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JP6907530B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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JP6907530B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本開示は、画像形成装置に関する。
従来、レーザプリンタ、LEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。画像形成装置では、トナーが収容される現像カートリッジが、装置本体に着脱自在に装着されている。現像カートリッジが装着されると、現像カートリッジの現像ローラが、装置本体内にある感光ドラムと接触することで、画像形成が可能となる。
このような画像形成装置には、印刷可能枚数など、現像カートリッジに関する情報を記憶した記憶素子を、現像カートリッジに設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。記憶素子は、例えば、ICチップである。特許文献1に記載の画像形成装置は、現像カートリッジが装置本体に装着されたときに、カートリッジ側接点部と本体側接点部とが接触することで、カートリッジ側接点部に接続される記憶素子から、現像カートリッジに関する情報を読み出す。
特開2008−242085号公報
記憶素子を備えた画像形成装置は、現像カートリッジを装置本体に装着するとき、カートリッジ側接点部を押圧するばねを縮めた状態で、現像カートリッジを装置本体に装着する。そして、この装着後、ばねの復元力により、カートリッジ側接点部を、本体側接点部に押圧する。この場合、本体側接点部の押圧力と、カートリッジ側接点部の押圧力との調整が必要な場合がある。
そこで、本開示は、本体側接点部の押圧力と、カートリッジ側接点部の押圧力との調整可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、画像形成装置であって、現像カートリッジが着脱可能なフレームと、第1電気的接触部と第2電気的接触部とを備えるプレートであって、前記第1電気的接触部の少なくとも一部が、前記プレートに対して移動可能であり、前記第1電気的接触部の少なくとも一部が前記第2電気的接触部よりも前記プレートから離れて位置するプレートと、前記フレームに着脱可能な現像カートリッジであって、第1電気的接触面と第2電気的接触面とを有する記憶媒体と、前記現像カートリッジが前記フレームに装着された状態において、前記第1電気的接触面を前記第1電気的接触部に向けて押圧し、前記第1電気的接触面を前記第1電気的接触部へ接触させ、且つ、前記第2電気的接触面を前記第2電気的接触部に向けて押圧し、前記第2電気的接触面を前記第2電気的接触部へ接触させる押圧部と、を備える現像カートリッジと、を備える。
本願の第2発明は、第1発明の画像形成装置であって、前記第2電気的接触部の少なくとも一部は、前記プレートに対して移動可能である。
本願の第3発明は、第1発明の画像形成装置であって、前記第2電気的接触部は、前記プレートに固定されている。
本願の第4発明は、第1発明から第3発明に記載の画像形成装置であって、前記第1電気的接触部の少なくとも一部は、前記プレートに対して伸縮する。
本願の第5発明は、第1発明から第4発明に記載の画像形成装置であって、前記記憶媒体は、第3電気的接触面を有し、前記プレートは、第3電気的接触部を備え、前記第1電気的接触部の少なくとも一部は、前記第2電気的接触部および前記第3電気的接触部よりも前記プレートから離れて位置し、前記第1電気的接触部は、前記第2電気的接触部と前記第3電気的接触部との間に位置し、前記押圧部は、前記現像カートリッジが前記フレームに装着された状態において、前記第3電気的接触面を前記第3電気的接触部に向けて押圧し、前記第3電気的接触面を前記第3電気的接触部へ接触させる。
本願の第6発明は、第1発明から第5発明に記載の画像形成装置であって、前記押圧部は、前記現像カートリッジの前記フレームへの装着時において、前記第1電気的接触面および前記第2電気的接触面に交差する押圧方向に向けて、前記第1電気的接触面および前記第2電気的接触面を押圧し、前記第2電気的接触部は、前記第2電気的接触面に平行な直線部を有し、前記プレートは、前記押圧方向において、前記第1電気的接触面および前記第2電気的接触面と反対側から、前記第2電気的接触部の前記直線部を支持し、前記第2電気的接触面は、前記第2電気的接触面の前記直線部に接触する。
本願の第7発明は、第6発明に記載の画像形成装置であって、前記第2電気的接触面の前記直線部は、前記直線部の中央部よりも、前記押圧方向の前記第1電気的接触部側に突出する突出部を両端に有し、前記第2電気的接触面は、前記突出部に接触する。
本願の第8発明は、第1発明から第7発明に記載の画像形成装置であって、前記第1電気的接触部は接地されている。
本願の第9発明は、第1発明から第8発明に記載の画像形成装置であって、前記プレートは、前記現像カートリッジが前記フレームに装着された状態において、前記記憶媒体を支持する支持部、を備える。
本願の第1発明から第9発明によれば、現像カートリッジをフレームに装着する際、現像カートリッジからの押圧で、第1電気的接触部はプレートに対して移動する。そして、第1電気的接触面は第1電気的接触部に接触する。このとき、第2電気的接触面は第2電気的接触部に接触する。つまり、現像カートリッジ側では、第1電気的接触部を移動させるだけの押圧力で、第1電気的接触面と第2電気的接触面とを押圧すればよいため、押圧力を小さくできる。このため、現像カートリッジ装着時における、現像カートリッジからフレームへの押圧力を小さくできる。そして、フレームに対する現像カートリッジの挿抜荷重を減らすことができる。
特に、本願の第3発明によれば、第2電気的接触部が動かないため、現像カートリッジの第2電気的接触面を、第2電気的接触部へ押圧すれば、第2電気的接触部と、第2電気的接触面とを確実に接触させることができる。また、第2電気的接触部への押圧力を小さくできる。
特に、本願の第5発明によれば、記憶媒体の姿勢を安定させることができる。
特に、本願の第6発明によれば、第2電気的接触面を第2電気的接触部に押圧した際の、記憶媒体の姿勢を安定させることができる。
特に、本願の第7発明によれば、第2電気的接触面は、第2電気的接触部の突出部と接触する。このとき、第2電気的接触面と第2電気的接触部との接触面積は小さい。その結果、接触時における、単位面積当たりの押圧力が大きくなるため、導通接続の信頼性が向上する。
特に、本願の第8発明によれば、電気的接触面は、第2電気的接触部よりも先に第1電気的接触部に接触する。このため、現像カートリッジの装着時に発生するサージ電流を容易に逃がすことができる。
特に、本願の第9発明によれば、記憶媒体の姿勢を安定させることができる。
画像形成装置の概念図である。 ドロアユニットおよび現像カートリッジの斜視図である。 現像カートリッジの斜視図である。 ICチップアセンブリの分解斜視図である。 ICチップアセンブリを第1方向に直交する面で切断した断面図である。 ドロアユニットの斜視図である。 ドロアユニットの1つのスロットに対して、現像カートリッジを装着する前の状態を示した図である。 ドロアユニットの1つのスロットに対して、現像カートリッジを装着した後の状態を示した図である。 電気的接触面と、端子部との接触時の状態を示した図である。 電気的接触面と、端子部との接触時の状態を示した図である。 第1変形例の第1ガイドプレートの斜視図である。 第2変形例の第1ガイドプレートの斜視図である。 第3変形例の第1ガイドプレートの斜視図である。 第4変形例の第1ガイドプレートの斜視図である。 第5変形例の第1ガイドプレートの斜視図である。 第6変形例の第1ガイドプレートの斜視図である。
以下、本開示の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.画像形成装置の構成>
図1は、画像形成装置100の概念図である。この画像形成装置100は、電子写真方式のプリンタである。画像形成装置100の例としては、レーザプリンタまたはLEDプリンタが挙げられる。画像形成装置100は、4つの現像カートリッジ1と、ドロアユニット90とを備える。ドロアユニット90は、4つの現像カートリッジ1が装着可能なフレームである。画像形成装置100は、4つの現像カートリッジ1から供給される現像剤(例えば、トナー)により、印刷用紙の記録面に画像を形成する。
図2は、ドロアユニット90および現像カートリッジ1の斜視図である。図1および図2に示すように、4つの現像カートリッジ1は、ドロアユニット90に対して、個別に交換可能である。現像カートリッジ1の交換時には、画像形成装置100の前面からドロアユニット90が引き出される。そして、ドロアユニット90に設けられた4つのスロット91において、それぞれ、現像カートリッジ1の取り外しおよび装着が行われる。ドロアユニット90は、4つの感光ドラム92を備える。感光ドラム92は、4つのスロット91の各々の底部付近に位置する。感光ドラム92は、後述の第1方向に延びる回転軸について回転可能である。
本実施形態では、1つのドロアユニット90に、4つの現像カートリッジ1が装着される。4つの現像カートリッジ1は、互いに異なる色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの各色)の現像剤を収容する。ただし、ドロアユニット90に装着される現像カートリッジ1の数は、1〜3つであってもよく、5つ以上であってもよい。
図1および図2に示すように、4つの現像カートリッジ1は、それぞれ、ICチップ61を有する。ICチップ61は、情報の読み出しおよび書き込みが可能な記憶媒体である。また、画像形成装置100は、制御部80を備える。ドロアユニット90に4つの現像カートリッジ1が装着されると、各現像カートリッジ1のICチップ61と、制御部80とが、それぞれ電気的に接続される。制御部80は、例えば、回路基板により構成される。制御部80は、CPUなどのプロセッサおよび各種のメモリを有する。制御部80は、プログラムに従ってプロセッサが動作することにより、画像形成装置100における諸処理を実行する。
<2.現像カートリッジの全体構成>
図3は、現像カートリッジ1の斜視図である。図3に示すように、本実施形態の現像カートリッジ1は、ケーシング10、アジテータ20、現像ローラ30、ギア部40、およびICチップアセンブリ60を有する。
ケーシング10は、現像剤を収容可能な筐体である。ケーシング10は、第1端面11と第2端面12との間で第1方向に延びる。ギア部40およびICチップアセンブリ60は、第1端面11に位置する。ケーシング10の内部には、収容室13が設けられる。現像剤は、収容室13内に収容される。ケーシング10は、開口部14を有する。開口部14は、ドロアユニット90に対する現像カートリッジ1の挿入方向におけるケーシング10の端部に位置する。収容室13と外部とは、開口部14を介して連通する。
アジテータ20は、アジテータシャフト21と撹拌羽根22とを有する。アジテータシャフト21は、第1方向に沿って延びる。撹拌羽根22は、アジテータシャフト21から径方向外側へ向けて拡がる。アジテータシャフト21の少なくとも一部と、撹拌羽根22とは、収容室13の内部に配置される。アジテータシャフト21の第1方向の一方の端部には、後述するアジテータギア44が連結される。したがって、アジテータシャフト21および撹拌羽根22は、アジテータギア44と共に回転する。撹拌羽根22が回転すると、収容室13内の現像剤が撹拌される。
現像ローラ30は、第1方向に延びる回転軸について回転可能なローラである。現像ローラ30は、ケーシング10の開口部14に配置される。本実施形態の現像ローラ30は、現像ローラ本体31と現像ローラシャフト32とを有する。現像ローラ本体31は、第1方向に延びる円筒状の部材である。現像ローラ本体31の材料には、例えば、弾性を有するゴムが用いられる。現像ローラシャフト32は、現像ローラ本体31を第1方向に貫通する円柱状の部材である。現像ローラシャフト32の材料には、金属または導電性を有する樹脂が用いられる。現像ローラ本体31は、現像ローラシャフト32に対して、相対回転不能に固定される。
現像ローラシャフト32の第1方向の一方の端部は、後述する現像ローラギア42に対して、相対回転不能に固定される。したがって、現像ローラギア42が回転すると、現像ローラシャフト32も回転し、現像ローラシャフト32と共に現像ローラ本体31も回転する。
なお、現像ローラシャフト32は、現像ローラ本体31を第1方向に貫通していなくてもよい。例えば、一対の現像ローラシャフト32が、現像ローラ本体31の第1方向の両端から、第1方向にそれぞれ延びていてもよい。
また、現像カートリッジ1は、図示を省略した供給ローラを有する。供給ローラは、現像ローラ30と収容室13との間に位置する。また、供給ローラは、第1方向に延びる回転軸について回転可能である。現像カートリッジ1が駆動力を受けると、ケーシング10内の収容室13から、供給ローラを介して、現像ローラ30の外周面に、現像剤が供給される。その際、供給ローラと現像ローラ30との間において、現像剤は摩擦帯電される。一方、現像ローラ30の現像ローラシャフト32には、バイアス電圧がかけられている。このため、現像ローラシャフト32と現像剤との間の静電気力によって、現像ローラ本体31の外周面に、現像剤が引き付けられる。
また、現像カートリッジ1は、図示を省略した層厚規制ブレードを有する。層厚規制ブレードは、現像ローラ本体31の外周面に供給された現像剤を、一定の厚みに成形する。その後、現像ローラ本体31の外周面の現像剤は、ドロアユニット90に設けられた感光ドラム92へ供給される。このとき、現像剤は、感光ドラム92の外周面に形成された静電潜像に応じて、現像ローラ本体31から感光ドラム92へ移動する。これにより、感光ドラム92の外周面において、静電潜像が可視像化される。
ギア部40は、ケーシング10の第1端面11に位置する。図3は、ギア部40が分解された状態を示す。図3に示すように、ギア部40は、カップリング41、現像ローラギア42、アイドルギア43、アジテータギア44、およびカバー45を有する。なお、図3では、各ギアの複数のギア歯の図示が省略されている。
カップリング41は、画像形成装置100から供給される駆動力を、最初に受けるギアである。カップリング41は、第1方向に延びる回転軸について回転することが可能である。カップリング41は、カップリング部411とカップリングギア412とを有する。カップリング部411およびカップリングギア412は、例えば、樹脂により一体に形成される。カップリング部411には、第1方向に凹む締結穴413が設けられている。また、カップリングギア412の外周部には、全周に亘って等間隔に複数のギア歯が設けられている。
現像カートリッジ1が装着されたドロアユニット90が、画像形成装置100内に収納されると、画像形成装置100の駆動シャフトが、カップリング部411の締結穴413に挿入される。これにより、駆動シャフトとカップリング部411とが、相対回転不能に連結される。したがって、駆動シャフトが回転すると、カップリング部411が回転し、カップリング部411と共にカップリングギア412も回転する。
現像ローラギア42は、現像ローラ30を回転させるためのギアである。現像ローラギア42は、第1方向に延びる回転軸について回転することが可能である。現像ローラギア42の外周部には、全周に亘って等間隔に複数のギア歯が設けられている。カップリングギア412の複数のギア歯の一部と、現像ローラギア42の複数のギア歯の一部とは、互いに噛み合っている。また、現像ローラギア42は、現像ローラシャフト32の第1方向の端部に、相対回転不能に固定されている。このため、カップリングギア412が回転すると、現像ローラギア42が回転し、現像ローラギア42と共に現像ローラ30も回転する。
アイドルギア43は、カップリングギア412の回転をアジテータギア44に伝達するためギアである。アイドルギア43は、第1方向に延びる回転軸について回転することが可能である。アイドルギア43は、第1方向に配列された大径ギア部431および小径ギア部432を有する。小径ギア部432は、大径ギア部431とケーシング10の第1端面11との間に位置する。言い換えれば、大径ギア部431は、小径ギア部432よりも第1端面11から離れている。小径ギア部432の歯先円の径は、大径ギア部431の歯先円の径よりも小さい。大径ギア部431および小径ギア部432は、例えば、樹脂により一体に形成される。
大径ギア部431および小径ギア部432の外周部には、それぞれ、全周に亘って等間隔に複数のギア歯が設けられている。カップリングギア412の複数のギア歯の一部と、大径ギア部431の複数のギア歯の一部とは、互いに噛み合っている。また、小径ギア部432の複数のギア歯の一部と、アジテータギア44の複数のギア歯の一部とは、互いに噛み合っている。カップリングギア412が回転すると、大径ギア部431が回転し、大径ギア部431と共に小径ギア部432も回転する。そして、小径ギア部432の回転に伴い、アジテータギア44も回転する。
アジテータギア44は、収容室13内のアジテータ20を回転させるためのギアである。アジテータギア44は、第1方向に延びる回転軸について回転することが可能である。アジテータギア44の外周部には、全周に亘って等間隔に複数のギア歯が設けられている。上記の通り、小径ギア部432の複数のギア歯の一部と、アジテータギア44の複数のギア歯の一部とは、互いに噛み合っている。また、アジテータギア44は、アジテータシャフト21の第1方向の一方の端部に、相対回転不能に固定されている。このため、カップリング41からアイドルギア43を介してアジテータギア44に動力が伝達されると、アジテータギア44が回転し、アジテータギア44と共にアジテータ20も回転する。
カバー45は、ケーシング10の第1端面11に、例えばねじ止めで、固定される。カップリングギア412、現像ローラギア42、アイドルギア43、およびアジテータギア44は、第1端面11とカバー45との間に収容される。カップリング部411の締結穴413は、カバー45の外部に露出する。また、カバー45は、第1方向に延びる第1柱状突起46を有する。本実施形態のカバー45は、後述するICチップアセンブリ60のICチップホルダ62を保持するホルダカバーを兼ねている。カバー45のホルダカバーとしての構造については、後述する。
<3.ICチップアセンブリについて>
ICチップアセンブリ60は、ケーシング10の第1端面11の外側に配置される。図4は、ICチップアセンブリ60の分解斜視図である。図5は、ICチップアセンブリ60を第1方向に直交する面で切断した断面図である。ICチップアセンブリ60は、記憶媒体であるICチップ61と、ICチップ61を保持するICチップホルダ62とを有する。ICチップ61は、ICチップホルダ62の外表面に固定される。ICチップホルダ62は、ケーシング10とカバー45との間に保持される。ICチップ61は、電気的接触面611Aと、電気的接触面611Bと、電気的接触面611Cと、電気的接触面611Dとを有する。電気的接触面611A〜611Dは、は、第1方向に沿って配列している。電気的接触面611A〜611Dは、導体である金属からなる。また、ICチップ61は、現像カートリッジ1に関する種々の情報を記憶可能である。
4つの電気的接触面611A〜611Dのうち、両端に配置される2つの電気的接触面611Aおよび電気的接触面611Dの一方は、「第2電気的接触面」の一例であり、他方は、「第3電気的接触面」の一例である。また、4つの電気的接触面611A〜611Dのうち、電気的接触面611Aと電気的接触面611Dとの間に位置する電気的接触面611B,611Cは、「第1電気的接触面」の一例である。
以下では、電気的接触面611A〜611Dのそれぞれと交差する方向(本実施形態では、電気的接触面611A〜611Dのそれぞれに対して垂直な方向)を「第2方向」と称する。また、ドロアユニット90のスロット91に対する現像カートリッジ1の挿入方向を「第3方向」と称する。
ICチップホルダ62の一部は、カバー45に覆われる。ICチップホルダ62は、第1ボス621a、第2ボス621b、および第3ボス621cを有する。第1ボス621aおよび第2ボス621bは、それぞれ、ICチップホルダ62のケーシング10と向かい合う面とは反対側の面からカバー45へ向けて、第1方向に延びる。また、第1ボス621aと第2ボス621bとは、第3方向に並ぶ。一方、図3に示すように、カバー45は、第1貫通孔451aおよび第2貫通孔451bを有する。第1貫通孔451aおよび第2貫通孔451bは、それぞれ、カバー45を第1方向に貫通する。また、第1貫通孔451aと第2貫通孔451bとは、第3方向に並ぶ。第1ボス621aは第1貫通孔451aに挿入される。第2ボス621bは第2貫通孔451bに挿入される。
第3ボス621cは、ICチップホルダ62のケーシング10と向かい合う面からケーシング10へ向けて、第1方向に延びる。一方、ケーシング10は、凹部15を有する。凹部15は、ケーシング10の第1端面11において、第1方向に凹む。第3ボス621cは、凹部15に挿入される。なお、第1ボス621a、第2ボス621b、および第3ボス621cのそれぞれの形状は、円柱であってもよいし、角柱等の他の形状であってもよい。
第1貫通孔451aの第2方向の大きさ(内寸)は、第1ボス621aの第2方向の大きさ(外寸)よりも大きい。第2貫通孔451bの第2方向の大きさ(内寸)は、第2ボス621bの第2方向の大きさ(外寸)よりも大きい。また、凹部15の第2方向の大きさ(内寸)は、第3ボス621cの第2方向の大きさ(外寸)よりも大きい。このため、ICチップホルダ62は、第1ボス621a、第2ボス621b、および第3ボス621cと共に、ケーシング10およびカバー45に対して、第2方向に相対移動することが可能である。ICチップホルダ62が第2方向に移動すると、ICチップホルダ62と共に、電気的接触面611A〜611Dを有するICチップ61も、第2方向に移動する。
また、第1貫通孔451aの第3方向の大きさ(内寸)は、第1ボス621aの第3方向の大きさ(外寸)よりも大きい。第2貫通孔451bの第3方向の大きさ(内寸)は、第2ボス621bの第3方向の大きさ(外寸)よりも大きい。また、凹部15の第3方向の大きさ(内寸)は、第3ボス621cの第3方向の大きさ(外寸)よりも大きい。このため、ICチップホルダ62は、第1ボス621a、第2ボス621b、および第3ボス621cと共に、ケーシング10およびカバー45に対して、第3方向に相対移動することが可能である。ICチップホルダ62が第3方向に移動すると、ICチップホルダ62と共に、電気的接触面611A〜611Dを有するICチップ61も、第3方向に移動する。
なお、ICチップホルダ62は、ケーシング10の第1端面11とカバー45との間において、第1方向に移動可能であってもよい。また、ICチップホルダ62に設けられるボスの数、カバー45に設けられる貫通孔の数、およびケーシング10に設けられる凹部の数は、本実施形態の例に限定されない。また、カバー45は、貫通孔に代えて、ボスが挿入される凹部を有していてもよい。
図4に示すように、ICチップホルダ62は、第1外表面710と第2外表面720とを有する。第1外表面710は、ICチップホルダ62の第2方向の一方の端部に位置する。第2外表面720は、ICチップホルダ62の第2方向の他方の端部に位置する。第2外表面720は、第1外表面710に対して、第2方向に移動可能である。
より詳述すると、本実施形態のICチップホルダ62は、第1ホルダ部材71と、第2ホルダ部材72と、それらの間に位置するコイルばね73とを有する。第1ホルダ部材71は、例えば樹脂製である。第2ホルダ部材72は、例えば樹脂製である。第1ホルダ部材71は、第1外表面710を有する。ICチップ61は、第1外表面710に含まれる保持面620に固定される。第2ホルダ部材72は、第2外表面720を有する。組み立て後のICチップホルダ62において、第1外表面710と第2外表面720とは、第2方向に離れている。
コイルばね73は、ICチップ61の電気的接触面611A〜611Dを、押圧方向である第2方向に押圧する押圧部である。コイルばね73は、第2方向において、第1外表面710と第2外表面720との間に配置される。コイルばね73は、少なくとも、第1状態と、第1状態よりも収縮した第2状態との間で、第2方向に伸縮する。第1状態におけるコイルばね73の第2方向の長さは、第2状態におけるコイルばね73の第2方向の長さよりも長い。したがって、第1状態における第1外表面710と第2外表面720との間の第2方向の距離は、第2状態における第1外表面710と第2外表面720との間の第2方向の距離よりも長い。また、少なくとも第2状態におけるコイルばね73の第2方向の長さは、コイルばね73の自然長よりも短い。
また、図4に示すように、第1ホルダ部材71は、第1爪部715aおよび第2爪部715bを有する。第1爪部715aおよび第2爪部715bは、それぞれ、第1ホルダ部材71から第2方向に対して交差する方向に突出する。一方、第2ホルダ部材72は、第1開口721aおよび第2開口721bを有する。第1爪部715aは第1開口721aに挿入される。第2爪部715bは第2開口721bに挿入される。第1状態では、第1開口721aの第1外表面710側の縁において、第1爪部715aが第2ホルダ部材72に接触する。また、第1状態では、第2開口721bの第1外表面710側の縁において、第2爪部715bが第2ホルダ部材72に接触する。これにより、コイルばね73の第2方向の長さが、第1状態よりも長くなることが防止される。また、第1ホルダ部材71が、第2ホルダ部材72から取り外されるのが防止される。一方、第2状態では、第1爪部715aおよび第2爪部715bが、第2ホルダ部材72から離れる。
なお、第2ホルダ部材72は、開口に代えて、爪部に接触可能な凹部または段差を有していてもよい。また、第1ホルダ部材71が開口、凹部、または段差を有し、第2ホルダ部材72が爪部を有していてもよい。
上記した第1貫通孔451aおよび第1ボス621aの寸法差と、第2貫通孔451bおよび第2ボス621bの寸法差と、凹部15および第3ボス621cの寸法差と、コイルばね73の伸縮とによって、ICチップホルダ62の保持面620は、ケーシング10に対して、第2方向に移動することが可能である。
以下では、ドロアユニット90に現像カートリッジ1を装着する前の、ケーシング10に対する保持面620および電気的接触面611A〜611Dの第2方向の位置を、「初期位置」と称する。また、ドロアユニット90への現像カートリッジ1の装着時において、コイルばね73が最も収縮するときの、ケーシング10に対する保持面620および電気的接触面611A〜611Dの第2方向の位置を、「中間位置」と称する。また、後述する端子部913A〜913Dに電気的接触面611A〜611Dが接触したときの、ケーシング10に対する保持面620および電気的接触面611A〜611Dの第2方向の位置を、「接触位置」と称する。そして、ドロアユニット90への現像カートリッジ1の装着が完了した後の、ケーシング10に対する保持面620および電気的接触面611A〜611Dの第2方向の位置を、「終期位置」と称する。
第1外表面710は、上記した保持面620に加えて、第1表面711、第2表面712、第3表面713、および第4表面714をさらに有する。
第1表面711は、保持面620の第3方向の両側部のうち、現像ローラ30に近い側部に設けられる。第1表面711は、保持面620に保持されたICチップ61の電気的接触面611A〜611Dに対して傾斜している。
ここで、第1外表面710の第3方向の一方の端部を、第1外端位置711aとする。また、保持面620の第3方向の一方の端部を、第1内端位置711bとする。図5のように、第1表面711は、第1外端位置711aから電気的接触面611A〜611Dへ向かって第1内端位置711bまで延びている。第2方向および第3方向のいずれにおいても、第1外端位置711aは、第1内端位置711bよりも電気的接触面611A〜611Dから遠い。また、図5に示すように、第1外端位置711aと第1内端位置711bとの間の第2方向の距離d1は、電気的接触面611A〜611Dと第1内端位置711bとの間の第2方向の距離d2よりも長い。
第2表面712は、保持面620の第3方向の両側部のうち、現像ローラ30から遠い側部に設けられる。第2表面712は、保持面620に保持されたICチップ61の電気的接触面611A〜611Dに対して傾斜している。
ここで、第1外表面710の第3方向の他方の端部を、第2外端位置712aとする。また、保持面620の第3方向の他方の端部を、第2内端位置712bとする。図5のように、第2表面712は、第2外端位置712aから電気的接触面611A〜611Dへ向かって第2内端位置712bまで延びている。第2方向および第3方向のいずれにおいても、第2外端位置712aは、第2内端位置712bよりも電気的接触面611A〜611Dから遠い。また、図5に示すように、第2外端位置712aと第2内端位置712bとの間の第2方向の距離d3は、電気的接触面611A〜611Dと第2内端位置712bとの間の第2方向の距離d4よりも長い。
第3表面713は、第1方向において、電気的接触面611A〜611Dの両側のうちの一方に設けられる。第4表面714は、第1方向において、電気的接触面611A〜611Dの両側のうちの他方に設けられる。第3表面713および第4表面714は、それぞれ、第3方向に延びている。また、電気的接触面611A〜611Dは、第3表面713および第4表面714よりも、コイルばね73側へ凹んだ位置に配置される。すなわち、第2方向に関して、第3表面713および第4表面714は、電気的接触面611A〜611Dよりも、コイルばね73からの距離が遠い。
なお、第1表面711、第2表面712、第3表面713、および第4表面714は、それぞれ平面状であってもよく、湾曲していてもよい。ただし、ドロアユニット90への現像カートリッジ1の挿入時に引っ掛かりが生じないように、第1表面711、第2表面712、第3表面713、および第4表面714は、それぞれ、段差のない滑らかな面であることが好ましい。
<4.ドロアユニットについて>
図6は、ドロアユニット90の斜視図である。上記の通り、ドロアユニット90は、現像カートリッジ1が装着可能なスロット91を4つ有する。各スロット91は、挿入口910を有する。挿入口910は、スロット91の第3方向の両端部のうち、感光ドラム92とは反対側の端部に位置する。また、各スロット91は、第1ガイドプレート911と第2ガイドプレート912とを有する。第1ガイドプレート911および第2ガイドプレート912は、各スロット91の第1方向の一方の端部に位置する。
第1ガイドプレート911と第2ガイドプレート912とは、第2方向に間隔をあけて、互いに向かい合って配置される。第1ガイドプレート911および第2ガイドプレート912は、それぞれ、第1方向および第3方向に沿って広がる。後に詳述するが、第1ガイドプレート911と第2ガイドプレート912との間には、スロット91へ装着される現像カートリッジ1のICチップアセンブリ60が挿入される。
第1ガイドプレート911は、端子部913Aと、端子部913Bと、端子部913Cと、端子部913Dとを有する。4つの端子部913A〜913Dは、第1方向に沿って、順に配列されている。スロット91へ現像カートリッジ1が装着されると、端子部913Aは、ICチップアセンブリ60が有するICチップ61の電気的接触面611Aと接触する。端子部913Bは、ICチップ61の電気的接触面611Bと接触する。端子部913Cは、ICチップ61の電気的接触面611Cと接触する。端子部913Dは、ICチップ61の電気的接触面611Dと接触する。端子部913A〜913Dの材料には、例えば、導体である金属が用いられる。端子部913A〜913Dは、画像形成装置100内の制御部80と、電気的に接続される。端子部913A〜913Dと、電気的接触面611A〜611Dとは、接触することで、導通する。なお、第1ガイドプレート911は、「プレート」の一例である。
4つの端子部913A〜913Dのうち、両端に配置される2つの端子部913Aおよび端子部913Dの一方は、「第2電気的接触部」の一例であり、他方は、「第3電気的接触部」の一例である。4つの端子部913A〜913Dのうち、端子部913Aと端子部913Dとの間に位置する端子部913Bおよび端子部913Cは、「第1電気的接触部」の一例である。
端子部913A,913Dは、第1ガイドプレート911に固定されている。言い換えれば、端子部913A,913Dは、第1ガイドプレート911に対して移動不可である。端子部913A,913Dは、第3方向に沿って直線状に延びる直線部913A1,913D1を有する。直線部913A1,913D1は、第2方向において、第2ガイドプレート912と反対側から支持されている。この直線部913A1,913D1は、第2方向において、第1ガイドプレート911の表面よりも、第2ガイドプレート912へ向けて突出している。端子部913Aと端子部913Dとは、第1ガイドプレート911の表面を基準とする第2方向の高さが、略同じである。
端子部913B,913Cは、第3方向に延びる板状である。端子部913B,913Cは、それぞれ、挿入口910側の端部である固定端913B1,913C1と、感光ドラム92側の端部である可動端913B2,913C2と、を有する。固定端913B1,913C1は、第1ガイドプレート911に固定される。そして、端子部913B,913Cは、固定端913B1,913C1から可動端913B2,913C2に向かって、第2ガイドプレート912へ徐々に近づく。そして、少なくとも可動端913B2,913C2は、第1ガイドプレート911の表面を基準として、第2方向において、端子部913A,913Dよりも高い位置にある。つまり、端子部913B,913Cは、その少なくとも一部が、端子部913A,913Dよりも第1ガイドプレート911の表面から離れている。この構成により、端子部913B,913Cは、固定端913B1,913C1を支点として、可動端913B2,913C2が、第1ガイドプレート911の表面に対して、第2方向に移動可能となる。
なお、端子部913B,913Cは、その少なくとも一部が、第1ガイドプレート911に対して、移動可能であれば、その形状は特に限定されない。例えば、端子部913B,913Cは、板ばね形状として、第1ガイドプレート911に対して、伸縮可能に形成されていてもよい。
ドロアユニット90のスロット91に、現像カートリッジ1が装着されると、端子部913A〜913Dは、ICチップ61から、第2方向に沿った押圧力を受ける。詳しくは、現像カートリッジ1の装着時、最初に、ICチップ61の電気的接触面611Bが端子部913Bと接触し、電気的接触面611Cが端子部913Cと接触する。また、コイルばね73の弾性力により、電気的接触面611Bは端子部913Bを、第1ガイドプレート911の表面へ向けて押圧し、電気的接触面611Cは端子部913Cを、第1ガイドプレート911の表面へ向けて押圧する。押圧された端子部913B,913Cの可動端913B2,913C2は、第1ガイドプレート911の表面へ向けて移動する。その結果、第1ガイドプレート911の表面を基準とする端子部913B,913Cの第2方向の高さと、第1ガイドプレート911の表面を基準とする端子部913A,913Dの第2方向の高さとが、略同じとなる。そして、ICチップ61の電気的接触面611Aが端子部913Aと接触し、電気的接触面611Dが端子部913Dと接触する。
なお、現像カートリッジ1がスロット91から取り外されて、第2ガイドプレート912側からの押圧がなくなると、端子部913B,913Cの可動端913B2,913C2は、元の位置に移動する。
また、端子部913B,913Cは、接地されていることが好ましい。現像カートリッジ1のスロット91への装着時、4つの端子部913Aから端子部913Dのうち、最初に、2つの端子部913B,913CがICチップ61と接触する。このため、端子部913B,913Cには、サージ電流が発生しやすい。端子部913B,913Cを接地することで、現像カートリッジ1の装着時に発生するサージ電流を容易に逃がすことができる。
第1ガイドプレート911は、ガイド突起914を有する。ガイド突起914は、端子部913A〜913Dよりも挿入口910の方向に位置する。また、ガイド突起914は、第1ガイドプレート911から第2ガイドプレート912へ向けて突出する。また、第1ガイドプレート911は、第1ガイド面915を有する。図6の例では、ガイド突起914の挿入口910に対向する傾斜面が、第1ガイド面915となっている。一方、第2ガイドプレート912は、第2ガイド面916を有する。第1ガイド面915と第2ガイド面916との第2方向の間隔は、第3方向に沿って感光ドラム92へ近づくにつれて、漸次に短くなる。
ドロアユニット90への現像カートリッジ1の挿入時には、ICチップホルダ62の第1外表面710が第1ガイド面915に接触し、ICチップホルダ62の第2外表面720が第2ガイド面916に接触する。これにより、第1外表面710と第2外表面720との間の第2方向の距離が変化する。
また、第1ガイドプレート911は、第3ガイド面917および第4ガイド面918を有する。第3ガイド面917および第4ガイド面918は、ドロアユニット90への現像カートリッジ1の挿入時に、ICチップホルダ62を第1方向に位置決めする。第3ガイド面917および第4ガイド面918は、第1ガイド面915よりも挿入口910側に位置する。第3ガイド面917と第4ガイド面918とは、第1方向に間隔をあけて配置される。また、第3ガイド面917と第4ガイド面918との第1方向の間隔は、第1ガイド面915へ近づくにつれて、漸次に短くなる。
なお、第2ガイドプレート912は、ドロアユニット90への現像カートリッジ1の挿入後に、ICチップホルダ62の感光ドラム92側への移動を制限するための、ストッパ面912Aを有する。ストッパ面912Aは、第2ガイドプレート912に設けられる。なお、同様に、第1ガイドプレート911に、ストッパ面911Aが設けられてもよい。
また、第1ガイドプレート911は、第5ガイド面919を有する。第5ガイド面919は、ドロアユニット90への現像カートリッジ1の挿入後に、ICチップホルダ62の挿入口910側への移動を制限するための面である。第5ガイド面919は、第3方向において、端子部913A〜913Dと第1ガイド面915との間に位置する。図6の例では、ガイド突起914の端子部913A〜913D側の傾斜面が、第5ガイド面919となっている。ただし、第5ガイド面919は、第1ガイドプレート911および第2ガイドプレート912の少なくとも一方に設けられていればよい。
<5.装着時の動作について>
<5.1.現像カートリッジの動作>
続いて、ドロアユニット90に対する現像カートリッジ1の装着時の動作について、説明する。図7は、ドロアユニット90の1つのスロット91に対して、現像カートリッジ1を装着する前の状態を示した図である。図8は、ドロアユニット90の1つのスロット91に対して、現像カートリッジ1を装着した後の状態を示した図である。
スロット91への現像カートリッジ1の装着時には、まず、図7のように、スロット91の挿入口910と向かい合う位置に、現像カートリッジ1が配置される。このとき、ICチップホルダ62の第1外表面710および第2外表面720は、まだドロアユニット90に接触していない。したがって、コイルばね73は、上記した第1状態となっている。また、ケーシング10に対する保持面620および電気的接触面611A〜611Dの第2方向の位置は、上記した初期位置となっている。現像カートリッジ1は、図7中の矢印のように、スロット91に対して、第3方向に挿入される。
スロット91へ現像カートリッジ1が挿入されると、ICチップホルダ62の第1表面711が、第1ガイドプレート911の第3方向の端部に接触する。そして、第1表面711が第1ガイドプレート911に押されることによって、ICチップホルダ62が第2方向に移動する。このときのICチップホルダ62の移動は、ケーシング10に対する相対移動である。これにより、第1ガイドプレート911と第2ガイドプレート912との間に、ICチップホルダ62が第2方向に位置決めされる。
また、ICチップホルダ62は、第3ガイド面917および第4ガイド面918(図6参照)に接触しながら、第3方向に挿入される。これにより、ICチップホルダ62が第1方向に位置決めされる。このように、本実施形態では、端子部913A〜913Dに電気的接触面611A〜611Dが接触する前に、予めICチップホルダ62が第1方向に位置決めされる。このため、端子部913A〜913Dに電気的接触面611A〜611Dが接触した後に、端子部913A〜913Dに対する電気的接触面611A〜611Dの位置が、第1方向にずれることが抑制される。これにより、電気的接触面611A〜611Dの擦れが抑制される。
第1ホルダ部材71の第1外表面710は、第1ガイドプレート911に接触する。第1外表面710は、第1ガイドプレート911の表面に沿って、第3方向に移動する。また、第2ホルダ部材72の第2外表面720は、第2ガイドプレート912に接触する。第2外表面720は、第2ガイドプレート912の表面に沿って、第3方向に移動する。コイルばね73は、第1状態よりも第2方向に収縮する。
現像カートリッジ1が第3方向にさらに挿入されると、第1ホルダ部材71は、第1ガイド面915に接触し、第2ホルダ部材72は、第2ガイド面916に接触する。これにより、第1ホルダ部材71と第2ホルダ部材72とが、第2方向に接近する。すなわち、第1外表面710と第2外表面720とが、第2方向に接近する。したがって、コイルばね73の第2方向の長さが、徐々に短くなる。やがて、第1ホルダ部材71の第3表面713および第4表面714がガイド突起914(図6参照)の頂部に接触すると、コイルばね73の第2方向の長さは、最も短くなる。すなわち、コイルばね73が、上記した第2状態よりも短い最短状態となる。また、ケーシング10に対する保持面620および電気的接触面611A〜611Dの第2方向の位置は、上記した中間位置となる。
このように、このICチップアセンブリ60は、ドロアユニット90への現像カートリッジ1の挿入時に、ICチップ61を保持する保持面620の位置を、第2方向に変化させることができる。このため、保持面620および電気的接触面611A〜611Dの第2方向の位置を、ガイド突起914に沿って変化させながら、現像カートリッジ1を挿入できる。したがって、ICチップ61の電気的接触面611A〜611Dの擦れを抑制しつつ、ドロアユニット90に現像カートリッジ1を挿入できる。
特に、本実施形態の現像カートリッジ1では、ICチップ61の電気的接触面611A〜611Dが、第3表面713および第4表面714よりも凹んだ位置に配置されている。このため、第1ホルダ部材71の第3表面713および第4表面714がガイド突起914の頂部に接触する状態において、ガイド突起914の頂部は、第3表面713および第4表面714のみと接触し、電気的接触面611A〜611Dには接触しない。したがって、電気的接触面611A〜611Dに対してガイド突起914が擦れることを、避けることができる。
その後、現像カートリッジ1を第3方向にさらに挿入すると、第3表面713および第4表面714が、ガイド突起914を通過する。そして、第2表面712が、ガイド突起914に接触する。これに伴い、コイルばね73は、最短状態から再び伸長して、上記した第2状態となる。その結果、ICチップ61の電気的接触面611A〜611Dが、端子部913A〜913Dに接触する。これにより、画像形成装置100の制御部80は、ICチップ61からの情報の読み出しおよびICチップ61への情報の書き込みの少なくとも一方を行うことが可能となる。なお、電気的接触面611A〜611Dと、端子部913A〜913Dとの接触については、後述する。
ドロアユニット90に現像カートリッジ1が装着されると、スロット91の第1方向の一方の側部において、第1柱状突起46が、ドロアユニット90が有する加圧部材94と押圧部材95との間に配置される。加圧部材94は、スロット91の第1方向の両側部に設けられる。押圧部材95も、スロット91の第1方向の両側部に設けられる。そして、ケーシング10の第2端面12に設けられた柱状突起も、加圧部材94と押圧部材95との間に配置される。加圧部材94は、これら柱状突起を、感光ドラム92へ向けて、第3方向に加圧する。
第2状態におけるコイルばね73の第2方向の長さは、第1状態におけるコイルばね73の第2方向の長さよりも短く、かつ、最短状態におけるコイルばね73の第2方向の長さよりも長い。また、ケーシング10に対する保持面620および電気的接触面611A〜611Dの第2方向の相対位置は、上記した接触位置となる。
このように、電気的接触面611A〜611Dは、第1外表面710がガイド突起914を乗り越えた後に、直接、端子部913A〜913Dに接触する。このため、接触後には、電気的接触面611A〜611Dに対する端子部913A〜913Dの接触位置が、変化しにくい。これにより、電気的接触面611A〜611Dの擦れが、より低減される。
端子部913A〜913Dと第2ガイドプレート912のとの間の第2方向の長さは、装着前の現像カートリッジ1における電気的接触面611A〜611Dと第2外表面720との間の第2方向の長さよりも、短い。したがって、図8の状態において、コイルばね73の第2方向の長さは、コイルばね73の自然長よりも短い。このため、コイルばね73の弾性力(反発力)によって、電気的接触面611A〜611Dは、端子部913A〜913Dに押し付けられる。これにより、電気的接触面611A〜611Dと端子部913A〜913Dとの接触を良好に維持できる。
ICチップアセンブリ60は、図8に示すように、第1ガイドプレート911と第2ガイドプレート912との間に挟まれた状態で固定される。その後、本実施形態では、ケーシング10が、第2方向に傾けられる。これにより、ドロアユニット90の感光ドラム92に、現像ローラ30が接触する。このとき、ケーシング10に対する保持面620および電気的接触面611A〜611Dの第2方向の位置は、上記した接触位置から終期位置に変化する。また、第1ボス621aは、第1貫通孔451a内において第2方向に移動する。第2ボス621bは、第2貫通孔451b内において第2方向に移動する。第3ボス621cは、凹部15内において第2方向に移動する。これにより、ケーシング10およびカバー45に対して、ICチップホルダ62が非接触となる。したがって、画像形成装置100における印刷処理の実行中に、ギア部40等の駆動部から、ICチップアセンブリ60に振動が伝達しにくくなる。これにより、電気的接触面611A〜611Dと端子部913A〜913Dとの接触状態を、より良好に維持することができる。
<5.2.端子部の動作>
以下に、ICチップ61の電気的接触面611A〜611Dが接触するときにおいて、第2方向に移動する端子部913B,913Cの動作について詳述する。
図9および図10は、電気的接触面611A〜611Dと、端子部913A〜913Dとの接触時の状態を示した図である。図9および図10は、第2方向における、端子部913A〜913Dの高さについて説明するために、端子部913A〜913Dを第3方向から視たときの図を示す。
上述のように、端子部913B,913Cの一部が、端子部913A,913Dよりも、第1ガイドプレート911の表面から、第2ガイドプレート912へ向けて、第2方向に突出している。このため、ICチップホルダ62の第1外表面710(図7参照)がガイド突起914を乗り越えた直後では、図9に示すように、まず、ICチップ61の電気的接触面611Bが、端子部913Bと接触し、電気的接触面611Cが、端子部913Cと接触する。このとき、ICチップ61の電気的接触面611Aは、端子部913Aに接触していない。また、ICチップ61の電気的接触面611Dも、端子部913Dに接触していない。
図9に示す状態から、ICチップホルダ62のコイルばね73(図8参照)の弾性力によって、ICチップ61は、電気的接触面611Bで端子部913Bを、第1ガイドプレート911の表面へ向けて押圧し、電気的接触面611Cで端子部913Cを、第1ガイドプレート911の表面へ向けて押圧する。前記の通り、端子部913B,913Cは、第2方向に移動する。端子部913B,913Cは、第2ガイドプレート912側から押圧されると、第1ガイドプレート911の表面に向かって移動する。そして、第1ガイドプレート911の表面を基準とする端子部913B,913Cの第2方向の高さが、第1ガイドプレート911の表面を基準とする端子部913A,913Dの第2方向の高さと同じとなる。これにより、図10に示すように、端子部913A,913Dは、電気的接触面611A,611Dと接触する。
端子部913A,913Dは、第1ガイドプレート91に対して移動しない。このため、第1ガイドプレート911の表面を基準とする端子部913B,913Cの第2方向の高さと、第1ガイドプレート911の表面を基準とする端子部913A,913Dの第2方向の高さとが、同じになると、端子部913B,913Cの第2方向の移動が止まる。そして、電気的接触面611Aが端子部913Aに接触し、電気的接触面611Bが端子部913Bに接触し、電気的接触面611Cが端子部913Cに接触し、電気的接触面611Dが端子部913Dに接触する。また、ICチップ61は、第1方向の両端において、第1ガイドプレート911に対して移動しない端子部913A,913Dで支持される。このため、ICチップ61は、第2方向のぐらつきが生じず、ICチップ61の姿勢が安定する。その結果、端子部913A〜913Dと電気的接触面611A〜611Dとの接触状態が維持されやすい。
また、第1ガイドプレート911側へのICチップ61の押圧力は、2つの端子部913B,913Cを移動させるだけの押圧力でよく、4つの端子部913A〜913Dを移動させる押圧力で押圧する場合と比べて、小さくしてもよい。つまり、コイルばね73の弾性力をより小さくできる。コイルばね73の弾性力が小さいと、第1外表面710がガイド突起914を乗り越える際に、第2方向にかかる力も小さくなる。その結果、ドロアユニット90に対する現像カートリッジ1の挿抜荷重を減らすことができる。
<6.離間動作について>
現像カートリッジ1の装着後、画像形成装置100は、現像ローラ30を一時的に感光ドラム92から引き離す、いわゆる「離間動作」を行うことができる。
離間動作時には、画像形成装置100からの駆動力によって、離間レバー93(図6参照)が押される。そうすると、押圧部材95が、加圧部材94へ向けて、第3方向に移動する。これにより、第1方向の一方側に位置する押圧部材95は、第1柱状突起46に接触し、加圧部材94の圧力に逆らって、第1柱状突起46を挿入口910へ向けて押圧する。また、第1方向の他方側においても同様に、押圧部材95が柱状突起に接触し、加圧部材の圧力に逆らって、柱状突起を挿入口910へ向けて押圧する。その結果、現像カートリッジ1のケーシング10および現像ローラ30が、第3方向に移動する。その結果、現像ローラ30と感光ドラム92とが、互いに離れた離間状態となる。
接触状態と離間状態とのいずれの状態においても、ICチップアセンブリ60は、端子部913A〜913Dと第2ガイドプレート912との間に挟まれた状態で固定されている。そして、電気的接触面611Aは、端子部913Aに接触している。電気的接触面611Bは、端子部913Bに接触している。電気的接触面611Cは、端子部913Cに接触している。電気的接触面611Dは、端子部913Dに接触している。ICチップホルダ62は、ケーシング10およびカバー45と非接触である。また、第1ガイドプレート911および第2ガイドプレート912も、ケーシング10およびカバー45と非接触である。したがって、離間動作時には、第1ガイドプレート911と第2ガイドプレート912との間にICチップホルダ62が固定された状態で、ICチップホルダ62に対してケーシング10を、移動させることができる。
すなわち、離間動作時には、ケーシング10および現像ローラ30が第3方向に移動するが、ドロアユニット90に対するICチップアセンブリ60の位置は、変化しない。また、コイルばね73の状態も、第2状態のまま変化しない。すなわち、ドロアユニット90に対する電気的接触面611A〜611Dの位置が固定されたまま、ケーシング10の第3方向の位置が変化する。したがって、電気的接触面611Aと端子部913Aとは、接触状態に維持される。また、電気的接触面611Bと端子部913Bとは、接触状態に維持される。電気的接触面611Cと端子部913Cとは、接触状態に維持される。さらに、電気的接触面611Dと端子部913Dとは、接触状態に維持される。
なお、上記の実施形態では、離間動作時に感光ドラム92から現像ローラ30が離れる方向(離間方向)は、第3方向であった。ただし、離間方向は、第3方向以外の方向であってもよい。離間方向は、電気的接触面611A〜611Dと端子部913A〜913Dとが向かい合う方向と交差する方向であればよい。
以上のように、本実施形態では、ドロアユニット90に対する現像カートリッジ1の挿抜荷重を減らすことができる。ドロアユニット90に対する現像カートリッジ1の挿抜荷重を小さくしたい場合、ICチップ61に対する端子部913A〜913Dの押圧力と、端子部913A〜913Dに対するICチップ61の押圧力とを調整する必要がある。このため、上述のように、端子部913A〜913Dに対するICチップ61の押圧力を小さくすることで、実現できる。
<7.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。以下では、種々の変形例について、上記の実施形態との相違点を中心に説明する。
<7.1.第1変形例>
図11は、第1変形例の第1ガイドプレート911の斜視図である。図11では、図6の第4ガイド面918側の一部分を省略している。第1変形例の第1ガイドプレート911は、上記の実施形態の端子部913Dに代えて、形状が異なる端子部913Eを有している。
上記の実施形態の端子部913Dは、第1ガイドプレート911の表面に沿う直線状に延びる直線部913D1を有する。直線部913D1と、ICチップ61の電気的接触面611Dとは、線接触する。これに対し、第1変形例の端子部913Eは、第3方向の長さが端子部913Dの直線部913D1よりも短い。端子部913Eは、第1ガイドプレート911の表面から円弧状に突出している。そして、この端子部913Eの、第2方向における頂点と、ICチップ61の電気的接触面611Dとが、点接触する。
なお、端子部913Aも、端子部913Eと同じ形状として、この端子部913Aと、ICチップ61の電気的接触面611Dとが、点接触する構成であってもよい。また、端子部913B,913Cのいずれか一方が、第1ガイドプレート911に対して移動可能であればよく、他方は端子部913Aまたは端子部913Eと同じ形状としてもよい。
<7.2.第2変形例>
図12は、第2変形例の第1ガイドプレート911の斜視図である。図12では、図6の第4ガイド面918側の一部分を省略している。第2変形例の第1ガイドプレート911は、上記の実施形態の端子部913Dに代えて、形状が異なる端子部913Eを有している。また、第2変形例の第1ガイドプレート911は、上記の実施形態の端子部913Aに代えて、形状が異なる端子部913Fを有している。また、第2変形例の第1ガイドプレート911は、第2方向に移動可能な端子部913Bに代えて、第2方向に移動しない端子部913Gを有している。
端子部913Fは、第1変形例で説明した端子部913Eと同じ形状である。第1ガイドプレート911の表面を基準とする端子部913Fの第2方向の高さは、第1ガイドプレート911の表面を基準とする端子部913Eの第2方向の高さと同じである。そして、端子部913Fの第2方向における頂点が、ICチップ61の電気的接触面611Aと接触する。また、端子部913Gは、端子部913E,913Fと同じ形状である。第1ガイドプレート911の表面を基準とする端子部913Gの第2方向の高さは、第1ガイドプレート911の表面を基準とする端子部913E,913Fの第2方向の高さと同じである。端子部913Gの第2方向における頂点が、ICチップ61の電気的接触面611Bと接触する。
端子部913F,913Eは、第3方向において、同じ位置に設けられている。また、端子部913F,913Eと、端子部913Gとは、第3方向において、異なる位置に設けられている。ICチップ61は、3つの端子部913F,913G,913Eにより、三点支持される。このため、ICチップ61の姿勢は安定する。これにより、端子部913Fと、電気的接触面611Aとの接触状態が維持されやすい。また、端子部913Gと、電気的接触面611Bとの接触状態が維持されやすい。端子部913Cと、電気的接触面611Cとの接触状態が維持されやすい。端子部913Eと、電気的接触面611Dとの接触状態が維持されやすい。
ただし、端子部913F,913G,913Eそれぞれは、第3方向において、異なる位置に設けられていてもよい。
<7.3.第3変形例>
図13は、第3変形例の第1ガイドプレート911の斜視図である。図13では、図6の第4ガイド面918側の一部分を省略している。第3変形例の第1ガイドプレート911は、上記の実施形態の端子部913Dに代えて、形状が異なる端子部913Eを有している。また、第3変形例の第1ガイドプレート911は、上記の実施形態の端子部913Aに代えて、形状が異なる端子部913Fを有している。また、第1ガイドプレート911は、その表面に支持部920をさらに有している。
端子部913F,913Eは、第1変形例および第2変形例と同じであるため、その説明は省略する。端子部913F,913Eは、第3方向において、同じ位置にあってもよいし、異なる位置にあってもよい。
支持部920は、第1ガイドプレート911の表面から、第2方向に突出している。支持部920は、半球形状である。第1ガイドプレート911の表面を基準とする支持部920の第2方向の高さは、第1ガイドプレート911の表面を基準とする端子部913E,913Fの第2方向の高さと同じである。また、支持部920は、第3方向において、端子部913F,913Eと、異なる位置に設けられている。支持部920には、電気的接触面611A〜611Dが設けられたICチップ61の表面が接触する。そして、ICチップ61は、この支持部920と、端子部913F,913Eとで、三点支持される。このため、ICチップ61の姿勢は安定する。これにより、端子部913Fと、電気的接触面611Aとの接触状態が維持されやすい。端子部913Bと、電気的接触面611Bとの接触状態が維持されやすい。端子部913Cと、電気的接触面611Cとの接触状態が維持されやすい。端子部913Eと、電気的接触面611Dとの接触状態が維持されやすい。
なお、支持部920は、第1ガイドプレート911と一体形成されていてもよいし、第1ガイドプレート911と別部材であってもよい。
<7.4.第4変形例>
図14は、第4変形例の第1ガイドプレート911の斜視図である。図14では、図6の第4ガイド面918側の一部分を省略している。第4変形例の第1ガイドプレート911は、上記の実施形態の端子部913Dに代えて、形状が異なる端子部913Eを有している。また、第1ガイドプレート911は、第2方向に移動しない端子部913Aに代えて、第2方向に移動可能な端子部913Hを有している。さらに、第1ガイドプレート911は、その表面に支持部920,921をさらに有している。
端子部913Eは、第1変形例および第2変形例と同じであるため、その説明は省略する。また、端子部913Hは、端子部913B,913Cと同様に、第2方向に移動可能である。端子部913Hは、ICチップ61の電気的接触面611Aと接触する。
支持部921は、第1ガイドプレート911の表面から、第2方向に突出している。支持部921は、半球形状である。第1ガイドプレート911の表面を基準とする支持部921の第2方向の高さは、第1ガイドプレート911の表面を基準とする端子部913Eおよび支持部920の第2方向の高さと同じである。また、支持部920は、第3方向において、端子部913Eおよび支持部921と、異なる位置に設けられている。また、支持部921は、第3方向において、端子部913Eと、略同じ位置に設けられている。支持部921には、電気的接触面611A〜611Dが設けられたICチップ61の表面が接触する。そして、ICチップ61は、この支持部920,921と、端子部913Eとで、三点支持される。このため、ICチップ61の姿勢は安定する。これにより、端子部913Hと、電気的接触面611Aとの接触状態が維持されやすい。端子部913Bと、電気的接触面611Bとの接触状態が維持されやすい。端子部913Cと、電気的接触面611Cとの接触状態が維持されやすい。端子部913Eと、電気的接触面611Dとの接触状態が維持されやすい。
なお、支持部920,921は、第1ガイドプレート911と一体形成されていてもよいし、第1ガイドプレート911と別部材であってもよい。また、支持部921は、第3方向において、支持部920と、略同じ位置に設けられていてもよいし、支持部920および端子部913Eとは異なる位置に設けられてもよい。
また、端子部913Hが第2方向に移動せず、端子部913Eが第2方向に移動可能としてもよい。この場合、支持部921は、第1方向において、端子部913E側に設けられる。
<7.5.第5変形例>
図15は、第5変形例の第1ガイドプレート911の斜視図である。図15では、図6の第4ガイド面918側の一部分を省略している。第5変形例の第1ガイドプレート911は、上記の実施形態の端子部913Dに代えて、形状が異なる端子部913Eを有している。また、第1ガイドプレート911は、第2方向に移動しない端子部913Aに代えて、第2方向に移動可能な端子部913Hを有している。さらに、第1ガイドプレート911は、その表面に支持部922をさらに有している。
端子部913Eは、第1変形例および第2変形例と同じであり、端子部913Hは、第4変形例と同じであるため、その説明は省略する。
支持部922は、第1ガイドプレート911の表面に設けられている。支持部922は、第3方向に長い直方体形状である。第1ガイドプレート911の表面を基準とする支持部922の第2方向の高さは、第1ガイドプレート911の表面を基準とする端子部913Eの第2方向の高さと同じである。支持部922には、電気的接触面611A〜611Dが設けられたICチップ61の表面が接触する。そして、ICチップ61は、この支持部922と、端子部913Eとで、支持される。ICチップ61は、支持部922と線接触し、かつ、端子部913Eと点接触するため、ICチップ61の姿勢は安定する。このため、端子部913Hと、電気的接触面611Aとの接触状態が維持されやすい。端子部913Bと、電気的接触面611Bとの接触状態が維持されやすい。端子部913Cと、電気的接触面611Cとの接触状態が維持されやすい。端子部913Eと、電気的接触面611Dとの接触状態が維持されやすい。
<7.6.第6変形例>
図16は、第6変形例の第1ガイドプレート911の斜視図である。図16では、図6の第4ガイド面918側の一部分を省略している。第6変形例の第1ガイドプレート911は、上記の実施形態の端子部913Aに代えて、形状が異なる端子部913Iを有している。また、第6変形例の第1ガイドプレート911は、上記の実施形態の端子部913Dに代えて、形状が異なる端子部913Jを有している。
端子部913Iは、直線部911I1と、突出部911I2と、突出部911I3とを有している。直線部911I1は、第1ガイドプレート911の表面に沿って、第3方向に延びている。突出部911I2は、直線部911I1の一端部に設けられている。突出部911I3は、直線部911I1の他端部に設けられている。突出部911I2,911I3は、第2方向において、直線部911I1の中央部より、第2ガイドプレート912へ向けて突出している。そして、突出部911I2,911I3は、電気的接触面611Aと接触する。
端子部913Jは、直線部911J1と、突出部911J2と、突出部911J3とを有している。直線部911J1は、第1ガイドプレート911の表面に沿って、第3方向に延びている。突出部911J2は、直線部911J1の一端部に設けられている。突出部911J3は、直線部911J1の他端部に設けられている。突出部911J2,911J3は、第2方向において、直線部911J1の中央部より、第2ガイドプレート912へ向けて突出している。そして、突出部911J2,911J3は、電気的接触面611Dと接触する。
この構成の場合、電気的接触面611Aと、突出部911I2,911I3との接触面積は小さい。また、電気的接触面611Dと、突出部911J2,911J3との接触面積も小さい。その結果、接触時における、第1ガイドプレート911に対するICチップ61の押圧力において、単位面積当たりの押圧力は大きくなる。このため、端子部913I,913B,913C,913Jと、電気的接触面611A〜611Dとの導通接続の信頼性が向上する。
以上、実施形態および変形例について説明したが、上記の実施形態および変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。また、第1ガイドプレート911に対して移動しないよう、第1ガイドプレート911に固定した端子部は、完全に固定されていなくてもよい。各端子部は、発明の趣旨を損なわない範囲で、第1ガイドプレート911に対して移動してもよい。例えば、図6において、端子部913A,913Dは、第2方向の高さが、端子部913B,913Cよりも低く、端子部913B,913Cよりも第2方向における可動範囲を小さくした構成であってもよい。
なお、電気的接触面611Aは、突出部911I2と突出部911I3との少なくともいずれか一方に接触すればよい。また、電気的接触面611Dは、突出部913J2と突出部913J3との少なくともいずれか一方に接触すればよい。このようにすれば、ICチップ61が、例えば、第3方向にずれた場合であっても、電気的接触面611Aは、突出部911I2と突出部911I3との少なくともいずれか一方に接触でき、また、電気的接触面611Dは、突出部913J2と突出部913J3との少なくともいずれか一方に接触できる。
さらに、上述の実施形態および変形例では、端子部は、ドロアユニット90に設けられた例を示したが、これに限定されない。例えば、端子部は、画像形成装置100本体において、ドロアユニット90以外の場所に設けられていてもよい。また、ドロアユニット90を有さない画像形成装置に、本開示の端子部を設けるようにしてもよい。この場合、現像カートリッジ1と感光ドラム92とが一体となって、画像形成装置のスロットに装着される。そして、この装着時に、ICチップ61が接触される位置に、端子部を設ける。
1 現像カートリッジ
10 ケーシング
60 ICチップアセンブリ
61 ICチップ
62 ICチップホルダ
71 第1ホルダ部材
72 第2ホルダ部材
73 コイルばね
80 制御部
90 ドロアユニット
91 スロット
92 感光ドラム
100 画像形成装置
611A,611B,611C,611D 電気的接触面
620 保持面
911 第1ガイドプレート
911I1 直線部
911I2,911I3 突出部
911J1 直線部
911J2,911J3 突出部
912 第2ガイドプレート
913A,913B,913C,913D,913E,913F,913G,913H,913I,913J 端子部
920,921,922 支持部

Claims (7)

  1. 現像カートリッジが着脱可能なフレームと、
    第1電気的接触部と第2電気的接触部とを備えるプレートであって、
    前記第1電気的接触部の少なくとも一部が、前記プレートに対して移動可能であり、前記第1電気的接触部の少なくとも一部が前記第2電気的接触部よりも前記プレートから離れて位置するプレートと、
    前記フレームに着脱可能な現像カートリッジであって、
    第1電気的接触面と第2電気的接触面とを有する記憶媒体と、
    前記現像カートリッジが前記フレームに装着された状態において、前記第1電気的接触面を前記第1電気的接触部に向けて押圧し、前記第1電気的接触面を前記第1電気的接触部へ接触させ、且つ、前記第2電気的接触面を前記第2電気的接触部に向けて押圧し、前記第2電気的接触面を前記第2電気的接触部へ接触させる押圧部と、
    を備える現像カートリッジと、
    を備え
    前記第2電気的接触部は、前記プレートに固定されており、前記プレートに対して移動不可であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記第1電気的接触部の少なくとも一部は、前記プレートに対して伸縮することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記記憶媒体は、第3電気的接触面を有し、
    前記プレートは、第3電気的接触部を備え、
    前記第1電気的接触部の少なくとも一部は、前記第2電気的接触部および前記第3電気的接触部よりも前記プレートから離れて位置し、
    前記第1電気的接触部は、前記第2電気的接触部と前記第3電気的接触部との間に位置し、
    前記押圧部は、
    前記現像カートリッジが前記フレームに装着された状態において、前記第3電気的接触面を前記第3電気的接触部に向けて押圧し、前記第3電気的接触面を前記第3電気的接触部へ接触させる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項のいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    前記押圧部は、
    前記現像カートリッジの前記フレームへの装着時において、前記第1電気的接触面および前記第2電気的接触面に交差する押圧方向に向けて、前記第1電気的接触面および前記第2電気的接触面を押圧し、
    前記第2電気的接触部は、前記第2電気的接触面に平行な直線部を有し、
    前記プレートは、
    前記押圧方向において、前記第1電気的接触面および前記第2電気的接触面と反対側から、前記第2電気的接触部の前記直線部を支持し、
    前記第2電気的接触面は、前記第2電気的接触の前記直線部に接触する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項に記載の画像形成装置であって、
    前記第2電気的接触部は、前記直線部の両端に設けられ、前記直線部の中央部よりも、前記押圧方向の前記第1電気的接触部側に突出する突出部を有し、
    前記第2電気的接触面は、前記突出部に接触する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    前記第1電気的接触部は接地されている、ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    前記プレートは、
    前記現像カートリッジが前記フレームに装着された状態において、前記記憶媒体を支持する支持部、
    を備える、ことを特徴とする画像形成装置。
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