JP6918509B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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このような構成によれば、投票情報における測定点の誤差の影響を低減することができる。よって、投票情報を用いた物体の識別をロバスト性の高いものとすることができる。
このような構成によれば、投票情報における測定点の誤差の影響を低減することができる。よって、投票情報を用いた物体の識別をロバスト性の高いものとすることができる。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示すレーダ装置1は、車両に搭載して用いられる装置である。レーダ装置1は、光学ユニット11と、レーダ制御部12と、を備える。
レーダ制御部12は、CPU31と、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ32)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。レーダ制御部12の各種機能は、CPU31が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ32が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。なお、レーダ制御部12を構成するマイクロコンピュータの数は1つでも複数でもよい。
[1−2−1.物体認識処理]
レーダ制御部12のCPU31が実行する物体認識処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
S2では、CPU31は、クラスタリングを実行する。ここでは、S1にて取得された複数の測定点を対象として、点間距離が所定の距離以下の測定点をクラスタリングし、1つ以上のクラスタ点群を生成する。このクラスタ点群を単位として、後述するS3の識別処理が実行される。なおクラスタリングの処理は、例えば特開2012−221456に示されるような既存の技術を用いることができる。
レーダ制御部12のCPU31が実行する識別処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
S12では、CPU31は、ボクセル値計算を行う。ここでは、取得された測定点101それぞれに設定される投票領域に対して投票を行う。投票領域とは、1つ又は複数の単位領域を含むものである。
図6A〜6Cは、1つの測定点101について、それぞれ異なる態様で単位領域102に投票が行われた状態を示す図である。なお理解を容易にする目的で、図6A〜6Cでは2次元的な図形を用いると共に、投票値については重み付けを考慮せずに「1」の値が投票されるものとする。
図9Aは、図6Aのように投票領域109を設定した場合において、主領域102Aと副領域102Bとで重み付けを変えた投票状態を示す。ここでは、測定点101を含む主領域102Aには「4」が、副領域102Bには「1」が投票される。
S13では、CPU31は、S12にて取得したボクセル表現を用いて、サポートベクターマシン(以下、SVM)の適用を実行する。ここでは、予め学習により作成された、例えば人や車などの所定の識別対象であるか否かを識別する識別器であるSVMモデルが用いられる。
[1−3.効果]
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
<変形例1:重み付けの不使用>
上記実施形態においては、測定点101から投票領域に含まれる単位領域102への距離に応じて重み付けを行う構成を例示したが、重み付けは行われず、同じ値が投票される構成であってもよい。
(i)光学ユニット11は、受光部22が取得した反射光の強度(以下、反射強度と記載する)を出力可能に構成されている。このように、物体表面から該測定装置に向かって進む光を取得して該物体の位置を測定すると共に、その取得した光の強度を出力可能に構成されている場合には、投票における重み付けを、反射強度に応じて設定してもよい。
具体的には、図10Aに示されるように、主領域102Aと副領域102Cとを含む投票領域109には、測定点101の反射強度に応じたパラメータ「p」が投票されるように構成することができる。
(ii)投票情報として、反射強度による重み付けを行わない場合のボクセル表現と、反射強度による重み付けを行う場合のボクセル表現と、を組み合わせた1つの特徴量を生成して、その投票情報に基づいて識別を行うように構成してもよい。
まず、S21では、CPU31は、通常のボクセル化を実行する。つまり、図10A、10Bに示されるように重み付け投票を行い、その結果のボクセル表現を取得する。
S23では、CPU31は、SVMの適用を実行する。ここでは、S21及びS22にて取得したボクセル表現を、上述したSVMモデルを作成するステップと同様の手法にて結合する。その結合した特徴ベクトルを、学習により予め生成されたSVMモデルに代入して、物体が識別対象物であるか否かを出力する。その後、本処理を終了する。
上記変形例2に示されるように、測定点それぞれに係る反射強度を取得可能である場合には、反射強度に反比例して投票領域109の広さが変化するように構成されていてもよい。例えば、図12Aに示されるように、反射強度と投票領域の関係が実験的に求めた2点の実験値83を用いて線形に変化するように関係付けられていてもよいし、高次多項式によって関係付けられていてもよい。
またノイズ特性を考慮して、図12Bに示されるように、垂直方向、水平方向、奥行方向ごとに反射強度に応じた投票領域109が個別に変化するように構成されていてもよい。
上記実施形態にて説明したように、クラスタ点群111に基づいて設定部42により物体存在領域113が設定される。ここで、投票領域109に含まれる単位領域102の数は、投票領域109への投票に係る測定点101の物体存在領域113における位置に応じて設定されるように構成されていてもよい。
<変形例5:検出ラインに対応する2次元の単位領域設定>
図14Aに示されるように、光学ユニット11が取得する測定点101は、層状に並ぶ複数の仮想平面(光学ユニット11の発光仕様によって定義される)と、識別対象物の表面と、の交線上において取得されている。なお以下の説明において、前記交線をラインと呼び、ラインの数と仮想平面の数とは同じである。
図14Aでは、識別対象物115が6つのラインL1〜L6により構成されている。この6つのラインに対応する仮想平面は6つ存在する。ここで、その6つの仮想平面それぞれに対応するように、複数の単位領域102を組み合わせて構成された6つの物体存在領域121を設定することができる。この物体存在領域121は、2次元平面として扱うことができる。
図14Bに示されるように、遠方に存在する識別対象物117は、相対的に少ないライン数で測定点101が取得される。その結果、その識別対象物117に対応する物体存在領域121の数が減少する。そこで、物体存在領域121の数に応じて予め準備した識別器を用いることで、より高精度に物体の識別を行うことができる。
以下に具体的な処理を説明する。レーダ制御部12のCPU31は、図3に示されるフローチャートに沿って処理を実行するが、S3の識別処理の具体的な内容が上記実施形態とは相違するため、その点について説明する。
この処理では、まず、S31〜S33を反復して行う。反復はl回実行される。ここでいうlとは、ライン数であり、言い換えると物体存在領域121の数である。以下の説明におけるiは、その時点での反復回数である。
S32では、CPU31は、ライン数がlであるクラスタ点群の中から、i番目のラインに対応する測定点101のデータを抽出して取得する。
識別器であるSVMモデルは、ライン数ごとに作成される。即ち、ある識別対象物に基づいて生成された学習用のクラスタ点群について、ライン数をiとしたときのクラスタ点群を抽出する。そして、ラインごとにボクセル化を行い、取得された2次元ボクセル(すなわちピクセル)表現を用いてSVMモデルを作成する。この処理を、ライン数iを1〜Lまで繰り返すことにより、ライン数ごとのSVMモデルを作成する。なおLとは、光学ユニット11が取り得る最大のライン数である。もちろん、全てのライン数に対してSVMモデルを作成する必要があるわけではない。
[2−1.第1実施形態との相違点]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施形態では、生成部43は、単位領域102の大きさを、光学ユニット11から投票に係る測定点101までの距離に応じて設定するように構成されている。より具体的には、単位領域102の大きさは、上述した距離が大きいほど、大きくなるように設定される。
以上詳述した第2実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(2a)本実施形態のレーダ装置1では、光学ユニット11から測定点101までの距離が大きいほど単位領域の大きさが大きくなる。よって、測定点101までの距離が大きくノイズが大きくなりやすい場合にノイズの影響を小さくすることができ、識別器による識別性を高めたロバストな物体識別を行うことができる。
本実施形態においても、第1実施形態の変形例5にて説明したように、図14に示されるように、複数のラインに対応する、層状に並ぶ複数の仮想平面上において測定点が取得される場合には、2次元的な単位領域102を含む2次元的な物体存在領域121をライン数分集めたものを、投票情報として取得するように構成されていてもよい。そして、単位領域の大きさを、光学ユニット11から測定点101までの距離に応じて変化させるように構成することができる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(3c)上記第1実施形態では、投票領域109は、光学ユニット11から測定点101までの距離などによって変化する構成を例示したが、該投票領域109への投票に係る測定点を基準として、一定の基準で設定されるように構成されていてもよい。その場合、少なくとも2つの単位領域を含むように構成することができる。例えば、上記距離や反射強度に影響されずに、常に、図6Aに示されるように、主領域102Aに隣接する副領域102Bに投票を行うように構成されていてもよい。
Claims (9)
- 物体の存在する位置を示す1つ以上の測定点を検出するレーザーレーダである測定装置(11)から、前記1つ以上の測定点を取得するように構成された取得部(41)と、
前記1つ以上の測定点が存在する領域を構成する複数の単位領域に対して、前記取得部により取得された前記1つ以上の測定点それぞれに基づく投票を行い、少なくとも前記複数の単位領域それぞれへの投票値を含む情報である投票情報を生成するように構成された生成部(43)と、を備え、
前記生成部は、前記1つ以上の測定点それぞれに設定される1つ又は複数の前記単位領域を含む投票領域に対して投票を行うように構成されており、
前記投票領域は、前記測定装置から該投票領域への投票に係る前記測定点までの距離が大きいほど、前記投票領域に含まれる前記単位領域の数が多くなる、情報処理装置(12)。 - 物体の存在する位置を示す1つ以上の測定点を検出するレーザーレーダである測定装置(11)から、前記1つ以上の測定点を取得するように構成された取得部(41)と、
前記1つ以上の測定点が存在する領域を構成する複数の単位領域に対して、前記取得部により取得された前記1つ以上の測定点それぞれに基づく投票を行い、少なくとも前記複数の単位領域それぞれへの投票値を含む情報である投票情報を生成するように構成された生成部(43)と、を備え、
前記生成部は、前記1つ以上の測定点それぞれに設定される1つ又は複数の前記単位領域を含む投票領域に対して投票を行うように構成されており、
さらに、前記測定装置により測定された前記1つ以上の測定点に基づいて、前記1つ以上の測定点が含まれる領域である物体存在領域を設定するように構成された設定部(42)を有しており、
前記単位領域は、前記物体存在領域を構成するものであり、
前記投票領域に含まれる前記単位領域の数は、前記投票領域への投票に係る前記測定点の前記物体存在領域における位置に応じて設定される、情報処理装置(12)。 - 請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記測定装置は、物体表面から該測定装置に向かって進む光を取得して該物体の位置を測定すると共に、取得した前記光の強度を出力可能に構成されており、
前記投票領域は、該投票領域への投票に係る前記測定点を取得するために前記測定装置が取得した前記光の強度が小さいほど、前記投票領域に含まれる前記単位領域の数が多くなる、情報処理装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記生成部は、前記投票領域に含まれる1つ以上の前記単位領域に対して、前記投票領域への投票に係る前記測定点からの距離が大きい前記単位領域ほど重み付けが小さくなるように投票を行うように構成されている、情報処理装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記測定装置は、物体表面から該測定装置に向かって進む光を取得して該物体の位置を測定すると共に、取得した前記光の強度を出力可能に構成されており、
前記生成部は、前記投票領域に含まれる1つ以上の前記単位領域に対して、前記投票領域への投票に係る前記測定点を取得するために前記測定装置が取得した前記光の強度が大きいほど重み付けが大きくなるように投票を行うように構成されている、情報処理装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記生成部は、前記単位領域の大きさを変更可能に構成されている、情報処理装置(12)。 - 請求項6に記載の情報処理装置であって、
前記生成部は、前記単位領域の大きさを、前記測定装置から前記投票に係る前記測定点までの距離に応じて設定するように構成されている、情報処理装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記測定点は、層状に並ぶ複数の仮想平面に並ぶように、前記測定装置により取得され、
前記単位領域は、前記仮想平面に対応して設定される領域である、情報処理装置。 - 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記生成部により生成された投票情報に基づいて、物体の種別を識別する識別部(44)を備える、情報処理装置。
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