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JP6918466B2 - 天板昇降式什器 - Google Patents
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JP6918466B2 - 天板昇降式什器 - Google Patents

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Description

本発明は、天板昇降式什器に関する。
執務空間においては、執務者に作業エリアを提供するためにデスクが配置されていることが一般的である。このようなデスクにおいて、作業のし易い天板高さは、執務者の体格や性別、嗜好、作業内容等によって個々によって大きく異なる。そこで、天板高さを上下に変更可能とした天板昇降式什器が知られている。
例えば、下記の特許文献1に記載の天板昇降式什器では、脚体に内蔵されたリフト機構により支柱が上下移動し、支柱に支持された天板が昇降自在に構成されている。この天板昇降式什器では、天板上にはディスプレイ装置やキーボード等の電気機器が載置され、電気機器のコードは脚体の上端部に設けられた切欠き溝から脚体内部に配索され、脚体の下端部に設けられた切欠き溝から脚体の外部に導出されている。コードは、天板の下方に配置された棚板に載置された他の電気機器に接続されている。
この特許文献1に記載の天板昇降式什器では、脚体の内部には、上下動する支柱が設けられるとともに電気機器と接続された配線が配索されている。このため、配線が支柱と接触して、配線に接続された電気機器や上下動する支柱に支障が生じたり、誤動作したりする可能性がある。
そこで、天板における利用者が対向する側と反対側の反使用端の下方に、配線トレイが設けられ、天板上の電気機器の配線が天板の反使用端から配線トレイに収容されるものが提案されている(下記の特許文献2参照)。
実公平1−36429号公報 特許第4133374号公報
しかしながら、上記の特許文献2では、配線トレイは天板の幅方向の略全長にわたって設けられているため、配線の長さが長い場合等には、配線の余長部分が配線トレイからはみ出し、はみ出した配線が脚体と干渉してしまう可能性がある。また、配線の余長部分が天板の幅方向の端部から垂れ下がり、垂れ下がった配線が天板の幅方向の両端部に配置された脚体と干渉してしまう可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、電気機器の配線と脚体との接触を抑制することができる天板昇降式什器を提供するものである。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る天板昇降式什器は、上面に作業面が形成された天板を有する上部構造体と、該上部構造体を昇降可能に支持する下部構造体と、前記上部構造体側から延びる配線を案内する上部案内部と、前記上部構造体の下方であって前記下部構造体から離間した位置に配置されるとともに、前記上部案内部に案内された前記配線の余長部分を収容し、前記配線の下方へのアクセスを可能とする配線受け部と、を備え、前記天板には、前後方向及び鉛直面に沿う仕切りパネルが設けられ、該仕切りパネルの下端部は、前記天板に接合され、前記仕切りパネルには、左右方向に貫通する配線切欠きが形成され、前記天板には、前記配線受け部と前記上部案内部とを連通し、前記配線が配置される第二開口部が形成され、該第二開口部は、前記配線受け部の上方に配置され、前記配線切欠きに挿通された前記配線は、前記上部案内部に案内され、前記第二開口部を通って、前記配線受け部に案内されていることを特徴とする。
また、本発明に係る天板昇降式什器は、上面に作業面が形成された天板を有する上部構造体と、該上部構造体を昇降可能に支持する下部構造体と、前記上部構造体側から延びる配線を案内する上部案内部と、前記上部構造体の下方であって前記下部構造体から離間した位置に配置されるとともに、前記上部案内部に案内された前記配線の余長部分を収容し、前記配線の下方へのアクセスを可能とする配線受け部と、を備え、前記上部構造体は、前記天板の後部から立設された背面部と、前記天板から立設され、前記背面部よりも前方に配置された前面部と、を有し、前記上部案内部は、前記背面部と前記前面部との間に形成され、前記背面部には、外部と前記上部案内部とを連通し、前記配線が配置される第一開口部が形成されていることを特徴とする。
このように構成された天板昇降式什器では、上部構造体に設けられた電気機器の配線は、上部案内部により配線受け部に案内される。配線受け部は、天板の下方であって下部構造体と離間した位置に配置されているため、配線受け部に配置された配線と脚体との接触が抑制される。また、配線のうち、電気機器から延びる余長部分は、配線受け部に収容されているため、配線が不用意に垂れ下がったり、配線が天板の昇降とともに予期しない方向に妄りに動いたりして、脚体と接触することが抑制される。
また、上部案内部に案内された配線は、天板に形成された第二開口部から配線受け部に導入される。よって、配線を天板に形成された第二開口部から配線受け部に導入できるため、配線の露出を抑制することができる。
また、第二開口部は配線受け部の上方に配置されているため、上部案内部と配線受け部との間に配置される配線の長さを抑えることができ、配線の露出が抑制される。
また、上部案内部は、天板の後部から立設された背面部と、天板から立設され背面部よりも前方に配置された前面部との間に形成されている。よって、配線は、背面部と前面部との前後方向の間に配置されるため、前方及び後方からの配線の露出が抑制される。
また、電気機器の配線は、背面部に形成された第一開口部から上部案内部に導入される。よって、配線を背面部側から上部案内部に導入できるため、配線の露出を抑制することができる。
また、本発明に係る天板昇降式什器では、前記上部構造体は、前記天板の上方に配置され、前記背面部に支持された棚板を有し、前記上部案内部は、前記天板と前記棚板との間に形成されていてもよい。
このように構成された天板昇降式什器では、上部案内部は、天板と、天板の上方に配置され背面部に支持された棚板との間に形成されている。よって、配線は、天板と棚板との上下方向の間に配置されるため、上方及び下方からの配線の露出が抑制される。
また、本発明に係る天板昇降式什器は、前記配線受け部には、前記配線が接続可能な電源タップが設けられ、該電源タップの電源線を下方に案内する下部案内部を備えていてもよい。
このように構成された天板昇降式什器では、配線は配線受け部に設けられた電源タップに接続されるとともに、余長部分が電源タップのまわりで配線受け部に集約される。また、電源タップの電源線は下部案内部で下方に案内され、電源線がばらけることがないため、利用者が電源線と接触することが抑制される。
また、本発明に係る天板昇降式什器では、前記下部構造体は、左右方向に離間して一対設けられ、前記配線受け部は、前記左右方向において前記天板の中央部分にのみ配置されていてもよい。
このように構成された天板昇降式什器では、下部構造体は左右方向に離間して一対設けられ、配線受け部は左右方向において略中央にのみ配置されている。つまり、配線受け部は下部構造体が配置される左右両側方には設けられていないため、配線と下部構造体との接触が一層抑制される。
本発明に係る天板昇降式什器によれば、電気機器の配線と脚体との接触を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器の全体構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器の下部構造体が伸縮可能する様子を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器の正面図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器の平面図であり、一部破断して示している。 本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器を後方から見た斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る天板昇降式什器の全体構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る天板昇降式什器の正面図である。 図9のC−C断面図である。 図9のD−D断面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る天板昇降式什器の平面図であり、一部破断して示している。 本発明の一実施形態の変形例に係る天板昇降式什器の配線受け部及びその周辺を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る天板昇降式什器の下部構造体を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る天板昇降式什器を実施するための形態を説明する。しかし、本発明はこの実施形態のみに限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器の全体構成を示す斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器の下部構造体が伸縮する様子を示す側面図である。
図1及び図2に示すように、天板昇降式デスク(天板昇降式什器)100は、一対の脚体(下部構造体)1と、脚体1に支持された上部構造体3と、を備えている。
以下の説明において、便宜上、利用者が天板昇降式に向かう側を「前方」と称し、反対側を「後方」と称する。また、これら前方と後方とを結ぶ前後方向(対向方向)と直交し水平方向に沿う方向を「幅方向」(左右方向)と称する。
脚体1は、上部構造体3の幅方向に間隔を有して配置されている。脚体1は床面F上に設置されたベース部材11と、ベース部材11から起立して上方に延び、上部構造体3を支持する脚部材12と、を備えている。
ベース部材11は、例えば前後方向に長い長方形状をなしている。ベース部材11の前後両端部の下面には、それぞれアジャスター11aが設けられ、床面Fからの高さ調整が可能となっている。
脚部材12は、ベース部材11に固定された下部支持体12aと、下部支持体12a内から上下方向に昇降可能に収容された中間支持体12bと、中間支持体12b内から上下方向に昇降可能に収容された上部支持体12cと、を有している。上部支持体12cの上端部には前後方向に延びる支持アーム部12dが設けられ、上部支持体12c及び支持アーム部12dは上部構造体3を支持している。支持アーム部12dは、後述する天板31の前後方向の略全長にわたって配置されている。上部支持体12cどうしは、連結部材2(図4参照)により連結されている。
これら下部支持体12a、中間支持体12b及び上部支持体12cは、例えば四角形筒状に形成されているが、円筒状等でもよく、水平断面形状は任意の筒状でよい。下部支持体12aに対して中間支持体12b及び上部支持体12cがそれぞれ上下方向に出没することで脚部材12の上下方向長さを調整することができる。
なお、本実施形態では、下部支持体12aに対して中間支持体12bと上部支持体12cとを上下方向に出没可能に配設したが、上部構造体3を上下動させるには少なくとも下部支持体12aと上部支持体12cとを備えていればよい。または、中間支持体12bを複数設けて互いに出没可能としてもよい。
上部構造体3は、脚体1に支持された天板体30と、引き出し40と、天板体30の幅方向の両端部に設けられた側板パネル50と、側板パネル50間に架設された棚板60と、天板体30に載置されたトレイ70と、を有している。
天板体30は、脚体1の上部支持体12cの上面に支持されて設けられている。天板体30は、上部支持体12cに、溶接またはボルト等によって接合されている。天板体30は、幅方向に長い平面視長方形状をなしている。
図3は、天板昇降式デスク100の正面図である。図4は、図3のA−A断面図である。図5は、図3のB−B断面図である。
図1、図4及び図5に示すように、天板体30は、水平面に沿って板状に配置された天板31と、天板31の前端部31fの下部に設けられた下部補助部材36と、を有している。天板31と下部補助部材36とは、接合され、一体とされている。図4及び図5に示すように、天板31の上面には、水平面に沿い物品が載置可能な作業面31uが形成されている。
図6は、天板昇降式デスク100の平面図であり、一部破断して示している。
図6に示すように、天板31は、天板昇降式デスク100の幅方向に長い略長方形状をなしている。天板31の後部には、上下方向に貫通し、幅方向に沿って長い配線孔(第二開口部)31hが形成されている。配線孔31hは、天板31の幅方向の略中央部分にのみ形成されている。つまり、配線孔31hは、天板31の幅方向の両側部には形成されていない。
図1に示すように、下部補助部材36は、天板31の左右両側に設けられている。換言すると、天板31において、左右方向の中央には、下部補助部材36が設けられていない。下部補助部材36が設けられていない左右方向の中央には、引き出し40が設けられている。
例えば、天板31の下面31c(図4参照)には、引き出し40の側板42に沿って配置された引き出し支持部(不図示)が設けられ、当該引き出し支持部に前後方向に延びるレール(不図示)が設けられている。引き出し40は、レールに沿って、天板31に対して前後方向に移動可能、つまり天板31の下方に収容された位置から、天板31の下方から前方に突出した位置に移動可能とされている。
図1に示すように、天板体30の左右方向両端部には、側板パネル50が設けられている。側板パネル50は、前側に配置された前側板部51と、前側板部51に連続して前側板部51よりも後方に配置された後側板部52と、を有している。前側板部51の高さは、後側板部52の高さよりも低い。後側板部52の前部には、上方から下方に向かうにしたがって次第に前方に傾斜する傾斜面52sが形成されている。後側板部52の後部には、上方から下方に向かうにしたがって次第に前方に傾斜する傾斜面52tが形成されている。
左右方向に離間して配置された側板パネル50間には、上面が載置面とされた棚板60が架設されている。
図4及び図5に示すように、棚板60の前後方向の長さは、天板31の前後方向の長さよりも随分短く、棚板60は天板31の後部寄りに配置されている。棚板60の前端部60fは、天板31の前端部31fよりも後方に配置されている。
例えば、棚板60の左右両端部及び天板31の左右両端部に設けられたダボが側板パネル50に設けられたダボ穴に挿通されて、棚板60及び天板31は側板パネル50に固定されている。
図1、図4及び図5に示すように、左右方向に離間して配置された側板パネル50間には、前後方向及び鉛直面に沿う仕切りパネル56が左右方向に離間して一対設けられている。仕切りパネル56の前部には、上方から下方に向かうにしたがって次第に前方に傾斜する傾斜面56sが形成されている。
図4及び図5に示すように、仕切りパネル56の後端部且つ上端部には、左右方向に貫通する配線切欠き56hが形成されている。
例えば、仕切りパネル56の下端部は、天板31に接着等により接合されている。仕切りパネル56の上端部に設けられたダボが棚板60の下面60bに設けられたダボ穴に挿通されて、仕切りパネル56は棚板60に固定されている。
図7は、天板昇降式デスク100を後方から見た斜視図である。
図4、図5及び図7に示すように、天板31の後端部には、背面板(背面部)81が設けられている。背面板81は、左右方向に離間して配置された側板パネル50間に配置されている。
背面板81は、天板昇降式デスク100の幅方向及び鉛直面に沿って配置されている。背面板81の上端部には、前後方向に貫通する配線開口部(第一開口部)81hが形成されている。配線開口部81hは、左右方向に離間して4箇所に形成されている。
背面板81の左右両端部且つ下端部は、側板パネル50の後端部且つ下端部と当接または連結されている。側板パネル50の後端部の傾斜面52tは上方から下方に向かうにしたがって次第に前方に傾斜しているため、側板パネル50の後端部且つ上端部及び棚板60の後端部は、背面板81よりも後方に突出している。
背面板81の上端部は、棚板60を支持している。背面板81の下端部は、天板31よりも下方に延びている。
図1に示すように、天板31の幅方向の中央では、天板31の後部に、目隠し板(前面部)83が設けられている。図4に示すように、目隠し板83は、背面板81よりも前方に配置されている。目隠し板83は、上端部が棚板60に連結され、下端部が天板61に連結されている。
背面板81と、目隠し板83と、天板31と、棚板60とで形成された空間が、配線案内部(上部案内部)S1である。
図1に示すように、側板パネル50と仕切りパネル56との間において、天板31の作業面31uにはトレイ70が載置されている。
図1及び図5に示すように、側板パネル50と仕切りパネル56との間において、棚板60の前端部の下部には、操作支持部材63が設けられている。操作支持部材63は棚板60の下面60bから下方に垂れ下がるように設けられている。操作支持部材63には、後述するコンセント64や操作部65が設けられている。
天板31の下面31cには、配線トレイ(配線受け部)90が設けられている。配線トレイ90は、天板31の下面31cに沿って配置された取付面部91と、取付面部91の後端部から下方に折曲された鉛直面部92と、鉛直面部92の下端部から後方に延出するする配線支持面部93と、を有している。
取付面部91は、天板31の下面31cに螺子等で固定されている。配線支持面部93の後端部には、上方に立ちあがる縁部94が設けられている。
図6に示すように、配線トレイ90は、天板31の幅方向の略中央にのみ設けられている。配線トレイ90は、平面において、脚体1から左右方向に離間した位置に配置されている。本実施形態では、配線トレイ90は、天板31の配線孔31hが形成される左右方向の位置に対応して配置されている。配線トレイ90は、天板31の配線孔31hの直下に配置されている。
さらに、天板昇降式デスク100は、中間支持体12b及び上部支持体12cを昇降動作させる駆動モータ(不図示)と、中間支持体12b及び上部支持体12cの昇降動作を制御する公知の制御ユニット(不図示)と、制御ユニットに昇降動作信号を入力するための操作部65と、を備えている。
制御ユニットは、例えば、上部支持体12cどうしを連結する連結部材2内に収容されている。制御ユニットは、操作部65及び外部電源に配線ケーブル(不図示)で接続されている。
利用者が操作部65に対して不図示のボタン等を後方に押圧して、所定の操作を入力すると、操作部65から配線ケーブルを介し、制御ユニットに操作信号が送信される。制御ユニットは、操作部65から操作信号を受信すると、受信した信号に基づいて脚部材12に昇降動作を実行させる指令信号を出力する。各脚部材12は、指令信号を受信すると、その指令信号に応じて、駆動モータが駆動し、中間支持体12b及び上部支持体12cを昇降動作、天板体30の高さの調整がされる。
次に、上記の天板昇降式デスク100に設けられた電気機器の配線の配索について説明する。棚板60に載置された照明装置Hの配線Dを例に挙げて説明する。
図5に示すように、配線Dは、棚板60の上面に沿って後方に延び、棚板60の後端部から、背面板81の配線開口部81hに挿通される。なお、複数の配線開口部81hのうち、照明装置Hに近い位置の配線開口部81hに挿通することが好ましい。
図3に示すように、配線Dは、仕切りパネル56の配線切欠き56hに挿通される。図4に示すように、配線Dは、背面板81と目隠し板83と天板31と棚板60とで形成された配線案内部S1内に配置され、天板31の配線孔31hから天板31の下方に設けられた配線トレイ90に案内される。配線トレイ90には電源タップ96が設けられていて、配線Dは電源タップ96に接続されている。配線Dの余長部分は、配線トレイ90の配線支持面部93の上に配置される。配線支持面部93の端部には上方に立ちあがる縁部94が設けられているため、配線Dが配線トレイ90から落下することが抑制される。
図3及び図6に示すように、電源タップ96に接続された電源線Gは、配線トレイ90の左右端部から、天板31の下面31cに沿って延び、支持アーム部12d(図1参照)の後端部に設けられたケーブル保護チェーン97内に配置され、外部電源(不図示)に接続される。このように、ケーブル保護チェーン97が支持アーム部12dの後端部に設けられているため、電源線Gを脚部材12から遠ざけることができる。
なお、照明装置Hが天板昇降式デスク100の幅方向の逆側に配置されている場合には、配線Dの延びる向きが逆になる。一方、照明装置Hが天板昇降式デスク100の幅方向の中央に配置されている場合には、背面板81の配線開口部81hから挿通された配線は、配線案内部S1内に配置され、その後の配置は上記と同じである。
このように構成された天板昇降式デスク100では、上部構造体3に設けられた照明装置Hの配線Dは、配線案内部S1により配線トレイ90に案内される。配線トレイ90は、天板31の下方であって脚体1と離間した位置に配置されているため、配線トレイ90に配置された配線Dと脚体1との接触が抑制される。また、配線Dのうち、照明装置Hから延びる余長部分は、配線トレイ90に収容されている。よって、上部構造体3の高さが高くなると余長部分は延びて、上部構造体3の高さが低くなると余長部分は配線トレイ90の上に配置される。したがって、配線Dが不用意に垂れ下がったり、配線Dが天板31の昇降とともに予期しない方向に妄りに動いたりして、脚体1と接触することが抑制される。
また、配線案内部S1は、天板31の後部から立設された背面板81と、天板31から立設され背面板81よりも前方に配置された目隠し板83との間に形成されている。よって、配線Dは、背面板81と目隠し板83との前後方向の間に配置されるため、前方及び後方からの配線Dの露出が抑制される。
また、照明装置Hの配線Dは、背面板81に形成された配線開口部81hから配線案内部S1に導入される。よって、配線Dを背面板81側から配線案内部S1に導入できるため、配線Dの露出を抑制することができる。
また、配線案内部S1は、天板31と、背面板81の上部に支持され天板31の上方に配置された棚板60との間に形成されている。よって、配線Dは、天板31と棚板60との上下方向の間に配置されるため、上方及び下方からの配線Dの露出が抑制される。
また、配線案内部S1に案内された配線Dは、天板31に形成された配線孔31hから配線トレイ90に導入される。よって、配線Dを天板31の配線孔31hから配線トレイ90に導入できるため、配線Dの露出を抑制することができる。
また、天板31の配線孔31hは配線トレイ90の直上に配置されているため、配線案内部S1と配線トレイ90との間に配置される配線Dの長さを抑えることができ、配線Dの露出が抑制される。
また、脚体1は左右方向に離間して一対設けられ、配線トレイ90は天板31の左右方向の略中央にのみ配置されている。つまり、配線トレイ90は脚体1が配置される左右両側方には設けられていないため、配線Dと脚体1との接触が一層抑制される。
なお、本発明に係る建具は、上述した実施形態に係る天板昇降式デスク100に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜の変更や置換等が可能である。
以下に、本発明の変形例について説明するが、上述した実施形態で説明した部品や部材等と同一または同様なものについては、同一の符号を用いて説明する。
(変形例)
次に、上記に示す実施形態の変形例について、主に図8から図14を用いて説明する。
図8は、本発明の一実施形態の変形例に係る天板昇降式什器の全体構成を示す斜視図である。図9は、本発明の一実施形態の変形例に係る天板昇降式什器の正面図である。図10は、図9のC−C断面図である。図11は、図9のD−D断面図である。図12は、本発明の一実施形態の変形例に係る天板昇降式什器の平面図であり、一部破断して示している。図13は、本発明の一実施形態の変形例に係る天板昇降式什器の配線受け部及びその周辺を示す斜視図である。図14は、本発明の一実施形態の変形例に係る天板昇降式什器の下部構造体を示す斜視図である。
本変形例に係る天板昇降式デスク200では、図8に示すように、脚部材12に沿って配置されたカバー部材(下部案内部)68が設けられ、カバー部材68内に電源線Gが配置されている。
図11及び図13に示すように、天板31の下面31cには、配線ダクト(下部案内部)67が設けられている。配線ダクト67は、天板31の幅方向にわたって配置されている。配線ダクト67は、上部支持体12cどうしを連結する連結部材の機能を有していてもよいし、連結部材とは別に設けてもよい。
配線ダクト67は、天板31の下面31cに沿って配置される上面部67aと、上面部67aの前後方向の両端部からそれぞれ下方に折曲された折曲壁部67bと、各折曲壁部67bの下端部から対向する折曲壁部67bに向かって折曲された下面部67cと、を有している。
配線ダクト67には、配線トレイ(配線受け部)190が設けられている。配線トレイ190は、配線ダクト67の下面部67cに沿って配置された取付面部191と、取付面部191の前端部から上方に折曲された上向き面部192と、取付面部191の後端部から後方に延出するする配線支持面部193と、を有している。
取付面部191は、配線ダクト67の下面部67cに螺子等で固定されている。配線支持面部193の後端部には、上方に立ちあがる縁部194が設けられている。
次に、上記の天板昇降式デスク200に設けられた電気機器の配線の配索について説明する。棚板60に載置された照明装置Hの配線Dを例に挙げて説明する。
図11に示すように、配線Dは、棚板60の上面に沿って後方に延び、棚板60の後端部から、背面板81の配線開口部81hに挿通される。なお、複数の配線開口部81hのうち、照明装置Hに近い位置の配線開口部81hに挿通することが好ましい。
図9に示すように、配線Dは、仕切りパネル56の配線切欠き56hに挿通される。図10に示すように、配線Dは、背面板81と目隠し板83と天板31と棚板60とで形成された配線案内部S1内に配置され、天板31の配線孔31hから天板31の下方に設けられた配線トレイ190に案内される。配線トレイ190には電源タップ96が設けられていて、配線Dは電源タップ96に接続されている。なお、電源タップは、配線ダクト67内に配置されていてもよい。
図12、図13及び図14に示すように、電源タップ96に接続された電源線Gは、配線ダクト67に形成された配線孔67g等から配線ダクト67の内部に導入される。電源線Gは、配線ダクト67の端部に形成された配線孔67h等から下方に延び、ケーブル保護チェーン97内に配置される。ケーブル保護チェーン97の下端部はカバー部材68(図8参照)に連結され、電源線Gはカバー部材68の内部を下方に延び、カバー部材68の下端部から出て、外部電源(不図示)に接続される。
このように構成された天板昇降式デスク200では、配線Dは配線トレイ190に設けられた電源タップ96に接続されるとともに、余長部分が電源タップ96のまわりで配線トレイ190に集約される。また、電源タップ96の電源線Gは配線ダクト67及びカバー部材68で下方に案内され、電源線Gがばらけることがないため、利用者が電源線Gと接触することが抑制される。
なお、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、実施形態では支持アーム部12dの後端部にケーブル保護チェーン97が設けられ、変形例では脚部材12に沿ってカバー部材68が設けられているが、本発明はこれに限られず、電源線Gが配線トレイ90の縁から垂れ下がる構成であってもよい。
また、電源タップ96が配線トレイ90に設けられることで、複数の電気機器の配線Dが、配線トレイ90に効率的に集約されるが、電源タップ96は、配線ダクト67や配線案内部S1に設けられていてもよいし、あるいは電源タップ96が設けられていなくてもよい。
また、天板昇降式デスク100は、天板31が昇降可能であれば、例えば脚体1の構成、配置、設置本数等、他のいかなる構成としても良い。
また、駆動モータの構成についても、天板31を昇降可能とするのであれば、他のいかなる構成としても良い。
100,200…天板昇降式デスク(天板昇降式什器)
1…脚体
3…上部構造体
10…下部構造体
11…ベース部材
12…脚部材
12a…下部支持体
12b…中間支持体
12c…上部支持体
3…上部構造体
30…天板体
31…天板
31u…作業面
31h…配線孔(第二開口部)
36…下部補助部材
40…引き出し
50…側板パネル
56…仕切りパネル
56h…配線切欠き
60…棚板
60f…前端部
63…操作支持部材
65…操作部
67…配線ダクト(下部案内部)
68…カバー部材(下部案内部)
70…トレイ
90,190…配線トレイ(配線受け部)
81…背面板(背面部)
81h…配線開口部(第一開口部)
83…目隠し板(前面部)
96…電源タップ
F…床面
D…配線
G…電源線
H…照明装置(電気機器)
S1…配線案内部(上部案内部)

Claims (5)

  1. 上面に作業面が形成された天板を有する上部構造体と、
    該上部構造体を昇降可能に支持する下部構造体と、
    前記上部構造体側から延びる配線を案内する上部案内部と、
    前記上部構造体の下方であって前記下部構造体から離間した位置に配置されるとともに、前記上部案内部に案内された前記配線の余長部分を収容し、前記配線の下方へのアクセスを可能とする配線受け部と、を備え、
    前記天板には、前後方向及び鉛直面に沿う仕切りパネルが設けられ、
    該仕切りパネルの下端部は、前記天板に接合され、
    前記仕切りパネルには、左右方向に貫通する配線切欠きが形成され、
    前記天板には、前記配線受け部と前記上部案内部とを連通し、前記配線が配置される第二開口部が形成され、
    該第二開口部は、前記配線受け部の上方に配置され、
    前記配線切欠きに挿通された前記配線は、前記上部案内部に案内され、前記第二開口部を通って、前記配線受け部に案内されていることを特徴とする天板昇降式什器。
  2. 上面に作業面が形成された天板を有する上部構造体と、
    該上部構造体を昇降可能に支持する下部構造体と、
    前記上部構造体側から延びる配線を案内する上部案内部と、
    前記上部構造体の下方であって前記下部構造体から離間した位置に配置されるとともに、前記上部案内部に案内された前記配線の余長部分を収容し、前記配線の下方へのアクセスを可能とする配線受け部と、を備え、
    前記上部構造体は、
    前記天板の後部から立設された背面部と、
    前記天板から立設され、前記背面部よりも前方に配置された前面部と、を有し、
    前記上部案内部は、前記背面部と前記前面部との間に形成され、
    前記背面部には、外部と前記上部案内部とを連通し、前記配線が配置される第一開口部が形成されていることを特徴とする天板昇降式什器。
  3. 前記上部構造体は、
    前記天板の上方に配置され、前記背面部に支持された棚板を有し、
    前記上部案内部は、前記天板と前記棚板との間に形成されていることを特徴とする請求項に記載の天板昇降式什器。
  4. 前記配線受け部には、前記配線が接続可能な電源タップが設けられ、
    該電源タップの電源線を下方に案内する下部案内部を備えることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の天板昇降式什器。
  5. 前記下部構造体は、左右方向に離間して一対設けられ、
    前記配線受け部は、前記左右方向において前記天板の中央部分にのみ配置されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の天板昇降式什器。
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