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JP6916029B2 - コンパス、及びディバイダ - Google Patents
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Description

本発明は、コンパス及びディバイダに関する。より詳細には、海図電子黒板用及び海図用のコンパス及びディバイダに関する。また、これらを使用した海図表示装置及び電子黒板にも関する。
電子黒板技術がある。たとえば、特許文献1では、「複数のタッチ座標を取得可能なタッチパネルと、前記タッチパネルを介して第1および第2のタッチ座標を取得することによって、前記タッチパネルに、前記第1および第2のタッチ座標に対応する位置に、前記第1および第2のタッチ座標を結ぶ線と平行に、定規を表示させるためのプロセッサとを備える、電子機器」が開示されており、画面上の所定のアイコンをクリックすることで、ソフト上で線の描画を可能とする。
現在までに、入力側デバイスであるタッチペンは、様々な進歩を遂げてきた。タッチペンでの製図なども可能となってきている。このようなICT分野では、たとえば円を描く場合には、ソフトウェア上で円を描いている。また、ある点とある点との距離を測る場合には、ソフトウェア上で2点間の距離を表示するメジャーを表示したり、2点をクリックしたりして測ることも可能である。
特開2003−123088号公報
しかし上記では、必ずしも利便性の高いとは言えなかった。そこで、本発明は、利便性の高いコンパス及びディバイダを提供する。また、より利便性の高い表示装置(たとえば、海図表示装置及び電子黒板)を提供する。
本発明の一実施形態として、把持部と、前記把持部に対して回動可能に接続された第1の脚部及び第2の脚部と、前記第1の脚部の、把持部とは反対の端に配置された第1の先端部と、前記第2の脚部の、把持部とは反対の端に配置された第2の先端部と、を有し、前記第1の先端部はタッチパネル用ペン先を有し、前記第2の先端部は滑り止め用樹脂部を有する、コンパスが提供される。
上記構成によって、タッチパネルにおいて円を描き又は距離を測ることができる利便性の高いコンパスを提供することができる。
本発明の一実施形態において、前記ペン先及び前記滑り止め用樹脂部は、導電性樹脂であってもよい。
上記構成によって、コンパスの中心点及び円の軌跡を何れも把握可能となる点で利便性の高いコンパスを提供することができる。
本発明の一実施形態において、前記ペン先は、導電性樹脂であり、前記滑り止め用樹脂部は絶縁性樹脂であってもよい。
上記構成によって、利便性の高いコンパスを提供することができる。
本発明の一実施形態において、把持部と、前記把持部に対して回動可能に接続された第1の脚部及び第2の脚部と、前記第1の脚部の、把持部とは反対の端に配置された第1の先端部と、前記第2の脚部の、把持部とは反対の端に配置された第2の先端部と、を有し、前記第1の先端部及び前記第2の先端部が滑り止め用樹脂部を有する、ディバイダが提供される。
上記構成によって、利便性の高いディバイダを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るディバイダにおいて、前記滑り止め用樹脂部が導電性樹脂であってもよい。
上記構成によって、実体物であるディバイダを使用しつつデジタル方式で距離を測定することのできる、利便性の高いディバイダを提供することができる。
本発明の一実施形態において導電性樹脂中に針部が存在してもよい。
前記針部を有することで、ディバイダの指す位置が分かり易くなり、正確に距離を測ることができる。
本発明の一実施形態に係る表示装置は、使用者が表示部において移動させた軌跡の情報に基づいて該軌跡を記録して表示する描画部と、表示装置において移動させたコンパスの軌跡を画像として形成し、前記表示装置に表示することができる表示部と、を有し、前記コンパスは、把持部と、前記把持部に対して回動可能に接続された第1の脚部及び第2の脚部と、前記第1の脚部の、把持部とは反対の端に配置された第1の先端部と、前記第2の脚部の、把持部とは反対の端に配置された第2の先端部と、を有し、前記第1の先端部はタッチパネル用ペン先を有し、前記第2の先端部は滑り止め用樹脂部を有する、コンパスである、表示装置である。
上記構成によって、実体物であるコンパスを使用しつつデジタル方式で円を描き又は距離を測ることができる利便性の高いディバイダを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る表示装置は、海図表示装置又は電子黒板式表示装置であってもよい。
本発明の一実施形態によれば利便性の高い海図表示装置又は電子黒板式表示が提供される。
本発明によれば、利便性の高いコンパス及びディバイダを提供することができる。また、より利便性の高い表示装置(海図表示装置及び電子黒板)を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るコンパス10を示す図面である。 本発明の一実施形態に係るコンパス10を示す図面である。図2は図1の紙面左右方向からコンパス10を観た際の図面である。 本発明の一実施形態に係るディバイダ20を示す図面である。 本発明の一実施形態に係るディバイダ20の先端部の拡大図である。
以下、本発明の各実施の形態について、図面等を参照しつつ説明する。但し、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲において様々な態様で実施することができ、以下に例示する実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して説明したものと同様の機能を備えた要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略することがある。
[本発明者らが発見した従来技術の問題点]
現在、円を描く場合には、ソフトウェア上で円を描いている。また、ある点とある点との距離を測る場合には、ソフトウェア上で2点間の距離を測っている。しかしながら、こういった操作を行うためには、一定程度のコンピュータスキルが必要であり、昔ながらの操作を好む年配者や、コンピュータに慣れていない者等にとって、不便を強いるものであった。
上記にも拘わらず、昔ながらの操作を好む年配者や、コンピュータに慣れていない者に親しみやすいコンパス及びディバイダは全く開発されてこなかった。本件発明者らは、現在までに紙面上で使われてきたコンパス及びディバイダを最先端技術の「タッチパネル」において使用できないか、検討し、驚くべきことに、きわめて簡易な構成によって、現在までに紙面上で使われてきたコンパス及びディバイダを最先端技術の「タッチパネル」において使用することができるということを発見するに至った。すなわち、本発明者らの本件発明によれば、海図分野及び電子黒板において、実際のコンパス及びディバイダをタッチパネル式液晶表示装置等において入力装置等として使用することで、従来までアナログ的な操作性を維持しつつ、現在のタッチパネル式液晶表示装置における描画及び距離の測定を可能にすることができる。
[実施形態1]
[コンパス10の構成]
本実施形態において、タッチパネル式表示装置上で、円を描画するためのコンパスを説明するための模式図である。コンパス10は、使用者が把持するための把持部11と、把持部11から延びる2本の脚(第1脚12及び第2脚13)を有する(図1、図2)。把持部11は原則として円柱形状である。一般に把持とは、手又は指で持つことができることを意味するが、本明細書においては、右手親指及び人差し指でつまむことができるように構成されていれば足りる。
第1脚12と第2脚13とが成す角θは、把持部11を中心として自在に可変である。すなわち、脚は任意の角度で開くことが可能である。本発明においてθの取り得る値の範囲は0度から180度までであるが、必ずしも180度まで開くように構成されていなければならないものではない。
第1脚12の先端部14には、表示装置との接触状態を検出するためのセンサ部として使用されるペン先が設けられ、かかるペン先は導電材である。図面では、皿状のペン先を図示して説明を行っている。本発明においては、従来のコンパスで使用されていた黒鉛の代替として導電性樹脂を用いるから、簡易な構成によってタッチパネル式の表示装置において入力を可能とすることができる。
第2脚13の先端部15には、支点コンパス脚となるために樹脂を配置する。通常、コンパスにはコンパス支点針が設けられているものの、本発明では、コンパス支点針に対して、シリコンチューブ(例えば、φ3mm、内径1mm)を差し込み、コンパス支点針とチューブとの間の間隙部分には、シリコン樹脂を充填する。シリコンチューブの硬さは硬度60〜70程度が好ましい。
[コンパス10の使用方法]
このコンパス10によって円を描画する際には、第2脚13の先端部を描画する描画したい円の中心点に配置し、第1脚12の先端部14を描画したい円の円周上において周回移動させる。この際、コンパスの脚部は回動可能に接続されているから、θが可変である。これによって、様々なサイズの円を描くことが可能である。
また、人が円を描くときにコンパスを抑える力で生じる圧力によって、シリコン製のチューブが弾性変形を起こす。この弾性変形による反発力と、チューブの先端部にまで広がった接着面で生じる摩擦力とが働くために、中心点からずれることなく、円を描くことが可能となる。なお、シリコン製チューブの先端部分については、球のような凸面形状であってもよいし、平面形状であってもよい。凸面形状とする場合においてはシリコンチューブで凸面を形成してもよいし、シリコン樹脂で凸面を形成してもよい。
さらに、コンパス支点針に対して、シリコンチューブを差し込んでいるため、コンパス支点針の先端を見ることで、円の中心を正確に把握することができ、中心点に正確に針先を置くことができる。針先に非導電性材料を採用する場合には、タッチパネルに反応が出ない。このため、中心点に針先を置いた際、タッチパネルが誤作動を起こしてしまう虞がない。
[表示装置での動作方法]
表示装置としては、タッチパネル式のEL表示装置、液晶表示装置など公知のタッチパネル式表示装置一般に適用可能である。表示装置上での使用方法としては、コンパス10の2本の脚12、13の各先端部を接触させると、脚12の先端部14がタッチパネル用ペン先であることによって、表示装置のセンサが作動し、表示装置にタッチする物体の存在が感知される。描画モード等を起動し、円を描くようにコンパスを回転させると、先端部14の軌跡に関する情報が、表示装置のタッチパネルに関する入力部から記憶部に送信され、場合によっては同表示装置に軌跡として表示される。このとき、先端部14に接続される導電体の導電率を所定の値にあらかじめ定めておくことで、導電率が第1の所定範囲内の物体はコンパス、第2の所定範囲内の物体はディバイダ、等と入力デバイスの種類を区別することが可能である。表示装置は海図表示装置や電子黒板であってもよい。また、コンパスは一般的に親指と人差し指で把持するサイズのものではなく、電子黒板用の大きなサイズのコンパスであってもよい。
[ディバイダ20の構成]
本発明の一実施形態において、距離を測定するためのディバイダ20を説明するための模式図である。ディバイダ20は、使用者が把持するための把持部21と、把持部21から延びる2本の脚(第1脚12及び第2脚13)を有する(図3)。把持部21は原則として円柱形状である。一般に把持とは、手又は指で持つことができることを意味するが、本明細書においては、右手親指及び人差し指でつまむことができるように構成されていれば足りる。
第1脚22と第2脚23とが成す角θは、把持部21を中心として自在に可変である。すなわち、脚は任意の角度で開くことが可能である。本発明においてθの取り得る値の範囲は0度から180度までであるが、必ずしも180度まで開くように構成されていなければならないものではない。
第1脚22の先端部24及び第2脚の先端部25には、表示装置との接触状態を検出するためのセンサ部として導電材が設けられてもよい。図面では、本実施形態においては、従来のコンパスで使用されていた黒鉛の代替として導電性樹脂を用いる。かかる構成を有するため、本発明では簡易な構成によってタッチパネル式の表示装置において入力を可能とすることができる。
第2脚23の先端部24及び第2脚の先端部25には、支点となるために樹脂を配置する。通常、ディバイダにはディバイダ用支点針が設けられているが、本発明では、支点針に対して、シリコンチューブ(例えば、φ3mm、内径1mm)を差し込み、支点針とチューブとの間の間隙部分には、シリコン樹脂を充填する。シリコンチューブの硬さは硬度60〜70程度が好ましい。
[ディバイダ20の使用方法]
このディバイダ20によって距離を測る際には、第2脚13の先端部を所定の開始位置に配置し、第1脚12の先端部14を距離を測りたい方向の場所に触れさせ、次に、先端部14を回転中心に第2脚13を回転させた後に第2の脚の先端部15を距離を測りたい方向の場所に触れさせ、と続けていくことで、ディバイダを1回以上回転させてその回数から距離を計測する。この際、コンパスの脚部は回動可能に接続されているから、θが可変である。これによって、様々なサイズの距離を測ることが可能である。
また、上記のように樹脂体を配置したから、人がディバイダを抑える時に生じる圧力によって、シリコン製のチューブが弾性変形を起こす。この弾性変形による反発力と、チューブの先端部にまで広がった接着面で生じる摩擦力とが働くために、中心点からずれることなく、ディバイダを使用できるため、正確に距離を測ることができる。なお、シリコン製チューブの先端部分については、球のような凸面形状であってもよいし、平面形状であってもよい。凸面形状とする場合においてはシリコンチューブで凸面を形成してもよいし、シリコン樹脂で凸面を形成してもよい。
さらに、支点針に対して、シリコンチューブを差し込んでいるため、支点針の先端を見ることで、開始点を正確に把握でき、正確に距離を測ることができる。針先に非導電性材料を採用する場合には、タッチパネルに反応が出ない。このため、中心点に針先を置いた際、タッチパネルが誤作動を起こしてしまう虞がない。他方、針先に導電性材料を使用する場合には、2点間の距離をタッチパネルによって認識させることができる。したがって、ハードのディバイダを使用しつつソフトウェア上で2点間の距離を表示させることができる。
[変形例]
ディバイダの先端部25に配置された樹脂内は針部26が存在してもよく、導電性樹脂が透明に構成されて埋め込まれた針部26が外部から見えるように構成されていてもよい(図4)。このように構成されることによって、針部26の先端を見ればディバイダの指す位置が分かり易くなるから、正確に距離を測ることができる。なお、先端部24も同様に針部を設けてもよい。

Claims (3)

  1. 把持部と、
    前記把持部に対して回動可能に接続された第1の脚部及び第2の脚部と、
    前記第1の脚部の、把持部とは反対の端に配置された第1の先端部と、
    前記第2の脚部の、把持部とは反対の端に配置された第2の先端部と、
    を有し、
    前記第1の先端部はタッチパネル用ペン先を有し、
    前記第2の先端部は滑り止め用樹脂部を有し、
    前記滑り止め用樹脂部は透明であり、内部に針部が存在する、
    コンパス。
  2. 前記ペン先は、導電性樹脂であり、
    前記滑り止め用樹脂部は絶縁性樹脂である、
    請求項1に記載のコンパス。
  3. 把持部と、
    前記把持部に対して回動可能に接続された第1の脚部及び第2の脚部と、
    前記第1の脚部の、把持部とは反対の端に配置された第1の先端部と、
    前記第2の脚部の、把持部とは反対の端に配置された第2の先端部と、
    を有し、
    前記第1の先端部及び前記第2の先端部が滑り止め用樹脂部を有し、
    前記滑り止め用樹脂部が導電性樹脂であり、
    前記導電性樹脂は透明であり、内部に針部が存在する、
    ディバイダ。
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