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JP6907786B2 - 二次元測色装置および二次元測色方法 - Google Patents
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JP6907786B2 - 二次元測色装置および二次元測色方法 - Google Patents

二次元測色装置および二次元測色方法 Download PDF

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Description

本発明は、カラーディスプレイ画面の測色において、測光領域の設定に関する技術である。
測色装置は、測定対象物から得られたカラー画像情報信号を基にして、測光量を演算し、測光量を基にして、測定対象物の色度、輝度を演算する。測光量は、二次元撮像素子から出力されるカラー画像情報信号(X信号、Y信号、Z信号)、並びに、カラー画像情報信号から演算処理をして求まる、色度、および、輝度を総称する物理量である。
二次元測色装置は、二次元撮像素子を備え、複数の測定領域を同時に測色できる特徴を有し、二次元領域の測色に用いられる。二次元領域とは、例えば、液晶ディスプレイや有機エレクトロルミネッセンスディスプレイのようなカラーディスプレイの画面である。
二次元測色装置の一例として、特許文献1は、試料からの光を三つに分光する第1,第2,第3の光学フィルターと、第1,第2,第3の光学フィルターを通過した光をそれぞれ上記試料面の複数の測定点について受光する二次元受光検出手段と、上記測定点の中の特定点からの光について分光放射輝度を検出する分光検出手段と、検出された上記分光放射輝度に基づいて算出された三刺激値と、上記特定点における上記二次元受光検出手段の検出結果との関係を用いて、特定点以外の測定点における三刺激値を算出する演算手段と、を備える二次元測色装置を開示している。
特開平6−201472号公報
図5は、被測定対象となるカラーディスプレイ(DUT=Device Under Test)と二次元測色装置300との関係を示す図である。DUTの画面(以下、DUT画面1)は、二次元に配置された画素を有する。同様に、二次元測色装置300に備えられた二次元撮像素子は、二次元に配置された画素を有する。以下、二次元撮像素子の画素を、第1画素と記載し、DUT画面1の画素を、第2画素と記載する。第2画素は、例えば、一組の赤色サブピクセル、緑色サブピクセル、青色サブピクセルにより構成される。
色度、輝度を測定する規格では、測定領域を構成する第2画素の数が500以上と定められている(例えば、IEC 62341−5−3 Measuring methods of image sticking and lifetime)。そこで、測定領域を構成する第2画素の数が500の場合で説明する。水平方向にのみ、赤色サブピクセル、緑色サブピクセル、青色サブピクセルが繰り返し並ぶ構造を有するDUTの場合、垂直方向には、同じ色のサブピクセルが並ぶので、縦方向の測定位置を考える必要がなくなる。よって、横方向の一次元で考えればよいので、測定領域内の画素数は、第2画素の数500の平方根である22.4(=√500)となる測定領域で考えれば良い。このため、第2画素の数22.4に相当する大きさが(大きさは、SI単位系で定義される面積でなく、相対面積である。以下同様である。)、測光領域となる。しかし、測光領域の設定位置に応じて、赤色サブピクセルの数、緑色サブピクセルの数、青色サブピクセルの数に違いが生じる。図24は、測光領域33の設定位置と測光領域33内の各色のサブピクセル11の数との関係を説明する説明図である。図の横方向に並ぶ0〜24が、第2画素13の順番を示す。例えば、「0」は、0番目の第2画素13を示す。例1、例2、例3は、それぞれ、測光領域33の設定位置が異なる。例1の場合、赤色サブピクセル11−rの数が22であり、緑色サブピクセル11−gの数が23であり、青色サブピクセル11−bの数が23である。例2の場合、赤色サブピクセル11−rの数が23であり、緑色サブピクセル11−gの数が22であり、青色サブピクセル11−bの数が23である。例3の場合、赤色サブピクセル11−rの数が23であり、緑色サブピクセル11−gの数が23であり、青色サブピクセル11−bの数が22である。
本発明者は、DUTがLCD(Liquid Crystal Display)の場合、例1、例2、例3のそれぞれについて、色度xyを計算した。同様に、DUTがOLED(Organic Light Emitting Diode)の場合、例1、例2、例3のそれぞれについて、色度xyを計算した。LCDとOLEDとは、分光放射輝度が異なるので、LCDとOLEDとでは、色度xyの値が異なる。図25は、LCDの分光放射輝度を示すグラフである。図26は、OLEDの分光放射輝度を示すグラフである。図25および図26において、横軸は波長を示し、縦軸は分光放射輝度を示す。
白色表示でのLCDとOLEDの計算結果を、それぞれ、表1、表2で示す。「Max」は、例1、例2、例3のうち、各々の色度xyの最大値を示し、「Min」は、例1、例2、例3のうち、各々の色度xyの最小値を示し、「Δ」は、「Max」と「Min」との差を示す。「Δ」は、二次元測色装置とDUTとの位置関係により生じる色度の測定バラツキを意味する。LCDの場合、色度のx値は、例1が0.3157、例2が0.3189、例3が0.3216である。よって、「Max」は0.3216となり、「Min」は0.3157となり、「Δ」は0.0059となる。色度のy値は、例1が0.3155、例2が0.3090、例3が0.3185である。よって、Δは0.095となる。さらに、LCDより色再現域の広いOLEDの場合、色度のx値のΔは、0.0071、y値のΔは、0.0106となり、LCDの場合より大きくなる。近年、Displayは色再現域が広くなり、二次元測色装置とDUTの位置関係による測定バラツキが拡大してきている。他方、RGBのマトリクス型構造を持っていない光源等の色度を、色彩計で測定した場合、色彩計の色度の測定精度は、±0.0015であり、二次元測色装置とDUTの位置関係による測定バラツキのほうが大きくなってしまうという問題が生じてきている。
Figure 0006907786
Figure 0006907786
表1および表2に示す色度の測定バラツキΔは、測光領域33内の各サブピクセル11の数が、それぞれ22〜23の場合であり、測光領域33を大きくすると(すなわち、測光領域33内の第2画素13の数を増やす)、色度の測定バラツキΔが小さくなる。図27は、色度の測定バラツキと、測光領域33内の第2画素13の数との関係を示すグラフである。横軸は、測光領域33内の第2画素13の数を示し、縦軸は、色度xおよび色度yの測定バラツキを示す。
例えば、測光領域33内の第2画素13の数が5000の場合、70.7(=√5000) となる。このため、測光領域33内の各サブピクセルの数が、それぞれ、70〜71になるので、測光領域33の設定位置に応じた色度の測定バラツキは小さくできる。
他方、測光領域33を過度に広げると、空間的に色度、輝度が平均化されるので、DUTの空間的な輝度、色度のむら、均一性の評価が不十分となる。例えば、DUTが、1920×1080(第2画素13の数が2073600)の解像度を有し、測光領域33を構成する第1画素31の数が、5000とする。
2073600/5000=414
よって、水平方向、垂直方向の測定解像度は、20×20(=√414)となる。
以上説明したように、予め定められた測定領域を用いて測光量を求めると、図24に示すように、測光領域33内において、赤色サブピクセル11−rの数、緑色サブピクセル11−gの数、青色サブピクセル11−bの数に違いが生じる場合がある(言い換えれば、測光領域33内の第2画素13の数が必ずしも整数にならない)。この結果、測光領域33の大きさが同じでも、測光領域33の設定位置が異なると、色度、輝度が異なる(表1、表2)。すなわち、色度、輝度に大きな測定バラツキが生じる。逆に、二次元測色装置では、DUT上の輝度、色度を測定するPointの数が多いので(例えば、980×980)、測光領域33内の第2画素13の数が少なくなる。例えば、DUTの解像度が1920×1080であり、測定するPointの数が980×980とする。測光領域33内の第2画素13の数は、2.16(=1920×1080/(980×980))となる。よって、測光領域33内の各サブピクセル11の数が、それぞれ、2〜3なってしまい、図27から判るように、大きな測定バラツキが生じるという課題がある。
本発明の目的は、測光領域を過度に大きくすることなく、測光量の測定精度を向上させることができる二次元測色装置および二次元測色方法を提供することである。
上記目的を達成する本発明の第1局面に係る二次元測色装置は、カラーディスプレイ画面内の複数の測定領域を測色する二次元測色装置であって、二次元に配置された第1画素を有し、所定の色が表示された前記カラーディスプレイ画面の画像を撮像する二次元撮像部と、2以上の前記第1画素を含む複数の測光領域を、前記複数の測定領域に対応させて設定し、前記測光領域に対応する前記測定領域の測光量について、前記二次元測色装置と前記カラーディスプレイ画面との位置関係による測定バラツキが所定の範囲に収まるように、前記測光領域を調節する第1処理を、前記複数の測光領域のそれぞれに対して実行する調節部と、を備える。
カラーディスプレイ画面は、二次元に配置された第2画素を有する。第2画素は、複数の色のサブピクセル(例えば、赤色サブピクセル、緑色サブピクセル、青色サブピクセル)を含む。カラーディスプレイ画面に表示された所定の色の画像は、例えば、原色画像である。
調節部は、複数の測光領域を複数の測定領域に対応させて設定し(測光領域と測定領域とは1対1に対応している)、測光領域に対応する測定領域の測光量について、二次元測色装置とカラーディスプレイ画面との位置関係による測定バラツキが所定の範囲に収まるように、測光領域を調節する第1処理をする。測光領域の調節とは、測光領域の大きさおよび位置の少なくとも一方を変更することである。例えば、(1)調節部は、測光領域の位置を徐々に変えて、測定バラツキが所定の範囲に収まる測光領域を見つける。(2)測光領域の位置を変えても、測定バラツキが所定の範囲に収まらない場合、測光領域の大きさを少し広くし、かつ、測光領域の位置を徐々に変えて、測定バラツキが所定の範囲に収まる測光領域を見つける。(3)これでも、測定バラツキが所定の範囲に収まらない場合、(2)を繰り返す。また、例えば、調節部は、測光領域の大きさを徐々に広くして、測定バラツキが所定の範囲に収まる測光領域を見つけるようにしてもよい。調節部は、第1処理を、複数の測光領域のそれぞれに対して実行する。従って、本発明の第1局面に係る二次元測色装置では、測定バラツキをなくすために、比較的大きな測光領域を二次元測色装置に予め設定する必要がない。よって、測光領域を過度に大きくすることなく、測光量の測定精度を向上させることができる。
上記構成において、前記調整部は、前記測光領域内の前記複数の色の正規化されたサブピクセルのそれぞれの大きさを用いて、前記測定バラツキを算出する。
測定バラツキの定義の仕方は、数多くあり、上記大きさを用いて定義することができる。例えば、以下の式で定義されるΔ%が、測定バラツキである。このΔ%は、色度の測定バラツキの定義の第1例である。
Δ%={Max(Δr、Δg、Δb)−Min(Δr、Δg、Δb)}÷Max(Δr、Δg、Δb)
ここで、Δr、Δg、Δbは、以下の式で表される(正規化される)。
Δr=R_mes÷(m×R_ref)
Δg=G_mes÷(m×G_ref)
Δb=B_mes÷(m×B_ref)
Max(Δr、Δg、Δb)は、Δr、Δg、Δbのうちの最大値を示す。Min(Δr、Δg、Δb)は、Δr、Δg、Δbのうちの最小値を示す。mは、測定領域内の第2画素(すなわち、測定領域を構成する第2画素)の数である。R_mesは、測光領域内の赤色サブピクセルの大きさである。R_refは、1つの第2画素に含まれる赤色サブピクセルの大きさである。G_mesは、測光領域内の緑色サブピクセルの大きさである。G_refは、1つの第2画素に含まれる緑色サブピクセルの大きさである。B_mesは、測光領域内の青色サブピクセルの大きさである。B_refは、1つの第2画素に含まれる青色サブピクセルの大きさである。
上記構成において、前記調節部は、前記第1処理として、前記測光領域内の前記複数の色のサブピクセルの数の比が、前記第2画素を構成する前記複数の色のサブピクセルの数の比と同じになるように、前記測光領域を調節する。
この構成によれば、測光領域内の複数の色のサブピクセルの数の比が、第2画素を構成する複数の色のサブピクセルの数の比と同じになるので、測定バラツキをゼロにすることができる。例えば、第2画素が、1つの赤色サブピクセル、1つの緑色サブピクセル、および、1つの青色サブピクセルで構成される場合、調節部は、測光領域内において、赤色サブピクセルの数:緑色サブピクセルの数:青色サブピクセルの数の比が、1:1:1となるように、測光領域を調節する。言い換えれば、測光領域内の第2画素の数が整数mの場合、調節部は、赤色サブピクセル、緑色サブピクセル、青色サブピクセルの数が、いずれも整数mとなるように、測光領域を調節する。例えば、第2画素が、1つの赤色サブピクセル、2つの緑色サブピクセル、1つの青色サブピクセルで構成される場合、調節部は、測光領域内において、赤色サブピクセルの数:緑色サブピクセルの数:青色サブピクセルの数の比が、1:2:1となるように、測光領域を調節する。言い換えれば、測光領域内の第2画素の数が整数mの場合、調節部は、赤色サブピクセル、青色サブピクセルの数がいずれも整数m、緑色サブピクセルの数が整数2mとなるように、測光領域を調節する。
上記構成において、前記複数の色のサブピクセルのそれぞれについて、前記二次元撮像部上での座標を算出する座標算出部をさらに備え、前記測光領域は、前記二次元撮像部上での座標を用いて表されており、前記調節部は、前記座標を用いて、前記測光領域内の前記複数の色のサブピクセルのそれぞれの大きさを算出する。
測光領域は、二次元撮像部上での座標を用いて表されている。二次元撮像部上での座標によって、サブピクセルの位置を規定して、測光領域内の複数の色のサブピクセルのそれぞれの大きさを算出する。
上記構成において、前記複数の色のサブピクセルのそれぞれについて、前記二次元撮像部上での座標を算出する座標算出部をさらに備え、前記測光領域は、前記二次元撮像部上での座標を用いて表されており、前記調節部は、前記座標を用いて、前記測光領域を調節する。
測光領域は、二次元撮像部上での座標を用いて表されている。二次元撮像部上での座標によって、サブピクセルの位置を規定し、調節部は、測光領域内の複数の色のサブピクセルのそれぞれの数を算出する。これにより、調節部は、測光領域内の複数の色のサブピクセルの数の比が、第2画素を構成する複数の色のサブピクセルの数の比と同じになるように、測光領域を調節することができる。
上記構成において、前記二次元撮像部は、1つの色のサブピクセルを用いて原色画像が表示された前記カラーディスプレイ画面を撮像する第2処理を、前記複数の色のサブピクセルのそれぞれについて実行し、前記座標算出部は、前記二次元撮像部が前記原色画像を撮像したときに前記二次元撮像部が出力した原色画像情報信号の波形を基にして、前記原色画像の表示に用いたサブピクセルについて、前記二次元撮像部上での座標を算出する第3処理を、前記複数の色のサブピクセルのそれぞれについて実行する。
この構成によれば、解像度が高くない二次元撮像部であっても、サブピクセルの座標を算出することができる。例えば、あるサブピクセルに対応する第1画素が、8番目の第1画素の40%、9番目の第1画素の100%、および、10番目の第1画素の70%に対応する場合、これらの第1画素からの信号の波形を基にすれば、そのサブピクセルの座標を求めることができる(座標(8.4〜10.7))。
上記構成において、前記調整部は、前記測光領域に対応する前記測定領域の測光量と、前記測光領域より広い大きさを有する拡大測光領域に対応する拡大測定領域の測光量と、を用いて、前記測定バラツキを算出する。
測定バラツキの定義の仕方は、数多くあり、測定領域の測光量と拡大測定領域の測光量とを用いて定義することができる。例えば、以下の式で定義されるΔが、測定バラツキである。このΔは、色度の測定バラツキの定義の第2例である。
Δ=Max(|Δx|、|Δy|)
Max(|Δx|、|Δy|)は、|Δx|、|Δy|のうち、大きい方を示す。Δx、Δyは、以下の式で表される。
Δx=x_cal−x_true
Δy=y_cal−y_true
x_true、y_trueは、拡大測光領域に対応する拡大測定領域を用いて算出された真の色度xyである。拡大測光領域とは、色度(測光量)の測定バラツキが発生しないように、当初の測光領域(測定領域と対応させて設定した調節前の測光領域)より広い大きさを有する。測光領域の大きさが広くなるに従って、色度の測定バラツキが小さくなり、測光領域の大きさがある程度大きくなると(例えば、1000個×1000個の第2画素で構成される測定領域に対応する測光領域)、色度の測定バラツキがなくなる。拡大測定領域とは、拡大測光領域に対応しており、例えば、上述したような、1000個×1000個の第2画素で構成される測定領域である。
x_cal、y_calは、通常の測定領域(すなわち、カラーディスプレイ画面を測色する際に設定される測定領域)に対応する測光領域を用いて算出された色度xy(測光量)である。
上記構成において、前記所定の範囲が入力される入力部をさらに備える。
この構成によれば、測定者が所定の範囲を決定することができる。
上記構成において、前記調節部が前記第1処理をして調節した前記測光領域に対応する前記測定領域の測光量を基にして、前記測定領域の測色値を算出する第4処理を前記複数の測定領域のそれぞれに対して実行する第1算出部をさらに備える。
この構成によれば、測定精度が向上された測光量を基にして、測色値を算出するので、測色値の精度を向上することができる。
上記構成において、前記調節部が前記第1処理をして調節した前記測光領域に対応する前記測定領域の測光量を基にして、前記測定領域の輝度値を算出する第5処理を前記複数の測定領域のそれぞれに対して実行する第2算出部をさらに備える。
この構成によれば、測定精度が向上された測光量を基にして、輝度値を算出するので、輝度値の精度を向上することができる。
本発明の第2局面に係る二次元測色方法は、二次元に配置された第1画素を有する二次元撮像部を備える二次元測色装置を用いて、カラーディスプレイ画面内の複数の測定領域を測色する二次元測色方法であって、2以上の前記第1画素を含む複数の測光領域を、前記複数の測定領域に対応させて設定し、前記測光領域に対応する前記測定領域の測光量について、前記二次元測色装置と前記カラーディスプレイ画面との位置関係による測定バラツキが所定の範囲に収まるように、前記測光領域を調節する第1処理を、前記複数の測光領域のそれぞれに対して実行するステップを備える。
本発明の第2局面に係る二次元測色方法は、本発明の第1局面に係る二次元測色装置を方法の観点から規定しており、本発明の第1局面に係る二次元測色装置と同様の作用効果を有する。
本発明によれば、測光領域を過度に大きくすることなく、測光量の測定精度を向上させることができる。
図5の二次元測色装置に内蔵されている二次元撮像素子の一例の部分平面図である。 図5のDUTに備えられるDUT画面の一例の部分平面図である。 図1に示す二次元撮像素子に図2に示すDUT画面が結像された状態を示す平面図である。 図3において、測光領域が設定された状態を示す平面図である。 被測定対象となるカラーディスプレイ(DUT)と二次元測色装置との関係を示す図である。 DUT画面の平面の模式図である。 実施形態に係る二次元測色装置の構成を示すブロック図である。 光学フィルターの一例を示す模式図である。 DUT画面を構成する第2画素のタイプ1を示す模式図である。 DUT画面を構成する第2画素のタイプ2を示す模式図である。 実施形態に係る二次元測色装置によって測色されるDUT画面の一例の部分平面図である。 二次元撮像素子の一例の部分平面図である。 図11に示す二次元撮像素子に図10に示すDUT画面が結像された状態を示す平面図である。 図12に対して、ターゲット座標を示す線が追加された状態を示す平面図である。 実施形態の第1態様を説明するフローチャートの前半である。 実施形態の第1態様を説明するフローチャートの後半である。 図12において、赤色サブピクセルのみが点灯された状態を示す平面図である。 図15に示す赤色サブピクセルと、x座標と、y座標との関係を説明する説明図である。 赤色サブピクセルについて、二次元撮像素子上のx座標の算出方法を説明する説明図である。 図12において、緑色サブピクセルのみが点灯された状態を示す平面図である。 図18に示す緑色サブピクセルと、x座標と、y座標との関係を説明する説明図である。 図12において、青色サブピクセルのみが点灯された状態を示す平面図である。 図20に示す青色サブピクセルと、x座標と、y座標との関係を説明する説明図である。 実施形態の第2態様を説明するフローチャートである。 実施形態の第3態様を説明するフローチャートである。 測光領域の設定位置と測光領域内の各色のサブピクセルの数との関係を説明する説明図である。 LCDの分光放射輝度を示すグラフである。 OLEDの分光放射輝度を示すグラフである。 色度の測定バラツキと測光領域内の第2画素の数との関係を示すグラフである。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。まず、実施形態に係る二次元測色装置300の構成について説明する。図5を参照して、DUT画面1には、所定の色の画像(例えば、赤色画像、緑色画像、青色画像)が表示される。二次元測色装置300の測定対象は、DUT画面1(カラーディスプレイ画面の一例)である。二次元測色装置300は、測定者の指示に基づいて、DUT画面1に複数の測定領域を設定し、複数の測定領域を同時に測色する。図6は、DUT画面1の平面の模式図である。ここでは、DUT画面1に、例えば、25個の測定領域15が設定されている。
測定領域と測光領域とについて説明する。図1は、図5の二次元測色装置300に内蔵されている二次元撮像素子3の一例の部分平面図である。言い換えれば、図1は、二次元撮像素子3の一部分を拡大した平面図である。二次元撮像素子3において、第1画素31は、マトリクス状に配置されている。この図は、二次元撮像素子3の全体でなく、一部分を示しており、水平方向(x方向)の画素数が28、垂直方向(y方向)の画素数が24である。二次元撮像素子3の全体では、水平方向、垂直方向の画素数は、もっと多く、例えば、水平方向の画素数が1000、垂直方向の画素数が800である。
図2は、図5のDUTに備えられるDUT画面1の一例の部分平面図である。言い換えれば、図2は、DUT画面1の一部分を拡大した平面図である。図1と図2とにおいて、二次元撮像素子3とDUT画面1とがほぼ同じ大きさに描かれているが、実際の両者のサイズは大きく異なる。例えばDUT画面1が、55インチのテレビの場合、水平方向の表示サイズは、1217mmであり、垂直方向の表示サイズは、684mmである。二次元撮像素子3が、1インチのサイズのCCDの場合、水平方向の撮像サイズは、22mmであり、垂直方向の撮像サイズは、12mmである。図2は、垂直方向に同じ色が並んだ構造を持つDUT画面1において、第2画素13を構成するサブピクセル11を、赤色サブピクセル11−r、緑色サブピクセル11−g、青色サブピクセル11−bで示している。
図2に示すDUT画面1は、垂直方向に同じ色のサブピクセル11が並び、水平方向に沿って、RGBの順番で配列されたサブピクセル11を備える。サブピクセル11は、赤色、緑色、青色の順番で繰り返し並んでいる。一組の赤色サブピクセル11−r、緑色サブピクセル11−g、青色サブピクセル11−bによって、1つの第2画素13が構成される。
図3は、図1に示す二次元撮像素子3に図2に示すDUT画面1が結像された状態を示す平面図である。図3には、二次元撮像素子3、DUT画面1の全体でなく、一部分が示されている。二次元測色装置300は、DUT画面1の全体を撮像する必要があるので、二次元撮像素子3は、通常、DUT画面1より大きくなるように設定されている。尚、この図では、二次元撮像素子3の第1画素31は、DUT画面1の第2画素13より小さい状態を示しているが、逆であっても構わない。
図4は、図3において、測光領域33が設定された状態を示す平面図である。
測定領域とは、測定者が測りたいDUT画面1上の位置であり、DUT画面1上の座標(DUT画面1上の第2画素13の位置)によって定められる。測定領域内の第2画素13の数は整数となる。
測光領域33とは、測色装置が実際に測定する領域である。二次元測色装置300の場合、測光領域33は、二次元撮像素子3上の座標(二次元撮像素子3上の第1画素31の位置)によって定められる。例えば、図4に示す例では、第1画素31の座標(6,5)、第1画素31の座標(23,5)、第1画素31の座標(6,21)、および、第1画素31の座標(23,21)で規定される領域が、測光領域33とされている。測光に使用される第1画素31の数(測光領域33を構成する第1画素31の数)は、306(=水平方向18画素×垂直方向17画素)である。
二次元測色装置300の場合、図4を参照して、水平方向において、赤色サブピクセル11−rの数が3、緑色サブピクセル11−gの数が2.2、青色サブピクセル11−bの数が3となる。よって、測光領域33内の第2画素13の数は、2.73(≒(3+2.2+3)/3)となり、測光領域33内の第2画素13の数は、必ずしも整数にならない。
以上の説明から分かるように、測光領域33内の第2画素13の数は、整数にならない。言い換えれば、赤色サブピクセル11−rの数と、緑色サブピクセル11−gの数と、青色サブピクセル11−bの数とは、等しくならない。このような事象が発生するのは、測定領域と測光領域33の位置が一致しないからである。二次元測色装置300の場合、二次元撮像素子3の第1画素31のサイズと二次元撮像素子3上に結像した、DUT画面1の第2画素13のサイズとが異なるからである。測光領域33内の第2画素13の数が整数にならないという事は、課題で説明したように、二次元測色装置300とDUT画面1の位置関係による測定バラツキが発生することを意味する。
図7は、二次元測色装置300の構成を示すブロック図である。二次元測色装置300は、光学レンズ301と、光学フィルター302と、二次元撮像素子3と、信号処理部303と、A/D変換部304と、演算処理部305と、通信部306と、を備える。光学レンズ301は、DUT画面1の全体からの光Lを収束する。光学レンズ301で収束された光Lは、光学フィルター302を介して、二次元撮像素子3で受光される。
二次元撮像素子3は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)、または、CMOS(Complementary MOS)であり、二次元領域を測定範囲とする光学センサーである。二次元撮像素子3は、光学フィルター302を介して光Lを受光することにより、DUT画面1の全体に表示された所定の色の画像を撮影し、撮影した画像の情報を示す電気信号(画像情報信号SG)を出力する。画像情報信号SGは、DUT画面1に複数の原色が同時に表示された場合、カラー画像情報信号であり、DUT画面1に原色(例えば、赤)が表示された場合、原色画像情報信号である。
光学フィルター302について、図8を参照して説明する。図8は、光学フィルター302の一例を示す模式図である。光学フィルター302は、X成分を透過するXフィルター302a、Y成分を透過するYフィルター302b、Z成分を透過するZフィルター302c、および、これらのフィルターを保持する円盤型のホルダー302dを備える回転式フィルターである。ホルダー302dには、円周方向に等間隔で4つの貫通口部302e,302f,302g,302hが形成されている。貫通口部302eには、Xフィルター302aが嵌められており、貫通口部302eを通過する光Lは、Xフィルター302aを通過する。貫通口部302fには、Yフィルター302bが嵌められており、貫通口部302fを通過する光Lは、Yフィルター302bを通過する。貫通口部302gには、Zフィルター302cが嵌められており、貫通口部302gを通過する光Lは、Zフィルター302cを通過する。貫通口部302hには、フィルターが嵌められていないので、貫通口部302hを通過する光Lは、フィルターを通過しない。
第1画素31の分光感度とXフィルター302aとの合成分光応答度が、CIE1931で規定されたx(λ)になるように、Xフィルター302aは設定されている。第1画素31の分光感度とYフィルター302bとの合成分光応答度が、CIE1931で規定されたy(λ)になるように、Yフィルター302bは設定されている。第1画素31の分光感度とZフィルター302cとの合成分光応答度が、CIE1931で規定されたz(λ)になるように、Zフィルター302cは設定されている。ホルダー302dは、不図示の回転機構により回転させられ、Xフィルター302a、Yフィルター302b、Zフィルター302cの位置を、二次元撮像素子3と対向する位置に、順番に切り替えることができる。二次元撮像素子3は、これと対向する位置にあるフィルターを透過した光Lを受光する。
光学フィルター302と二次元撮像素子3とにより、二次元撮像部310が構成される。二次元撮像部310は、第1画素31が二次元に配置された構造を有し、DUT画面1(カラーディスプレイ画面の一例)に表示された所定の色の画像を撮像する。
信号処理部303は、二次元撮像素子3から出力された画像情報信号SGに対して、公知の信号処理をする回路。例えば、二次元撮像素子3がCCDの場合、信号処理部303は、CDS(Correlated Double Sampling)を備え、CDSが画像情報信号SGからリセットノイズを除去する。
A/D変換部304は、信号処理部303で信号処理がされた画像情報信号SGを、アナログからデジタルに変換する回路である。
演算処理部305は、色度、輝度の測定に必要な各種の設定、演算を実行する。演算処理部305は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、および、ROM(Read Only Memory)等によって実現されるマイクロコンピュータである。演算処理部305は、機能ブロックとして、画像記憶部307、調節部308、座標算出部309、座標記憶部310、第1算出部311、および、第2算出部312を備える。これらについては後で説明する。
なお、演算処理部305の機能の一部又は全部は、CPUによる処理に替えて、又は、これと共に、DSP(Digital Signal Processor)による処理によって実現されてもよい。又、同様に、演算処理部305の機能の一部又は全部は、ソフトウェアによる処理に替えて、又は、これと共に、専用のハードウェア回路による処理によって実現されてもよい。
通信部306は、二次元測色装置300の外部のPC(Personal Computer)400と通信する通信インターフェイスである。測定者は、PC400を操作することにより、二次元測色装置300に対して、DUT画面1の測色に必要な各種設定(例えば、測定領域15の中心位置の指定、測定領域15の数)、測色を実行する命令等をする。
DUT画面1を構成する第2画素13には、様々なタイプがある。ここでは、2つのタイプについて説明する。図9Aは、DUT画面1を構成する第2画素13のタイプ1を示す模式図である。図9Bは、DUT画面1を構成する第2画素13のタイプ2を示す模式図である。図9Aを参照して、第2画素13のタイプ1は、1つの赤色サブピクセル11−rと、1つの緑色サブピクセル11−gと、1つの青色サブピクセル11−bとにより構成される。図9Bを参照して、第2画素13のタイプ2は、1つの赤色サブピクセル11−rと、2つの緑色サブピクセル11−gと、1つの青色サブピクセル11−bとにより構成される。
図6で説明したように、測定者は、DUT画面1に複数の測定領域15を指定する。二次元測色装置300は、これを基にして、ターゲット座標を算出する。ターゲット座標は、二次元撮像素子3上の座標であり、ターゲット座標を基にして測光領域33(図4)が決められる。ターゲット座標の算出について説明する。図10は、実施形態に係る二次元測色装置300によって測色されるDUT画面1の一例の部分平面図である。この図には、25個の第2画素13が示されている。x方向(水平方向)の第2画素13の数が5個であり、y方向(垂直方向)の第2画素13の数が5個である。DUT画面1の全体では、第2画素13の数は、例えば、2703600(=1920×1080)である。第2画素13は、図9Aに示すタイプ1である。x方向に並ぶ数字1〜5は、DUT画面1上でのx座標の値を示している。y方向に並ぶ数字1〜5は、DUT画面1上でのy座標の値を示している。
測定者は、PC400(図7)を操作して、測定ポイントとなる第2画素13の座標(測定領域15の中心位置)を指定する。例えば、座標(3,3)に位置する第2画素13が指定されたとする。演算処理部305は、この第2画素13を中心として、測定領域15を設定する。測定領域15を構成する第2画素13の数が、例えば、9個に設定されているとする。演算処理部305は、指定された第2画素13を含み、この第2画素13を中心にして、9個の第2画素13で構成される測定領域15を設定する。ここでは、座標(2,2)の第2画素13、座標(3,2)の第2画素13、座標(4,2)の第2画素13、座標(2,3)の第2画素13、座標(3,3)の第2画素13、座標(4,3)の第2画素13、座標(2,4)の第2画素13、座標(3,4)の第2画素13、および、座標(4,4)の第2画素13で構成される測定領域15が設定される。
図11は、二次元撮像素子3の一例の部分平面図である。この図に示す二次元撮像素子3は、図1に示す二次元撮像素子3と同じ構成である。x方向に並ぶ数字1〜46は、二次元撮像素子3上でのx座標の値を示している。y方向に並ぶ数字1〜46は、二次元撮像素子3上でのy座標の値を示している。実際には、二次元撮像素子3を構成する第1画素31の数は、例えば、8294400(=3840×2160)である。図11は、図10と対応させており、2500個(=50×50)の第1画素31が示されている。
図12は、図11に示す二次元撮像素子3に図10に示すDUT画面1が結像された状態を示す平面図である。図13は、図12に対して、測定領域15の中心座標を示すターゲット座標を示す線が追加された状態を示す平面図である。測定者が指定した、測定ポイントとなる第2画素13のみ点灯される(赤色サブピクセル11−r、緑色サブピクセル11−g、青色サブピクセル11−bが点灯されるので、白色点が表示される)。二次元撮像素子3は、この状態のDUT画面1の画像を撮像し、演算処理部305は、この画像を用いて、ターゲット座標を算出する。測定ポイントが、座標(3,3)で示す第2画素13の場合、ターゲット座標は、この第2画素13の中心に対応する座標である。ここでは、ターゲット座標(Target_x,Target_y)が、例えば、(28.4,24.0)とする。
なお、測定ポイントとなる第2画素13を含むx方向に並ぶ第2画素13が点灯され、かつ、この第2画素13を含むy方向に並ぶ第2画素13が点灯された状態の画像(x方向に延びる白ラインとy方向に延びる白ラインとが表示された画像)を用いて、ターゲット座標が算出されてもよい。x方向に延びる白ラインとy方向に延びる白ラインとの交点がターゲット座標となる。
図4、図5および図6を参照して、測定者は、DUT画面1に複数の測定領域15を設定し、二次元測色装置300は、複数の測定領域15のそれぞれに対応する複数の測光領域33(図4)を設定し、複数の測定領域15のそれぞれの測光量(例えば、色度)を測定する。上述したように、測光領域33内の第2画素13の数は、必ずしも整数にならないので、これが、二次元測色装置300とDUT画面1との位置関係による測光量の測定バラツキ(以下、「測光量の測定バラツキ」と記載する)が発生する原因となる。調節部308(図7)は、測定領域15の測光量の測定バラツキが所定の範囲に収まるように、測光領域33を調節する第1処理を、複数の測光領域33のそれぞれに対して実行する。測光量の測定バラツキを所定の範囲に収めるやり方として、実施形態では、第1態様〜第3態様がある。測光量として、色度を例にして説明する。複数の測光領域33のうち、1つを例にして説明するが、他の測光領域33についても同様である。
実施形態の第1態様から説明する。実施形態の第1態様は、色度の測定バラツキとして、以下の式で示す測定バラツキΔ%を用いる。このΔ%は、色度の測定バラツキの定義の第1例である。
Δ%={Max(Δr、Δg、Δb)−Min(Δr、Δg、Δb)}÷Max(Δr、Δg、Δb)・・・式1
ここで、Δr、Δg、Δbは、以下の式で表される。
Δr=R_mes÷(m×R_ref)・・・式2
Δg=G_mes÷(m×G_ref)・・・式3
Δb=B_mes÷(m×B_ref)・・・式4
Max(Δr、Δg、Δb)は、Δr、Δg、Δbのうちの最大値を示す。Min(Δr、Δg、Δb)は、Δr、Δg、Δbのうちの最小値を示す。mは、測定領域15(図10)内の第2画素13(すなわち、測定領域15を構成する第2画素13)の数である。mは、演算処理部305に予め設定されていてもよいし、測定者がPC400を操作して、演算処理部305に設定できるようにしてもよい。ここでは、測定領域15を構成する第2画素13の数mが、9を例にして説明する。
R_mesは、測光領域33内の赤色サブピクセル11−rの大きさである。R_refは、1つの第2画素13に含まれる赤色サブピクセル11−rの大きさである。G_mesは、測光領域33内の緑色サブピクセル11−gの大きさである。G_refは、1つの第2画素13に含まれる緑色サブピクセル11−gの大きさである。B_mesは、測光領域33内の青色サブピクセル11−bの大きさである。B_refは、1つの第2画素13に含まれる青色サブピクセル11−bの大きさである。
図14Aおよび図14Bは、実施形態の第1態様を説明するフローチャートである。図7および図8を参照して、図14AのステップS1〜ステップS6の処理をするために、測定者は、ホルダー302dを回転させて、光学レンズ301と二次元撮像素子3との間に貫通口部302hを位置させる。貫通口部302hには、フィルターが配置されていない。二次元測色装置300は、DUT画面1の全体に赤色が表示された状態で、DUT画面1の画像(以下、赤色画像)を撮像し、記憶する(図14AのステップS1)。詳しくは、以下の通りである。
DUT画面1に赤色(原色)を表示する場合、DUTは、赤色サブピクセル11−rのみを点灯させる。図15は、図12において、赤色サブピクセル11−rのみが点灯された状態を示す平面図である。図7および図15を参照して、二次元撮像素子3は、DUT画面1の全体が赤色に表示された状態(すなわち、DUT画面1に含まれる全ての赤色サブピクセル11−rが点灯され、残りのサブピクセル11が点灯されていない状態)で、このDUT画面1の画像(赤色画像)を撮像する。これにより、二次元撮像素子3は、赤色の原色画像情報信号SGを出力する。出力された原色画像情報信号SGは、信号処理部303およびA/D変換部304で処理された後、演算処理部305に送られ、画像記憶部307に記憶される。これにより、赤色画像が、画像記憶部307に記憶される。
図7を参照して、二次元測色装置300は、DUT画面1に含まれる全ての赤色サブピクセル11−rについて、二次元撮像素子3上での座標を算出し、記憶する(図14AのステップS2)。詳しくは、以下の通りである。
座標算出部309は、ステップS1で画像記憶部307に記憶された赤色画像を読み出して、この赤色画像を用いて、DUT画面1に含まれる全ての赤色サブピクセル11−rについて、二次元撮像素子3上の座標を算出し、座標記憶部310に記憶させる。例えば、図15に示す25個の赤色サブピクセル11−rの座標は、次の通りである。
x座標:(5.8〜7.0)、(14.8〜16)、(23.9〜25.0)、(32.9〜34)、(42〜43.1)
y座標:(4.1〜6.0)、(12.7〜14.6)、(20.3〜22.2)、(27.0〜28.9)、(35.4〜37.3)
x座標とy座標との組合せによって、赤色サブピクセル11−rの座標が表される。図16は、図15に示す赤色サブピクセル11−rと、x座標と、y座標との関係を説明する説明図である。例えば、図15の一番左上の赤色サブピクセル11−rは、x座標が(5.8〜7.0)、y座標が(4.1〜6.0)で規定される位置にある。
二次元撮像素子3上の座標の算出方法の一例について説明する。図17は、赤色サブピクセル11−rについて、二次元撮像素子3上のx座標の算出方法を説明する説明図である。x方向に1番目〜14番目の第1画素31が並んでいる。x方向には、図2に示すような緑色サブピクセル11−g、青色サブピクセル11−b、赤色サブピクセル11−r、緑色サブピクセル11−gの順に並んでいる。信号SGの波形は、赤色サブピクセル11−rのみが点灯された状態で、二次元撮像素子3から出力された原色画像情報信号SGの波形を示している。
8番目の第1画素31の一部に赤色の光が入射し、9番目の第1画素31の全体に赤色の光が入射し、10番目の第1画素31の一部に赤色の光が入射し、これにより、8番目の第1画素31から出力される原色画像情報信号SGの強度が、9番目の第1画素31から出力される原色画像情報信号SGの強度の40%、10番目の第1画素31から出力される原色画像情報信号SGの強度が、9番目の第1画素31から出力される原色画像情報信号SGの強度の70%とする。この場合、赤色サブピクセル11−rのx座標は(8.4〜10.7)とされる。赤色サブピクセル11−rのy座標も同様の方法で求めることができる。緑色サブピクセル11−gのxy座標、青色サブピクセル11−bのxy座標も同様の方法で求めることができる。
以上説明したように、二次元撮像素子3は、1つの色のサブピクセル11を用いて原色画像が表示されたDUT画面1を撮像する第2処理を、複数の色のサブピクセル11(赤色サブピクセル11−r、緑色サブピクセル11−g、青色サブピクセル11−b)のそれぞれについて実行する。座標算出部309は、二次元撮像素子3が原色画像を撮像したときに二次元撮像素子3が出力した原色画像情報信号SGの波形を基にして、原色画像の表示に用いたサブピクセル11について、二次元撮像素子3上での座標を算出する第3処理を、複数の色のサブピクセル11のそれぞれについて実行する。以下に、緑、青の場合について説明する。
図7を参照して、二次元測色装置300は、DUT画面1の全体に緑色が表示された状態で、DUT画面1の画像(以下、緑色画像)を撮像し、記憶する(図14AのステップS3)。詳しくは、以下の通りである。
DUT画面1に緑色(原色)を表示する場合、DUTは、緑色サブピクセル11−gのみを点灯させる。図18は、図12において、緑色サブピクセル11−gのみが点灯された状態を示す平面図である。図7および図18を参照して、二次元撮像素子3は、DUT画面1の全体が緑色に表示された状態(すなわち、DUT画面1に含まれる全ての緑色サブピクセル11−gが点灯され、残りのサブピクセル11が点灯されていない状態)で、このDUT画面1の画像(緑色画像)を撮像する。これにより、二次元撮像素子3は、緑色の原色画像情報信号SGを出力する。出力された原色画像情報信号SGは、信号処理部303およびA/D変換部304で処理された後、演算処理部305に送られ、画像記憶部307に記憶される。れにより、緑色画像が、画像記憶部307に記憶される。
図7を参照して、二次元測色装置300は、DUT画面1に含まれる全ての緑色サブピクセル11−gについて、二次元撮像素子3上での座標を算出し、記憶する(図14AのステップS4)。詳しくは、以下の通りである。
座標算出部309は、ステップS3で画像記憶部307に記憶された緑色画像を読み出して、この緑色画像を用いて、DUT画面1に含まれる全ての緑色サブピクセル11−gについて、二次元撮像素子3上の座標を算出し、座標記憶部310に記憶させる。例えば、図18に示す25個の緑色サブピクセル11−gの座標は、次の通りである。
x座標:(10.4〜14.0)、(19.4〜23.0)、(28.4〜32.0)、(37.4〜41.0)、(46.4〜50.0)
y座標:(4.1〜6.0)、(12.7〜14.6)、(20.3〜22.2)、(27.0〜28.9)、(35.4〜37.3)
x座標とy座標との組合せによって、緑色サブピクセル11−gの座標が表される。図19は、図18に示す緑色サブピクセル11−gと、x座標と、y座標との関係を説明する説明図である。例えば、図18の一番左上の緑色サブピクセル11−gは、x座標が(10.4〜14.0)、y座標が(4.1〜6.0)で規定される位置にある。座標の算出方法は、赤色サブピクセル11−rの座標の算出方法と同じである。
図7を参照して、二次元測色装置300は、DUT画面1の全体に青色が表示された状態で、DUT画面1の画像(以下、青色画像)を撮像し、記憶する(図14AのステップS5)。詳しくは、以下の通りである。
DUT画面1に青色(原色)を表示する場合、DUTは、青色サブピクセル11−bのみを点灯させる。図20は、図12において、青色サブピクセル11−bのみが点灯された状態を示す平面図である。図7および図20を参照して、二次元撮像素子3は、DUT画面1の全体が青色に表示された状態(すなわち、DUT画面1に含まれる全ての青色サブピクセル11−bが点灯され、残りのサブピクセル11が点灯されていない状態)で、このDUT画面1の画像(青色画像)を撮像する。これにより、二次元撮像素子3は、青色の原色画像情報信号SGを出力する。出力された原色画像情報信号SGは、信号処理部303およびA/D変換部304で処理された後、演算処理部305に送られ、画像記憶部307に記憶される。これにより、青色画像が、画像記憶部307に記憶される。
図7を参照して、二次元測色装置300は、DUT画面1に含まれる全ての青色サブピクセル11−bについて、二次元撮像素子3上での座標を算出し、記憶する(図14AのステップS6)。詳しくは、以下の通りである。
座標算出部309は、ステップS5で画像記憶部307に記憶された青色画像を読み出して、この青色画像を用いて、DUT画面1に含まれる全ての青色サブピクセル11−bについて、二次元撮像素子3上の座標を算出し、座標記憶部310に記憶させる。例えば、図20に示す25個の青色サブピクセル11−bの座標は、次の通りである。
(a)x座標:(6.1〜12.8)、(17.1〜23.8)、(23.9〜30.6)、(34.1〜40.8)、(40.9〜47.6)
(b)y座標:(8.4〜10.3)、(23.6〜25.5)、(39.0〜40.9)
(c)x座標:(8.1〜14.8)、(14.9〜21.6)、(26.2〜32.9)、(33.0〜39.7)、(43.2〜49.9)
(d)y座標:(16.1〜18.0)、(31.2〜33.1)
(a)に示すx座標と(b)に示すy座標との組合せによって、青色サブピクセル11−bの座標が表され、(c)に示すx座標と(d)に示すy座標との組合せによって、青色サブピクセル11−bの座標が表される。図21は、図20に示す青色サブピクセル11−bと、x座標と、y座標との関係を説明する説明図である。例えば、図20の一番左上の青色サブピクセル11−bは、x座標が(6.1〜12.8)、y座標が(8.4〜10.3)で規定される位置にある。座標の算出方法は、赤色サブピクセル11−rの座標の算出方法と同じである。
図7を参照して、測定者は、PC400(入力部の一例)を操作して、測定バラツキΔ%の上限値を二次元測色装置300に入力する(図14AのステップS7)。これにより、演算処理部305は、測定バラツキΔ%の上限値を調節部308に設定する。二次元測色装置300は、測定バラツキΔ%の値が、0%からこの上限値の範囲(所定の範囲の一例)に収まるように、測光領域33を調節する。なお、測定バラツキΔ%の上限値が、調節部308に予め設定されている場合、この入力は、不要である。
測定者は、PC400を操作して、DUT画面1に複数の測定領域15(図6)を設定する。調節部308は、複数の測定領域15のそれぞれについて、ターゲット座標を算出する(図14BのステップS8)。ここでは、複数の測定領域15のうち、図13に示す座標(3,3)の第2画素13を中心にした9個の第2画素13で構成される測定領域15を例にして説明する。この測定領域15に関するターゲット座標は、上述したように、(28.4,24.0)である。
調節部308は、赤色サブピクセル11−rの測光領域33、すなわち、赤色サブピクセル11−rの測光に用いられ、ターゲット座標を含む測光領域33を設定する(図14BのステップS9)。これは、ターゲット座標と、測定領域15を構成する第2画素13の数(ここでは、9個)と、赤色サブピクセル11−rの座標(図14AのステップS2)と、を基にして設定される。ここでは、例えば、図15に示すように、座標(15,13)、座標(34,13)、座標(15,29)、座標(34,29)で規定される測光領域33−rが設定されたとする。
調節部308は、緑色サブピクセル11−gの測光領域33、すなわち、緑色サブピクセル11−gの測光に用いられ、ターゲット座標を含む測光領域33を設定する(図14BのステップS10)。これは、ターゲット座標と、測定領域15を構成する第2画素13の数(ここでは、9個)と、緑色サブピクセル11−gの座標(図14AのステップS4)と、を基にして設定される。ここでは、例えば、図18に示すように、座標(19,13)、座標(41,13)、座標(19,29)、座標(41,29)で規定される測光領域33−gが設定されたとする。
調節部308は、青色サブピクセル11−bの測光領域33、すなわち、青色サブピクセル11−bの測光に用いられ、ターゲット座標を含む測光領域33を設定する(図14BのステップS11)。これは、ターゲット座標と、測定領域15を構成する第2画素13の数(ここでは、9個)と、青色サブピクセル11−bの座標(図14AのステップS6)と、を基にして設定される。ここでは、例えば、図20に示すように、座標(15,16)、座標(41,16)、座標(15,33)、座標(41,33)で規定される測光領域33−bが設定されたとする。
調節部308は、Δrを算出する(図14BのステップS12)。上述したように、Δrは、式2で表される。R_refは、1つの第2画素13に含まれる赤色サブピクセル11−rの大きさである。R_refは、座標記憶部310に記憶されている赤色サブピクセル11−rの座標を基にして求めることができる。調節部308は、例えば、図16の赤色サブピクセル11−rのうち、中央に位置する赤色サブピクセル11−rに着目して、R_refを求める。R_refは、2.09(=(25.0−23.9)×(22.2−20.3))。
R_mesは、ステップS9で設定された測光領域33(図15に示す測光領域33−r)に位置する赤色サブピクセル11−rの大きさの合計である。R_mesの求め方について説明する。DUT画面1上の座標(2,2)の第2画素13に含まれる赤色サブピクセル11−rについて、測光領域33内での大きさr1は、次の通りである。
r1=(16−15)×(14.6−13)=1.6
DUT画面1上の座標(3,2)の第2画素13に含まれる赤色サブピクセル11−rについて、測光領域33内での大きさr2は、次の通りである。
r2=(25−23.9)×(14.6−13)=1.76
DUT画面1上の座標(4,2)の第2画素13に含まれる赤色サブピクセル11−rについて、測光領域33内での大きさr3は、次の通りである。
r3=(34−32.9)×(14.6−13)=1.76
DUT画面1上の座標(2,3)の第2画素13に含まれる赤色サブピクセル11−rについて、測光領域33内での大きさr4は、次の通りである。
r4=(16−15)×(22.2−20.3)=1.9
DUT画面1上の座標(3,3)の第2画素13に含まれる赤色サブピクセル11−rについて、測光領域33内での大きさr5は、次の通りである。
r5=(25−23.9)×(22.2−20.3)=2.09
DUT画面1上の座標(4,3)の第2画素13に含まれる赤色サブピクセル11−rについて、測光領域33内での大きさr6は、次の通りである。
r6=(34−32.9)×(22.2−20.3)=2.09
DUT画面1上の座標(2,4)の第2画素13に含まれる赤色サブピクセル11−rについて、測光領域33内での大きさr7は、次の通りである。
r7=(16−15)×(28.9−27)=1.9
DUT画面1上の座標(3,4)の第2画素13に含まれる赤色サブピクセル11−rについて、測光領域33内での大きさr8は、次の通りである。
r8=(25−23.9)×(28.9−27)=2.09
DUT画面1上の座標(4,4)の第2画素13に含まれる赤色サブピクセル11−rについて、測光領域33内での大きさr9は、次の通りである。
r9=(34−32.9)×(28.9−27)=2.09
R_mesは、17.28(=r1+r2+r3+r4+r5+r6+r7+r8+r9)である。
従って、Δrは、0.9186(=17.28÷(2.09×9))である。
調節部308は、Δgを算出する(図14BのステップS13)。上述したように、Δgは、式3で表される。G_refは、1つの第2画素13に含まれる緑色サブピクセル11−gの大きさである。G_refは、座標記憶部310に記憶されている緑色サブピクセル11−gの座標を基にして求めることができる。調節部308は、例えば、図19の緑色サブピクセル11−gのうち、中央に位置する緑色サブピクセル11−gに着目して、G_refを求める。G_refは、6.84(=(32.0−28.4)×(22.2−20.3))。
G_mesは、ステップS10で設定された測光領域33(図18に示す測光領域33−g)に位置する緑色サブピクセル11−gの大きさの合計である。G_mesの求め方について説明する。DUT画面1上の座標(2,2)の第2画素13に含まれる緑色サブピクセル11−gについて、測光領域33内での大きさg1は、次の通りである。
g1=(23−19.4)×(14.6−13)=5.76
DUT画面1上の座標(3,2)の第2画素13に含まれる緑色サブピクセル11−gについて、測光領域33内での大きさg2は、次の通りである。
g2=(32−28.4)×(14.6−18)=5.76
DUT画面1上の座標(4,2)の第2画素13に含まれる緑色サブピクセル11−gについて、測光領域33内での大きさg3は、次の通りである。
g3=(41−37.4)×(14.6−18)=5.76
DUT画面1上の座標(2,3)の第2画素13に含まれる緑色サブピクセル11−gについて、測光領域33内での大きさg4は、次の通りである。
g4=(23−19.4)×(22.2−20.3)=6.84
DUT画面1上の座標(3,3)の第2画素13に含まれる緑色サブピクセル11−gについて、測光領域33内での大きさg5は、次の通りである。
g5=(32−28.4)×(22.2−20.3)=6.84
DUT画面1上の座標(4,3)の第2画素13に含まれる緑色サブピクセル11−gについて、測光領域33内での大きさg6は、次の通りである。
g6=(41−37.4)×(22.2−20.3)=6.84
DUT画面1上の座標(2,4)の第2画素13に含まれる緑色サブピクセル11−gについて、測光領域33内での大きさg7は、次の通りである。
g7=(23−19.4)×(28.9−27)=6.84
DUT画面1上の座標(3,4)の第2画素13に含まれる緑色サブピクセル11−gについて、測光領域33内での大きさg8は、次の通りである。
g8=(32−28.4)×(28.9−27)=6.84
DUT画面1上の座標(4,4)の第2画素13に含まれる緑色サブピクセル11−gについて、測光領域33内での大きさg9は、次の通りである。
g9=(41−37.4)×(28.9−27)=6.84
G_mesは、58.32(=g1+g2+g3+g4+g5+g6+g7+g8+g9)である。
従って、Δgは、0.947(=58.32÷(6.84×9))である。
調節部308は、Δbを算出する(図14BのステップS14)。上述したように、Δbは、式4で表される。B_refは、1つの第2画素13に含まれる青色サブピクセル11−bの大きさである。B_refは、座標記憶部310に記憶されている青色サブピクセル11−bの座標を基にして求めることができる。調節部308は、例えば、図21の青色サブピクセル11−bのうち、中央に位置する青色サブピクセル11−bに着目して、B_refを求める。B_refは、12.73(=(30.6−23.9)×(25.5−23.6))。
B_mesは、ステップS11で設定された測光領域33(図20に示す測光領域33−b)に位置する青色サブピクセル11−bの大きさの合計である。B_mesの求め方について説明する。DUT画面1上の座標(2,2)の第2画素13に含まれる青色サブピクセル11−bについて、測光領域33内での大きさb1は、次の通りである。
b1=(21.6−15)×(17−16.1)=12.54
DUT画面1上の座標(3,2)の第2画素13に含まれる青色サブピクセル11−bについて、測光領域33内での大きさb2は、次の通りである。
b2=(32.9−26.2)×(17−16.1)=12.73
DUT画面1上の座標(4,2)の第2画素13に含まれる青色サブピクセル11−bについて、測光領域33内での大きさb3は、次の通りである。
b3=(39.7−33)×(17−16.1)=12.73
DUT画面1上の座標(2,3)の第2画素13に含まれる青色サブピクセル11−bについて、測光領域33内での大きさb4は、次の通りである。
b4=(23.8−17.1)×(25.5−23.6)=12.73
DUT画面1上の座標(3,3)の第2画素13に含まれる青色サブピクセル11−bについて、測光領域33内での大きさb5は、次の通りである。
b5=(30.6−23.9)×(25.5−23.6)=12.73
DUT画面1上の座標(4,3)の第2画素13に含まれる青色サブピクセル11−bについて、測光領域33内での大きさb6は、次の通りである。
b6=(41−34.1)×(25.5−23.6)=13.11
DUT画面1上の座標(2,4)の第2画素13に含まれる青色サブピクセル11−bについて、測光領域33内での大きさb7は、次の通りである。
b7=(21.6−15)×(33−31.2)=11.88
DUT画面1上の座標(3,4)の第2画素13に含まれる青色サブピクセル11−bについて、測光領域33内での大きさb8は、次の通りである。
b8=(32.9−26.2)×(33−31.2)=12.06
DUT画面1上の座標(4,4)の第2画素13に含まれる青色サブピクセル11−bについて、測光領域33内での大きさb9は、次の通りである。
b9=(39.7−33)×(33−31.2)=12.06
B_mesは、112.57(=b1+b2+b3+b4+b5+b6+b7+b8+b9)である。
従って、Δbは、0.9825(=112.57÷(12.73×9))である。
調節部308は、Δr、Δg、Δbおよび式1を用いて、測定バラツキΔ%を算出する(図14BのステップS15)。調節部308は、算出した測定バラツキΔ%が、ステップS7で入力された上限値以下か否かを判断する(図14BのステップS16)。調節部308は、算出した測定バラツキΔ%が、ステップS7で入力された上限値以下と判断したとき(ステップS16でYes)、赤色サブピクセル11−rの測光領域33をステップS9で設定した測光領域33に決定し、緑色サブピクセル11−gの測光領域33をステップS10で設定した測光領域33に決定し、青色サブピクセル11−bの測光領域33をステップS11で設定した測光領域33に決定する(図14BのステップS17)。
調節部308は、算出した測定バラツキΔ%が、ステップS7で入力された上限値を超えていると判断したとき(ステップS16でNo)、調節部308は、各々のサブピクセル11の測光領域33の大きさ、又は、位置を変更し(図14BのステップS9〜S11)、調節部308は、ステップS12〜S16の処理を行う。調節部308は、測定バラツキΔ%が上限値以下になるまで、ステップS9〜S16を繰り返す。このように、調節部308は、測光領域33の大きさ、又は、位置を変更し、測定バラツキΔ%が所定の範囲に収まる測光領域33を見つける。
ステップS17後、測定者は、二次元測色装置300を用いて、DUT画面1を測色する。これは、通常の測色と同様である。第1算出部311は、調節部308が第1処理(ステップS9〜ステップS17)をして調節した測光領域33に対応する測定領域15の測光量を基にして、測定領域15の測色値を算出する第4処理を複数の測定領域15のそれぞれに対して実行する。第2算出部312は、調節部308が第1処理をして調節した測光領域33に対応する測定領域15の測光量を基にして、測定領域15の輝度値を算出する第5処理を複数の測定領域15のそれぞれに対して実行する。具体的には、以下の通りである。
図7および図8を参照して、二次元測色装置300は、Xフィルター302aと二次元撮像素子3とが対向した状態で、DUT画面1に表示された白色画像を撮像し、この白色画像を基にして、複数の測定領域15のそれぞれについて測光量を算出する。同様に、二次元測色装置300は、Yフィルター302bと二次元撮像素子3とが対向した状態で、DUT画面1に表示された白色画像を撮像し、この白色画像を基にして、複数の測定領域15のそれぞれについて測光量を算出する。二次元測色装置300は、Zフィルター302cと二次元撮像素子3とが対向した状態で、DUT画面1に表示された白色画像を撮像し、この白色画像を基にして、複数の測定領域15のそれぞれについて測光量を算出する。第1算出部311は、これらの測光量を基にして、複数の測定領域15のそれぞれについて、色度(測色値)を算出する。第2算出部312は、これらの測光量を基にして、複数の測定領域15のそれぞれについて、輝度値(測色値)を算出する。
実施形態の第1態様では、1つの第2画素13に含まれる赤色サブピクセル11−rの数、緑色サブピクセル11−gの数、青色サブピクセル11−bの数が、同じ場合で説明した(いずれも1つ)。例えば、図9Bに示すように、1つの第2画素13に含まれる赤色サブピクセル11−rの数、緑色サブピクセル11−gの数、青色サブピクセル11−bの数が、同じでない場合がある。同じ場合と同じでない場合とで、Δr、Δg、Δbの算出方法が異なる(例えば、Δgの場合、mは、18であり、Δr、Δbの場合、mは、9である)。そこで、測定者がPC400を操作して、1つの第2画素13に含まれる赤色サブピクセル11−rの数、緑色サブピクセル11−gの数、青色サブピクセル11−bの数を、演算処理部305に予め設定できるようにする。または、二次元測色装置300が、1つの第2画素13に含まれる赤色サブピクセル11−rの数、緑色サブピクセル11−gの数、青色サブピクセル11−bの数を算出し、算出した数を、演算処理部305に予め設定できるようにする。これらのことは、次に説明する第2態様でも同様である。
以上説明した実施形態の第1態様は、二次元撮像素子3を構成する第1画素31の単位で、測光領域33の座標を決めていたので、測光領域33−r内の赤色サブピクセル11−rの数、測光領域33−g内の緑色サブピクセル11−gの数、測光領域33−b内の青色サブピクセル11−bの数は、必ずしも整数にならない。次に説明する実施形態の第2態様は、これらのサブピクセル11の数が整数にとなるように、測光領域33の座標を決める。実施形態の第2態様は、測光領域33内に含まれる赤色サブピクセル11−rの数、緑色サブピクセル11−gの数、青色サブピクセル11−bの数の比が、第2画素13を構成する赤色サブピクセル11−rの数、緑色サブピクセル11−gの数、青色サブピクセル11−bの数の比と同じになるように、測光領域33を調節する。これは、後で説明するように、色度の測定バラツキΔ%を0%にすることを意味する。
図22は、実施形態の第2態様を説明するフローチャートである。ステップS1〜ステップS8までは、図14Aおよび図14Bに示すステップS1〜ステップS8と同じである。
調節部308は、座標記憶部310に記憶されている赤色サブピクセル11−rの座標を基にして、赤色サブピクセル11−rの数が整数mとなる測光領域33を設定する(図22のステップS21)。この整数mは、上述したように、測定領域15内の第2画素13の数であり、整数mは、9である。ここでは、図16に示すように、x座標が(14.8〜34.0)、y座標が(12.7〜28.9)の測光領域33が設定される。
調節部308は、座標記憶部310に記憶されている緑色サブピクセル11−gの座標を基にして、緑色サブピクセル11−gの数が整数mとなる測光領域33を設定する(図22のステップS22)。ここでは、図19に示すように、x座標が(19.4〜41.0)、y座標が(12.7〜28.9)の測光領域33が設定される。
調節部308は、座標記憶部310に記憶されている青色サブピクセル11−bの座標を基にして、青色サブピクセル11−gの数が整数mとなる測光領域33を設定する(図22のステップS23)。ここでは、図21に示すように、x座標が(14.9〜40.8)、y座標が(16.1〜33.1)の測光領域33が設定される。
ちなみに、ステップS21〜ステップS23で設定された測光領域33に関して、測定バラツキΔ%を求めると、以下に示すように、0%なる。ステップS21で設定された測光領域33内に含まれる赤色サブピクセル11−rの数が9個である。R_mesは、9×R_refと等しくなる。よって、Δrは、1となる。ステップS22で設定された測光領域33内に含まれる緑色サブピクセル11−gの数が9個である。G_mesは、9×G_refと等しくなる。よって、Δgは、1となる。ステップS23で設定された測光領域33内に含まれる青色サブピクセル11−bの数が9個である。B_mesは、9×B_refと等しくなる。よって、Δbは、1となる。よって、測定バラツキΔ%は、0%となる。
実施形態の第1態様および第2態様は、測定バラツキとして、測光領域33内のサブピクセル11の大きさを基にして求めた測定バラツキΔ%を用いる。次に説明する実施形態の第3態様は、測定バラツキとして、色度誤差を基にして求めた測定バラツキΔを用いる。実施形態の第3態様で用いる測定バラツキΔは、以下の式5で示される。このΔは、色度の測定バラツキの定義の第2例である。
Δ=Max(|Δx|、|Δy|)・・・式5
Max(|Δx|、|Δy|)は、|Δx|、|Δy|のうち、大きい方を示す。Δx、Δyは、以下の式で表される。
Δx=x_cal−x_true・・・式6
Δy=y_cal−y_true・・・式7
x_true、y_trueは、拡大測光領域に対応する拡大測定領域を用いて算出された真の色度xyである。拡大測光領域とは、色度の測定バラツキが発生しないように、当初の測光領域33(測定領域15と対応させて設定した調節前の測光領域33)より広い大きさを有する。図27を用いて説明したように、測光領域33の大きさが広くなるに従って、色度の測定バラツキが小さくなる。測光領域33の大きさがある程度大きくなると(例えば、300個×300個の第2画素13で構成される測定領域15に対応する測光領域33、または、全ての第2画素13で構成される測定領域15に対応する測光領域33)、色度の測定バラツキがなくなる。
拡大測定領域とは、拡大測光領域に対応しており、例えば、上述したような、300個×300個の第2画素13で構成される測定領域、または、全ての第2画素13で構成される測定領域である。後者の場合、DUT画面1の全体が測定領域となる。
x_cal、y_calは、測定領域15(図6)に対応する測光領域33を用いて算出された色度xyである。
図23は、実施形態の第3態様を説明するフローチャートである。ステップS1〜ステップS7までは、図14Aに示すステップS1〜ステップS7と同じである。図7を参照して、二次元測色装置300は、x_true、y_trueを算出し、記憶する(図23のステップS31)。詳しくは、以下の通りである。
各3刺激値の定義を示す。
X_r:赤色表示時のXの3刺激値
X_g:緑色表示時のXの3刺激値
X_b:青色表示時のXの3刺激値
Y_r:赤色表示時のYの3刺激値
Y_g:緑色表示時のYの3刺激値
Y_b:青色表示時のYの3刺激値
Z_r:赤色表示時のZの3刺激値
Z_g:緑色表示時のZの3刺激値
Z_b:青色表示時のZの3刺激値
測定者は、PC400を操作して、DUT画面1上での拡大測定領域の座標を入力する。これにより、演算処理部305は、この拡大測定領域に対応する拡大測光領域を設定する。
図7および図8を参照して、二次元測色装置300は、Xフィルター302aと二次元撮像素子3とが対向した状態で、DUT画面1に順に表示された赤色画像、緑色画像、青色画像をそれぞれ撮像し、これらの画像を基にして、拡大測光領域に対応する拡大測定領域のX_r、X_g、X_bを算出する。同様に、二次元測色装置300は、Yフィルター302bと二次元撮像素子3とが対向した状態で、DUT画面1に順に表示された赤色画像、緑色画像、青色画像をそれぞれ撮像し、これらの画像を基にして、拡大測光領域に対応する拡大測定領域のY_r、Y_g、Y_bを算出する。二次元測色装置300は、Zフィルター302cと二次元撮像素子3とが対向した状態で、DUT画面1に順に表示された赤色画像、緑色画像、青色画像をそれぞれ撮像し、これらの画像を基にして、拡大測光領域に対応する拡大測定領域のZ_r、Z_g、Z_bを算出する。
第1算出部311は、拡大測定領域のX_r、X_g、X_b、Y_r、Y_g、Y_b、Z_r、Z_g、Z_b、および、以下の式を用いて、x_true、y_trueを算出する。
x_true=X_t/(X_t+Y_t+Z_t)・・・式8
y_true=Y_t/(X_t+Y_t+Z_t)・・・式9
ここで、X_t、Y_t、Z_tは、以下の式で表される。
X_t=X_r+X_g+X_b・・・式10
Y_t=Y_r+Y_g+Y_b・・・式11
Z_t=Z_r+Z_g+Z_b・・・式12
第1算出部311は、算出したx_true、y_trueを調節部308に記憶させる。
ステップS31後、ステップS8〜ステップS11が実行される。これらは、図14BのステップS8〜ステップS11と同様である。次に、二次元測色装置300は、x_cal、y_calを算出し、記憶する(図23のステップS32)。詳しくは、以下の通りである。
第1算出部311は、ステップS31でX_r、Y_r、Z_rを算出するのに用いた赤色画像を用いて、ステップS9で設定された測光領域33に対応する測定領域15のX_r、Y_r、Z_rを算出する。同様に、第1算出部311は、ステップS31でX_g、Y_g、Z_gを算出するのに用いた緑色画像を用いて、ステップS10で設定された測光領域33に対応する測定領域15のX_g、Y_g、Z_gを算出する。第1算出部311は、ステップS31でX_b、Y_b、Z_bを算出するのに用いた青色画像を用いて、ステップS11で設定された測光領域33に対応する測定領域15のX_b、Y_b、Z_bを算出する。
第1算出部311は、ステップS2で記憶された赤色サブピクセル11−rの座標を用いて、ステップS9で設定された測光領域33内の赤色サブピクセル11−rの数N_rを算出する。第1算出部311は、ステップS4で記憶された緑色サブピクセル11−gの座標を用いて、ステップS10で設定された測光領域33内の緑色サブピクセル11−gの数N_gを算出する。第1算出部311は、ステップS6で記憶された青色サブピクセル11−bの座標を用いて、ステップS11で設定された測光領域33内の青色サブピクセル11−bの数N_bを算出する。
第1算出部311は、測定領域15のX_r、X_g、X_b、Y_r、Y_g、Y_b、Z_r、Z_g、Z_b、測光領域33内のサブピクセル11の数N_r、N_g、N_b、および、以下の式を用いて、x_cal、y_calを算出する。
x_cal=X_c/(X_c+Y_c+Z_c)・・・式13
y_cal=Y_c/(X_c+Y_c+Z_c)・・・式14
ここで、X_c、Y_c、Z_cは、以下の式で表される。
X_c=(N_r×X_r)+(N_g×X_g)+(N_b×X_b)・・・式15
Y_c=(N_r×Y_r)+(N_g×Y_g)+(N_b×X_b)・・・式16
Z_c=(N_r×Z_r)+(N_g×Z_g)+(N_b×X_b)・・・式17
第1算出部311は、算出したx_cal、y_calを調節部308に記憶させる。
調節部308は、ステップS31で記憶したx_true、y_true、ステップS32で記憶したx_cal、y_cal、式5、式6、式7を用いて、測定バラツキΔを算出する(ステップS33)。
ステップS33後、ステップS16およびステップS17が実行される。これらは、図14Bに示すステップS16およびステップS17と同様である。
実施形態の第1態様から第3態様において、調節部308は、複数の測光領域33を複数の測定領域15に対応させて設定し、測光領域33に対応する測定領域15の測光量の測定バラツキが所定の範囲に収まるように、測光領域33を調節する第1処理(図14BのステップS09〜ステップS17、図22のステップS21〜ステップS23、図23のステップS9〜ステップS11、ステップS32、ステップS33、ステップS16、ステップS17)を、複数の測光領域33のそれぞれに対して実行する。従って、実施形態に係る二次元測色装置300では、測定バラツキをなくすために、比較的大きな測光領域33を二次元測色装置300に予め設定する必要がない。よって、測光領域33を過度に大きくすることなく、測光量の測定精度を向上させることができる。
第2画素13を構成するサブピクセル11が、赤色サブピクセル11−r、緑色サブピクセル11−g、青色サブピクセル11−bの三つを例に説明したが、これに限定されない。例えば、第2画素13を構成するサブピクセル11が、赤色サブピクセル、緑色サブピクセル、青色サブピクセル、白色サブピクセルの4つの場合についても、実施形態を適用することができ、赤色サブピクセル、緑色サブピクセル、青色サブピクセル、黄色サブピクセルの4つ場合についても、実施形態を適用することができる。
1 DUT画面(カラーディスプレイ画面の一例)
11 サブピクセル
11−r 赤色サブピクセル
11−g 緑色サブピクセル
11−b 青色サブピクセル
13 第2画素
15 測定領域
3 二次元撮像素子
31 第1画素
33,33−r,33−g,33−b 測光領域
310 二次元撮像部
300 二次元測色装置

Claims (10)

  1. 二次元に配置され、赤色のサブピクセル、緑色のサブピクセルおよび青色のサブピクセルを含む第2画素を有するカラーディスプレイ画面の前記カラーディスプレイ画面内の複数の測定領域を測色する二次元測色装置であって、
    二次元に配置された第1画素を有し、所定の色が表示された前記カラーディスプレイ画面の画像を撮像する二次元撮像部と、
    2以上の前記第1画素を含む複数の測光領域を、前記複数の測定領域に対応させて設定し、前記測光領域に対応する前記測定領域内における各色の各サブピクセル数の違いにより生じる測光量の測定バラツキが所定の範囲に収まるように、前記測光領域を調節する第1処理を、前記複数の測光領域のそれぞれに対して実行する調節部と、を備え、
    前記調節部は、Max(Δr、Δg、Δb)がΔr、Δg、Δbのうちの最大値を示し、Min(Δr、Δg、Δb)がΔr、Δg、Δbのうちの最小値を示し、が前記測定領域内の第2画素の数であり、R_mesが前記測光領域内の赤色サブピクセルの大きさであり、R_refが1つの第2画素に含まれる赤色サブピクセルの大きさであり、G_mesが前記測光領域内の緑色サブピクセルの大きさであり、G_refが1つの第2画素に含まれる緑色サブピクセルの大きさであり、B_mesが前記測光領域内の青色サブピクセルの大きさであり、B_refが1つの第2画素に含まれる青色サブピクセルの大きさである場合に、前記測定バラツキ△%を、
    Δ%={Max(Δr、Δg、Δb)−Min(Δr、Δg、Δb)}÷Max(Δr、Δg、Δb)、
    Δr=R_mes÷(m×R_ref)、
    Δg=G_mes÷(m×G_ref)、
    Δb=B_mes÷(m×B_ref)
    を用い算出する、二次元測色装置。
  2. 前記各色のサブピクセルのそれぞれについて、前記二次元撮像部上での座標を算出する座標算出部をさらに備え、
    前記測光領域は、前記二次元撮像部上での座標を用いて表されており、
    前記調節部は、前記座標を用いて、前記測光領域内における前記各色のサブピクセルのそれぞれの大きさを算出する、請求項1に記載の二次元測色装置。
  3. 前記調節部は、前記座標を用いて、前記測光領域を調節する、請求項2に記載の二次元測色装置。
  4. 前記二次元撮像部は、1つの色のサブピクセルを用いて原色画像が表示された前記カラーディスプレイ画面を撮像する第2処理を、前記各色のサブピクセルのそれぞれについて実行し、
    前記座標算出部は、前記二次元撮像部が前記原色画像を撮像したときに前記二次元撮像部が出力した原色画像情報信号の波形を基にして、前記原色画像の表示に用いたサブピクセルについて、前記二次元撮像部上での座標を算出する第3処理を、前記各色のサブピクセルのそれぞれについて実行する、請求項2または3に記載の二次元測色装置。
  5. 二次元に配置され、赤色のサブピクセル、緑色のサブピクセルおよび青色のサブピクセルを含む第2画素を有するカラーディスプレイ画面の前記カラーディスプレイ画面内の複数の測定領域を測色する二次元測色装置であって、
    二次元に配置された第1画素を有し、所定の色が表示された前記カラーディスプレイ画面の画像を撮像する二次元撮像部と、
    2以上の前記第1画素を含む複数の測光領域を、前記複数の測定領域に対応させて設定し、前記測光領域に対応する前記測定領域内における各色の各サブピクセル数の違いにより生じる測光量の測定バラツキが所定の範囲に収まるように、前記測光領域を調節する第1処理を、前記複数の測光領域のそれぞれに対して実行する調節部と、を備え、
    前記調節部は、前記測光領域に対応する前記測定領域の測光量と、前記測光領域より広い大きさを有する拡大測光領域に対応する拡大測定領域の測光量と、を用いて、前記測定バラツキを算出する、二次元測色装置。
  6. 前記所定の範囲が入力される入力部をさらに備える、請求項1、請求項2、請求項2を引用する請求項4、および、請求項5のいずれか一項に記載の二次元測色装置。
  7. 前記調節部が前記第1処理をして調節した前記測光領域に対応する前記測定領域の測光量を基にして、前記測定領域の測色値を算出する第4処理を前記複数の測定領域のそれぞれに対して実行する第1算出部をさらに備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の二次元測色装置。
  8. 前記調節部が前記第1処理をして調節した前記測光領域に対応する前記測定領域の測光量を基にして、前記測定領域の輝度値を算出する第5処理を前記複数の測定領域のそれぞれに対して実行する第2算出部をさらに備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の二次元測色装置。
  9. 二次元に配置された第1画素を有する二次元撮像部を備える二次元測色装置を用いて、カラーディスプレイ画面内の複数の測定領域を測色する二次元測色方法であって、
    前記カラーディスプレイ画面は、二次元に配置され、赤色のサブピクセル、緑色のサブピクセルおよび青色のサブピクセルを含む第2画素を有し、
    2以上の前記第1画素を含む複数の測光領域を、前記複数の測定領域に対応させて設定し、前記測光領域に対応する前記測定領域内における各色の各サブピクセル数の違いにより生じる測光量の測定バラツキが所定の範囲に収まるように、前記測光領域を調節する第1処理を、前記複数の測光領域のそれぞれに対して実行するステップを備え、
    前記ステップは、Max(Δr、Δg、Δb)がΔr、Δg、Δbのうちの最大値を示し、Min(Δr、Δg、Δb)がΔr、Δg、Δbのうちの最小値を示し、が前記測定領域内の第2画素の数であり、R_mesが前記測光領域内の赤色サブピクセルの大きさであり、R_refが1つの第2画素に含まれる赤色サブピクセルの大きさであり、G_mesが前記測光領域内の緑色サブピクセルの大きさであり、G_refが1つの第2画素に含まれる緑色サブピクセルの大きさであり、B_mesが前記測光領域内の青色サブピクセルの大きさであり、B_refが1つの第2画素に含まれる青色サブピクセルの大きさである場合に、前記測定バラツキ△%を、
    Δ%={Max(Δr、Δg、Δb)−Min(Δr、Δg、Δb)}÷Max(Δr、Δg、Δb)、
    Δr=R_mes÷(m×R_ref)、
    Δg=G_mes÷(m×G_ref)、
    Δb=B_mes÷(m×B_ref)
    を用い算出する、二次元測色方法。
  10. 二次元に配置された第1画素を有する二次元撮像部を備える二次元測色装置を用いて、カラーディスプレイ画面内の複数の測定領域を測色する二次元測色方法であって、
    前記カラーディスプレイ画面は、二次元に配置され、赤色のサブピクセル、緑色のサブピクセルおよび青色のサブピクセルを含む第2画素を有し、
    2以上の前記第1画素を含む複数の測光領域を、前記複数の測定領域に対応させて設定し、前記測光領域に対応する前記測定領域内における各色の各サブピクセル数の違いにより生じる測光量の測定バラツキが所定の範囲に収まるように、前記測光領域を調節する第1処理を、前記複数の測光領域のそれぞれに対して実行するステップを備え、
    前記ステップは、前記測光領域に対応する前記測定領域の測光量と、前記測光領域より広い大きさを有する拡大測光領域に対応する拡大測定領域の測光量と、を用いて、前記測定バラツキを算出する、二次元測色方法。
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