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JP6907899B2 - 油圧駆動装置 - Google Patents
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JP6907899B2 - 油圧駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、油圧駆動装置に関する。
従来の油圧駆動装置としては、例えば特許文献1に記載されている技術が知られている。特許文献1に記載の油圧駆動装置は、油圧シリンダと、タンクと、油圧シリンダに作動油を供給するチャージポンプと、チャージポンプ及びタンクと油圧シリンダとの間に配置され、チャージポンプから油圧シリンダに供給される作動油の流量を制御する制御弁及び油圧シリンダからタンクに戻す作動油の流量を制御する制御弁を有するシリンダ制御弁アセンブリと、油圧シリンダが超過荷重条件にあるときに位置エネルギーを回収するエネルギー回収装置とを備えている。エネルギー回収装置は、油圧シリンダからの加圧作動油を貯蔵するアキュムレータと、このアキュムレータからチャージポンプへの加圧作動油の流れを制御するアキュムレータ吐出弁とを有している。
特表2009−510358号公報
上記従来技術においては、油圧シリンダからの加圧作動油をアキュムレータに貯蔵することにより、器具(昇降物)の動作に関連する位置エネルギーを回収しているが、以下のような問題がある。即ち、昇降物に積荷が無い状態で昇降物が下降するときは、油圧シリンダのシリンダヘッド側の圧力が低く、油圧シリンダからアキュムレータに作動油が流れないため、所望の下降速度が得られない。また、昇降物に積荷がある状態で昇降物が下降するときでも、アキュムレータの蓄圧状態によっては油圧シリンダのシリンダヘッド側の圧力よりもアキュムレータ側の圧力のほうが高く、油圧シリンダからアキュムレータに作動油が流れないため、所望の下降速度が得られない。
本発明の目的は、昇降物の所望の下降速度を維持しつつ、昇降物の位置エネルギーを回収することができる油圧駆動装置を提供することである。
本発明の一態様の油圧駆動装置は、作動油の給排により昇降物を昇降させる油圧シリンダと、作動油を貯留するタンクと、エンジンにより駆動され、作動油をタンクから吸い込んで油圧シリンダに供給するメインポンプと、エンジンにより駆動される可変容量型のサブポンプと、サブポンプの吸込口と油圧シリンダとを接続し、油圧シリンダからの作動油がサブポンプに向けて流れる第1作動油流路と、第1作動油流路に配設され、昇降物を下降させるための操作部の操作量に応じて作動油の流れを制御する操作弁と、サブポンプの吐出口から吐出された作動油を蓄圧するアキュムレータと、サブポンプの容量を制御する容量制御ユニットと、エンジンの回転数を検出する回転数検出部と、操作部の操作量に基づいて昇降物の目標下降速度を決定し、昇降物の目標下降速度と回転数検出部により検出されたエンジンの回転数とに基づいてサブポンプの必要容量を算出し、サブポンプの必要容量に応じて容量制御ユニットを制御する下降制御部とを備えることを特徴とする。
このような油圧駆動装置においては、操作部により昇降物の下降操作が行われると、昇降物が下降するように油圧シリンダが動作し、油圧シリンダからの作動油が第1作動油流路をサブポンプに向かって流れる。そして、作動油は、サブポンプの吸込口から吸い込まれてサブポンプの吐出口から吐出される。サブポンプの吐出口から吐出された作動油は、アキュムレータに蓄圧される。これにより、昇降物の位置エネルギーが回収されることとなる。このとき、操作部の操作量に基づいて昇降物の目標下降速度が決定され、昇降物の目標下降速度とエンジンの回転数とに基づいてサブポンプの必要容量が算出され、サブポンプの必要容量に応じて容量制御ユニットが制御される。従って、昇降物の所望の下降速度が得られる。以上により、昇降物の所望の下降速度を維持しつつ、昇降物の位置エネルギーを回収することができる。
油圧駆動装置は、第1作動油流路におけるサブポンプの吸込口と操作弁との間とタンクとを接続し、油圧シリンダからの作動油がタンクに向けて流れる第2作動油流路と、第2作動油流路に配設され、タンクに戻る作動油の流量を制御する流量制御弁と、第1作動油流路における第2作動油流路との接続点とサブポンプの吸込口との間に配設されたオリフィスとを更に備え、流量制御弁は、流量制御弁を閉じる側に作用する第1パイロット操作部と、流量制御弁を開く側に作用する第2パイロット操作部とを有し、油圧シリンダからの作動油が操作弁を通過する際に生じる圧力差に応じて開度を調整するパイロット式流量制御弁であり、第1作動油流路における油圧シリンダと操作弁との間と第1パイロット操作部とは、第1パイロットラインを介して接続されており、第1作動油流路におけるオリフィスとサブポンプの吸込口との間と第2パイロット操作部とは、第2パイロットラインを介して接続されていてもよい。
昇降物に積載された積荷が重いときは、油圧シリンダの圧力が高いため、油圧シリンダからの作動油がサブポンプに向かって流れやすい。このとき、オリフィスにおける上流側と下流側とで差圧が生じるため、第2パイロットラインのパイロット圧(オリフィスの下流側の圧力)がオリフィスの上流側の圧力よりもオリフィスの差圧分だけ低くなる。従って、操作弁を通過する際に生じる圧力差に加えてオリフィスの差圧分だけ第1パイロットラインのパイロット圧が第2パイロットラインのパイロット圧よりも高くなるため、オリフィスがない場合に比べて流量制御弁が閉方向に駆動されやすい。このため、油圧シリンダからの作動油がサブポンプ側に優先的に流れ、アキュムレータに作動油が蓄圧されるようになる。これにより、昇降物の位置エネルギーの回収効率が向上する。一方、昇降物に積載された積荷が軽いときは、油圧シリンダの圧力が低いため、油圧シリンダからの作動油がサブポンプに向かって流れにくい。従って、オリフィスにおける上流側と下流側とで差圧が生じにくいため、第2パイロットラインのパイロット圧の低下が抑制される。このため、流量制御弁を閉方向に駆動する力が弱まることで流量制御弁が開弁し、油圧シリンダからの作動油が流量制御弁側に流れるようになる。これにより、昇降物の所望の下降速度を得ることができる。
油圧駆動装置は、サブポンプの吐出口とアキュムレータとの間に配置され、吐出口及びアキュムレータを連通させる開位置と吐出口及びアキュムレータを遮断する閉位置とが切り換えられる第1弁部と、サブポンプの吐出口とタンクとの間に配置され、吐出口及びタンクを連通させる開位置と吐出口及びタンクを遮断する閉位置とが切り換えられる第2弁部と、サブポンプの吐出側の圧力を検出する吐出側圧力検出部と、吐出側圧力検出部により検出されたサブポンプの吐出側の圧力に基づいてアキュムレータにおける作動油の蓄圧状態を判断し、第1弁部及び第2弁部を制御する弁制御部とを更に備えてもよい。
第1弁部が開位置になるように制御されると共に第2弁部が閉位置になるように制御されると、サブポンプの吐出口から吐出された作動油がアキュムレータに蓄圧されるようになる。一方、第2弁部が開位置になるように制御されると共に第1弁部が閉位置になるように制御されると、サブポンプの吐出口から吐出された作動油がタンクに排出される。この場合には、サブポンプがアンロードされるため、燃料消費量を低減することができる。また、サブポンプの吐出口とアキュムレータとが遮断されるため、アキュムレータに蓄圧された作動油がサブポンプに逆流することが防止される。
油圧駆動装置は、アキュムレータとサブポンプの吸込口との間に配置され、アキュムレータ及び吸込口を連通させる開位置とアキュムレータ及び吸込口を遮断する閉位置とが切り換えられる第3弁部と、第1作動油流路におけるオリフィスとサブポンプの吸込口との間に配設され、オリフィス側からサブポンプ側への作動油の流れのみを許容する逆止弁とを更に備え、弁制御部は、吐出側圧力検出部により検出されたサブポンプの吐出側の圧力に基づいてアキュムレータにおける作動油の蓄圧状態を判断し、第1弁部、第2弁部及び第3弁部を制御してもよい。
アキュムレータへの作動油の蓄圧を行うときは、第3弁部を閉位置にすることにより、アキュムレータとサブポンプの吸込口とが遮断されるため、アキュムレータに蓄圧された作動油がサブポンプの吸込口に流れ込むことが防止される。例えば昇降物の上昇時には、第3弁部を開位置にすることにより、アキュムレータとサブポンプの吸込口とが連通されるため、アキュムレータに蓄圧された作動油がサブポンプの吸込口に流れ込み、その作動油によりサブポンプがモータ駆動される。従って、サブポンプによりエンジンのトルクがアシストされることになる。これにより、エンジンのトルクを軽減し、燃料消費量を低減することができる。
油圧駆動装置は、サブポンプの吸込側の圧力を検出する吸込側圧力検出部と、サブポンプの吐出側の圧力を検出する吐出側圧力検出部と、サブポンプの目標トルクと吸込側圧力検出部により検出されたサブポンプの吸込側の圧力と吐出側圧力検出部により検出されたサブポンプの吐出側の圧力とに基づいてサブポンプの必要容量を算出し、サブポンプの必要容量に応じて容量制御ユニットを制御するトルクアシスト制御部とを更に備えてもよい。
このような構成では、サブポンプによりエンジンのトルクをアシストする際に、サブポンプによるトルクアシスト量が適切に設定される。これにより、エンジンの動作点を最適点に近づけることができる。
油圧駆動装置は、サブポンプの吐出側の圧力を検出する吐出側圧力検出部と、吐出側圧力検出部により検出されたサブポンプの吐出側の圧力が規定値以上となったときに、サブポンプの容量を小さくするように容量制御ユニットを制御する容量減少制御部とを更に備えてもよい。
このような構成では、例えばアキュムレータへの作動油の蓄圧に伴うアキュムレータの圧力上昇によって、アキュムレータの圧力と油圧シリンダの圧力との圧力差が小さくなることで、第1作動油流路をサブポンプに向けて流れる作動油の流量が少なくなったときは、サブポンプの容量が小さくなるように容量制御ユニットが制御されることになる。この場合には、第1作動油流路を流れる作動油の流量が更に少なくなり、オリフィスにおける上流側と下流側との差圧が小さくなるため、第2パイロットラインのパイロット圧の低下が抑制され、流量制御弁が開弁する。これにより、昇降物の所望の下降速度を得ることができる。
サブポンプは、斜板式の可変容量ポンプであり、容量減少制御部は、サブポンプの吐出側の圧力が規定値以上となったときに、サブポンプの斜板の傾斜角度を小さくするように容量制御ユニットを制御してもよい。このようにサブポンプの斜板の傾斜角度を小さくすることにより、サブポンプの容量を容易に且つ確実に小さくすることができる。
本発明によれば、昇降物の所望の下降速度を維持しつつ、昇降物の位置エネルギーを回収することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る油圧駆動装置を示す油圧回路図である。 図2は、図1に示されたサブポンプの具体的な構造を示す断面図である。 図3は、図1に示されたコントローラの機能ブロックを含む油圧駆動装置の制御系構成図である。 図4は、エンジンの回転数とサブポンプの吐出流量との関係の一例を表すグラフである。 図5(a)は、フォークの下降時にリフトシリンダからの作動油がアキュムレータに蓄圧されるときの作動油の流れを示す油圧回路図であり、図5(b)は、サブポンプの斜板の傾斜角度が小さくなることでリフトシリンダからの作動油がバイパスされるときの作動油の流れを示す油圧回路図である。 図6は、フォークの下降時におけるタイミング関係を示すタイミング図である。 図7は、切換弁を閉弁することでリフトシリンダからの作動油がバイパスされるときの作動油の流れを示す油圧回路図である。 図8は、図1に示された切換弁の変形例を示す油圧回路図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図中、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る油圧駆動装置を示す油圧回路図である。同図において、本実施形態の油圧駆動装置1は、例えばエンジン式のフォークリフトに搭載されている。
油圧駆動装置1は、リフトシリンダ2と、ティルトシリンダ3とを備えている。リフトシリンダ2は、作動油の給排によりフォーク4(昇降物)を昇降させる油圧シリンダである。ティルトシリンダ3は、作動油の給排によりマスト(図示せず)を傾動させる油圧シリンダである。リフトシリンダ2は、フォーク4を昇降(上昇または下降)させるためのリフト操作レバー5(操作部)の操作によって動作する。ティルトシリンダ3は、マストを傾動(前傾または後傾)させるためのティルト操作レバー6の操作によって動作する。
また、油圧駆動装置1は、作動油を貯留するタンク7と、メインポンプ8と、このメインポンプ8と同軸上に配置されたサブポンプ9とを備えている。メインポンプ8及びサブポンプ9は、ギア10を介してエンジン11と直結され、エンジン11により駆動される。メインポンプ8は、一方向に回転可能な油圧ポンプである。メインポンプ8は、作動油をタンク7から吸い込んでリフトシリンダ2及びティルトシリンダ3に供給する。サブポンプ9は、可変容量型の油圧ポンプである。サブポンプ9については、後で詳述する。
メインポンプ8の吐出口8aとリフトシリンダ2のヘッド室2aとは、作動油供給流路12を介して接続されている。作動油供給流路12には、リフト上昇用の操作弁13が配設されている。作動油供給流路12における操作弁13とリフトシリンダ2との間には、操作弁13側からリフトシリンダ2側への作動油の流れのみを許容する逆止弁14が配設されている。
操作弁13は、電磁比例弁で構成されている。操作弁13は、リフト操作レバー5の上昇操作の操作量に応じて作動油の流れを制御する。操作弁13のソレノイド操作部13aには、コントローラ65(後述)からの上昇操作信号が入力される。上昇操作信号は、リフト操作レバー5の上昇操作の操作量に応じた電流指令値である。
操作弁13は、通常はメインポンプ8からリフトシリンダ2への作動油の流れを遮断する閉位置(図示)にある。操作弁13のソレノイド操作部13aに上昇操作信号が入力されると、操作弁13は上昇操作信号に応じた開度で開く。すると、メインポンプ8からリフトシリンダ2のヘッド室2aに作動油が供給され、リフトシリンダ2が伸長するため、フォーク4が上昇する。
作動油供給流路12におけるメインポンプ8と操作弁13との間には、作動油供給流路15を介してティルト用の操作弁16が接続されている。作動油供給流路15には、メインポンプ8側から操作弁16側への作動油の流れのみを許容する逆止弁17が配設されている。操作弁16とティルトシリンダ3のヘッド室3a及びロッド室3bとは、作動油供給流路18,19を介してそれぞれ接続されている。
操作弁16は、電磁比例弁で構成されている。操作弁16は、ティルト操作レバー6の操作量に応じて作動油の流れを制御する。操作弁16のソレノイド操作部16aには、コントローラ65(後述)からの前傾操作信号が入力され、操作弁16のソレノイド操作部16bには、コントローラ65からの後傾操作信号が入力される。前傾操作信号は、ティルト操作レバー6の前傾操作の操作量に応じた電流指令値であり、後傾操作信号は、ティルト操作レバー6の後傾操作の操作量に応じた電流指令値である。
操作弁16は、通常はメインポンプ8からティルトシリンダ3への作動油の流れを遮断する閉位置(図示)にある。操作弁16のソレノイド操作部16aに前傾操作信号が入力されると、操作弁16は前傾操作信号に応じた開度で開く。すると、メインポンプ8からティルトシリンダ3のヘッド室3aに作動油が供給され、ティルトシリンダ3が伸長するため、マスト(図示せず)が前傾する。操作弁16のソレノイド操作部16bに後傾操作信号が入力されると、操作弁16は後傾操作信号に応じた開度で開く。すると、メインポンプ8からティルトシリンダ3のロッド室3bに作動油が供給され、ティルトシリンダ3が収縮するため、マスト(図示せず)が後傾する。
作動油供給流路12におけるメインポンプ8と操作弁13との間には、作動油排出流路20を介してタンク7が接続されている。作動油排出流路20には、アンロード弁21が配設されている。操作弁16は、作動油排出流路22を介して作動油排出流路20と接続されている。
図2は、サブポンプ9の具体的な構造を示す断面図である。図2において、サブポンプ9は、斜板式の可変容量ポンプである。サブポンプ9は、メインケーシング23と、このメインケーシング23に固定されたリアケーシング24と、メインケーシング23及びリアケーシング24に回転可能に支持された回転軸25とを有している。回転軸25は、エンジン11により回転駆動される。リアケーシング24には、作動油を吸い込むための吸込口26(図1も参照)と、作動油を吐出するための吐出口27(図1も参照)とが設けられている。
リアケーシング24には、シリンダブロック28が取り付けられている。シリンダブロック28は、回転軸25に一体回転可能に固定されている。シリンダブロック28における回転軸25の周囲には、複数のシリンダボア29が設けられている。各シリンダボア29内には、プランジャ30が往復動可能に収容されている。
シリンダブロック28とリアケーシング24との間には、バルブプレート31が配置されている。バルブプレート31には、吸込口26とシリンダボア29とを連通させる吸込孔31aと、吐出口27とシリンダボア29とを連通させる吐出孔31bとが設けられている。これにより、サブポンプ9の外部からの作動油が吸込口26及び吸込孔31aを通ってシリンダボア29内に吸い込まれると共に、シリンダボア29内の作動油がポンプ作用により吐出孔31bを通って吐出口27から吐出される。
メインケーシング23内には、プランジャ30のストロークを規定する斜板32(図1も参照)が配置されている。斜板32には、回転軸25を貫通させる貫通孔32aが設けられている。各プランジャ30の先端部には、シュー33が取り付けられている。各シュー33は、押圧バネ(図示せず)により斜板32の後面に密接している。各プランジャ30は、シリンダブロック28の回転に伴って斜板32の傾斜角度αに応じたストロークで往復動される。
また、リアケーシング24には、斜板角度制御圧ポート34と、この斜板角度制御圧ポート34と連通されたピストン収容部35とが設けられている。ピストン収容部35には、斜板角度制御用ピストン36が収容されている。斜板角度制御用ピストン36の先端部は、ピストン収容部35に供給される作動油によって斜板32の後面に密接している。
メインケーシング23内における斜板32に対して斜板角度制御用ピストン36の反対側には、斜板32側に付勢するスプリング37が配置されている。スプリング37の一端は、メインケーシング23の内壁面に接続され、スプリング37の他端は、押圧部材58を介して斜板32の前面に密接している。斜板32の傾斜角度αは、スプリング37による荷重と斜板角度制御用ピストン36による荷重とが釣り合う位置で定まる。
斜板角度制御圧ポート34には、斜板角度制御用ピストン36に印加する圧力(荷重)を制御する斜板角度制御ユニット38(図1参照)が接続されている。斜板角度制御ユニット38は、例えば電磁比例圧力制御弁である。斜板角度制御ユニット38によって斜板角度制御用ピストン36に印加する圧力を制御することにより、斜板32の傾斜角度αが制御され、ひいてはサブポンプ9の容量が制御される。なお、斜板32の傾斜角度αは、回転軸25に垂直な面に対する斜板32の角度である。斜板角度制御ユニット38は、サブポンプ9の容量を制御する容量制御ユニットを構成している。
図1に戻り、油圧駆動装置1は、サブポンプ9の吸込口26とタンク7とを接続する作動油吸込流路39を備えている。作動油吸込流路39には、タンク7側からサブポンプ9側への作動油の流れのみを許容する逆止弁40が配設されている。
また、油圧駆動装置1は、作動油供給流路12におけるリフトシリンダ2の近傍に接続された作動油共通流路41と、作動油吸込流路39におけるサブポンプ9とタンク7との間に接続された作動油回生流路42と、作動油共通流路41と作動油回生流路42との接続点Sとタンク7とを接続する作動油バイパス流路43とを備えている。作動油共通流路41及び作動油回生流路42は、サブポンプ9の吸込口26とリフトシリンダ2とを接続し、リフトシリンダ2からの作動油がサブポンプ9に向けて流れる第1作動油流路を構成している。作動油バイパス流路43は、第1作動油流路におけるサブポンプ9の吸込口26と操作弁44(後述)との間とタンク7とを接続し、リフトシリンダ2からの作動油がタンク7に向けて流れる第2作動油流路を構成している。
作動油共通流路41には、リフト下降用の操作弁44が配設されている。操作弁44は、リフト操作レバー5の下降操作の操作量に応じて作動油の流れを制御する。操作弁44は、電磁比例弁で構成されている。操作弁44のソレノイド操作部44aには、コントローラ65(後述)からの下降操作信号が入力される。下降操作信号は、リフト操作レバー5の下降操作の操作量に応じた電流指令値である。
操作弁44は、通常はリフトシリンダ2のヘッド室2aからの作動油の流れを遮断する閉位置(図示)にある。操作弁44のソレノイド操作部44aに下降操作信号が入力されると、操作弁44は下降操作信号に応じた開度で開く。すると、フォーク4の自重によってフォーク4が下降するため、リフトシリンダ2が収縮し、リフトシリンダ2のヘッド室2aから作動油が流れ出る。そして、リフトシリンダ2からの作動油は、操作弁44を通過する。
作動油回生流路42には、オリフィス45が配設されている。つまり、オリフィス45は、第1作動油流路(前述)における作動油バイパス流路43との接続点Sとサブポンプ9の吸込口26との間に配設されている。作動油回生流路42におけるオリフィス45とサブポンプ9の吸込口26との間には、オリフィス45側からサブポンプ9側への作動油の流れのみを許容する逆止弁46が配設されている。
作動油バイパス流路43には、バイパス用流量制御弁47が配設されている。バイパス用流量制御弁47は、リフトシリンダ2のヘッド室2aからタンク7に戻る作動油の流量を制御する。バイパス用流量制御弁47は、リフトシリンダ2からの作動油が操作弁44を通過する際に生じる圧力差に応じて開度を調整するパイロット式流量制御弁である。バイパス用流量制御弁47は、開度に応じて絞りとして機能し、作動油の流れを許容する全開位置(図示)と作動油の流れを遮断する全閉位置との間で開度が調整される。
バイパス用流量制御弁47は、バイパス用流量制御弁47を閉じる側に作用するパイロット操作部47a(第1パイロット操作部)と、バイパス用流量制御弁47を開く側に作用するパイロット操作部47b(第2パイロット操作部)とを有している。また、バイパス用流量制御弁47は、バイパス用流量制御弁47を開く側に付勢するバネ48を有している。
バイパス用流量制御弁47は、操作弁44の上流側及び下流側の圧力をパイロット圧として入力している。具体的には、バイパス用流量制御弁47のパイロット操作部47aと作動油共通流路41におけるリフトシリンダ2と操作弁44との間とは、パイロットライン49(第1パイロットライン)を介して接続されている。バイパス用流量制御弁47のパイロット操作部47bと作動油回生流路42におけるオリフィス45と逆止弁46との間とは、パイロットライン50(第2パイロットライン)を介して接続されている。つまり、パイロットライン49は、操作弁44の上流側と接続されている。パイロットライン50は、操作弁44の下流側、より具体的にはオリフィス45の下流側と接続されている。
バイパス用流量制御弁47は、操作弁44の上流側及び下流側で発生する圧力差(前後差圧)が一定になるように作動油の流量を制御する。この時の差圧を制御差圧と称する。操作弁44の開度が小さいときは、作動油の流量が少なくても制御差圧に達するため、バイパス用流量制御弁47によって作動油の流量が増えないように制御される。操作弁44の開度が大きいときは、作動油の流量が多くないと制御差圧に達しないため、バイパス用流量制御弁47によって作動油の流量が増えるように制御される。このようにリフト操作レバー5の操作量に応じて、バイパス用流量制御弁47を流れる作動油の流量が異なる。この時の流量を制御流量と称する。
バイパス用流量制御弁47の主たる機能は、フォーク4に積載された積荷が軽いために作動油回生流路42に作動油が流れにくい場合に、作動油バイパス流路43に作動油を流すことである。これにより、リフトシリンダ2の所望の動作速度を確保することができる。
具体的には、フォーク4に積載された積荷が軽いために作動油回生流路42に作動油が流れにくいときは、オリフィス45で生じる差圧が小さい。このため、バイパス用流量制御弁47は、操作弁44の前後差圧が一定となるように作動油バイパス流路43を流れる作動油の流量(バイパス流量)を調整する。
一方、フォーク4に積載された積荷が重いために作動油回生流路42に作動油が流れやすいときは、オリフィス45で生じる差圧が大きいため、パイロットライン50を介してパイロット操作部47bに作用するパイロット圧は、オリフィス45の差圧分だけ低くなる。このため、作動油回生流路42に作動油が流れない状態と比べて、パイロット操作部47aに作用するパイロット圧とパイロット操作部47bに作用するパイロット圧との差圧が大きくなる。従って、バイパス用流量制御弁47が閉弁方向に駆動され、作動油回生流路42に作動油が流れるようになる。
サブポンプ9の吐出口27には、作動油蓄圧流路51を介してアキュムレータ52が接続されている。アキュムレータ52は、サブポンプ9の吐出口27から吐出された作動油を蓄圧する。アキュムレータ52には、ガスが充填されている。アキュムレータ52に作動油が貯蔵されていくにつれてガスが圧縮され、アキュムレータ52の内部圧力が高まっていく。アキュムレータ52の容積は、リフトシリンダ2からの作動油を全てアキュムレータ52に受け入れられるように十分大きいことが好ましいが、体格の制約上大きくすることが困難な場合でも、アキュムレータ52に受け入れられなくなった作動油は作動油バイパス流路43を通ってタンク7へ排出されるため、動作上の問題は無い。
作動油蓄圧流路51には、電磁式の切換弁53(第1弁部)が配設されている。つまり、切換弁53は、サブポンプ9の吐出口27とアキュムレータ52との間に配置されている。切換弁53は、コントローラ65(後述)からの制御信号によって、吐出口27及びアキュムレータ52を連通させる開位置53aと吐出口27及びアキュムレータ52を遮断する閉位置53bとが切り換えられる。
アキュムレータ52に作動油を蓄圧するときは、切換弁53を開位置53aにすることで、サブポンプ9の吐出口27とアキュムレータ52とを連通させる。アキュムレータ52に作動油を蓄圧しないときは、切換弁53を閉位置53b(図示)にすることで、サブポンプ9の吐出口27とアキュムレータ52とを遮断する。これにより、アキュムレータ52に蓄圧された作動油の逆流が防止される。
作動油蓄圧流路51におけるサブポンプ9の吐出口27と切換弁53との間は、作動油排出流路54を介してタンク7と接続されている。作動油排出流路54には、電磁式の切換弁55(第2弁部)が配設されている。つまり、切換弁55は、サブポンプ9の吐出口27とタンク7との間に配置されている。切換弁55は、コントローラ65(後述)からの制御信号によって、吐出口27及びタンク7を連通させる開位置55aと吐出口27及びタンク7を遮断する閉位置55bとが切り換えられる。
アキュムレータ52に作動油を蓄圧するときは、切換弁55を閉位置55b(図示)にすることで、サブポンプ9の吐出口27とタンク7とを遮断する。アキュムレータ52に作動油を蓄圧しないときは、切換弁55を開位置55aにすることで、サブポンプ9の吐出口27とタンク7とを連通させる。これにより、サブポンプ9がアンロードされるため、燃料消費量が低減される。
アキュムレータ52は、作動油アシスト流路56を介して作動油回生流路42と接続されている。具体的には、作動油アシスト流路56は、作動油蓄圧流路51における切換弁53とアキュムレータ52との間と、作動油回生流路42における逆止弁46とサブポンプ9の吸込口26との間とを接続する。作動油アシスト流路56には、電磁式の切換弁57(第3弁部)が配設されている。つまり、切換弁57は、アキュムレータ52とサブポンプ9の吸込口26との間に配置されている。切換弁57は、アキュムレータ52及び吸込口26を連通させる開位置57aとアキュムレータ52及び吸込口26を遮断する閉位置57bとが切り換えられる。
アキュムレータ52に作動油を蓄圧するときは、切換弁57を閉位置57b(図示)にすることで、アキュムレータ52とサブポンプ9の吸込口26とを遮断する。アキュムレータ52に作動油を蓄圧しないときは、切換弁57を開位置57aにすることで、アキュムレータ52とサブポンプ9の吸込口26とを連通させる。
フォーク4の下降時には、リフト操作レバー5の操作量に応じた作動油が作動油共通流路41を流れる。ここで、フォーク4に積載された積荷が重いときは、上述したようにオリフィス45で差圧が生じるため、作動油回生流路42に作動油が流れる。そして、その作動油がサブポンプ9の吸込口26に供給されてサブポンプ9の吐出口27から吐出される。このとき、切換弁53が開位置53aに制御され、切換弁55が閉位置55bに制御されることで、サブポンプ9の吐出口27から吐出された作動油がアキュムレータ52に蓄圧される。これにより、積荷の位置エネルギーがアキュムレータ52に回収される。
フォーク4の上昇時またはティルトシリンダ3の動作時には、切換弁53が閉位置53bに制御され、切換弁57が開位置57aに制御されることで、アキュムレータ52に蓄圧された加圧作動油が作動油アシスト流路56及び作動油回生流路42を通ってサブポンプ9の吸込口26に供給される。そして、その加圧作動油によりサブポンプ9が回転してモータ駆動される。これにより、エンジン11のトルクを軽減し、燃料消費量を低減することができる。つまり、アキュムレータ52に蓄積されたエネルギーを利用して、エンジン11のトルクをアシストする。このとき、サブポンプ9の斜板32の傾斜角度を制御することにより、サブポンプ9によるアシストトルクを調整し、エンジン11の動作点を最適点に近づけることができる。なお、加圧作動油によりサブポンプ9をモータ駆動するタイミングとしては、特にフォーク4の上昇時またはティルトシリンダ3の動作時には限られず、フォークリフトの走行中もあり得る。
また、エンジン11が軽負荷で動作している状態では、エンジン11の余剰トルクによりサブポンプ9をポンプ駆動することで、アキュムレータ52に作動油を蓄圧しておく。そして、エンジン11が高負荷で動作するときに、上記のようにアキュムレータ52に蓄圧された作動油を再使用してサブポンプ9をモータ駆動する。これにより、燃料消費量の改善を図ることができる。
また、油圧駆動装置1は、図3にも示されるように、リフト操作センサ60と、ティルト操作センサ61と、回転数センサ62(回転数検出部)と、吸込側圧力センサ63(吸込側圧力検出部)と、吐出側圧力センサ64(吐出側圧力検出部)と、コントローラ65とを備えている。
リフト操作センサ60は、リフト操作レバー5の操作方向及び操作量を検出するセンサである。ティルト操作センサ61は、ティルト操作レバー6の操作方向及び操作量を検出するセンサである。回転数センサ62は、エンジン11の回転数を検出するセンサである。吸込側圧力センサ63は、サブポンプ9の吸込側の圧力を検出するセンサである。吸込側圧力センサ63は、例えば作動油回生流路42におけるサブポンプ9の吸込口26と逆止弁46との間の圧力を検出する。吐出側圧力センサ64は、サブポンプ9の吐出側の圧力を検出するセンサである。吐出側圧力センサ64は、作動油蓄圧流路51におけるサブポンプ9の吐出口27と切換弁53との間の圧力を検出する。
コントローラ65は、CPU、RAM、ROM及び入出力インターフェース等により構成されている。コントローラ65は、操作弁制御部66と、切換弁制御部67(弁制御部)と、下降制御部68と、トルクアシスト制御部69と、容量減少制御部70とを有している。
操作弁制御部66は、リフト操作センサ60の検出値に基づいてリフト上昇用の操作弁13及びリフト下降用の操作弁44を制御すると共に、ティルト操作センサ61の検出値に基づいてティルト用の操作弁16を制御する。
具体的には、操作弁制御部66は、リフト操作センサ60により検出されたリフト操作レバー5の上昇操作の操作量に応じた上昇操作信号を操作弁13のソレノイド操作部13aに出力する。また、操作弁制御部66は、リフト操作センサ60により検出されたリフト操作レバー5の下降操作の操作量に応じた下降操作信号を操作弁44のソレノイド操作部44aに出力する。また、操作弁制御部66は、ティルト操作センサ61により検出されたティルト操作レバー6の前傾操作の操作量に応じた前傾操作信号を操作弁16のソレノイド操作部16aに出力すると共に、ティルト操作センサ61により検出されたティルト操作レバー6の後傾操作の操作量に応じた後傾操作信号を操作弁16のソレノイド操作部16bに出力する。
切換弁制御部67は、吐出側圧力センサ64により検出されたサブポンプ9の吐出側の圧力に基づいてアキュムレータ52における作動油の蓄圧状態を判断し、切換弁53,55,57を制御する。
具体的には、切換弁制御部67は、サブポンプ9の吐出側の圧力に基づいて、アキュムレータ52に所定量(例えば満杯状態)の作動油が蓄圧されたかどうかを判断する。そして、切換弁制御部67は、アキュムレータ52に所定量の作動油が蓄圧されていないときは、切換弁53を開位置53aとするような制御信号を切換弁53のソレノイド操作部53cに出力し、切換弁55を閉位置55bとするような制御信号を切換弁55のソレノイド操作部55cに出力し、切換弁57を閉位置57bとするような制御信号を切換弁57のソレノイド操作部53cに出力する(図5(a)の状態)。これにより、サブポンプ9の吐出口27から吐出された作動油がアキュムレータ52に蓄圧される。
一方、切換弁制御部67は、アキュムレータ52に所定量の作動油が蓄圧されたときは、切換弁53を閉位置53bとするような制御信号を切換弁53のソレノイド操作部53cに出力し、切換弁55を開位置55aとするような制御信号を切換弁55のソレノイド操作部55cに出力し、切換弁57を開位置57aとするような制御信号を切換弁57のソレノイド操作部57cに出力する。これにより、サブポンプ9の吐出口27から吐出された作動油がタンク7に排出されると共に、アキュムレータ52に蓄圧された作動油がサブポンプ9の吸込口26に供給される。
下降制御部68は、リフト操作センサ60により検出されたリフト操作レバー5の下降操作の操作量に基づいてフォーク4の目標下降速度を決定し、フォーク4の目標下降速度と回転数センサ62により検出されたエンジン11の回転数とに基づいて、フォーク4の下降時におけるサブポンプ9の斜板32の必要傾斜角度を算出し、斜板32の必要傾斜角度に応じて斜板角度制御ユニット38を制御する。サブポンプ9の斜板32の必要傾斜角度は、サブポンプ9の必要容量に相当する。
下降制御部68による斜板32の傾斜角度の制御は、具体的には以下のように行われる。なお、説明の簡略化のためにポンプ効率及び温度の影響については省略するが、実際はポンプ効率及び温度を補正して斜板32の傾斜角度が制御される。
斜板式の可変容量ポンプの流量は、理論的に(1)式で表される。
Q=Vp・N …(1)
(1)式中のVpは押しのけ容積[cc/rev]であり、Nはエンジン回転数である。押しのけ容積Vpは次式から求まる。
Figure 0006907899

dp:プランジャ径(図2参照)、R:シリンダブロック軸心とプランジャ軸心との間の距離(図2参照)、n:プランジャの本数、α:斜板の傾斜角度(図2参照)
(1)式に(2)式を代入して整理すると、可変容量ポンプの流量と斜板の傾斜角度との関係は、次式で表される。
Figure 0006907899
下降制御部68は、リフト操作レバー5の下降操作の操作量に基づいてフォーク4の目標下降速度を決定し、フォーク4の目標下降速度に対応するサブポンプ9の吐出流量とエンジン11の回転数とに基づいてサブポンプ9の斜板32の必要傾斜角度を(3)式から算出し、その必要傾斜角度となるように斜板角度制御ユニット38を制御する。これにより、狙いとするフォーク4の下降速度を得ることができる。
図4は、エンジン11の回転数とサブポンプ9の吐出流量との関係の一例を表すグラフである。図4において、エンジン11の回転数が低いときは、斜板32の傾斜角度を大きくすることで、サブポンプ9の容量が大きくなる。このため、サブポンプ9の吐出流量が多くなり、フォーク4の下降速度が速くなる。エンジン11の回転数が高いときは、斜板32の傾斜角度を小さくすることで、サブポンプ9の容量が小さくなる。このため、サブポンプ9の吐出流量が少なくなり、フォーク4の下降速度が遅くなる。このようにフォーク4の所望の下降速度を維持しながら、アキュムレータ52に作動油を蓄圧することができる。
トルクアシスト制御部69は、サブポンプ9の目標トルクと吸込側圧力センサ63により検出されたサブポンプ9の吸込側の圧力と吐出側圧力センサ64により検出されたサブポンプ9の吐出側の圧力とに基づいて、サブポンプ9によるトルクアシスト時におけるサブポンプ9の斜板32の必要傾斜角度を算出し、斜板32の必要傾斜角度に応じて斜板角度制御ユニット38を制御する。サブポンプ9の斜板32の必要傾斜角度は、サブポンプ9の必要容量に相当する。サブポンプ9の目標トルクは、例えばエンジン11の動作点を最適点へ近づけるようなトルクである。
トルクアシスト制御部69による斜板32の傾斜角度の制御は、具体的には以下のように行われる。なお、説明の簡略化のためにポンプ効率及び温度の影響については省略するが、実際はポンプ効率及び温度を補正して斜板32の傾斜角度が制御される。
斜板式の可変容量ポンプのトルクは、理論的に(4)式で表される。
T=Dp・ΔP …(4)
(4)式中のDpは単位角度当たりの容積[cc/rad]であり、ΔPは吸込・吐出の差圧[MPa]である。単位角度当たりの容積Dpは、押しのけ容積Vpと次式の関係にある。
Figure 0006907899
斜板式の可変容量ポンプの押しのけ容積Vpは、上記の(2)式で表される。このため、トルクTは、(2)式、(4)式、(5)式から斜板の傾斜角度α及び吸込・吐出の差圧ΔPの関数として次式から求められる。
Figure 0006907899
この式を整理すると、トルクTと吸込・吐出の差圧ΔPと斜板の傾斜角度αとの関係は、次式で表される。
Figure 0006907899
トルクアシスト制御部69は、吸込側圧力センサ63により検出されたサブポンプ9の吸込側の圧力と吐出側圧力センサ64により検出されたサブポンプ9の吐出側の圧力とから吸込・吐出の差圧ΔPを算出し、(7)式により目標トルクとなる斜板32の必要傾斜角度を算出し、その必要傾斜角度となるように斜板角度制御ユニット38を制御する。これにより、狙いとするサブポンプ9のトルクを得ることができる。
容量減少制御部70は、吐出側圧力センサ64により検出されたサブポンプ9の吐出側の圧力が予め決められた規定値以上となったときに、サブポンプ9の斜板32の傾斜角度を小さくするように斜板角度制御ユニット38を制御する。このとき、容量減少制御部70は、サブポンプ9の吐出側の圧力が規定値以上となったときに、斜板32の傾斜角度をゼロにするように斜板角度制御ユニット38を制御してもよい。規定値は、リフトシリンダ2のヘッド室2aの圧力とアキュムレータ52の圧力との圧力差が小さくなることで、作動油回生流路42を流れる作動油の流量(回生流量)が少なくなり、フォーク4の所望の下降速度が得られなくなるような圧力である。
上述したように、フォーク4に積載された積荷が重いときは、オリフィス45で圧力損失が生じるため、パイロットライン49のパイロット圧とパイロットライン50のパイロット圧との差圧が大きくなり、バイパス用流量制御弁47が閉弁状態に維持される。このため、図5(a)に示されるように、リフトシリンダ2からの作動油が作動油回生流路42をサブポンプ9に向けて流れる。そして、その作動油は、サブポンプ9の吸込口26に供給されてサブポンプ9の吐出口27から吐出される。サブポンプ9の吐出口27から吐出された作動油は、作動油蓄圧流路51を流れてアキュムレータ52に蓄圧される。
図6に示されるように、アキュムレータ52への作動油の蓄圧に伴ってアキュムレータ52の内部圧力(サブポンプ9の吐出側の圧力)が上昇して規定値に達すると、リフトシリンダ2のヘッド室2aの圧力(図6(d)中の破線P参照)とアキュムレータ52の内部圧力(図6(d)中の実線Q参照)との圧力差が小さくなる。すると、容量減少制御部70は、サブポンプ9の斜板32の傾斜角度を小さくするように斜板角度制御ユニット38を制御する。これにより、サブポンプ9の押しのけ容積が小さくなるため、回生流量が少なくなる。従って、オリフィス45での圧力損失が減少するため、パイロットライン49のパイロット圧とパイロットライン50のパイロット圧との差圧が小さくなる。このため、図5(b)に示されるように、バイパス用流量制御弁47が開弁状態に動作し、リフトシリンダ2からの作動油が作動油バイパス流路43を流れるようになり、バイパス流量が増える。これにより、フォーク4の所望の下降速度が得られる。
以上のように本実施形態にあっては、リフト操作レバー5によりフォーク4の下降操作が行われると、フォーク4が下降するようにリフトシリンダ2が動作し、リフトシリンダ2からの作動油が作動油共通流路41及び作動油回生流路42をサブポンプ9に向かって流れる。そして、作動油は、サブポンプ9の吸込口26から吸い込まれてサブポンプ9の吐出口27から吐出される。サブポンプ9の吐出口27から吐出された作動油は、アキュムレータ52に蓄圧される。これにより、フォーク4の位置エネルギーが回収されることとなる。このとき、リフト操作レバー5の操作量に基づいてフォーク4の目標下降速度が決定され、フォーク4の目標下降速度とエンジン11の回転数とに基づいてサブポンプ9の斜板32の必要傾斜角度が算出され、斜板32の必要傾斜角度に応じて斜板角度制御ユニット38が制御される。従って、フォーク4の所望の下降速度が得られる。以上により、フォーク4の所望の下降速度を維持しつつ、フォーク4の位置エネルギーを回収することができる。
また、本実施形態では、フォーク4に積載された積荷が重いときは、リフトシリンダ2の圧力が高いため、リフトシリンダ2からの作動油がサブポンプ9に向かって流れやすい。このとき、オリフィス45における上流側と下流側とで差圧が生じるため、パイロットライン50のパイロット圧(オリフィス45の下流側の圧力)がオリフィス45の上流側の圧力よりもオリフィス45の差圧分だけ低くなる。従って、操作弁44を通過する際に生じる圧力差に加えてオリフィス45の差圧分だけパイロットライン49のパイロット圧がパイロットライン50のパイロット圧よりも高くなるため、オリフィス45がない場合に比べてバイパス用流量制御弁47が閉方向に駆動されやすい。このため、リフトシリンダ2からの作動油がサブポンプ9側に優先的に流れ、アキュムレータ52に作動油が蓄圧されるようになる。これにより、フォーク4の位置エネルギーの回収効率が向上する。一方、フォーク4に積載された積荷が軽いときは、リフトシリンダ2の圧力が低いため、リフトシリンダ2からの作動油がサブポンプ9に向かって流れにくい。従って、オリフィス45における上流側と下流側とで差圧が生じにくいため、パイロットライン50のパイロット圧の低下が抑制される。このため、バイパス用流量制御弁47を閉方向に駆動する力が弱まることでバイパス用流量制御弁47が開弁し、リフトシリンダ2からの作動油がバイパス用流量制御弁47側に流れるようになる。これにより、フォーク4の所望の下降速度を得ることができる。
また、本実施形態では、切換弁53が開位置53aになるように制御されると共に切換弁55が閉位置55bになるように制御されると、サブポンプ9の吐出口27から吐出された作動油がアキュムレータ52に蓄圧されるようになる。一方、切換弁55が開位置55aになるように制御されると共に切換弁53が閉位置53bになるように制御されると、サブポンプ9の吐出口27から吐出された作動油がタンク7に排出される。この場合には、サブポンプ9がアンロードされるため、燃料消費量を低減することができる。また、サブポンプ9の吐出口27とアキュムレータ52とが遮断されるため、アキュムレータ52に蓄圧された作動油がサブポンプ9に逆流することが防止される。
また、本実施形態では、アキュムレータ52への作動油の蓄圧を行うときは、切換弁57を閉位置57bにすることにより、アキュムレータ52とサブポンプ9の吸込口26とが遮断されるため、アキュムレータ52に蓄圧された作動油がサブポンプ9の吸込口26に流れ込むことが防止される。フォーク4の上昇時またはティルトシリンダ3の動作時には、切換弁57を開位置57aにすることにより、アキュムレータ52とサブポンプ9の吸込口26とが連通されるため、アキュムレータ52に蓄圧された作動油がサブポンプ9の吸込口26に流れ込み、その作動油によりサブポンプ9がモータ駆動される。従って、サブポンプ9によりエンジン11のトルクがアシストされることになる。これにより、エンジン11のトルクを軽減し、燃料消費量を低減することができる。
また、本実施形態では、サブポンプ9の目標トルクとサブポンプ9の吸込側の圧力とサブポンプ9の吐出側の圧力とに基づいてサブポンプ9の斜板32の必要傾斜角度が算出され、斜板32の必要傾斜角度に応じて斜板角度制御ユニット38が制御される。従って、サブポンプ9によりエンジン11のトルクをアシストする際に、サブポンプ9によるトルクアシスト量が適切に設定される。これにより、エンジン11の動作点を最適点に近づけることができる。
また、本実施形態では、サブポンプ9の吐出側の圧力が規定値以上となったときに、サブポンプ9の斜板32の傾斜角度を小さくするように斜板角度制御ユニット38が制御される。このため、アキュムレータ52への作動油の蓄圧に伴うアキュムレータ52の圧力上昇によって、アキュムレータ52の圧力とリフトシリンダ2の圧力との圧力差が小さくなることで、作動油回生流路42をサブポンプ9に向けて流れる作動油の流量(回生流量)が少なくなったときは、サブポンプ9の斜板32の傾斜角度が小さくなるように斜板角度制御ユニット38が制御されることになる。この場合には、回生流量が更に少なくなり、オリフィス45における上流側と下流側との差圧が小さくなるため、パイロットライン49のパイロット圧の低下が抑制され、バイパス用流量制御弁47が開弁する。これにより、フォーク4の所望の下降速度を得ることができる。
また、例えばエンジン11の回転数が所定値よりも低く、サブポンプ9の吐出口27から吐出される作動油の流量を最大としても、フォーク4の所望の下降速度を確保することができない場合にも、サブポンプ9の斜板32の傾斜角度が小さくなるように斜板角度制御ユニット38を制御することにより、バイパス用流量制御弁47が開弁するため、フォーク4の所望の下降速度を得ることができる。
また、本実施形態では、サブポンプ9の吐出側の圧力が規定値以上となったとき、またはエンジン11の回転数が所定値よりも低いときは、サブポンプ9の斜板32の傾斜角度を小さくすることにより、サブポンプ9の容量を容易に且つ確実に小さくすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば上記実施形態では、サブポンプ9の吐出側の圧力が規定値以上になると、サブポンプ9の斜板32の傾斜角度を小さくするように斜板角度制御ユニット38が制御されているが、特にその形態には限られない。サブポンプ9の吐出側の圧力が規定値以上になると、図7に示されるように、切換弁53が開位置53aから閉位置53bに切り換えられてもよい。この場合でも、回生流量が少なくなり、オリフィス45での圧力損失の減少に伴ってバイパス用流量制御弁47が開弁状態に動作するため、フォーク4の所望の下降速度が得られる。
また、上記実施形態の油圧駆動装置1は、切換弁53,55,57を備えているが、特にその形態には限られず、図8に示されるように、上記の切換弁53,55,57の機能を1つの切換弁として集約してもよい。この場合には、部品点数の削減及び省スペース化を図ることができる。
図8において、油圧駆動装置1は、電磁式の切換弁80を備えている。切換弁80は、サブポンプ9の吐出口27とアキュムレータ52との間、サブポンプ9の吐出口27とタンク7との間、アキュムレータ52とサブポンプ9の吸込口26との間に配置されている。
切換弁80は、位置80a〜80cが切り換えられる。位置80aは、サブポンプ9の吐出口27とアキュムレータ52とを連通させ、サブポンプ9の吐出口27とタンク7とを遮断し、アキュムレータ52とサブポンプ9の吸込口26とを遮断する位置である。位置80bは、サブポンプ9の吐出口27とアキュムレータ52とを遮断し、サブポンプ9の吐出口27とタンク7とを連通させ、アキュムレータ52とサブポンプ9の吸込口26とを遮断する位置である。位置80cは、サブポンプ9の吐出口27とアキュムレータ52とを遮断し、サブポンプ9の吐出口27とタンク7とを連通させ、アキュムレータ52とサブポンプ9の吸込口26とを連通させる位置である。
切換弁80は、サブポンプ9の吐出口27及びアキュムレータ52を連通させる開位置とサブポンプ9の吐出口27及びアキュムレータ52を遮断する閉位置とが切り換えられる第1弁部と、サブポンプ9の吐出口27及びタンク7を連通させる開位置とサブポンプ9の吐出口27及びタンク7を遮断する閉位置とが切り換えられる第2弁部と、アキュムレータ52及びサブポンプ9の吸込口26を連通させる開位置とアキュムレータ52及びサブポンプ9の吸込口26を遮断する閉位置とが切り換えられる第3弁部とを構成している。
切換弁80のソレノイド操作部80d,80eに制御信号が入力されないときは、切換弁80は位置80bに維持される。切換弁80のソレノイド操作部80dに制御信号が入力されると、切換弁80が位置80aに切り換えられる。切換弁80のソレノイド操作部80eに制御信号が入力されると、切換弁80が位置80cに切り換えられる。
また、上記実施形態では、サブポンプ9は斜板式の可変容量ポンプであるが、サブポンプ9としては特にそれには限られず、ベーン式の可変容量ポンプまたはギア式の可変容量ポンプ等であってもよい。
また、上記実施形態では、フォークリフトは、アタッチメントを駆動するアタッチメントシリンダを備えていないが、本発明は、アタッチメントシリンダを備えたフォークリフトにも適用可能である。
さらに、上記実施形態の油圧駆動装置1は、フォークリフトに搭載されているが、本発明は、フォークリフト以外の荷役車両の他、油圧昇降装置等の油圧機械にも適用可能である。
1…油圧駆動装置、2…リフトシリンダ(油圧シリンダ)、4…フォーク(昇降物)、5…リフト操作レバー(操作部)、7…タンク、8…メインポンプ、9…サブポンプ、11…エンジン、26…吸込口、27…吐出口、32…斜板、38…斜板角度制御ユニット(容量制御ユニット)、41…作動油共通流路(第1作動油流路)、42…作動油回生流路(第1作動油流路)、43…作動油バイパス流路(第2作動油流路)、44…操作弁、45…オリフィス、46…逆止弁、47…バイパス用流量制御弁(流量制御弁)、47a…パイロット操作部(第1パイロット操作部)、47b…パイロット操作部(第2パイロット操作部)、49…パイロットライン(第1パイロットライン)、50…パイロットライン(第2パイロットライン)、52…アキュムレータ、53…切換弁(第1弁部)、53a…開位置、53b…閉位置、55…切換弁(第2弁部)、55a…開位置、55b…閉位置、57…切換弁(第3弁部)、57a…開位置、57b…閉位置、62…回転数センサ(回転数検出部)、63…吸込側圧力センサ(吸込側圧力検出部)、64…吐出側圧力センサ(吐出側圧力検出部)、67…切換弁制御部(弁制御部)、68…下降制御部、69…トルクアシスト制御部、70…容量減少制御部、80…切換弁(第1弁部、第2弁部、第3弁部)。

Claims (6)

  1. 作動油の給排により昇降物を昇降させる油圧シリンダと、
    前記作動油を貯留するタンクと、
    エンジンにより駆動され、前記作動油を前記タンクから吸い込んで前記油圧シリンダに供給するメインポンプと、
    前記エンジンにより駆動される可変容量型のサブポンプと、
    前記サブポンプの吸込口と前記油圧シリンダとを接続し、前記油圧シリンダからの前記作動油が前記サブポンプに向けて流れる第1作動油流路と、
    前記第1作動油流路に配設され、前記昇降物を下降させるための操作部の操作量に応じて前記作動油の流れを制御する操作弁と、
    前記第1作動油流路における前記サブポンプの前記吸込口と前記操作弁との間と前記タンクとを接続し、前記油圧シリンダからの前記作動油が前記タンクに向けて流れる第2作動油流路と、
    前記第2作動油流路に配設され、前記タンクに戻る前記作動油の流量を制御する流量制御弁と、
    前記第1作動油流路における前記第2作動油流路との接続点と前記サブポンプの前記吸込口との間に配設されたオリフィスと、
    前記サブポンプの吐出口から吐出された前記作動油を蓄圧するアキュムレータと、
    前記サブポンプの容量を制御する容量制御ユニットと、
    前記エンジンの回転数を検出する回転数検出部と、
    前記操作部の操作量に基づいて前記昇降物の目標下降速度を決定し、前記昇降物の目標下降速度と前記回転数検出部により検出された前記エンジンの回転数とに基づいて前記サブポンプの必要容量を算出し、前記サブポンプの必要容量に応じて前記容量制御ユニットを制御する下降制御部とを備え
    前記流量制御弁は、前記流量制御弁を閉じる側に作用する第1パイロット操作部と、前記流量制御弁を開く側に作用する第2パイロット操作部とを有し、前記油圧シリンダからの前記作動油が前記操作弁を通過する際に生じる圧力差に応じて開度を調整するパイロット式流量制御弁であり、
    前記第1作動油流路における前記油圧シリンダと前記操作弁との間と前記第1パイロット操作部とは、第1パイロットラインを介して接続されており、
    前記第1作動油流路における前記オリフィスと前記サブポンプの前記吸込口との間と前記第2パイロット操作部とは、第2パイロットラインを介して接続されていることを特徴とする油圧駆動装置。
  2. 前記サブポンプの前記吐出口と前記アキュムレータとの間に配置され、前記吐出口及び前記アキュムレータを連通させる開位置と前記吐出口及び前記アキュムレータを遮断する閉位置とが切り換えられる第1弁部と、
    前記サブポンプの前記吐出口と前記タンクとの間に配置され、前記吐出口及び前記タンクを連通させる開位置と前記吐出口及び前記タンクを遮断する閉位置とが切り換えられる第2弁部と、
    前記サブポンプの吐出側の圧力を検出する吐出側圧力検出部と、
    前記吐出側圧力検出部により検出された前記サブポンプの吐出側の圧力に基づいて前記アキュムレータにおける前記作動油の蓄圧状態を判断し、前記第1弁部及び前記第2弁部を制御する弁制御部とを更に備えることを特徴とする請求項記載の油圧駆動装置。
  3. 前記アキュムレータと前記サブポンプの前記吸込口との間に配置され、前記アキュムレータ及び前記吸込口を連通させる開位置と前記アキュムレータ及び前記吸込口を遮断する閉位置とが切り換えられる第3弁部と、
    前記第1作動油流路における前記オリフィスと前記サブポンプの前記吸込口との間に配設され、前記オリフィス側から前記サブポンプ側への前記作動油の流れのみを許容する逆止弁とを更に備え、
    前記弁制御部は、前記吐出側圧力検出部により検出された前記サブポンプの吐出側の圧力に基づいて前記アキュムレータにおける前記作動油の蓄圧状態を判断し、前記第1弁部、前記第2弁部及び前記第3弁部を制御することを特徴とする請求項記載の油圧駆動装置。
  4. 前記サブポンプの吸込側の圧力を検出する吸込側圧力検出部と、
    前記サブポンプの目標トルクと前記吸込側圧力検出部により検出された前記サブポンプの吸込側の圧力と前記吐出側圧力検出部により検出された前記サブポンプの吐出側の圧力とに基づいて前記サブポンプの必要容量を算出し、前記サブポンプの必要容量に応じて前記容量制御ユニットを制御するトルクアシスト制御部とを更に備えることを特徴とする請求項記載の油圧駆動装置。
  5. 前記サブポンプの吐出側の圧力を検出する吐出側圧力検出部と、
    前記吐出側圧力検出部により検出された前記サブポンプの吐出側の圧力が規定値以上となったときに、前記サブポンプの容量を小さくするように前記容量制御ユニットを制御する容量減少制御部とを更に備えることを特徴とする請求項記載の油圧駆動装置。
  6. 前記サブポンプは、斜板式の可変容量ポンプであり、
    前記容量減少制御部は、前記サブポンプの吐出側の圧力が前記規定値以上となったときに、前記サブポンプの斜板の傾斜角度を小さくするように前記容量制御ユニットを制御することを特徴とする請求項記載の油圧駆動装置。
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