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JP6925156B2 - 障子、サッシ、外れ止め部材及び障子の取り付け方法。 - Google Patents
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JP6925156B2 - 障子、サッシ、外れ止め部材及び障子の取り付け方法。 - Google Patents

障子、サッシ、外れ止め部材及び障子の取り付け方法。 Download PDF

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Description

本発明は、住宅等の建物のサッシに設けた障子が外れることを防止する外れ止め部材を備えた障子、サッシ、外れ止め部材及び障子の取り付け方法に関する。
従来、FIX窓として例えば図10に示すような二重ガラスを備えたものがある。このFIX窓100は、窓枠101に外側障子102及び内側障子103を嵌め込んでおり、外側障子102は窓枠101に固定され、内側障子103は掃除等のために取り外し可能とされている。そのため、窓枠101に収納された内側障子103は上枠104と下枠105のレール溝にケンドン式に収納されて係止され、着脱のために左右の縦枠には係止されていない。
また、特許文献1に記載された引き違い窓では、内障子が枠体から外れることを防止するために、召し合わせ框の側部の上部に外れ止め金具を取り付けて内障子の上端から上方に突出させている。召し合わせ框の側部の下部には下枠のレール部に当接する略L字状の脚片と突部を有する下部板体を設けている。外れ止め金具と下部板体は駒片を回動させて内障子の側面に形成した屈曲片に係合可能としている。
実開昭52−89842号公報
しかしながら、上述したFIX窓は地震等の際に縦揺れによって内側障子が上枠内で上側に浮き上がることで下枠との係合を外れてしまい、これと同時に横揺れが発生すると内側障子が横ずれして窓枠全体から外れてしまうという問題があった。
また、特許文献1に記載されたサッシ窓では、外れ止め金具が内障子の上側にあるため、内障子を着脱する際に外れ止め金具を取り付けたり取り外したりする必要があった。そのため、背の低い作業者が操作する場合に手が届きにくい等、操作が煩雑で面倒であった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、地震等の際に外れることがなく、操作も容易な障子、サッシ、外れ止め部材及び障子の取り付け方法を提供することを目的とする。
本発明に係る障子は、上下左右の框の内部にパネルを納めた障子であって、下框の見付け面に障子が枠体から外れることを阻止するための外れ止め部材が框より下方に突出して取り付けられ、外れ止め部材には障子に対する回転を阻止するための回転止め部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、地震が発生して縦揺れによって障子の一の框が枠体から外れ、これと同時に横揺れが発生して障子が枠体から外れようとしても、外れ止め部材の框から突出する部分が枠体に当接することで外れることを阻止できる。また、外れ止め部材は回転止め部が障子に当接することで回動を阻止される。
また、回転止め部は、框に当接する第一回転止め部と、框に当接すると共に第一回転止め部に交差する方向に設けられた第二回転止め部と、の少なくとも一方を有していることが好ましい。
第一回転止め部と第二回転止め部の少なくとも一方によって外れ止め部が障子に対して回動することを阻止できる。第一回転止め部と第二回転止め部は外れ止め部の側部と下部に設けることが好ましい。
また、框にはハンドルが設置され、第一回転止め部はハンドルに当接する外れ止め部材の起立部であることが好ましい。
障子の框に設けたハンドルに外れ止め部の起立部を当接させることで、外れ止め部の回動を阻止できる。
また、ハンドルは框に固定される2つの固定部を有しており、一方の固定部に外れ止め部が固定され、他方の固定部にスペーサが固定されていてもよい。
ハンドルの2つの固定部を外れ止め部とスペーサを介して框に固定することで、ハンドルをバランスよく固定保持できる。
本発明によるサッシは、上枠及び下枠と左右の縦枠を備えた枠体内に障子を納めたサッシであって、障子の框に障子が枠体から外れることを阻止する外れ止め部材が框より外側に突出して設けられ、下枠には框との間に外れ止め部材を受け入れ可能な弾性を有する封止部材が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、外れ部材は横框から外側に突出する部分が上枠または下枠と横框との間に突出しており、しかも上枠または下枠に設けた封止部材を弾性変形させて進入するため封止部材によって外れ止め部材のがたつきを抑制できる。
また、障子は上枠及び下枠で支持され、縦枠では支持されていなくてもよい。
障子は上枠及び下枠で支持されているため、上枠及び下枠の溝部を外すことで取り外し可能である。
また、封止部材は下向きに形成され、外れ止め部材は下框より下方に延びていて封止部材は外れ部材を受け入れて弾性変形可能とされていてもよい。
下框に設けた外れ止め部材が下框より下方に延びて、下枠に設けた封止部材を弾性変形させて進入することで、外れ止め部材によって障子が枠体から外れることを阻止すると共にガタツキを防止できる。
本発明による外れ止め部材は、障子の框に固定されて障子が枠体から外れることを阻止する外れ止め部材であって、障子との間で相対回転を阻止する回転止め部を有する保持部と、保持部に固定され且つ保持部から延びていて枠体の下枠との間に係止される係止部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、外れ止め部材の保持部に設けた回転止め部で障子に対する回動を阻止でき、しかも係止部によって障子が枠体から外れないように係止できる。
また、保持部に設けた回転止め部は、框に当接する第一回転止め部と、に当接すると共に第一回転止め部に交差する方向に設けられた第二回転止め部と、の少なくとも一方を有していることが好ましい。
本発明による障子の取り付け方法は、枠体に、上記いずれかの障子を取り付ける障子の取り付け方法であって、枠体の下枠に形成された溝部に支持部材を取り付ける工程と、枠体の上枠に形成された溝部と下枠の支持部材との間に障子を取り付ける工程と、障子の下框に設けられた外れ止め部材を下枠の溝部内に突出させる工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、枠体に障子を取り付けた状態で、下框に設けた外れ止め部材を下枠の溝部内に突出させることで、地震の際に障子が枠体から外れることを外れ止め部材で阻止できる。
本発明による障子、サッシ、外れ止め部材及び障子の取り付け方法によれば、外れ止め部材を框より突出させて設けたため、突出した部分が枠体に当接することで障子が枠体から外れることを防止できる。
しかも、本発明による障子及び外れ止め部材は、回転止め部によって外れ止め部材が障子の框に対して回動することを阻止できる。
また、本発明によるサッシは、上枠または下枠に設けた封止部材が弾性変形して外れ止め部材を受け入れることでがたつきを防止できる。
本発明の実施形態によるFIX窓を屋内側から見た正面図である。 図1に示すFIX窓のA−A線縦断面図である。 図1に示すFIX窓のB−B線横断面図である。 図2に示す下框の外れ止め部材の取り付け構造を示す縦断面図である。 内側障子の下框に取り付けハンドルと外れ止め部材を示す正面図である。 ハンドルを除いた下框の外れ止め部材を示す正面図である。 外れ止め部材の正面図である。 図2に示す下框の部分と外れ止め部材の拡大図である。 図5に示すハンドルと外れ止め部材を異なる方向から見た図である。 従来のFIX窓から内側障子を取り外す状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態によるサッシの一例としてFIX窓1について、図1乃至図9に基づいて説明する。
図1乃至図3に示す本実施形態によるサッシは例えばFIX窓(嵌め殺し窓)1であり、例えば外側障子2と内側障子3を備えた二層サッシを有している。このFIX窓1は躯体に形成した四角形状の開口部Aに形成した額縁13内に設置されている。FIX窓1の外側障子2は額縁13の屋外側に設けた枠体5内に嵌め込み固定され、内側障子3は額縁13の内側に設置した内側の枠体9内に取り外し可能に取り付けられている。内側障子3は空間を掃除等するために取り外し可能とした。
FIX窓1において、外側の枠体5は四角形枠状に形成されている。外側の枠体5に納められた外側障子2は、パネルとして例えば四角形板状の外側ガラス6がその四辺縁部に設けたシール部材7を介して外側の枠体5の凹部に嵌合され固定されている。
FIX窓1の内側の枠体9は上枠10及び下枠11と左右の縦枠12とで四角形枠状に形成され、その外側に木製の額縁辺部13a、13b、13cが形成されているが、額縁13は設置されていなくてもよい。
ここで、図2に示すように、上枠10と下枠11はその内面に溝部として同一深さのレール溝10a、11aを備えた略同一形状の部材を用いることで製造コストを低減している。なお、上枠10と下枠11のレール溝10a、11aは深さが異なっていてもよい。下枠11には例えばレール溝11a内にその長手方向に沿って所定間隔でライナー14が嵌合され、ねじ等で固定されている。ライナー14は支持部材である。
図4に示すように、ライナー14は例えば箱状であり、その幅はレール溝11aの幅より小さく、高さはレール溝11aの高さより少し低い高さに設定されている。そのため、下枠11のレール溝11aのライナー14上に載置された内側障子3の下端部はレール溝11aの上端より若干低い位置にあり、下枠11に支持されている。
内側障子3は、横框である上框16及び下框17と左右の縦框18とで四角形枠状に形成され、その内部にパネルとして内側ガラス19等が納められている。なお、上框16に代えて上桟、下框17に代えて下桟、縦框18に代えて縦桟を設けてもよく、これらは各框に含まれる。下框17の屋内側の面には例えば略コの字形状で金属製のハンドル20が固定ねじ25で固定されている。
ハンドル20は下框17に固定ねじ25で固定する略板状をなす2つの固定部20a、20bと固定部20a、20b同士を連結する把持部20cとで形成されている。しかも一方の固定部20aと下框17との間には後述する外れ止め部材22が装着されている。
上枠10及び下枠11のレール溝10a、11aが同一深さであり、内側障子3は例えばケンドン方式でレール溝10a、11aに順次嵌合して取り付けると、取り付け状態で内側障子3は上枠10に係合しない。図3に示すように、左右の縦枠12は略L字状であり、内側障子3の両側部はこの縦枠12に当接して支持されている。内側障子3は内側の枠部9に対して取り外し可能であり、縦枠12には係合していない。
そのため、本実施形態では、取り付け状態で内側障子3が上枠10及び下枠11のレール溝10a,11aに挿入されて係合状態を維持するように下枠11のレール溝11a内にライナー14を設置した。これによって、枠体9に取り付けられた内側障子3は下框17がライナー14上で下枠11のレール溝11aに係合すると共に、上框16が上枠10のレール溝10aに係合する(図2参照)。
次に、外れ止め部材22について図4乃至図9により説明する。
図4、図5及び図9に示すように、内側障子3の下框17は屋内側の側面において上下の段部17a、17bに対して中間面17cが屋外側に凹んで形成されている。この中間面17cにハンドル20が固定されている。下框17の中間面17cとハンドル20の固定部20aとの間に外れ止め部材22が固定されている。
外れ止め部材22は、図7に示すように例えば樹脂製の保持部23と保持部23の内部に嵌合されて接着剤等で固定された係止部としての金属製の係止舌片24とで構成されている。
係止舌片24は上下に延びる長板状であり、上部は保持部23内に固定され、下部は保持部23よりも下方に突出していて下枠11に係止可能とされている。係止舌片24の下端部は角がR状に面取りされていることが好ましい。保持部23はその中央に係止舌片24の長手方向に長孔23aが形成され、その内部の係止舌片24にも長孔23aに重なる長孔24aが形成されている。保持部23の長孔23aと係止舌片24の長孔24aを通して固定ねじ25を下框17に捩じ込むことで外れ止め部材22を下框17に固定することができる。
しかも、保持部23の長孔23aの両側には固定ねじ25の頭部を長孔23aの中央上部にガイドするためのテーパ部23bが形成されている。更に保持部23の一側部には固定ねじ25を緩めた状態で外れ止め部材22を上下方向に移動操作可能な操作部23cが形成されている。操作部23cは手動で操作しやすいように表面に凸部または凹部が所定間隔で配列されていることが好ましい。保持部23において、長孔23aを有する本体部分の側部に操作部23cが設けられており、その間に凹溝部23eが形成されている。そのため、保持部23の横幅が制限される場合には凹溝部23eを境にして操作部23cを切断除去してもよい。
また、保持部23の操作部23cに対向する他側部には第一回転止め部をなす起立部27が立ち上がって形成されている。ハンドル20の固定部20aを保持部23の表面に着座させた状態で起立部27が固定部20aの側部に当接することで、外れ止め部材22が下框17に対して回動することを阻止できる(図5、図9参照)。
保持部23の下部には段付き部23dから係止舌片24が下方に突出する形状を有しており、段付き部23dにおける係止舌片24の裏面側(下框17側)は下方に延びてその下端部に第二回転止め部をなす当接部28が例えば平面状に形成されている。この当接部28は下框17の下側の段部17bに当接する(図4参照)ことで、外れ止め部材22が下框17に対して回動することを阻止できる。外れ止め部材22の起立部27と当接部28は互いに略直交する方向に設置されているため、下框17に対する外れ止め部材22の回動やずれを確実に阻止できる。なお、起立部27と当接部28とは直交して配置されていなくてもよく、交差する角度に設定されていればよい。
ハンドル20の他方の固定部20bと下框17との間には板状のスペーサ30が介在している。このスペーサ30は外れ止め部材22の保持部23と同等な厚みを有しており、ハンドル20の両側の固定部20a、20bの高さをバランスさせてハンドル20に段差や歪み等が生じることを防止している。
なお、ハンドル20がブラインドに当たる等で邪魔な場合には、外れ止め部材22はハンドル20を内側障子3に取り付けなくてもよい。この場合、図6に示すように直接下框17の中間面17cに固定ねじ25で固定してもよい。
次に外れ止め部材22の係止舌片24と下枠11との係止構造について図4及び図8に沿って説明する。
内側障子3を収納する下枠11のレール溝11a内にはライナー14が所定間隔で設置されており、ライナー14の上面には内側障子3の下框17が設置されている。レール溝11aのハンドル20側の内面にはレール溝11aの開口を封止するようにゴム等の弾性部材からなるヒレ部29が封止部材として下框17に向けて延びている。図8に示す例ではヒレ部29は上下二枚設けられているが、一枚または三枚以上でもよい。レール溝11aの他方の内面には例えば中空の断面略円弧状のシール部32が設けられ、下框17に当接している。シール部32もヒレ部等で形成してもよい。
そして、下框17の中間面17cに固定された外れ止め部材22から下方に延びる係止舌片24は下枠11のレール溝11aの内面とライナー14との間の隙間に延びている。しかもレール溝11a内の係止舌片24に弾性変形したヒレ部29が当接している。そのため、地震等で内側障子3の下框17が屋内側に回動しても外れ止め部材22の係止舌片24が下枠11のレール溝11aに当接して外れることを阻止できる。しかも、係止舌片24にヒレ部29が当接することでガタツキを防止できる。
本実施形態によるFIX窓1は上述した構成を備えており、次に内側の枠体9への内側障子3の取り付け方法について説明する。
図1乃至図3に示すFIX窓1において、躯体の開口部Aに設けた外側の枠体5に外側障子2が嵌め込み固定されている。その屋内側には額縁13の内側に内側の枠体9が固定されている。内側の枠体9の上枠10と下枠11は同一深さのレール溝10a、11aを有しており、下枠11のレール溝11a内には所定間隔でライナー14を設置し、ねじ等で固定する。
そして、ハンドル20を下框17に固定した内側障子3をケンドン式によって内側の枠体9に取り付ける。その際、下框17に外れ止め部材22を仮止めし、しかも下框17に取り付けた固定ねじ25に対して長孔23a、24aに沿って外れ止め部材22を上方にスライドさせる。係止舌片24が下框17から突出しない位置で、外れ止め部材22を固定ねじ25で仮止め固定する。
内側障子3の取り付けに際し、まず上框16を上枠10のレール溝10a内に挿入して下框17を下枠11のレール溝11a内のライナー14上に載置させて装着する。この状態で、図2及び図4に示すように、下框17の下端部はレール溝11a内で下枠11の上端より下側に位置している。しかも、内側障子3はレール溝11aの開口に設けたヒレ部29とシール部32によって挟まれて封止され、ごみ等の侵入を低減できる。
次に下框17の固定ねじ25を緩めて外れ止め部材22の操作部23cを下方にスライドすると、固定ねじ25に長孔23a、24aがガイドされて外れ止め部材22が下方に移動し、長孔23a、24aの上端部が固定ねじ25に当接する。これにより、外れ止め部材22の係止舌片24は下框17から下方に突出し、下枠11のレール溝11aの内面と下框17との隙間からレール溝11aの内面に設けたヒレ部29を押して弾性変形させながら内部に進入して保持される。
係止舌片24と下枠11との間に弾性部材からなるヒレ部29が介在するため、係止舌片24のがたつきを防止できる。
そして、固定ねじ25を締め込むことで外れ止め部材22を固定できる。その際、保持部23の長孔23aの上端部近傍の両側にテーパ部23bを形成したため固定ねじ25の位置が多少ずれていたとしても、締め込み時にテーパ部23bに沿って固定ねじ25の頭部を所定位置に移動できる。保持部23の長孔23aと係止舌片24の長孔24aに同時に固定ねじ25を締め込むことで、外れ止め部材22を高強度で固定できる。また、外れ止め部材22は内側障子3の下框17に設けたため確実に作業者の手が届き、手動操作が容易である。
この状態で例えば地震が発生し、縦揺れによって内側障子3が浮き上がると下框17は下枠11のレール溝11aから外れて下枠11との掛りがなくなる。これと同時に横揺れが発生すると、内側障子3は下框17が下枠11から外れる方向に揺動しようとするが、外れ止め部材22の係止舌片24が下枠11のレール溝11a内に係止しているため内側障子3の下枠11からの外れを阻止できる。
また、外れ止め部材22は側部の起立部27がハンドル20の固定部20aの側面に当接しており、しかも下端の当接部28が下框17の下側の段部17bに当接しているため、外れ止め部材22が内側障子3に対して回動したりずれたりすることを防止できる。
また、ハンドル20を内側障子3に取り付けない場合でも、図6に示すように、下框17の中間面17cに外れ止め部材22を直接固定ねじ25で固定できる。外れ止め部材22は略板状の保持部23と係止舌片24とで構成されていて表面の凹凸が小さいため、下框17の中間面17cに直接固定しても違和感を生じない。
しかも、FIX窓1において、内側障子3は上枠10と下枠11に係合し、左右の縦枠12に係合しないため、取り外し可能である。取り外しに際し、外れ止め部材22の固定ねじ25を緩めて操作部23cを上方に押すことで外れ止め部材22を上方に移動させて係止舌片24を下框17内に引っ込めることができる。この状態で、内側障子3を上枠10のレール溝10a内に持ち上げて下框17を下枠11のレール溝11aから外すように回動させることで内側障子3を取り外す。そして、外側障子2と内側障子3との間の空間を掃除等することができる。
上述のように本実施形態によるFIX窓1は、内側障子3がケンドン式であっても、地震等の際に外れ止め部材22の係止舌片24を下枠11に係止できるため内側障子3が外れることを阻止できる。
また、外れ止め部材22を内側障子3の下框17に設けたため、その大きさに関わらず作業者が容易に手動操作できる。しかも内側障子3の取り付け時にハンドル20の固定ねじ25を外すことなく緩めるだけで外れ止め部材22の位置決め操作ができるので固定ねじ25や外れ止め部材22等の紛失の恐れがない。
また、外れ止め部材22は、ハンドル20の固定部20aの側面に当接する起立部27と下框17の下方の段部17bに当接する当接部28とを略直交する位置に設けたため、内側障子3に対して回動したり位置ずれを起こしたりすることを阻止できる。しかも、外れ止め部材22は保持部23を樹脂製としたことで加工が容易であり、係止舌片24を金属製としたことで高い強度を確保できる。
以上、本発明の実施形態によるFIX窓1について詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜の変更や置換等が可能であり、これらはいずれも本発明に含まれる。以下に、本発明の変形例等について説明するが、上述の実施形態と同一または同様な部分、部材には同一の符号を用いて説明を省略する。
例えば、上述した実施形態では下框17に外れ止め部材22を設けたFIX窓1について説明したが、本発明はFIX窓1に限定されることなく、引き違い障子等の各種のサッシに外れ止め部材22を取り付けることができる。
また、上述した実施形態では内側障子3の下框17に外れ止め部材22(及びハンドル20)を設けたが、上框16に設けてもよい。或いは、縦框18に外れ止め部材22(及びハンドル20)を設けてもよく、この場合、係止舌片24を縦枠12に係止するか別個の係止部材を設けて係止できるようにするとよい。
外れ止め部材22は保持部23と係止舌片24を共に金属材料で製作してもよい。
外れ止め部材22における回転止め部として保持部23に起立部27と当接部28を略直交させて設けたが、いずれか一方だけを設けてもよい。或いは回転止め部を省略してもよい。また、起立部27は、ハンドル20の固定部20aの側面に当接する構成に代えて、下框17に突起部を形成してこの突起部に起立部27を当接させて第一回転止め部としてもよい。
また、本発明による外れ止め部材22は上述した内側障子3のような新設の障子に取り付けるだけでなく、既存の障子の下框や下桟に後付けすることもできる。
1 FIX窓
3 内側障子
9 内側の枠体
11 下枠
11a レール溝
14 ライナー
17 下框
17b 段部
20 ハンドル
20a、20b 固定部
22 外れ止め部材
23 保持部
23a、24a 長孔
23c 操作部
24 係止舌片
25 固定ねじ
27 起立部
28 当接部
30 スペーサ

Claims (10)

  1. 上下左右の框の内部にパネルを納めた障子であって、
    下框の見付け面に前記障子が枠体から外れることを阻止するための外れ止め部材が前記框より下方に突出して取り付けられ、前記外れ止め部材には前記障子に対する回転を阻止するための回転止め部が設けられていることを特徴とする障子。
  2. 前記回転止め部は、前記框に当接する第一回転止め部と、前記框に当接すると共に前記第一回転止め部に交差する方向に設けられた第二回転止め部と、の少なくとも一方を有している請求項1に記載された障子。
  3. 前記框にはハンドルが設置され、前記第一回転止め部はハンドルに当接する前記外れ止め部材の起立部である請求項2に記載された障子。
  4. 前記ハンドルは前記框に固定される2つの固定部を有しており、一方の前記固定部に前記外れ止め部が固定され、他方の前記固定部にスペーサが固定されている請求項3に記載された障子。
  5. 上枠及び下枠と左右の縦枠を備えた枠体内に障子を納めたサッシであって、
    前記障子の框に前記障子が枠体から外れることを阻止する外れ止め部材が前記框より外側に突出して設けられ、
    記下枠には前記框との間に前記外れ止め部材を受け入れ可能な弾性を有する封止部材が設けられていることを特徴とするサッシ。
  6. 前記障子は前記上枠及び下枠で支持され、前記縦枠では支持されていない請求項5に記載されたサッシ。
  7. 前記封止部材は下向きに形成され、前記外れ止め部材は前記下框より下方に延びていて前記封止部材は前記外れ部材を受け入れて弾性変形可能とされている請求項5または6に記載されたサッシ。
  8. 障子の框に固定されて前記障子が枠体から外れることを阻止する外れ止め部材であって、
    前記障子との間で相対回転を阻止する回転止め部を有する保持部と、
    前記保持部に固定され且つ前記保持部から延びていて前記枠体の下枠との間に係止される係止部と、
    を備えたことを特徴とする外れ止め部材。
  9. 前記保持部に設けた回転止め部は、前記框に当接する第一回転止め部と、前記框に当接すると共に前記第一回転止め部に交差する方向に設けられた第二回転止め部と、の少なくとも一方を有している請求項8に記載された外れ止め部材。
  10. 枠体に、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の障子を取り付ける障子の取り付け方法であって、
    前記枠体の下枠に形成された溝部に支持部材を取り付ける工程と、
    前記枠体の上枠に形成された溝部と前記下枠の支持部材との間に前記障子を取り付ける工程と、
    前記障子の下框に設けられた外れ止め部材を前記下枠の溝部内に突出させる工程と、
    を備えたことを特徴とする障子の取り付け方法。
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