JP6913396B2 - Bag baggage fixing device - Google Patents
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Description
本発明は、鞄の手荷物固定装置に関するものである。 The present invention relates to a bag baggage fixing device.
人が荷物を運搬するに際し、複数の手荷物を同時に持たなければならない場合が少なからずある。例えば、キャスターを備えたキャリーバッグに荷物を収容して運搬しつつ、これとは別にノートパソコンや書類を収容した手提げバッグを持つ場合、あるいは、リュック型バッグを背負いつつ、これとは別に、後から購入した商品等を収容した紙袋を持たなければならないような場合である。こうした場合、キャリーバッグやリュック型バッグに手荷物を纏めて固定することができれば、手の自由度が増し、ひいては、利便性や快適性が向上することになる。そこで、前記の問題を解決すべく、キャリーバッグ上に手荷物を載置し、これを帯状のベルトや紐状の部材によって掛止する手荷物固定手段が考えられている(特許文献1及び2)。
When a person carries luggage, it is often necessary to carry multiple pieces of baggage at the same time. For example, if you carry your luggage in a carry bag equipped with casters and have a separate handbag that holds your laptop or documents, or if you carry a backpack-type bag on your back, you can use it later. This is the case when you have to carry a paper bag containing the products purchased from. In such a case, if the baggage can be collectively fixed to the carry bag or the backpack type bag, the degree of freedom of the hand is increased, and the convenience and comfort are improved. Therefore, in order to solve the above-mentioned problems, a baggage fixing means in which baggage is placed on a carry bag and the baggage is hung by a belt-shaped belt or a string-shaped member has been considered (
しかしながら、特許文献1及び2に示されている手荷物固定手段は、いずれもキャリーバッグと別体として存在しているため、実際に使用するにあたってキャリーバッグにいちいち固定手段を装着する必要があり面倒である。また、キャリーバッグ上に載置する手荷物の大きさに応じて固定手段の長さを調整する必要もあり、この点における面倒さも否めない。さらに、固定手段がキャリーバッグと別体であるが故に、固定手段をキャリーバッグに備えておくことを忘れてしまい、いざ手荷物を固定しようとしたら固定手段がなく、結局、手荷物の固定ができないという問題も起こり得る。また、固定手段そのものを紛失してしまうといったことも考えられる。
However, since the baggage fixing means shown in
そこで、本発明は、上記課題を解決すべく、手荷物の固定手段をキャリーバッグやリュック型バッグといった種々の鞄に一体的に形成でき、且つ使用に際し長さの調整といった面倒な作業を一切する必要のない鞄の手荷物固定装置を提供することを目的としている。 Therefore, in order to solve the above problems, the present invention needs to be able to integrally form the baggage fixing means with various bags such as a carry bag and a backpack type bag, and to perform all the troublesome work such as adjusting the length at the time of use. It is intended to provide a bag baggage fixing device without a bag.
前記課題を解決するために本発明は、鞄のいずれかの箇所に設けられる支持部材と、前記支持部材の一方側に設けられた固定部と、前記支持部材の他方側に前記固定部と対向し該固定部に近づいたり離れたりする方向に移動可能に設けられた可動部と、前記可動部を前記固定部から離れる方向に付勢する付勢手段と、前記固定部又は前記可動部のいずれか一方に基端部が止着されると共に先端部に係合部が設けられた長尺のストラップ部材と、前記ストラップ部材の基端部が止着されている前記固定部又は前記可動部と対向する可動部又は固定部に設けられ該ストラップ部材を巻回するガイド軸と、前記鞄の外縁のいずれかに設けられ前記ストラップ部材の係合部が係合される第1の被係合部と、前記鞄の外縁のいずれかの箇所で前記第1の被係合部から所定の距離をおいて設けられ前記ストラップ部材の係合部が係合される第2の被係合部とを備え、前記第1の被係合部に係合された前記ストラップ部材の係合部を引っ張ると該ストラップ部材が前記付勢部材の付勢に抗して引き出され、前記ストラップ部材を離すと該ストラップ部材が鞄内に収容されるようにしたことを特徴としている。 In order to solve the above problems, the present invention presents a support member provided at any part of the bag, a fixing portion provided on one side of the support member, and a fixing portion facing the fixing portion on the other side of the support member. A movable portion provided so as to be movable in a direction of approaching or moving away from the fixed portion, an urging means for urging the movable portion in a direction away from the fixed portion, or either the fixed portion or the movable portion. A long strap member having a base end portion fastened to one side and an engaging portion provided at the tip end portion, and the fixed portion or the movable portion to which the base end portion of the strap member is fastened. A first engaged portion provided on any of the outer edges of the bag and the guide shaft provided on the opposing movable portion or fixed portion to wind the strap member and the engaging portion of the strap member is engaged. And a second engaged portion provided at any position on the outer edge of the bag at a predetermined distance from the first engaged portion and to which the engaging portion of the strap member is engaged. When the engaging portion of the strap member engaged with the first engaged portion is pulled, the strap member is pulled out against the urging of the urging member, and when the strap member is released, the strap member is pulled out. The feature is that the strap member is accommodated in the bag.
本発明によれば、第1の被係合部に係合されているストラップ部材の係合部を鞄から引き出して、鞄に接触状態にした手荷物に巻き付けた後、ストラップ部材の係合部を第2の被係合部に係合させることで、鞄に手荷物を簡単に固定させることができる。他方、鞄に固定させた手荷物の固定状態を解除するにあたっては、ストラップ部材の係合部を第2の被係合部から外して手を離せば、ストラップ部材の係合部は、第1の被係合部まで引き込まれる。従って、本発明によれば、鞄に手荷物を簡単に固定し得ると共に、手荷物の固定を解除することもきわめて簡単になし得る。特に、本発明に係る手荷物固定装置は、鞄と一体に形成されているため、固定手段を別途鞄に装着する必要もなく、また、固定手段を保管等する必要もない。しかも、固定手段は、常態において、鞄の内部に収容されているので、鞄のデザインに影響を与えることもない。 According to the present invention, the engaging portion of the strap member engaged with the first engaged portion is pulled out from the bag, wrapped around the baggage in contact with the bag, and then the engaging portion of the strap member is engaged. By engaging with the second engaged portion, the baggage can be easily fixed to the bag. On the other hand, when releasing the fixed state of the baggage fixed to the bag, if the engaging portion of the strap member is removed from the second engaged portion and the hand is released, the engaging portion of the strap member becomes the first. It is pulled into the engaged part. Therefore, according to the present invention, the baggage can be easily fixed to the bag, and the baggage can be released from the baggage very easily. In particular, since the baggage fixing device according to the present invention is integrally formed with the bag, it is not necessary to separately attach the fixing means to the bag, and it is not necessary to store the fixing means. Moreover, since the fixing means is normally housed inside the bag, it does not affect the design of the bag.
以下、本発明に係る鞄の手荷物固定装置の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、本発明は、例えば、キャリーバッグ、リュック型バッグ等、種々の形態の鞄に広く適用可能であるが、本実施形態では、本発明をキャリーバッグに適用した例を説明する。そこで、まず、キャリーバッグの構成について説明しておく。図1はキャリーバッグを背面から見た斜視図、図2はキャリーバッグに手荷物を固定した状態でキャリーバッグを正面側から見た斜視図である。なお、本実施形態において、「前側」とは、キャスターが下に位置する状態で直立させたキャリーバッグの正面側、「後側」とは、キャリーバッグの背面側、「右側」とは、キャリーバッグを正面から見た右側、「左側」とは、キャリーバッグを正面から見た左側を指すものとする。 Hereinafter, embodiments of the bag baggage fixing device according to the present invention will be described with reference to the drawings. The present invention can be widely applied to various types of bags such as a carry bag and a backpack type bag, but in the present embodiment, an example in which the present invention is applied to a carry bag will be described. Therefore, first, the configuration of the carry bag will be described. FIG. 1 is a perspective view of the carry bag as viewed from the back, and FIG. 2 is a perspective view of the carry bag as viewed from the front side with the baggage fixed to the carry bag. In the present embodiment, the "front side" is the front side of the carry bag upright with the casters located below, the "rear side" is the back side of the carry bag, and the "right side" is the carry. The right side when the bag is viewed from the front, and the "left side" means the left side when the carry bag is viewed from the front.
キャリーバッグ1は、バッグ本体1Aにキャスター、ハンドル等を備えて構成されている。具体的には、バッグ本体1Aは、プラスチックを箱状に成形した前側シェル1aと後側シェル1bを合体させ、その内部に荷物を収納することができる全体として縦長の直方体形状に形成されている。また、前側シェル1aと後側シェル1bの間にはファスナー2が設けられており、ファスナー2を介してバッグ本体1Aが開閉可能になっている。さらに、バッグ本体1Aの底面四隅のそれぞれにキャスター3,3,3,3が取着されている。なお、このキャスター3は、バッグ本体1Aの底面から鉛直方向に延出する軸に対して360度回転するようになっている。そのため、キャリーバッグ1は、その進行のみならず方向転換も容易に行うことができる。さらに、後側シェル1bの上面中央部にはトップハンドル4、後側シェル1bの右側面中央部にはサイドハンドル5が取着されていて、これらトップハンドル4、サイドハンドル5は、キャリーバッグ1を手で持つ際に使用される。さらに、バッグ本体1Aの左側面の四隅部近傍のそれぞれにキャリーバッグ1を横向きにした際に接地させるための底足6,6,6,6が取着されている。また、後側シェル1bの背面内側には、常態において、キャリーバッグ1内に収容され、使用に際し、キャリーバッグ1の上方へ引き出すことができるキャリーハンドル7が設けられている。さらに、後側シェル1bの背面内側であり、背面から少し前方へ間隔を空けた位置に、図示はしないが、キャリーバッグ1内に収容された状態のキャリーハンドル7を隠蔽するための仕切カバー板が装着されている。なお、前側シェル1aの上面前端部には、後述するストラップ部材60の係合部材61を係合させるための第2の被係合部8が形成されている。この第2の被係合部8は、帯状部材の両端部を互いに重ね合わせて断面雫形のリング状にし、その重合部分を前側シェル1aの上面前縁部分に縫着することで前側シェル1aに取着されている。
The
ここで、前述のキャリーハンドル7について、さらに詳しく説明すると、キャリーハンドル7は、後側シェル1bの背面内側に上側取付部材10と下側取付部材11を介して取り付けられている。上側取付部材10は、水平板部10aと垂直板部10bと、これらの周縁全体にフランジ部10cを設けた断面略L字形に成形された部材で、ケース本体10の後側シェル1bの上側中央後端部に形成された開口を塞ぐようにして装着されている。具体的には、図示はしないが、後側シェル1bの上面後端部と後面上端部のそれぞれを矩形状に連続して切り欠いて形成した開口が穿設されており、この開口の前側に上側取付部材10の垂直板部10b、開口の後側に上側取付部材10の水平板部10aを位置させると共に、上側取付部材10のフランジ部10cを開口の側縁に重合させた上で、上側取付部材10を後側シェル1bに装着している。これにより、上側取付部材10の外側面がキャリーバッグ1の外側面の一部をなすことになる。また、上側取付部材10の水平板部10aの左右両側方のそれぞれに正方形の貫通穴12,12が穿設されており、これらの貫通穴12,12のそれぞれの下端に下方へ延出する角筒状の篏合部13,13が形成されている。さらに、水平板部10aの両貫通穴12,12の間には、横長矩形状に凹ませた係合凹部14が形成されている。なお、この係合凹部14は、後述するストラップ部材60の係合部材61を係合させるための第1の被係合部となる。また、係合凹部14の下方には、後述するストラップ部材60を挿通させるための貫通状のスリット15が形成されている。また、水平板部10aの係合凹部14の前側縁の下端に下方へ延出する延出板部16が形成されている。一方、下側取付部材11は、垂直板部11aと水平板部11bとによって断面略L字形に成形された部材で、ケース本体10の後側シェル1bの内面側下端部に装着されている。すなわち、下側取付部材11の垂直板部11aを後側シェル1bの背面内側に螺着すると共に、下側取付部材11の水平板部11bを後側シェル1bの底面内側に螺着している。また、下側取付部材11の左右両端のそれぞれに角筒状の篏合部17,17が形成されている。そして、これら上側取付部材10と下側取付部材11に装着されるキャリーハンドル7であるが、キャリーハンドル7は、左右に所定の間隔を離して一対設けられる角筒状の固定パイプ7a,7aと、固定パイプ7a,7aのそれぞれの内部に摺動自在に配置される角筒状の第1可動パイプ7b,7bと、第1可動パイプ7b,7bのそれぞれの内部に摺動自在に配置される角筒状の第2可動パイプ7c,7cと、第2可動パイプ7c,7cのそれぞれの上端の相互に亘るように設けられたグリップ部7dとによって形成されている。具体的には、固定パイプ7a,7aの上端部が上側取付部材10の嵌合部13,13に嵌合されていると共に、固定パイプ7a,7aの下端部が下側取付部材11の嵌合部17,17に嵌合されている。これにより固定パイプ7a,7aは、ケース本体10の後側シェル1b背面内側において、左右に所定間隔離して平行に位置することになる。また、固定パイプ7a,7aの上端が上側取付部材10の水平板部10aの貫通穴12に臨んだ状態になる。そして、第1可動パイプ7b,7bが固定パイプ7a,7a内に、第2可動パイプ7c,7cが第1可動パイプ7b,7b内に挿通されているが、これらパイプにロック孔とロックピンからなるロック機構が形成されており、グリップ部7dの上面に設けられた操作ボタン18によってキャリーハンドル7の伸縮長を調整することができるようになっている。
Here, the above-mentioned
次に、前述のキャリーバッグ1に形成された手荷物固定装置の具体的な構成について説明する。手荷物固定装置は、キャリーバッグ1に設けられる支持部材20と、支持部材20に設けられた固定部30及び可動部40と、可動部40を固定部30から離れる方向に付勢する付勢手段50と、固定部30及び可動部40に掛止されるストラップ部材60とによって概略構成されている。
Next, a specific configuration of the baggage fixing device formed on the
前記支持部材20は、バッグ本体1Aの後側シェル1bの背面内側に配置された2本の固定パイプ7a,7aの間に位置するように設けられている。この支持部材20は、支持本体21と蓋体22とによって構成されており、このうち、支持本体21は、縦長矩形状の基板21aの側縁に上側板21b、左右の側板21c,21d、下側板21eとを立設させた長方形箱状に形成されている。また、支持本体21の上側板21bの後面側中央部分は、後述するストラップ部材60を通過させるためのスペースとして、内側へ若干凹ませてある。また、上側板21bの上面には、上方へ突出する固着用片23が形成されており、これが前述した後側シェル1bに装着されている上側取付部材10の延出板部16に螺着されている。さらに、支持本体21の左右の側板21c,21dのそれぞれの下端には、その側方へ延出し、先端部が角筒状になっている挿入筒(取着部材)24,24が設けられている。そして、左右の挿入筒24,24のそれぞれがキャリーハンドル7の固定パイプ7a,7aに嵌合されて取着されている。さらに、支持本体21の左右それぞれの側板21c,21d中央に蓋体係合用孔25が穿設されていると共に、支持本体21の四隅のそれぞれにネジ挿通筒26,26,26,26が設けられている。一方、蓋体22は、支持本体21の後面開口を塞ぐサイズの平板状の部材であり、蓋体22の両側部のそれぞれの中央部には、下方に延出し先端がフック状になっている係合爪27,27が形成されている。また、蓋体22の四隅のそれぞれにネジ孔28,28,28,28が設けられている。そして、蓋体22の係合爪27,27を支持本体21の蓋体係合用孔25,25に係合させると共に、蓋体22のネジ孔28,28・・から支持本体21のネジ挿通筒26,26・・にネジを挿通し、蓋体22を支持本体21に螺着している。
The
前記固定部30は、前述の支持部材20に一体的に形成されている。すなわち、固定部30は、一対の長方形板状の部材であり、支持本体21の上側で且つ左右両端部のそれぞれの近傍に設けられている。具体的には、固定部30,30の短辺の1つが支持本体21の上側板21bに、固定部30,30の長辺の1つが支持本体21の基板21aに固着され、支持本体21の左右の側板21c,21dのそれぞれから若干内側に間隔をおいた位置で支持本体21の上部を区画するように設けられている。そして、この固定部30には、図8及び図9に示されているように、後述するストラップ部材60を巻回し案内する3つのガイド軸31,32,33が回動自在に軸支されている。これらガイド軸31,32,33は、上下に若干の間隔をおいて並列し、このうち、最上段に位置するガイド軸31の径が最も大きく、中間に位置するガイド軸32の径はそれよりも小さく、最下段に位置するガイド軸33の径が最も小さくなっている。また、上段と中段のガイド軸31,32には、その外周に滑り止めリブが複数立設されている。
The fixing
前記可動部40は、前述の支持部材20の支持本体21内に移動自在に設けられている。すなわち、可動部40は、支持本体21の左右の内法よりも長辺の長さが僅かに短い長方形板状のベース板41と、このベース板41の左右両端のそれぞれから若干内側に位置し、ベース板41の上方へ直交するように設けられた長方形板状の軸取付板42a,42aとによって形成されている。また、ベース板41の左右両端部には軸挿通孔43,43が穿設されていると共に、ベース板41の略中央部にその内側に向かって切り欠かれた掛止スリット44が形成されている。ちなみに、可動部40を支持本体21内に配置すると、可動部40の軸取付板42a,42aが固定部30,30と上下方向で対向するようになっている。そして、この可動部40の軸取付板42a,42aには、その最上段に後述するストラップ部材60の基端部を止着する止着軸45が横架され、止着軸45の下方にストラップ部材60を巻回し案内する3つのガイド軸46,47,48が回動自在に軸支されている。これらガイド軸は、最下段に位置するガイド軸46の径が最も大きく、中間に位置するガイド軸47の径はそれよりも小さく、その上段に位置するガイド軸48の径が最も小さくなっている。また、下段と中段のガイド軸47,48には、その外周に滑り止めリブが複数立設されている。さらに、支持本体21の左右両縁内側部分に、可動部40の上下動をガイドする丸棒状の可動案内軸49,49が配置されている。具体的には、可動案内軸49は、その上端部が支持本体21の左右の側板21c,21dのそれぞれと固定部30,30の間に位置し、その下端部が支持本体21下端部の両側のそれぞれに設けられた軸受部29,29に位置するように設けられている。そして、この可動案内軸49,49に可動部40のベース板41,41の軸挿通孔43,43が挿通されている。これにより、可動部40は、可動案内軸49に沿ってガイドされながら上下に移動可能になる。
The
前記付勢手段50は、この実施形態において2つ設けられている。すなわち、第1の付勢手段として、支持本体21に配置された可動案内軸49にコイルバネ50aが外嵌されており、第2の付勢手段として、支持本体21の下端中央部にリール部材50bが設けられている。このリール部材50bは、リール本体51と巻取紐52とからなり、リール本体51内には、ゼンマイにより付勢されるリールが内蔵されており、巻取紐52は、常態においてリール本体51内に巻き取られるようになっている。なお、リール部材の50bの巻取紐52の先端には球状の掛止部53が設けられており、この掛止部53が可動部40のベース板41の掛止スリット44に掛止されている。このように、本実施形態における手荷物固定装置には、2つの付勢手段が設けられているが、これらのうちの一方は、予備的に設けられたもので、いずれか一方のみを設けた場合であっても、本発明の目的を十分に達成可能である。例えば、鞄の構造上、手荷物固定装置の上下方向の寸法を制約したい場合には、第1の付勢手段50aのみを設けた方が良く、手荷物固定装置の横方向の寸法を制約したい場合には、第2の付勢手段50bのみを設けた方が良い。また、この実施形態では、支持本体21の下端にリール部材50bを設けているが、これに代えて、コイルバネ等の弾性部材を設け、下方から可動部40を引っ張るように付勢しても良い。
Two of the urging means 50 are provided in this embodiment. That is, as the first urging means, the
前記ストラップ部材60は、長尺帯状の部材であり、その幅寸法は、支持部材20の支持本体21の固定部30,30の間、及び可動部40の軸取付板42a、42aの間に収まる長さ、すなわち、固定部30,30の間、及び可動部40の軸取付板42a、42aの間より若干短い長さに設定されている。また、図5に示されているように、ストラップ部材60の基端部は、可動部40の止着軸45に掛止されている。具体的には、ストラップ部材60の基端を止着軸45に周回させた後、ストラップ部材60の基端をストラップ部材60の端部近傍に縫着することで止着軸45に係止させている。さらに、ストラップ部材60は、固定部30,30に軸支されているガイド軸31,32,33、及び可動部40に軸支されているガイド軸46,47,48に巻回されている。すなわち、図5及び図9に示されているように、可動部40の止着軸45に掛止されたストラップ部材60は、固定部30のガイド軸33に巻回された後、可動部40のガイド軸46に巻回され、さらに、固定部30のガイド軸34に巻回された後、可動部40のガイド軸47に巻回され、さらに固定部30のガイド軸35に巻回された後、可動部40のガイド軸48に巻回されている。一方、ストラップ部材60の先端には、係合部材(係合部)61が装着されている。この係合部材61は、横長直方体形状の部材で、その上部後縁に後方へやや下傾させて延出する板状の受止片部が形成されている。また、係合部材61の下面には、鉤状のフック62(係合部)が装着されている。そして、ストラップ部材60の係合部材61がバッグ本体1Aの後側シェル1bの係合凹部(第1の被係合部)14に係合されている。ここで、係合部材61は、その受止片部が後側シェル1bの上側取付部材10の上端後縁に掛止されると共に係合部材61が係合凹部14内に収まって後側シェル1bの内部に入り込まないようになっている。そのため、ストラップ部材60もここからさらにガイド軸に巻き取られることはない。
The
次に、上記のように構成された手荷物固定装置の使用方法について説明する。本実施形態の手荷物固定装置は、常態において、図1及び図9(a)に示されているように、ストラップ部材60の係合部材61がバッグ本体1Aの後側シェル1bの係合凹部14に係合された状態にある。そして、キャリーバッグ1に固定したい手提げ鞄等の手荷物をキャリーバッグ1の上面に載置する。手荷物を載置したら、ストラップ部材60の係合部材61を手で掴んで上方へ引き上げる。こうすることで、ストラップ部材60も上方へ引っ張られることになるが、ストラップ部材60は、その基端部が可動部40の止着軸45に止着されていることから、図9(b)に示されているように、可動部40が上方へ移動してくる。この時、ストラップ部材60は、回転自在に設けられている可動部40のガイド軸46,47,48、及び固定部30のガイド軸31,32,33にガイドされて円滑に巻き取られながら上方へ引き出されることになる。そして、引き出されたストラップ部材60を手荷物の後面側から前面側へと回し、その先端の係合部材61のフック62をバッグ本体1Aの前側シェル1a前面上部にある第2の被係合部8に差し入れる。この時、ストラップ部材60は、支持部材20内に配置されているコイルバネ(第1の付勢手段)50a、及びリール部材(第2の付勢手段)50bによって付勢力を得るため、手荷物を適度に押さえつけ、手荷物がキャリーバッグ1にしっかりと固定されることになる。他方、キャリーバッグ1に固定された手荷物をキャリーバッグ1から外す場合には、第2の被係合部8に係合されている係合部材61のフック62を第2の被係合部8から抜き取る。後は、係合部材61から手を離すのみで良い。すなわち、係合部材61から手を離すと、支持部材20内に配置されているコイルバネ(第1の付勢手段)50a、及びリール部材(第2の付勢手段)50bの付勢力によって、可動部40が下方へと移動する。これに伴って、ストラップ部材60が可動部40のガイド軸46,47,48、及び固定部30のガイド軸31,32,33に巻き取られる。そして、係合部材61が再びバッグ本体1Aの後側シェル1bの係合凹部14に係合された状態になる。このように、本実施形態による手荷物固定装置によれば、キャリーバッグ1に手荷物を簡単に固定し得ると共に、固定状態の解除も簡単になし得る。
Next, how to use the baggage fixing device configured as described above will be described. In the baggage fixing device of the present embodiment, as shown in FIGS. 1 and 9A, the engaging
なお、この実施形態において、固定部30と可動部40のそれぞれに3つずつのガイド軸を設けた例を示したが、必ずしも3つずつ設ける必要はなく、その個数は任意に選択可能である。すなわち、ガイド軸を最も少なくしようとした場合、固定部の基端部にストラップ部材を止着し、対向する可動部に1つのガイド軸を設ける、あるいは、可動部にストラップ部材の基端部を止着し、対向する固定部に1つのガイド軸を設ければ、本発明の目的を達成し得る。他方、ガイド軸の数を増やせば、ストラップ部材の長さを長くすることができるというメリットを享受できることになる。また、本実施形態において、ストラップ部材が巻回されるガイド軸について、回転自在に設けた例を示したが、ガイド軸は、必ずしも回転するように設けなければならないわけではない。また、本実施形態において、支持部材を箱状に形成した例を示したが、このような形状に形成する必要は必ずしもなく、例えば、棒状の部材で外枠を形成するなど、種々の形状を選択可能である。さらに、本実施形態では、キャリーハンドルをキャリーバッグの後側シェル内に形成した例を示したが、キャリーハンドルをキャリーバッグの外側に設けることも考えられる。この場合、キャリーハンドルがキャリーバッグの外側にあったとしても、キャリーハンドルがキャリーバッグの一部をなすことは当然である。さらに、キャリーハンドルのない鞄であっても、本発明の目的を実現することができる。また、本実施形態において、第1の被係合部及び第2の被係合部をキャリーバッグの上面に設けた例を示したが、これら被係合部は、鞄の形状、構造に合わせて他の箇所に設けることも勿論可能である。
In this embodiment, an example in which three guide shafts are provided for each of the fixed
1 キャリーバッグ(鞄)
8 第2の被係合部
14 係合凹部(第1の被係合部)
20 支持部材
30 固定部
31 ガイド軸
32 ガイド軸
33 ガイド軸
40 可動部
45 止着軸
46 ガイド軸
47 ガイド軸
48 ガイド軸
50a コイルバネ(付勢手段)
50b リール部材(付勢手段)
60 ストラップ部材
61 係合部材(係合部)
62 フック(係合部)
1 Carry bag (bag)
8 Second engaged
20
50b reel member (urging means)
60
62 Hook (engagement part)
Claims (2)
前記可動部は、該可動部の両側の各々から張り出す部位のそれぞれに設けられた軸挿通孔を前記可動案内軸に挿通することによって前記固定部に近づいたり離れたりする方向に移動可能になっていると共に、前記コイルバネによって該固定部から離れる方向に付勢されており、
前記第1の被係合部に係合された前記ストラップ部材の係合部を引っ張ると該ストラップ部材が前記コイルバネの付勢に抗して引き出され、前記ストラップ部材を離すと該ストラップ部材が鞄内に収容されるようにしたことを特徴とする鞄の手荷物固定装置。 A support member provided on any portion of the bag, and a fixed portion provided on one side of said support member, and a movable portion provided to face the fixing portion on the other side of said support member, said support A pair of rod-shaped movable guide shafts provided so as to be located at least on both sides of the movable member in the member, a coil spring externally fitted to the movable guide shaft, and either the fixed portion or the movable portion. A long strap member having a base end portion fastened to and an engaging portion provided at the tip end portion facing the fixed portion or the movable portion to which the base end portion of the strap member is fastened. A guide shaft provided on the movable portion or the fixed portion for winding the strap member, and a first engaged portion provided on any of the outer edges of the bag and with which the engaging portion of the strap member is engaged. A second engaged portion provided at any position on the outer edge of the bag at a predetermined distance from the first engaged portion and to which the engaging portion of the strap member is engaged is provided.
The movable portion can move in the direction of approaching or moving away from the fixed portion by inserting the shaft insertion holes provided in the respective portions protruding from both sides of the movable portion into the movable guide shaft. At the same time, it is urged by the coil spring in a direction away from the fixed portion.
When the engaging portion of the strap member engaged with the first engaged portion is pulled, the strap member is pulled out against the urging of the coil spring , and when the strap member is released, the strap member is bagged. A bag baggage fixing device characterized by being housed inside.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019192700A JP6913396B2 (en) | 2019-10-23 | 2019-10-23 | Bag baggage fixing device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019192700A JP6913396B2 (en) | 2019-10-23 | 2019-10-23 | Bag baggage fixing device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2021065408A JP2021065408A (en) | 2021-04-30 |
| JP6913396B2 true JP6913396B2 (en) | 2021-08-04 |
Family
ID=75636076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2019192700A Active JP6913396B2 (en) | 2019-10-23 | 2019-10-23 | Bag baggage fixing device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6913396B2 (en) |
-
2019
- 2019-10-23 JP JP2019192700A patent/JP6913396B2/en active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2021065408A (en) | 2021-04-30 |
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