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JP6925304B2 - 回転電機 - Google Patents
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Description

本発明は、回転子及び固定子を備えた回転電機に関する。
回転電機において、巻線の中性点電位変動などにより回転軸に電圧が発生すると、回転軸に発生した電圧は、回転子を支持する軸受に印加される。軸受に印加される電圧が軸受潤滑油の絶縁破壊電圧を超えた場合には、放電により軸受面が局部発熱して溶融痕が生じる電食現象が発生してしまう。
近年の回転電機は、高周波のインバータで駆動されるようになっており、インバータの変調方式による中性点基本波電圧の変動が増加している。また、インバータのスイッチングによる矩形波状の電圧が短周期で重畳されて波高値が高くなっている。インバータ制御の回転電機は、中性点基本波電圧の変動の増加及び波高値の増大に起因して放電回数が増加しており、短期間に電食が進行して異常な振動騒音が発生する場合がある。
特許文献1には、固定子の円環状ヨーク及び円環状ヨークと併設された磁性コアとともにコイルを巻回して閉路を構成するキャンセルコイルを設け、円環状ヨーク内を円周方向に流れる不平衡磁束をキャンセルコイルに貫かせて三次の電圧を誘導することにより不平衡磁束を妨げる電流をキャンセルコイルに流して、軸電圧を低減することで軸受の電食を抑制する方法が提示されている。
特開2018−26894号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示される発明は、回転トルクへの影響を最小限にするために、一つの閉路に三つの要素コイルを直列に接続する必要があるため、構造及び加工が複雑となる。一方、一つの要素コイルだけで閉路を構成すると、回転トルクを発生する有効磁束まで低減してしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、構造及び加工を複雑とせず、有効磁束に影響を及ぼすことなく軸電圧を低減して、軸受電食を抑制した回転電機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、円筒状に形成された固定子と、固定子の内側に配置された回転子と、回転子に固定された回転軸と、回転軸を回転可能に支持する第1軸受及び第2軸受と、固定子、第1軸受及び第2軸受を支持する外郭と、一端が第1軸受に接続され、他端が第2軸受に接続されたキャンセル線とを備える。固定子は、円環状のヨークと、ヨークの内周面から径方向に突出する複数のティースとを有する固定子鉄心と、固定子鉄心に絶縁物を介して巻回された電機子巻線とを有する。キャンセル線は、ヨークの内周を貫通している。
本発明によれば、構造及び加工を複雑とせず、有効磁束に影響を及ぼすことなく軸電圧を低減して、軸受電食を抑制した回転電機を得られるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る回転電機の縦断面図 実施の形態1に係る回転電機の横断面図 実施の形態1に係る回転電機の固定子の斜視図 実施の形態1に係る回転電機のインバータと電機子巻線との結線図 実施の形態1に係る回転電機の3倍の周波数の電圧を重畳した相電圧と相間電圧と中性点電圧の基本波波形とを示す図 実施の形態1に係る回転電機の中性点電圧波形と軸受電圧波形との実例を示す図 本発明の実施の形態2に係る回転電機の横断面図 本発明の実施の形態3に係る回転電機の横断面図 本発明の実施の形態4に係る回転電機の横断面図 実施の形態4に係る回転電機の固定子の斜視図
以下に、本発明の実施の形態に係る回転電機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る回転電機の縦断面図である。図2は、実施の形態1に係る回転電機の横断面図である。図2は、図1中のII-II線に沿った断面を示している。図3は、実施の形態1に係る回転電機の固定子の斜視図である。回転電機10は、円筒状に形成された固定子11と、固定子11の内側に空隙を介して配置された円筒状の回転子12と、回転子12に固定された回転軸13と、回転軸13を回転可能に支持する第1軸受14及び第2軸受15とを備えている。また、回転電機10は、固定子11、第1軸受14及び第2軸受15を支持する外郭16を備えている。
第1軸受14は、外輪14gの内部に転動体14tを介して内輪14nが回転可能に支持されており、軸受箱16fで外輪14gが保持されている。第2軸受15は、外輪15gの内部に転動体15tを介して内輪15nが回転可能に支持されており、軸受箱16rで外輪15gが保持されている。転動体14tは不図示の保持器にて一定の間隔に保持されている。転動体14tが外輪14g及び内輪14nに設けられた溝を転がることによりスムースな回転が可能となっている。転動体15tは不図示の保持器にて一定の間隔に保持されている。転動体15tが外輪15g及び内輪15nに設けられた溝を転がることによりスムースな回転が可能となっている。外輪14g、転動体14t、保持器、内輪14n間には、グリースなどの潤滑油が入っており、転がり面に薄い油膜を形成して金属と金属とが直接接触して摩耗するのを防止している。外輪15g、転動体15t、保持器、内輪15n間には、グリースなどの潤滑油が入っており、転がり面に薄い油膜を形成して金属と金属とが直接接触して摩耗するのを防止している。
固定子11は、円環状のヨーク17及びヨーク17の内周面から径方向に突出する複数のティース181,182,183,184,185,186からなる固定子鉄心19と、電機子巻線20とを有する。以下、ティース181,182,183,184,185,186全体を指してティース18という。固定子鉄心19は透磁率の高い磁性材料で形成される。ヨーク17は、ヨーク部171,172,173,174,175,176を備える。ティース18は、ヨーク17から回転子12に向けて突出している。ティース181とティース182とは、ヨーク部171で接続されている。ティース182とティース183とは、ヨーク部172で接続されている。ティース183とティース184とは、ヨーク部173で接続されている。ティース184とティース185とは、ヨーク部174で接続されている。ティース185とティース186とは、ヨーク部175で接続されている。ティース186とティース181とは、ヨーク部176で接続されている。電機子巻線20は、ティース18に不図示の絶縁物を介して巻回されている。
固定子鉄心19には電機子巻線20を通すためにヨーク17とティース18に囲まれたスロット21が設けられている。
ティース18にはU1,V1,W1,U2,V2,W2の6個のコイルから成る電機子巻線20が巻回されており、電機子巻線20と同じスロット21内を貫通してキャンセル線22が設けられている。キャンセル線22は、一端22aが第1軸受14の外輪14gに電気的に接続され、他端22bが第2軸受15の外輪15gと電気的に接続されている。
図4は、実施の形態1に係る回転電機のインバータと電機子巻線との結線図である。U相は二つのコイルU1,U2が直列接続されている。V相は二つのコイルV1,V2が直列接続されている。W相は二つのコイルW1,W2が直列接続されている。U相のU1側、V相のV1側及びW相のW1側は、インバータ30に接続されている。U相のU2側、V相のV2側及びW相のW2側は互いに接合されて中性点Nとなっており、U相、V相及びW相は、Y結線されている。
インバータ30は、アームをなす6個のスイッチング素子31,32,33,34,35,36を備えている。上段のアームをなすスイッチング素子31と下段のアームをなすスイッチング素子34とが直列に接続されて第1のレグを構成している。上段のアームをなすスイッチング素子32と下段のアームをなすスイッチング素子35とが直列に接続されて第2のレグを構成している。上段のアームをなすスイッチング素子33と下段のアームをなすスイッチング素子36とが直列に接続されて第3のレグを構成している。第1のレグ、第2のレグ及び第3のレグは、直流電源40に並列に接続されている。第1のレグから出力端子Rが出ており、回転電機10のU相と接続されている。第2のレグから出力端子Sが出ており、回転電機10のV相と接続されている。第3のレグから出力端子Tが出ており、回転電機10のW相と接続されている。
直流電源40は、商用電源といった交流給電であれば交流電源を整流素子で整流後、コンデンサで平滑することで得られる。直流電源40は、電気自動車などによる直流給電であれば、蓄電池から直接得られるが、直流電圧変換器で電圧調整してもよい。
次に、軸受電食発生原理と、実施の形態1にかかる回転電機10において電食が抑制される仕組みについて説明する。
インバータ30は、直流電源40の直流電圧VDCが印加される。インバータ30は、スイッチング素子31,32,33,34,35,36をパルス幅変調信号に基づいてオン又はオフし、出力端子R,S,Tの電位を直流電源40のプラス側の電位VS及びマイナス側の電位PSCのいずれに接続するか、又はどちらにも接続しないようにする。インバータ30は、回転電機10の電機子巻線20の相間電圧の平均値の位相差が120度ずれた3相正弦波電圧となるように動作する。パルス幅変調には相間電圧の基本波の平均値を正弦波とする正弦波駆動の他に、台形波状とする台形波駆動、矩形波状とする矩形波駆動など様々な駆動方式があるが、いずれの駆動方式においても電位PSCを基準に出力端子R,S,Tの電圧波形を見ると、矩形波となる。
正弦波駆動のパルス幅変調は、原理的には電機子巻線20へ印加する所望の正弦波状基本波と三角波搬送波との大小を比較することで、各レグの上段のアームをオンするか下段のアームをオンするかを決める。ただし、直流電圧VDCの範囲の中で、相間電圧をできるだけ大きくとるために、電機子巻線20へ印加する正弦波電圧の3倍の周波数の正弦波を各相の相電圧へ重畳したものを三角波搬送波と比較することがある。
電機子巻線20へ印加する正弦波電圧の3倍の周波数の正弦波を各相の相電圧へ重畳すると、相電圧の平均値は馬蹄形の波形となるが、相間では重畳した3倍の周波数の正弦波は差し引かれるため、相間電圧は正弦波電圧となる。
図5は、実施の形態1に係る回転電機の3倍の周波数の電圧を重畳した相電圧と相間電圧と中性点電圧の基本波波形とを示す図である。出力端子R,S,Tにおける電圧は、U相、V相及びW相の相電圧を示している。出力端子Rと出力端子Sとの間の電圧は、U相とV相との相間電圧を示している。出力端子Sと出力端子Tとの間の電圧は、V相とW相との相間電圧を示している。出力端子Tと出力端子Rとの間の電圧は、W相とU相との相間電圧を示している。正弦波電圧の3倍の周波数の正弦波の電圧を電機子巻線20へ印加すると、零相電圧とよばれる電機子巻線20全体の電圧は、前述の重畳された3倍の周波数の正弦波で振れ、中性点Nの中性点電圧となって現れる。零相電圧により、ヨーク17には円周方向に循環する磁束が発生する。そして、ヨーク17を貫通している回転軸13には電磁誘導起電力による軸電圧が発生し、第1軸受14及び第2軸受15の油膜に電圧が印加される。
このとき、前述したようにインバータ30の出力電圧の基本波は正弦波状であるが、パルス幅変調された矩形波状の電圧のため、実際には電機子巻線20全体の電圧も矩形波状に変動している。したがって、第1軸受14及び第2軸受15の油膜には基本波だけの場合に比べて波高値が高い高周波の矩形波状電圧が印加され、絶縁破壊による放電が頻繁に発生して、軸受面の劣化が急速に進む。
図6は、実施の形態1に係る回転電機の中性点電圧波形と軸受電圧波形との実例を示す図である。中性点電圧よりも鈍ってはいるが、中性点電圧の変動により誘起された軸電圧が60マイクロ秒程度の周期で発生している。
インバータ30の出力を電機子巻線20へ印加すると、零相電圧と呼ばれる電機子巻線20全体の電圧は、上記のように重畳された3倍の周波数の正弦波で振れ、中性点電圧となって現れる。中性点電圧は、ヨーク17に円周方向に循環する磁束を発生させる。ヨーク17を円周方向に循環する磁束は、回転軸13と同様にヨーク17を貫通しているキャンセル線22にも誘導起電力による電圧を発生させる。ヨーク17を円周方向に循環する磁束による回転軸13への誘導起電力と、ヨーク17を円周方向に循環する磁束によるキャンセル線22への誘導起電力とは等しい。このため、回転軸13に電気的につながっている第1軸受14の内輪14n及び第2軸受15の内輪15nの間の電位差とキャンセル線22に電気的につながっている第1軸受14の外輪14g及び第2軸受15の外輪15gの間の電位差は、等しくなる。したがって、第1軸受14の内輪14nと第1軸受14の外輪14gとの間の電位差及び第2軸受15の内輪15nと第2軸受15の外輪15gと間の電位差は、概ね零となるため、第1軸受14及び第2軸受15の内部で放電が発生することがなくなり、第1軸受14及び第2軸受15の電食が抑制される。
実施の形態1に係る回転電機10は、構造及び加工を複雑とせず、有効磁束に影響を及ぼすことなく軸電圧を低減して、第1軸受14及び第2軸受15の電食を抑制できる。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2に係る回転電機の横断面図である。図7は、図1中のII-II線に沿った断面に相当する断面を示している。実施の形態1に係る回転電機10は、キャンセル線22を1箇所のスロット21に通す構造としたが、実施の形態2に係る回転電機10は、ティース181,182,183,184,185,186の各ティースに、キャンセル線22を巻回して、全部を直列結線して巻き始めと巻き終わりを第1軸受14の外輪14g及び第2軸受15の外輪15gへ接続している。
実施の形態2に係る回転電機10においても、キャンセル線22には回転軸13と同等の誘導起電力による電圧が発生し、第1軸受14の内輪14nと第1軸受14の外輪14gとの間の電位差及び第2軸受15の内輪15nと第2軸受15の外輪15gとの間の電位差は概ね零となる。したがって、実施の形態2に係る回転電機10は、第1軸受14及び第2軸受15の内部で放電が発生することがなくなり、第1軸受14及び第2軸受15の電食が抑制される。
実施の形態2に係る回転電機10は、ティース181,182,183,184,185,186にキャンセル線22を巻きつけることで、キャンセル線22を安定して固定することができ回転電機10の生産性が向上するとともに、振動によるキャンセル線22の断線といった不具合を抑制できる。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3に係る回転電機の横断面図である。図8は、図1中のII-II線に沿った断面に相当する断面を示している。実施の形態1及び実施の形態2では、キャンセル線22に回転軸13と同等の誘導起電力を発生させる構造としたが、外郭16が金属などの導電性材料の場合は、キャンセル線22の両端から第1軸受14の外輪14g、軸受箱16f、外郭16、軸受箱16r及び第2軸受15の外輪15gを経由する電流が流れると、キャンセル線22の両端の電位差が、第1軸受14の内輪14nと第2軸受15の内輪15nとの間の電位差よりも低下してしまう場合がある。
実施の形態3に係る回転電機10は、図8に示すようにヨーク17に複数回キャンセル線22を巻回して、キャンセル線22に発生する誘導起電力を回転軸13に発生する誘導起電力よりも高くすることにより、外郭16経由の電流が流れてキャンセル線22の両端の電位差が低下する分を補える。
実施の形態4.
図9は、本発明の実施の形態4に係る回転電機の横断面図である。図9は、図1中のII-II線に沿った断面に相当する断面を示している。図10は、実施の形態4に係る回転電機の固定子の斜視図である。実施の形態3に係る回転電機10では、キャンセル線22に発生する誘導起電力は回転軸13に発生する誘導起電力との巻数比により整数倍となるため、キャンセル線22の両端の電位差を回転軸13の電位差とぴったり合わせられない場合がでてくる。そこで、実施の形態4に係る回転電機10は、図9に示すように、キャンセル線22と直列にコンデンサ50を接続して外郭16経由の電流の大きさを調整する。キャンセル線22にコンデンサ50を直列接続することにより、キャンセル線22の両端の電位差を第1軸受14の内輪14nと第2軸受15の内輪15nとの間の電位差と概ね等しくすることができ、第1軸受14及び第2軸受15の電食を抑制できる。
また、実施の形態1及び実施の形態2では、中性点電圧の変動の基本波分についてもキャンセル線22の両端に発生させるようにしたが、図10に示すように、実施の形態4に係る回転電機10は、キャンセル線22にコンデンサ50を直列接続してインバータ30のスイッチングによる高周波の矩形波成分だけをキャンセル線22の両端に発生させることにより、軸受電食を抑制できる。
なお、図1、図2及び図3には、キャンセル線22が直接第1軸受14の外輪14g及び第2軸受15の外輪15gに接続された構造を示しているが、軸受箱16f,16rが導電性の材料で形成されているならば、キャンセル線22を軸受箱16f,16rへ接続して軸受箱16f,16rと第1軸受14の外輪14g及び第2軸受15の外輪15gとの接触による導通でキャンセル線22の電圧を第1軸受14の外輪14g及び第2軸受15の外輪15gへ伝えてもよい。
また、上記実施の形態1から実施の形態4では、ころがり軸受を例に説明したが、回転部と回転部を回転可能に支持する回転支持部との間に絶縁性の膜が形成されるタイプの軸受であれば、キャンセル線22を回転支持部に接続することにより、軸受に電食を抑制できる。回転部と回転部を回転可能に支持する回転支持部との間に絶縁性の膜が形成される軸受には、すべり軸受を例示できるが、これに限定はされない。
上記実施の形態1、実施の形態2及び実施の形態3では、中性点電圧の変動する原理がわかり易いように、インバータ30はパルス幅変調方式であり、電機子巻線20へ印加する正弦波電圧の3倍の周波数の正弦波を各相の相電圧へ重畳したものを三角波搬送波と比較する方式で説明した。しかし、インバータ30からパルス幅変調された矩形波状の電圧が電機子巻線20全体へ印加されて中性点は矩形波状に変動するため、3倍の周波数の正弦波を各相の相電圧へ重畳していない場合にも本発明は有効である。また、本発明は、インバータ30の駆動方式が台形波駆動又は矩形波駆動である場合も有効である。
また、インバータ30からの電圧供給でなくても、中性点電圧が変動する電源形態であれば、軸電圧により第1軸受14及び第2軸受15に電食が発生する可能性がある。本発明は、インバータ30以外の中性点電圧が変動する電源であっても、第1軸受14及び第2軸受15の電食を抑制することができる。また、本発明は、電機子巻線20が集中巻でなく、分布巻である場合にも同様の効果が得られる。
上記の各実施の形態においては、3相4極の永久磁石式同期電動機について説明したが、相数、極数及び電動機の種類は例示した構成に限定されるものではない。すなわち、本発明は、誘導電動機又はリラクタンス電動機といった交流電動機であれば適用可能である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10 回転電機、11 固定子、12 回転子、13 回転軸、14 第1軸受、14g,15g 外輪、14n,15n 内輪、14t,15t 転動体、15 第2軸受、16 外郭、16f,16r 軸受箱、17 ヨーク、18,181,182,183,184,185,186 ティース、19 固定子鉄心、20 電機子巻線、21 スロット、22 キャンセル線、22a 一端、22b 他端、30 インバータ、31,32,33,34,35,36 スイッチング素子、40 直流電源、50 コンデンサ、171,172,173,174,175,176 ヨーク部。

Claims (5)

  1. 円筒状に形成された固定子と、前記固定子の内側に配置された回転子と、前記回転子に固定された回転軸と、前記回転軸を回転可能に支持する第1軸受及び第2軸受と、前記固定子、前記第1軸受及び前記第2軸受を支持する外郭と、一端が前記第1軸受に接続され、他端が前記第2軸受に接続されたキャンセル線とを備え、
    前記固定子は、
    円環状のヨークと、前記ヨークの内周面から径方向に突出する複数のティースとを有する固定子鉄心と、
    前記固定子鉄心に絶縁物を介して巻回された電機子巻線とを有し、
    前記キャンセル線は、前記ヨークの内周を貫通し、複数の前記ティースに前記電機子巻線と同じ方向に巻回されていることを特徴とする回転電機。
  2. 円筒状に形成された固定子と、前記固定子の内側に配置された回転子と、前記回転子に固定された回転軸と、前記回転軸を回転可能に支持する第1軸受及び第2軸受と、前記固定子、前記第1軸受及び前記第2軸受を支持する外郭と、一端が前記第1軸受に接続され、他端が前記第2軸受に接続されたキャンセル線とを備え、
    前記固定子は、
    円環状のヨークと、前記ヨークの内周面から径方向に突出する複数のティースとを有する固定子鉄心と、
    前記固定子鉄心に絶縁物を介して巻回された電機子巻線とを有し、
    前記キャンセル線は、前記ヨークに巻回されていることを特徴とする回転電機。
  3. 前記キャンセル線に直列に接続されたコンデンサを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機。
  4. 前記第1軸受及び前記第2軸受は、前記回転軸と接触する回転部と、前記回転部を回転可能に支持する回転支持部と、前記回転支持部を収容する軸受箱とを有し、
    前記キャンセル線は、前記第1軸受の前記回転支持部と前記第2軸受の前記回転支持部とに接続されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の回転電機。
  5. 前記第1軸受及び前記第2軸受は、前記回転軸と接触する回転部と、前記回転部を回転可能に支持する回転支持部と、前記回転支持部を収容する軸受箱とを有し、
    前記軸受箱は、導電性を有し、
    前記キャンセル線は、前記第1軸受の前記軸受箱と前記第2軸受の前記軸受箱とに接続されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の回転電機。
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