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JP6914761B2 - コロナ放電装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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JP6914761B2 - コロナ放電装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

コロナ放電装置及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、先鋭化された多数の先端部が列設されたコロナ電極を用いてコロナ放電を行うコロナ放電装置及びそれを備えた複写機、複合機、プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いるコロナ放電方式のコロナ放電装置の中には、先鋭化された多数の先端部(例えば鋸歯状の先端部)が列設されたコロナ電極からコロナ放電を行うものがある。
このようなコロナ放電装置では、放電時間の経過に伴ってコロナ電極の先端部に放電生成物やトナーなどの付着物が付着し、その結果、放電性能(例えば帯電性能)の低下を招く。
コロナ電極の先端部を清掃する構成として、例えば、特許文献1は、コロナ電極の両側面に設けた2つの清掃部材でコロナ電極の先端部を清掃する構成を開示している。
特開2012−118308号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、2つの清掃部材を用いることから構成が複雑化する。
この点に関し、コロナ電極の先端部を食い込ませた状態でコロナ電極の長手方向に沿って往復移動しながら該先端部を清掃する清掃部材を用いることが考えられるが、この場合、単一の清掃部材を用いることで、構成を簡単なものにすることができるものの、清掃部材が移動方向における一方側へ移動するときと、清掃部材が移動方向における他方側へ移動するときとで、清掃部材の表面の清掃位置がコロナ電極の長手方向に交差する方向において同一(一定)であることから、清掃部材のコロナ電極に対するクリーニング性能が短期間に悪化する。
そこで、本発明は、先鋭化された多数の先端部が列設されたコロナ電極を備えたコロナ放電装置であって、簡単な構成でありながら、清掃部材のコロナ電極に対するクリーニング性能を長期に亘って維持させることができるコロナ放電装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係るコロナ放電装置は、先鋭化された多数の先端部が列設されたコロナ電極を備えたコロナ放電装置であって、前記コロナ電極の前記先端部を食い込ませた状態で予め定めた所定の移動方向に沿って往復移動しながら該先端部を清掃する清掃部材と、前記清掃部材が前記移動方向に往復する移動回数に従って磨耗により変位する変位部とを備え、前記清掃部材が前記移動方向における一方側へ移動するときと、前記清掃部材が前記移動方向における他方側へ移動するときとで、前記清掃部材の表面の清掃位置を前記コロナ電極の長手方向に交差する方向において異ならせる構成とされており、前記変位部は、自身の変位に応じて前記清掃部材の前記清掃位置を変更することを特徴とする。また、本発明に係る画像形成装置は、前記本発明に係るコロナ放電装置を備えたことを特徴とする。
本発明によると、簡単な構成でありながら、清掃ローラのコロナ電極に対するクリーニング性能を長期に亘って維持させることが可能となる。
本実施の形態に係る画像形成装置を正面から視た概略断面図である。 図1に示す画像形成装置における帯電装置の断面状態を模式的に示す概略構成図である。 帯電装置の一部を拡大して示す概略断面図である。 帯電装置を正面側の斜め上方から視た斜視図である。 帯電装置の六面図のうちの一部を示す図であって、(a)は、その平面図であり、(b)は、その右側面図であり、(c)は、その正面図であり、(d)は、その背面図である。 帯電装置の六面図のうちの一部を示す図であって、(a)は、その左側面図であり、(b)は、その底面図である。 第1実施形態に係る帯電装置を正面側の上方から視た斜視図である。 第1実施形態に係る帯電装置における清掃ローラ及び移動保持部部分を拡大して示す概略斜視図である。 第1実施形態に係る帯電装置における清掃ローラ及び移動保持部を下方から視た斜視図である。 第1実施形態に係る帯電装置における清掃ローラ及び移動保持部部分の一部断面を含む概略側面図であって、清掃ローラが第1清掃位置でコロナ電極を清掃している状態を示す図である。 第1実施形態に係る帯電装置における清掃ローラ及び移動保持部部分の一部断面を含む概略側面図であって、清掃ローラが第2清掃位置でコロナ電極を清掃している状態を示す図である。 第1実施形態に係る帯電装置における清掃ローラ及びコロナ電極について清掃ローラの傾き状態を誇張して示す模式図であって、(a)及び(b)は、それぞれ、清掃ローラが移動方向の一方側及び他方側に移動しつつ回転してコロナ電極における先端部を清掃している状態を示す概略平面図である。 第2実施形態に係る帯電装置を示す概略平面図である。 第2実施形態に係る帯電装置における清掃ローラ及びコロナ電極についてコロナ電極の傾き状態を誇張して示す模式図であって、(a)及び(b)は、それぞれ、清掃ローラが移動方向の一方側及び他方側に移動しつつ回転してコロナ電極における先端部を清掃している状態を示す概略平面図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係る帯電装置において清掃ローラが移動方向に移動しつつ回転して移動保持部に設けられた変位部が摺接部を構成する清掃ローラの一部に摺接している様子を拡大して示す概略断面図であって、(a)及び(b)は、それぞれ、清掃ローラが移動方向の一方側及び他方側に移動している状態を示す図である。 図15に示す構成において清掃ローラの移動方向への往復移動に伴って変位部が摺接部との摺接により磨耗した状態を拡大して示す概略断面図であって、(a)及び(b)は、それぞれ、清掃ローラが移動方向の一方側及び他方側に移動している状態を示す図である。 第3実施形態に係る帯電装置において清掃ローラが移動方向に移動しつつ回転して清掃ローラに設けられた変位部が摺接部を構成する移動保持部の一部に摺接している様子を拡大して示す概略断面図であって、(a)及び(b)は、それぞれ、清掃ローラが移動方向の一方側及び他方側に移動している状態を示す図である。 図17に示す構成において清掃ローラの移動方向への往復移動に伴って変位部が摺接部との摺接により磨耗した状態を拡大して示す概略断面図であって、(a)及び(b)は、それぞれ、清掃ローラが移動方向の一方側及び他方側に移動している状態を示す図である。 清掃ローラの表面に設けられた指標の一例を示す概略側面図である。
以下、本発明に係るコロナ放電装置を帯電装置に適用した場合を例にとって図面を参照しながら説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
(画像形成装置の全体構成)
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置100を正面から視た概略断面図である。
図1に示す画像形成装置100は、コロナ放電を用いた電子写真方式の画像形成装置である。この例では、画像形成装置100は、原稿読取装置108により読み取られた画像データ、又は、外部から伝達された画像データに応じて、記録用紙等のシートP(この例では記録用紙)に対して多色及び単色の画像を形成するカラー画像形成装置である。なお、画像形成装置100は、モノクロ画像形成装置であってもよい。また、画像形成装置100は、他のカラー画像形成装置であってもよい。
画像形成装置100は、原稿読取装置108と、画像形成装置本体110とを備えており、画像形成装置本体110には、画像形成部102とシート搬送系103とが設けられている。
画像形成部102は、露光ユニット1、複数の現像ユニット2〜2、静電潜像担持体として作用する複数の感光体ドラム3〜3、複数のクリーニング部4〜4、複数の帯電装置5〜5(コロナ帯電装置の一例)、中間転写ベルトユニット6、複数のトナーカートリッジユニット21〜21及び定着ユニット7を備えている。また、シート搬送系103は、給紙トレイ81、手差し給紙トレイ82及び排出トレイ15を備えている。
画像形成装置本体110の上部には、原稿(図示省略)が載置される透明ガラスからなる原稿載置台92が設けられ、原稿載置台92の下部には原稿を読み取るための光学ユニット90が設けられている。また、原稿載置台92の上側には原稿読取装置108が設けられている。原稿読取装置108で読み取られた原稿の画像は、画像データとして画像形成装置本体110に送られ、画像形成装置本体110において画像データに基づき形成された画像がシートPに記録される。
画像形成装置100において扱われる画像データは、複数色(この例ではブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色)を用いたカラー画像に応じたものである。従って、現像ユニット2〜2、感光体ドラム3〜3、クリーニング部4〜4、帯電装置5〜5及びトナーカートリッジユニット21〜21は、各色に応じた複数種類(この例では4種類)の画像を形成するようにそれぞれ複数個(この例では4個ずつ設けられ、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)に設定され、これらによって複数(この例では4つ)の画像ステーションが構成されている。
画像形成装置100では、画像形成を行うにあたり、給紙トレイ81又は手差し給紙トレイ82からシートPを供給し、シート搬送路Sに沿って設けられた第1搬送ローラ12aによってレジストローラ13までシートPを搬送する。次に、シートPと中間転写ベルトユニット6において周回方向Vに周回移動される中間転写ベルト61上のトナー像を整合するタイミングで転写ローラ10によってシートPを搬送し、シートP上にトナー像を転写する。その後、シートPを定着ユニット7におけるヒートローラ71及び加圧ローラ72に通過させることによってシートP上の未定着トナーを熱で溶融、固着し、第2搬送ローラ12b及び排出ローラ31を経て排出トレイ15上に排出する。
次に、コロナ放電装置として作用する帯電装置5〜5について図2から図17を参照しながら以下に説明する。
(帯電装置)
図2は、図1に示す画像形成装置100における帯電装置5の断面状態を模式的に示す概略構成図である。図3は、帯電装置5の一部を拡大して示す概略断面図である。図4は、帯電装置5を正面側の斜め上方から視た斜視図である。図5及び図6は、帯電装置5の六面図のうちの一部を示す図である。図5(a)は、その平面図であり、図5(b)は、その右側面図であり、図5(c)は、その正面図であり、図5(d)は、その背面図であり、図6(a)は、その左側面図であり、図6(b)は、その底面図である。図4及び図5(a)の一部において、グリッド電極53は図示を省略している。なお、帯電装置5〜5は、何れも実質的に同一であるため、図2から図6において1つの図で示している。これらのことは、後述する図7から図19についても同様である。
帯電装置5は、先鋭化された多数の先端部51a〜51aが列設されたコロナ電極51と、コロナ電極51を支持する本体部(具体的には本体ケース)52とを備えている。この例では、帯電装置5は、感光体ドラム3の表面3aの帯電電位を制御するグリッド電極53をさらに備えたスコロトロン方式のものとされている。
コロナ電極51は、感光体ドラム3の回転軸線方向Xに平行又は略平行に延び、本体部52内に配設されている。この例では、コロナ電極51は、多数の鋸歯状(側面視三角形状)の先端部51a〜51aが長手方向Nに沿って予め定めた所定のピッチ間隔Pt(図3参照)で形成された電極(いわゆる鋸歯電極或いは針電極)とされている。
本体部52は、感光体ドラム3の回転軸線方向Xに平行又は略平行に延び、感光体ドラム3に対向する側の面が開放された箱状の部材とされている。グリッド電極53は、本体部52の開放側を覆うように設けられている。コロナ電極51は、先端部51aがグリッド電極53を介して感光体ドラム3の表面3aに対向するように本体部52に設けられている。
詳しくは、本体部52は、グリッド電極53と感光体ドラム3の表面3aとの間の間隔D1(図2参照)が長手方向Nにおいて均一又は略均一になるように画像形成装置本体110に着脱自在に設けられている。また、コロナ電極51は、先端部51aとグリッド電極53との間の間隔D2(図2参照)が長手方向Nにおいて均一又は略均一になるように本体部52に固定されている。これにより、帯電装置5は、コロナ電極51からグリッド電極53に向かって長手方向Nに沿って均等にコロナ放電を発生させることができる。コロナ電極51は、例えば、板厚が所定の厚み(具体的には0.1mm程度)の金属材料(具体的にはステンレス鋼)をエッチング加工して形成することができる。また、コロナ電極51は、例えば、先端部51aの曲率半径が所定の値(具体的には20μm程度)以下となるように形成することができる。
グリッド電極53は、コロナ電極51によるコロナ放電によって生成されるコロナ風がスムーズに感光体ドラム3へ供給されるように構成されている。この例では、グリッド電極53は、メッシュ状に形成されている〔図5(a)参照〕。
コロナ電極51及びグリッド電極53には、予め設定した電圧差が生じるように図示を省略した電源を介して直流電圧がそれぞれ印加される。具体的には、コロナ電極51にはマイナス極性の直流電圧が印加される一方、グリッド電極53にはプラス極性の直流電圧が印加される。これにより、コロナ電極51とグリッド電極53との間でコロナ放電を発生させてコロナ電極51からグリッド電極53へ向かうコロナ風を生成することができ、ひいては、感光体ドラム3を安定的に帯電させることができる。ここで、予め設定された電圧差としては、例えば、−4KVとすることができる。
[第1実施形態から第3実施形態]
帯電装置5は、次の第1実施形態から第3実施形態の構成とすることができる。なお、前述した図2から図6において説明していない符号については後述する。
(第1実施形態及び第2実施形態)
図7は、第1実施形態に係る帯電装置5を正面側の上方から視た斜視図である。図8は、第1実施形態に係る帯電装置5における清掃ローラ54及び移動保持部55部分を拡大して示す概略斜視図である。図9は、第1実施形態に係る帯電装置5における清掃ローラ54及び移動保持部55を下方から視た斜視図である。図10及び図11は、第1実施形態に係る帯電装置5における清掃ローラ54及び移動保持部55部分の一部断面を含む概略側面図である。図10は、清掃ローラ54が第1清掃位置α1でコロナ電極51を清掃している状態を示しており、図11は、清掃ローラ54が第2清掃位置α2でコロナ電極51を清掃している状態を示している。図12は、第1実施形態に係る帯電装置5における清掃ローラ54及びコロナ電極51について清掃ローラ54の傾き状態を誇張して示す模式図である。図12(a)及び図12(b)は、それぞれ、清掃ローラ54が移動方向Mの一方側M1及び他方側M2に移動しつつ回転してコロナ電極51における先端部51aを清掃している状態を示す概略平面図である。
また、図13は、第2実施形態に係る帯電装置5を示す概略平面図である。図14は、第2実施形態に係る帯電装置5における清掃ローラ54及びコロナ電極51についてコロナ電極51の傾き状態を誇張して示す模式図である。図14(a)及び図14(b)は、それぞれ、清掃ローラ54が移動方向Mの一方側M1及び他方側M2に移動しつつ回転してコロナ電極51における先端部51aを清掃している状態を示す概略平面図である。
図15は、第1実施形態及び第2実施形態に係る帯電装置5において清掃ローラ54が移動方向Mに移動しつつ回転して移動保持部55に設けられた変位部58が摺接部59を構成する清掃ローラ54の一部に摺接している様子を拡大して示す概略断面図である。図15(a)及び図15(b)は、それぞれ、清掃ローラ54が移動方向Mの一方側M1及び他方側M2に移動している状態を示している。
図16は、図15に示す構成において清掃ローラ54の移動方向Mへの往復移動に伴って変位部58が摺接部59との摺接により磨耗した状態を拡大して示す概略断面図である。図16(a)及び図16(b)は、それぞれ、清掃ローラ54が移動方向Mの一方側M1及び他方側M2に移動している状態を示している。
帯電装置5は、清掃ローラ54(清掃部材の一例)と、変位部58と、移動保持部55とをさらに有している。清掃ローラ54は、コロナ電極51の先端部51aを食い込ませた状態で予め定めた所定の移動方向M(この例では感光体ドラム3の回転軸線方向Xと平行又は略平行な方向)に沿って往復移動しながら先端部51aを清掃する。変位部58は、清掃ローラ54が移動方向Mに往復するに従って変位する。移動保持部55は、清掃ローラ54を保持し、且つ、本体部52に対して移動方向Mに沿って往復自在に設けられる。
本実施の形態では、清掃ローラ54は、コロナ電極51の先端部51aを食い込ませた状態で移動方向Mに沿って往復移動しながら軸線回りに回転して先端部51aを清掃する。よって、移動保持部55は、清掃ローラ54を回転軸線回りに回転自在に保持する構成とされている。
詳しくは、本体部52には、移動保持部55を移動方向Mに往復移動自在に案内する案内部521が設けられている。
帯電装置5は、移動保持部55を案内部521に沿って手動操作で往復移動させるようになっていてもよいが、この例では、移動保持部55を駆動部56(図4参照)により案内部521に沿って自動的に往復移動させるようになっている。
具体的には、案内部521は、移動方向Mに沿って延び、且つ、本体部52の一方の側面52aに沿って所定のピッチに形成された雄螺子状(螺旋状)の係合部521a(より具体的には螺旋状凹凸部)を有するスクリュウ部材とされている。
清掃ローラ54は、円柱形状とされており、弾性部材(例えばゴム部材等の弾性樹脂部材)で形成されている。清掃ローラ54は、この例では、単一のものとされている。清掃ローラ54におけるローラ部54cに用いることができる材料としては、それには限定されないが、CRゴム(クロロプレンゴム)、ウレタンゴム、ニトリルゴム、天然ゴム、エチレン・プロピレンゴム、ブチルゴム、シリコーンなどを例示できる。また、ローラ部54cには、例えば、弾性部材に酸化アルミニウム(アルミナ)等の研磨材を含有したものを用いることができる。
案内部521は、軸線回りに回転自在に本体部52に設けられている。この例では、案内部521は、案内部521の移動方向Mの一方側M1(手前側、操作側)の端部に設けられた支持部52b(より具体的には支持板)及び他方側M2(奥側、操作側とは反対側)の端部に設けられた支持部52c(より具体的には支持板)に軸線回りに回転自在に支持されている。
駆動部56は、駆動伝達機構57(図4参照)を介して案内部521に回転駆動力を伝達するようになっている。この例では、駆動伝達機構57は、駆動部56の回転軸56a(図4参照)に固定された駆動側ギヤ57a(図4参照)と、案内部521の回転軸521b(図4参照)の一端部に固定されて駆動側ギヤ57aと噛合する従動側ギヤ57b(図4参照)とを含んでいる。
移動保持部55は、内周面に雌螺子状(螺旋状)の係止部551a(より具体的には螺旋状凹凸部)を有する筒状部551を備えている。筒状部551は、案内部521の軸線回りの一方の回転方向R1(この例では図4中の時計回り)の回転により係止部551aが案内部521における係合部521aに係止されながら移動方向Mの一方側M1に案内される。一方、筒状部551は、案内部521の軸線回りの他方の回転方向R2(この例では図4中の反時計回り)の回転により係止部551aが案内部521における係合部521aに係止されながら移動方向Mの他方側M2に案内される。
案内部521の回転軸521bの移動方向Mの一方側M1の端部には、移動保持部55が移動方向Mの一方側M1の端部まで移動したときに筒状部551における係止部551aの案内部521における係合部521aとの係合が外れないように移動方向Mの他方側M2に向けて付勢する付勢部材SP(具体的には直巻きスプリング)が挿通されている。これにより、案内部521の軸線回りの一方の回転方向R1の回転による移動保持部55の移動方向Mの一方側M1への移動し過ぎを効果的に防止することができ、案内部521の軸線回りの他方の回転方向R2の回転により移動保持部55の移動方向Mの他方側M2へ容易に戻すことができる。この例では、付勢部材SPは、案内部521における係合部521aと支持部52bとの間に挿通されている。
なお、移動保持部55の案内部521による移動方向Mの一方側M1の端部と移動方向Mの他方側M2の端部との往復移動は、初期位置(ホームポジション:この例では移動方向Mの他方側M2の端部の位置)を基準として駆動部56への駆動時間(具体的には駆動部56に入力されるパルス信号のパルス数)により行うようになっている。
移動保持部55は、清掃ローラ54の回転軸54bを回転軸線方向Wの両端部で回転自在に支持する支持部552と、支持部552及び筒状部551とを連結する連結部553とを有している。この例では、支持部552は、清掃ローラ54を間にして互いに対向して清掃ローラ54の回転軸54bを回転自在に支持する支持板552a,552bと、一対の支持板552a,552bと直交又は略直交して一対の支持板552a,552bを連結する連結板552cとを有している。連結部553は、支持部552と筒状部551との間で本体部52における一方の側面52aを跨ぐように略L字状に形成されている。
かかる構成を備えた帯電装置5では、駆動部56により案内部521が軸線回りの一方の回転方向R1に回転することで案内部521が移動方向Mの一方側M1に移動しつつ清掃ローラ54がコロナ電極51の先端部51aを食い込ませながら清掃する一方、駆動部56により案内部521が軸線回りの他方の回転方向R2に回転することで案内部521が移動方向Mの他方側M2に移動しつつ清掃ローラ54がコロナ電極51の先端部51aを食い込ませながら清掃する。
そして、帯電装置5は、清掃ローラ54が移動方向Mにおける一方側M1へ移動するときと、清掃ローラ54が移動方向Mにおける他方側M2へ移動するときとで、清掃ローラ54の表面54a(清掃面)の清掃位置(この例では清掃ローラ54の回転軸線方向Wにおける予め定めた所定の第1清掃位置α1及び予め定めた所定の第2清掃位置α2)をコロナ電極51の長手方向Nに交差する方向において異ならせる構成とされている。また、清掃ローラ54が移動方向Mに往復するに従って変位する変位部58は、自身の変位に応じて清掃ローラ54の清掃位置(この例では第1清掃位置α1及び第2清掃位置α2)を変更する。
本実施の形態によれば、清掃部材として作用する清掃ローラ54は、コロナ電極51の先端部51aを食い込ませた状態で移動方向Mに沿って往復移動しながら先端部51aを清掃するので、単一の清掃ローラ54を用いてコロナ電極51の先端部51aを清掃することができ、これにより、構成を簡単なものにすることができる。しかも、清掃ローラ54が移動方向Mにおける一方側M1へ移動するときと、清掃ローラ54が移動方向Mにおける他方側M2へ移動するときとで、清掃ローラ54の表面54aの清掃位置(この例では第1清掃位置α1及び第2清掃位置α2)をコロナ電極51の長手方向Nに交差する方向において異ならせる構成とされているので、清掃ローラ54によりコロナ電極51を清掃するために清掃ローラ54の表面54a(未使用の箇所)を広く利用することができ、これにより、清掃ローラ54のコロナ電極51に対するクリーニング性能を長期に亘って維持させることができる。
ところで、変位部58がない場合、清掃ローラ54の清掃幅が限られるため、清掃ローラ54の移動方向Mへの往復移動回数が増加すると、限られた清掃幅内で清掃ローラ54の損傷が大きくなり、クリーニング性能の低下を招く。
この点、清掃ローラ54が移動方向Mに往復するに従って変位する変位部58は、自身の変位に応じて清掃ローラ54の清掃位置を変更するので、清掃ローラ54が移動方向Mに往復するに従って清掃ローラ54の清掃位置を変更することができる。従って、清掃ローラ54の清掃幅を拡大させることができ、清掃ローラ54によりコロナ電極51の先端部51aを清掃するために清掃ローラ54の表面54a(未使用の箇所)をさらに広く利用することができ、これにより、清掃ローラ54のコロナ電極51に対するクリーニング性能をさらに長期に亘って維持させることができる。
本実施の形態において、清掃ローラ54の移動方向Mへの往復移動により変位部58と摺接する摺接部59を備えている。変位部58は、清掃ローラ54の移動方向Mへの往復移動に伴う摺接部との摺接により磨耗する。こうすることで、変位部58を変位させる構成を容易に実現させることができる。
本実施の形態において、清掃ローラ54は、コロナ電極51の先端部51aを食い込ませた状態で移動方向Mに沿って往復移動しながら回転して先端部51aを清掃するものである。
かかる構成では、清掃ローラ54の表面54aにおけるコロナ電極51への清掃部分を表面54aの外周全体にわたって利用することができ、クリーニング性能を長期に亘って維持させることができる。
そして、清掃ローラ54の回転により変位部58を摺接部59に摺接させる。こうすることで、清掃ローラ54の回転を利用して変位部58を確実に磨耗させることができ、清掃ローラ54の移動方向Mへの往復移動回数に応じて清掃ローラ54の清掃幅を容易に拡大させることができる。
また、帯電装置5は、清掃ローラ54の回転軸線方向Wとコロナ電極51の長手方向Nに直交する直交方向Hとが予め定めた所定の傾斜角度θ(0°、±90°及び180°以外の角度)で交差する構成とされている。帯電装置5は、清掃ローラ54の一方の回転方向S1の回転により清掃ローラ54の表面54aの清掃位置を回転軸線方向Wにおける一方側W1(具体的には所定の距離dだけ一方側W1)に移行させて変位部58を摺接部59に摺接させる構成とされている。また、帯電装置5は、清掃ローラ54の他方の回転方向S2の回転により清掃ローラ54の表面54aの清掃位置を回転軸線方向Wにおける他方側W2(具体的には所定の距離dだけ他方側W2)に移行させて変位部58を摺接部59に摺接させる構成とされている。こうすることで、変位部58を摺接部59に安定的に摺接させることができる。ここで、所定の距離dは、清掃ローラ54の回転軸線方向Wにおける幅h(図9参照)よりも小さい値である。
図7から図12、図15及び図16に示す第1実施形態に係る帯電装置5では、コロナ電極51の長手方向Nが移動方向Mに対して平行又は略平行になっており、清掃ローラ54の回転軸線方向Wが移動方向Mに対して傾斜している。
こうすることで、コロナ電極51の本体部52への支持を単純な構成で実現させることができる。
図13から図16に示す第2実施形態に係る帯電装置5では、コロナ電極51の長手方向Nが移動方向Mに対して傾斜しており、清掃ローラ54の回転軸線方向Wが移動方向Mに対して直角又は略直角になっている。
こうすることで、清掃ローラ54の移動保持部55への保持を単純な構成で実現させることができる。
第1実施形態及び第2実施形態において、変位部58は、移動保持部55に設けられており、清掃ローラ54の一部が摺接部59を構成している。こうすることで、変位部58と摺接部59との摺接構造を容易に実現させることができる。
詳しくは、変位部58は、移動保持部55における両側の第1規制部55a(具体的には支持板552a)及び第2規制部55b(具体的には支持板552b)の内壁面に設けられている。清掃ローラ54の回転軸54bの両側における軸端部ST1及び軸端部ST2の外側面の一部が摺接部59とされている。
変位部58は、移動保持部55の両側のうち少なくとも一方側(この例では両側)に1つずつ設けられている。なお、変位部58は、移動保持部55の両側のうち少なくとも一方側に2個以上ずつ周方向に均等に設けられていてもよい。
図7から図16に示す第1実施形態及び第2実施形態に係る帯電装置5は、清掃ローラ54がコロナ電極51に対して回転軸線方向Wに沿って自在に移行するようになっている。清掃ローラ54の回転軸54bは、軸端部ST1及び軸端部ST2と移動保持部55における両側の第1規制部55a及び第2規制部55bにおける変位部58との間に予め定めた所定の間隔e,e(いわゆる遊び)が設けられた状態で移動保持部55に回転自在に支持されている。こうすることで、移動保持部55により清掃ローラ54を回転軸線方向Wの一方側W1及び他方側W2の双方に確実に移行させることができる。
第1実施形態及び第2実施形態に係る帯電装置5は、清掃ローラ54が回転軸線方向Wに沿って移行自在に移動保持部55に保持され、且つ、コロナ電極51が固定される構成とされている。
以上説明した第1実施形態及び第2実施形態に係る帯電装置5では、清掃ローラ54が移動方向Mにおける一方側M1へ移動するときには、一方側M1への移動に伴い、清掃ローラ54がコロナ電極51と斜めに接触しながら(すなわちコロナ電極51の先端部51aを清掃ローラ54の表面54aに斜めに食い込ませながら)、一方の回転方向S1に回転することになる。
そうすると、清掃ローラ54が回転軸線方向Wにおいて他方側W2(移動方向Mの一方側M1における上流側の傾斜角度θを構成する側)に移行し、その後、清掃ローラ54の回転軸54bが他方側W2への移行を規制する規制部(この例では他方側の第2規制部55b)における変位部58で規制されることにより回転軸線方向Wにおける他方側W2への移行が第1清掃位置α1で停止する。これにより、清掃ローラ54は、第1清掃位置α1でコロナ電極51の先端部51aを清掃することができる。このとき、変位部58が摺接部59に摺接して磨耗する。
一方、清掃ローラ54が移動方向Mにおける他方側M2へ移動するときには、他方側M2への移動に伴い、清掃ローラ54がコロナ電極51と斜めに接触しながら(すなわちコロナ電極51を清掃ローラ54の表面54aに斜めに食い込ませながら)、他方の回転方向S2に回転することになる。
そうすると、清掃ローラ54が回転軸線方向Wにおいて一方側W1(移動方向Mの他方側M2における上流側の傾斜角度θを構成する側)に移行し、その後、清掃ローラ54の回転軸54bが一方側W1への移行を規制する規制部(この例では一方側の第1規制部55a)における変位部58で規制されることにより回転軸線方向Wにおける一方側W1への移行が第1清掃位置α1とは異なる第2清掃位置α2で停止する。これにより、清掃ローラ54は、第2清掃位置α2でコロナ電極51の先端部51aを清掃することができる。このとき、変位部58が摺接部59に摺接して磨耗する。
かくして、清掃ローラ54が移動方向Mにおける一方側M1へ移動するときと、清掃ローラ54が移動方向Mにおける他方側M2へ移動するときとで、清掃ローラ54の表面54aの清掃位置(α1,α2)をコロナ電極51の長手方向Nに交差する方向において異ならせる構成を簡単且つ容易に実現させることができる。
ここで、第1実施形態及び第2実施形態における傾斜角度θは、清掃ローラ54によりコロナ電極51を確実に清掃することができる上、清掃ローラ54の表面54aの異なる清掃位置(α1,α2)に円滑に移行させることができる程度の角度とすることができる。第1実施形態における傾斜角度θとしては、清掃ローラ54の幅h等にもより、それに限定されるものではないが、1°以上5°以下程度、より好ましくは1°以上3°以下程度を例示でき、この例では、2°程度とされている。また、第2実施形態における傾斜角度θとしては、コロナ電極51の長さ等にもより、それに限定されるものではないが、0.1°以上0.5°以下程度、より好ましくは0.1°以上0.3°以下程度を例示でき、この例では、0.2°程度とされている。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る帯電装置5は、第1実施形態及び第2実施形態に係る帯電装置5において、変位部58が移動保持部55に代えて清掃ローラ54に設けられ、清掃ローラ54に代えて移動保持部55の一部が摺接部59を構成するものである。
図17は、第3実施形態に係る帯電装置5において清掃ローラ54が移動方向Mに移動しつつ回転して清掃ローラ54に設けられた変位部58が摺接部59を構成する移動保持部55の一部に摺接している様子を拡大して示す概略断面図である。図17(a)及び図17(b)は、それぞれ、清掃ローラ54が移動方向Mの一方側M1及び他方側M2に移動している状態を示している。
図18は、図17に示す構成において清掃ローラ54の移動方向Mへの往復移動に伴って変位部58が摺接部59との摺接により磨耗した状態を拡大して示す概略断面図である。図18(a)及び図18(b)は、それぞれ、清掃ローラ54が移動方向Mの一方側M1及び他方側M2に移動している状態を示している。
本実施の形態において、変位部58は、清掃ローラ54に設けられており、移動保持部55の一部が摺接部59を構成している。こうすることで、変位部58と摺接部59との摺接構造を容易に実現させることができる。また、この例のように、変位部58が清掃ローラ54に設けられている場合、清掃ローラ54を交換すべきときに清掃ローラ54と一緒に変位部58を交換することができる。
詳しくは、変位部58は、清掃ローラ54の回転軸54bの両側に設けられた軸端部ST1及び軸端部ST2の外側面に設けられている。移動保持部55における両側の第1規制部55a(具体的には支持板552a)及び第2規制部55b(具体的には支持板552b)の内壁面の一部が摺接部59とされている。
変位部58は、清掃ローラ54の回転軸54bの両側のうち少なくとも一方側(この例では両側)に1つずつ設けられている。なお、変位部58は、清掃ローラ54の回転軸54bの両側のうち少なくとも一方側に2個以上ずつ周方向に均等に設けられていてもよい。
(第1実施形態から第3実施形態の共通の構成)
第1実施形態から第3実施形態において、変位部58は、突起部である。こうすることで、変位部58を簡単且つ容易に形成することができる。突起部としては、それには限定されないが、円柱形状、角柱形状、半球形状、半楕円体形状、円錐形状、角錐形状などを例示できる。
第1実施形態から第3実施形態において、変位部58は、樹脂材料で構成されている。こうすることで、変位部58を磨耗させ易くすることができる。樹脂材料としては、摺接部59の材料や性状等によって適宜決定することができ、特に限定されるものではない。摺接部59としては、樹脂材料、金属材料などを例示できる。例えば、変位部58が移動保持部55に設けられ、清掃ローラ54の回転軸54bの一部が摺接部59を構成する場合、変位部58及び移動保持部55を樹脂材料とし、回転軸54bを金属材料とする態様を例示できる。この場合、変位部58と移動保持部55とは一体形成することができる。また、変位部58が清掃ローラ54の回転軸54bに設けられ、移動保持部55の一部が摺接部59を構成する場合、変位部58、回転軸54b及び移動保持部55を樹脂材料とする態様を例示できる。この場合、変位部58と回転軸54bとは一体形成することができる。
第1実施形態から第3実施形態において、摺接部59の少なくとも変位部58と摺接する部分は、凹凸形状に形成されている。こうすることで、変位部58と摺接部59の少なくとも変位部58と摺接する部分との摩擦係数(特に動摩擦係数)を大きくすることができ、これにより、変位部58を磨耗させ易くすることができる。摺接部59における凹凸形状としては、それには限定されないが、曲面形状の凹凸や、方形状の凹凸、三角形状の凹凸などを例示できる。摺接部59における凹凸形状は、例えば、表面が凸凹形状の型を用いて凹凸形状を形成する加工(例えばシボ加工)により形成されたものを挙げることができる。この他、摺接部59における凹凸形状を、尖った刃を立たせるように形成しても良いし、表面に研磨材を付与することにより形成しても良い。
第1実施形態から第3実施形態において、変位部58の耐磨耗性は、摺接部59の耐磨耗性よりも小さい。こうすることで、変位部58を確実に磨耗させることができる。耐磨耗性は、例えば、ISO 9352規格に従って測定することができる。
なお、清掃ローラ54の移動回数当たりの変位部58の磨耗量は、コロナ電極51の先端部51aに対して清掃能力が維持できる清掃ローラ54の移動回数から適宜設定することができる。
図19は、清掃ローラ54の表面54aに設けられた指標Gの一例を示す概略側面図である。なお、図19において、符号Gは、変位部58の磨り減り度合を示す指標を示し、符号Fは、変位部58が最も変位したとき(磨り減ったとき)の清掃ローラ54の表面54aにおけるコロナ電極51による損傷の範囲を示し、符号α1(α1a)、α2(α2a)は、それぞれ、初期の第1清掃位置及び第2清掃位置を示し、符号α1(α1b)、α2(α2b)は、それぞれ、変位部58が最も変位したときの第1清掃位置及び第2清掃位置を示している。
第1実施形態から第3実施形態において、図19に示すように、清掃ローラ54には、変位部58の磨り減り度合を示す指標Gが設けられている。こうすることで、清掃ローラ54の交換時期の目安をサービスマン等の作業者に知らせることができる。ここで、指標Gは、変位部58が最も変位したときの清掃ローラ54の表面54aにおけるコロナ電極51による損傷の範囲Fの端の位置に位置させることができる。従って、清掃ローラ54の交換時期の目安は、損傷の範囲Fが指標Gの位置に到達したときとなる。この例では、清掃ローラ54の表面54aに変位部58の磨り減り度合が分かるように周方向に描かれたラインとされている。但し、それに限定されるものではなく、指標Gとしては、例えば、ラインに代えて矢印等の指標であってもよい。
(その他の実施の形態)
なお、第1実施形態及び第2実施形態の構成と第3実施形態の構成とを組み合わせてもよい。本実施の形態では、清掃ローラ54を移動方向Mに沿って自動で往復移動させる構成としたが、手動で往復移動させる構成としてもよい。また、清掃ローラ54の回転軸線方向Wとコロナ電極の長手方向Nとの交差方向を逆にしてもよい。また、清掃ローラ54を単一のものとしたが、コロナ電極の長手方向Nに沿って複数配設するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、本発明に係るコロナ放電装置は、感光体ドラム3を所定の電位に帯電させる帯電装置5に適用したが、コロナ放電させるものであれば、何れのものであってもよく、例えば、中間転写ベルトの表面をコロナ放電により帯電させる帯電装置に適用してもよい。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、かかる実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
100 画像形成装置
110 画像形成装置本体
3 感光体ドラム(静電潜像担持体の一例)
5 帯電装置
51 コロナ電極
51a 先端部
52 本体部
521 案内部
54 清掃ローラ(清掃部材の一例)
54a 表面
54b 回転軸
54c ローラ部
55 移動保持部
56 駆動部
57 駆動伝達機構
58 変位部
59 摺接部
D1 間隔
D2 間隔
F 損傷の範囲
G 指標
H 直交方向
M 移動方向
N 長手方向
ST1 軸端部
ST2 軸端部
W 回転軸線方向
d 距離
e 間隔
α1 第1清掃位置
α2 第2清掃位置
θ 傾斜角度

Claims (11)

  1. 先鋭化された多数の先端部が列設されたコロナ電極を備えたコロナ放電装置であって、
    前記コロナ電極の前記先端部を食い込ませた状態で予め定めた所定の移動方向に沿って往復移動しながら該先端部を清掃する清掃部材と、前記清掃部材が前記移動方向に往復する移動回数に従って磨耗により変位する変位部とを備え、
    前記清掃部材が前記移動方向における一方側へ移動するときと、前記清掃部材が前記移動方向における他方側へ移動するときとで、前記清掃部材の表面の清掃位置を前記コロナ電極の長手方向に交差する方向において異ならせる構成とされており、
    前記変位部は、自身の変位に応じて前記清掃部材の前記清掃位置を変更することを特徴とするコロナ放電装置。
  2. 請求項1に記載のコロナ放電装置であって、
    前記清掃部材の前記移動方向への往復移動により前記変位部と摺接する摺接部を備え、
    前記変位部は、前記清掃部材の前記移動方向への往復移動に伴う前記摺接部との摺接により磨耗することを特徴とするコロナ放電装置。
  3. 請求項2に記載のコロナ放電装置であって、
    前記清掃部材は、前記コロナ電極の前記先端部を食い込ませた状態で前記移動方向に沿って往復移動しながら回転して該先端部を清掃する清掃ローラであり、
    前記清掃ローラの回転により前記変位部を前記摺接部に摺接させることを特徴とするコロナ放電装置。
  4. 請求項3に記載のコロナ放電装置であって、
    前記清掃ローラの回転軸線方向と前記コロナ電極の長手方向に直交する直交方向とが予め定めた所定の傾斜角度で交差しており、
    前記清掃ローラの一方の回転方向の回転により前記清掃ローラの表面の前記清掃位置を前記回転軸線方向における一方側に移行させて前記変位部を前記摺接部に摺接させ、且つ、前記清掃ローラの他方の回転方向の回転により前記清掃ローラの表面の前記清掃位置を前記回転軸線方向における他方側に移行させて前記変位部を前記摺接部に摺接させる構成とされていることを特徴とするコロナ放電装置。
  5. 請求項4に記載のコロナ放電装置であって、
    前記コロナ電極を支持する本体部と、
    前記清掃ローラを回転軸線回りに回転自在に保持し、且つ、前記本体部に対して前記移動方向に沿って往復自在に設けられる移動保持部と
    を備え、
    前記清掃ローラが前記回転軸線方向に沿って移行自在に前記移動保持部に保持される構成とされており、
    前記変位部は、前記清掃ローラ又は前記移動保持部に設けられており、前記移動保持部又は前記清掃ローラの一部が前記摺接部を構成していることを特徴とするコロナ放電装置。
  6. 請求項2から請求項5までの何れか1つに記載のコロナ放電装置であって、
    前記変位部は、突起部であることを特徴とするコロナ放電装置。
  7. 請求項2から請求項6までの何れか1つに記載のコロナ放電装置であって、
    前記変位部は、樹脂材料で構成されていることを特徴とするコロナ放電装置。
  8. 請求項2から請求項7までの何れか1つに記載のコロナ放電装置であって、
    前記摺接部の少なくとも前記変位部と摺接する部分は、凹凸形状に形成されていることを特徴とするコロナ放電装置。
  9. 請求項2から請求項8までの何れか1つに記載のコロナ放電装置であって、
    前記変位部の耐磨耗性は、前記摺接部の耐磨耗性よりも小さいことを特徴とするコロナ放電装置。
  10. 請求項2から請求項9までの何れか1つに記載のコロナ放電装置であって、
    前記清掃部材には、前記変位部の磨り減り度合を示す指標が設けられていることを特徴とするコロナ放電装置。
  11. 請求項1から請求項10までの何れか1つに記載のコロナ放電装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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