JP6916082B2 - ピストンの支持構造 - Google Patents
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Description
上記構成によれば、付勢部において生じる回動動作を低減することができる。
上記構成によれば、ばね部材とコンロッドとの連結作業を容易にしつつ、ばね部材とコンロッドとを回動不能に連結することができる。また、締結部材の緩みをより確実に抑えることができる。
図1に示すように、シリンダーブロック11に形成されたシリンダー12には、シリンダー12の延在方向に沿って上死点と下死点との間で上下動可能なピストン13が収容されている。ピストン13は、例えば鋳鉄といった鉄を主成分とする鉄鋼製の基材に各種機械加工が施されることにより作製される。
ボールベアリング41は、ピストンピン23の軸孔25の一部である大径部26に配設されており、大径部26においてピストンピン23に装着されるスナップリング42によって大径部26からの脱落が防止されている。各ボールベアリング41は、ピストンピン23の軸孔25の小径部27よりも小さい内径を有している。
第1連結部47は、コンロッド20の延在方向に沿って配置される複数の締結孔51を有している。第1連結部47は、これらの締結孔51を通じてコンロッド20に締結部材46が締結されることによりコンロッド20に固定され、ばね部材45とコンロッド20とを回動不能に連結する。
まず、ボールベアリング41がピストンピン23に装着される。ボールベアリング41は、ピストンピン23の大径部26に配設されたのち、当該大径部26にスナップリング42が装着されることによりピストンピン23に装着される。続いて、インナーシャフト44がボールベアリング41に挿通される。このとき、インナーシャフト44の両端部は、ピストン13のピン連結部13Bから突出する状態に保持される。次に、ばね部材45の第1連結部47がコンロッド20に連結されたのち、ばね部材45を弾性変形させた状態でインナーシャフト44を第2連結部48のシャフト挿通孔52に挿通させる。そして、インナーシャフト44のうちでシャフト挿通孔52から突出している部分にスナップリング55が装着される。こうしたばね部材45の装着がピストンピン23の一端部側とピストンピン23の他端部側で行われる。こうして組み付けられた付勢部40においては、コンロッド20を支点とするばね部材45の弾性力がインナーシャフト44、ボールベアリング41を介してピストンピン23の両端部に作用する。これにより、ピストンピン23は、コンロッド20に対してピストン13の上動方向へと付勢される。
このシミュレーションでは、付勢部40が所定の付勢力をピストン13に付与するという条件のもとでばね部材45の寸法条件(厚さh、幅b、および、セットアップ量x)を算出し、その寸法条件のもとでの推定焼付筒内圧力を算出した。推定焼付筒内圧力は、ピストン13とピストンピン23とが下側摺動部30において焼付いてしまう筒内圧力である。そして、付勢部40がある場合の推定焼付筒内圧力P1と付勢部40がない場合の推定焼付筒内圧力P2との比である圧力比R(=P1/P2)を算出した。すなわち、この圧力比Rが1より大きいほど焼き付きが生じにくくなるという結果が得られることとなる。なお、ばね部材45の材質は、SUP7(JISG4801)とした。
(1)ばね部材45を有する付勢部40がピストン13に付与する付勢力の分だけ押上力を高めることができる。これにより、下側摺動部30に対して新たなオイルが供給されやすくなることから、ピストンピン23とコンロッド20との焼き付きを抑制することができる。
(5)また、インナーシャフト44とピストンピン23との間に隙間44Aが形成されていることにより、上記(4)に記載した効果がより顕著なものとなる。
・ばね部材45とコンロッド20とは、1つの締結部材による締結によって連結されていてもよいし、たとえば溶接等の金属接合によって連結されていてもよい。
・コンロッド20に対してばね部材45が回動可能に連結されてもよい。たとえば、ばね部材45とコンロッド20とは、コンロッド20に形成された断面円形の差し込み孔に対して、ばね部材45に形成された断面円形の差し込みピンが差し込まされることにより連結される構成であってもよい。
Claims (5)
- 互いに対向する一対のピン支持孔を有するピストンと、
前記一対のピン支持孔の間に位置するピン挿通孔を有するコンロッドと、
前記一対のピン支持孔および前記ピン挿通孔に挿通されて前記ピストンと前記コンロッドとを連結するとともに、前記ピン挿通孔の内周面との間の隙間にオイルが供給されるピストンピンと、
前記コンロッドに対して前記ピストンピンを前記ピストンの上動方向へ付勢するばね部材を有する付勢部とを備え、
前記ばね部材は、前記ピストンの外側に配設されており、前記コンロッドに対して連結されているとともに前記ピストンピンに対して回動可能に連結されている
ピストンの支持構造。 - 前記付勢部は、前記ばね部材を一対有し、
前記一対のばね部材は、前記ピストンピンの延在方向における前記コンロッドの両側に配設されている
請求項1に記載のピストンの支持構造。 - 前記ピストンピンは、前記ピストンピンの軸方向に延びる軸孔が形成された円筒状の形状を有し、
前記軸孔は、前記ピストンピンの両端部に位置する一対の大径部と前記一対の大径部を連通する小径部とを有し、
前記付勢部は、前記軸孔に挿通されて前記ピストンピンの両端部から突出するインナーシャフトと、前記大径部の各々に配設されて前記ピストンピンに対して回動可能に前記インナーシャフトを支持するボールベアリングとを有し、
前記ばね部材は、前記インナーシャフトのうちで前記ピストンピンから突出する部分に連結されることにより前記ピストンピンに対して回動可能に連結されている
請求項2に記載のピストンの支持構造。 - 前記ばね部材が前記コンロッドに対して回動不能に連結されている
請求項1〜3のいずれか一項に記載のピストンピンの支持構造。 - 前記ばね部材と前記コンロッドとが複数の締結部材によって締結されている
請求項4に記載のピストンの支持構造。
Priority Applications (1)
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| JP2017194963A JP6916082B2 (ja) | 2017-10-05 | 2017-10-05 | ピストンの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2017194963A JP6916082B2 (ja) | 2017-10-05 | 2017-10-05 | ピストンの支持構造 |
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| Publication Number | Publication Date |
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Family Cites Families (5)
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| JP2019065816A (ja) | 2019-04-25 |
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