16と接続したか否かが判定される(S201)。監視センター10の監視員は、カメラ24によって撮影された映像を表示器81で見たい時に、外部機器11をカメラユニット16に接続する。例えば、外部機器11と監視装置8とは、ネットワーク9を介して有線接続される。監視装置8とカメラユニット16とは、アクセスポイント12を介して無線接続される。
図11は、カメラユニット16と接続した外部機器11の例を示す図である。図11に示す例では、外部機器11の表示器81に、ボタン80aとボタン80bとが表示される。また、表示器81に、入力装置80としてのマウスのポインタ80cが表示される。
外部機器11では、カメラユニット16に接続されると、可視光映像の要求があるか否かが判定される(S202)。例えば、監視員がポインタ80cをボタン80aに重ねてクリックすると、S202でYesと判定される。S202でYesと判定されると、信号生成部83は、選択部41に可視光ランプ22を選択させるための第1信号を生成する(S203)。通信部85は、信号生成部83が生成した第1信号をカメラユニット16に送信する(S204)。
カメラユニット16では、選択部41が赤外線ランプ23を選択している時に通信部44が外部機器11から第1信号を受信すると、切替条件が成立したことを条件判定部45が判定する(S107のYes)。これにより、選択部41は、S108で可視光ランプ22を選択する。例えば、通信部44が外部機器11から第1信号を受信すると、S109でYesと判定され、S111でYesと判定される。S112において、通信部44は、カメラ24による映像データを外部機器11に対して送信する。具体的に、通信部44は、映像データをアクセスポイント12を介して監視装置8に送信する。監視装置8は、アクセスポイント12を介してカメラユニット16から受信した映像データを、ネットワーク9を介して外部機器11に送信する。
外部機器11では、S204で第1信号を送信すると、カメラユニット16から映像データを受信したか否かが判定される(S205)。S112で通信部44が送信した映像データは、通信部85によって受信される(S205のYes)。表示制御部84は、通信部85がカメラユニット16から受信した映像データに基づいて、カメラ24によって撮影された映像、即ち可視光映像を表示器81に表示させる(S206)。例えば、表示制御部84は、カメラ24によって撮影された映像を表示器81の表示エリア81aに表示させる。
外部機器11とカメラユニット16との通信が切断されていなければ(S207のNo)、外部機器11の処理はS202に戻る。外部機器11では、S202でYesと判定されなければ、赤外線映像の要求があるか否かが判定される(S208)。外部機器11がカメラユニット16に接続されている時にボタン80bがクリックされると、S208でYesと判定される。S208でYesと判定されると、信号生成部83は、選択部41に赤外線ランプ23を選択させるための第2信号を生成する(S209)。通信部85は、信号生成部83が生成した第2信号をカメラユニット16に送信する(S210)。
カメラユニット16では、選択部41が可視光ランプ22を選択している時に通信部44が外部機器11から第2信号を受信すると、切替条件が成立したことを条件判定部45が判定する(S114のYes)。これにより、選択部41は、S101で赤外線ランプ23を選択する。例えば、通信部44が外部機器11から第2信号を受信すると、S102でYesと判定され、S104でYesと判定される。S105において、通信部44は、カメラ24による映像データを外部機器11に対して送信する。具体的に、通信部44は、映像データをアクセスポイント12を介して監視装置8に送信する。監視装置8は、アクセスポイント12を介してカメラユニット16から受信した映像データを、ネットワーク9を介して外部機器11に送信する。
外部機器11では、S210で第2信号を送信すると、カメラユニット16から映像データを受信したか否かが判定される(S205)。S105で通信部44が送信した映像データは、通信部85によって受信される(S205のYes)。表示制御部84は、通信部85がカメラユニット16から受信した映像データに基づいて、カメラ24によって撮影された映像、即ち赤外線映像を表示器81に表示させる(S206)。例えば、表示制御部84は、カメラ24によって撮影された映像を表示器81の表示エリア81aに表示させる。
外部機器11とカメラユニット16との通信が切断されると(S207のYes)、外部機器11は処理を終了する。カメラユニット16では、外部機器11との通信が切断されると、例えば選択部41が赤外線ランプ23を選択する。
外部機器11では、図10に示す動作と同様の動作が行われても良い。かかる場合、カメラユニット16の制御装置32には通信検出部46が備えられる。即ち、選択部41が赤外線ランプ23を選択している時に通信部44と外部機器11との通信が確立したことが通信検出部46によって検出されると、S107において切替条件が成立したことが判定される。これにより、カメラ24によって撮影された映像、即ち可視光映像が表示器81の表示エリア81aに表示される(S303)。
なお、カメラ24で撮影された映像を外部機器11で見る例においても、通信部44は、映像データをソケット18を介した電力線通信を用いて外部機器11に送信しても良い。また、通信部44は、映像データとともに他のデータを外部機器11に送信しても良い。例えば、通信部44は、映像データとともに、音のデータ、加速度のデータ、角速度のデータ、気圧のデータ、温度のデータ、及び湿度のデータのうちの1つ或いは複数を送信しても良い。
次に、カメラ24によって撮影された映像をエレベーターの運転モードに応じて利用する例について説明する。図12は、監視装置8の動作例を示すフローチャートである。例えば、制御装置7の運転制御部51で自動運転が行われる間、監視装置8では、条件判定部61が、診断条件が成立したか否かを判定する(S401)。診断条件は予め設定される。例えば、特定の日の特定の時刻になると、診断条件が成立する。診断条件が成立したことを条件判定部61が判定すると(S401のYes)、通信部62は、運転モードを診断モードに設定するための第1モード信号を制御装置7及びカメラユニット16に送信する(S402)。
制御装置7では、監視装置8から第1モード信号を受信すると、診断運転を開始する。即ち、運転制御部51は、診断条件が成立すると診断運転を行う。診断運転では、異常の有無を判定するために必要な診断用データが取得される。制御装置7は、診断運転で取得した診断用データを監視装置8に送信する。
また、カメラユニット16では、エレベーターで自動運転が行われていれば、選択部41が赤外線ランプ23を選択する(S101)。例えば、自動運転が行われている間、カメラ24によって撮影された赤外線映像が記憶部40に保存される。
選択部41が赤外線ランプ23を選択している時に通信部44が監視装置8から第1モード信号を受信すると、切替条件が成立したことを条件判定部45が判定する(S107のYes)。これにより、選択部41は、S108で可視光ランプ22を選択する。即ち、エレベーターで診断運転が行われると、選択部41は可視光ランプ22を選択する。例えば、通信部44が監視装置8から第1モード信号を受信すると、S109でYesと判定され、S111でYesと判定される。S112において、通信部44は、カメラ24による映像データを診断用データとして監視装置8に送信する。
監視装置8では、S402で通信部62が第1モード信号を送信すると、診断用データを受信したか否かが判定される(S403)。制御装置7が送信した診断用データは、通信部62によって受信される(S403のYes)。S112で通信部44が送信した映像データ(診断用データ)は、通信部62によって受信される(S403のYes)。通信部62が受信した診断用データは、記憶部60に記憶される(S404)。
運転制御部51による診断運転が終了すると(S405のYes)、通信部62は、運転モードを自動モードに設定するための第2モード信号を制御装置7及びカメラユニット16に送信する(S406)。制御装置7では、監視装置8から第2モード信号を受信すると、運転制御部51が自動運転を再開する。
カメラユニット16では、選択部41が可視光ランプ22を選択している時に通信部44が監視装置8から第2モード信号を受信すると、切替条件が成立したことを条件判定部45が判定する(S114のYes)。これにより、選択部41は、S101で赤外線ランプ23を選択する。即ち、エレベーターで自動運転が再開されると、カメラ24による赤外線映像が記憶部40に保存される。この例であれば、診断用データに、カメラ24による映像データを含めることができる。
図13は、監視装置8の他の動作例を示すフローチャートである。図13は、図12に示す動作とは別に行われる動作の例を示す。図13は、診断運転で取得された診断用データに基づいて、監視センター10において異常の有無を判定する例を示す。
監視装置8では、診断用データを要求する要求信号を監視センター10の外部機器11から受信したか否かが判定される(S501)。監視センター10では、診断用データに基づいて異常の有無を判定するために監視装置8から診断用データを取得する必要がある。このため、外部機器11から監視装置8に対して定期的に要求信号が送信される。
監視装置8では、外部機器11から要求信号を受信すると、通信部62が、記憶部60に記憶されている診断用データを外部機器11に送信する(S502)。外部機器11では、監視装置8から取得した診断用データに基づいて、異常の有無を判定する。
図14は、監視装置8の他の動作例を示すフローチャートである。図14は、図12に示す動作の後に行われる動作の例を示す。図14は、診断運転で取得された診断用データに基づいて、監視装置8において異常の有無を判定する例を示す。図14に示す動作が行われる場合、監視装置8には異常検出部63が備えられる。
監視装置8では、異常検出部63が、記憶部60に記憶された診断用データに基づいて、異常があるか否かを判定する(S601)。例えば、異常検出部63は、診断用データと対応する基準値とを比較することにより、異常を検出する。異常検出部63によって異常が検出されると(S601のYes)、通信部62は、異常が検出されたことを示す信号を外部機器11に送信する(S602)。
次に、カメラ24によって撮影された映像を運転モードに応じて利用する他の例について説明する。図15は、監視装置8の他の動作例を示すフローチャートである。例えば、制御装置7の運転制御部51で自動運転が行われている間、監視装置8では、地震が発生したか否かが判定される(S701)。地震計14から特定のレベルを示す加速度のデータが入力されると、S701でYesと判定される。地震計14が地震検知信号を出力する場合は、地震計14から地震検知信号が入力されると、S701でYesと判定される。S701でYesと判定されると、通信部62は、運転モードを管制モードに設定するための第3モード信号を制御装置7に送信する(S702)。
制御装置7では、監視装置8から第3モード信号を受信すると、地震管制運転を開始する。地震管制運転は、地震が発生した直後に、かご1の中にいる乗客を避難させるための運転である。地震管制運転では、例えば、かご1が最寄り階に停止され、ドア37の開閉が行われる。
監視装置8では、S702で第3モード信号を送信すると、条件判定部61が、復旧条件が成立したか否かを判定する(S703)。復旧条件は予め設定される。例えば、地震計14で特定のレベルを示す加速度が検出され且つ地震管制運転が終了した後にかご1が無人になると、復旧条件が成立する。復旧条件が成立したことを条件判定部61が判定すると(S703のYes)、通信部62は、運転モードを復旧モードに設定するための第4モード信号を制御装置7及びカメラユニット16に送信する(S704)。
制御装置7では、監視装置8から第4モード信号を受信すると、復旧運転を開始する。即ち、運転制御部51は、復旧条件が成立すると復旧運転を行う。復旧運転では、エレベーターの復旧の可否を判定するために必要な復旧用データが取得される。制御装置7は、復旧運転で取得した復旧用データを監視装置8に送信する。
また、カメラユニット16では、エレベーターで自動運転が行われていれば、選択部41が赤外線ランプ23を選択する(S101)。例えば、自動運転が行われている間、カメラ24によって撮影された赤外線映像が記憶部40に保存される。
選択部41が赤外線ランプ23を選択している時に通信部44が監視装置8から第4モード信号を受信すると、切替条件が成立したことを条件判定部45が判定する(S107のYes)。これにより、選択部41は、S108で可視光ランプ22を選択する。即ち、エレベーターで復旧運転が行われると、選択部41は可視光ランプ22を選択する。例えば、通信部44が監視装置8から第4モード信号を受信すると、S109でYesと判定され、S111でYesと判定される。S112において、通信部44は、カメラ24による映像データを復旧用データとして監視装置8に送信する。
監視装置8では、S704で通信部62が第4モード信号を送信すると、復旧用データを受信したか否かが判定される(S705)。制御装置7が送信した復旧用データは、通信部62によって受信される(S705のYes)。S112で通信部44が送信した映像データ(復旧用データ)は、通信部62によって受信される(S705のYes)。通信部62が受信した復旧用データは、記憶部60に記憶される(S706)。この例であれば、復旧用データに、カメラ24による映像データを含めることができる。
異常検出部63は、記憶部60に記憶された復旧用データに基づいて、異常があるか否かを判定する(S707)。例えば、異常検出部63は、復旧用データと対応する基準値とを比較することにより、異常を検出する。異常検出部63によって異常が検出されると(S707のYes)、通信部62は、異常が検出されたことを示す信号を外部機器11に送信する(S708)。
異常検出部63によって異常が検出されることなく復旧運転が終了すると(S709のYes)、監視装置8は、エレベーターを仮復旧させる(S710)。仮復旧では、運転制御部51は、例えば、速度制限等の一定の制限を設けた上で、登録された呼びにかご1を順次応答させる運転を行う。また、表示制御部52は、完全な復帰ではない旨を表示器39に表示させる。
S709でYesと判定されると、監視装置8は、カメラユニット16から終了後映像データを取得する。終了後映像データは、復旧運転が終了した後にカメラ24によって撮影された映像を表すデータである。終了後映像データは、可視光映像のデータであることが好ましい。監視装置8がカメラユニット16から終了後映像データを取得すると、通信部62は、取得した終了後映像データを外部機器11に送信する(S711)。
S711で終了後映像データを外部機器11に送信すると、監視装置8では、外部機器11から復旧許可信号を受信したか否かが判定される(S712)。監視センター10では、外部機器11が受信した終了後映像データに基づいて、エレベーターを本復旧させても良いか否かが判定される。この判定は、例えば、映像を見た複数の人によって行われても良い。エレベーターを本復旧させても良いと判定されると、外部機器11から復旧許可信号が送信される。
監視装置8は、外部機器11から復旧許可信号を受信すると(S712のYes)、エレベーターを本復旧させる(S713)。本復旧では、例えば、通信部62が第2モード信号を制御装置7及びカメラユニット16に送信する。これにより、運転制御部51が通常運転を再開する。表示制御部52は、完全な復旧ではない旨の表示を表示器39から消去する。また、カメラユニット16では、選択部41が赤外線ランプ23を選択する。
図15では、監視装置8が外部機器11から復旧許可信号を受信することによってエレベーターが本復旧する例について説明した。これは一例である。例えば、現場に訪れた保守員が特定の操作を行うことにより、エレベーターを手動で本復旧させても良い。また、地震計14が制御装置7に接続される場合は、図15に示す動作フローは制御装置7で行われても良い。
図16は、監視装置8の他の動作例を示すフローチャートである。図16に示す動作は、図15に示す動作と比較し、S703でNoと判定された場合の動作が相違する。図16は、S703でNoと判定された場合に、カメラ24によって撮影された映像を利用する例を示す。
上述したように、S703では復旧条件が成立したか否かが判定される。例えば、地震管制運転が終了してから一定時間が経過してもS703でYesと判定されなければ、監視装置8は、カメラユニット16から停止後映像データを取得する。停止後映像データは、地震管制運転が終了した後、かご1が停止している時にカメラ24によって撮影された映像を表すデータである。停止後映像データは、可視光映像のデータであることが好ましい。監視装置8がカメラユニット16から停止後映像データを取得すると、通信部62は、取得した停止後映像データを外部機器11に送信する(S714)。
S714で停止後映像データを外部機器11に送信すると、監視装置8では、外部機器11から開始信号を受信したか否かが判定される(S715)。監視センター10では、外部機器11が受信した停止後映像データに基づいて、エレベーターにおいて復旧運転を開始しても良いか否かが判定される。この判定は、例えば、映像を見た複数の人によって行われても良い。エレベーターにおいて復旧運転を開始しても良いと判定されると、外部機器11から開始信号が送信される。
監視装置8では、S703でNoと判定された場合であっても、外部機器11から開始信号を受信すると(S715のYes)、通信部62が第4モード信号を制御装置7及びカメラユニット16に送信する(S704)。第4モード信号を受信した制御装置7及びカメラユニット16では、図15を用いて説明した動作と同様の動作が行われる。また、地震計14が制御装置7に接続される場合は、図16に示す動作フローは制御装置7で行われても良い。
更に、カメラ24によって撮影された映像を運転モードに応じて利用する他の例について説明する。図17は、監視装置8の他の動作例を示すフローチャートである。
例えば、制御装置7の運転制御部51で自動運転が行われている間、監視装置8では、保守モードに設定されたか否かが判定される(S801)。例えば、かご1の操作盤34に、運転モードを保守モードに設定するためのスイッチ34aが備えられる。スイッチ34aは、運転モードを保守モードに設定する手段の一例である。スイッチ34aと同じ機能を有するスイッチ等の手段が、他の場所に設置されていても良い。例えば、スイッチ34aに対して特定の操作が行われることにより、運転モードが保守モードに設定される。スイッチ34aによって保守モードに設定されると(S801のYes)、人検出部64は、昇降路3に人がいるか否かを判定する(S802)。
また、カメラユニット16では、エレベーターで自動運転が行われていれば、選択部41が赤外線ランプ23を選択する(S101)。例えば、自動運転が行われている間、カメラ24によって撮影された赤外線映像が記憶部40に保存される。
選択部41が赤外線ランプ23を選択している時に運転モードが保守モードに設定されると、切替条件が成立したことを条件判定部45が判定する(S107のYes)。これにより、選択部41は、S108で可視光ランプ22を選択する。例えば、運転モードが保守モードに設定されると、S109でYesと判定され、S111でYesと判定される。S112において、通信部44は、カメラ24による映像データを監視装置8に送信する。
通信部44から送信された映像データは、監視装置8において通信部62によって受信される。人検出部64は、通信部62が受信した映像データに基づいて、昇降路3に人がいることを検出する(S802のYes)。例えば、人検出部64は、カメラユニット16から受信した映像データに基づいて、昇降路3のピット3aに人がいることを検出する。人検出部64は、カメラユニット17から受信した映像データに基づいて、かご1の上に人がいることを検出する。
昇降路3に人がいることが人検出部64によって検出されると、禁止部65は、自動運転が行われることを禁止する(S803)。例えば、自動運転でのかご1の可動範囲は、保守モードにおけるかご1の可動範囲より広い。図17に示す例であれば、昇降路3に人がいるにも関わらず、自動運転が開始されてしまうことを防止できる。
昇降路3に人がいることが人検出部64によって検出された場合は、昇降路3にいる人に向けて、かご1の位置に応じた報知を行っても良い。例えば、昇降路3に人がいることが人検出部64によって検出されると、放射制御部42は、かご1の位置に応じて、可視光ランプ22からの可視光の放射モードを変更する。例えば、放射制御部42は、かご1がピット3aに近づくに従って、点滅速度が速くなるように可視光ランプ22を制御する。放射制御部42は、かご1の位置に応じて、可視光ランプ22から放射される光の色を変化させても良い。
他の例として、昇降路3に人がいることが人検出部64によって検出されると、音制御部43は、かご1の位置に応じて、スピーカ26から音を出力させても良い。例えば、音制御部43は、かご1がある高さより低い位置に配置されると、スピーカ26から警告音を発生させる。これにより、昇降路3にいる人に注意を促すことができる。
本実施の形態に示す例では、カメラユニット16がソケット18を介してかご1に固定される。また、カメラユニット17は、ソケット19を介してかご1に固定される。カメラユニット16或いは17を用いることによって既設の設備或いは設計を利用することが可能となり、カメラ24を設置する費用と手間とを低減できる。カメラユニット16或いは17を固定するために、既設の部材に対して孔開け作業或いは溶接作業が必要になることもない。
以下に、既設のエレベーターを改修して、上記エレベーター装置を実現する例について説明する。図18は、エレベーターの改修方法の例を示すフローチャートである。改修前のエレベーター装置には、例えば昇降路3の内部を照らすための第1電球がソケット18を介してかご1に設けられている。同様に、昇降路3の内部を照らすための第2電球がソケット19を介してかご1に設けられている。
先ず、保守員は、ソケット18から第1電球を外す。また、ソケット19から第2電球を外す(S901)。次に、第1電球を外したソケット18に、カメラユニット16を取り付ける。上述したように、カメラユニット16には口金21が備えられる。口金21をソケット18にねじ込むことにより、カメラユニット16をソケット18に固定することができる。保守員は、同様に、第2電球を外したソケット19にカメラユニット17を取り付ける(S902)。なお、上述したように、ソケット18に固定されたカメラユニット16は、赤外線ランプ23を備えていなくても良い。カメラユニット16は、可視光ランプ22及び赤外線ランプ23の双方を備えていなくても良い。カメラユニット17についても同様である。
S903からS906に示す手順は、必要に応じて採用される。例えば、カメラ24によって昇降路3の内部の映像を常に撮影する場合は、カメラユニット16にソケット18を介して電力が常時供給されるように設定が変更される(S903)。カメラユニット17に対しても同様の設定変更が行われる。
カメラユニット16が映像データをアクセスポイント12を介して携帯端末13等に送信する場合は、通信部44とアクセスポイント12との通信を確立する工程が更に備えられる(S904)。カメラユニット17に対しても同様の処理が行われる。
かご1に金属製の前垂れが備えられている場合は、金属製の既設の前垂れを透光性を有する前垂れ38に交換する工程を更に備えても良い(S905)。これにより、前垂れ38に覆われている部分の映像をカメラ24によって撮影することができる。
保守員の携帯端末13に、信号生成部73を新たに追加する工程を更に備えても良い(S906)。これにより、携帯端末13からの操作によって選択部41に可視光ランプ22を選択させ、カメラ24による可視光映像を表示器71に表示させることができる。同様に、外部機器11に、信号生成部83を新たに追加する工程を更に備えても良い(S906)。これにより、外部機器11からの操作によって選択部41に可視光ランプ22を選択させ、カメラ24による可視光映像を表示器81に表示させることができる。
本実施の形態において、符号40〜46に示す各部は、制御装置32が有する機能を示す。図19は、制御装置32のハードウェア資源の例を示す図である。制御装置32は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサ91とメモリ92とを含む処理回路90を備える。記憶部40が有する機能はメモリ92によって実現される。制御装置32は、メモリ92に記憶されたプログラムをプロセッサ91によって実行することにより、符号41〜46に示す各部の機能を実現する。
図20は、制御装置32のハードウェア資源の他の例を示す図である。図20に示す例では、制御装置32は、例えばプロセッサ91、メモリ92、及び専用ハードウェア93を含む処理回路90を備える。図20は、制御装置32が有する機能の一部を専用ハードウェア93によって実現する例を示す。制御装置32が有する機能の全部を専用ハードウェア93によって実現しても良い。
本実施の形態において、符号50〜52に示す各部は、制御装置7が有する機能を示す。制御装置7のハードウェア資源は、図19或いは図20に示す例と同様である。例えば、制御装置7は、ハードウェア資源として、プロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。制御装置7は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、上記各部の機能を実現する。制御装置7は、ハードウェア資源として、プロセッサ、メモリ、及び専用ハードウェアを含む処理回路を備えても良い。制御装置7が有する機能の一部或いは全部を専用ハードウェアによって実現しても良い。
本実施の形態において、符号60〜65に示す各部は、監視装置8が有する機能を示す。監視装置8のハードウェア資源は、図19或いは図20に示す例と同様である。例えば、監視装置8は、ハードウェア資源として、プロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。監視装置8は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、上記各部の機能を実現する。監視装置8は、ハードウェア資源として、プロセッサ、メモリ、及び専用ハードウェアを含む処理回路を備えても良い。監視装置8が有する機能の一部或いは全部を専用ハードウェアによって実現しても良い。
本実施の形態において、符号72〜75に示す各部は、携帯端末13が有する機能を示す。携帯端末13のハードウェア資源は、図19或いは図20に示す例と同様である。例えば、携帯端末13は、ハードウェア資源として、プロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。携帯端末13は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、上記各部の機能を実現する。携帯端末13は、ハードウェア資源として、プロセッサ、メモリ、及び専用ハードウェアを含む処理回路を備えても良い。携帯端末13が有する機能の一部或いは全部を専用ハードウェアによって実現しても良い。
本実施の形態において、符号82〜85に示す各部は、外部機器11が有する機能を示す。外部機器11のハードウェア資源は、図19或いは図20に示す例と同様である。例えば、外部機器11は、ハードウェア資源として、プロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。外部機器11は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、上記各部の機能を実現する。外部機器11は、ハードウェア資源として、プロセッサ、メモリ、及び専用ハードウェアを含む処理回路を備えても良い。外部機器11が有する機能の一部或いは全部を専用ハードウェアによって実現しても良い。
実施の形態2.
実施の形態1では、カメラユニット16が可視光ランプ22及び赤外線ランプ23を備える例について説明した。本実施の形態では、エレベーターシステムがカメラユニットとは別にランプユニットを備える例について説明する。以下においては、かご1の下に配置されたカメラユニット16について詳しく説明する。説明の繰り返しを省略するため、かご1の上に配置されたカメラユニット17に関しては、その説明を省略する。また、本実施の形態では、実施の形態1で開示した構成及び機能と相違する点について詳しく説明する。本実施の形態で開示しない構成及び機能については、実施の形態1で開示した何れの構成及び機能を採用しても良い。
図21は、図1のA部を拡大した図である。図22は、図21に示す例の分解図である。なお、本実施の形態に示す例においても、カメラユニット16がソケット18を介してかご1に固定される点については、実施の形態1に示す例と変わらない。
かご1に、電球用のソケット18が設けられる。ソケット18に、アダプタ100が固定される。アダプタ100は、例えば二股ソケットである。アダプタ100は、支持体101と口金102とを備える。支持体101に、電球用のソケット103及び104が備えられる。ソケット103及び104は、特定の口金を有する市販の電球を取り付けることができる形状を有している。口金102は、ソケット18に着脱可能な形状を有している。即ち、口金102をソケット18にねじ込むことにより、アダプタ100をソケット18に固定することができる。
カメラユニット16は、アダプタ100を介してかご1に固定される。例えば、カメラユニット16の口金21は、ソケット104に着脱可能な形状を有している。即ち、口金21をソケット104にねじ込むことにより、カメラユニット16をアダプタ100のソケット104に固定することができる。
ランプユニット105は、アダプタ100を介してかご1に固定される。例えば、ランプユニット105は、支持体106、及び口金107を備える。口金107は、支持体106に設けられる。口金107は、ソケット103に着脱可能な形状を有している。即ち、口金107をソケット103にねじ込むことにより、ランプユニット105をアダプタ100のソケット103に固定することができる。
図23は、カメラユニット16が有する機能を説明するための図である。カメラユニット16は、例えばカメラ24、マイク25、スピーカ26、加速度計27、ジャイロセンサ28、気圧計29、温度計30、湿度計31、及び制御装置32を更に備える。マイク25、スピーカ26、加速度計27、ジャイロセンサ28、気圧計29、温度計30、及び湿度計31は、必要に応じてカメラユニット16に備えられても良い。
制御装置32は、例えば記憶部40、音制御部43、通信部44、撮影条件判定部45−1、及び通信検出部46を備える。撮影条件判定部45−1は、条件判定部45が有する機能の一部を実現する。具体的に、撮影条件判定部45−1は、撮影条件が成立したか否かを判定する。
図24は、ランプユニット105が有する機能を説明するための図である。ランプユニット105は、例えば可視光ランプ22、赤外線ランプ23、及び制御装置108を更に備える。制御装置108は、例えば選択部41、放射制御部42、通信部109、及び切替条件判定部45−2を備える。なお、赤外線ランプ23及び制御装置108は、必要に応じてランプユニット105に備えられても良い。ランプユニット105が赤外線ランプ23を備えない場合、カメラユニット16のカメラ24は、可視光ランプ22からの可視光による撮影が可能であれば良い。
可視光ランプ22は、支持体106に支持される。ランプユニット105に備えられた可視光ランプ22からは、下方に向けて可視光が放射される。赤外線ランプ23は、支持体106に支持される。ランプユニット105に備えられた赤外線ランプ23からは、下方に向けて赤外線が放射される。
本実施の形態に示す例においても、選択部41は、光源として可視光ランプ22又は赤外線ランプ23を選択する。放射制御部42は、選択部41が選択した光源から電磁波を放射させる。即ち、放射制御部42は、選択部41が可視光ランプ22を選択すると、可視光ランプ22から可視光を放射させる。放射制御部42は、選択部41が赤外線ランプ23を選択すると、赤外線ランプ23から赤外線を放射させる。
切替条件判定部45−2は、条件判定部45が有する機能の一部を実現する。具体的に、切替条件判定部45−2は、切替条件が成立したか否かを判定する。通信部109は、ランプユニット105における通信機能を司る。
本実施の形態に示す例においても、エレベーターシステムは、実施の形態1で開示した動作と同様の動作を行う。例えば、本実施の形態に示す例では、実施の形態1でカメラユニット16が備えていた機能の一部をランプユニット105が有する。このため、本実施の形態に示す例では、例えば、図4に示す動作はカメラユニット16とランプユニット105とによって行われる。なお、カメラユニット16とランプユニット105との通信は、通信部44と通信部109とによって行われる。
例えば、撮影条件判定部45−1は、S102において撮影条件が成立したか否かを判定する。また、S107では、通信部109が特定の信号を受信すると、切替条件判定部45−2は切替条件が成立したことを判定する。
同様に、撮影条件判定部45−1は、S109において撮影条件が成立したか否かを判定する。切替条件判定部45−2は、S114において通信部109が特定の信号を受信すると、切替条件が成立したことを判定する。
図25は、図1のA部の他の例を示す図である。図25に示す例は、支持部材110によって反射板111がかご1に設けられる点で図21に示す例と相違する。反射板111は、ソケット18に設けられても良い。反射板111は、アダプタ100に設けられても良い。ランプユニット105からの光の一部は、反射板111で反射する。これにより、可視光ランプ22からの可視光を昇降路3のピット3aに効率的に導くことができる。同様に、赤外線ランプ23からの赤外線を昇降路3のピット3aに効率的に導くことができる。
図26は、図1のA部の他の例を示す図である。図26に示す例は、カメラユニット16の向きが調節可能である点で図21に示す例と相違する。図26に示す例では、アダプタ100の支持体101は、第1支持部101a、第2支持部101b、及び軸101cを備える。
口金102は、第1支持部101aに設けられる。ランプユニット105は、第1支持部101aに備えられたソケット103に固定される。第2支持部101bは、軸101cを中心に回転可能になるように第1支持部101aに設けられる。カメラユニット16は、第2支持部101bに備えられたソケット104に固定される。図26に示す例であれば、軸101cを中心に第2支持部101bを回転させることにより、カメラユニット16の向きを調節することができる。
図27は、図1のA部の他の例を示す図である。図27に示す例では、かご1に設けられたソケット18に、カメラユニット16が固定される。また、カメラユニット16に電球用のソケット112が備えられる。ランプユニット105の口金107は、ソケット112に着脱可能な形状を有している。即ち、口金107をソケット112にねじ込むことにより、ランプユニット105をカメラユニット16のソケット112に固定することができる。
図27に示す例においても、ランプユニット105は、赤外線ランプ23及び制御装置108を備えていなくても良い。ランプユニット105が赤外線ランプ23を備えない場合、カメラユニット16のカメラ24は、可視光ランプ22からの可視光による撮影が可能であれば良い。また、図27に示す例において、かご1に反射板111が設けられても良い。図27に示す例において、カメラユニット16の向きが調節可能であっても良い。
本実施の形態に示す例であっても、カメラユニット16がソケット18を介してかご1に固定される。カメラユニット16を用いることによって既設の設備或いは設計を利用することが可能となり、カメラ24を設置する費用と手間とを低減できる。カメラユニット16を固定するために、既設の部材に対して孔開け作業或いは溶接作業が必要になることもない。
なお、本実施の形態では、カメラユニット16が電球用の口金21を備える例について説明した。しかし、図21等に示す例では、カメラユニット16はソケット18に直接固定される訳ではない。このため、固定機能と電源供給機能とが確保できれば、カメラユニット16をアダプタ100に固定する方式は、如何なる方式であっても良い。例えば、引掛シーリングを用いてカメラユニット16をアダプタ100に固定しても良い。ロック機構付きコンセントを用いてカメラユニット16をアダプタ100に固定しても良い。
以下に、既設のエレベーターを改修する方法について説明する。図28は、エレベーターの改修方法の例を示すフローチャートである。図28は、図21に示す例のように既設のエレベーターを改修する方法を示す。改修前のエレベーター装置には、例えば昇降路3の内部を照らすための第1電球がソケット18に取り付けられている。先ず、保守員は、ソケット18から第1電球を外す(S1001)。
次に、第1電球を外したソケット18に、アダプタ100を取り付ける(S1002)。上述したように、アダプタ100には口金102が備えられる。口金102をソケット18にねじ込むことにより、アダプタ100をソケット18に固定することができる。
次に、アダプタ100のソケット103に、ランプユニット105を取り付ける(S1003)。ランプユニット105には口金107が備えられる。口金107をソケット103にねじ込むことにより、ランプユニット105をソケット103に固定することができる。
次に、アダプタ100のソケット104に、カメラユニット16を取り付ける(S1004)。カメラユニット16には口金21が備えられる。口金21をソケット104にねじ込むことにより、カメラユニット16をソケット104に固定することができる。
S1003に示す手順及びS1004に示す手順は、S1002に示す手順より先に行われても良い。また、S1001からS1004に示す手順が行われた後に、図18のS903からS906に示す手順と同様の手順が行われても良い。
図29は、エレベーターの改修方法の他の例を示すフローチャートである。図29は、図27に示す例のように既設のエレベーターを改修する方法を示す。改修前のエレベーター装置には、第1電球がソケット18に取り付けられている。先ず、保守員は、ソケット18から第1電球を外す(S1101)。
次に、第1電球を外したソケット18に、カメラユニット16を取り付ける(S1102)。カメラユニット16には口金21が備えられる。口金21をソケット18にねじ込むことにより、カメラユニット16をソケット18に固定することができる。
次に、カメラユニット16のソケット112に、ランプユニット105を取り付ける(S1103)。ランプユニット105には口金107が備えられる。口金107をソケット112にねじ込むことにより、ランプユニット105をカメラユニット16に固定することができる。
S1103に示す手順は、S1102に示す手順より先に行われても良い。また、S1101からS1103に示す手順が行われた後に、図18のS903からS906に示す手順と同様の手順が行われても良い。
本実施の形態において、図23に示す各部は、制御装置32が有する機能を示す。制御装置32のハードウェア資源は、図19或いは図20に示す例と同様である。
また、本実施の形態において、図24に示す各部は、制御装置108が有する機能を示す。制御装置108のハードウェア資源は、図19或いは図20に示す例と同様である。例えば、制御装置108は、ハードウェア資源として、プロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。制御装置108は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、上記各部の機能を実現する。制御装置108は、ハードウェア資源として、プロセッサ、メモリ、及び専用ハードウェアを含む処理回路を備えても良い。制御装置108が有する機能の一部或いは全部を専用ハードウェアによって実現しても良い。
例えば、この発明に係るカメラユニットは、かごに電球用のソケットが設けられたエレベーター装置で利用できる。
1 かご、 2 つり合いおもり、 3 昇降路、 3a ピット、 4 主ロープ、 5 巻上機、 6 駆動綱車、 7 制御装置、 8 監視装置、 9 ネットワーク、 10 監視センター、 11 外部機器、 12 アクセスポイント、 13 携帯端末、 14 地震計、 15 制御ケーブル、 16 カメラユニット、 17 カメラユニット、 18 ソケット、 19 ソケット、 20 支持体、 21 口金、 22 可視光ランプ、 23 赤外線ランプ、 24 カメラ、 25 マイク、 26 スピーカ、 27 加速度計、 28 ジャイロセンサ、 29 気圧計、 30 温度計、 31 湿度計、 32 制御装置、 34 操作盤、 34a スイッチ、 35 かご床、 36 敷居、 37 ドア、 38 前垂れ、 39 表示器、 40 記憶部、 41 選択部、 42 放射制御部、 43 音制御部、 44 通信部、 45 条件判定部、 45−1 撮影条件判定部、 45−2 切替条件判定部、 46 通信検出部、 50 記憶部、 51 運転制御部、 52 表示制御部、 60 記憶部、 61 条件判定部、 62 通信部、 63 異常検出部、 64 人検出部、 65 禁止部、 70 入力装置、 70a ボタン、 70b ボタン、 71 表示器、 71a 表示エリア、 72 記憶部、 73 信号生成部、 74 表示制御部、 75 通信部、 80 入力装置、 80a ボタン、 80b ボタン、 80c ポインタ、 81 表示器、 81a 表示エリア、 82 記憶部、 83 信号生成部、 84 表示制御部、 85 通信部、 90 処理回路、 91 プロセッサ、 92 メモリ、 93 専用ハードウェア
100 アダプタ、 101 支持体、 101a 第1支持部、 101b 第2支持部、 101c 軸、 102 口金、 103 ソケット、 104 ソケット、 105 ランプユニット、 106 支持体、 107 口金、 108 制御装置、 109 通信部、 110 支持部材、 111 反射板、 112 ソケット

Claims (42)

  1. 昇降路を移動するかごと、
    前記かごの外側に設けられた電球用の第1ソケットと、
    前記第1ソケットを介して前記かごに固定されたカメラユニットと、
    保守用の携帯端末と、
    を備え、
    前記カメラユニットは、
    可視光による撮影が可能なカメラと、
    前記カメラによって撮影された映像を表す映像データを前記携帯端末に対して送信するための通信手段と、
    を備え、
    前記携帯端末は、
    第1表示器と、
    前記通信手段から受信した前記映像データに基づいて、前記カメラによって撮影された映像を前記第1表示器に表示させる第1表示制御手段と、
    を備えたエレベーターシステム。
  2. 前記カメラユニットは、可視光を放射可能な第1放射手段を更に備え、
    前記カメラは、前記第1放射手段からの可視光による撮影が可能である請求項1に記載のエレベーターシステム。
  3. ランプユニットを更に備え、
    前記カメラユニットは、電球用の第2ソケットを有し、前記第1ソケットに固定され、
    前記ランプユニットは、可視光を放射可能な第1放射手段を有し、前記第2ソケットに固定され、
    前記カメラは、前記第1放射手段からの可視光による撮影が可能である請求項1に記載のエレベーターシステム。
  4. 前記第1ソケットに固定され、電球用の第2ソケット及び第3ソケットを有するアダプタと、
    可視光を放射可能な第1放射手段を有し、前記第2ソケットに固定されたランプユニットと、
    を更に備え、
    前記カメラユニットは、前記第3ソケットに固定され、
    前記カメラは、前記第1放射手段からの可視光による撮影が可能である請求項1に記載のエレベーターシステム。
  5. 前記カメラユニットは、
    赤外線を放射可能な第2放射手段と、
    前記第1放射手段又は前記第2放射手段を選択する選択手段と、
    前記選択手段が前記第1放射手段を選択すると前記第1放射手段から可視光を放射させ、前記選択手段が前記第2放射手段を選択すると前記第2放射手段から赤外線を放射させる放射制御手段と、
    を更に備え、
    前記カメラは、前記第2放射手段からの赤外線による撮影が可能であり、
    前記携帯端末は、前記選択手段に前記第1放射手段を選択させるための信号を生成する信号生成手段を更に備えた請求項2に記載のエレベーターシステム。
  6. 前記ランプユニットは、
    赤外線を放射可能な第2放射手段と、
    前記第1放射手段又は前記第2放射手段を選択する選択手段と、
    前記選択手段が前記第1放射手段を選択すると前記第1放射手段から可視光を放射させ、前記選択手段が前記第2放射手段を選択すると前記第2放射手段から赤外線を放射させる放射制御手段と、
    を更に備え、
    前記カメラは、前記第2放射手段からの赤外線による撮影が可能であり、
    前記携帯端末は、前記選択手段に前記第1放射手段を選択させるための信号を生成する信号生成手段を更に備えた請求項3又は請求項4に記載のエレベーターシステム。
  7. 前記通信手段は、前記映像データを前記第1ソケットを介して電力線通信で送信する請求項1から請求項6の何れか一項に記載のエレベーターシステム。
  8. 前記通信手段は、前記映像データを無線で前記携帯端末に直接送信する請求項1から請求項6の何れか一項に記載のエレベーターシステム。
  9. 外部機器と通信するための監視装置と、
    前記監視装置に接続されたアクセスポイントと、
    を更に備え、
    前記通信手段は、前記映像データを前記アクセスポイントを介して前記携帯端末に無線で送信する請求項1から請求項6の何れか一項に記載のエレベーターシステム。
  10. 昇降路を移動するかごと、
    前記かごの外側に設けられた電球用の第1ソケットと、
    前記第1ソケットを介して前記かごに固定されたカメラユニットと、
    アクセスポイントが接続された監視装置と、
    前記アクセスポイントを介さずに前記監視装置との通信が可能な外部機器と、
    を備え、
    前記カメラユニットは、
    可視光による撮影が可能なカメラと、
    前記カメラによって撮影された映像を表す映像データを、前記アクセスポイントを介して前記監視装置に送信するための通信手段と、
    を備え、
    前記監視装置は、前記アクセスポイントを介して前記通信手段から受信した前記映像データを前記外部機器に送信し、
    前記外部機器は、
    第1表示器と、
    前記監視装置から受信した前記映像データに基づいて、前記カメラによって撮影された映像を前記第1表示器に表示させる第1表示制御手段と、
    備えたエレベーターシステム。
  11. 前記カメラユニットは、可視光を放射可能な第1放射手段を更に備え、
    前記カメラは、前記第1放射手段からの可視光による撮影が可能である請求項10に記載のエレベーターシステム。
  12. ランプユニットを更に備え、
    前記カメラユニットは、電球用の第2ソケットを有し、前記第1ソケットに固定され、
    前記ランプユニットは、可視光を放射可能な第1放射手段を有し、前記第2ソケットに固定され、
    前記カメラは、前記第1放射手段からの可視光による撮影が可能である請求項10に記載のエレベーターシステム。
  13. 前記第1ソケットに固定され、電球用の第2ソケット及び第3ソケットを有するアダプタと、
    可視光を放射可能な第1放射手段を有し、前記第2ソケットに固定されたランプユニットと、
    を更に備え、
    前記カメラユニットは、前記第3ソケットに固定され、
    前記カメラは、前記第1放射手段からの可視光による撮影が可能である請求項10に記載のエレベーターシステム。
  14. 前記カメラユニットは、
    赤外線を放射可能な第2放射手段と、
    前記第1放射手段又は前記第2放射手段を選択する選択手段と、
    前記選択手段が前記第1放射手段を選択すると前記第1放射手段から可視光を放射させ、前記選択手段が前記第2放射手段を選択すると前記第2放射手段から赤外線を放射させる放射制御手段と、
    を更に備え、
    前記カメラは、前記第2放射手段からの赤外線による撮影が可能であり、
    前記外部機器は、前記選択手段に前記第1放射手段を選択させるための信号を生成する信号生成手段を更に備えた請求項11に記載のエレベーターシステム。
  15. 前記ランプユニットは、
    赤外線を放射可能な第2放射手段と、
    前記第1放射手段又は前記第2放射手段を選択する選択手段と、
    前記選択手段が前記第1放射手段を選択すると前記第1放射手段から可視光を放射させ、前記選択手段が前記第2放射手段を選択すると前記第2放射手段から赤外線を放射させる放射制御手段と、
    を更に備え、
    前記カメラは、前記第2放射手段からの赤外線による撮影が可能であり、
    前記外部機器は、前記選択手段に前記第1放射手段を選択させるための信号を生成する信号生成手段を更に備えた請求項12又は請求項13に記載のエレベーターシステム。
  16. 特定の第1条件が成立すると、異常の有無を判定するための診断運転を行う運転制御手段と、
    前記診断運転で取得された診断用データを記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記診断用データに、前記カメラによって撮影された映像を表すデータが含まれる請求項9から請求項15の何れか一項に記載のエレベーターシステム。
  17. 前記監視装置は、前記外部機器から特定の信号を受信すると、前記記憶手段に記憶された前記診断用データを前記外部機器に送信する請求項16に記載のエレベーターシステム。
  18. 前記記憶手段に記憶された前記診断用データに基づいて異常を検出する異常検出手段を更に備え、
    前記監視装置は、前記異常検出手段によって異常が検出されると、その旨の信号を前記外部機器に送信する請求項16に記載のエレベーターシステム。
  19. 特定の第1条件が成立すると、異常の有無を判定するための診断運転を行う運転制御手段と、
    前記診断運転で取得された診断用データを記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記診断用データに、前記カメラによって撮影された映像を表すデータが含まれ、
    前記選択手段は、登録された呼びに前記かごを応答させる自動運転が行われていれば前記第2放射手段を選択し、前記診断運転が行われていれば前記第1放射手段を選択する請求項5、請求項6、請求項14、又は請求項15に記載のエレベーターシステム。
  20. 地震で前記かごが停止した後に特定の第2条件が成立すると、復旧の可否を判定するための復旧運転を行う運転制御手段と、
    前記復旧運転で取得された復旧用データに基づいて異常を検出する異常検出手段と、
    を更に備え、
    前記復旧用データに、前記カメラによって撮影された映像を表すデータが含まれ、
    前記監視装置は、前記異常検出手段によって異常が検出されると、その旨の信号を前記外部機器に送信する請求項9から請求項15の何れか一項に記載のエレベーターシステム。
  21. 前記監視装置は、地震で前記かごが停止した後に前記第2条件が成立しない場合に、前記かごが停止した後に前記カメラによって撮影された映像を表す停止後映像データを、前記外部機器に送信し、
    前記運転制御手段は、前記第2条件が成立しない場合であっても、前記外部機器に前記停止後映像データが送信された後に前記監視装置が前記外部機器から特定の開始信号を受信すると、前記復旧運転を行う請求項20に記載のエレベーターシステム。
  22. 前記かごに備えられた第2表示器を制御する第2表示制御手段を更に備え、
    前記監視装置は、前記異常検出手段によって異常が検出されることなく前記復旧運転が終了すると、前記復旧運転が終了した後に前記カメラによって撮影された映像を表す終了後映像データを、前記外部機器に送信し、
    前記第2表示制御手段は、前記異常検出手段によって異常が検出されることなく前記復旧運転が終了すると、完全な復帰ではない旨を前記第2表示器に表示させ、
    前記第2表示制御手段は、前記外部機器に前記終了後映像データが送信された後に前記監視装置が前記外部機器から特定の復旧許可信号を受信すると、完全な復帰ではない旨の表示を前記第2表示器から消去する請求項20に記載のエレベーターシステム。
  23. 地震で前記かごが停止した後に特定の第2条件が成立すると、復旧の可否を判定するための復旧運転を行う運転制御手段と、
    前記復旧運転で取得された復旧用データに基づいて異常を検出する異常検出手段と、
    を更に備え、
    前記復旧用データに、前記カメラによって撮影された映像を表すデータが含まれ、
    前記選択手段は、登録された呼びに前記かごを応答させる自動運転が行われていれば前記第2放射手段を選択し、前記復旧運転が行われていれば前記第1放射手段を選択する請求項5、請求項6、請求項14、又は請求項15に記載のエレベーターシステム。
  24. 前記かごは、人が乗るためのかご床を備え、
    前記カメラユニットは、前記かご床の下方に配置された請求項1から請求項23の何れか一項に記載のエレベーターシステム。
  25. 前記かごは、
    前記かご床に支持された敷居と、
    前記敷居に案内されるドアと、
    透光性を有し、前記敷居から下方に延びた前垂れと、
    を備えた請求項24に記載のエレベーターシステム。
  26. 昇降路を移動するかごと、
    前記かごの外側に設けられた電球用のソケットと、
    前記ソケットを介して前記かごに固定されたカメラユニットと、
    手動操作によって前記かごを移動させることが可能な保守モードに設定するための設定手段と、
    前記設定手段によって保守モードに設定されている時に、前記昇降路に人がいることを検出する人検出手段と、
    人がいることが前記人検出手段によって検出されると、登録された呼びに前記かごを応答させる自動運転を禁止する禁止手段と、
    を備え、
    前記カメラユニットは、
    可視光を放射可能な第1放射手段と、
    赤外線を放射可能な第2放射手段と、
    前記第1放射手段又は前記第2放射手段を選択する選択手段と、
    前記選択手段が前記第1放射手段を選択すると前記第1放射手段から可視光を放射させ、前記選択手段が前記第2放射手段を選択すると前記第2放射手段から赤外線を放射させる放射制御手段と、
    前記第1放射手段からの可視光による撮影及び前記第2放射手段からの赤外線による撮影が可能なカメラと、
    前記カメラによって撮影された映像を表す映像データを送信するための通信手段と、
    を備え、
    前記選択手段は、自動運転が行われていれば前記第2放射手段を選択し、前記設定手段によって保守モードに設定されると前記第1放射手段を選択し、
    前記人検出手段は、前記通信手段によって送信された前記映像データに基づいて人がいることを検出するエレベーターシステム。
  27. 昇降路を移動するかごと、
    前記かごの外側に設けられた電球用の第1ソケットと、
    電球用の第2ソケットを有し、前記第1ソケットに固定されたカメラユニットと、
    前記第2ソケットに固定されたランプユニットと、
    手動操作によって前記かごを移動させることが可能な保守モードに設定するための設定手段と、
    前記設定手段によって保守モードに設定されている時に、前記昇降路に人がいることを検出する人検出手段と、
    人がいることが前記人検出手段によって検出されると、登録された呼びに前記かごを応答させる自動運転を禁止する禁止手段と、
    を備え、
    前記ランプユニットは、
    可視光を放射可能な第1放射手段と、
    赤外線を放射可能な第2放射手段と、
    前記第1放射手段又は前記第2放射手段を選択する選択手段と、
    前記選択手段が前記第1放射手段を選択すると前記第1放射手段から可視光を放射させ、前記選択手段が前記第2放射手段を選択すると前記第2放射手段から赤外線を放射させる放射制御手段と、
    を備え、
    前記カメラユニットは、
    前記第1放射手段からの可視光による撮影及び前記第2放射手段からの赤外線による撮影が可能なカメラと、
    前記カメラによって撮影された映像を表す映像データを送信するための通信手段と、
    を備え、
    前記選択手段は、自動運転が行われていれば前記第2放射手段を選択し、前記設定手段によって保守モードに設定されると前記第1放射手段を選択し、
    前記人検出手段は、前記通信手段によって送信された前記映像データに基づいて人がいることを検出するエレベーターシステム。
  28. 昇降路を移動するかごと、
    前記かごの外側に設けられた電球用の第1ソケットと、
    前記第1ソケットに固定され、電球用の第2ソケット及び第3ソケットを有するアダプタと、
    前記第2ソケットに固定されたランプユニットと、
    前記第3ソケットに固定されたカメラユニットと、
    手動操作によって前記かごを移動させることが可能な保守モードに設定するための設定手段と、
    前記設定手段によって保守モードに設定されている時に、前記昇降路に人がいることを検出する人検出手段と、
    人がいることが前記人検出手段によって検出されると、登録された呼びに前記かごを応答させる自動運転を禁止する禁止手段と、
    を備え、
    前記ランプユニットは、
    可視光を放射可能な第1放射手段と、
    赤外線を放射可能な第2放射手段と、
    前記第1放射手段又は前記第2放射手段を選択する選択手段と、
    前記選択手段が前記第1放射手段を選択すると前記第1放射手段から可視光を放射させ、前記選択手段が前記第2放射手段を選択すると前記第2放射手段から赤外線を放射させる放射制御手段と、
    を備え、
    前記カメラユニットは、
    前記第1放射手段からの可視光による撮影及び前記第2放射手段からの赤外線による撮影が可能なカメラと、
    前記カメラによって撮影された映像を表す映像データを送信するための通信手段と、
    を備え、
    前記選択手段は、自動運転が行われていれば前記第2放射手段を選択し、前記設定手段によって保守モードに設定されると前記第1放射手段を選択し、
    前記人検出手段は、前記通信手段によって送信された前記映像データに基づいて人がいることを検出するエレベーターシステム。
  29. 前記放射制御手段は、人がいることが前記人検出手段によって検出されると、前記かごの位置に応じて、前記第1放射手段からの可視光の放射モードを変更する請求項26から請求項28の何れか一項に記載のエレベーターシステム。
  30. 前記カメラユニットは、
    スピーカと、
    人がいることが前記人検出手段によって検出されると、前記かごの位置に応じて、前記スピーカから音を出力させる音制御手段と、
    を更に備えた請求項26から請求項29の何れか一項に記載のエレベーターシステム。
  31. 昇降路の内部を照らすための電球が第1ソケットを介してかごに設けられたエレベーターを改修する方法であって、
    前記電球を前記第1ソケットから外す工程と、
    前記電球を外した前記第1ソケットに、カメラユニットを取り付ける工程と、
    を備え、
    前記カメラユニットは、
    可視光による撮影が可能なカメラと、
    前記カメラによって撮影された映像を表す映像データを送信するための通信手段と、
    を備えたエレベーターの改修方法。
  32. 前記カメラユニットは、可視光を放射可能な第1放射手段を更に備え、
    前記カメラは、前記第1放射手段からの可視光による撮影が可能である請求項31に記載のエレベーターの改修方法。
  33. 前記カメラユニットは、
    赤外線を放射可能な第2放射手段と、
    前記第1放射手段又は前記第2放射手段を選択する選択手段と、
    前記選択手段が前記第1放射手段を選択すると前記第1放射手段から可視光を放射させ、前記選択手段が前記第2放射手段を選択すると前記第2放射手段から赤外線を放射させる放射制御手段と、
    を更に備え、
    前記カメラは、前記第2放射手段からの赤外線による撮影が可能である請求項32に記載のエレベーターの改修方法。
  34. 前記カメラユニットが有する電球用の第2ソケットにランプユニットを取り付ける工程を更に備え、
    前記ランプユニットは、可視光を放射可能な第1放射手段を有し、
    前記カメラは、前記第1放射手段からの可視光による撮影が可能である請求項31に記載のエレベーターの改修方法。
  35. 前記ランプユニットは、
    赤外線を放射可能な第2放射手段と、
    前記第1放射手段又は前記第2放射手段を選択する選択手段と、
    前記選択手段が前記第1放射手段を選択すると前記第1放射手段から可視光を放射させ、前記選択手段が前記第2放射手段を選択すると前記第2放射手段から赤外線を放射させる放射制御手段と、
    を更に備え、
    前記カメラは、前記第2放射手段からの赤外線による撮影が可能である請求項34に記載のエレベーターの改修方法。
  36. 前記第1ソケットに前記カメラユニットを取り付けた後、前記通信手段とアクセスポイントとの通信を確立する工程を更に備え、
    前記アクセスポイントは、外部機器と通信するための監視装置に接続された請求項31から請求項35の何れか一項に記載のエレベーターの改修方法。
  37. 昇降路の内部を照らすための電球が第1ソケットを介してかごに設けられたエレベーターを改修する方法であって、
    前記電球を前記第1ソケットから外す工程と、
    前記電球を外した前記第1ソケットに、電球用の第2ソケット及び第3ソケットを有するアダプタを取り付ける工程と、
    前記第2ソケットに、可視光を放射可能な第1放射手段を有するランプユニットを取り付ける工程と、
    前記第3ソケットに、カメラユニットを取り付ける工程と、
    を備え、
    前記カメラユニットは、
    前記第1放射手段からの可視光による撮影が可能なカメラと、
    前記カメラによって撮影された映像を表す映像データを送信するための通信手段と、
    を備えたエレベーターの改修方法。
  38. 前記ランプユニットは、
    赤外線を放射可能な第2放射手段と、
    前記第1放射手段又は前記第2放射手段を選択する選択手段と、
    前記選択手段が前記第1放射手段を選択すると前記第1放射手段から可視光を放射させ、前記選択手段が前記第2放射手段を選択すると前記第2放射手段から赤外線を放射させる放射制御手段と、
    を備え、
    前記カメラは、前記第2放射手段からの赤外線による撮影が可能である請求項37に記載のエレベーターの改修方法。
  39. 前記第1ソケットに前記アダプタを取り付け、且つ前記第3ソケットに前記カメラユニットを取り付けた後、前記通信手段とアクセスポイントとの通信を確立する工程を更に備え、
    前記アクセスポイントは、外部機器と通信するための監視装置に接続された請求項37又は請求項38に記載のエレベーターの改修方法。
  40. 前記カメラユニットに前記第1ソケットを介して電力が常時供給されるように設定を変更する工程を更に備えた請求項31から請求項39の何れか一項に記載のエレベーターの改修方法。
  41. 前記かごに備えられた金属製の前垂れを透光性を有する前垂れに交換する工程を更に備え、
    前記かごは、人が乗るためのかご床を備え、
    前記カメラユニットは、前記かご床の下方に配置された請求項31から請求項40の何れか一項に記載のエレベーターの改修方法。
  42. 前記通信手段と通信可能な携帯端末又は外部機器に、前記選択手段に前記第1放射手段を選択させるための信号を生成する信号生成手段を追加する工程を更に備えた請求項33、請求項35、又は請求項38に記載のエレベーターの改修方法。
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