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JP6920157B2 - 充電制御装置 - Google Patents
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JP6920157B2 - 充電制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は充電制御装置に関する。
二次電池の充電方式として、定電流定電圧充電方式が知られている。この充電方式においては、初めに定電流充電を行い、その後定電圧充電に移行する。また、定電圧充電時において、充電電流値が所定値以下となることを充電の終了条件としている。
しかしながら、充放電を複数回繰り返して劣化が進んだ二次電池に対して上記の終了条件を適用すると、まだ充電できるだけの電池容量が残されている段階で充電が終了する場合もある。そのため、利用者にとっては使用感に満足できない場合がある。
このような課題に対し、例えば、特許文献1には、定電流定電圧充電方式において、定電圧充電に移行した際に所定時間だけ無条件で定電圧充電を行ってから端子電流での充電終了を判定するよう制御する二次電池の充電制御方法が開示されている。
特開平9−92340号公報
しかしながら、充電不足を防止するために、二次電池が新品であるか劣化しているかに関わらず、上記特許文献1のように一定時間の定電圧充電を無条件で継続すると、過充電となり、安全性の問題が生じる場合がある。
或いは、充電不足を防止するために、充電電圧の値及び充電電流の値の両方を用いて二次電池の満充電を判断する充電装置が市販されている。しかしながら、このような充電装置を用いた場合においても、二次電池の劣化により充電電圧及び充電電流どちらか一方が満充電を検知できない状態では定電圧充電が継続して行われるため、過充電となる。従って、安全性の問題が生じる場合がある。
以上のように、定電流定電圧充電方式において、充電時の安全性の確保と、充電不足の防止については、両立し難いという課題がある。
本発明の目的は、充電時の安全性を確保しつつ、充電不足を防止することが可能な充電制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、定電流充電を行った後に定電圧充電に移行することよって二次電池を充電する充電装置を制御する充電制御装置であって、前記二次電池に流れる充電電流及び前記二次電池の端子に引加する充電電圧を制御する制御手段と、前記定電圧充電を開始してから終了させるまでの時間である定電圧充電時間を記憶する記憶手段と、前記定電圧充電の開始からの経過時間を計時する計時手段と、前記経過時間が前記定電圧充電時間に達したか否かを判定する第1判定手段と、前記定電圧充電において、前記充電電流が所定の第1電流値に達し、且つ前記二次電池の起電力が所定の第1電圧値に達したか否かを判定する第2判定手段とを備え、前記制御手段は、前記定電流充電の開始から前記充電電圧が前記第1電圧値に達した場合に、前記充電装置を制御して、前記定電流充電を終了させて前記定電圧充電を開始させ、前記第1判定手段により前記経過時間が前記定電圧充電時間に達したと判定された場合に、前記充電装置を制御して、前記定電圧充電を終了させて、前記第2判定手段により前記充電電流が前記第1電流値に達し、且つ前記起電力が前記第1電圧値に達したと判定された場合に、前記充電電流が前記第1電流値に達し、且つ前記起電力が前記第1電圧値に達したと判定した時の経過時間から所定の短縮時間を減じた時間を新たな定電圧充電時間として、前記記憶手段に記憶された前記定電圧充電時間を更新した上で、前記充電装置を制御して、前記定電圧充電を終了させることを特徴とする充電制御装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、安全性を確保しつつ、充電不足を防止することが可能な充電制御装置を提供することができる。
第1実施形態に係る充電制御装置の構成を説明するためのブロック図である。 第1実施形態に係る充電制御装置を用いた充電方法における充電電流及び充電電圧の推移を説明するグラフである。 第1実施形態に係る充電制御装置を用いた充電方法における充電電流及び二次電池の起電力の推移を説明するグラフである。 第1実施形態に係る充電制御装置を用いた充電方法を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態に係る充電制御装置の構成を説明するためのブロック図である。 第2実施形態に係る充電制御装置を用いた充電方法における充電電流及び二次電池の起電力の推移を説明するグラフである。 第2実施形態に係る充電制御装置を用いた充電方法を説明するためのフローチャートである。
==第1実施形態==
本実施形態に係る充電制御装置100の構成ついて、充電制御装置100を用いた充電方法の一例を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る充電制御装置100の構成を説明するためのブロック図である。図1において、実線はデータ信号の流れを示しており、破線は制御信号の流れを示している。図2は、本実施形態に係る充電制御装置100を用いた充電方法における充電電流I及び充電電圧の推移を説明するグラフである。図3は、本実施形態に係る充電制御装置100を用いた充電方法における充電電流I及び二次電池300の起電力Vの推移を示している。なお、図2においては、二次電池300に対して複数回繰り返される充電の内、1回目について示している。図3においては、二次電池300に対して複数回繰り返される充電の内、1回目、n11回目、n12回目及びn13回目(1<n11<n12<n13)の4通りについて示している。図4は、本実施形態に係る充電制御装置100を用いた充電方法を説明するためのフローチャートである。
本実施形態に係る充電制御装置100は、定電流充電を行った後に定電圧充電に移行することよって二次電池300を充電する充電装置200を制御する。本実施形態に係る充電制御装置100は、制御手段102と、記憶手段104と、計時手段106と、第1判定手段108と、第2判定手段110と、第3判定手段112とを備えている。充電制御装置100は、独立した機器であってもよいし、充電装置200と同じ筐体に組み込まれてもよいし、二次電池300を内蔵する機器に組み込まれてもよい。
充電装置200は、二次電池300に流れる充電電流I及び二次電池300の端子に引加する充電電圧を制御して、二次電池300の充電を行う。制御手段102は、具体的には、図2に示すように、定電流充電においては、二次電池300に流れる充電電流Iを所定の電流値Iに維持するように、二次電池300の端子に引加される電圧である充電電圧を制御する。制御手段102は、定電流充電の開始から充電電圧が第1電圧値Vに達した場合に、充電装置200を制御して、定電流充電を終了させて定電圧充電を開始させる。
また、制御手段102は、定電圧充電において、充電電圧を第1電圧値Vに維持する。制御手段102は、定電圧充電において、第1判定手段108又は第2判定手段110から、後述する判定信号を受信すると、充電装置200を制御して、定電圧充電を終了させる。そして、制御手段102は、詳細は後述するが、必要に応じて記憶手段104に記憶されたデータを更新して、二次電池300の充電処理を完了させる。制御手段102が行う更に詳細な処理については、後に図3及び図4と合わせて説明する。
記憶手段104は、定電圧充電時間Tを記憶する。定電圧充電時間Tとは、制御手段102が定電圧充電を開始してから終了させるまでの上限の時間である。計時手段106は、定電流充電が終了すると、定電圧充電の開始からの経過時間tを計時する。
第1判定手段108は、定電圧充電において、計時手段106によって計時された経過時間tが定電圧充電時間Tに達したか否かを判定する。具体的には、第1判定手段108は、定電圧充電において、計時手段106が計時する経過時間tと、記憶手段104に記憶された定電圧充電時間Tとを比較しながら当該判定を行う。第1判定手段108は、計時手段106によって計時された経過時間tが定電圧充電時間Tに達したと判定すると、その旨の判定信号を制御手段102に送信する。
第2判定手段110は、定電圧充電において、充電電流Iが所定の第1電流値Iに達し、且つ二次電池300の起電力Vが前述した所定の第1電圧値Vに達したか否かを判定する。具体的には、第2判定手段110は、定電圧充電において、充電電流I及び二次電池300の起電力Vと、予め設定された第1電流値I及び第1電圧値Vとをそれぞれ比較しながら当該判定を行う。第2判定手段110は、充電電流Iが第1電流値Iに達し、且つ二次電池300の起電力Vが第1電圧値Vに達したと判定すると、その旨の判定信号を制御手段102に送信する。
第3判定手段112は、二次電池300の充電を開始する前に、当該二次電池300が未使用か否かを判定する。第3判定手段112は、当該二次電池300が未使用であると判定すると、その旨の判定信号を制御手段102に送信する。
図3及び図4を参照して、制御手段102が行う処理について更に詳細に説明する。前述の通り、図3は、二次電池300に対して複数回繰り返される充電の内、1回目、n11回目、n12回目及びn13回目(1<n11<n12<n13)の4通りについて示している。図3に示すように、充電を繰り返すほど、二次電池300の劣化に起因し、定電圧充電の開始から、充電電流Iが第1電流値Iに達する時間が短くなっている。以下では、この4通りの充電の各々について説明する。
先ず、1回目の充電について説明する。1回目の充電とは、未使用の二次電池300に対する充電である。この場合、二次電池300の充電を開始する前に、第3判定手段112は、二次電池300が未使用であると判定し(図4のS100:Yes)、その旨の判定信号を制御手段102に送信する。なお、二次電池300が未使用か否かの判定に関しては、二次電池300の交換を制御手段102が検知した時に判定したり、交換時に二次電池300が未使用の電池か使用済みの電池かを利用者に対して入力要求させることにより判定する。
制御手段102は、第3判定手段112により二次電池300が未使用と判定され、その旨の判定信号を受信した場合に、未使用状態における所定の充電時間Tを新たな定電圧充電時間Tとして、記憶手段104に記憶された定電圧充電時間Tを更新する(図4のS102)。本実施形態においては、未使用の二次電池300に対して定電圧充電を行った時に、通常要する時間90分を充電時間Tとして設定している。
更に、二次電池300の充電を開始する前に、制御手段102は、記憶手段104から定電圧充電時間Tを読み出す(図4のS104)。この1回目の充電の時点において、記憶手段104に記憶された定電圧充電時間Tは、前述の通り90秒である。
次いで、制御手段102は、充電装置200を制御して、定電流充電を行う(図4のS106)。このとき、制御手段102は、充電電流Iを所定の電流値Iに維持するように、充電電圧を制御する。このとき、図2に示すように、定電流充電の継続に伴い、充電電圧は上昇していく。制御手段102は、充電電圧が第1電圧値Vに達するまで定電流充電を継続する。
定電流充電において、充電電圧が第1電圧値Vに達すると、制御手段102は、充電装置200を制御して、定電圧充電に移行する(図4のS108)。このとき、図3に示すように、定電圧充電に伴い、二次電池300の起電力Vは上昇し、充電電流Iは下降していく。
定電圧充電の開始から定電圧充電時間Tが経過すると、第1判定手段108は、経過時間tが定電圧充電時間Tに達したと判定する(図4のS110:Yes)。このように、第1判定手段108により経過時間tが定電圧充電時間Tに達したと判定された場合に、制御手段102は、充電装置200を制御して、定電圧充電を終了させて二次電池300の充電を終了させる。なお、図3に示す例の1回目の充電とは未使用の二次電池300のことであり、未使用の二次電池300は劣化していないため1回目の充電においては、定電圧充電の開始から定電圧充電時間Tの経過時までに、第2判定手段110は、充電電流Iが所定の第1電流値Iに達し、且つ二次電池300の起電力Vが前述した所定の第1電圧値Vに達したと判定することはない(図4のS112:No)。以上が、1回目の充電(未使用の二次電池300に対する充電)に対する処理である。
次いで、n11回目の充電(n11>1)について説明する。この場合、充電を開始する前に、第3判定手段112は、二次電池300が未使用ではないと判定し(図4のS100:No)、その旨の判定信号を制御手段102に送信する。
二次電池300の充電を開始する前に、制御手段102は、記憶手段104から定電圧充電時間Tを読み出す(図4のS104)。この時点においては、定電圧充電時間Tは1回目の充電の処理において更新した時間であり、90分である。
次いで、制御手段102は、1回目の充電と同様に、定電流充電を行い(図4のS106)、その後定電圧充電に移行する(図4のS108)。
この例においては、定電圧充電の開始から定電圧充電時間Tが経過するまでに、起電力Vが第1電圧値Vに達しているが、充電電流Iは第1電流値Iに達していない(図4のS112:No)。従って、1回目の充電と同様に、第1判定手段108が、経過時間tが定電圧充電時間Tに達したと判定し(図4のS110:Yes)、その旨の判定信号を制御手段102に送信する。そして、制御手段102は、充電装置200を制御して、定電圧充電を終了させ、二次電池300の充電を終了させる。以上が、n11回目の充電に対する処理である。
次いで、n12回目の充電(n12>n11)について説明する。この場合も、充電を開始する前に、第3判定手段112は、二次電池300が未使用ではないと判定し(図4のS100:No)、その旨の判定信号を制御手段102に送信する。
二次電池300の充電を開始する前に、制御手段102は、記憶手段104から定電圧充電時間Tを読み出す(図4のS104)。この時点においても、定電圧充電時間Tは1回目の充電の処理において更新した時間であり、90分である。
次いで、制御手段102は、以前の充電と同様に、定電流充電を行い(図4のS106)、その後定電圧充電に移行する(図4のS108)。
この例においては、定電圧充電の開始から定電圧充電時間T(90分)が経過するまでに、起電力Vが76分で第1電圧値Vに達し、充電電流Iが80分で第1電流値Iに達している。このように、第2判定手段110により充電電流Iが第1電流値Iに達し、且つ起電力Vが第1電圧値Vに達したと判定された場合(図4のS112:Yes)に、制御手段102は、二次電池300の劣化具合を考慮し、第2判定手段110が、充電電流Iが第1電流値Iに達し、且つ起電力Vが第1電圧値Vに達したと判定した時の経過時間t(この例では80分)から所定の短縮時間ΔTを減じた時間を新たな定電圧充電時間Tとして、記憶手段104に記憶された定電圧充電時間Tを更新する(図4のS114)。本実施形態において、短縮時間ΔTは、10分に設定している。よって、記憶手段104に記憶された定電圧充電時間Tは、経過時間tの80分より10分短い70分に更新される。そして、制御手段102は、充電装置200を制御して、定電圧充電を終了させ、二次電池300の充電を終了させる。以上が、n12回目の充電に対する処理である。
次いで、n13回目の充電(n13>n12)について説明する。この場合も、充電を開始する前に、第3判定手段112は、二次電池300が未使用ではないと判定し(図4のS100:No)、その旨の判定信号を制御手段102に送信する。
二次電池300の充電を開始する前に、制御手段102は、記憶手段104から定電圧充電時間Tを読み出す(図4のS104)。この時点においては、定電圧充電時間Tはn12回目の充電の処理において更新した時間であり、70分である。
次いで、制御手段102は、以前の充電と同様に、定電流充電を行い(図4のS106)、その後定電圧充電に移行する(図4のS108)。
この例においては、定電圧充電の開始から定電圧充電時間T(70分)が経過するまでに、起電力Vが第1電圧値Vに達しているが、充電電流Iは第1電流値Iに達していない(図4のS112:No)。従って、第1判定手段108が、経過時間tが定電圧充電時間Tに達したと判定する(図4のS110:Yes)。そして、制御手段102は、充電装置200を制御して、定電圧充電を終了させ、二次電池300の充電を終了させる。以上が、n13回目の充電に対する処理である。
以上から明らかなように、本実施形態に係る充電制御装置100は、定電流充電を行った後に定電圧充電に移行することよって二次電池300を充電する充電装置200を制御する充電制御装置100であって、二次電池300に流れる充電電流及び二次電池300の端子に引加する充電電圧を制御する制御手段102と、定電圧充電を開始してから終了させるまでの時間である定電圧充電時間Tを記憶する記憶手段104と、定電圧充電の開始からの経過時間tを計時する計時手段106と、経過時間tが定電圧充電時間Tに達したか否かを判定する第1判定手段108と、定電圧充電において、充電電流Iが所定の第1電流値Iに達し、且つ二次電池300の起電力Vが所定の第1電圧値Vに達したか否かを判定する第2判定手段110とを備え、制御手段102は、定電流充電の開始から充電電圧が第1電圧値Vに達した場合に、充電装置200を制御して、定電流充電を終了させて定電圧充電を開始させ、第1判定手段108により経過時間tが定電圧充電時間Tに達したと判定された場合に、充電装置200を制御して、定電圧充電を終了させ、第2判定手段110により充電電流Iが第1電流値Iに達し、且つ起電力Vが第1電圧値Vに達したと判定された場合に、充電電流Iが第1電流値Iに達し、且つ起電力Vが第1電圧値Vに達したと判定した時の経過時間tから所定の短縮時間を減じた時間を新たな定電圧充電時間Tとして、記憶手段104に記憶された定電圧充電時間Tを更新した上で、充電装置200を制御して、定電圧充電を終了させる。
以上のような構成によれば、充電制御装置100は、定電圧充電時間T、充電電流I及び二次電池300の起電力Vに基づいて、定電圧充電の終了を判断する。具体的には、充電制御装置100は、定電圧充電において、設定された定電圧充電時間Tの経過時以前に定電圧充電の終了を判断する。ここで、定電圧充電時間Tは二次電池300の劣化具合に応じて設定される。つまり、劣化が進んだ二次電池300ほど、短い定電圧充電時間Tが適用される。従って、二次電池300が新品であるか劣化しているかによらず、過充電を防止することができるため、充電時の安全性を確保することができる。また、本実施形態に係る充電制御装置100は、定電圧充電において、定電圧充電時間Tが経過する前に、充電電流Iが所定の第1電流値Iに達しても、起電力Vが所定の第1電圧値Vに達していなければ定電圧充電が継続される。つまり、充電制御装置100は、定電圧充電において、定電圧充電時間Tが経過する前に、充電電流Iが所定の第1電流値Iに達し、且つ起電力Vが所定の第1電圧値Vに達した場合には、定電圧充電が完了したと判断する。従って、まだ充電できるだけの容量が二次電池300に残されている段階で充電が終了することを防止することができるため、充電不足を防止することができる。以上の事から、本実施形態に係る充電制御装置100によれば、充電時の安全性を確保しつつ、充電不足を防止することができる。
更に、本実施形態において、二次電池300が未使用か否かを判定する第3判定手段112を更に備え、制御手段102は、第3判定手段112により二次電池300が未使用と判定された場合に、未使用状態における所定の充電時間を新たな定電圧充電時間Tとして、記憶手段104に記憶された定電圧充電時間Tを更新する。
以上のような構成によれば、未使用の二次電池300に対する定電圧充電時間Tの上限を予め設定しておくことができる。従って、未使用の二次電池300に対する充電時における安全性が向上する。
==第2実施形態==
本実施形態に係る充電制御装置150の構成ついて、充電制御装置150を用いた充電方法の一例を参照しながら説明する。図5は、本実施形態に係る充電制御装置150の構成を説明するためのブロック図である。図5において、実線はデータ信号の流れを示しており、破線は制御信号の流れを示している。本実施形態に係る充電制御装置150は、第1実施形態に係る充電制御装置100と比べると、第4判定手段114を更に備ており、未使用の二次電池300を充電する際に、実際に1回目に実施した定電圧充電の定電圧充電時間Tを設定している点で異なっている。
第4判定手段114は、定電圧充電において、充電電流Iが所定の第2電流値Iに達したか否かを判定する。ここで、第2電流値Iは、例えば第1電流値Iと同じ値であってもよい。制御手段102が行う更に詳細な処理については、後に図6及び図7を用いて説明する。
図6及び図7を参照して、制御手段102が行う処理について更に詳細に説明する。前述の通り、図6は、二次電池300に対して複数回繰り返される充電の内、1回目、n21回目、n22回目及びn23回目(1<n21<n22<n23)の4通りについて示している。以下では、この4通りの充電の各々について説明するが、第1実施形態と重複する部分の説明は省略する。
本実施形態においては、第1実施形態と比べると、1回目の充電において、二次電池300が未使用であると判断された場合(図7のS200:YES)の処理が異なっている。
先ず、1回目の充電について説明する。この場合、二次電池300の充電を開始する前に、第3判定手段112は、二次電池300が未使用であると判定し(図7のS200:YES)、その旨の判定信号を制御手段102に送信する。
次いで、制御手段102は、充電装置200を制御して、定電流充電を行う(図7のS214)。制御手段102は、充電装置200を制御して、定電流充電を終了させて定電圧充電を開始させる(図7のS216)。
制御手段102は、第3判定手段112により二次電池300が未使用と判定された場合(図7のS200:YES)に限り、定電圧充電において、第4判定手段114により充電電流Iが所定の第2電流値Iに達したと判定された場合(図7のS218:YES)に、充電装置200を制御して、定電圧充電を終了させる。この例では、定電流充電の開始から100分後に、充電電流Iが所定の第2電流値Iに達している。このとき、制御手段102は、第4判定手段114が、第2電流値Iに達したと判定した時の経過時間t(100分)を新たな定電圧充電時間Tとして、記憶手段104に記憶された定電圧充電時間Tを更新して(図7のS220)、二次電池300の充電を終了させる。以上が、1回目の充電(未使用の二次電池300に対する充電)に対する処理である。
次いで、n21回目の充電(n21>1)について説明する。この場合、充電を開始する前に、第3判定手段112は、二次電池300が未使用ではないと判定し(図7のS200:No)、その旨の判定信号を制御手段102に送信する。
二次電池300の充電を開始する前に、制御手段102は、記憶手段104から定電圧充電時間Tを読み出す(図7のS202)。この時点において、定電圧充電時間Tは1回目の充電の処理において更新した時間であり、100分である。
次いで、制御手段102は、以前の充電と同様に、定電流充電を行い(図7のS204)、その後定電圧充電に移行する(図7のS206)。
この例においては、定電圧充電の開始から定電圧充電時間T(100分)が経過するまでに、起電力Vが96分で第1電圧値Vに達し、充電電流Iが94分で第1電流値Iに達している。このように、第2判定手段110により充電電流Iが第1電流値Iに達し、且つ起電力Vが第1電圧値Vに達したと判定された場合(図7のS210:Yes)に、制御手段102は、第2判定手段110が、充電電流Iが第1電流値Iに達し、且つ起電力Vが第1電圧値Vに達したと判定した時の経過時間t(この例では96分)から所定の短縮時間ΔTを減じた時間を新たな定電圧充電時間Tとして、記憶手段104に記憶された定電圧充電時間Tを更新する(図7のS212)。本実施形態において、短縮時間ΔTは、10分としている。よって、記憶手段104に記憶された定電圧充電時間Tは、86分に更新される。そして、このとき制御手段102は、充電装置200を制御して、定電圧充電を終了させ、二次電池300の充電を終了させる。以上が、n21回目の充電に対する処理である。
これ以降の充電については第1実施形態と同様の手順で行われるため、説明は省略する。
以上から明らかなように、本実施形態に係る充電制御装置150は、二次電池300が未使用か否かを判定する第3判定手段112と、定電圧充電において、充電電流Iが所定の第2電流値Iに達したか否かを判定する第4判定手段114とを更に備え、制御手段102は、第3判定手段112により二次電池300が未使用と判定された場合であって、且つ定電流充電の開始から充電電圧が第1電圧値Vに達した場合に、充電装置200を制御して、定電流充電を終了させて定電圧充電を開始させ、第4判定手段114により充電電流Iが所定の第2電流値Iに達したと判定された場合に、第2電流値Iに達したと判定した時の経過時間tを新たな定電圧充電時間Tとして、記憶手段104に記憶された定電圧充電時間Tを更新した上で、充電装置200を制御して、定電圧充電を終了させる。
以上のような構成によれば、未使用の二次電池300に対して十分な定電圧充電時間Tで充電することができる。従って、未使用の二次電池300の充電不足を防止することができる。更に、劣化が進んだ二次電池300について、それに対する定電圧充電時間Tの短期化を極力抑えることができるため、劣化が進んだ二次電池300の充電不足を極力防止することができる。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100:充電制御装置
150:充電制御装置
102:制御手段
104:記憶手段
106:計時手段
108:第1判定手段
110:第2判定手段
112:第3判定手段
114:第4判定手段
200:充電装置
300:二次電池

Claims (3)

  1. 定電流充電を行った後に定電圧充電に移行することよって二次電池を充電する充電装置を制御する充電制御装置であって、
    前記二次電池に流れる充電電流及び前記二次電池の端子に引加する充電電圧を制御する制御手段と、
    予め設定された、前記定電圧充電を開始してから終了させるまでの時間である定電圧充電時間を記憶する記憶手段と、
    前記定電圧充電の開始からの経過時間を計時する計時手段と、
    前記経過時間が前記定電圧充電時間に達したか否かを判定する第1判定手段と、
    前記定電圧充電において、前記充電電流が所定の第1電流値に達し、且つ前記二次電池の起電力が所定の第1電圧値に達したか否かを判定する第2判定手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記定電流充電の開始から前記充電電圧が前記第1電圧値に達した場合に、前記充電装置を制御して、前記定電流充電を終了させて前記定電圧充電を開始させ、
    前記第1判定手段により前記経過時間が前記定電圧充電時間に達したと判定された場合に、前記充電装置を制御して、前記定電圧充電を終了させ、
    前記第2判定手段により前記充電電流が前記第1電流値に達し、且つ前記起電力が前記第1電圧値に達したと判定された場合に、前記充電電流が前記第1電流値に達し、且つ前記起電力が前記第1電圧値に達したと判定した時の経過時間から所定の短縮時間を減じた時間を新たな定電圧充電時間として、前記記憶手段に記憶された前記定電圧充電時間を更新した上で、
    前記充電装置を制御して、前記定電圧充電を終了させることを特徴とする充電制御装置。
  2. 前記二次電池が未使用か否かを判定する第3判定手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記第3判定手段により前記二次電池が未使用と判定された場合に、
    未使用状態における所定の充電時間を新たな定電圧充電時間として、前記記憶手段に記憶された前記定電圧充電時間を更新することを特徴とする請求項1に記載の充電制御装置。
  3. 前記二次電池が未使用か否かを判定する第3判定手段と、
    前記定電圧充電において、前記充電電流が所定の第2電流値に達したか否かを判定する第4判定手段とを更に備え、
    前記制御手段は、前記第3判定手段により前記二次電池が未使用と判定された場合であって、
    且つ前記定電流充電の開始から前記充電電圧が前記第1電圧に達した場合に、前記充電装置を制御して、前記定電流充電を終了させて前記定電圧充電を開始させ、
    前記第4判定手段により前記充電電流が所定の第2電流値に達したと判定された場合に、前記第2電流値に達したと判定した時の経過時間を新たな定電圧充電時間として、前記記憶手段に記憶された定電圧充電時間を更新した上で、
    前記充電装置を制御して、前記定電圧充電を終了させることを特徴とする請求項1に記載の充電制御装置。
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