JP6921441B2 - アンテナ複合体、アンテナ構造体及び通信システム - Google Patents
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Description
本発明の目的は、一方的に電波を送信するビーコンの機能を備えるとともにデータの送受信を可能としたアンテナ構造体を複数備えるアンテナ複合体などを提供する。
請求項2に記載の発明は、複数の前記アンテナ構造体は、列状に配列されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ複合体である。
請求項3に記載の発明は、複数の前記アンテナ構造体の配列の外側の少なくとも一方に設けられ、隣接して設けられた他のアンテナ複合体に含まれるアンテナ構造体と電波を介してデータの送受信を行う他のアンテナ構造体を、備えることを特徴とする請求項2に記載のアンテナ複合体である。
請求項4に記載の発明は、前記他のアンテナ構造体は、前記他のアンテナ複合体に含まれるアンテナ構造体と電波の送受信を行う他のアンテナ部と、前記データ線から受信したデータを前記他のアンテナ部が送信する電波による信号に変換し、又は、当該他のアンテナ部が受信した電波による信号を当該データ線へ送信するデータに変換する他の通信制御部とを備えることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ複合体である。
請求項5に記載の発明は、前記アンテナ部、前記他のアンテナ部及び前記配線板は、可撓性を有することを特徴とする請求項4に記載のアンテナ複合体である。
請求項6に記載の発明は、前記アンテナ部は、送受信する電波のピーク周波数がそれぞれ異なる複数のアンテナを備えることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ複合体である。
請求項7に記載の発明は、複数の前記アンテナは、接地電極と放射電極とが対向するように構成されたパッチアンテナであって、ピーク周波数に対応して当該放射電極の面積が異なることを特徴とする請求項6に記載のアンテナ複合体である。
請求項8に記載の発明は、前記他のアンテナ部は、位相の異なる電波を送受信する電波の位相がそれぞれ異なる複数の他のアンテナを備えることを特徴とする請求項4に記載のアンテナ複合体である。
請求項9に記載の発明は、複数の前記アンテナ構造体及び前記配線板は、表面及び裏面のいずれか一方に粘着剤が付与され、表面及び裏面のいずれか他方に絵柄が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ複合体である。
請求項10に記載の発明は、送受信する電波のピーク周波数がそれぞれ異なる複数のアンテナを備えたアンテナ部と、受信したデータを前記アンテナ部が送信する電波による信号に変換し、又は、当該アンテナ部が受信した電波による信号をデータに変換して送信する通信制御部とを備えるアンテナ構造体である。
請求項11に記載の発明は、前記アンテナ部が備える複数の前記アンテナの前記ピーク周波数は、送受信する電波の周波数帯域を複数に分割して設定されていることを特徴とする請求項10に記載のアンテナ構造体である。
請求項12に記載の発明は、複数の前記アンテナは、接地電極と放射電極とが対向するように構成されたパッチアンテナであって、ピーク周波数に対応して当該放射電極の面積が異なることを特徴とする請求項11に記載のアンテナ構造体である。
請求項13に記載の発明は、データが送受信されるデータ線を有する配線板と、定められた通信可能なセルに対して電波を送受信する指向性を有するアンテナ部と、前記データ線から受信したデータを当該アンテナ部が送信する電波による信号に変換し、又は、当該アンテナ部が受信した電波による信号を当該データ線へ送信するデータに変換する通信制御部と、をそれぞれ有し、個別に電波を送受信する複数のアンテナ構造体と、を備えるアンテナ複合体を含み、複数の前記アンテナ構造体が、当該アンテナ構造体が有する前記通信制御部を介して複数の当該アンテナ構造体間でデータを伝搬させるとともに、データが外部に設けられるホストコンピュータと送受信されることを特徴とする通信システムである。
請求項14に記載の発明は、複数の前記アンテナ構造体は、列状に配列され、前記アンテナ構造体間でのデータの伝搬が、配列に沿ってリレー方式で行われることを特徴とする請求項13に記載の通信システムである。
請求項15に記載の発明は、複数の前記アンテナ構造体の列状に配列された一方の端部に設けられたアンテナ構造体を介して、複数の当該アンテナ構造体を伝搬したデータが前記ホストコンピュータと送受信されることを特徴とする請求項14に記載の通信システムである。
請求項2に記載の発明によれば、列状に配列されていない場合に比べ、構成が簡易になる。
請求項3に記載の発明によれば、他のアンテナ構造体を備えない場合に比べ、拡張性が高くなる。
請求項4に記載の発明によれば、アンテナ部と他のアンテナ部とを備えない場合に比べ、小型化できる。
請求項5に記載の発明によれば、可撓性を有しない場合に比べ、搬送及び設置が容易になる。
請求項6、10に記載の発明によれば、複数のアンテナを備えない場合に比べ、広周波数帯域化できる。
請求項7、12に記載の発明によれば、パッチアンテナでない場合に比べ、薄型にしやすい。
請求項8に記載の発明によれば、位相を異ならせない場合に比べ、薄型にしやすい。
請求項9に記載の発明によれば、より容易に設置できると共に、環境に溶け込みやすくなる。
請求項11に記載の発明によれば、周波数帯域を複数に分割しない場合に比べ、ピーク周波数が設定しやすい。
請求項13に記載の発明によれば、容易に通信システムが構築できる。
請求項14に記載の発明によれば、リレー方式でない場合に比べ、通信制御が容易になる。
請求項15に記載の発明によれば、端部で接続しない場合に比べ、接続が容易になる。
なお、Bluetooth(登録商標)LE(Low Energy)の機能を実現する半導体部品(チップ)を、通信制御部の一例として説明する。なお、Bluetooth LEは、Bluetooth SIGによって策定された省電力を強調した規格である。
図1は、本実施の形態が適用される通信システム1の概念を説明する図である。
図1は、予め設定されたエリア(区画)内(室内)に通信システム1が構成された図である。通信システム1は、複数(ここでは、3つ)のアンテナ複合体10、ホストコンピュータ20、AC給電部30及び電池給電部40を備える。3つのアンテナ複合体10をそれぞれ区別する場合には、アンテナ複合体10−1、10−2、10−3と表記する。
AC給電部30は、交流電源(AC電源)のコンセントであって、接続されることにより交流電源からアンテナ複合体10に電力が供給される。電池給電部40は、電池を内蔵し、接続されることにより電池からアンテナ複合体10に電力が供給される。
なお、リレー方式で通信を行うことで、通信制御部120における通信制御が容易になる。
また、Bluetooth LEでは、電波の出力に応じて通信可能距離が1mから数10mに設定可能である。よって、通信可能距離によりアンテナ構造体100、200のそれぞれの通信可能距離内の領域であるセルの大きさ(広さ)が設定できる。つまり、用途によって、セルの大きさ、つまりアンテナ構造体100、200を配列する間隔などを設定できる。
なお、図1では、アンテナ複合体10−1の一端部に位置するアンテナ構造体200−12の部分と、ホストコンピュータ20とが有線(信号線)にて接続されているように記載されているが、アンテナ構造体200−12が備えるアンテナ部110(後述する図2参照)などを介して無線で接続されてもよい。
アンテナ構造体100、200を列状に配列することで、アンテナ複合体10の構成が簡易になる。
図2は、アンテナ複合体10及びアンテナ構造体100を説明する図である。図2(a)は、アンテナ複合体10、図2(b)は、アンテナ構造体100の平面図、図2(c)は、図2(b)のIIC−IIC線でのアンテナ構造体100の断面図である。
次に、アンテナ構造体100におけるアンテナ部110を詳細に説明する。
複数の放射電極113(放射電極113−1〜113−4)は、異なるピーク周波数の電波を送受信するように構成されている。すなわち、ピーク周波数f1、f2、f3、f4とした場合(f1<f2<f3<f4)、放射電極113−1がピーク周波数f1、放射電極113−2がピーク周波数f2、放射電極113−3がピーク周波数f3、放射電極113−4がピーク周波数f4の電波に対応するように設定されている。ここで、ピーク周波数f1〜f4をそれぞれ区別しない場合は、ピーク周波数fと表記する。
周波数帯域を分割してピーク周波数fを設定することで、ピーク周波数fの設定が容易になる。
そして、図3(b)に示すように、アンテナ部110の放射電極113に垂直方向に電波が放射される。つまり、アンテナ部110は、指向性を有するアンテナとなっている。
なお、アンテナ部110の周波数帯域を広げる方法として、無給電素子を用いる方法があるが、無給電素子を放射電極113に対向するように設けると、アンテナ部110の厚さが増して薄型であることを阻害するとともに、可撓性を失わせてしまう。つまり、アンテナ部110をピーク周波数fの異なるパッチアンテナを複数配列して構成することで、薄型としつつ可撓性を有するようにしている。
次に、アンテナ構造体200を説明する。アンテナ構造体200は、アンテナ構造体100におけるアンテナ部110に、無線によるマルチホップの通信を行うアンテナ部を等価的に加えた構成である。
図4は、アンテナ構造体200を説明する図である。図4(a)は、アンテナ構造体200の平面図、図4(b)は、図4(a)のIVB−IVB線でのアンテナ構造体200の断面図、図4(c)は、アンテナ構造体200におけるアンテナ部210の電波の指向性を説明する図である。
図4(a)、(b)に示すように、アンテナ部210は、絶縁基板211、絶縁基板211の裏面に設けられた接地(GND)電極212、絶縁基板211の表面に設けられた複数(ここでは、4個)の放射電極113、同様に絶縁基板211の表面に設けられた複数(ここでは、2個)の放射電極213、放射電極113と通信制御部120とを接続する信号分配配線114、及び放射電極213と通信制御部120とを接続する信号分配配線214を備える。
2個の放射電極213は、平面形状が正方形であって、同じ面積である。なお、2個の放射電極213をそれぞれ区別する場合には、放射電極213−1、213−2と表記する。
つまり、アンテナ構造体200は、エリアに対して通信するエリア用のアンテナ部110に、マルチホップ用のアンテナ部を1つの部材として構成している。
なお、放射電極213−1、213−2に位相が同じ信号が供給された場合には、図4(c)に破線で示す指向性のように、電波は、アンテナ構造体200の表面に対して垂直方向の指向性を示す。これは、アンテナ部110の場合に対応する。
図5に示すように、放射電極213−1と放射電極213−2との間に、放射電極213−3と放射電極213−4を設け、放射電極213−1と放射電極213−3とを位相0°とし、放射電極213−2と放射電極213−4とを位相180°とする。このようにすると、指向性を強くすることができる(ビーム幅が狭くなる)。よって、マルチホップの距離、つまりアンテナ複合体10間の距離が大きくてもよい。
次に、通信制御部120を詳細に説明する。以下では、通信制御部120がBluetooth LEの機能を搭載するとして、通信制御部120の機能を説明する。
まず、通信端末50の位置検出機能について説明する。ここでは、通信端末50を所有する移動者Aに、現在の位置を通知する機能を説明する。
アンテナ複合体10におけるすべてのアンテナ構造体100が、アドバタイズパケットを送信しているとする。それぞれのアンテナ構造体100が送信するアドバタイズパケットには、それぞれのアンテナ構造体100(通信制御部120)のアドレス(ID)が含まれている。
そして、通信端末50と通信が確立しているアンテナ構造体100に、通信端末50の位置情報を送信する。なお、アンテナ構造体100はアドレス(ID)を有しているので、ホストコンピュータ20は、アンテナ構造体100のアドレス(ID)を指定して位置情報を送信する。
一方、アンテナ構造体100を電波の送信のみを行うビーコンとして使用した場合には、通信端末50とホストコンピュータ20との間でデータの送受信を行うための通信回線を別に用意することが必要になる。
なお、発信専用端末60の信号発生器を、アンテナ構造体100が備える通信制御部120と同様なものとした場合には、スキャン応答パケットを送信しないようにスキャン要求パケットを受け付けないように設定しておけばよい。このようにすることで、電力消費が抑制される。
Claims (15)
- それぞれが個別に電波を送受信する複数のアンテナ構造体と、
複数の前記アンテナ構造体と接続されるとともに、データを送受信するデータ線を有する配線板と、を備え、
複数の前記アンテナ構造体は、それぞれに対して定められた通信可能なセルに対して電波を送受信する指向性を有するアンテナ部と、それぞれに対して設けられた、前記データ線から受信したデータを当該アンテナ部が送信する電波による信号に変換し、又は、当該アンテナ部が受信した電波による信号を当該データ線へ送信するデータに変換する通信制御部とを備えるアンテナ複合体。 - 複数の前記アンテナ構造体は、列状に配列されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ複合体。
- 複数の前記アンテナ構造体の配列の外側の少なくとも一方に設けられ、隣接して設けられた他のアンテナ複合体に含まれるアンテナ構造体と電波を介してデータの送受信を行う他のアンテナ構造体を、備えることを特徴とする請求項2に記載のアンテナ複合体。
- 前記他のアンテナ構造体は、
前記他のアンテナ複合体に含まれるアンテナ構造体と電波の送受信を行う他のアンテナ部と、
前記データ線から受信したデータを前記他のアンテナ部が送信する電波による信号に変換し、又は、当該他のアンテナ部が受信した電波による信号を当該データ線へ送信するデータに変換する他の通信制御部とを備えることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ複合体。 - 前記アンテナ部、前記他のアンテナ部及び前記配線板は、可撓性を有することを特徴とする請求項4に記載のアンテナ複合体。
- 前記アンテナ部は、送受信する電波のピーク周波数がそれぞれ異なる複数のアンテナを備えることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ複合体。
- 複数の前記アンテナは、接地電極と放射電極とが対向するように構成されたパッチアンテナであって、ピーク周波数に対応して当該放射電極の面積が異なることを特徴とする請求項6に記載のアンテナ複合体。
- 前記他のアンテナ部は、位相の異なる電波を送受信する電波の位相がそれぞれ異なる複数の他のアンテナを備えることを特徴とする請求項4に記載のアンテナ複合体。
- 複数の前記アンテナ構造体及び前記配線板は、表面及び裏面のいずれか一方に粘着剤が付与され、表面及び裏面のいずれか他方に絵柄が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ複合体。
- 送受信する電波のピーク周波数がそれぞれ異なる複数のアンテナを備えたアンテナ部と、
受信したデータを前記アンテナ部が送信する電波による信号に変換し、又は、当該アンテナ部が受信した電波による信号をデータに変換して送信する通信制御部と
を備えるアンテナ構造体。 - 前記アンテナ部が備える複数の前記アンテナの前記ピーク周波数は、送受信する電波の周波数帯域を複数に分割して設定されていることを特徴とする請求項10に記載のアンテナ構造体。
- 複数の前記アンテナは、接地電極と放射電極とが対向するように構成されたパッチアンテナであって、ピーク周波数に対応して当該放射電極の面積が異なることを特徴とする請求項11に記載のアンテナ構造体。
- データが送受信されるデータ線を有する配線板と、
定められた通信可能なセルに対して電波を送受信する指向性を有するアンテナ部と、前記データ線から受信したデータを当該アンテナ部が送信する電波による信号に変換し、又は、当該アンテナ部が受信した電波による信号を当該データ線へ送信するデータに変換する通信制御部と、をそれぞれ有し、個別に電波を送受信する複数のアンテナ構造体と、を備えるアンテナ複合体を含み、
複数の前記アンテナ構造体が、当該アンテナ構造体が有する前記通信制御部を介して複数の当該アンテナ構造体間でデータを伝搬させるとともに、
データが外部に設けられるホストコンピュータと送受信されることを特徴とする通信システム。 - 複数の前記アンテナ構造体は、列状に配列され、
前記アンテナ構造体間でのデータの伝搬が、配列に沿ってリレー方式で行われることを特徴とする請求項13に記載の通信システム。 - 複数の前記アンテナ構造体の列状に配列された一方の端部に設けられたアンテナ構造体を介して、複数の当該アンテナ構造体を伝搬したデータが前記ホストコンピュータと送受信されることを特徴とする請求項14に記載の通信システム。
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