図1は、本発明の実施の形態における献立レシピ作成制御装置および献立レシピ作成システムの概要を示す図である。
図1において、献立レシピ作成システムは、管理サーバ100、利用者端末200、レシピ作成サーバ300、レシピ提供サイト400、サービスサーバ500を具備し、それぞれが通信回線(有線、無線を含む)によって接続されている。このときの管理サーバ100とレシピ作成サーバ300とを単一のデバイス(「献立レシピ作成制御装置」と称する)によって構成してもよい。
管理サーバ100には、少なくとも利用者管理DB110、食材情報管理DB120、レシピ管理DB130が接続されており、また、この管理サーバ100およびレシピ作成サーバ300それぞれには、ビッグデータ提供サーバ310が接続されている。さらに、サービスサーバ500は、提供するサービスに応じて複数、設けることも可能であり、例えば、所定のサービスの例である「サービス1」、「サービス2」および「サービス3」それぞれをサービス1サーバ510、サービス2サーバ520およびサービス3サーバ530で提供することとしてもよい。所定のサービスの詳細については後述する。
利用者管理DB110では、利用者に関する利用者情報を管理、記憶しており、この利用者情報は、利用者(利用者ID)に対して、その利用者が利用している(契約している)所定のサービス(サービス識別情報)や、そのサービスの利用により登録される付加情報(登録ポイント、獲得した商品や登録ポイントに基づいて決定されるランク等)が対応付けられた情報である(図2を参照)。
また、食材情報管理DB120では、利用者(利用者ID)に対して、その利用者によって予め登録されている食材情報が対応付けられた食材情報を管理、記憶している(図3を参照)。さらに、レシピ管理DB130は、レシピ作成サーバ300によって作成された献立レシピを管理、記憶している。
管理サーバ100は、「管理装置」や「管理制御装置」とも称され、レシピ作成サーバ300において行われる献立レシピの作成処理に係る管理制御の処理を行う装置である。また、レシピ作成サーバ300は、「献立レシピ作成装置」とも称され、利用者が操作する利用者端末200から指定された献立レシピの作成条件に基づいて献立レシピを作成する処理を行う装置である。さらに、利用者端末200は、「端末」や「要求元装置」とも称され、ノート型PC、携帯電話やタブレットなどのモバイル端末やデスクトップ型PC等によって構成され、撮像機能であるカメラを搭載している。また、この利用者端末200は、利用者による所定の操作(キーボード操作やタッチパネル操作等)が可能であって、利用者による献立レシピの作成条件の指定操作や献立レシピの作成要求操作が可能である。
献立レシピは、料理の調理方法として必要な食材を示すものであるほか、その食材を用いた調理手順を示すものである。すなわち、献立レシピを用いることによって、利用者若しくは他の者は、作る料理の手順やその料理に必要な食材を認識することが可能となる。
利用者端末200を用いて利用者が指定することが可能な献立レシピの作成条件(「レシピ作成条件」とも称する)は、レシピ作成サーバ300が献立レシピを作成するために用いられるものであって、利用者が所望する料理を体現するための項目である。
この献立レシピの作成条件は、レシピ作成条件テーブルとして、管理サーバ100の記憶領域(図示せず)に記憶されており、このレシピ作成条件テーブルの一例を図6に示す。
図6に示すレシピ作成条件テーブルは、少なくとも、[条件番号]項目、[条件名称]項目、[食材指定要否]項目によって構成されている。[条件番号]項目は、レシピ作成条件を識別する番号情報であり、[条件名称]項目は、レシピ作成条件の名称を示し、[食材指定要否]項目は、各レシピ作成条件に対する食材の指定を行う必要があるか否かを示すものである。なお、図6では、[備考]項目が設けられており、備考として、管理サーバ100において記憶している献立レシピを体現するための情報を示している。
図6に示すレシピ作成条件テーブルの[条件名称]項目には、全5個のレシピ作成条件が示されており、第1作成条件として、「栄養バランスのとれたメニュー」が示され、第2作成条件として、「冷蔵庫内等の残り物の活用メニュー」が示され、第3作成条件として、「健康及びダイエットメニュー」が示され、第4作成条件として、「低予算メニュー」が示され、第5作成条件として、「簡単調理メニュー」が示されている。また、[食材指定要否]項目には、作成条件ごとに、食材の指定要否として、「指定必要」、「指定可」、「指定不可」のいずれかが設定されており、「指定必要」が設定されている場合、必ず食材を指定することが必要であることを示し、「指定可」が設定されている場合、食材の指定を問わないことを示し、「指定不可」が設定されている場合、食材を指定することができないことを示している。
つまり、この[食材指定要否]項目によって、作成条件ごとに、献立レシピの作成に際して用いる食材の指定が必要であるとされている場合と必ずしも必要であるとされていない場合とを分けるものである。
これらのレシピ作成条件のうち、少なくとも1個のレシピ作成条件を指定することで、そのレシピ作成条件に基づく料理を体現することが可能な献立レシピが作成されることとなる。好適には、2個のレシピ作成条件を指定することによって、利用者が指定するレシピ作成条件に合致するとともに、かつ、選択できる複数の献立レシピが作成される。
レシピ提供サイト400は、管理サーバ100からの要求に応じてその要求に基づく既存のレシピを提供するサイトであり、複数の既存のレシピが保存されている。このレシピ提供サイト400では、食材を指定すること、または、食事ジャンル(和風、洋風、中華等)を指定すること等により、その指定された内容に応じた既存のレシピを特定して提供することができる。
このような構成を有する献立レシピ作成システムでは、利用者が利用者端末200を用いて献立レシピの作成条件を指定する操作を行うことによって、管理サーバ100にレシピ作成要求処理が行われることとなる。
指定した献立レシピの作成条件によっては食材を指定することが可能であり、このときの食材の指定方法として、例えば、利用者端末を用いて図7に示すような画面遷移を経ることで行う方法がある。具体的には、利用者端末200の画面から利用者が食材に関する情報(食材名、数量、賞味期限等)を指定する方法や、利用者端末200に搭載されたカメラ等の撮像機能を用いて食材を撮像して指定する方法がある。
そして、管理サーバ100では、利用者端末200から献立レシピの作成条件や食材が指定されたレシピ作成要求を受け付けると、利用者管理DB110で記憶する利用者情報をもとに利用者を認証する認証処理を行う。この認証処理は、図2に示すような利用者情報テーブルに規定された、利用者を識別する利用者識別情報(利用者ID)に対する利用者情報を元に、献立レシピの作成が可能である利用者であるか否かを判別(判断)する処理である。このときの利用者識別情報(利用者ID)は、例えば、利用者が指定した識別情報のほか、利用者端末200の端末識別番号(端末ID)等によって構成することも可能である。
図2に示す利用者情報テーブルは、少なくとも、[利用者ID]項目、[利用者名]項目、[利用者種別]項目、[獲得済ポイント]項目、[利用登録サービス]項目によって構成されている。[利用者ID]項目は、利用者を識別する識別情報を示し、[利用者名]項目は、利用者の名称を示し、[利用者種別]項目は、利用者の種別を示しており、[獲得済ポイント]項目は、利用者が有するポイントを示し、[利用登録サービス]項目は、所定のサービスの契約状況を示している。
[利用者種別]項目に示される利用者種別は、所定のサービスの利用状況、契約状況に応じて決定されるレベルを示している。利用登録サービスの登録数が多ければ多いほど、この利用者種別により示されるレベルが高く設定されている。
また、[獲得済ポイント]項目に示されるポイントは、献立レシピの作成に際して用いられる付加情報であって、[利用登録サービス]項目で示される利用契約をしているサービス(サービス1、サービス2、サービス3)を利用することによって獲得できる登録ポイントである。つまり、献立レシピを作成するためには、他のサービスの利用が前提であって、他のサービスと連携することによって献立レシピの作成が可能となることを示している。
このときの[利用登録サービス]項目で示される所定のサービスとして、例えば、「サービス1:電気・ガス・水道等の利用」があり、「サービス2:映像コンテンツの配信」があり、「サービス3:特定設備の導入(特定商品の購入)」があり、これらの各サービスの利用額に応じた、サービスごとのポイント(サービス1の利用額:100円につき「20pt」、サービス2およびサービス3の利用額:1000円につき「10pt」等)が登録されることとなる。
よって、利用者による献立レシピの作成を認証する認証処理の一例としては、献立レシピの作成に必要であると予め規定された作成ポイント(作成必要ポイント)が、利用者情報として対応付けられて登録されている登録ポイント(利用者ポイント)を満たすか否か(登録ポイントが作成ポイント以上であるか否か)を判断することにより認証する処理がある。つまり、献立レシピの作成条件に応じた作成ポイントとは、予め規定されている作成ポイントである。
このほか、単に、図2に示すような利用者情報テーブルに利用者が登録されているか否かを判別(判断)して、登録されていることにより利用者を認証するようにしてもよい。なお、他の認証処理の例については後述する。
そして、このような認証処理によって、その利用者情報が、献立レシピの作成に必要な付加情報(ポイント等)を満たすと判別すると、管理サーバ100は、その作成条件と、その作成条件とともに指定された食材情報とを少なくとも含み、このほか、食材情報管理DB120で予め記憶している食材や機材(包丁やまな板等の調理器具、調理機器)等の材料に関する情報をも含むことが可能なレシピ作成要求をレシピ作成サーバ300に出力(送信)する。
このときの食材情報管理DB120で予め記憶している食材の例を図3に示している。この図3に示す食材情報テーブルは、図7に示すような画面(特に図7(b)〜(e))を用いて登録された食材を利用者ごとに登録している状態であって、[利用者ID]項目、[食材情報]項目、[賞味期限]項目によって構成されている。このほか、食材ごとに数量を登録するような構成であってもよい。また、食材情報テーブルに登録される食材は、好適には、長期間にわたり利用可能な食材(賞味期限が長い食材)等である。
[利用者ID]項目は、図2に示す利用者情報テーブルの[利用者ID]項目と対応し、利用者を識別する識別情報を示しており、[食材情報]項目は、登録されている食材に関する情報であって「食材名」と「食材種類」によって構成されており、[賞味期限]項目は、各食材に対する賞味期限を示している。このときの食材種類は、簡単な調理で食べられるように加工された食品である「インスタント食品」、加圧加熱殺菌されて包装された食品である「レトルト食品」、その他等の種類を示している。
そして、管理サーバ100がレシピ作成サーバ300に出力(送信)するレシピ作成要求には、管理サーバ100が、レシピ提供サイト400から取得した既存の献立レシピを含ませることとしてもよい。この場合、レシピ作成サーバ300では、既存の献立レシピをもとにしてこの既存の献立レシピと異なる新たな献立レシピを作成することが可能となる。なお、管理サーバ100は、レシピ提供サイト400から既存の献立レシピを取得する方法として、献立レシピの作成条件とともに指定されている食材情報や、食材情報管理DB120で予め記憶している食材の情報などを用いた既存の献立レシピを取得することできる。
ここで、上記に示す、利用者による献立レシピの作成を認証する認証処理の他の例を示す。管理サーバの記憶領域には、図4に示すようなレシピ作成条件組合せ管理テーブル、図5に示すようなレシピ作成必要ポイントテーブルを記憶している。
図4に示すレシピ作成条件組合せ管理テーブルは、2種類のレシピ作成条件が指定されたときの各レシピ作成条件の組合せに対する「必要ポイントランク(A〜Dの全4種類のうちのいずれか)」を示したものである。図4では、上記で示す全5種類のレシピ作成条件の2種類ずつの全組合せに対して「必要ポイントランク」が設定されている。なお、この図4のレシピ作成条件組合せ管理テーブルおよび後述する図5のレシピ作成必要ポイントテーブルを用いることで、利用者により指定された献立レシピの作成条件に基づく作成ポイントを特定することが可能となる。
図5に示すレシピ作成必要ポイントテーブルは、図4に示す「必要ポイントランク」に対して、献立レシピの作成に必要な(認証するために必要な)必要ポイントが利用者種別に応じて設定されている。このときの必要ポイントは、利用者種別のレベルが高くなればなるほど少なく設定されている。つまり、連携する所定のサービスの契約状況が多いほど、利用者種別のレベルが高くなり、少ない必要ポイントで献立レシピの作成が可能となる。
すなわち、利用者による献立レシピの作成を認証する認証処理の他の例として、献立レシピの作成条件に応じた作成ポイント(作成必要ポイント)が、利用者情報として対応付けられて登録されている登録ポイント(利用者ポイント)を満たすか否か(登録ポイントが作成ポイント以上であるか否か)を判断することにより認証する処理がある。つまり、献立レシピを作成するために必要な作成ポイントは、献立レシピの作成条件に応じたものである。
続いて、レシピ作成サーバ300は、「献立レシピ作成装置」とも称され、管理サーバ100からのレシピ作成要求に基づいて献立レシピを作成する献立レシピ作成処理が行われる。
この献立レシピ作成処理は、献立レシピの作成条件、指定された食材情報、食材情報管理DB120で予め記憶している食材の情報等を用いて新たな献立レシピを作成する処理である。この献立レシピ作成処理では、ビッグデータ提供サーバ310から提供されるデータ(「ビッグデータ」とも称する)を用いて処理を行うこととしてもよい。
ビッグデータ提供サーバ310は、レシピ作成サーバ300において行われる献立レシピ作成処理で用いられる多種多様にわたる多くのデータ(ビッグデータ)を保存し、提供可能なサーバである。また、このときのビッグデータは、献立レシピの作成に役立つ知見を導出するために用いられるデータである。
このビッグデータとして、例えば、家族情報、最近の飲食事情、はやりの食事、人気メニュー、食材から得られる効能(成分)、新たに開発されたレシピなどがあり、献立レシピの作成に用いられる側面を有している。
レシピ作成サーバ300における献立レシピ作成処理では、献立レシピの作成条件、指定された食材情報、食材情報管理DB120で予め記憶している食材の情報のほか、上記のようなビッグデータをもとに、献立レシピの作成に当たり必要なデータの選択、各データの優先度を決定して、献立レシピの作成に用いる情報を選別する。これにより、献立レシピ作成処理では、選別された情報から、新たに生み出される献立レシピの傾向(洋風、和風、炒め物、生もの等)や、特徴(ある特定の食材を中心とすること、ある調味料を使うことなど)を設定して献立レシピを作成する。
レシピ作成サーバ300において行われる処理について具体的に説明する。レシピ作成サーバ300では、献立レシピの作成に用いられる設定情報として複数の設定情報(第1設定情報(第1パラメータ)、第2設定情報(第2パラメータ)等)が設定されている。
第1設定情報として、食材の利用範囲に関する情報が設定されており、具体的には、「料理に必要な食材全てが揃っていることを確認する必要はなく、主要な食材、または、その料理に必要な全ての食材のうち半数以上の食材があれば料理できるレシピを作成」、または、「確認できた一部の食材を少なくとも用いて料理できるレシピを作成」のいずれかが設定されている。この第1設定情報は、利用者により変更可能である。
また、第2設定情報として、献立レシピの作成条件それぞれに対して、その作成条件を満たす献立レシピの作成手法が設定されている。以下では、上記に示した第1作成条件〜第5作成条件の全5個の作成条件それぞれに対する献立レシピの作成手法を説明する。
具体的には、第1作成条件である「栄養バランスのとれたメニュー」に対して、作成手法として、「(A)エネルギー・必要な栄養素を含む材料の使用、(B)他品目」が設定されており、
第2作成条件である「冷蔵庫内等の残り物の活用メニュー」に対して、作成手法として、「(A)賞味期限の短い食材を優先的に使用、(B)選択した食材を混ぜ合わせて使用」が設定されており、
第3作成条件である「健康及びダイエットメニュー」に対して、作成手法として、「(A)消化されるスピードが遅い食材の優先使用、(B)食物繊維、ミネラルの含有率の高い食材の優先使用、(C)低カロリー食材の優先使用」が設定されており、
第4作成条件である「低予算メニュー」に対して、作成手法として、「(A)量に対するコストが低い食材の使用、(B)そば、豆腐、鶏肉、おから、もやし、卵の優先使用」が設定されており、
第5作成条件である「簡単調理メニュー」に対して、作成手法として、「(A)調理過程が少ない(調理過程なしを含む)食材の優先使用」が設定されている。
例えば、「献立レシピの作成条件」として、第1作成条件と第2作成条件が利用者によって指定され、食材として「麺、豆腐、ネギ、トマト、レモン」が指定された場合、レシピ作成サーバ300では、ビッグデータ提供サーバ310から、例えば、献立レシピの作成に必要なデータとして、家族情報、最近の飲食事情、はやりの食事、人気メニュー、食材から得られる効能(成分)等を選択し、これらのデータの優先度として、例えば、「家族情報」、「人気メニュー」を優先することと決定する。
これによって、レシピ作成サーバ300では、これらの情報をもとに献立レシピの傾向(例えば、中華)を判断し、特徴として、例えば、「麺」を中心とし、これに添える具材として「レモン」や「ネギ」を用いた献立レシピを作成すると設定する。そして、レシピ作成サーバ300では、これらの食材を用いて人気メニューに準じた新たな献立レシピを作成する。
このようにして、レシピ作成サーバ300において新たな献立レシピが作成されると、管理サーバ100に応答する。このとき管理サーバ100では、作成された献立レシピを利用者端末200に応答するとともに、レシピ管理DB130に保存する。このほか、管理サーバ100では、レシピ提供サイト400に新たな献立レシピを提供することとしてもよい。
図7および図8は、本発明の実施の形態における献立レシピ作成システムを構成する利用者端末において表示される画面を示す図である。
利用者端末200は、上記に示すように、ノート型PC、携帯電話やタブレットなどのモバイル端末(携帯型OSを搭載した携帯電話を含む)やデスクトップ型PC等によって構成されるが、図7および図8においては携帯電話での画面例を示している。
図7(a)は、トップページのメニュー選択画面を示す画面であって、この画面には、献立レシピを作成するための作成条件である5個のメニューが表示されている。図7(a)に示す画面では、「栄養バランスのとれたメニュー」と、「冷蔵庫内等の残り物を活用したメニュー」とを選択した状態を示している。
図7(a)のメニュー選択画面で1または複数のメニューを選択し、OKボタンを押下すると、続いて、図7(b)に示すような食材登録画面が表示される。なお、図7(b)に示すような食材登録画面は、図7(a)に示す画面において、「簡単調理メニュー」以外の他のメニューが選択されている場合に表示される画面であって、この「簡単調理メニュー」のみが選択されている場合には、図7(b)に示すような食材登録画面は表示されず、インスタント食品やレトルト食品等を用いた調理過程が少ない、若しくは調理過程のないレシピが表示された画面が表示されることとなる。この画面遷移は、図6に示すレシピ作成条件テーブルの[食材指定要否]項目において設定された情報に基づいて行われる。つまり、[食材指定要否]項目に「×(指定不可)」と設定されている場合、図7(b)に示すような食材登録画面は表示されない。
図7(b)の食材登録画面は、食材の登録方法を選択する画面であって、献立レシピの作成に際して食材を新たに登録する「食材登録ボタン」と、登録されている食材を確認する「食材確認ボタン」とが設けられている。「食材登録ボタン」を押下すると、図7(c)に示すような食材登録方法選択画面が表示され、また、「食材確認ボタン」を押下すると、図7(f)に示すような食材確認画面が表示される。
このほか、図7(b)には、「レシピ作成ボタン」を表示することが可能であり、この「レシピ作成ボタン」は、食材の登録が必須である作成条件を選択した場合にはその食材の登録が完了した後に表示されるボタン、若しくは、有効となるボタンであって、食材の登録が完了するまでは表示されない、若しくは、グレーアウトされた状態にある。また、この「レシピ作成ボタン」は、食材の登録が必須である作成条件を選択していない場合(つまり、食材の登録が必須ではなく、任意である作成条件が選択されている場合)、図7(b)における食材登録画面において表示されている若しくは有効となっている。
図7(c)に示す食材登録方法選択画面は、食材を登録する方法を選択する画面であって、手入力による食材の登録を行う「手入力ボタン」と、携帯電話に搭載されたカメラ等の撮像機能によって食材を撮像(撮影)することで登録を行う「食材撮影」とのいずれかが選択可能である。「手入力ボタン」が利用者によって押下されると、図7(d)に示すような食材情報入力画面(手入力)が表示される。
この図7(d)の食材情報入力画面(手入力)は、食材名、その食材の数量(量)、賞味期限を入力することが可能な画面であって、「次食材ボタン」を押下することで他の食材を入力することが可能となる。また、「完了ボタン」を押下することで全ての食材の入力が完了すると、図7(e)に示すような食材情報入力完了画面を表示する。この図7(e)の食材情報入力完了画面では、入力されて登録した食材の種類数を示している。
続いて、図7(f)では、図7(b)に示すような食材登録画面または図7(e)に示すような食材情報入力完了画面から遷移する画面であって、登録されている食材を確認する食材確認画面である。この図7(f)に示す食材確認画面では、少なくとも食材名、数量、賞味期限が表示されている。この図7(f)において「追加」ボタンを押下すると、図7(c)に示すような食材登録方法選択画面に遷移して、他の食材の選択が可能となる。また、図7(c)の食材登録方法選択画面で「完了ボタン」を押下すると、図7(b)に示すような食材登録画面が表示される。このときの図7(b)に示すような食材登録画面では、「レシピ作成ボタン」が表示された状態となり、押下が可能となる。
続いて、図8(g)に示す画面は、図7(c)に示す食材登録方法選択画面において、「食材撮影ボタン」を押下したときにカメラ等の撮像機能を起動して、撮像可能な状態を示したものである。図8(g)では、ザルに載せた豆腐を撮像対象としたものである。この図8(g)において、「撮影ボタン」を押下すると、撮像対象としてその食材を撮像した画像データを図8(h)に示すような画面に表示する。
利用者端末200では、この撮像(入力)された画像データから対象画像の画像認識処理を行い、対象となる食材を特定する処理を行う。すなわち、画像認識処理では、画像データ全体から対象画像となる食材の範囲を特定し、この対象画像から食材を認識するものである。なお、他の画像認識処理として、利用者端末200が撮像した画像データを管理サーバ100へと送信し、これを受信した管理サーバ100が、その画像データから対象画像の画像認識処理を行う。そして、管理サーバ100では、その認識した対象画像から食材を特定するし、特定した食材に関する情報(図8(g)に示す例では「豆腐」)を利用者端末200に応答することとしてもよい。すなわち、この画像認識処理についてはいずれの装置で行ってもよい。
図8(h)では、3種類の食材が登録された状態を示している。この図8(h)に示す例では、図8(g)において撮像した対象画像から対象となる食材として「豆腐」と特定した状態を示している。そして、図8(h)に設けられた完了ボタンを押下すると、図7(e)に示す食材情報入力完了画面に遷移する。このことから、複数の食材を「手入力」および「撮像」によって登録することが可能である。
図8(i)は、図7(b)に示す食材登録画面で「レシピ作成ボタン」が押下されることで表示される画面であって、この「レシピ作成ボタン」が押下されることで、レシピ作成サーバ300において献立レシピの作成処理が行われて、作成された献立レシピの一覧が表示された状態を示している。
このような図7および図8に示す画面を用いて、献立レシピの作成に係る操作を行うこととなる。
続いて、図9は、本発明の実施の形態における献立レシピ作成システムを構成する管理サーバによって行われるレシピ作成要求処理の流れを示すフローチャートである。
管理サーバ100は、利用者端末200から「利用者ID」、「献立レシピの作成条件」および「指定された食材に関する情報」を含む献立レシピを含むレシピ作成要求を受け付けると処理を開始する。管理サーバ100では、利用者IDをもとに利用者情報の識別処理を行う(S901)。この処理によって、利用者IDに対して利用者管理DB110で管理している利用者情報に含まれる各種の情報を識別する。もちろん、この利用者情報の識別処理では、利用者IDが利用者管理DB110に登録されているか否かを判断する処理も行われ、利用者IDが登録されていなければ、本フローチャートにおける処理を終了する。
続いて、管理サーバ100では、利用者端末200を用いて指定された「献立レシピの作成条件」を識別する(S902)。つまり、図6に示すレシピ作成条件テーブルにおいて示されているレシピ作成条件のいずれ(1または複数)であるかを識別する。この「献立レシピの作成条件」を識別すると、続いて、管理サーバ100では、利用者情報として登録されている登録ポイントが、献立レシピの作成条件に基づいてその献立レシピを作成するために必要な作成ポイントを満たすか否かを判別する(S903)。
利用者情報として登録されている登録ポイントが、献立レシピの作成条件に基づいてその献立レシピを作成するために必要な作成ポイントを満たさないと判別すると(S903でNO)、管理サーバ100は、登録ポイントが作成ポイントを満たさないことから、レシピ作成を行うことができるポイントを有していない旨のエラー通知を行って(S904)処理を終了する。反対に、利用者情報として登録されている登録ポイントが、献立レシピの作成条件に基づいてその献立レシピを作成するために必要な作成ポイントを満たすと判別すると(S903でYES)、管理サーバ100は、続いて、識別した「レシピ作成条件」が、食材の指定が必須であると指定されたものであるか否かを判断する(S905)。
食材の指定が必須であると設定されたレシピ作成条件が指定されたものではない場合(S905でNO)、管理サーバ100は、「利用者情報」、「レシピ作成条件」を含むレシピ作成要求をレシピ作成サーバ300に出力(送信)する(S913)。
食材の指定が必須であると設定されたレシピ作成条件が指定されたものである場合(S905でYES)、管理サーバ100は、続いて、指定が必須である食材に関する情報を取得しているか否かを判断する(S906)。食材に関する情報を取得していると判断すると(S906でYES)、管理サーバ100は、指定された食材の確認処理を行う(S909)。この食材の確認処理は、指定された食材と、予め記憶している食材とから利用者が利用可能な食材を確認する処理である。
続いて、管理サーバ100では、確認した食材を食材管理DB120に登録する(S910)。そして、確認した食材をもとに、作成可能な既存レシピをレシピ管理DB130から取得する(S911)。この既存レシピは、あくまでも、確認した食材を用いて作成可能な既存の献立レシピであって、過去に作成した献立レシピであるか、または、レシピ提供サイト400から取得した既存の献立レシピのいずれかである。
そして、管理サーバ100は、「利用者情報」および「レシピ作成条件」に加えて、「指定した食材情報」、その食材を用いた「既存レシピ」を含むレシピ作成要求をレシピ作成サーバ300に出力(送信)する(S912)。
また、上記のS906における、「指定が必須である食材に関する情報を取得しているか否かを判断する処理」において、指定が必須である食材に関する情報を取得していない場合(S906でNO)、管理サーバ100は、食材の指定要求を利用者端末200に送信する(S907)。指定が必須である食材に関する情報を取得していない場合とは、利用者端末200においては指定したものの通信に関するエラー等によって受信していない場合等が考えられる。そして、必須である食材に関する情報を取得したか否かを判断し(S908)、この食材に関する情報を取得していなければ(S908でNO)、本フローチャートを終了する。一方で、この食材に関する情報を取得すれば(S908でYES)、管理サーバ100は、上記のS909以降の処理を行う。
図10は、本発明の実施の形態における献立レシピ作成システムを構成する管理サーバによって行われるレシピ作成応答処理の流れを示すフローチャートである。
管理サーバ100がレシピ作成サーバ300からレシピ作成処理に対応する応答を受信すると処理が開始され、レシピ作成サーバ300から作成された献立レシピ情報(単に、「レシピ情報」とも称する)を受信したか否かを判断する(S1001)。
そして、レシピ情報を受信すると(S1001でYES)、管理サーバ100は、その作成されたレシピ情報を要求元である利用者端末200へと応答する(S1002)。また、管理サーバ100では、レシピ作成サーバ300において作成されたレシピ情報をレシピ管理DB130へと登録する(S1003)。
これに対して、レシピ作成サーバ300から作成された献立レシピ情報を受信せず、レシピ作成サーバ300によって、作成条件に基づく献立レシピの作成が行えなかった場合(S1001でNO)、管理サーバ100は、その献立レシピの作成が行えなかった原因情報を要求元である利用者端末200に応答する(S1004)。そして、管理サーバ100は、履歴情報として記憶領域に、「原因情報」と、その「原因情報」に対する「レシピ作成条件」、「食材情報」等を対応付けて記憶する(S1005)。
図11は、本発明の実施の形態における献立レシピ作成システムを構成するレシピ作成サーバによって行われるレシピ作成処理の流れを示すフローチャートである。
レシピ作成サーバ300は、管理サーバ100からレシピ作成要求を受信すると処理が開始され、まず、このレシピ作成要求に含まれる情報の確認処理を行う(S1101)。この確認処理では、「利用者情報」、「レシピ作成条件」、「食材情報」等を確認する。
続いて、レシピ作成サーバ300は、「利用者情報」をもとに、献立レシピの作成に役立つ知見を導出するために用いられるデータをビッグデータ提供サーバ310から取得する(S1102)。そして、レシピ作成サーバ300は、上記のデータ、レシピ作成条件、食材情報を用い、特に、食材情報で指定された食材の少なくとも一部を用いて、既存のレシピとは異なる新たな献立レシピを1または複数、作成する(S1103)。
そして、作成した献立レシピに関するレシピ情報を要求元である管理サーバ100に応答する(S1104)。
以上に示す実施の形態は、本発明の実施の一形態であって、これらの実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。