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JP6922862B2 - 貯湯式給湯機 - Google Patents
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Description

本発明は、貯湯式給湯機に関する。
ヒートポンプなどの加熱手段により加熱された湯を貯湯タンクに貯え、貯湯タンクから取り出した湯を用いて、浴槽、シャワー、台所及び洗面所の蛇口などの給湯先に給湯する貯湯式給湯機が広く用いられている。貯湯タンクからの放熱ロスを抑制するため、貯湯タンクの周囲には例えば発泡ポリスチレンまたは発泡ポリウレタンなどの発泡成形断熱材が配置されている。
また、貯湯式給湯機の内部には、例えば、貯湯タンクの湯水を熱源機に移動させるためのポンプ、湯水の経路を変更する弁などの電気機器を動作させるための制御基板と、ポンプ及び弁などの電気機器と制御基板とを接続するリード線とが設けられている。各電気機器と制御基板とを接続するリード線は、通常、中継部を有しており、その中継部を固定する場所が必要となる。また、中継部に水が掛らないように防水構造を伴う必要がある。従来の仕様では、中継部用の板金と、リード線を固定するためのクランパと、水掛を防止する防滴カバーとなる薄いシート状のフィルムとが必要となる。中継部が複数ある場合には、クランパの点数も増加し、部品点数の増加と共に、組立作業効率が低下する。
それに対し、中継部の構造を簡略化する案として、発泡成形断熱材に中継部をクランプする構造を成形することが考えられる。発泡成形断熱材に成形した中継クランプ構造部にリード線の中継部をクランプし、その上に水等が掛らないように保護シート等を配置する。保護シートの固定にはテープ等を用いるのが一般的と考えられるが、組立時あるいは製品メンテナンス時のテープの貼付けのやり方、接着に関する規定、貼付け位置等を決定する必要があり、作業が非常に煩雑になる可能性がある。
特許文献1には、テープ等の接着材を用いることなくシート状のフィルムを展張支持するために、フィルムの表裏からフィルムを挟んで保持する保持治具と、フィルムとに、互いに嵌合する凹凸部を設ける構造が開示されている。
特開平8−201920号公報
特許文献1のフィルム支持構造は、フィルムと保持治具の両方に、互いに嵌合する凹凸部を設けることが必要となり、どちらにも特殊な加工が必要となる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、部品を保持する部品保持部を覆う保護シートを、簡単な構造で、粘着テープなどの接着剤を用いることなく断熱材に取り付けることのできる貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯機は、貯湯タンクと、貯湯タンクを覆う断熱材と、保護シートとを備え、断熱材は、第一溝と、第二溝と、第一溝と第二溝との間にあり、部品を保持する部品保持部とを備え、保護シートは、凹凸形状のエッジを有する第一端部と、V字状に折り曲げられる第一折り曲げ部を介して第一端部につながる第一挿入部と、第一端部の反対側にあり、凹凸形状のエッジを有する第二端部と、V字状に折り曲げられる第二折り曲げ部を介して第二端部につながる第二挿入部とを備え、第一端部及び第一挿入部が第一溝に挿入し、第二端部及び第二挿入部が第二溝に挿入することにより、保護シートが断熱材に取り付けられているものである。
本発明によれば、部品を保持する部品保持部を覆う保護シートを、簡単な構造で、粘着テープなどの接着剤を用いることなく断熱材に取り付けることが可能となる。
実施の形態1による貯湯式給湯機を示す斜視図である。 実施の形態1による貯湯式給湯機が備える溝構造部を示す斜視図である。 実施の形態1による貯湯式給湯機が備える保護シートの展開図である。 実施の形態1における溝構造部に対して保護シートを取り付ける前の状態を示す斜視図である。 実施の形態1における溝構造部に対して保護シートを取り付けた状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による貯湯式給湯機100を示す斜視図である。図1に示すように、本実施の形態の貯湯式給湯機100は、ほぼ円筒状の形状を有する貯湯タンク200と、上部断熱材300,301,302と、下部断熱材400と、前面断熱材500と、背面断熱材600とを備える。なお、貯湯式給湯機100は、外郭ケースとなる筐体と、ポンプ及び弁などの電気機器と、この電気機器を制御する制御基板などをさらに備えているが、本開示では図示及び説明を省略する。貯湯式給湯機100は、貯湯タンク200の軸方向が鉛直線に平行となる姿勢で設置される。以下の説明では、貯湯式給湯機100がそのような姿勢で設置された状態を基準として、各部の位置関係を特定する。
上部断熱材300,301,302は、貯湯タンク200の上部の鏡板部分を覆う。下部断熱材400は、貯湯タンク200の下部の鏡板部分を覆う。前面断熱材500は、貯湯タンク200の胴部の前面を覆う。背面断熱材600は、貯湯タンク200の胴部の背面を覆う。
図示の構成では、貯湯タンク200と前面断熱材500との間に、内部断熱材700,701と、真空断熱材800とがさらに配置される。上部断熱材300,301,302、下部断熱材400、前面断熱材500、背面断熱材600、及び内部断熱材700,701は、例えば発泡ポリスチレンまたは発泡ポリウレタンなどの発泡プラスチックで作られた発泡成形断熱材に相当する。
前面断熱材500は、部品を保持するための溝構造部501を有する。溝構造部501は、前面断熱材500の外面に形成されている。本実施の形態では、前面断熱材500に溝構造部501が形成されている例を説明するが、他の断熱材に同様の溝構造部を形成してもよい。
図2は、実施の形態1による貯湯式給湯機100が備える溝構造部501を示す斜視図である。図2に示すように、溝構造部501は、第一溝502と、部品保持部503と、第二溝504と有している。部品保持部503は、凹部503aと、凹部503aの両側にある溝部503b,503cとを有する。部品保持部503には、例えばリード線の中継コネクタのような電気部品(図示省略)が配置される。例えば中継コネクタの本体が凹部503a内に配置され、中継コネクタの本体につながるリード線が溝部503b,503c内に配置される。そのようにして、部品保持部503は、例えば中継コネクタのような電気部品を保持することができる。本実施の形態であれば、貯湯タンク200を覆う断熱材(前面断熱材500)に形成した部品保持部503によって電気部品を保持することができるので、電気部品を保持するための構造を簡素化することができる。
部品保持部503は、第一溝502と第二溝504との間にある。本実施の形態では、4つの部品保持部503が第一溝502と第二溝504との間に形成されている。このように、第一溝502と第二溝504との間に複数の部品保持部503を形成してもよいし、あるいは部品保持部503を一つのみ形成してもよい。
第一溝502は、鉛直方向の位置が第二溝504よりも高い位置にある。第一溝502及び第二溝504の長手方向は、水平方向に沿う。このような構成に限らず、例えば、第一溝502及び第二溝504の長手方向が鉛直方向に沿うようにしてもよい。
溝構造部501は、前面断熱材500の他の部分の表面から隆起した台地状をなすように形成されている。溝構造部501は、正面501aと、側面501bと、上部傾斜面501cと、下部傾斜面501dとを有する。第一溝502、部品保持部503、及び第二溝504は、それぞれ、正面501aから陥没する凹部を形成している。側面501bは、正面501aに対して垂直で、鉛直方向に沿う面である。第一溝502、部品保持部503、及び第二溝504は、それぞれ、一方の側面501bから反対側の側面501bまで貫通する溝として形成されている。上部傾斜面501cは、第一溝502の上にあり、正面501aに対して傾斜した表面を形成している。下部傾斜面501dは、第二溝504の下にあり、正面501aに対して傾斜した表面を形成している。なお、図示の構成に代えて、溝構造部501は、上部傾斜面501c及び下部傾斜面501dのように傾斜した面を有しないものでもよい。
第一溝502は、両側溝502a,502bと、中央溝502cとを有する。中央溝502cは、第一溝502の長手方向の中央にある。両側溝502a,502bは、中央溝502cの両側にある。鉛直方向の位置に関して、両側溝502a,502bは、中央溝502cよりも低い位置にある。
第二溝504は、両側溝504a,504bと、中央溝504cとを有する。中央溝504cは、第二溝504の長手方向の中央にある。両側溝504a,504bは、中央溝504cの両側にある。鉛直方向の位置に関して、両側溝504a,504bは、中央溝504cよりも低い位置にある。
図3は、実施の形態1による貯湯式給湯機100が備える保護シート510の展開図である。図3に示す保護シート510は、薄いシート状のフィルムで作られている。保護シート510は、部品保持部503を覆うようにして前面断熱材500の溝構造部501に対して取り付けられる。貯湯式給湯機100の内部では、例えば結露などによって水が発生する可能性があり、そのような水が溝構造部501に降り掛かる可能性がある。本実施の形態であれば、保護シート510が部品保持部503を覆うことで、水が溝構造部501に降り掛かった場合でも、部品保持部503に保持された電気部品を水から確実に保護することができる。
保護シート510は、矩形状の本体部511と、第一端部512と、第一挿入部513と、第二端部514と、第二挿入部515とを備える。本体部511は、部品保持部503を覆うための部分である。第一端部512は、凹凸形状のエッジを有する。第一挿入部513は、V字状に折り曲げ可能な第一折り曲げ部525aを介して第一端部512につながる。第一挿入部513は、折り曲げ可能な折り曲げ部525bを介して本体部511につながる。第二端部514は、第一端部512の反対側にある。第二端部514は、凹凸形状のエッジを有する。第二挿入部515は、V字状に折り曲げ可能な第二折り曲げ部526aを介して第二端部514につながる。第二挿入部515は、折り曲げ可能な折り曲げ部526bを介して本体部511につながる。本実施の形態の保護シート510の本体部511は、全体として長方形に近い形状を有しており、当該長方形の一方の短辺に沿うように第一端部512及び第一挿入部513が形成されており、当該長方形の他方の短辺に沿うように第二端部514及び第二挿入部515が形成されている。
図4は、実施の形態1における溝構造部501に対して保護シート510を取り付ける前の状態を示す斜視図である。図4に示すように、保護シート510を取り付ける際には、以下のようにする。第一折り曲げ部525aをV字状に折り曲げる。折り曲げ部525bを90°程度に折り曲げる。これにより、第一端部512及び第一挿入部513は、第一折り曲げ部525aを先端として、本体部511に対して垂直な方向へ突出する。この突出した第一端部512及び第一挿入部513を第一溝502に挿入する。第二折り曲げ部526aをV字状に折り曲げる。折り曲げ部526bを90°程度に折り曲げる。これにより、第二端部514及び第二挿入部515は、第二折り曲げ部526aを先端として、本体部511に対して垂直な方向へ突出する。この突出した第二端部514及び第二挿入部515を第二溝504に挿入する。
図5は、実施の形態1における溝構造部501に対して保護シート510を取り付けた状態を示す斜視図である。図5に示すように、第一端部512及び第一挿入部513が第一溝502に挿入し、第二端部514及び第二挿入部515が第二溝504に挿入することにより、保護シート510を前面断熱材500の溝構造部501に対して取り付けることができる。
V字状に折り曲げられた第一折り曲げ部525aが元の形状に戻ろうとする弾性力により、第一端部512及び第一挿入部513が第一溝502の内壁に押し付けられる。その結果、第一端部512及び第一挿入部513と、第一溝502の内壁との間の摩擦力が大きくなり、第一端部512及び第一挿入部513が第一溝502から抜けにくくなる。また、第一端部512の凹凸形状の尖形部が第一溝502の内壁に食い込むことにより、第一端部512及び第一挿入部513が第一溝502からさらに抜けにくくなる。
V字状に折り曲げられた第二折り曲げ部526aが元の形状に戻ろうとする弾性力により、第二端部514及び第二挿入部515が第二溝504の内壁に押し付けられる。その結果、第二端部514及び第二挿入部515と、第二溝504の内壁との間の摩擦力が大きくなり、第二端部514及び第二挿入部515が第二溝504から抜けにくくなる。また、第二端部514の凹凸形状の尖形部が第二溝504の内壁に食い込むことにより、第二端部514及び第二挿入部515が第二溝504からさらに抜けにくくなる。
以上のようにして、本実施の形態であれば、例えば粘着テープのような接着剤などを用いることなく、保護シート510を前面断熱材500の溝構造部501に対して取り付けることができる。よって、貯湯式給湯機100の製造時あるいはメンテナンス時に保護シート510を着脱する作業を容易に行うことができるとともに、部品コストを低減できる。
保護シート510の少なくとも一部は、透明または半透明でもよい。例えば、部品保持部503を覆う本体部511の少なくとも一部が、透明または半透明でもよい。そのようにすることで、部品保持部503に保持された部品を保護シート510の外側から目視で確認することができる。よって、組立工程等でも部品の配置間違いなどに気付くことが可能であったり、メンテナンス作業者も保護シート510の内部を確認することができ、作業の効率化を図ることができる。
図5に示す状態から保護シート510を少なくとも部分的に取り外す場合には、以下のようにすることが望ましい。まず、第二端部514及び第二挿入部515を第二溝504の長手方向に沿って移動させる。そのように移動させると、第二端部514の凹凸形状の尖形部が、第二溝504の内壁に食い込みにくくなる。その結果、比較的小さい力で、第二端部514及び第二挿入部515を第二溝504から取り外すことができる。その後、第一端部512を支点として保護シート510を捲り上げることができる。
図3中の「第一方向」は、保護シート510を取り外すときに上記のようにして保護シート510を移動させる方向の例を示す。すなわち、第一方向は、第一溝502または第二溝504の長手方向に平行な方向である。図3中の「第二方向」は、第一溝502または第二溝504の長手方向に平行な方向であって、第一方向とは反対の方向である。
第二端部514の凹凸形状は、のこぎり刃形状になっている。第二端部514ののこぎり刃形状の尖形部は、第二方向に移動させたときには第二溝504の内壁に食い込みやすくなり、第一方向に移動させたときには第二溝504の内壁に食い込みにくくなる。よって、第二端部514を第二方向に移動させたときの抵抗力は、第二端部514を第一方向に動かしたときの抵抗力よりも大きくなる。これにより、以下の効果が得られる。保護シート510を取り外すときには、第二端部514を第一方向に動かすことにより、比較的小さい力で保護シート510を取り外すことができる。また、第二端部514を第二方向に移動させたときの抵抗力が、第二端部514を第一方向に動かしたときの抵抗力よりも大きくなることで、保護シート510を取り外す作業以外のときに保護シート510が外れてしまうことをより確実に防止することができる。
本実施の形態では、保護シート510を取り外すときの持ち手となる取手524が保護シート510に一体に形成されている。取手524は、第二端部514及び第二挿入部515に隣り合う位置に形成されている。第二端部514及び第二挿入部515と、取手524との間は、切り込み線516により隔てられている。取手524は、本体部511の角部に相当する位置に設けられている。取手524は、第二端部514及び第二挿入部515に対して、第一方向の側に隣り合うように配置されている。本実施の形態であれば、保護シート510を取り外すときに、作業者は、取手524を持つことで保護シート510を第一方向に容易に移動させることができる。その結果、保護シート510を取り外す作業がさらに容易になる。
取手524は、保護シート510の取手524以外の部分とは異なる色を有していてもよい。そのようにすることで、作業者は、取手524の位置をさらに容易に認識できる。
保護シート510を着脱するときの着脱方向が保護シート510に表示されていてもよい。例えば、第二端部514を動かしたときの抵抗力が小さくなる方向である第一方向を示す表示が、保護シート510の取手524に近い箇所に形成されていてもよい。また、保護シート510の上下方向を示す表示が保護シート510に形成されていてもよい。それらの表示を設けることで、作業者は、保護シート510の着脱作業をより容易に行うことができる。
第二端部514の凹凸形状は、のこぎり刃形状に限定されるものではない。第二端部514の長手方向を左右方向としたときに、第二端部514の凹凸形状が左右非対称な形状であれば、のこぎり刃形状以外の形状であっても、第一方向に動かしたときの抵抗力と第二方向に移動させたときの抵抗力とが異なる大きさになるようにすることが可能である。
第一端部512の凹凸形状は、山形刃の形状になっている。すなわち、第一端部512の長手方向を左右方向としたときに、第一端部512の凹凸形状は、左右対称な形状になっている。このため、第一端部512を第一方向に動かしたときの抵抗力は、第一端部512を第二方向に移動させたときの抵抗力に等しい大きさになる。
図示の構成に代えて、第一端部512を第一方向に動かしたときの抵抗力が、第一端部512を第二方向に移動させたときの抵抗力よりも小さくなるように第一端部512の凹凸形状を形成してもよい。その場合には、第一端部512を動かしたときの抵抗力が小さくなる方向と、第二端部514を動かしたときの抵抗力が小さくなる方向とが、同じ方向(第一方向)になるので、保護シート510を取り外す作業がさらに容易になる。
また、本実施の形態とは逆に、第一端部512を第一方向に動かしたときの抵抗力と第一端部512を第二方向に移動させたときの抵抗力とが異なる大きさになり、第二端部514を第一方向に動かしたときの抵抗力と第一端部512を第二方向に移動させたときの抵抗力とが等しい大きさになるように、第一端部512及び第二端部514の凹凸形状を形成してもよい。その場合であっても、本実施の形態に類似した効果が得られる。
図3に示すように、第一端部512の凹凸形状は、第一折り曲げ部525aに達しないように形成されている。また、第二端部514の凹凸形状は、第二折り曲げ部526aに達しないように形成されている。これにより、第一端部512及び第二端部514に十分な強度を付与することができるので、保護シート510を取り外す作業以外のときに保護シート510が外れてしまうことをより確実に防止できる。
第一端部512は、両側端部520と、中央端部521とを有する。両側端部520は、中央端部521の両側にある。中央端部521は、第一溝502のうちの中央溝502cに挿入する。両側端部520は、第一溝502のうちの両側溝502a,502bに挿入する。第一折り曲げ部525aから中央端部521の凹凸形状の尖形部の先端までの距離は、第一折り曲げ部525aから両側端部520の凹凸形状の尖形部の先端までの距離よりも小さい。これにより、以下の効果が得られる。中央端部521は、両側端部520に比べて、第一溝502の奥まで挿入しにくい場合がある。第一溝502に対する中央端部521の挿入深さが比較的浅かった場合でも、第一折り曲げ部525aから中央端部521の凹凸形状の尖形部の先端までの距離が比較的小さいので、中央端部521の凹凸形状を第一溝502内に確実に収めることができる。その結果、中央端部521の凹凸形状の尖形部が第一溝502の内壁に対してより確実に食い込むようにすることが可能となる。
第二端部514は、両側端部522と、中央端部523とを有する。両側端部522は、中央端部523の両側にある。中央端部523は、第二溝504のうちの中央溝504cに挿入する。両側端部522は、第二溝504のうちの両側溝504a,504bに挿入する。第二折り曲げ部526aから中央端部523の凹凸形状の尖形部の先端までの距離は、第二折り曲げ部526aから両側端部522の凹凸形状の尖形部の先端までの距離よりも小さい。これにより、以下の効果が得られる。中央端部523は、両側端部522に比べて、第二溝504の奥まで挿入しにくい場合がある。第二溝504に対する中央端部523の挿入深さが比較的浅かった場合でも、第二折り曲げ部526aから中央端部523の凹凸形状の尖形部の先端までの距離が比較的小さいので、中央端部523の凹凸形状を第二溝504内に確実に収めることができる。その結果、中央端部523の凹凸形状の尖形部が第二溝504の内壁に対してより確実に食い込むようにすることが可能となる。
図4に示すように、第一折り曲げ部525aは、第一端部512が第一挿入部513の下に位置するように折り曲げられている。これにより、以下の効果が得られる。第一端部512が第一挿入部513の下に位置することで、中央端部521が、中央溝502cに食い込み易くなり、内壁に確実に食い込むようにすることが可能となる。逆に、第一端部512を第一挿入部513の上に位置するように折り曲げた場合、中央溝502cの上側に中央端部521が食い込みにくくなる可能性がある。
また、第二折り曲げ部526aは、第二端部514が第二挿入部515の下に位置するように折り曲げられている。これにより、以下の効果が得られる。第二端部514が第二挿入部515の下に位置することで、第二端部514が重力により第二溝504の内壁に押し付けられやすくなる。その結果、第二端部514の凹凸形状の尖形部が第二溝504の内壁に対してより確実に食い込むようにすることが可能となる。
100 貯湯式給湯機、 200 貯湯タンク、 300,301,302 上部断熱材、 400 下部断熱材、 500 前面断熱材、 501 溝構造部、 501a 正面、 501b 側面、 501c 上部傾斜面、 501d 下部傾斜面、 502 第一溝、 502a,502b 両側溝、 502c 中央溝、 503 部品保持部、 503a 凹部、 503b,503c 溝部、 504 第二溝、 504a,504b 両側溝、 504c 中央溝、 510 保護シート、 511 本体部、 512 第一端部、 513 第一挿入部、 514 第二端部、 515 第二挿入部、 516 切り込み線、 520 両側端部、 521 中央端部、 522 両側端部、 523 中央端部、 524 取手、 525a 第一折り曲げ部、 525b 折り曲げ部、 526a 第二折り曲げ部、 526b 折り曲げ部、 600 背面断熱材、 700,701 内部断熱材、 800 真空断熱材

Claims (11)

  1. 貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクを覆う断熱材と、
    保護シートとを備え、
    前記断熱材は、
    第一溝と、
    第二溝と、
    前記第一溝と前記第二溝との間にあり、部品を保持する部品保持部とを備え、
    前記保護シートは、
    凹凸形状のエッジを有する第一端部と、
    V字状に折り曲げられる第一折り曲げ部を介して前記第一端部につながる第一挿入部と、
    前記第一端部の反対側にあり、凹凸形状のエッジを有する第二端部と、
    V字状に折り曲げられる第二折り曲げ部を介して前記第二端部につながる第二挿入部とを備え、
    前記第一端部及び前記第一挿入部が前記第一溝に挿入し、前記第二端部及び前記第二挿入部が前記第二溝に挿入することにより、前記保護シートが前記断熱材に取り付けられている貯湯式給湯機。
  2. 前記第一端部及び前記第二端部の少なくとも一方の前記凹凸形状は、前記第一溝または前記第二溝の長手方向である第一方向に前記第一端部または前記第二端部を動かしたときの抵抗力と、前記第一方向とは反対の前記長手方向である第二方向に前記第一端部または前記第二端部を動かしたときの抵抗力とが異なる大きさとなる形状を有する請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記抵抗力が小さくなる方向が前記保護シートに表示されている請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記第一端部及び前記第二端部の双方の前記凹凸形状は、前記第一方向に動かしたときの前記抵抗力と、前記第二方向に動かしたときの前記抵抗力とが異なる大きさとなる形状を有し、
    前記第一端部を動かしたときの前記抵抗力が小さくなる方向と、前記第二端部を動かしたときの前記抵抗力が小さくなる方向とが同じ方向である請求項2または請求項3に記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記断熱材から前記保護シートを取り外すときの持ち手となる取手が前記保護シートに一体に形成されている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記取手は、前記保護シートの前記取手以外の部分とは異なる色を有する請求項5に記載の貯湯式給湯機。
  7. 前記保護シートの少なくとも一部が透明または半透明である請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  8. 前記断熱材に対する前記保護シートの着脱方向が前記保護シートに表示されている請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  9. 前記第一溝は、鉛直方向の位置が前記第二溝よりも高い位置にあり、
    前記第一折り曲げ部は、前記第一端部が前記第一挿入部の下に位置するように折り曲げられている請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  10. 前記第一溝は、鉛直方向の位置が前記第二溝よりも高い位置にあり、
    前記第一溝は、長手方向の中央にある中央溝と、前記中央溝の両側にあり、鉛直方向の位置が前記中央溝よりも低い両側溝とを有し、
    前記第一端部は、前記中央溝に挿入する中央端部と、前記両側溝に挿入する両側端部を有し、
    前記第一折り曲げ部から前記中央端部の前記凹凸形状の先端までの距離が、前記第一折り曲げ部から前記両側端部の前記凹凸形状の先端までの距離よりも小さい請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  11. 前記凹凸形状は、前記第一折り曲げ部及び前記第二折り曲げ部に達しないように形成されている請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
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