JP6902080B2 - シミュレーション装置、シミュレーション方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
しかしながら、地域にて営業を行っている実店舗に関しては、コンテンツの閲覧数が店舗の売り上げ実績に反映されにくいという側面がある。つまり、店舗側としては、コンテンツの閲覧数に基づく場合、適切な料金(予算)を判断しにくい。
以下、本発明の一実施形態としてのシミュレーションシステムについて図面を参照して説明する。本実施形態においては、配信業者が、広告主である店舗運営者(コンテンツ提供者の一例)との契約に応じて、電子チラシ、クーポン等の店舗に関連するコンテンツ(店舗関連コンテンツ)をユーザに向けて配信するコンテンツ提供サービスを運用するようにされている。そのうえで、本実施形態のシミュレーションシステムは、店舗運営者が、コンテンツ提供サービスにより店舗関連コンテンツを配信してもらうことの対価として配信業者に支払う料金(予算)を検討するにあたり、料金に関するシミュレーションを行うのに利用される。
店舗関連コンテンツは、店舗に関連するコンテンツ等の情報である。具体的に、店舗関連コンテンツは、店舗に対応する広告主から投稿された電子チラシを含む。電子チラシは、例えば新聞などの折り込み広告などに相当するチラシを電子化したコンテンツである。
また、店舗関連コンテンツサーバ100がユーザに向けて提供する店舗関連コンテンツは、店舗の端末からの広告記事の投稿をユーザの端末装置にプッシュ通知により提供するようなものあってもよい。また、店舗関連コンテンツサーバ100がユーザに向けて提供する店舗関連コンテンツは、クーポン、求人の記事や広告等であってもよい。
ユーザ端末装置200にインストールされた閲覧アプリケーションは、起動に応じて店舗関連コンテンツサーバ100にアクセスする。店舗関連コンテンツサーバ100にアクセスした閲覧アプリケーションは、ユーザの操作によって指定された店舗関連コンテンツを店舗関連コンテンツサーバ100から取得し、取得された店舗関連コンテンツを表示する。ユーザが表示された店舗関連コンテンツを見ることにより、店舗関連コンテンツの閲覧が行われる。
ユーザ端末装置200が店舗関連コンテンツ提供ウェブサイトにアクセスしている状態のもと、ユーザが店舗関連コンテンツ提供ウェブサイト内の店舗関連コンテンツのウェブページへのリンクを指定する操作を行うと、指定されたウェブページがウェブブラウザ上で表示される。このように表示される店舗関連コンテンツをユーザが見ることで、店舗関連コンテンツの閲覧が行われる。
ユーザIDは、閲覧アプリケーションによるアクセスに対応しては、閲覧アプリケーションごとに一意となるように付与された識別子(アプリケーションID)を利用することができる。
また、ユーザIDは、ウェブブラウザによるアクセスに対応しては、アクセスに際して店舗関連コンテンツサーバ100から付与されるセッションIDを利用することができる。
また、ユーザIDは、ユーザアカウント認証によってログインしたうえで閲覧アプリケーションまたはウェブブラウザにより店舗関連コンテンツサーバ100にアクセスしている場合にはユーザアカウントと対応付けられたユーザの識別情報を利用することができる。
店舗運営者は、店舗関連コンテンツサーバ100により店舗関連コンテンツをユーザに提供してもらう対価としての料金を情報配信者に支払う。この際、店舗運営者は、配信業者に支払う料金(予算)を検討する必要がある。この際、店舗運営者は、予算の範囲や、店舗周辺の商圏等の規模も意識しながら、どの程度の数のユーザを対象にすればよいのかといったことを考慮しながら料金を検討することになる。
本実施形態において、店舗運営者は、シミュレーションサーバ300に接続されたシミュレーション端末装置400を操作することによって、料金検討に関するシミュレーションを行うことができる。つまり、シミュレーションサーバ300は、シミュレーション端末装置400からの要求に応じて、料金検討に関するシミュレーションを実行し、シミュレーション結果をシミュレーション端末装置400に送信する。シミュレーションサーバ300は、例えば配信業者が運用する。
シミュレーション端末装置400は、シミュレーション結果を表示等により出力することができる。シミュレーション端末装置400は、例えばネットワークと接続が可能なパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどであってよい。
図2は、シミュレーション端末装置400がシミュレーションサーバ300にアクセスしたことに応じてシミュレーション端末装置400にて表示されるメインシミュレーション画面の一例を示している。シミュレーション端末装置400は、ウェブブラウザのアプリケーションがインストールされている。シミュレーション端末装置400は、ウェブブラウザにより、シミュレーションサーバ300のシミュレーション画面を提供するウェブサイトにアクセスすることによって、ウェブブラウザ上でメインシミュレーション画面を表示させることができる。
シミュレーション項目操作領域AR11においては、対象店舗ごとに、対象店舗情報(店舗番号(「No」と表記)、店舗名、住所)と、シミュレーション項目(上限月間ユニークユーザ数(「UU数/月」と表記)、上限金額(「月額費用」と表記)、商圏範囲(「商圏」と表記))とが示される。
そのうえで、上限金額ごとにおける料金の金額は従量制となる。具体的に、例えば、5000円の上限金額に対して5000の上限月間ユニークユーザ数が対応付けられている場合、月内における店舗関連コンテンツの閲覧履歴に基づいて計上されたユニークユーザ数(計上ユニークユーザ数)が、5000未満である場合には、上限金額である5000円未満の範囲で計上ユニークユーザ数に応じた従量制で料金が算出される。一方、計上ユニークユーザ数が5000以上となった場合には、計上ユニークユーザ数に関わらず、料金は上限金額である5000円で一律となる。
なお、ここではユニークユーザ数の計上期間を月単位としているが、これは一例であり、例えば週単位、所定の数ヶ月単位など、適宜変更されてよい。
例えば、店舗関連コンテンツサーバ100は、店舗運営者がコンテンツ提供者と契約した料金(上限金額)に応じて決まる商圏範囲を配信対象の地域範囲として定めたうえで、店舗関連コンテンツの配信を行うようにされる。また、ユーザは、店舗関連コンテンツの提供を受けたい店舗を含む地域範囲を指定した「配信地域」をユーザ情報として登録することができる。これにより、例えば店舗関連コンテンツサーバ100は、店舗運営者が投稿した店舗関連コンテンツを、契約された料金に応じて定まる商圏範囲に「配信地域」が含まれるユーザのユーザ端末装置200に配信することができる。
一方、シミュレーション項目としての商圏範囲の値が指定された場合、シミュレーション項目としての上限月間ユニークユーザ数は、指定された商圏範囲に含まれるユーザ位置情報の数となる。
このように、シミュレーション項目における商圏範囲と上限月間ユニークユーザ数とは相関関係を有する。
商圏地図画面表示ボタンBT41は、商圏地図画面を表示させる操作が行われるボタンである。
総合情報領域AR13は、シミュレーション項目操作領域AR11にて示される対象店舗についての総合的な情報を示す領域である。具体的に、同図の総合情報領域AR13においては、シミュレーション項目操作領域AR11にて示される対象店舗の総数、対象店舗の上限月間ユニークユーザ数の合計値、対象店舗の料金(月額費用)の合計値等が示されている。
再計算ボタンBT51は、シミュレーション項目操作領域AR11におけるシミュレーション項目の値を変更する操作が行われた対象店舗についての、変更された値に応じたシミュレーション(再計算)の実行を指示する操作が行われるボタンである。
この状態のもとで、例えばシミュレーション端末装置400に記憶させておいたシミュレーションファイルをシミュレーションサーバ300にアップロードさせる操作を行う。シミュレーションファイルは、シミュレーション項目操作領域にて表示される対象店舗ごとの対象店舗情報及びシミュレーション項目ごとの値が記述された内容を有する。このようなシミュレーションファイルは、店舗運営者が予め作成してローカルに保存していたものであってもよいし、店舗運営者が前回のシミュレーションで用いたシミュレーションファイルをローカルに保存していたものであってもよい。
シミュレーションファイルのアップロードに際して、店舗運営者は、例えばアップロードボタンBT11を操作し、ファイル選択ウィンドウを表示させる。店舗運営者は、表示されたファイル選択ウィンドウに対する操作により、アップロード対象のシミュレーションファイルを指定してアップロードの実行を指示する。
シミュレーション端末装置400は、メインシミュレーション画面の表示を、送信されたメインシミュレーション画面により更新する。これにより、メインシミュレーション画面は、同図に示されるように、シミュレーション項目操作領域AR11において対象店舗ごとの対象店舗情報及びシミュレーション項目(上限月間ユニークユーザ数、上限金額、商圏範囲)ごとの値が表示され、総合情報領域AR13において総合情報の具体的な値が表示された状態となる。
一例として、店舗運営者は、A店における料金の検討にあたって、上限月間ユニークユーザ数を変更すると、上限金額と商圏範囲とがどのように変化するのか試してみることとした。この場合、店舗運営者は、シミュレーション項目操作領域AR11におけるA店の上限月間ユニークユーザ数を現在の値から他の所望の値に変更する操作を行う。
再計算ボタンBT51は、シミュレーション項目操作領域AR11におけるシミュレーション項目の値に変更が生じていない状態では、操作が不可の非アクティブの状態である。非アクティブの状態では、再計算ボタンBT51は、例えばグレーアウトの状態により操作が不可であることを示す。そして、上記のように操作に応じてシミュレーション項目の値に変更が生じると、再計算ボタンBT51は操作が可能なアクティブの状態となる。店舗運営者は、再計算ボタンBT51に対する操作を行う。
再計算ボタンBT51に対する操作が行われたことに応じて、シミュレーション端末装置400は、A店についての変更後の上限月間ユニークユーザ数の値に応じた上限金額と商圏範囲との再計算をシミュレーションサーバ300に要求する。
再計算の要求に応じて、シミュレーションサーバ300は、A店についての変更後の上限月間ユニークユーザ数の値に応じた上限金額と商圏範囲とを導出する。シミュレーションサーバ300は、A店についての変更後の上限月間ユニークユーザ数と、導出された上限金額と商圏範囲とが反映されたシミュレーション項目操作領域AR11と総合情報領域AR13とを含むメインシミュレーション画面をシミュレーション端末装置400に送信する。シミュレーション端末装置400は、送信されたメインシミュレーション画面により表示を更新する。
また、店舗運営者が、或る対象店舗についての上限金額の値を変更して再計算ボタンBT51を操作することによっては、変更後の上限金額の値に応じて再計算された上限月間ユニークユーザ数と商圏範囲との各値が反映されたメインシミュレーション画面の表示に更新される。
これにより、店舗運営者は、対象店舗の上限月間ユニークユーザ数と商圏範囲とのそれぞれを考慮して上限料金の金額についてどうするのかを適切に判断することができる。
メインシミュレーション画面において配置される商圏地図画面表示ボタンBT41は、いずれのチェックボックスCBにもチェックが付されていない状態では、操作が不可の非アクティブの状態である。そして、チェックボックスCBのうちの少なくともいずれか1つにチェックが付されると、商圏地図画面表示ボタンBT41は、操作が可能なアクティブの状態となる。
店舗運営者は、アクティブとなった状態の商圏地図画面表示ボタンBT41を操作する。商圏地図画面表示ボタンBT41が表示されたことに応じて、シミュレーション画面の表示として、メインシミュレーション画面から商圏地図画面に切り替わる。
同図の商圏地図画面においては、商圏地図領域AR20と、シミュレーション項目操作領域AR30とが配置されている。
また、同図の例のように複数の対象店舗の商圏範囲画像BDが配置されている場合には、対象店舗ごとの商圏範囲画像BDの位置関係についても的確に把握できる。例えば、隣り合う対象店舗の商圏範囲画像BDが重複する面積が比較的広いような場合には、商圏範囲画像BDの重複する面積が小さくなるように商圏範囲を縮小したほうがよいと判断することができる。逆に、隣り合う対象店舗の商圏範囲画像BD間において商圏範囲に含まれない地域が広いような場合には、商圏範囲に含まれない地域が少なくなるように商圏範囲画像BDを拡大したほうがよいと判断することもできる。
シミュレーション項目操作領域AR30においては対象店舗ごとに対応してそれぞれ異なる色のマークが見出しとして配置されている。対象店舗ごとのマークの色は、商圏地図領域AR20において配置される対象店舗ごとのマークMK(MK−A、MK−B、MK−C)及び商圏範囲画像BDの色と対応している。
一具体例として、店舗運営者は、店舗Bのシミュレーション項目(上限月間ユニークユーザ数、上限金額、商圏範囲)のいずれか1つの値を変更する操作を行った。ここでは、上限月間ユニークユーザ数について「5000」から「13000」を変更する操作を行った場合を例に挙げる。そのうえで、店舗運営者は、商圏地図画面において配置された再計算ボタンBT51に対する操作を行う。
このように操作が行われたことに応じて、シミュレーション端末装置400は、変更された上限月間ユニークユーザ数の値に応じた他のシミュレーション項目の再計算をシミュレーションサーバ300に要求する。要求に応じて、シミュレーション端末装置400は、再計算を実行し、再計算の結果が反映された商圏地図画面を生成する。シミュレーション端末装置400は、生成された商圏地図画面を送信する。シミュレーション端末装置400は、送信された商圏地図画面により、商圏地図画面の表示を更新する。
図4は、更新後の商圏地図画面の一例を示している。更新後の商圏地図画面のシミュレーション項目操作領域AR30における店舗Bのシミュレーション項目については、上限月間ユニークユーザ数が「13000」に変更されたことに応じて、上限金額については「5000(円)」から「13000(円)」に変更され、商圏範囲については、「5(Km)」から「15(Km)」に変更されている。
これに伴い、商圏地図領域AR20においては、店舗Bの商圏範囲画像BD−Bについて、マークMN−Bを基準とする15Kmの半径を有する円に拡大して表示された状態となっている。
ダウンロードボタンBT12が操作されたことに応じて、シミュレーション端末装置400は、シミュレーションサーバ300に、シミュレーションファイルのダウンロード要求を送信する。シミュレーションサーバ300は、ダウンロード要求に応じて、最後に更新したシミュレーションファイルをシミュレーション端末装置400に送信する。シミュレーション端末装置400は、受信されたシミュレーションファイルをローカルに記憶(保存)する。なお、店舗運営者は、メインシミュレーション画面が表示されている状態であれば、ダウンロードボタンBT12に対する操作を任意のタイミングで行うことができる。
シミュレーションを終了させる際には、店舗運営者は、メインシミュレーション画面を閉じる操作を行う。
店舗関連コンテンツサーバ100は、配信対象のコンテンツに関連する店舗関連コンテンツ情報を記憶する。
図5は、店舗関連コンテンツ情報の一例を示している。1レコード(1行)が1つの店舗関連コンテンツに対応する店舗関連コンテンツ情報である。1つの店舗関連コンテンツ情報は、コンテンツID、メタデータ、店舗ID、コンテンツデータの領域を含む。
コンテンツIDの領域は、対応の店舗関連コンテンツ(ここでは、電子チラシ)を示す識別子であるコンテンツIDを格納する。
メタデータの領域は、対応の店舗関連コンテンツのメタデータを格納する。メタデータには、例えば対応の店舗関連コンテンツの有効期間が含まれる。また、店舗関連コンテンツ情報記憶部131において、電子チラシ以外の店舗関連コンテンツの種別の店舗関連コンテンツ情報も記憶される場合には、対応の店舗関連コンテンツの種別を示す情報等が含まれてよい。
店舗IDの領域は、対応の店舗関連コンテンツを投稿した店舗を示す識別子である店舗ID(店舗番号)を格納する。
コンテンツデータの領域は、対応の店舗関連コンテンツとしてのデータ(コンテンツデータ)を格納する。店舗関連コンテンツが電子チラシである場合のコンテンツデータは、電子チラシとしての画像データを含む。
図6は、店舗情報の一例を示している。同図における1レコード(1行)が1つの店舗に対応する店舗情報である。1つの店舗に対応する店舗情報には店舗ID(店舗番号)が対応付けられている。
1つの店舗情報は、例えば店舗名、住所、店舗位置等の領域を含む。店舗名の領域は、対応の店舗の名称(店舗名)を格納する。住所の領域は、対応の店舗の住所を格納する。店舗位置の領域は、対応の店舗位置を格納する。本実施形態において、店舗位置は、緯度及び経度によって表される。
図7は、ユーザ情報の一例を示している。同図における1レコード(1行)が1のユーザに対応するユーザ情報である。1のユーザに対応するユーザ情報は、ユーザID、配信地域、消費行動圏、閲覧履歴情報、ユーザ属性情報の領域を含む。
ユーザIDの領域は、対応のユーザを示すユーザIDを格納する。
配信地域は、ユーザにより指定された地域範囲であり、ユーザが店舗関連コンテンツの提供を受けたい店舗を含む地域範囲である。店舗関連コンテンツサーバ100は、配信地域に住所が含まれる店舗の店舗関連コンテンツをユーザに配信する。
消費行動圏の領域は、対応のユーザについて導出された消費行動圏を示す情報が格納される。同図の例では、消費行動圏は、基準位置と圏半径との組み合わせによって表される。つまり、同図の例における消費行動圏は、基準位置を中心として圏半径を有する円の地域範囲として表される。また、同図では、基準位置は、緯度及び経度によって示される例を挙げている。配信地域と消費行動圏の情報は、それぞれユーザ位置情報の一例である。
ユーザ属性情報の領域は、対応のユーザについての属性を示すユーザ属性情報を格納する。ユーザ属性情報の領域に格納されるユーザ属性情報は、店舗関連コンテンツサーバ100のユーザ情報に記憶されるユーザ属性情報から取得される。
除外条件としては特に限定されない。一例として、除外条件は、最も距離が近い他の店舗位置PSとの距離が一定以上であり、かつ対応の店舗関連コンテンツの閲覧頻度が一定以下である、としてよい。
しかしながら、ユーザとしては、日常生活において、利用店舗位置PS−1〜PS−10のそれぞれに対応する店舗を均等に利用しているとは限らず、特定の店舗のロイヤルティ(例えば、利用頻度、依存度、愛着度、信頼度等)が高い場合も多い。このような観点からすると、同図のように設定される消費行動圏RGでは、単にユーザが日常生活において利用する可能性のある店舗を含む地域を示すに留まり、ユーザの店舗に対するロイヤルティは反映されない。消費行動圏RGについてユーザの店舗へのロイヤルティが反映されるものとなれば、消費行動圏RGを用いたユーザの消費活動に対する施策を図るにあたり、消費行動圏RGがより有用なものとなって好ましい。
図8(B)には、図8(A)と同様の店舗位置PS−1〜PS−12が地図MP上に展開されている。本実施形態においても、店舗関連コンテンツサーバ100は、図7(A)にて説明したのと同様の除外処理によって、店舗位置PS−1〜PS−12のうち、2つの店舗位置PS−11、PS−12を利用店舗位置PSから除外し、利用店舗位置PS−1〜PS−10を得る。
上記のように算出される基準位置PRは、店舗位置PS−1〜PS−10ごとに対応する店舗のうちで、ユーザのロイヤルティの高い店舗に近い位置に存在している可能性が高い。
このように導出された消費行動圏RGは、中心である基準位置PRに近いほど、消費行動においてユーザにとっての価値が高くなることを表すものとして捉えることができる。
この場合、店舗関連コンテンツサーバ100は、利用店舗位置の地図MP上での利用店舗位置PSの分布に基づいて、利用店舗位置PSの集合を、複数の利用店舗位置の集合に分割するようにグループ化を行う。利用店舗位置のグループ化にあたっては、例えば相互の距離が一定以下の利用店舗位置PSを1つの集合に属させていくように処理を行うようにされればよい。この場合、相互の距離が一定以上となる利用店舗位置PSについてはそれぞれが異なる集合に属するようにされ、結果的に、同図のように複数の利用店舗位置PSの集合が得られる。そのうえで、店舗関連コンテンツサーバ100は、図8と同様にして、複数の集合ごとに対応する消費行動圏RGを導出すればよい。
通信部301は、ネットワーク経由で店舗関連コンテンツサーバ100、シミュレーション端末装置400と通信を行う。
この際、情報取得部321は、例えば、メインシミュレーション画面において示す対象店舗の住所に基づいて、一般的に想定し得る商圏範囲が含まれる一定の地域範囲を定め、定めた一定範囲に含まれるユーザの配信地域とユーザ位置情報に限定して取得するようにされてよい。この際、情報取得部321は、ユーザ位置情報については、消費行動圏については、基準位置が一定範囲に含まれるユーザ位置情報を取得するようにされてよい。また、情報取得部321は、配信地域について基準位置を設定し(予め配信地域ごとに基準位置が定められてもよい)、基準位置が一定範囲に含まれる配信地域を取得するようにされてよい。
本実施形態において、シミュレーションに利用するユーザ位置としては、配信地域と消費行動圏とでは、配信地域が優先されてよい。このため、ユーザ情報からユーザ位置情報を取得するにあたり、情報取得部321は、配信地域が登録されているユーザについては、ユーザ位置情報として、配信地域を取得して消費行動圏については取得しないようにし、配信地域が登録されていないユーザについて、ユーザ位置情報として消費行動圏を取得するようにしてよい。
シミュレーション部322は、シミュレーション結果が反映されたシミュレーション画面(メインシミュレーション画面、商圏地図画面等)を生成し、生成されたシミュレーション画面を、シミュレーション端末装置400に送信する。
上限金額情報記憶部331は、上限金額情報を記憶する。図10は、上限金額情報の一例を示している。同図に示されるように、上限金額情報は、段階的に定められた上限金額に対して上限月間ユニークユーザ数を対応付けた情報である。
地図情報記憶部332は、地図情報を記憶する。
ステップS102:シミュレーション部322は、ステップS101にて取得されたシミュレーションファイルにおける対象店舗ごとの対象店舗情報とシミュレーション項目の値とが反映されたメインシミュレーション画面を生成する。シミュレーション部322は、生成されたメインシミュレーション画面をシミュレーション端末装置400に送信する。
シミュレーション端末装置400では、ステップS102により送信されたメインシミュレーション画面を表示する。これにより、例えば図2から図3の遷移として示したように、メインシミュレーション画面は、シミュレーション項目操作領域AR11と総合情報領域AR13とにおいて情報が示されていなかった状態から、情報が示された状態に遷移する。
シミュレーション部322は、シミュレーション端末装置400にて表示されているメインシミュレーション画面のウェブページとのセッションが維持されている状態のもとで、再計算要求が受信されたか否かについて判定する。
このために、制御部302における情報取得部321は、店舗関連コンテンツサーバ100が記憶するユーザ情報から、ユーザ(登録ユーザ)ごとのユーザ位置情報を取得する。また、情報取得部321は、上限金額情報記憶部331から上限金額情報を取得する。
そのうえで、シミュレーション部322は、受信された再計算要求に含まれるシミュレーション項目変更情報を参照して、操作による変更対象とされた対象店舗とシミュレーション項目とを認識する。シミュレーション部322は、認識した対象店舗において、操作による変更対象とされなかった、他の2つのシミュレーション項目の値について、取得されたユーザ位置情報と上限金額情報とを利用して再計算する。
ステップS106:シミュレーション部322は、ステップS104による再計算の結果を反映させるようにしてメインシミュレーション画面を生成し、生成されたメインシミュレーション画面を、シミュレーション端末装置400に対して送信する。これにより、シミュレーション端末装置400にて表示されるメインシミュレーション画面は、再計算結果が反映されるようにして更新される。
ステップS108:ダウンロード要求が受信された場合、シミュレーション部322は、最後に更新されたシミュレーションファイルを、シミュレーション端末装置400に送信する。
シミュレーション部322は、シミュレーション端末装置400にて表示される商圏地図画面とのセッションが維持されている状態のもとで、再計算要求が受信されたか否かについて判定する。
ステップS112:再計算要求が受信された場合、制御部302における情報取得部321とシミュレーション部322は、ステップS104と同様にシミュレーション項目の値を再計算する処理を実行する。
ステップS113:シミュレーション部322は、ステップS112による再計算結果が反映されるようにシミュレーションファイルを更新する。
ステップS114:シミュレーション部322は、ステップS112による再計算結果が反映された商圏地図画面を生成し、生成された商圏地図画面をシミュレーション端末装置400に送信する。ステップS114の処理の後は、ステップS111に処理が戻される。
商圏地図画面が閉じられていないと判定された場合、ステップS111に処理が戻される。
一方、商圏地図画面が閉じられたことが判定された場合には、ステップS102に処理が戻される。このようにしてステップS102に処理が戻されることで、シミュレーション端末装置400では、商圏地図画面が消去される代わりに、商圏地図画面に対する操作によるシミュレーション項目の値の変更が反映されたメインシミュレーション画面が表示される。
メインシミュレーション画面が閉じられていないと判定された場合、ステップS103に処理が戻される。一方、メインシミュレーション画面が閉じられたことが判定された場合には、同図の処理が終了される。
以下、本実施形態の変形例について説明する。
[第1変形例]
上記実施形態において、シミュレーション項目における上限月間ユニークユーザ数と商圏範囲との関係としては、商圏範囲にユーザ位置情報が含まれる登録ユーザ数が、上限月間ユニークユーザ数として扱われていた。
しかしながら、注目する店舗は登録ユーザによって異なる。このため、商圏範囲にユーザ位置情報が含まれる全ての登録ユーザの数に対して、対象店舗の店舗関連コンテンツを閲覧する可能性のある登録ユーザの数は或る水準にまで少なくなると考えてよい。
このことを考慮して、シミュレーション項目における上限月間ユニークユーザ数と商圏範囲との関係については、例えば商圏範囲にユーザ位置情報が含まれる登録ユーザ数に1未満の所定の係数を乗算して求められる数を、同じ商圏範囲に対応する上限月間ユニークユーザ数として扱ってもよい。
また、対象店舗の業態、季節等の条件によっても、同じ登録ユーザ数に対して対象店舗の店舗関連コンテンツを閲覧する可能性のある登録ユーザ数は異なってくる。そこで、上記の係数については、対象店舗の業態、季節等の所定の条件に応じて異なるようにされてよい。
なお、商圏範囲にユーザ位置情報が含まれる登録ユーザ数から一定数を減算して求められる数を、同じ商圏範囲に対応する上限月間ユニークユーザ数として扱ってもよい。
一例として、登録ユーザ数に0.5の計数値を乗算して求められる値を上限月間ユニークユーザ数とする場合において、シミュレーション項目としての上限月間ユニークユーザ数の値について「1000」が指定された場合、シミュレーション部322は、対象店舗の位置を基準として、「2000=(1000/0.5)」のユーザ位置を含む地域範囲を商圏範囲として導出する。
また、例えば、店舗運営者がコンテンツ提供者と契約するにあたって定めた料金(上限金額)に応じて、店舗関連コンテンツが配信される地域範囲も異なってくる。店舗関連コンテンツが配信される地域範囲が異なれば、実際に店舗関連コンテンツを閲覧したユニークユーザ数の実績も異なってくる。つまり、料金(上限金額)とユニークユーザ数の実績とには相関がある。
そこで、シミュレーションサーバ300は、料金に関するシミュレーションにあたり、例えば、店舗運営者が想定、希望するユニークユーザ数の実績に応じて、店舗運営者にとって最適な料金(及び上限月間ユニークユーザ数、商圏範囲)を予測するようにしてよい。
このような料金(及び上限月間ユニークユーザ数、商圏範囲)の予測には、例えば、これまでに契約された料金と、契約された料金により定まる商圏範囲での店舗関連コンテンツの配信のもとで得られたユニークユーザ数の実績とを蓄積しておき、これらのデータを利用して学習器を学習させた学習モデルを利用することができる。
また、店舗関連コンテンツが配信される地域範囲が異なれば、広告効果が及ぶ範囲も異なることから、例えば店舗の売り上げ、来客数の実績も異なってくることが考えられる。そこで、料金に関するシミュレーションにあたり、例えば、店舗運営者が想定、希望する店舗の実績に応じて、店舗運営者にとって最適な料金(及び上限月間ユニークユーザ数、商圏範囲)を予測するようにしてもよい。
上記実施形態においては、シミュレーションサーバ300がシミュレーション項目の再計算を行うようにされていた。しかしながら、シミュレーション端末装置400でシミュレーション項目の再計算が行われるように構成されてもよい。
この場合には、シミュレーション端末装置400に本実施形態のシミュレーション機能に対応するアプリケーションソフトウェアをインストールするとともに、シミュレーション端末装置400に上限金額情報を記憶させておくようにする。店舗運営者は、シミュレーション端末装置400で動作させたシミュレーション機能に対応するアプリケーションソフトウェアを操作して、上記実施形態と同様の操作でシミュレーションを行う。この場合において、シミュレーション項目の再計算に必要となるユーザごとのユーザ位置情報は、シミュレーション端末装置400が、店舗関連コンテンツサーバ100にアクセスして取得するようにされてよい。
Claims (8)
- コンテンツ提供サービスにより提供される店舗関連コンテンツを閲覧するユニークユーザ数と、前記コンテンツ提供サービスを利用してコンテンツを提供するコンテンツ提供者が支払う料金とを対応付けた料金情報を取得する料金情報取得部と、
コンテンツ提供サービスの利用者として登録された登録ユーザごとのコンテンツの閲覧に関連するユーザ位置を示すユーザ位置情報を取得するユーザ位置情報取得部と、
料金と、コンテンツ提供サービスによるコンテンツ提供の対象となる地域範囲である商圏範囲と、ユニークユーザ数とのシミュレーション項目のうちのいずれか1つの値が指定されたことに応じて、前記料金情報と前記ユーザ位置情報とに基づいて、前記指定された値に対応する他の2つのシミュレーション項目の値を導出するシミュレーション部と
を備えるシミュレーション装置。 - 前記シミュレーション部は、
料金の値が指定されたことに応じて、指定された料金の値に対応付けられたユニークユーザ数の値を、前記料金情報に基づいて導出し、
導出されたユニークユーザ数に対応する数のユーザ位置が含まれる地域範囲に基づき、商圏範囲の値を導出する
請求項1に記載のシミュレーション装置。 - 前記シミュレーション部は、
商圏範囲の値が指定されたことに応じて、指定された値の商圏範囲に含まれるユーザ位置の数に基づいて、ユニークユーザ数の値を導出し、
導出されたユニークユーザ数の値に対応付けられた料金の値を、前記料金情報に基づいて導出する
請求項1または2に記載のシミュレーション装置。 - 前記シミュレーション部は、
ユニークユーザ数の値が指定されたことに応じて、指定されたユニークユーザ数の値に対応付けられた料金を、前記料金情報に基づいて導出し、
指定されたユニークユーザ数に対応する数のユーザ位置を含む地域範囲に基づいて、商圏範囲の値を導出する
請求項1から3のいずれか一項に記載のシミュレーション装置。 - 前記シミュレーション部は、導出された商圏範囲を地図上に表示させる
請求項1から4のいずれか一項に記載のシミュレーション装置。 - 1の商圏範囲に対応するユニークユーザ数は、同じ1の商圏範囲にユーザ位置が含まれる登録ユーザの数に所定の係数を乗算して求められる
請求項1から5のいずれか一項に記載のシミュレーション装置。 - シミュレーション装置におけるシミュレーション方法であって、
料金情報取得部が、コンテンツ提供サービスにより提供される店舗関連コンテンツを閲覧するユニークユーザ数と、前記コンテンツ提供サービスを利用してコンテンツを提供するコンテンツ提供者が支払う料金とを対応付けた料金情報を取得する料金情報取得ステップと、
ユーザ位置情報取得部が、コンテンツ提供サービスの利用者として登録された登録ユーザごとのコンテンツの閲覧に関連するユーザ位置を示すユーザ位置情報を取得するユーザ位置情報取得ステップと、
シミュレーション部が、料金と、コンテンツ提供サービスによるコンテンツ提供の対象となる地域範囲である商圏範囲と、ユニークユーザ数とのシミュレーション項目のうちのいずれか1つの値が指定されたことに応じて、前記料金情報と前記ユーザ位置情報とに基づいて、前記指定された値に対応する他の2つのシミュレーション項目の値を導出するシミュレーションステップと
を含むシミュレーション方法。 - コンピュータを、
コンテンツ提供サービスにより提供される店舗関連コンテンツを閲覧するユニークユーザ数と、前記コンテンツ提供サービスを利用してコンテンツを提供するコンテンツ提供者が支払う料金とを対応付けた料金情報を取得する料金情報取得部、
コンテンツ提供サービスの利用者として登録された登録ユーザごとのコンテンツの閲覧に関連するユーザ位置を示すユーザ位置情報を取得するユーザ位置情報取得部、
料金と、コンテンツ提供サービスによるコンテンツ提供の対象となる地域範囲である商圏範囲と、ユニークユーザ数とのシミュレーション項目のうちのいずれか1つの値が指定されたことに応じて、前記料金情報と前記ユーザ位置情報とに基づいて、前記指定された値に対応する他の2つのシミュレーション項目の値を導出するシミュレーション部
として機能させるためのプログラム。
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