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JP6910604B2 - 家具 - Google Patents
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JP6910604B2 - 家具 - Google Patents

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Description

この発明は、家具に関し、壁面に取り付けられるベース部材と、ベース部材上に乗り上げて保持される化粧部材とを備える家具に関する。
一般的に、建物の壁面には、インテリアなどを吊り下げ・載置するための家具が取り付けられている。このような壁面に取り付けられる家具として、特開平10−196095号公報(特許文献1)が知られている。
日本建築で用いられる長押としては、特開平11−293906号公報(特許文献2)が知られている。特許文献2には、壁面に取り付けられる水平材と、水平材の上部に固定される長押とを有する長押の取付構造が開示されている。
特開平10−196095号公報 特開平11−293906号公報
特許文献1の家具は、壁面に取り付けられる取付材と長押本体とは、上部において、長押本体の係合舌片が取付材の係合窪みに嵌め込まれて係合固定され、下部において、長押本体の掛止突起が取付材の係合窪みに係止固定されている。そのため、上部または下部の係止状態が十分でない場合には、長押本体が外れてしまうおそれがあるとともに、構造が複雑である。
特許文献2の長押は、長押と水平材を固定具で固定する際に、長押を水平材に対してビスで固定する必要があり、施工性が悪い。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は簡易な構造で、施工性のよい家具を提供することを目的とする。
本発明のある局面による家具は、壁面に取り付けられるベース部材と、ベース部材上に乗り上げて保持される化粧部材とを備える家具であって、ベース部材は、壁面に沿って左右方向に長く延びる壁面取付部と、壁面取付部から前方に延びるベース側延出部とを含み、化粧部材は、壁面取付部に対向して左右方向に長く延びる垂直部と、垂直部から後方に延びる化粧側延出部とを含み、ベース側延出部とその上に乗る化粧側延出部とは、互いに係合する凹凸形状を有し、化粧部材は、凹凸形状によって、前後方向の位置が固定される。
好ましくは、ベース側延出部と化粧側延出部とは、前後方向の長さが同一である。
好ましくは、ベース側延出部の先端部は、化粧部材の垂直部に当接し、化粧側延出部の先端部は、ベース部材の壁面取付部に当接し、凹凸形状は、ベース側延出部の前方側に設けられるベース側凸部と、ベース側凸部に隣接しベース側延出部の後方側に設けられるベース側凹部と、化粧側延出部の前方側に設けられる化粧側凹部と、化粧側凹部に隣接し化粧側延出部の後方側に設けられる化粧側凸部とを有する。
好ましくは、ベース側凸部の前後方向長さは、ベース側延出部の前後方向長さの1/2であり、化粧側凹部の前後方向長さは、化粧側延出部の前後方向長さの1/2である。
好ましくは、ベース側延出部は、壁面取付部の上方領域に設けられる第1ベース側延出部と、壁面取付部の下方領域に設けられる第2ベース側延出部とを有し、化粧側延出部は、垂直部の上方領域に設けられる第1化粧側延出部と、垂直部の下方領域に設けられる第2化粧側延出部とを有する。
好ましくは、ベース部材の壁面取付部は、第1ベース側延出部の高さ位置よりも上方に突出して延びており、化粧部材の垂直部は、前1化粧側延出部の高さ位置よりも上方に突出して延びている。
好ましくは、ベース部材の壁面取付部は、第2ベース側延出部の高さ位置よりも下方に突出して延びており、化粧部材の垂直部は、第2化粧側延出部の高さ位置よりも下方に突出して延びている。
好ましくは、ベース部材と化粧部材とは、同一形状である。
好ましくは、ベース部材と化粧部材とを組み合わせた構造の断面形状は、回転対称の形状である。
好ましくは、ベース部材と化粧部材とを組み合わせた構造の断面形状の左右方向両端部には、その左右方向両端部を覆うキャップ部材が取り付けられている。
本発明によれば、簡易な構造で、施工性のよい家具を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る家具の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る家具を壁面に取り付けた状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態におけるキャップ部材であり、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。 本発明の実施の形態において、化粧部材をベース部材上に乗り上げて保持される様子を示す側面図である。 本発明の実施の形態において、キャップ部材を取り付ける様子を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る家具の変形例を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る家具の他の変形例を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る家具の使用例を示す模式的な断面図である。 本発明の実施の形態に係る家具の他の使用例を示す模式的な断面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1〜3を参照して、本発明の実施の形態に係る家具1について説明する。図1の矢印A1で示す方向を左右方向という。図2において、矢印A2で示す方向を上下方向、矢印A3で示す方向を前方、その反対方向を後方という。
本発明の実施の形態に係る家具1は、建物の壁面100に取り付けられるラックとして用いられ、たとえば、小物などのインテリアを飾る、衣類ハンガーや傘を直接掛ける、または、市販のフックを利用してバッグなどを掛けるために用いられる。家具1は、屋内、屋外を問わず建物の壁面100に取り付けられればよいが、居室または玄関周りの非居室の壁面100に取り付けられることが好ましい。
本発明の実施の形態に係る家具1は、壁面100に取り付けられるベース部材2と、ベース部材2上に乗り上げて保持される化粧部材3と、それらの左右方向両端部を覆うキャップ部材4とを備える。なお、ベース部材2、化粧部材3およびキャップ部材4は、それぞれ一体成型されている。
以下、ベース部材2、化粧部材3およびキャップ部材4について、詳細に説明する。
まず、図1,2を参照して、ベース部材2について説明する。ベース部材2は、壁面100に沿って左右方向に長く延びる壁面取付部20と、壁面取付部20から前方に延びるベース側延出部21,22とを含む。具体的には、ベース側延出部21,22は、水平方向に延びている。壁面取付部20の左右方向一方端部および他方端部には、固定具5が貫通する壁面側貫通孔280がそれぞれ設けられている。これらの壁面側貫通孔280に、固定具5が差し込まれることで、壁面100にベース部材2が取り付けられる。固定具5は、たとえば、壁固定用のビスである。
壁面取付部20は、上下方向に延び、上方部27と中央部28と下方部29とを有する。上方部27は、第1ベース側延出部21の高さ位置よりも上方に突出して延びている。下方部29は、第2ベース側延出部22の高さ位置よりも下方に突出して延びている。中央部28は、上方部27と下方部29とを連結している。上方部27の上下方向の長さは、下方部29の上下方向長さよりも長く形成されている。具体的には、上方部27の上下方向の長さは、下方部29の上下方向の長さと、下述する、化粧部材3の第1化粧側凸部33の上下方向長さとを足した長さである。上方部27が設けられていることで、ハンガーなどを掛ける際に、ハンガーの先端が壁面100に当たらないため、壁面100に傷がつかない。なお、上方部27、中央部28および下方部29の前後方向の長さは、略同一である。
ベース側延出部は、壁面取付部20の上方領域に設けられる第1ベース側延出部21と、壁面取付部20の下方領域に設けられる第2ベース側延出部22とを有する。つまり、第1ベース側延出部21は、第2ベース側延出部22の上方に設けられ、第2ベース側延出部22は、第1ベース側延出部21の下方に設けられている。なお、第1ベース側延出部21および第2ベース側延出部22は、壁面取付部20に対して垂直に延びている。つまり、第1ベース側延出部21および第2ベース側延出部22は、水平方向に延在している。なお、第1ベース側延出部21および第2ベース側延出部22の前後方向長さは、略同一である。
第1ベース側延出部21は、第1ベース側延出部21の前方側に設けられる第1ベース側凸部23と、第1ベース側凸部23に隣接し第1ベース側延出部21の後方側に設けられる第1ベース側凹部24とを有する。第1ベース側凸部23の前後方向長さは、第1ベース側延出部21の前後方向長さLの1/2であり、1/2Lである。第1ベース側凹部24の前後方向の長さは、第1ベース側延出部21の前後方向長さLの1/2であり、1/2Lである。第1ベース側凸部23および第1ベース側凹部24は、左右方向に延在している。すなわち、第1ベース側延出部21の上面は、第1ベース側凸部23と第1ベース側凹部24とからなる。なお、第1ベース側凹部24の左右方向両端部には、第1ビス6が差し込まれる第1ベース側貫通孔240が設けられている。
第1ベース側延出部21と同様に、第2ベース側延出部22は、第2ベース側延出部22の前方側に設けられる第2ベース側凸部25と、第2ベース側凸部25に隣接し第2ベース側延出部22の後方側に設けられる第2ベース側凹部26とを有する。第2ベース側凸部25の前後方向長さは、第2ベース側延出部22の前後方向長さLの1/2であり、1/2Lである。第2ベース側凹部26の前後方向の長さは、第2ベース側延出部22の前後方向長さLの1/2であり、1/2Lである。第2ベース側凸部25および第2ベース側凹部26は、左右方向に延在している。すなわち、第2ベース側延出部22の上面は、第2ベース側凸部25と第2ベース側凹部26とからなる。なお、第2ベース側凸部25の左右方向両端部には、第2ビス7が差し込まれる第2ベース側貫通孔250が設けられている。
次に、化粧部材3について説明する。化粧部材3は、壁面取付部20に対向して左右方向に長く延びる垂直部30と、垂直部30から後方に延びる化粧側延出部31,32とを含む。具体的には、化粧側延出部31,32は、水平方向に延びている。
垂直部30は、上下方向に延び、上方部37と中央部38と下方部39とを有する。上方部37は、下述する第1化粧側延出部31の高さ位置よりも上方に突出して延びている。ここで、垂直とは、正確に水平面に対して直角の方向に延びている場合だけでなく、水平面に対してやや傾いている場合も含む。下方部39は、第2ベース側延出部22の高さ位置よりも下方に突出して延びている。中央部38は、上方部37と下方部39とを連結している。下方部39の上下方向の長さは、上方部37の上下方向長さよりも長く形成されている。具体的には、下方部39の上下方向の長さは、上方部37の上下方向の長さと、ベース部材2の第2ベース側凸部25の上下方向長さとを足した長さである。なお、上方部37、中央部38および下方部39の前後方向の厚みは、略同一である。
化粧側延出部は、垂直部30の上方領域に設けられる第1化粧側延出部31と、垂直部30の下方領域に設けられる第2化粧側延出部32とを有する。つまり、第1化粧側延出部31は、第2化粧側延出部32の上方に設けられ、第2化粧側延出部32は、第1化粧側延出部31の下方に設けられている。なお、第1化粧側延出部31および第2化粧側延出部32は、垂直部30に対して垂直に延びている。第1化粧側延出部31および第2化粧側延出部32の前後方向長さは、略同一である。
また、ベース側延出部21,22と化粧側延出部31,32とは、前後方向の長さが同一である。これにより、第1ベース側延出部21の先端部は、化粧部材3の中央部38に当接し、第1化粧側延出部31の先端部は、ベース部材2の上方部27に当接する。さらに、第2ベース側延出部22の先端部は、化粧部材3の下方部39に当接し、第2化粧側延出部32の先端部は、ベース部材2の中央部28に当接する。
第1化粧側延出部31は、第1化粧側延出部31の前方側に設けられる第1化粧側凸部33と、第1化粧側凸部33に隣接し第1化粧側延出部31の後方側に設けられる第1化粧側凹部34とを有する。第1化粧側凸部33の前後方向長さは、第1化粧側延出部31の前後方向長さLの1/2であり、1/2Lである。第1化粧側凹部34の前後方向の長さは、第1化粧側延出部31の前後方向長さLの1/2であり、1/2Lである。第1化粧側凸部33および第1化粧側凹部34は、左右方向に延在している。すなわち、第1化粧側延出部31の上面は、第1化粧側凸部33と第1化粧側凹部34とからなる。なお、第1化粧側凸部33の左右方向両端部には、第1ビス6が貫通する第1化粧側貫通孔330が設けられている。第1化粧側貫通孔330は、上述した第1ベース側貫通孔240と対応する位置に設けられている。
第1化粧側延出部31と同様に、第2化粧側延出部32は、第2化粧側延出部32の前方側に設けられる第2化粧側凸部35と、第2化粧側凸部35に隣接し第1化粧側延出部31の後方側に設けられる第2化粧側凹部36とを有する。第2化粧側凸部35の前後方向長さは、第1化粧側延出部31の前後方向長さLの1/2であり、1/2Lである。第2化粧側凹部36の前後方向の長さは、第2化粧側延出部32の前後方向長さLの1/2であり、1/2Lである。第2化粧側凸部35および第2化粧側凹部36は、左右方向に延在している。すなわち、第2化粧側延出部32の上面は、第2化粧側凸部35と第2化粧側凹部36とからなる。なお、第2化粧側凹部36の左右方向両端部には、第2ビス7が貫通する第2化粧側貫通孔360が設けられている。第2化粧側貫通孔360は、上述した第2ベース側貫通孔250と対応する位置に設けられている。
化粧部材3の垂直部30の外表面、上方部37の内表面および第1化粧側延出部31の外表面には、コーティング樹脂が施されていてもよい。傷つきやすい箇所にコーティング樹脂を施すことで、家具1の耐久性を向上させることができる。
化粧部材3がベース部材2上に乗り上げて保持される場合、第1ベース側延出部21と第1化粧側延出部31とは、互いに係合する第1凹凸形状を有し、第2ベース側延出部22と第2化粧側延出部32とは、互いに係合する第2凹凸形状を有する。具体的には、第1凹凸形状は、第1ベース側凸部23と第1ベース側凹部24と第1化粧側凹部34と第1化粧側凸部33とを有する。第2凹凸形状は、第2ベース側凸部25と第2ベース側凹部26と第2化粧側凹部36と第2化粧側凸部35とを有する。
ベース部材2と化粧部材3とは、同一形状であってもよい。すなわち、化粧部材3は、ベース部材2を約180度回転させた構造である。ベース部材2と化粧部材3とを比較すると、第1ベース側延出部21と第2化粧側延出部32とが同一であり、第2ベース側延出部22と第1化粧側延出部31とが同一であり、ベース部材2の上方部27と化粧部材3の下方部39とが同一であり、ベース部材2の下方部29と化粧部材3の上方部37とが同一である。これにより、1つの金型でベース部材2および化粧部材3を製造することができるため、生産性がよい。
図1,3を参照して、キャップ部材4について説明する。キャップ部材4は、ベース部材2と化粧部材3とを組み合わせた構造の左右方向両端部にそれぞれ取り付けられている。図3を特に参照して、キャップ部材4は、平板形状の本体部40と、本体部40から垂直に突出する第1係止部45および第2係止部46とを含む。
本体部40は、平板形状の本体部40の角部から外方に突出する4つの突出部41,42,43,44を有する。ベース部材2と化粧部材3とを組み合わせた構造にキャップ部材4を取り付けると、突出部41は、ベース部材2の上方部27に当接し、突出部42は、化粧部材3の上方部37に当接し、突出部43は、ベース部材2の下方部29に当接し、突出部44は、化粧部材3の下方部39に当接する。
第1係止部45は、本体部40の上方に設けられ、第2係止部46は、本体部40の下方に設けられる。具体的には、第1係止部45は、第2係止部46の上方に設けられる。キャップ部材4の第1係止部45の上端から第2係止部46の下端までの上下方向長さL2は、ベース部材2と化粧部材3とを組み合わせた構造において、第1ベース側延出部21の下端から第2化粧側延出部32の上端までの上下方向の長さL1と略同一である。なお、第1係止部45には、前後方向に整列する2個の第1キャップ側貫通孔450,451が設けられている。第2係止部46には、前後方向に整列する2個の第2キャップ側貫通孔460,461が設けられている。
また、ベース部材2と化粧部材3とを組み合わせた構造の断面形状は、回転対称の形状である。これにより、左右方向両端に取り付けるキャップ部材4の形状を同一にすることができるため、1つの金型でキャップ部材4を製造することができ、より生産性を向上することができる。
次に、図4,5を参照して、家具1の組立方法について説明する。
まず、図4に示すように、ベース部材2を壁面100に取り付ける。具体的には、ベース部材2の壁面取付部20を壁面100に押し付け、壁面取付部20の左右方向両端部にそれぞれ設けられる壁面側貫通孔280に固定具5を差し込む。これにより、ベース部材2が壁面100に取り付けられる。
さらに、化粧部材3をベース部材2上に乗せる。具体的には、第1化粧側延出部31を第1ベース側延出部21の上に乗せ、第2化粧側延出部32を第2ベース側延出部22の上に乗せて、凹凸形状を係合させる。これにより、第1化粧側凸部33および第1化粧側凹部34が第1ベース側凹部24および第1ベース側凸部23の上に乗って互いに係合し、第2化粧側凸部35および第2化粧側凹部36が第2ベース側凹部26および第2ベース側凸部25の上に乗って互いに係合する。このように、壁面100に取り付けられるベース部材2のベース側延出部21,22上に化粧部材3の化粧側延出部31,32を乗せるだけで、化粧部材3の前後方向の位置が固定されるため、施工性がよい。
次に、図5に示すように、ベース部材2と化粧部材3とを組み合わせた構造の左右方向の両端部に、キャップ部材4をそれぞれ取り付ける。具体的には、キャップ部材4の第1係止部45をベース部材2の第1ベース側延出部21の下方に配置させ、キャップ部材4の第2係止部46を化粧部材3の第2化粧側延出部32の上方に配置させる。このように、キャップ部材4をベース部材2と化粧部材3とを組み合わせた構造に取り付けるだけで、化粧部材3の上下方向の位置が固定されるため、施工性がよい。
上下方向に重なった第1化粧側貫通孔330、第1ベース側貫通孔240(図2)および第1キャップ側貫通孔450に対して、上方から第1ビス6を差し込む。これらの貫通孔330,240,450が壁面取付部20寄りに設けられているため、容易に第1ビス6を貫通孔330,240,450に差し込むことができる。
さらに、上下方向に重なった第2化粧側貫通孔360、第2ベース側貫通孔250(図2)および第2キャップ側貫通孔461に対して、下方から第2ビス7を差し込む。貫通孔360,250,461が垂直部30寄りに設けられているため、家具1の下方にベットなどが配置され、ベッド側から家具1を見上げた場合でも、第2ビス7が見えないため、意匠性を向上することができる。
なお、図6に示されるように、凹凸形状は、第1,2ベース側延出部21,22および第1,2化粧側延出部31,32の前後方向全長に渡って設けられなくてもよい。具体的には、家具1Aの第1ベース側延出部21は、第1ベース側凸部23より上下方向の厚さが厚い第1ベース側肉厚部210Aを介して壁面取付部20に繋がり、第2ベース側延出部22は、第2ベース側凸部25より上下方向の厚さが厚い第2ベース側肉厚部220Aを介して壁面取付部20に繋がる。同様に、第1化粧側延出部31は、第1化粧側凸部33より上下方向の厚さが厚い第1化粧側肉厚部310Aを介して垂直部30と繋がり、第2化粧側延出部32は、第2化粧側凸部35より上下方向の厚さが厚い第2ベース側肉厚部220Aを介して壁面取付部20と繋がる。
これにより、第1,2ベース側延出部21,22と壁面取付部20とが、上下方向の厚さが厚い第1,2ベース側肉厚部210A,220Aで繋がっているため、ベース部材2の強度を向上させることができる。同様に、第1,2化粧側延出部31,32と垂直部30とが、上下方向の厚さが厚い第1,2化粧側肉厚部310A,320Aで繋がっているため、化粧部材3の強度を向上させることができる。さらに、凹凸形状が前後方向全長に渡って設けられていないため、家具1A全体の強度を向上させることができる。
また、第1,2ベース側延出部21,22および第1,2化粧側延出部31,32は、重力の方向に対して、正確に垂直な方向に延びる必要はなく、第1,2ベース側延出部21,22上に第1,2化粧側延出部31,32を乗せることができる程度に水平であれば足りる。たとえば、図7に示されるように、家具1Bの第1,2ベース側延出部21B,22Bは、壁面取付部20から前方に向かって斜め上方に延びていてもよく、第1,2化粧側延出部31B,32Bは、垂直部30から後方に向かって斜め下方に延びていてもよい。
また、図8を参照して、家具1の下方に係止体50が設けられていてもよい。たとえば、係止体50は、第2ベース側延出部22の下方に取り付けられる連結部51と、連結部51から下方にのびるフック状の係止部52とを有する。連結部51が第2ベース側延出部22の下方に固定されている場合、係止体50は、固定フックであってもよい。また、連結部51が家具1の左右方向に沿って延びるレールである場合、係止体50は、係止部52がレールに沿って左右方向に移動する可動フックであってもよい。なお、係止部52は、フック状に限定されず、たとえば、正面視略U字形状のタオル掛けなどであってもよい。
また、図9を参照して、家具1の下方には、照明61が設けられていてもよい。たとえば、照明61は、家具1の左右方向に沿って延びる壁面100側を照らすライン照明である。この場合、照明61の配線62は、壁面取付部20、第1ベース側延出部21、垂直部30および第2化粧側延出部32で四方が囲われる空間60内に収納されていてもよい。これにより、その空間60内を有効活用して、美感を損なわないようにするとともに、屋内を装飾するインテリアとすることができる。
また、家具1の第1化粧側延出部31の上方には、たとえばスマートフォンや携帯などの小型電子機器を載置してもよい。家具1の近傍にコンセントを設けることで、家具1上に載置したまま、これらを充電することが可能である。
また、上記実施の形態において、家具1は、キャップ部材4を備えるとしたが、必ずしもキャップ部材4は設けられなくてもよい。
また、上記実施の形態において、ベース側延出部は、第1ベース側延出部21および第2ベース側延出部22を有し、化粧側延出部は、第1化粧側延出部31および第2化粧側延出部32を有するとして説明したが、ベース側延出部および化粧側延出部は、少なくとも1つずつ設けられていればよい。
また、凹凸形状は、ベース側延出部および化粧側延出部の左右方向全長に渡って設けられるとしたが、少なくとも左右方向長さの一部に設けられていればよい。
また、上記実施の形態における家具1は、ラックとして用いられるとして説明したが限定的ではなく、ベース側延出部21,22および化粧側延出部31,32の前後方向の長さ(奥行き長さ)を長くして、棚として用いてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明したが、この発明は、図示した実施の形態のものに限定されない。図示した実施の形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 家具、2 ベース部材、3 化粧部材、4 キャップ部材、5 固定具、6 第1ビス、7 第2ビス、20 壁面取付部、21,21B 第1ベース側延出部、22,22B 第2ベース側延出部、23 第1ベース側凸部、24 第1ベース側凹部、25 第2ベース側凸部、26 第2ベース側凹部、27,37 上方部、28,38 中央部、29,39 下方部、30 垂直部、31,31B 第1化粧側延出部、32,32B 第2化粧側延出部、33 第1化粧側凸部、34 第1化粧側凹部、35 第2化粧側凸部、36 第2化粧側凹部、40 本体部、41,42,43,44 突出部、45 第1係止部、46 第2係止部、50 係止体、51 連結部、52 係止部、60 空間、61 照明、62 配線、100 壁面、210A 第1ベース側肉厚部、220A 第2ベース側肉厚部、240 第1ベース側貫通孔、250 第2ベース側貫通孔、280 壁面側貫通孔、310A 第1化粧側肉厚部、320A 第2化粧側肉厚部、330 第1化粧側貫通孔、360 第2化粧側貫通孔、450,451 第1キャップ側貫通孔、460,461 第2キャップ側貫通孔。

Claims (9)

  1. 壁面に取り付けられるベース部材と、
    前記ベース部材上に乗り上げて保持される化粧部材とを備える家具であって、
    前記ベース部材は、前記壁面に沿って左右方向に長く延びる壁面取付部と、前記壁面取付部から前方に延びるベース側延出部とを含み、
    前記化粧部材は、前記壁面取付部に対向して左右方向に長く延びる垂直部と、前記垂直部から後方に延びる化粧側延出部とを含み、
    前記ベース側延出部とその上に乗る前記化粧側延出部とは、互いに係合する凹凸形状を有し、
    前記化粧部材は、前記凹凸形状によって、前後方向の位置が固定され、
    前記ベース側延出部の先端部は、前記化粧部材の前記垂直部に当接し、
    前記化粧側延出部の先端部は、前記ベース部材の前記壁面取付部に当接し、
    前記凹凸形状は、前記ベース側延出部の前方側に設けられるベース側凸部と、前記ベース側凸部に隣接し前記ベース側延出部の後方側に設けられるベース側凹部と、前記化粧側延出部の前方側に設けられる化粧側凹部と、前記化粧側凹部に隣接し前記化粧側延出部の後方側に設けられる化粧側凸部とを有する、家具。
  2. 前記ベース側延出部と前記化粧側延出部とは、前後方向の長さが同一である、請求項1に記載の家具。
  3. 前記ベース側凸部の前後方向長さは、前記ベース側延出部の前後方向長さの1/2であり、前記化粧側凹部の前後方向長さは、前記化粧側延出部の前後方向長さの1/2である、請求項1または2に記載の家具。
  4. 前記ベース側延出部は、前記壁面取付部の上方領域に設けられる第1ベース側延出部と、前記壁面取付部の下方領域に設けられる第2ベース側延出部とを有し、
    前記化粧側延出部は、前記垂直部の上方領域に設けられる第1化粧側延出部と、前記垂直部の下方領域に設けられる第2化粧側延出部とを有する、請求項1〜3のいずれかに記載の家具。
  5. 前記ベース部材の前記壁面取付部は、前記第1ベース側延出部の高さ位置よりも上方に突出して延びており、前記化粧部材の前記垂直部は、前記第1化粧側延出部の高さ位置よりも上方に突出して延びている、請求項に記載の家具。
  6. 前記ベース部材の前記壁面取付部は、前記第2ベース側延出部の高さ位置よりも下方に突出して延びており、前記化粧部材の前記垂直部は、前記第2化粧側延出部の高さ位置よりも下方に突出して延びている、請求項4または5に記載の家具。
  7. 前記ベース部材と前記化粧部材とを組み合わせた構造の断面形状の左右方向両端部には、その左右方向両端部を覆うキャップ部材が取り付けられている、請求項1〜6のいずれかに記載の家具。
  8. 壁面に取り付けられるベース部材と、
    前記ベース部材上に乗り上げて保持される化粧部材とを備える家具であって、
    前記ベース部材と前記化粧部材とは、同一形状であり、
    前記ベース部材は、前記壁面に沿って左右方向に長く延びる壁面取付部と、前記壁面取付部から前方に延びるベース側延出部とを含み、
    前記化粧部材は、前記壁面取付部に対向して左右方向に長く延びる垂直部と、前記垂直部から後方に延びる化粧側延出部とを含み、
    前記ベース側延出部とその上に乗る前記化粧側延出部とは、互いに係合する凹凸形状を有し、
    前記化粧部材は、前記凹凸形状によって、前後方向の位置が固定される、家具。
  9. 壁面に取り付けられるベース部材と、
    前記ベース部材上に乗り上げて保持される化粧部材とを備える家具であって、
    前記ベース部材と前記化粧部材とを組み合わせた構造の断面形状は、回転対称の形状であり、
    前記ベース部材は、前記壁面に沿って左右方向に長く延びる壁面取付部と、前記壁面取付部から前方に延びるベース側延出部とを含み、
    前記化粧部材は、前記壁面取付部に対向して左右方向に長く延びる垂直部と、前記垂直部から後方に延びる化粧側延出部とを含み、
    前記ベース側延出部とその上に乗る前記化粧側延出部とは、互いに係合する凹凸形状を有し、
    前記化粧部材は、前記凹凸形状によって、前後方向の位置が固定される、家具。
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