Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6909764B2 - 流量センサ - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6909764B2 - 流量センサ - Google Patents

流量センサ Download PDF

Info

Publication number
JP6909764B2
JP6909764B2 JP2018156965A JP2018156965A JP6909764B2 JP 6909764 B2 JP6909764 B2 JP 6909764B2 JP 2018156965 A JP2018156965 A JP 2018156965A JP 2018156965 A JP2018156965 A JP 2018156965A JP 6909764 B2 JP6909764 B2 JP 6909764B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
input
converter
disconnection
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2018156965A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020030158A (ja
Inventor
和夫 小埜
和夫 小埜
松本 昌大
昌大 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Astemo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Astemo Ltd filed Critical Hitachi Astemo Ltd
Priority to JP2018156965A priority Critical patent/JP6909764B2/ja
Priority to PCT/JP2019/019937 priority patent/WO2020039669A1/ja
Priority to DE112019002496.5T priority patent/DE112019002496B4/de
Priority to US17/254,697 priority patent/US11828636B2/en
Priority to CN201980045915.5A priority patent/CN112400097B/zh
Publication of JP2020030158A publication Critical patent/JP2020030158A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6909764B2 publication Critical patent/JP6909764B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/696Circuits therefor, e.g. constant-current flow meters
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/56Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects
    • G01F1/58Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects by electromagnetic flowmeters
    • G01F1/60Circuits therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F25/00Testing or calibration of apparatus for measuring volume, volume flow or liquid level or for metering by volume
    • G01F25/10Testing or calibration of apparatus for measuring volume, volume flow or liquid level or for metering by volume of flowmeters
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R27/00Arrangements for measuring resistance, reactance, impedance, or electric characteristics derived therefrom
    • G01R27/02Measuring real or complex resistance, reactance, impedance, or other two-pole characteristics derived therefrom, e.g. time constant
    • G01R27/26Measuring inductance or capacitance; Measuring quality factor, e.g. by using the resonance method; Measuring loss factor; Measuring dielectric constants ; Measuring impedance or related variables
    • G01R27/2605Measuring capacitance
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/54Testing for continuity

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

本発明は、流量センサに関し、特に、内燃機関に供給される空気流量などを測定する流量センサにおける断線検出に有効な技術に関する。
流量センサは、自動車のエンジンをはじめとした化石燃料を用いる内燃機関への空気流入量を制御するために広く普及している。これは、特に、自動車への燃費改善の要求から、効率的な燃焼を実現するため空気とガソリンとの混合比を最適に保つことが要求されるからである。
自動車のエンジンに要求される性能は様々な指標があり、地球規模で見ても、地域によって必要とされる性能には違いがある。例えば日本の場合、市街地を走る場合には、信号によるストップアンドゴーが多発すること、渋滞が頻繁に発生すること、といった特有の事情がある。この場合、エンジン出力が小さなときにも効率的な燃焼をする必要があるため、微小な空気流量の変化を精度よく検出することが流量センサに求められる。
流量センサの検出方式としては、例えば抵抗ブリッジ回路を用いたものが知られている。空気の流れによって抵抗ブリッジ回路に用いられた抵抗値が変化することを検出して空気の流量に変換する。
抵抗ブリッジ回路が検出したアナログ信号は、A/D(Analog/Digital)変換器によってデジタル信号に変換される。A/D変換器は様々なタイプが知られているが、大別するとスイッチトキャパシタを用いたサンプリングアンドホールド型と抵抗を用いた連続型とに分けられる。スイッチトキャパシタ型は、高精度化が可能であり、消費電力が小さく、環境温度の変動による特性変動が小さいことから広く用いられている。
しかし、スイッチトキャパシタ型A/D変換器は、A/D変換器の入力部とブリッジ回路の出力部との間が断線した場合にA/D変換器の入力部がフローティングとなってしまい、正常にブリッジ回路が接続された状態との差異が判断しづらい。
この結果、エンジンの混合気の調整および制御が正常に働かなくなり、燃費が悪化すると共に、環境ガスの排出の懸念が高まってしまう。
ブリッジ回路とA/D変換器との間の断線を考慮した技術としては、例えばA/D変換器の入力部に断線検知回路を設けることにより、ブリッジ回路とA/D変換器との間の断線を検出するものがある(特許文献1参照)。
特開2012−8014号公報
上述した特許文献1による断線検出技術では、A/D変換器の入力部に直流電流源から微小電流を流し続けて、断線が起こった際に電流源の電流が流れなくなることを利用して断線を検知する断線検知回路が示されている。
しかし、この断線検出技術では、常に検知電流が流れ続けてしまうため、該検知電流の電流値の変動あるいはブリッジ回路に用いられる抵抗値の変動などに伴うA/D変換器の変換精度の劣化に対する配慮が欠けている。
よって、流量が小さく微小な信号をデジタル信号に変換するA/D変換器を備えた流量センサにおいては、その変換精度が損なわれてしまい、エンジンの不調や燃費の悪化などが顕著化する恐れが生じてしまうという問題がある。
本発明の目的は、気体流量の検出精度を低下させることなく、配線の断線を検出することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、代表的な流量センサは、センサ部、A/D変換器、および断線検出回路を備える。センサ部は、気体の流量の変化を検出する。A/D変換器は、スイッチトキャパシタ型からなり、センサ部から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
断線検出回路は、第1のキャパシタおよび検出部を有する。第1のキャパシタは、一方の接続部がA/D変換器の入力ノードに接続される、検出部は、配線の断線を検出する。この検出部は、A/D変換器の作動入力部にそれぞれ接続される入力キャパシタの静電容量と、第1キャパシタの静電容量との比に基づいた電位から配線の断線を検出する。
また、断線検出回路は、一方の接続部がA/D変換器の入力ノードに接続され、第1のキャパシタにおける電位の電荷を保持する第2のキャパシタ(保持容量144)を有する。検出部は、第2のキャパシタの電位変化から配線の断線を検出する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)気体の流量検出の精度を低下させることなく、配線の断線を検出することができる。
(2)上記(1)により、流量センサの信頼性を向上させることができる。
実施の形態による流量センサにおける構成の一例を示す説明図である。 図1の流量センサが有する電源生成部における構成の一例を示す説明図である。 図1の流量センサが有するアナログスイッチにおける構成の一例を示す説明図である。 図1の電流センサが有する検知部における各部信号のタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。 図1の電流センサが有するN側入力容量および検知容量の容量比と電位変動および基準電位の電圧比との関係を示した説明図である。 図1の電流センサが有する検知容量の依存性を示す説明図である。 図1の電流センサが有する検知容量と保持容量との静電容量の和により生じる信号特性の一例を示した説明図である。 図1の流量センサが有する断線検出回路における回路動作における動作ウインドウの一例を示す説明図である。 図1の流量センサが有する断線検出回路における回路動作における動作ウインドウの他の例を示す説明図である。 図1の流量センサを備えた制御システムにおける構成の一例を示す説明図である。 実施の形態2による流量センサにおける構成の一例を示す説明図である。 図11の流量センサが有する検知部におけるクロックと内部波形を模式的に示したタイミグチャートである。
実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
以下、実施の形態を詳細に説明する。
〈流量センサの構成例および動作〉
図1は、本実施の形態による流量センサ10における構成の一例を示す説明図である。
流量センサ10は、空気などの流量を計測するセンサであり、自動車などに備えられるエンジンなどの内燃機関に用いられる。
流量センサ10は、図1に示すように、抵抗ブリッジ100および制御回路110を有する。これら抵抗ブリッジ100および制御回路110は、例えば半導体チップなどに形成されている。
センサ部である抵抗ブリッジ100は、4つの抵抗102〜105によって構成されており、気体の流量の変化を検出する。抵抗102および抵抗103は、直列接続されている。同様に、抵抗102および抵抗103も直列接続されている。
また、抵抗102の一方の接続部および抵抗104の一方の接続部は、それぞれ共通接続されており、抵抗103の他方の接続部および抵抗105の他方の接続部についても、それぞれ共通接続されている。
抵抗102の一方の接続部と抵抗104の一方の接続部とが接続されるノードには、第1の電位101が供給されている。抵抗103の他方の接続部と抵抗105の他方の接続部とが接続されるノードには、第2の電位106が供給されている。
第1の電位101および第2の電位106は、それぞれ流量センサ10の外部から供給される。あるいは、第1の電位101および第2の電位106は、制御回路110に設けられる図示しない電源回路または後述する電源生成部200などから供給される構成であってもよい。いずれの場合であっても、第1の電位101および第2の電位106は、静電容量などを用いて安定化された電源であることが望ましい。
抵抗ブリッジ100は、出力部ELEMOPおよび出力部ELEMOMを有する。直列接続される抵抗102と抵抗103との接続部が出力部ELEMOPとなり、直列接続される抵抗104と抵抗105との接続部が出力部ELEMOMとなる。
抵抗ブリッジ100の出力部ELEMOPは、制御回路110が有する入力部VINPにボンディングワイヤ164によって接続されている。抵抗ブリッジ100の出力部ELEMOMは、制御回路110が有する入力部VINMにボンディングワイヤ165によって接続されている。以下、断線とは、上述したボンディングワイヤ164あるいはボンディングワイヤ165が断線したことを指すものとする。
制御回路110は、入力処理部111、差動A/D変換器122、断線検出回路130、クロック生成回路170、ロジック部180、および電源生成部200を有する。
入力処理部111は、アナログスイッチ112〜115,118〜121、P側入力容量116、およびN側入力容量117から構成されている。第1のスッチであるアナログスイッチ112および第3のスイッチであるアナログスイッチ114の一方の接続部は、入力部VINPにそれぞれ接続されている。第2のスイッチであるアナログスイッチ113および第4のスイッチであるアナログスイッチ114の一方の接続部は、入力部VINMにそれぞれ接続されている。
また、アナログスイッチ112,113の他方の接続部は、P側入力容量116の一方の接続部に接続されている。このアナログスイッチ112,113とP側入力容量116との接続部をノードCPIとする。
アナログスイッチ114,115の他方の接続部は、N側入力容量117の一方の接続部に接続されている。このアナログスイッチ114,115とN側入力容量117との接続部をノードCMIとする。
入力キャパシタであるP側入力容量116の他方の接続部には、アナログスイッチ118,119の一方の接続部がそれぞれ接続されている。入力キャパシタであるN側入力容量117の他方の接続部には、アナログスイッチ120,121の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
アナログスイッチ119の他方の接続部には、アナログスイッチ120の他方の接続部が接続されている。このアナログスイッチ119とアナログスイッチ120との接続部には、差動A/D変換器122の電源入力部が接続されている。この電源入力部には、アナログスイッチ119とアナログスイッチ120との接続部から基準電位VBが入力される。
アナログスイッチ118の他方の接続部には、差動A/D変換器122のP側入力部ADINPが接続されており、アナログスイッチ121の他方の接続部には、差動A/D変換器122のN側入力部ADINMが接続されている。
差動A/D変換器122の出力部からは、出力信号ADOUTが出力される。この出力信号ADOUTは、ロジック部180に入力される。ロジック部180は、出力信号ADOUTに対して例えば温度補正、脈動補正、あるいは湿度補正などの補正演算を行い、例えばエンジンの制御を司るエンジンECU(Electronic Control Unit)などの上位システムに流量情報を送信する。
差動A/D変換器122の制御端子には、ロジック部180から出力される制御信号ADCTRLが入力されるように接続されている。差動A/D変換器122は、例えばサンプリングホールド型の差動入力A/D変換器である。
クロック生成回路170は、クロックP1,P1B,P2,P2Bのクロック信号を生成して出力する。クロックP1Bは、クロックP1の反転クロックであり、クロックP2Bは、クロックP2の反転クロックである。クロックP1,P1Bは、第1の制御クロックであり、クロックP2,P2Bは、第2の制御クロックである。
図1の白抜きにて示すアナログスイッチ112,115,118,121は、クロック生成回路170が生成するクロックP1およびクロックP1Bによってオン、オフの動作が制御される。
図1の黒塗りにて示すアナログスイッチ113,114,119,120は、クロック生成回路170が生成したクロックP2およびクロックP2Bによってオン、オフの動作が制御される。また、クロックP1,P2は、差動A/D変換器122がA/D変換動作を制御する制御クロックとしても用いられる。
ここで、クロックP1=HIGHのときをPhase1、クロックP2=HIGHのときをPhase2としたとき、Phase2では、制御回路110の入力部VINP、P側入力容量116、および差動A/D変換器122のP側入力部ADINPが直列接続される。
その際、制御回路110の入力部VINM、N側入力容量117、および差動A/D変換器122のN側入力部ADINMが直列接続されて、差動A/D変換器122による信号の取り込み動作が行われる。
一方でPhase1では、制御回路110の入力部VINP、N側入力容量117、および差動A/D変換器122の電源入力部が直列接続される。その際、制御回路110の入力部VINM、P側入力容量116、および差動A/D変換器122の電源入力部が直列接続されて、P側入力容量116およびN側入力容量117における信号のサンプリングが行われる。
Phase1(またはPhase2)からPhase2(Phase1)に遷移する場合、ノードCPIに接続される電位がP側からN側に替わり、ノードCMIに接続される電位がN側からP側に替わるため、差動A/D変換器122の入力時に抵抗ブリッジ100の出力のコモンモードが除去された状態が実現する。これにより、差動A/D変換器122のダイナミックレンジを大きくすることができ、その結果、高精度なA/D変換を実現することができる。
断線検出回路130は、断線検出部131、断線検出部132、および判定部133から構成されている。断線検出部131は、配線であるボンディングワイヤ164の断線を検出する。断線検出部132は、配線であるボンディングワイヤ165の断線を検出する。
断線判定部である判定部133は、断線検出部131から出力される判定信号DIAGMおよび断線検出部132から出力される判定信号DIAGPに基づいて、ボンディングワイヤ164,165の断線があるか否かを判定する。そして、ボンディングワイヤ164またはボンディングワイヤ165のいずれかに断線があると判定した際に断線検出信号DIAGOUTをロジック部180に出力する。
断線検出部131は、アナログスイッチ140,142,143、検知容量141、保持容量144、および比較器145から構成されている。
第5のスイッチであるアナログスイッチ140の一方の接続部は、制御回路110の入力部VINMに接続されており、該アナログスイッチ140の他方の接続部には、検知容量141の一方の接続部、アナログスイッチ142,143の一方の接続部がそれぞれ接続されている。これらアナログスイッチ140、検知容量141、およびアナログスイッチ142,143の接続部をノードVMとする。
第1のキャパシタである検知容量141の他方の接続部には、第6のスイッチであるアナログスイッチ142の他方の接続部が接続されている。これら検知容量141およびアナログスイッチ142の接続部には、第1の検知用基準電圧である検知用基準電位V1が入力されるように接続されている。
第7のスイッチであるアナログスイッチ143の他方の接続部には、保持容量144の一方の接続部および比較器145の一方の入力部がそれぞれ接続されている。これらアナログスイッチ143、保持容量144および比較器145の接続部を検知ノードVDETMとする。
第2のキャパシタである保持容量144の他方の接続部には、検知用基準電位V2が入力されるように接続されており、比較器145の他方の入力部には、検知用基準電位V3が入力されるように接続されている。第2音検知用基準電位である検知用基準電位V2は、検知用基準電位V1と異なる電位である。
電源生成部200は、検知用基準電位V3および基準電位VBを生成する。また、検知用基準電位V3および基準電位VBは、流量センサ10の外部から供給される構成であってもよい。
同様に、検知用基準電位V1,V2についても、流量センサ10の外部から供給される構成であってもよい。あるいは電源生成部200が生成するもしくは新たな電源生成部を流量センサ10に設けて生成するようにしてもよい。
比較器145の出力部からは、比較結果として比較信号DIAGMが出力される。この比較信号DIAGMは、判定部133の他方の入力部に入力されるように接続されている。
ここで、断線検出部132の構成についても、断線検出部131と同様の構成からなり、断線検出部132のアナログスイッチ140の一方の接続部が、制御回路110の入力部VINMに接続されており、比較器145の出力部からは比較結果である比較信号DIAGPが判定部133の他方の入力部にされる点が異なっているだけである。
続いて、断線検出部131における動作について説明する。
ここでは、断線検出部131と断線検出部132との構成が上述したように同じであるので、説明は、断線検出部131について行うものとする。
アナログスイッチ142は、クロック生成回路170が生成するクロックP2にて動作し、アナログスイッチ140,143は、クロック生成回路170が生成するクロックP1にて動作する。
検出部である比較器145は、検知容量141および保持容量144に基づく電位である検知ノードVDETM、および検知用基準電位V3における電位の大小関係を比較して、その比較結果として出力部から比較信号DIAGMを出力する。
アナログスイッチ142は、上述したPhase2にて検知容量141を放電する役割を持つ。断線検出部131は、Phase1の時に制御回路110の入力部VINMに接続され、その際にボンディングワイヤ165の断線検知動作を行う。また、Phase2では、入力部VINMと切り離される。
差動A/D変換器122は、Phase2において制御回路110の入力部VINMと接続され、Phase1では切り離される。よって、断線検出部131は、差動A/D変換器122の信号の取り込み動作時には、差動A/D変換器122の入力ノードから切り離される。
このため、差動A/D変換器122の信号取り込み時に断線検出回路130が発生する雑音を遮断することができ、高精度なA/D変換を実現することができる。
検知ノードVDETPの電位は、P側入力容量116の静電容量値CIN、検知容量141の静電容量値C1、および保持容量144の静電容量値C2の比にて決定され、VDETM=(VB−V1)×CIN/(CIN+C1+C2)となる。
静電容量値C2は、保持だけの目的で設けられるものであり、検知ノードVDETMの電位を保持できれば配線の寄生容量や比較器145が有する入力トランジスタのゲート容量などを活用してもよく、非常に小さな静電容量でもあってもよい。
この場合、流量センサ10が形成される半導体チップの回路レイアウト上には、明らかな容量素子は確認されないが、静電容量値C2が提供する電荷の保持機能は有することになり、回路面積を削減できる点で好ましい。
また、上記の式は、静電容量値C1が静電容量値C2に比較して支配的になることから、VDETM=(VB−V1)×CIN/(CIN+C1)と簡略化される。
ここで、静電容量の比で検知VDETMの電位が決定されることは、以下の点で有利となる。
集積回路においては、容量の製造ばらつきが小さいため、検知ノードVDETMにおける電位のばらつきを小さくすることができる。さらに、容量の比を取ることにより、ばらつきがキャンセルされる効果も期待される。
検知ノードVDETMにおける電位のばらつきが小さくなると、検知用基準電位V3の設定に尤度が増すため、回路設計が簡略化できる。また、検知用基準電位V1を基準となる電位であるGND(グランド)電位よりも低い電位に設定することによって、検知ノードVDETMの電位変動(DVDET)を大きくすることができる。それにより、比較器145の設計および検知用基準電位V3の電位設定を容易化することができる。
検知用基準電位V1の電位は、基準電位VBより低くてもよいし、高くてもよい。例えば流量センサ10を構成する半導体チップ上に既に昇圧電源などが用意されている場合には、検知用基準電位V1を基準電位VBよりも高く設定するのがよい。
これは、GND電位よりも低いマイナス電源ではなく、アナログ回路の動作電源よりも高い昇圧電源を用いることが一般的であるからである。検知用基準電位V2の電圧は、基本的にはGND電位でよいが、回路動作上都合のよい任意の電位に設計可能である。
判定部133は、例えば論理和回路から構成されており、断線検出部131から出力される判定信号DIAGMと断線検出部132から出力される判定信号DIAGPとのOR(論理和)を取る。
入力部VINP側のボンディングワイヤ164の断線、あるいは入力部VINM側のボンディングワイヤ165の断線のいずれかが発生した時点にて制御回路110が正常の動作ができなくなる。
そこで、ボンディングワイヤ164あるいはボンディングワイヤ165のいずれかが断線した際に流量センサ10の出力であるロジック部180から出力されるセンサ信号SENOUTに断線情報を含めて図10に示すコントローラ353などの上位システムに通知する。
また、制御回路110が正常に動作できない状態にて差動A/D変換器122を動作させるのは消費電力の観点から好ましくないため、ボンディングワイヤ164あるいはボンディングワイヤ165の断線を検知した時点で即座にフィードバックをかけて、差動A/D変換器122の動作を停止するのがよい。
この場合、ロジック部180は、判定部133から断線検出信号DIAGOUTが出力された際に制御信号ADCTRLを差動A/D変換器122の制御端子に出力する。差動A/D変換器122は、制御信号ADCTRLが入力されると動作を停止する。
〈電源生成部の構成例〉
図2は、図1の流量センサ10が有する電源生成部200における構成の一例を示す説明図である。
電源生成部200は、複数の抵抗202および安定化容量204,205から構成されており、上述した検知用基準電位V3および基準電位VBを生成する。
複数の抵抗202は、アナログの基準電位201と基準電位203との間にて直列接続された、いわゆる抵抗ストリングによって検知用基準電位V3および基準電位VBを生成する。
基準電位VBの変動は、検知ノードVDETPおよび検知ノードVDETMの電位に影響を及ぼす。そのため、該検知ノードVDETP,VDETMの電位を検知用基準電位V3を基準として図1の比較器145にて判定する際には、基準電位VBと検知用基準電位V3とが同じ程度の変動となることが好ましい。
基準電位VBと検知用基準電位V3とが同じ程度の変動となるためには、図2に示すように基準電位VBと検知用基準電位V3とを同じ抵抗ストリングから生成するのが好ましい。
抵抗ストリングにおいて、検知用基準電位V3および基準電位VBを出力するノードには、安定化容量204および安定化容量205がそれぞれ接続されている。これにより、検知用基準電位V3および基準電位VBの電位を安定化させる。
ただし、安定化容量204,205は、チップ面積を増大させて、結果としてチップコストの増大につながることから、その容量値は必要最小限に留めることが好ましい。
〈アナログスイッチの構成例〉
図3は、図1の流量センサ10が有するアナログスイッチ112における構成の一例を示す説明図である。
アナログスイッチ112は、図3に示すように、PチャネルMOS(Metal Oxide Semiconductor)のトランジスタ301およびNチャネルMOSのトランジスタ302から構成されている。なお、図3では、アナログスイッチ112の構成例を示したが、他のアナログスイッチについても図3と同様の構成からなる。
トランジスタ301のゲートには、クロックP1Bが入力されており、トランジスタ302のゲートには、クロックP1が入力されている。トランジスタ301とトランジスタ302との並列接続の構造をとることにより、GND電位から電源電圧までの電位をロスなく伝達することが可能となる。
〈検出部の信号タイミング例〉
図4は、図1の流量センサ10が有する断線検出部131における各部信号のタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。
図4において、上方から下方にかけては、クロックP1、クロックP1B、クロックP2、クロックP2B、ノードVM、制御回路110の入力部VINM、および検知ノードVDETMにおける信号タイミングをそれぞれ示している。
この図4では、図1の出力部ELEMOMと入力部VINMとの間が導通から非導通となった状態、具体的には、ボンディングワイヤ165の断線の前(図4のConnected)および断線の後(図4のDisconnected)におけるノードVM、および検知ノードVDETMの電位状態の変化を示している。
図4のクロックP1,P2の1周期の期間である期間t0において、クロックP1がHIGH状態である期間t1とクロックP2がHIGH状態である期間t2とは、立ち上がりおよび立ち下がりエッジが重なることがないように、オーバラップの期間t3および期間t4がそれぞれ設けられる。これにより、アナログスイッチの動作時に誘起されるクロックフィードスルーの影響を小さくすることができる。
ノードVMは、断線していない時、P1=HIGHの期間t1とオーバラップ期間t3との期間は、抵抗ブリッジ100の出力レベルである電位VSIGのレベルになる。それに続くクロックP2=HIGHの期間t2とオーバラップ期間t4との期間は、検知用基準電位V1のレベルになる。これはアナログスイッチ142によって検知容量141の両端電圧が短絡されるためである。
図4の例では、検知用基準電位V1=GNDの場合を示している。ボンディングワイヤ165が断線すると、期間t1と期間t3との期間は、入力部VINMが基準電位VB−電位変動DVDETのレベルになるように動作が変わる。
これは、図1において、|VB−V1|をノードCMIの電位と検知容量141の電位とで分圧した電位である|VB−V1|*CIN/(CIN+C1)の電位になるように変化するためである。
電位変動DVDETは、検知ノードVDETの基準電位VBに対する変化であるから、検知用基準電位V1=0の時には、DVDET=VB−VB*CIN/(CIN+C1)=VB*C1/(CIN+C1)となる。
入力部VINMの電位は、差動A/D変換器122のN側入力部ADINMに入力される電位である。よって、ボンディングワイヤ165が断線していない場合には、抵抗ブリッジ100から出力される信号レベルVSIGの状態を保つ。
ボンディングワイヤ165に断線が発生すると、期間t1および期間t3の間は、断線検出部131が制御回路110の入力部VINMに接続されるため、該入力部VINMとノードVMとは同じ電位である|VB−V1|*CIN/(CIN+C1)になる。
検知ノードVDETMにおける断線検出電位は、断線が発生したタイミングにて変動するのではなく、断線後の最初の期間t1において始めて変動する。この時、検知ノードVDETMの電位が検知用基準電位V3より低下すると、断線検出部131は、ボンディングワイヤ165が断線したと判断する。
〈検知容量の設定〉
図5は、図1の流量センサ10が有するN側入力容量117および検知容量141の容量比と電位変動DVDETおよび基準電位VBの電圧比との関係を示した説明図である。
この図5は、例えば検知用基準電位V1=0とした時のC1/CIN(検知容量141の静電容量値C1とN側入力容量117の静電容量値CINとの容量比)とDVDET/VB(電位変動DVDETおよび基準電位VBの電圧比)との関係を示している。検知ノードの電位変化DVDETの信号強度が大きくなるほど断線検知が容易になるため、DVDET/VBが1に近づくほどよい。
そのためには、検知容量141の静電容量値C1を大きくする必要があるが、該検知容量141の静電容量値を大きくすると、回路面積が大きくなる。これを考慮すると、検知容量141の静電容量値C1の設計においては、C1/CIN=0.5〜1.0程度において効果が大きく、好ましいといえる。
図6は、図1の流量センサ10が有する検知容量141の依存性を示す説明図である。
この図6では、検知用基準電位V1=0とした時、N側入力容量117の静電量値CINが1pF程度〜4pF程度までの間における電位変動DVDETおよび基準電位VBの電圧比における該検知容量141の依存性を示している。
図示するように、N側入力容量117の静電容量値が小さい場合には、検知容量141の静電容量値C1が2pF以下と小さくとも、電位変動DVDETの信号強度は比較的大きく得られる。しかし、N側入力容量117の静電容量値が大きくなった場合、検知容量141の静電容量値C1をより大きく設定しないと同じ信号強度の電位変動DVDETが得られなくなることが分かる。
差動A/D変換器122の雑音性能を向上するためには、入力容量116,117の静電容量値を大きくする必要があるが、この場合、検知容量141の静電容量値も同時に大きくしなくてはならないことを意味している。
続いて、検知容量141および保持容量144の静電容量値がどの程度の大きさまで許容されるかについて説明する。
図7は、図1の流量センサ10が有する検知容量141と保持容量144との静電容量の和により生じる信号特性の一例を示した説明図である。
図7(a)は、検知容量141と保持容量144との容量和により生じる信号伝達の遅延時間の関係を示してたものであり、検知容量141と保持容量144との静電容量の和が大きくなるにつれてA/D変換器122の回路動作の遅延が大きくなる様子を模式的に示したものである。
図5および図6では、検知容量141の静電容量値が大きくなるほど大きな信号強度の電位変動DVDETが得られることを示したが、該検知容量141の静電容量値を大きくしすぎると上述したチップ面積の増加だけでなく、信号遅延が大きくなって許容される遅延時間である許容遅延時間DelayLimを超えてしまう。
ここで、許容遅延時間DelayLimは、サンプリングアンドホールド型である差動A/D変換器122における動作周波数にて決定される。差動A/D変換器122がオーバサンプリング方式の場合には、動作周波数が高いほど高精度になるが、この時には、許容遅延時間DelayLimの値が小さくなり、許容される検知容量141と保持容量144との容量和の値は小さくなる。
遅延許容時間DelayLimの値は、差動A/D変換器122の入力ノードの電位が静定するのに必要な時間ともいえることから、断線検知に必要な信号強度を仕様により決した場合には、そのときの遅延許容時間DelayLimに応じて、差動A/D変換器122のサンプリング周波数を決定することが必要になる。
以上のように、検知容量141および保持容量144の静電容量値を決定する場合には、差動A/D変換器122の動作周波数を考慮しなくてはならないから、検知容量141の静電容量値を差動A/D変換器122のサンプリング周波数との関連から決定することができる。
図7(b)は、検知容量141および保持容量144の静電容量の和と差動A/D変換器122入力インピーダンスとの関係を示したものである。
抵抗ブリッジ100と接続される差動A/D変換器122は、アナログの抵抗値をデジタル値に変換するため、入力インピーダンスが大きいほうが高精度の動作を行うことができる。一方で検知容量141および保持容量144の静電容量の和を大きくすると、入力インピーダンスが小さくなり、流量センサ10としての性能が劣化してしまう。
検知容量141および保持容量144の容量和は、抵抗ブリッジ100を構成する抵抗値の大きさによって決まる許容インピーダンス値ImpedanceLimよりも入力インピーダンスが大きくなるように設定する必要がある。
以上のように、検知容量141および保持容量144の静電容量値は、差動A/D変換器122の回路動作遅延の仕様である許容遅延時間DelayLimと、入力インピーダンス仕様である許容インピーダンス値ImpedanceLimとの両方の条件を同時に満たす値に適切に設定されている必要がある。このように、検知容量141および保持容量144の静電容量の値を決定する。
〈断線検出回路の動作範囲〉
図8は、図1の流量センサ10が有する断線検出回路130における回路動作における動作ウインドウの一例を示す説明図である。
この図8では、図1における検知用基準電位V1が基準電位VBよりも小さい時の電圧の関係を模式的に示している。
抵抗ブリッジ100のコモンモード電圧は、抵抗値の製造ばらつきなどにより、図8のコモンモード電圧変動量DVCOMのようにある範囲にて変動する。この下限から抵抗ブリッジ100からの信号の最大値SIGMAXが出力された場合、検知ノードVDETの電位は、電位NormalLimまで低下する。
検知ノードVDETの電位は、断線していなくても電位NormalLimまで低下するため、比較器145に入力される検知用基準電位V3は、電位NormalLimよりも低い必要がある。
一方で電位変動DVDETは、入力容量116(あるいは入力容量117)の静電容量値と検知容量141の静電容量値との比で設計されるため、断線時の電位変動DVDETは、電位VdetLimまでしか下がらない。
つまり、電位NormalLimと電位VdetLimとの間が動作ウインドウDIAGWINとなる。検知用基準電位V3は、この動作ウインドウDIAGWIN内に、比較器145のばらつきや環境温度変化などを考慮しながら設定する必要がある。
この場合、電位VdetLimのばらつきが小さいことを考慮すると、V3<(NormalLim−VdetLim)/2を満たすように設定するのがよい。
図9は、図1の流量センサ10が有する断線検出回路130における回路動作におけるウインドウの他の例を示す説明図である。
この図9は、検知用基準電位V1を基準電位VBよりも大きく設定した時の断線検出回路130における動作ウインドウを示したものである。
図9においても図8と同様に、V3>(VdetLim−NormalLim)/2を満たすように検知用基準電位V3を設定するのがよい。
図10は、図1の流量センサ10を備えた制御システム350における構成の一例を示す説明図である。
この図10における制御システムは、例えばエンジンの制御をマネージメントするエンジン制御システムである。このエンジン制御システムが制御するエンジンは、内燃機関であり、例えば自動車や発電機などに用いられるエンジンである。
制御システム350は、図10に示すように、空気流量制御モジュール351、制御モジュール352、およびコントローラ353から構成されている。空気流量制御モジュール351は、エンジンに供給される空気量を調整するモジュールであり、流量センサ10および流量コントローラ355から構成されている。
流量コントローラ355は、流量センサ10から出力されるセンサ信号SENOUTに結果に基づいて、エンジンに供給する空気量の制御を行う。制御モジュール352は、スロットルコントローラやインジェクタコントローラなどのエンジン制御を行う様々なコントローラからなる。
スロットルコントローラは、スロットルの開度、すなわちエンジンの供給する燃料量などを制御する。インジェクタコントローラは、エンジンの吸気ポートなどに燃料を噴射するインジェクタの動作制御を行う。
コントローラ353は、制御システム350における全体の制御を司る。具体的には、空気流量制御モジュール351から入出力される入出力信号FLOWCTRLおよび制御モジュール352から入出力される入出力信号MODULECTRLに基づいて、制御システム350全体の制御を行う。
なお、ここでは、流量センサ10が自動車などのエンジンに用いられる例について説明したが、抵抗ブリッジを検出原理に用いるセンサは、他にも圧力や歪を計測するセンサなど、様々なセンサに応用可能である。
以上により、差動A/D変換器122の入力ノードの電位を該差動A/D変換器122のサンプリング時のみ検出することによって、低雑音でのボンディングワイヤ164,165の断線検出を行うことができる。
これにより、信頼性の高い流量センサ10を実現することができる。また、流量センサ10を制御システム350に搭載することによって、エンジン制御の信頼性を向上させることができる。
(実施の形態2)
〈流量センサの構成例および動作〉
図11は、本実施の形態2による流量センサ10における構成の一例を示す説明図である。
図11の流量センサ10が、前記実施の形態1の図1の流量センサ10と異なるところは、断線検出部131,132が有するアナログスイッチ140,142,143の動作およびクロック生成回路170が生成するクロックの種類である。流量センサ10の構成については、図1の流量センサ10と同様であるので説明は省略する。
クロック生成回路170は、図1に示すクロック生成回路170が生成するクロックP1、P1B、P2,P2Bに加えて、クロックPD1,PD1B,PD2,PD2Bを生成する。クロックPD1Bは、クロックPD1Bの反転信号であり、クロックPD2Bは、クロックPD2の飯店信号である。
アナログスイッチ142は、クロックPD2,PD2Bにて動作する。アナログスイッチ140,143は、クロックPD1,PD1Bにてそれぞれ動作する。クロックPD1,PD1B,PD2,PD2Bは、クロックP1、P1B、P2,P2Bとは異なるクロックである。
上述したように、クロックPD1,PD1B,PD2,PD2Bは、差動A/D変換器122の動作クロックであるクロックP1,P2とは異なるクロックであるため、断線検出回路130と差動A/D変換器122とは異なる制御クロックにより動作する点が前記実施の形態1と異なる。
〈検出部の信号タイミング例〉
図12は、図11の流量センサ10が有する断線検出部131におけるクロックと内部波形を模式的に示したタイミングチャートである。
図12において、上方から下方にかけては、クロックP1、クロックP2、クロックPD1、クロックPD2、断線検出部131のノードVM、制御回路110の入力部VINM、および検知ノードVDETMにおける信号タイミングをそれぞれ示している。
クロックP1,P2は、前記実施の形態1にて述べたように差動A/D変換器122の制御クロックであるので、図4と同様である。
期間t1において、クロックP1Dは、HIGH期間がクロックP1と同じであるが、LOW期間は、クロックP1の数周期分と長い点が異なる。同様に、期間t2では、クロックP2DのHIGH期間がクロックP2と同じであるが、LOW期間がクロックP2の数周期分と長いなっている。
このようにすることによって、断線検出回路130の動作頻度を前記実施の形態1と比較して1/4程度に下げることができる。これによって、差動A/D変換器122に重畳される断線検出回路130からの雑音を低減することが可能となる。
加えて、動作頻度が下げることにより、断線検出回路130の動作に伴う電力消費を低減することができる。
以上により、より高精度の断線検出を低い消費電力にて行う流量センサ10を提供することができる。
なお、図12では、断線検出回路130の動作頻度を差動A/D変換器122の動作に比較して1/4程度に下げた例を示したが、該断線検出回路130の動作頻度を差動A/D変換器122のサンプリングよりも少なくするのであれば、1/4にこだわるものではない。
また、差動A/D変換器122の動作クロックは、オーバサンプリングの考え方により数百kHzと高速であることが多い。一方、断線検知の頻度は、数百Hzでよい場合もあり、断線検出回路130の動作頻度を差動A/D変換器122の1/1000程度に減らすことも可能である。
断線検出回路130の動作頻度をどの程度まで減らすかは、流量センサ10に求められる応答性などから適切に設計されることが望ましい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
10 流量センサ
100 抵抗ブリッジ
102 抵抗
103 抵抗
104 抵抗
105 抵抗
110 制御回路
111 入力処理部
112 アナログスイッチ
113 アナログスイッチ
114 アナログスイッチ
116 P側入力容量
117 N側入力容量
118 アナログスイッチ
119 アナログスイッチ
120 アナログスイッチ
121 アナログスイッチ
122 差動A/D変換器
130 断線検出回路
131 断線検出部
132 断線検出部
133 判定部
140 アナログスイッチ
141 検知容量
142 アナログスイッチ
143 アナログスイッチ
144 保持容量
145 比較器
164 ボンディングワイヤ
165 ボンディングワイヤ
170 クロック生成回路
180 ロジック部
200 電源生成部
202 抵抗
204 安定化容量
205 安定化容量
301 トランジスタ
302 トランジスタ
350 制御システム
351 空気流量制御モジュール
352 制御モジュール
353 コントローラ
355 流量コントローラ

Claims (15)

  1. 気体の流量の変化を検出するセンサ部と、
    前記センサ部から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するスイッチトキャパシタ型のA/D変換器と、
    前記A/D変換器と前記センサ部とを接続する配線の断線を検出する断線検出回路と、
    を備え、
    前記断線検出回路は、
    一方の接続部が前記A/D変換器の入力ノードに接続される第1のキャパシタと、
    前記配線の断線を検出する検出部と、
    を有し、
    前記検出部は、前記A/D変換器の作動入力部にそれぞれ接続される入力キャパシタの静電容量と、前記第1のキャパシタの静電容量との比に基づいた電位から前記配線の断線を検出する、流量センサ。
  2. 請求項1記載の流量センサにおいて、
    前記断線検出回路は、
    一方の接続部が前記A/D変換器の入力ノードに接続され、前記第1のキャパシタにおける電位の電荷を保持する第2のキャパシタを有し、
    前記検出部は、前記第2のキャパシタの電位変化から前記配線の断線を検出する、流量センサ。
  3. 請求項2記載の流量センサにおいて、
    前記第2のキャパシタは、前記入力キャパシタの静電容量と前記第1のキャパシタの静電容量との比に基づいた電位によって電荷を蓄積する、流量センサ。
  4. 請求項2記載の流量センサにおいて、
    前記第2のキャパシタは、前記A/D変換器が前記アナログ信号を取り込む際に電荷を蓄積し、前記入力キャパシタが信号のサンプリングを行う期間は前記配線と切り離される、流量センサ。
  5. 請求項2記載の流量センサにおいて、
    前記第1のキャパシタは、他方の接続部に第1の検知用基準電位が供給され、
    前記第2のキャパシタは、他方の接続部に前記第1の検知用基準電位と異なる電位の第2の検知用基準電位が供給される、流量センサ。
  6. 請求項2記載の流量センサにおいて、
    前記検出部は、比較器からなり、前記入力キャパシタの静電容量と前記第1のキャパシタの静電容量との比に基づいた電位と、予め設定される基準電位とを比較して、前記入力キャパシタの静電容量と前記第1のキャパシタの静電容量との比に基づいた前記電位が前記基準電位よりも低くなった際に前記配線が断線したことを検出する、流量センサ。
  7. 請求項6記載の流量センサにおいて、
    前記第2のキャパシタは、前記比較器を構成する入力トランジスタのゲート容量である、流量センサ。
  8. 請求項6記載の流量センサにおいて、
    前記第2のキャパシタは、前記比較器の入力部に接続される配線の寄生容量である、流量センサ。
  9. 請求項1記載の流量センサにおいて、
    前記第1のキャパシタは、前記A/D変換器の動作周波数から許容される回路動作の遅延時間と、許容される前記A/D変換器の入力インピーダンスとを満たすように静電容量値が設定される、流量センサ。
  10. 請求項1記載の流量センサにおいて、
    前記第1のキャパシタの静電容量値は、前記A/D変換器に接続される前記入力キャパシタの静電容量値よりも小さい、流量センサ。
  11. 請求項1記載の流量センサにおいて、
    前記A/D変換器の動作周波数は、前記A/D変換器に接続される前記入力キャパシタと前記第1のキャパシタの静電容量とから決定される前記A/D変換器の回路動作遅延に基づいて設定される、流量センサ。
  12. 気体の流量の変化を検出するセンサ部と、
    第1の制御クロックおよび第2の制御クロックを生成するクロック生成回路と、
    前記第1の制御クロックに基づいて動作し、前記センサ部から出力される差動アナログ信号をデジタル信号に変換する差動入力スイッチトキャパシタ型のA/D変換器と、
    前記A/D変換器と前記センサ部とを接続する配線の断線を検出する断線検出回路と、
    前記センサ部の一方の出力部と前記A/D変換器の一方の入力部との間に接続される第1の入力キャパシタと、
    前記クロック生成回路が生成する前記第1の制御クロックに基づいて、前記A/D変換器の一方の入力部と前記第1の入力キャパシタとの接続を切り替える第1のスイッチと、
    前記第2の制御クロックに基づいて、前記A/D変換器の他方の入力部と前記第1の入力キャパシタとの接続を切り替える第2のスイッチと、
    前記センサ部の他方の出力部と前記A/D変換器の他方の入力部と間に接続される第2の入力キャパシタと、
    前記第2の制御クロックに基づいて、前記A/D変換器の一方の入力部と前記第2の入力キャパシタとの接続を切り替える第3のスイッチと、
    前記第1の制御クロックに基づいて、前記A/D変換器の他方の入力部と前記第2の入力キャパシタとの接続を切り替える第4のスイッチと、
    を備え、
    前記断線検出回路は、
    前記センサ部に接続される一方の前記配線の断線を検出する第1の断線検出部と、
    前記センサ部に接続される他方の前記配線の断線を検出する第2の断線検出部と、
    前記第1の断線検出部および前記第2の断線検出部の検出結果に基づいて、前記配線が断線しているか否かを判定する断線判定部と、
    有し、
    前記第1の断線検出部は、
    一方の前記配線と第1の基準電圧との間に接続される第1のキャパシタと、
    前記第2の制御クロックに基づいて、一方の前記配線と前記第1のキャパシタとの接続を切り替える第5のスイッチと、
    前記第1の制御クロックに基づいて、前記第1のキャパシタを放電する第6のスイッチと、
    一方の前記配線と第2の基準電圧との間に接続される第2のキャパシタと、
    前記第2の制御クロックに基づいて、前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとの接続を切り替える第7のスイッチと、
    前記配線の断線を検出する第1の検出部と、
    を具備し、
    前記第2の断線検出部は、
    他方の前記配線と第1の基準電圧との間に接続される第3のキャパシタと、
    前記第2の制御クロックに基づいて、他方の前記配線と前記第3のキャパシタとの接続を切り替える第8のスイッチと、
    前記第1の制御クロックに基づいて、前記第3のキャパシタを放電する第9のスイッチと、
    他方の前記配線と第2の基準電圧との間に接続される第4のキャパシタと、
    前記第2の制御クロックに基づいて、前記第3のキャパシタ前記第4のキャパシタとの接続を切り替える第10のスイッチと、
    前記配線の断線を検出する第2の検出部と、
    を具備し、
    前記第2のスイッチ、前記第3のスイッチ、前記第5のスイッチ、前記第7のスイッチ、前記第8のスイッチ、および前記第10のスイッチは、前記A/D変換器のサンプリング動作の際に前記A/D変換器の各々の入力ノードの電位が前記第1の断線検出部および前記第2の断線検出部にそれぞれ入力されるように接続が切り替わり、
    前記第1の検出部および前記第2の検出部は、前記A/D変換器のサンプリング動作の際に入力される前記A/D変換器の入力ノードの電位から前記配線の断線を検出する、流量センサ。
  13. 請求項12記載の流量センサにおいて、
    前記断線判定部は、前記第1の断線検出部または前記第2の断線検出部のいずれかが断線を検出した際に前記配線が断線していると判定して、断線検出信号を出力する、流量センサ。
  14. 請求項12記載の流量センサにおいて、
    前記クロック生成回路が生成する前記第2の制御クロックは、前記第1の制御クロックと異なる周波数のクロックである、流量センサ。
  15. 請求項12記載の流量センサにおいて、
    前記クロック生成回路が生成する前記第2の制御クロックは、前記第1の制御クロックの周期よりも長い周期である、流量センサ。
JP2018156965A 2018-08-24 2018-08-24 流量センサ Expired - Fee Related JP6909764B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018156965A JP6909764B2 (ja) 2018-08-24 2018-08-24 流量センサ
PCT/JP2019/019937 WO2020039669A1 (ja) 2018-08-24 2019-05-20 流量センサ
DE112019002496.5T DE112019002496B4 (de) 2018-08-24 2019-05-20 Durchsatzsensor
US17/254,697 US11828636B2 (en) 2018-08-24 2019-05-20 Flow rate sensor
CN201980045915.5A CN112400097B (zh) 2018-08-24 2019-05-20 流量传感器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018156965A JP6909764B2 (ja) 2018-08-24 2018-08-24 流量センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020030158A JP2020030158A (ja) 2020-02-27
JP6909764B2 true JP6909764B2 (ja) 2021-07-28

Family

ID=69592584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018156965A Expired - Fee Related JP6909764B2 (ja) 2018-08-24 2018-08-24 流量センサ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11828636B2 (ja)
JP (1) JP6909764B2 (ja)
CN (1) CN112400097B (ja)
DE (1) DE112019002496B4 (ja)
WO (1) WO2020039669A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7504773B2 (ja) * 2020-11-06 2024-06-24 日立Astemo株式会社 信号伝送装置、信号伝送システム、情報提供方法
US11906610B2 (en) 2021-03-10 2024-02-20 Honeywell International Inc. Offset calibration and diagnostics for resistance-based bridge circuits

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4760681B2 (ja) * 2006-11-16 2011-08-31 トヨタ自動車株式会社 アルコール対応エンジンのオイル希釈量推定装置
JP5083144B2 (ja) * 2008-09-22 2012-11-28 ソニー株式会社 静電容量型センサーデバイスの容量変化検出回路、静電容量型センサーモジュール、静電容量型センサーデバイスの容量変化検出方法及び電子機器
JP2010074915A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Jtekt Corp モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置
JP5517777B2 (ja) 2010-06-25 2014-06-11 日立オートモティブシステムズ株式会社 ブリッジ回路の断線検出回路および断線検出手段を有するシステム
JP6043679B2 (ja) * 2012-08-01 2016-12-14 アルプス電気株式会社 静電容量検出回路及び入力デバイス
JP5851973B2 (ja) * 2012-11-02 2016-02-03 日立オートモティブシステムズ株式会社 熱式流量計
CA2943932C (en) * 2014-03-26 2019-02-19 Nissan Motor Co., Ltd. Diagnosis device and diagnosis method
JP6365467B2 (ja) * 2015-08-28 2018-08-01 株式会社デンソー 断線検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20210116274A1 (en) 2021-04-22
CN112400097B (zh) 2024-04-26
US11828636B2 (en) 2023-11-28
DE112019002496T5 (de) 2021-03-04
JP2020030158A (ja) 2020-02-27
WO2020039669A1 (ja) 2020-02-27
DE112019002496B4 (de) 2025-01-23
CN112400097A (zh) 2021-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5517777B2 (ja) ブリッジ回路の断線検出回路および断線検出手段を有するシステム
CN104094189B (zh) 电子控制装置
US20220049669A1 (en) Load Drive Device, Engine System
JP5838776B2 (ja) 内燃機関用点火装置
US9850844B2 (en) Universal control and evaluation unit particularly for operation of a lambda probe
KR101861370B1 (ko) 온도 검지 장치
JP6909764B2 (ja) 流量センサ
US7581534B2 (en) Internal combustion engine ignition device
JP2009156643A (ja) 故障検出システム及び集積回路
JP6264160B2 (ja) 半導体物理量センサ装置
CN114236217A (zh) 一种浮地式芯片电压检测电路
CN202661477U (zh) 信号处理电路及车载用电子控制装置
JP6461561B2 (ja) イグナイタおよび車両
US7057424B2 (en) Diagnose interface for a non-isolated sensor
CN112311230A (zh) 集成电路装置
JP4334959B2 (ja) 多気筒エンジンの燃焼圧データ収集システム
JP4862760B2 (ja) 検出信号処理回路
CN104251162B (zh) 电压输出电路以及车辆控制系统
JP2014225953A (ja) 電源装置
KR20090111880A (ko) 데이터 통신장치, 데이터 통신 시스템 및 데이터 통신방법
CN119846296B (zh) 一种psi5协议同步脉冲信号的低压检测电路
JP4765742B2 (ja) 排気ガスセンサの信号処理装置
JP2010197160A (ja) 電圧制限回路
JP2013064699A (ja) 基準電位生成回路及びセンサ
JP2014225954A (ja) 電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210629

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210705

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6909764

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees