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JP6901982B2 - 路面状態検出装置 - Google Patents
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JP6901982B2 - 路面状態検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、路面状態検出装置に係り、特に鉱山で稼働するダンプトラック等の作業車両が走行する路面が、土埃が発生しやすい状態であるかを判定する技術に関する。
鉱山では、ダンプトラック等の作業車両が走行すると、路面が車輪で削られ土埃が発生する。土埃は、作業車両を運転するオペレータの視界を遮ったり、作業車両に搭載される、他車両や車止めなどを検出するための外界センサの認識性能を劣化させたりする。
そこで土埃が外界センサに与える影響を軽減するための技術として、特許文献1には「画像データの各画素の中から塵埃を特定するための輝度値よりも高い輝度値の画素を高輝度画素として検出し、画像データの1つの画素を中心画素として、その周囲の画素との間の輝度値の差異が地面のエッジとして検出される輝度値の差異よりも低い前記中心画素を非エッジ画素として検出し、高輝度画素と非エッジ画素とが重複している重複画素を検出し、重複画素により形成される領域を重複画素領域として、重複画素領域が塵埃と特定するための領域以上の大きさのときに重複画素領域を塵埃領域として生成し、画像データに対して塵埃領域を特定するように描画した画面を作成する(要約抜粋)」構成が開示されている。
また特許文献2には、「ステレオカメラ装置と、各カメラにて取得した二次元のカメラ取得画像を比較し、これら二つのカメラ取得画像間の視差の無い領域を視差無領域として特定する画像情報取得部と、視差画像中の視差無領域の画素数が所定値より大きい場合に、視差無領域を他車両が存在する可能性の高い車両可能性領域と特定する車両存在領域検出部を備えた(要約抜粋)」構成が開示されている。
国際公開第2013/153863号 特開2016−24685号公報
鉱山内を走行中の作業車両が土埃を巻上げると後続車に影響を与える。ここで、自車両が走行中の路面が土埃を発生させやすい状態であるかを検出できれば、土埃が大量に発生する前に路面に散水して土埃の大量発生を抑制するといった対策を講じることができる。しかし、特許文献1,2では自車両の進行方向前方に発生した土埃の影響を低減させることはできるものの、自車両が土埃を巻上げているかを確認することはできない。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、自車両の走行により土埃が発生しているかを判定することにある。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、駆動輪と、前記駆動輪上に搭載された車体フレームと、前記車体フレームに設置され、前記駆動輪が路面に接地する車輪接地点よりも前の路面状態を検出する前方センサと、前記車体フレームに設置され、前記車輪接地点よりも後ろの路面状態を検出する後方センサと、を備えた作業車両に搭載される路面状態検出装置であって、前記路面状態検出装置は、前記前方センサ及び前記後方センサの其々に接続されたコントローラにより構成され、前記コントローラは、前記前方センサから出力される前方出力及び前記後方センサから出力される後方出力を取得し、前記前方出力及び前記後方出力の出力値の差を算出し、前記出力値の差及び土埃が発生しているかを判定するための土埃判定閾値を比較し、前記出力値の差が前記土埃判定閾値以上となった場合に土埃が発生しやすい路面状態であると判定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、自車両の走行により土埃が発生しているかを判定することができる。上記以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
第1実施形態に係るダンプトラックの外観図 ダンプトラックが土埃を巻上げながら走行している状態を示す図 第1実施形態に係るダンプトラックのハードウェア構成図 第1実施形態に係る路面状態検出装置及び路面状態監視装置の機能ブロック図 土埃検出処理の流れを示すフローチャート レーザ入射角αiを示す図 スキャン面と路面とがなす角が垂直である場合について、レーザ入射角αiの算出方法を示す図 前方左計測点、後方左計測点と、車速、スキャン距離Tiの関係を示す図 前方左計測点、後方左計測点と、車速、スキャン距離Tiの関係を示す図 車体フレームがピッチングしている状態におけるレーザ入射角を示す図 第2実施形態に係るダンプトラックの外観図 第2実施形態に係るダンプトラックのハードウェア構成図 第2実施形態に係る路面状態検出装置及び路面状態監視装置の機能ブロック図 第3実施形態に係るダンプトラックのハードウェア構成図 第3実施形態に係る路面状態検出装置及び路面状態監視装置の機能ブロック図 ライダーの取付位置例を示す図
以下、図面等を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の説明は本発明の内容の具体例を示すものであり、本発明がこれらの説明に限定されるものではなく、本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更及び修正が可能である。また、本発明を説明するための全図において、同一の機能を有するものは、同一の符号を付け、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
以下の説明において、作業車両の例として鉱山内を走行するダンプトラック1を用いて説明するが、作業車両はダンプトラック1に限定されず、グレーダやホイールローダでもよい。
<第1実施形態>
第1実施形態は、1つのLIDAR(Light Detection and Ranging)を用い、1回のスキャン周期で得られる計測結果からレーザ入射角が等しいと見做せる計測データの組を抽出し、反射光強度の差を基に土埃が発生しているかを判定する実施形態である。LIDARは、レーザを対象物に向けて照射し、照射したレーザの反射光を受信して反射光の反射光強度を出力するセンサである。以下、図面を参照して第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係るダンプトラック1の外観図である。図2は、ダンプトラック1が土埃Cを巻上げながら走行している状態を示す図である。
図1に示すように、ダンプトラック1は、左前輪5FL、右前輪5FR、左後輪6RL、及び右後輪を備え、これらの車輪上にサスペンションを介して車体フレーム(vehicle frame)2と、車体フレーム2上に起伏可能に設けられたベッセル3とが搭載される。更に車体フレーム2の前側上方に運転室4が設けられている。また、車体フレーム2の前方上部にあるデッキにGPSアンテナ7が備えられる。ダンプトラック1は、後輪駆動車両であり、左前輪5FL、右前輪5FRが従動輪、左後輪6RL、及び右後輪が駆動輪である。
更にダンプトラック1は、車体フレーム2の左側面における左後輪6RL付近であって、左後輪6RLの車輪接地点よりも前から後ろまでの路面Aがスキャン範囲に含まれる位置に左LIDAR10Lを備える。また車体フレーム2の右側面における右後輪付近であって、右後輪の車輪接地点よりも前から後ろまでの路面Aがスキャン範囲に含まれる位置に右LIDAR10Rを備える。
左LIDAR10L及び右LIDAR10Rは、ダンプトラック1が路肩や周辺障害物を計測するために備えられたセンサであり、本実施形態ではLIDARを用いて説明するが、カメラ、また距離画像センサでもよい。なお、本実施形態では、左LIDAR10L及び右LIDAR10Rの二台をダンプトラック1に備えるが、路面Aが土埃Cを発生しやすい状態であるかを検出する目的においては、左LIDAR10L又は右LIDAR10Rのいずれか一つがあればよい。よって、以下の説明では左LIDAR10Lの出力だけを用いて路面状態を検出する処理について説明するが、右LIDAR10Rの出力だけで路面状態を検出してもよい。以下では、主に左LIDAR10Lを例に挙げて説明するが、右LIDAR10Rに置き換えても同様の作用効果を奏する。
図2に示すように、路面Aが乾いた土であると、左LIDAR10Lと路面との間に左後輪6RLの回転によって土埃Cが撒きあげられる。該土埃Cは、従動輪である左前輪5FLの回転によっても巻き上げられるが、より多くの土埃Cが駆動輪である左後輪6RL及び右後輪によって巻き上げられる。つまり、駆動輪の車輪接地点、即ち左後輪接地点C_RLよりも後方により多くの土埃Cが巻き上がる。よって、本実施形態では、左後輪接地点C_RLの前後における左LIDAR10Lの出力差に基づいて土埃Cの発生を判断する。
左LIDAR10Lは、左LIDAR10Lのレーザ照射面からなるスキャン面11Lと路面Aとの交線からなる左路面直線XLの前端が、左後輪6RLが路面Aと接する左後輪接地点C_RLよりもダンプトラック1の進行方向前方にあり、後端が、左後輪接地点C_RLよりもダンプトラック1の進行方向後方にあるように車体フレーム2に取り付けられる。左後輪接地点C_RLよりも前方の前方左計測点11L_iは前方計測点に相当し、左後輪接地点C_RLよりも後方の後方左計測点11L_i+mは後方計測点に相当する。つまり、第1実施形態では、左LIDAR10Lが前方出力及び後方出力の両方を出力し、前方センサ及び後方センサの両方の機能を実現する。
これにより、1台の左LIDAR10Lにより、左後輪接地点C_RLよりも前の土埃Cの影響が少ない又は影響がない路面Aを計測し、左後輪接地点C_RLよりも後ろの走行で巻き上がった土埃Cを通して路面Aも計測することができる。
また、ダンプトラック1の下部に左LIDAR10Lを設置すると、左LIDAR10Lの検出面が汚れることがある。しかし、ダンプトラック1の左側面上部、特に左側面における左後輪6RL上部に取り付けられることで、舞いあがった土埃Cが左LIDAR10Lの検出窓に付着する頻度を抑えることができる。
右LIDAR10Rも同様に、右路面直線XRが、右前輪5FRが路面Aに接する右車輪接地点よりも前の右前方計測点11R_iから右車輪接地点よりもダンプトラック1の進行方向後方の右後方計測点11R_i+mまでを含む位置とスキャン角度を有するように、車体フレーム2に取り付けられる。
図3はダンプトラック1のハードウェア構成図である。ダンプトラック1は鉱山内に設けられた搬送路を走行する。鉱山内には管制センタ200が設置され、ダンプトラック1を含む鉱山内を走行する作業車両の交通管制を行う。
ダンプトラック1は、左LIDAR10L、右LIDAR10R、車速センサ20、路面状態検出装置100、ダンプトラック1の位置・姿勢を計測する自己位置演算装置120、及び管制センタ200との間での通信を行う車載通信装置130を搭載する。
路面状態検出装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、HDD104、入力インターフェース(I/F)105、出力I/F106を含み、これらがバス107を介して互いに接続されたコントローラ(コンピュータ)を用いて構成される。管制センタ200も上記と同様の構成を含む。更に、本実施形態では、路面状態検出装置100のハードウェア構成としてクロック108を含む。クロック108は、レーザの照射時刻を計測できればよく、例えばRTC(Real−Time Clock)を用いて構成し、時刻データとして協定世界時刻を用いてもよい。
路面状態検出装置100の入力I/F105には、左LIDAR10L及び右LIDAR10Rの其々と、車速センサ20と、自己位置演算装置120とが接続される。
また路面状態検出装置100の出力I/F106には、車載通信装置130が接続される。
自己位置演算装置120は、GPS(Global Positioning System)121及びIMU(慣性計測装置)122のいずれか、又はこれらを組み合わせて構成されてもよい。本実施形態では、GPS121及びIMU122を搭載し、GPS121が出力する絶対座標(又は外部座標と称する)に対してIMU122の出力を用いて補正を行う位置補正器123を更に含む。なお、車体フレーム2はサスペンションを介して車輪上に搭載されるので、路面Aに対してサスペンションの伸縮に伴う車体姿勢のずれが生じる。よって、IMU122の出力は、路面Aに対する車体フレーム2のピッチ角、ヨー角、ロール角により定義された車体姿勢データを含み、車体姿勢データが入力I/F105に出力される。
管制センタ200は、車載通信装置130から土埃発生データを受信するためのセンタ側通信装置230と、土埃発生データを基に路面状態を監視する路面状態監視装置210とが備えられる。
図4は路面状態検出装置100及び路面状態監視装置210の機能ブロック図である。左LIDAR10L、右LIDAR10R、車速センサ20、及び自己位置演算装置120は入力I/F105に接続される。路面状態検出装置100は、入力I/F105、クロック108、センサ出力取得部111、レーザ入射角算出部112、出力差算出部113、土埃発生判定部114、出力I/F106、及び同一地点出力特定部117を含む。
更に路面状態検出装置100は、路面状態データ記憶部115、土埃判定閾値記憶部116、及びセンサ間距離記憶部142を含む。これらは、RAM103やHDD104の一部領域に構成されてもよい。
路面状態監視装置210は、入力I/F211と、路面状態地図作成部212と、路面状態地図記憶部213とを含む。
路面状態検出装置100及び路面状態監視装置210各部の機能は、図5の処理フローを参照して後述する。各部は、各々の機能を実現するソフトウェアと、図3に示すハードウェアとが協働して構成される。
別の構成例として、路面状態検出装置100及び路面状態監視装置210は、図4に示す機能を実現するマイコン装置を単数又は複数用いて構成されてもよい。
以下、図5を参照して、ダンプトラック1が走行しながら路面状態、特に土埃Cの発生しやすさを検出する処理について説明する。図5は、土埃検出処理の流れを示すフローチャートである。
ダンプトラック1の走行中、左LIDAR10Lは、レーザ照射角θiを予め定めた所定の角度、例えば0.25度毎に徐々に変化させて、左後輪接地点C_RLよりも前から後ろに向かってレーザを周期的に順次照射して扇状のスキャン範囲を形成し、路面A上の計測点からの反射光を受信する。
第1実施形態では左LIDAR10Lが1回のスキャン周期内で左後輪接地点C_RLよりも前にある前方左計測点11L_iと、後ろにある後方左計測点11L_i+mとのそれぞれを計測する。ここで、前方左計測点11L_iと、後方左計測点11L_i+mとのスキャン時刻の時間差は、後述するステップS2における自己位置演算装置120による自己位置の計測及び車体姿勢のスキャン周期(例えば概ね1回/秒)に比べて小さいので、前方左計測点11L_iと、後方左計測点11L_i+mとは下記の説明においてほぼ同時、即ち同一のステップS1において計測できるものとして説明する。
より詳しくはステップS1において、前方左計測点11L_iに向かってレーザを照射し、前方左計測点11L_iで反射したレーザ反射光を受信する。そして、左LIDAR10Lは、前方左計測点11L_iに向かってレーザを照射したときのレーザ照射方向、受信したレーザ反射光に基づいて算出した左LIDAR10Lから前方左計測点11L_iまでの計測距離D、及びレーザ反射光強度を計測し、路面状態検出装置100に出力する。同様に、後方左計測点11L_i+mについても同様である(S1)。センサ出力取得部111は、前方左計測点11L_iを計測して得られた前方出力及び後方左計測点11L_i+mを計測して得られた後方出力を取得する。
ステップS2において、自己位置演算装置120は自己位置を算出して自己位置データを出力する。センサ出力取得部111は、自己位置データ及びIMU122が計測した車体姿勢データを取得する(S2)。
ステップS3において、センサ出力取得部111は、自己位置データ及び車体姿勢データと、左LIDAR10Lの車体フレーム2に対する設置位置及び取付角度から、左LIDAR10Lによる路面A上の計測点の外部座標系での位置を算出し、その算出位置と前方出力及び後方出力に含まれるレーザ反射光強度(センサ出力に相当する)を対応付けて路面状態データ記憶部115に記録する(S3)。センサ出力取得部111は、クロック108から時刻データを取得し、センサ出力と取得した時刻とを関連付け、レーザ入射角算出部112に出力する。よって、本ステップ以後のセンサ出力には時刻データが紐づいている。なお、センサ出力取得部111が左LIDAR10L及び右LIDAR10Rからセンサ出力を取得した時刻と、左LIDAR10L及び右LIDAR10Rのそれぞれがレーザを照射した時刻、及び左LIDAR10L及び右LIDAR10Rのそれぞれがセンサ出力を出力した時刻は厳密には異なるが、ダンプトラック1の挙動が変化する時間に比べてこれらの時刻の時間差は微差であり、ダンプトラック1の挙動を考える上でこれらの時刻は同一の時刻と見做してもよい。よって、本実施形態では、センサ出力取得部111がセンサ出力に紐づける時刻データは、左LIDAR10L及び右LIDAR10Rの其々がレーザを照射して路面を計測した時刻と同じものとして説明する。
ステップS4において、レーザ入射角算出部112は、複数の計測点の集合からなる計測点群から左LIDAR10Lのスキャン面11Lと路面Aとの交線である左路面直線XLを求める。そしてレーザ入射角算出部112は、左路面直線XLとセンサ原点から各計測点への直線とがなす角と、スキャン面11Lと前方左計測点11L_iにおける路面Aとがなす角からレーザ入射角αiを算出し、ステップS3のレーザ反射光強度に追加する形で、左LIDAR10Lによる計測点での路面上へのレーザ入射角αi及び計測距離Dを路面状態データ記憶部115に記録する(S4)。
図6に、レーザ入射角αiの算出方法を示す。
図6に示すように、レーザ入射角αiは路面A(平面とする)の法線εと、路面Aに対して照射されたレーザとのなす角として定義する。左LIDAR10Lのレーザ照射点から前方左計測点11L_i、後方左計測点11L_i+mまでの距離は計測距離Dとして表す。
図7に示すように、左LIDAR10Lで計測した路面A上の計測点群から求めた左路面直線XLをXL:y=ax+bとすると、センサ座標系のX軸に対する路面傾きβは、下式(1)で表せる。
Figure 0006901982
従って、レーザ照射角θiの前方左計測点11L_iでの路面Aに対するレーザ入射角αiは、下式(2)で表せる。
Figure 0006901982
ステップS5において、同一地点出力特定部117は、入力I/F105を介して車速センサ20が計測した車速Vを取得する。そして同一地点出力特定部117は、路面状態データ記憶部115に記憶された計測点のうち、前方左計測点11L_iと後方左計測点11L_i+mとの中から、計測点の位置、計測距離Dの差、及びレーザ入射角αiの差がどれも閾値以下である計測点の組を抽出する(S5)。
同一地点出力特定部117は、前方左計測点11L_iを計測した第1時刻から後方左計測点11L_i+mを計測した第2時刻までの時間に車速Vを乗算した値が、センサ間距離と同じ又は同じと見做せる範囲内にある前方左計測点11L_i及び後方左計測点11L_i+mの組を特定する。
図8、図9は、前方左計測点11L_i、後方左計測点11L_i+mと、車速V[m/s]、スキャン距離Tiの関係を示す図である。図8、図9のように左前輪上部の高さH[m]位置に左LIDAR10Lを下向きに設置した場合、車速Vで平面上を走行しているダンプトラック1のレーザ照射角θi方向の計測と、その2Htanθ/V後にレーザ照射角−θi+m方向の測定では、計測点の位置、計測距離D(図6参照)、レーザ入射角αi(図6参照)がどれも同一となり、この計測点の組は、ステップS5で抽出されることになる。
次に、ステップS6において、出力差算出部113は、ステップS5で抽出した計測点の組に対して、それぞれレーザ反射光強度の差を求める。ここで土埃量を反射光強度の差で推定するのは、計測点の路面A(のレーザ反射率)、計測距離D、レーザ入射角αiが同じ場合、レーザ反射光強度は、光路上にある土埃Cによる光の減衰量に依存するためであり、土埃Cが多いほど、光の減衰量が大きくなり、レーザ反射光強度も小さくなるからである。この特性を用いれば、レーザ反射光強度の差によって、土埃量の大小を判定することができることになる。
ステップS7において、土埃発生判定部114は、ステップS6で求めたレーザ反射光強度の差が、土埃判定閾値記憶部116に予め記憶された土埃発生閾値以上であるかを判定する(S7)。土埃発生閾値は、例えば外界センサの認識性能を低減させる程度の土埃量が発生したときのレーザ反射光強度の減衰量を基に定めてもよい。
土埃発生判定部114は、ステップS6で求めたレーザ反射光強度の差が土埃発生閾値以上であれば(S7/Yes)、土埃判定閾値以上となった出力値の差の算出基礎となった前方左計測点11L_i又は後方左計測点11L_i+mの少なくとも一つに対応付けられた自己位置データを読み出す。そして、土埃が発生していることを示すデータ、例えば土埃が発生したと判定された場合に値「1」とするフラグと、レーザ反射光強度の差が土埃閾値以上となった計測点の位置(上記読み出した自己位置データに相当する)とを含む土埃発生データを生成し、車載通信装置130に出力する。土埃発生データには、レーザ入射角αi、計測距離D、及びレーザ反射光強度を含んでもよい。車載通信装置130は管制センタ200へ土埃発生データを送信する。
管制センタ200のセンタ側通信装置230は土埃発生データを受信する。路面状態監視装置210では、入力I/F211を介して路面状態地図作成部212が土埃発生データを取得し、土埃発生データから計測点の位置を読み出し、計測点の位置をマッピングした路面状態地図を作成する。そして路面状態地図作成部212は、路面状態地図を路面状態地図記憶部213へ書き込む。
なお、前述したように、左LIDAR10Lでは、レーザ照射角θiを予め定めた所定の角度毎に徐々に変化させて計測点を走査し、所定の角度毎の路面Aまでの距離、及び、レーザ反射光強度を計測する。従って、左LIDAR10Lのスキャン面11Lがダンプトラック1の進行方向と平行となるように左LIDAR10Lを車体フレーム2に設置した場合には、計測点の計測距離Dとレーザ入射角αiとが同一となる計測点の組が存在し、このことは、土埃検出の信頼性を向上させることにつながる。
図10は、車体フレーム2がピッチングしている状態におけるレーザ入射角αiを示す図である。図10のように、路面Aに対して車体フレーム2が角度Pを有してピッチングしている場合であっても、左LIDAR10Lのスキャン面11Lがダンプトラック1の進行方向と平行となるように左LIDAR10Lを車体フレーム2に設置した場合には、計測点の計測距離Dとレーザ入射角αiとが同一となる計測点の組が存在する。
上記において、レーザ入射角αi及び計測距離Dによって、レーザ反射光強度に土埃Cが与える影響が異なるため、S7における土埃判定閾値は、レーザ入射角αi及び計測距離Dによって変えると好ましい。
また、ステップS7においては、レーザ反射光強度の差が土埃発生閾値以上となる組がひとつでもあれば土埃Cが発生したと判定したが、平均値や最大値と閾値とを比較することで、土埃の発生を判定しても良い。
本実施形態によれば、作業車両の駆動輪の車輪接地点よりも前の路面A及び後ろの路面Aにある計測点からのレーダの反射光強度の差の大小により、路面状態が土埃Cを発生しやすい状態であるか否かを判定できる。そして、その判定結果を管制センタ200に送信することにより、路面状態地図が作成される。これにより、オペレータが路面状態地図を参照して散水車を配車したり、土埃発生領域の走行を制限したりして対応することが可能となる。
なお、上記第1実施形態では、ダンプトラック1の位置・姿勢に基づき計測点の位置を求め、同じ地点の路面Aを、車輪が通過する前と後とでそれぞれ計測し、レーザ反射光強度の差に基づき土埃Cの発生を判定していた。しかし、路面Aが平坦でどの地点でも反射率などのレーザに対する特性が均一と見做せる場合には、同じ地点を計測する必要は無く、レーザ入射角αi及び計測距離Dがほぼ同じ計測の組に対してレーザ反射光強度の差に基づき土埃Cの発生を判定しても良い。これにより、レーザ反射光強度などの過去の計測データを記録して用いる必要は無くなり、土埃Cの発生状況をリアルタイムで検知することができるようになる。
<第2実施形態>
第2実施形態は、複数のLIDARを用い、同じ地点を時刻を変えて2度スキャンして得られた計測データのレーザ反射光強度の差を基に、土埃Cが発生しているかを判定する実施形態である。
図11は、第2実施形態に係るダンプトラック1aの外観図である。第2実施形態では、左後輪接地点C_RLよりも前、(本実施形態では左前輪接地点C_FLよりも前)の路面Aを計測する前方LIDAR21Fと、左後輪接地点C_RLよりも後ろの路面Aを計測する後方LIDAR21Rとを含む複数のLIDARを備える。図11の例では、前方LIDAR21Fは車体フレーム2の前部に設置されたデッキに設置される。また後方LIDAR21Rは車体フレーム2の側面であって左後輪6RLよりも後ろに設置される。
図12は、第2実施形態に係るダンプトラック1aのハードウェア構成図である。図13は、第2実施形態に係る路面状態検出装置100及び路面状態監視装置210の機能ブロック図である。第2実施形態では、前方LIDAR21F及び後方LIDAR21Rの其々は入力I/F105に接続される。前方LIDAR21F及び後方LIDAR21Rは、レーザの照射方向が1方向、即ち路面上の1点しか計測できないセンサでもよい。
そして前方LIDAR21F及び後方LIDAR21Rの其々が出力した計測データ(前方出力及び後方出力)を基に、第1実施形態と同様、同一地点出力特定部117が異なるセンサからなる前方LIDAR21F及び後方LIDAR21Rの其々が出力した計測データから、路面Aの同一地点を計測した計測データの組を特定する。出力差算出部113はこの組に含まれる計測データ(前方出力及び後方出力)の差を算出し、これを基に土埃発生判定部114が土埃の発生を判定する。なお、本実施形態に係る路面状態検出装置100は、第1実施形態の路面状態検出装置100と同様の構成でよく、相違点は、同一地点出力特定部117が路面状態データ記憶部115から抽出する計測データは、第1実施形態では同一のセンサが異なる時刻に同一地点を計測して得た計測データの組であるのに対し、第2実施形態では異なるセンサが異なる時刻に同一地点を計測して得た計測データの組である点である。しかし、各組の計測データを出力したセンサが違うのみで、その他の路面状態検出装置100における処理は第1実施形態と同様である。
本実施形態によれば、レーザの照射方向が1方向のセンサを複数用いて、第1実施形態と同様に路面Aの同一地点を時間を変えて計測したデータを基に、土埃Cの発生判定を行う事ができる。
<第3実施形態>
第3実施形態は、前方LIDAR21Fが計測した地点と同じ地点を後方LIDAR21Rに能動的に計測させて、土埃Cが発生しているかを判定する実施形態である。なお、第1実施形態及び第2実施形態で用いたLIDARは、一定周期でデータを出力するセンサを用いて説明したが、本実施形態で用いるLIDARは、レーザ照射を指示する信号(コマンド)を受けてレーザを照射するセンサである。
第3実施形態に係るダンプトラック1bの外観は第2実施形態と同様であるので説明を省略する。
図14及び図15を参照して第3実施形態について説明する。図14は、第3実施形態に係るダンプトラック1bのハードウェア構成図である。図15は、第3実施形態に係る路面状態検出装置100b及び路面状態監視装置210の機能ブロック図である。
図14に示すように、本実施形態では、出力I/F106に前方LIDAR21F及び後方LIDAR21Rが接続される。
また図15に示すように、本実施形態に係る路面状態検出装置100bは、タイミング演算部141、及びレーザ照射信号生成部143を備える。
本実施形態では、前方LIDAR21F及び後方LIDAR21Rの其々は、共に路面A上の1点を計測する。前方LIDAR21Fの前方計測点22F及び後方LIDAR21Rの後方計測点22Rは、前方計測点22F及び後方計測点22Rを結ぶ直線が、ダンプトラック1が直進している状態において進行方向と平行になるように、前方LIDAR21F及び後方LIDAR21Rは車体フレーム2に取り付けられる。前方LIDAR21Fが車体フレーム2に取り付けられた位置と、後方LIDAR21Rが車体フレーム2に取り付けられた位置との間の距離(センサ間距離)は、センサ間距離記憶部142に記憶される。
タイミング演算部141は、入力I/F105を介してクロック108から得た時刻データに紐づけられた前方LIDAR21Fのセンサ出力を取得する。同時に車速Vも取得する。
次いでタイミング演算部141は、センサ間距離記憶部142からセンサ間距離を読み出す。ダンプトラック1bが水平面上を走行し、前方LIDAR21F及び後方LIDAR21Rのスキャン角度が水平面、又は車体フレーム2に対して同じ角度であるとすると、このセンサ間距離は、水平面上における前方計測点22F及び後方計測点22Rの間隔(スキャン距離)Tiと同一と見做してよい。よって、本実施形態ではセンサ間距離をスキャン距離Tiと見做して説明する。
タイミング演算部141は、ダンプトラック1の車速Vとすると、スキャン距離Tiを車速Vで除算してタイミングラグΔtを演算し、前方LIDAR21Fが前方計測点22Fを計測した第1時刻からタイミングラグΔt相当の時間遅い第2時刻を、後方LIDAR21Rのレーザ照射タイミングとして演算し、その演算結果をレーザ照射信号生成部143に出力する。
レーザ照射信号生成部143は、出力I/F106を介して後方LIDAR21Rに第2時刻に路面Aを計測する、すなわちレーザを照射させるための信号を出力する。
後方LIDAR21Rは第2時刻で路面Aを計測して得たセンサ出力を入力I/F105に出力する。
路面状態データ記憶部115には、前方LIDAR21Fが第1時刻に路面上を計測した計測データから、Δt時遅れで後方LIDAR21Rが同一地点を計測した計測データが随時記憶される。そこで、同一地点出力特定部117は、同一地点を時間を変えて計測した計測データの組を抽出し、出力差算出部113に出力する。以後の処理は第1、第2実施形態と同様である。なお、レーザ照射信号生成部143は、前方LIDAR21Fに第1時刻にレーザを照射させる信号も出力する。レーザ照射信号生成部143が第1時刻を決める方法は任意でよく、この第1時刻を基に第2時刻を決定する点に本実施形態の特徴がある。
本実施形態によれば、後方LIDAR21Rに対して前方LIDAR21Fが計測した地点と同一地点を計測するように能動的に制御することで、土埃発生の判定精度を向上させることができる。
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形態様が含まれる。前述した実施形態は、本発明を分りやすく説明するためのものであり、本発明は、必ずしも説明した全ての構成を備えるものだけに限定されるものではない。
例えば、左LIDAR10L及び右LIDAR10Rの両方を用いて路面状態検出装置100が土埃検出処理を実行した場合、左LIDAR10L又は右LIDAR10Rの少なくとも一つにおいて土埃が発生していると判定された場合には、土埃発生データを出力するように構成してもよい。
また上記ではクロック108を備え、時刻データを使って上記処理を実行したが、時刻データはCPU101の起動時刻などのオフセットがある状態の時刻でもよい。また、CPU101のクロック以外にも、各LIDARから出力されるデータのタイムスタンプを用いてもよい。この場合、時刻データはセンサ起動からのデータとなる。
また上記では車速センサ20を備え、車速Vを用いて同一地点の特定を行ったが、自己位置演算装置120がある場合には自己位置演算装置120が演算した自己位置を基に同一地点の特定を行ってもよい。この場合、車速センサは必須ではない。
また本実施形態では、土埃Cが従動輪よりも駆動輪から発生しやすい特性を利用して、駆動輪の車輪接地点の前後を計測したが、従動輪の車輪接地点の前後を計測した結果を比較して土埃Cの発生状況を検出してもよい。
また後方センサとしてのライダー、例えば第1実施形態における左ライダー10Lは、左後輪接地点C_RLの前後を計測できるように車体フレーム2に取り付けられる。その取付位置の例は、例えば図16に示すように、デッキ後部でもよいし作動油タンクの側面でもよい。また車体フレーム2の後部でもよい。
1:ダンプトラック
100:路面状態検出装置
120:自己位置演算装置
130:車載通信装置
200:管制センタ
210:路面状態監視装置
230:センタ側通信装置
A:路面

Claims (9)

  1. 駆動輪と、前記駆動輪上に搭載された車体フレームと、前記車体フレームに設置され、前記駆動輪が路面に接地する車輪接地点よりも前の路面状態を検出する前方センサと、前記車体フレームに設置され、前記車輪接地点よりも後ろの路面状態を検出する後方センサと、を備えた作業車両に搭載される路面状態検出装置であって、
    前記路面状態検出装置は、前記前方センサ及び前記後方センサの其々に接続されたコントローラにより構成され、
    前記コントローラは、
    前記前方センサから出力される前方出力及び前記後方センサから出力される後方出力を取得し、
    前記前方出力及び前記後方出力の出力値の差を算出し、
    前記出力値の差及び土埃が発生しているかを判定するための土埃判定閾値を比較し、
    前記出力値の差が前記土埃判定閾値以上となった場合に土埃が発生しやすい路面状態であると判定する、
    ことを特徴とする路面状態検出装置。
  2. 請求項1に記載の路面状態検出装置であって、
    前記駆動輪は前記作業車両の後輪であり、
    前記コントローラは、前記後輪の車輪接地点よりも前の路面状態を検出した前方出力と、前記後輪の車輪接地点よりも後ろの路面状態を検出した後方出力と、を取得する、
    ことを特徴とする路面状態検出装置。
  3. 請求項1に記載の路面状態検出装置であって、
    前記前方センサ及び前記後方センサの其々は、レーザを前記路面に向けて照射し、照射したレーザの反射光を受信して前記反射光の反射光強度を出力するセンサを用いて構成され、
    前記後方センサは前記前方センサから前記路面までの高さと同じ高さに設置され、
    前記コントローラは、前記前方出力が示す反射光強度及び前記後方出力が示す反射光強度の差を前記出力値の差として算出する、
    ことを特徴とする路面状態検出装置。
  4. 請求項3に記載の路面状態検出装置であって、
    前記前方センサは前記車体フレームにおける前記車輪接地点よりも前に設置され、
    前記後方センサは前記車体フレームにおける前記車輪接地点よりも後ろに設置され、
    前記コントローラは、前記前方センサが前記車輪接地点よりも前の路面上にある前方計測点を計測して得た前記前方出力と、前記前方センサが前記前方計測点を計測した第1時刻よりも遅い第2時刻において、前記後方センサが前記車輪接地点よりも後ろの路面上にある後方計測点を計測して得た前記後方出力と、を取得する、
    ことを特徴とする路面状態検出装置。
  5. 請求項4に記載の路面状態検出装置であって、
    前記前方センサ及び前記後方センサの其々は、周期的にレーザを照射するセンサであり、
    前記コントローラは、前記作業車両に搭載された前記作業車両の車速を計測する車速センサに更に接続されると共に、周期的に照射されるレーザの照射時刻を計測するクロックを含んで構成され、
    前記前方センサの前記車体フレームに取り付けられた位置から前記後方センサの前記車体フレームに取り付けられた位置までのセンサ間距離を記憶し、
    前記前方出力を計測した前記第1時刻から前記後方出力を計測した前記第2時刻までの時間に前記車速センサから取得した車速を乗算した値が、前記センサ間距離と同じとなる前記前方センサの出力及び前記後方センサの出力の組を特定し、
    前記組に含まれる前記前方出力及び前記後方出力の差を算出する、
    ことを特徴とする路面状態検出装置。
  6. 請求項4に記載の路面状態検出装置であって、
    前記作業車両は、前記作業車両の車速を計測する車速センサを更に備え、
    前記前方センサ及び前記後方センサの其々は、レーザを照射する信号に応じて前記レーザを照射して計測を行うセンサであり、
    前記コントローラは、前記車速センサに更に接続されると共に、前記前方センサ及び前記後方センサがレーザを照射する照射時刻を計測するクロックを含んで構成され、
    前記前方センサの前記車体フレームに取り付けられた位置と、前記後方センサの前記車体フレームに取り付けられた位置との間の距離を前記車速センサから取得した車速で除算してタイミングラグを演算し、
    前記前方センサが計測した前記第1時刻から前記タイミングラグに相当する時間遅い前記第2時刻を前記後方センサがレーザを照射するタイミングとして演算し、
    前記第2時刻に前記後方センサにレーザを照射させるための照射信号を生成し、前記後方センサに出力し、
    前記後方センサは、前記照射信号を受けてレーザを照射する、
    ことを特徴とする路面状態検出装置。
  7. 請求項1に記載の路面状態検出装置であって、
    前記前方センサ及び前記後方センサの各々は、前記路面に対してレーザを前方から後方に向けて順次照射し、レーザ照射面からなるスキャン面が前記作業車両の進行方向と平行となる向きに前記車体フレームに設置された一つのライダーを用いて構成され、
    前記ライダーのスキャン面と前記路面とが交わる路面直線の前端は前記車輪接地点よりも前方にあり、前記路面直線の後端は前記車輪接地点よりも後方にあり、
    前記コントローラは、前記ライダーの1回のスキャン中に前記車輪接地点よりも前の前方計測点を計測して得られた前方出力と、前記路面に対して前記前方計測点を計測する際のレーザ入射角と同じレーザ入射角で前記車輪接地点よりも後ろの後方計測点を計測して得られた後方出力と、を取得する、
    ことを特徴とする路面状態検出装置。
  8. 請求項7に記載の路面状態検出装置であって、
    前記コントローラは、前記作業車両に搭載された前記作業車両の車速を計測する車速センサに更に接続されると共に、周期的に照射されるレーザの照射時刻を計測するクロックを含んで構成され、
    前記ライダーは、前記前方計測点を第1時刻に計測した結果を前記前方出力として出力すると共に、前記駆動輪が前記前方計測点を通過した後の第2時刻に計測した結果を前記後方出力として出力し、
    前記コントローラは、
    前記前方センサの前記車体フレームに取り付けられた位置から前記後方センサの前記車体フレームに取り付けられた位置までのセンサ間距離を予め記憶し、
    前記前方出力を計測した前記第1時刻から前記後方出力を計測した前記第2時刻までの時間に前記車速センサから取得した車速を乗算した値が、前記センサ間距離と同じとなる前記前方センサの出力及び前記後方センサの出力の組を特定し、
    前記組に含まれる前記前方出力及び前記後方出力の差を算出する、
    ことを特徴とする路面状態検出装置。
  9. 請求項1に記載の路面状態検出装置であって、
    前記作業車両は、自己位置を演算して自己位置データを出力する自己位置演算装置と、
    前記作業車両が走行する路面状態を監視する路面状態監視装置に対して送信する車載通信装置と、を更に備え、
    前記コントローラは、前記自己位置演算装置及び車載通信装置の其々に接続され、
    前記コントローラは、
    前記自己位置演算装置から前記作業車両の自己位置データを取得し、
    前記前方出力、前記後方出力、及び前記自己位置データを対応付けた路面状態データを記録し、
    前記出力値の差が前記土埃判定閾値以上であると判定すると、前記路面状態データを参照し、前記土埃判定閾値以上となった前記出力値の差の算出基礎となった前記前方出力又は前記後方出力の少なくとも一つに対応付けられた前記自己位置データを読み出し、
    前記出力値の差が前記土埃判定閾値以上となったことを示すデータ及び前記読み出した自己位置データを含む土埃発生データを生成し、前記車載通信装置へ出力する、
    ことを特徴とする路面状態検出装置。
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