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JP6920632B2 - 照明システム及び照明システムにおける照明器具の設定方法 - Google Patents
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JP6920632B2 - 照明システム及び照明システムにおける照明器具の設定方法 - Google Patents

照明システム及び照明システムにおける照明器具の設定方法 Download PDF

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Description

本開示は、照明システム及び照明システムにおける照明器具の設定方法に関する。
従来から、TV局のスタジオ、ホール、または舞台等において、天井から吊るされたバトンと呼ばれる長尺な装置に複数の照明器具を取り付ける、すなわち吊り込みを行って、照明演出が行われている。
特許文献1には、バトン装置が、照明制御システムに接続されたすべての照明器具を検出し、照明制御装置が、接続が検出された各照明器具に対し制御アドレスを一括で自動設定する照明制御システムが記載されている。制御アドレスは、照明制御システムが各照明機器を制御するためのアドレスである。
特開2016−152171号公報
制御装置に中継器を介して複数の照明器具が接続される照明システムにおいて、照明器具の吊り換えが頻繁に発生する場合における、当日の準備作業となる照明器具の吊り込み作業に多くの時間を要することが課題となっている。例えばスタジオでは、TV番組毎に照明器具の吊り換えが発生する。上記の課題の解決のために、照明システムにおいて、照明器具の大量設置が可能な環境における照明器具の吊り込み作業時に、照明器具への識別番号設定を迅速に行うことができる照明システム及びそのシステムにおける照明器具の設定方法が望まれている。
本開示に係る照明システムは、制御装置に中継器を介して複数の照明器具が接続される照明システムであって、制御装置に接続された警告部を備え、制御装置には、中継器と、中継器に接続される予定の照明器具の種類である接続予定器具種類の情報とが予め記憶されており、制御装置は、中継器に照明器具が接続される作業の間は、中継器を通じて照明器具が接続されたか否かの探索を行い、照明器具からの送信信号により照明器具が接続されたことを検出した場合には、照明器具の種類を照明器具に問い合わせをし、照明器具の種類の情報を取得し、照明器具の種類の情報が予め記憶されている接続予定器具種類と同じ場合には、接続された照明器具に対して識別番号を設定し、照明器具の種類の情報が予め記憶されている接続予定器具種類と異なる場合には、警告部において警告を発生させる、照明システムである。
本開示に係る照明システムにおける照明器具の設定方法は、制御装置に中継器を介して複数の照明器具が接続される照明システムにおける照明器具の設定方法であって、制御装置には、中継器と、中継器に接続される予定の照明器具の種類である接続予定器具種類の情報とが予め記憶されており、制御装置によって、中継器に照明器具が接続される作業の間は、中継器を通じて照明器具が接続されたか否かの探索を行い、照明器具からの送信信号により照明器具が接続されたことを検出した場合には、照明器具の種類を照明器具に問い合わせをし、照明器具の種類の情報を取得し、照明器具の種類の情報が予め記憶されている接続予定器具種類と同じ場合には、接続された照明器具に対して識別番号を設定し、照明器具の種類の情報が予め記憶されている接続予定器具種類と異なる場合には、制御装置に接続された警告部において警告を発生させる、照明システムにおける照明器具の設定方法である。
本開示に係る照明システム及び照明システムにおける照明器具の設定方法によれば、照明器具の大量設置が可能な環境における照明器具の吊り込み作業時に、照明器具への識別番号設定を迅速に行うことができる。
本開示の一実施形態の照明システムの1例の構成を示すブロック図である。 図1に示す照明システムを構成する中継器である信号変換機器の構成を示すブロック図である。 照明器具の吊り込み作業の前日までに作業者が行う判断及び作業を示すフローチャートである。 照明器具の吊り込み作業の当日に制御装置が実行する処理を示すフローチャートの第1部分を示す図である。 照明器具の吊り込み作業の当日に制御装置が実行する処理を示すフローチャートの第2部分を示す図である。 照明器具の吊り込み作業の当日に制御装置が実行する処理を示すフローチャートの第3部分を示す図である。 図1に示す照明システムにおいて、制御装置に接続された警告部である表示部の画面の1例を示す図である。 図7のA部拡大図である。 図7のB部拡大図である。 表示部において警告が発生されたときの状態を示している図8に対応する図である。
以下に、本開示に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明において、具体的な数値、数量、方向等は、本開示の理解を容易にするための例示であって、照明器具の設定方法を適用する照明システムの仕様に合わせて適宜変更することができる。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。以下では、すべての図面において同様の要素には同一の符号を付して説明する。
図1は、実施形態の照明システム10の1例の構成を示すブロック図である。図2は、照明システム10を構成する中継器である信号変換機器20の構成を示すブロック図である。
照明システム10は、制御装置であるRDM制御機器12に信号変換機器20を介して複数の照明器具(RDM対応器具)30が接続される。具体的には、照明システム10は、複数の照明器具30と、複数の信号変換機器20と、ハブ32と、RDM制御機器12と、警告部である表示部34とを含んで構成される。以下では、RDM制御機器12は、制御機器12と記載する場合がある。なお、照明システム10における照明器具30及び信号変換機器20の数及び種類は任意に設定できる。
照明器具30は、DMX512−A規格を拡張したRDM(Remote Device Management)規格に従った通信プロトコルにより、信号変換機器20、及び制御機器12と双方向通信が可能であり、バトン装置(図示せず)に取り付けられる。照明器具30は、LED等の半導体発光素子を有し、制御信号にしたがってオンオフ状態及び調光等が制御される。これにより、スタジオ、ホール等の照明器具30の大量設置が可能な環境において、照明演出が可能となる。照明器具30は、入力端子と出力端子とを有し、2つの照明器具30の入力端子及び出力端子を接続することで、2つの照明器具30を連結することも可能である。各照明器具30には、バトン装置を介して電源装置(図示せず)から電力が供給される。
信号変換機器20は、複数の照明器具30とハブ32に接続される。信号変換機器20は、LANケーブルを用いてイーサネット(登録商標)規格により送られる信号を、複数のDMXケーブルを用いてRDM規格により送られる信号に変換する装置である。このため、信号変換機器20は、LANケーブルが接続されるポートと、DMXケーブルが接続される複数のポートとを有する。信号変換機器20は、複数のバトン装置のそれぞれに設けられる。このため、各バトン装置には、対応する信号変換機器20に接続される複数の照明器具30が吊り下げられる。
図2に示すように、信号変換機器20は、演算制御部22、記憶部24、調光信号制御部25、調光信号通信部26、ネットワーク信号通信部27、及び電源部28を有する。調光信号制御部25には、調光信号通信部26を介してDMXケーブルが接続され、ネットワーク信号通信部27を介してLANケーブルが接続される。
調光信号制御部25は、LANケーブルで送られる信号を、DMXケーブルで送られる信号に変換する。電源部28は、演算制御部22、調光信号制御部25等の信号変換機器20の構成要素に電力を供給する。
図1に戻って、複数の照明器具30を吊り込みする場合には、対応するバトン装置に照明器具30を取り付けるとともに、信号変換機器20のポートと照明器具30のポートを、DMXケーブルで接続する。
ハブ32は、中継部であり、イーサネット(登録商標)規格により送られる信号を、LANケーブルを介して制御機器12と接続され、LANケーブルを介して信号変換機器20と接続される。これにより、ハブ32は、制御機器12と信号変換機器20との通信を中継する。
制御機器12は、演算処理部、メモリ等の記憶部、及び、I/Oインターフェースなどを備えるマイクロコンピュータによって好適に構成される。制御機器12は、記憶部に記憶されたプログラム、データ等を読み出して、所定の動作を実行する。制御機器12がプログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、または方法の主体の機能が実現される。制御機器12は、プログラムに従って動作するプロセッサ(演算処理部)を主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、またはLSI(large scale integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。記憶部は、演算処理部が読み取り可能なROM等である。記憶部として、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体が用いられてもよい。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
制御機器12には、操作部(図示せず)が接続されている。制御機器12は、ユーザによる操作部の操作に応じて、ハブ32及び信号変換機器20を介して照明器具30のオンオフ状態及び調光等を制御する。
また、制御機器12は、後述のように照明器具30の吊り込み作業時に、信号変換機器20に接続された照明器具30に対し、識別番号であり、かつ制御アドレスであるDMX番号を設定する(割り当てる)。このDMX番号を用いて、操作部の操作に応じて各照明器具30のオンオフ状態及び調光等が制御される。
表示部34は、ディスプレイであり、制御機器12に接続され、制御機器12により画面の表示が制御される。表示部34は、例えばタッチパネルを持ち、ユーザによる画面上のタッチパネルの操作により入力を受け付ける入力受付部としての機能も有する。表示部34で受け付けられた入力は、制御機器12に信号として送られる。
例えば、制御機器12は、DMX番号設定時に番号設定プログラムが実行されることにより、表示部34に、後述の図7に示すような画像を表示させる。番号設定プログラムは、制御機器12の記憶部に予め記憶される。また、図7に示す画像が表示される画面上で、ユーザが後述の自動設定入力受付部38等の入力受付部を指で押すことでその入力に対応する信号が制御機器12に送られる。また、表示部34は、後述のように表示により警告を発生させる警告部としても機能する。
制御機器12には、信号変換機器20と、信号変換機器20に接続される予定の照明器具30の種類である接続予定器具種類の情報とが予め記憶されている。さらに、制御機器12は、信号変換機器20に照明器具30が接続される作業の間は、信号変換機器20を通じて照明器具30が接続されたか否かの探索を行う。その探索中において、制御機器12が、照明器具30からの送信信号により照明器具30が接続されたことを検出した場合には、照明器具30の種類を照明器具30に問い合わせをする。そして、制御機器12は、照明器具30の種類の情報を取得し、照明器具30の種類の情報が予め記憶されている接続予定器具種類と同じ場合には、接続された照明器具30に対してDMX番号を設定する。一方、照明器具30の種類の情報が予め記憶されている接続予定器具種類と異なる場合には、制御機器12は、表示部34において警告を発生させる。例えば、制御機器12は、表示部34の画面上において、バトン装置の該当ポートを示す部分に、警告の発生として、後述の交換器具発見アイコンを表示させる。
次に、照明システム10における照明器具30の番号設定方法を、図3〜図10を用いて説明する。図3は、照明器具30の吊り込み作業の前日までに作業者が行う判断及び作業を示すフローチャートである。
吊り込み作業の前日までに、吊り込み作業を予定している作業者は、照明器具30の吊り位置、信号変換機器20における照明器具30の接続ポート、及びDMX番号を確定した管理ファイルを準備する。このとき、例えば作業者は、作業者が属する会社のコンピュータ等を用いて、管理ファイルを作成する。まず図3のステップS1として、作業者は、管理ファイルにおいて、入力が必要な照明器具30である吊り込み器具がまだ存在するか否かを判断する。同ステップS1において、否定の判断(No)の場合には、管理ファイルは完成しているので、入力作業を終了する。一方、同ステップS1において、肯定の判断(Yes)の場合には、管理ファイルが未完成であるので、ステップS2に進む。
ステップS2では、信号変換機器20における照明器具30の接続ポートを選択し、該当接続ポートに接続する照明器具30の種類を選択する(ステップS3)。照明器具30は、複数種類がある場合がある。例えば、照明器具30の種類として、ブロードライト、スポットライト、ホリゾントライト等がある。そして、ステップS4では、信号変換機器20の該当接続ポートに接続する照明器具30に対して設定するDMX番号を入力する。ステップS4の後、ステップS1に戻り、判断及び作業を繰り返す。これにより、吊り込み作業の前日までに、当日吊り込み作業を行うすべての照明器具30について、接続ポート、種類、及びDMX番号が管理ファイルに設定される。
図4は、照明器具30の吊り込み作業の当日に制御機器12が実行する処理を示すフローチャートの第1部分を示す図である。図5は、照明器具30の吊り込み作業の当日に制御機器12が実行する処理を示すフローチャートの第2部分を示す図である。図6は、照明器具30の吊り込み作業の当日に制御機器12が実行する処理を示すフローチャートの第3部分を示す図である。
吊り込み作業の当日には、例えばスタジオ内で、ユーザが制御機器12の番号設定プログラムを実行させることにより、表示部34に、図7に示すような画像を表示させる。図7は、表示部34の画面の1例を示す図である。図8は、図7のA部拡大図である。図9は、図7のB部拡大図である。
次いで、制御機器12において、作成済みの管理ファイルの読み込みが行われる。このとき、管理ファイルが、図示しないファイル受付部を介して、制御機器12に読み込まれる。例えば、ファイル受付部は、制御機器12のケーブル端子、ディスクドライブ装置等である。例えば、管理ファイルが記憶されたコンピュータを、制御機器12のケーブル端子にケーブルを介して接続した状態で、作業者等のユーザが表示部34の画面上で、ファイル読み込み入力受付部35(図7)を指で押す。これにより、管理ファイルが記憶されたコンピュータから、制御機器12に管理ファイルの読み込みが行われる。このとき、制御機器12に接続されたディスクドライブ装置に、管理ファイルが記憶された記憶媒体であるコンパクトディスク(CD)がセットされた状態で、ユーザが表示部34のファイル読み込み入力受付部35を指で押してもよい。これによって、管理ファイルが記憶されたコンピュータから、制御機器12に管理ファイルの読み込みが行われてもよい。この読み込みによって、制御機器12には、信号変換機器20と、信号変換機器20に接続される予定の照明器具30の種類である接続予定器具種類の情報とが予め記憶される。
図7に示す画像は、管理ファイルの入力内容に応じて表示される。この画像が表示された画面では、入力受付も行われる。図7では、G,BL2,BL3,A4〜A6、A14〜A16が示された行または列の枠の群により、それぞれバトン装置の配置が模式的に示されている。そして、四角形の枠内に示した2種類のライト形状のアイコン36,37により、バトン装置内の信号変換機器20のポートに接続予定の2種類の照明器具30が示されている。アイコン36は、ブロードライトを示しており、アイコン37は、スポットライトを示している。図7〜図9において、アイコン36,37の一部は例えば白地で示され、該当ポートを示す四角形の枠内においてアイコン36,37の外側は黒字となっている。また、図8、図9に示すように、バトン装置に対応する各ポートの少なくとも一部には、アイコン36,37で示す照明器具30が設定されることが予定されている。そして、それぞれの照明器具30への設定予定のDMX番号が251〜254,051,052,053,055,057〜059,463,465,466と示されている。また、図9では、同じd1ポートに複数のアイコン36,37で示す照明器具30が連結して接続されることを示している。図7において枠内に三角形が示された部分(図7のC1、C2,C3で示す部分)をユーザがタッチすることにより、ポートに接続予定の、他の照明器具30が表示される。また、ユーザが図7に示す画面を指で上にスライドさせることで、図7では図示しない下側のバトン装置でのポートと、そのポートに接続予定の照明器具30とが表示される。
そして、図4に戻って、ステップS11において、作業者等のユーザが図7の画面上で、自動設定入力受付部38を指で押すことで、自動設定モードが開始される。自動設定モードの開始後に、作業者は照明器具30の吊り込み作業を開始する。
自動設定モードの開始後、制御機器12は、スタジオ内のネットワーク環境に対して連続巡回検索を行い、各照明器具30の吊り込みを検出すると同時に、事前に設定されているDMX番号を順次設定する。すべての照明器具30が事前設定通りに吊り込まれた場合には、最後の照明器具30が吊り込まれるとほぼ同時にDMX番号の設定まで完了する。これにより、照明器具30の吊り込みの時間を大幅に短縮することができる。例えば、各照明器具30において吊り込みを行った後に作業者が手作業でその照明器具30にDMX番号を設定する比較例の設定方法が考えられる。このような比較例の設定方法では、DMX番号の設定に長時間を要するので、吊り込み作業に多くの時間を要する。一方、本実施形態では、照明器具30の吊り込み作業時に、照明器具30へのDMX番号設定を迅速に行うことができるので、上記の比較例の不都合を解消できる。
また、本実施形態では、上記の自動設定モードの実行中において、照明器具30の種類が事前に登録されたものと異なる場合には、その検出時点でユーザに警告を行う。そして、ユーザが照明器具の交換を意図している場合には検出した照明器具30に対する番号設定を行う。一方、ユーザが照明器具30の交換を意図していない場合には、上記の警告によってユーザに対し正しい照明器具30に吊り直してもらうことが促される。そして、ユーザの警告に対する応答後に再度巡回検索が行われるので、吊り込みにおいて想定と異なる事態が発生した場合を含めて、照明器具30の吊り込み作業時に、照明器具30へのDMX番号設定を迅速に行うことができる。
具体的には、以下の処理が図4のステップS11の後に、制御機器12により実行される。ステップS12では、器具検索として、各信号変換機器20のすべてのポートについて、接続された照明器具30の連続巡回検索の実行が自動的に開始される。これにより信号変換機器20のすべてのポートについて、接続された照明器具30の検索が順に行われる。そして、ステップS12の後、ユーザによる完了指示入力があったか否かが判定される(ステップS13)。完了指示入力受付部は、図7の画面の一部、または図示しない操作部に配置される。同ステップS13の判定結果が否定(No)の場合には、ステップS14において、各信号変換機器20のすべてのポートについて、DMX番号未設定の事前設定器具として、設定予定の照明器具30が存在するか否かが判定される。
そして、ステップS14の判定結果が否定(No)の場合には、DMX番号がすべての照明器具30に対し設定されたことを意味する完了画面が表示部34に表示され(ステップS21)、処理が終了する。これにより、事前に管理ファイルにより入力された照明器具30のすべてに対して、DMX番号が正しく設定されるまで、照明器具30の検索の実行が行われる。
一方、ステップS14の判定結果が肯定(Yes)の場合には、ステップS15において、DMX番号未設定の事前設定器具がいずれかの信号変換機器20のポートに接続された、すなわち照明器具30を発見したか否かが判定される。ステップS15の判定結果が否定(No)の場合には、ステップS12に戻って処理が繰り返される。これにより、作業者の手作業による照明器具30の吊り込みと同時に照明器具30の検索が実行されるので、照明器具30が発見されなくても巡回検索が実行される。
一方、ステップS15の判定結果が肯定(Yes)の場合には、ステップS16に進む。ステップS16では、照明器具30を発見した信号変換機器20のポートに、事前設定器具として設定予定の照明器具30が存在するか、すなわち何らかの照明器具30が接続予定か否かが判定される。
ステップS16の判定結果が否定(No)の場合には、ステップS27に進んで、第2の警告の発生として、表示部34の該当ポートに「追加器具発見アイコン」が表示される。「追加器具発見アイコン」の表示は、照明器具30の接続が未設定のポートに、新規の照明器具30が接続されたことを意味する。
図10は、表示部34において警告が発生されたときの状態を示している図8に対応する図である。図7の下部で示すように、橙色は器具追加を意味する。図10にαで示す部分は、表示部34の該当ポートに追加器具発見アイコンが表示されたことを示しており、α部分の斜線部は橙色であることを示している。このとき、「追加器具発見アイコン」は、アイコン37と同じ形状の色違いを示しているが、アイコン37と異なる形状のアイコンとしてもよい。
これにより、ユーザは、事前設定で存在しなかった照明器具30が接続されたことを認識できる。このとき、ユーザが、照明器具30の接続が間違いであったと判断した場合には、信号変換機器20の該当ポートから照明器具30を取り外す作業を行う。その照明器具30の取り外しが検出された時点で、「追加器具発見アイコン」が消えるとともに橙色で示された部分は元の色に戻る。一方、「追加器具発見アイコン」をユーザがタッチした場合には、図4のステップS28において、表示部34の画面にユーザ警告画面として「器具を追加しますか?」のダイアログが表示される。このとき、ユーザが照明器具の追加を意図している場合には、このダイアログでユーザが「はい」を選択する、すなわちステップS28で肯定(Yes)が選択される。この場合には、ステップS29に進む。ステップS29では、追加器具である照明器具のDMX番号をユーザがキーボード等の操作部を用いて手動で入力することにより、そのDMX番号が選択される。このとき、手動でDMX番号を入力させる代わりに、追加器具のDMX番号を自動で選択することもできる。図4のステップS29の後、図5のステップS18に進む。このとき、事前設定で使われているものと同じDMX番号の選択はできない。一方、上記のダイアログでユーザが「いいえ」を選択する、すなわち図4のステップS28で否定(No)が選択された場合には、ステップS12に戻る。このとき、上記のようにユーザが該当ポートから照明器具30を取り外したことが検出された時点で、上記のように「追加器具発見アイコン」が消える。これにより、制御機器12は、照明器具30からの送信信号により照明器具30が接続されたことを検出した場合において、照明器具30の接続を検出した信号変換機器20側のポートに、照明器具が接続予定でない場合には、追加器具発見アイコンを表示させる。
また、図4のステップS16の判定結果が肯定(Yes)の場合には、ステップS17に進む。ステップS17では、制御機器12が、接続を発見した照明器具30の種類を照明器具30に問い合わせをし、照明器具30の種類の情報を取得する。そして、接続を発見した照明器具30の種類の情報が予め記憶されている事前設定器具として設定予定の照明器具30の接続予定器具種類と同じ種類、すなわち同じ機種名か否かが判定される。接続を発見した照明器具の種類の情報が接続予定器具種類と同じ場合には、ステップS17の判定結果が肯定(Yes)であるので、ステップS18に進む。
一方、接続を発見した照明器具30の種類の情報が接続予定器具種類と異なる場合には、ステップS17の判定結果が否定(No)であるので、ステップS30に進む。ステップS30では、警告の発生として、表示部34の該当ポートに「交換器具発見アイコン」が表示される。
図7の下部で示すように、紫色は器具交換を意味する。図10にβで示す部分は、表示部34の該当ポートに「交換器具発見アイコン」が表示されたことを示しており、β部分の斜格子部は紫色であることを示している。このとき、「交換器具発見アイコン」は、アイコン36と同じ形状の色違いを示しているが、アイコン36と異なる形状のアイコンとしてもよい。
これにより、ユーザは、事前設定と異なる照明器具30が接続されたことを認識できる。このとき、ユーザが、照明器具30の交換が間違いであったと判断した場合には、該当ポートから照明器具30を取り外し、正しい種類の照明器具30を該当ポートに取り付ける、すなわち吊り直す。吊り直した照明器具30が事前設定と同じ種類の照明器具30であることが検出された時点で、「交換器具発見アイコン」が消えるとともに紫色で示された部分は元の色に戻る。一方、「交換器具発見アイコン」をユーザがタッチした場合には、図4のステップS31において、表示部34の画面にユーザ警告画面として「器具を交換しますか?」のダイアログが表示される。ユーザが照明器具30の交換を意図している場合には、このダイアログでユーザが「はい」を選択する、すなわちステップS31で肯定(Yes)が選択される。この場合には、ステップS32に進む。ステップS32では、必要な場合に、交換後の照明器具30のDMX番号をユーザがキーボード等の操作部を使って入力することで、その番号が交換後の照明器具30に設定される。ステップS32の後、図5のステップS18に進む。このとき、ステップS32において、ユーザからの入力がなければ事前設定のDMX番号をそのまま交換後の照明器具30に設定する。一方、上記のダイアログでユーザが「いいえ」を選択する、すなわちステップS31で否定(No)が選択された場合には、ステップS12に戻る。このとき、上記のようにユーザが該当ポートに接続された照明器具を正しい種類の照明器具30に交換したことが検出された時点で、上記のように「交換器具発見アイコン」が消える。
図5のステップS18では、該当ポートに接続された照明器具30に制御機器12からDMX番号の設定を表す信号が送信され、照明器具30にDMX番号が設定される。
次いで、ステップS19において、該当ポートについてDMX番号が正しく設定できたか否かが判定される。ステップS19の判定結果が肯定(Yes)の場合には、図4のステップS12に戻って処理が繰り返される。
一方、ステップS19の判定結果が否定(No)の場合には、ステップS20に進んで、第4の警告の発生として、表示部34の該当ポートに「故障器具発見アイコン」(図示せず)が表示される。このとき、「故障器具発見アイコン」は、表示部34の該当ポートにおいて、青色等、元の色とは違う色に変更することもでき、その場合にはユーザがそのアイコンを認識しやすくなる。これにより、ユーザは該当ポートに故障器具が発見された可能性があることを認識できる。ユーザが該当ポートと照明器具30とのDMXケーブルによる接続が正しいことを確認し、接続が問題なければ器具故障となるため、他の照明器具30と交換する。ケーブル接続が誤りであり、正しく再接続された場合、または、正常品の照明器具30に交換された後、DMX番号が正しく設定された場合には、故障器具発見アイコンの表示が消える。ステップS19の判定結果が肯定(Yes)の場合、及び、ステップS20の処理の後は、図4のステップS12に戻る。
一方、図4のステップS13において、判定結果が肯定(Yes)、すなわちユーザにより完了指示の入力があった場合には、図6のステップS22に進む。このときには、ユーザの意思で照明器具30に対するDMX番号の設定完了が指示される。ステップS22では、図4のステップS14と同様に、各信号変換機器20のすべてのポートについて、DMX番号未設定の事前設定器具として設定予定の照明器具30が存在するか否かが判定される。
そして、ステップS22の判定結果が否定(No)の場合には、DMX番号がすべての照明器具30に対し設定されたことを意味する完了画面が表示部34に表示され(ステップS26)、処理が終了する。
一方、ステップS22の判定結果が肯定(Yes)の場合には、第3の警告の発生として、表示部34において、DMX番号未設定の設定予定の照明器具30に対応する該当ポートに「未設定発見アイコン」が表示される(ステップS23)。
図7の下部で示すように、白色は器具の取り外しを意味する。図10にγで示す部分は、表示部34の該当ポートに「未設定発見アイコン」が表示されたことを示しており、γ部分の砂地部は白色であることを示している。このとき、「未設定発見アイコン」は、アイコン36と同じ形状の色違いを示しているが、アイコン36と異なる形状のアイコンとしてもよい。
これにより、ユーザは、DMX番号未設定の設定予定の照明器具30があることを認識できる。そして、「未設定発見アイコン」をユーザがタッチした場合には、図6のステップS24において、表示部34の画面にユーザ警告画面として「器具を削除しますか?」のダイアログが表示される。ユーザが器具の削除を意図している場合には、このダイアログでユーザが「はい」を選択する、すなわちステップS24で肯定(Yes)が選択される。この場合には、ステップS25に進む。ステップS25では、該当ポートから照明器具30の設定が削除された後、ステップS22に戻る。上記のように制御機器12は、ユーザからの完了指示の入力があった場合において、照明器具30が接続予定である信号変換機器20側ポートに、照明器具30が接続されていない場合には、表示部34に「未設定発見アイコン」を表示させる。
一方、上記のダイアログでユーザが「いいえ」を選択する、すなわち図6のステップS24で否定(No)が選択された場合には、図4のステップS11に戻って、ユーザの表示部34での自動設定入力受付部38(図7)が押されることを待つ状態となる。このとき、自動設定入力の待ち状態となる。その後、作業者が該当ポートにDMX番号未設定の照明器具30を吊った後、再度、自動設定入力受付部38が押された場合には、自動設定モードが再開され、処理が繰り返される。
上記の照明システム10及び照明器具30の設定方法によれば、照明器具30の大量設置が可能な環境における照明器具30の吊り込み作業時に、照明器具30へのDMX番号設定を迅速に行うことができる。例えば、照明器具30の吊り込みを行う毎に照明器具30のDMX番号が設定され、吊り込みを行いながら誤りが検出されるので、吊り込み作業を早く終わらせることができる。
上記では、表示部34が、タッチパネルの操作により入力を受け付ける入力受付部としての機能を有する場合を説明したが、入力受付部をキーボードの操作部、釦等、表示部34とは別の装置に設けることもできる。
また、上記では、表示部34における照明器具30の種類をアイコンで表示しているが、アイコンの代わりに模様、文字列を用いてもよい。また、表示部34における警告表示を表す部分として、アイコン以外に、模様、文字列等を用いてもよい。
また、上記の図4では、ステップS13において、ユーザからの完了指示の入力があるか否かの判定を行っている。一方、同ステップS13において、完了指示の入力があることと、自動設定入力受付部38(図7)の押圧による入力後に所定時間が経過したこととの少なくとも一方があるか否かが判定されてもよい。例えば、所定時間が経過したと判定された場合には、図6のステップS22に移行する。
また、上記では、照明器具30の種類が2種類である場合を説明したが、3種類以上の複数種類とすることもできる。
また、図7の画面の表示の色は、警告の場合の色を含めて種々の色を採用できる。また、上記では、警告の発生を表示部34の表示により行う場合を説明したが、警告の発生はこれに限定するものではなく、例えば音声発生部、またはブザー等による音の発生としてもよい。
10 照明システム、12 RDM制御機器(制御装置)、20 信号変換機器(中継器)、22 演算制御部、24 記憶部、25 調光信号制御部、26 調光信号通信部、27 ネットワーク信号通信部、28 電源部、30 照明器具、32 ハブ、34 表示部、35 ファイル読込入力受付部、36,37 アイコン、38 自動設定入力受付部。

Claims (6)

  1. 制御装置に中継器を介して複数の照明器具が接続される照明システムであって、
    前記制御装置に接続された警告部を備え、
    前記制御装置には、前記中継器と、前記中継器に接続される予定の前記照明器具の種類である接続予定器具種類の情報とが予め記憶されており、
    前記制御装置は、前記中継器に前記照明器具が接続される作業の間は、前記中継器を通じて前記照明器具が接続されたか否かの探索を行い、前記照明器具からの送信信号により前記照明器具が前記中継器を介して接続されたことを検出した場合には、前記制御装置に前記中継器を介して接続された前記照明器具の種類を前記照明器具に問い合わせをし、前記照明器具の種類の情報を取得し、前記制御装置に前記中継器を介して接続された前記照明器具の種類の情報が予め記憶されている前記接続予定器具種類と同じ場合には、接続された前記照明器具に対して識別番号を設定し、前記制御装置に前記中継器を介して接続された前記照明器具の種類の情報が予め記憶されている前記接続予定器具種類と異なる場合には、前記警告部において警告を発生させる、照明システム。
  2. 請求項1に記載の照明システムにおいて、
    前記制御装置は、前記照明器具からの送信信号により前記照明器具が接続されたことを検出した場合において、前記照明器具の接続を検出した前記中継器側のポートに、前記照明器具が接続予定でない場合には、前記警告部において第2の警告を発生させる、照明システム。
  3. 請求項1に記載の照明システムにおいて、
    前記制御装置は、ユーザからの完了指示の入力があった場合、または前記探索と、前記照明器具への前記識別番号の設定とを自動で行わせる指示の入力があった時点から予め設定された所定時間を経過した場合において、前記照明器具が接続予定である前記中継器側のポートに、前記照明器具が接続されていない場合には、前記警告部において第3の警告を発生させる、照明システム。
  4. 制御装置に中継器を介して複数の照明器具が接続される照明システムにおける照明器具の設定方法であって、
    前記制御装置には、前記中継器と、前記中継器に接続される予定の前記照明器具の種類である接続予定器具種類の情報とが予め記憶されており、
    前記制御装置によって、前記中継器に前記照明器具が接続される作業の間は、前記中継器を通じて前記照明器具が接続されたか否かの探索を行い、前記照明器具からの送信信号により前記照明器具が前記中継器を介して接続されたことを検出した場合には、前記制御装置に前記中継器を介して接続された前記照明器具の種類を前記照明器具に問い合わせをし、前記照明器具の種類の情報を取得し、前記制御装置に前記中継器を介して接続された前記照明器具の種類の情報が予め記憶されている前記接続予定器具種類と同じ場合には、接続された前記照明器具に対して識別番号を設定し、前記制御装置に前記中継器を介して接続された前記照明器具の種類の情報が予め記憶されている前記接続予定器具種類と異なる場合には、前記制御装置に接続された警告部において警告を発生させる、照明システムにおける照明器具の設定方法。
  5. 請求項4に記載の照明システムにおける照明器具の設定方法において、
    前記制御装置によって、前記照明器具からの送信信号により前記照明器具が接続されたことを検出した場合において、前記照明器具の接続を検出した前記中継器側のポートに、前記照明器具が接続予定でない場合には、前記警告部において第2の警告を発生させる、照明システムにおける照明器具の設定方法。
  6. 請求項4に記載の照明システムにおける照明器具の設定方法において、
    前記制御装置によって、ユーザからの完了指示の入力があった場合、または前記探索と、前記照明器具への前記識別番号の設定とを自動で行わせる指示の入力があった時点から予め設定された所定時間を経過した場合において、前記照明器具が接続予定である前記中継器側のポートに、前記照明器具が接続されていない場合には、前記警告部において第3の警告を発生させる、照明システムにおける照明器具の設定方法。
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