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JP6926579B2 - 部品梱包装置 - Google Patents
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JP6926579B2 - 部品梱包装置 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば電子部品などの小さな部品をキャリアテープの収容部に収容してテーピングで梱包する部品梱包装置に関する。
電子部品の製造ラインにおいて、製造された後の電子部品はパーツフィーダを用いて整列され、所定の検査を経た後、パッケージングされて出荷される。部品のパッケージングには、キャリアテープが用いられる場合がある。
キャリアテープは、長尺で薄い帯状の部材であり、電子部品を収容するための複数の凹部(収容部)がその長手方向に等間隔で配列形成されている。キャリアテープは、各収容部に順次に電子部品が装填された後、該凹部の開口側の面に、同じく長尺で薄い帯状の部材からなるカバーテープが重ね合わされて、これらを挟み込んだ状態で熱圧着して梱包される。
キャリアテープにカバーテープが熱圧着される前に、収容部に収容してある電子部品の検査を行い、不良な電子部品を取り除き、新たな電子部品と取り替えてから、カバーテープで熱圧着することが提案されている(下記の特許文献1および特許文献2)。
しかしながら、下記の特許文献1では、キャリアテープの収容部を検査する検査位置と、収容部から不良な電子部品を取り除く除去位置と、電子部品が取り除かれた収容部に新たな電子部品を補充する補充位置とが、全て同じ位置で行われる。そのため、特許文献1に示す技術では、同じ位置で各動作を行わせるための機構を衝突しないように配置させて動作させる必要があり、装置が煩雑になると共に、キャリアテープを停止させる時間が長くなり、作業効率が悪いという課題を有している。
また、下記の特許文献2では、キャリアテープの収容部を検査する検査位置と、収容部から不良な電子部品を取り除く除去位置と、が同じ位置であり、検査後に、検査機構を待避させる動作が必要であると共に、検査機構の待避後に、除去機構を近づける動作が必要となる。この点は、特許文献1と同様であり、キャリアテープの移送動作を停止させる時間が長くなり、作業効率を悪くしている。
また、特許文献2では、キャリアテープへの電子部品の収納位置と、電子部品が取り除かれた収容部に新たな電子部品を補充する補充位置とが、同じ位置にある。そのため、特許文献2に示す技術では、不良な電子部品を取り除いた後に、キャリアテープの通常進行方向とは逆方向に移動させて、新たな電子部品を補充する必要がある。
キャリアテープをいったん戻してからまた進行方向に移動させると、さらに作業効率が悪くなると共に、後工程でのカバーテープの貼り付け作業工程に悪影響を与える。後工程でのカバーテープの貼り付けでは、キャリアテープの表面に連続的に、ロールから送り出されたカバーテープを貼り付けることになるが、キャリアテープが進行と逆に移動すると、カバーテープに弛みが生じるおそれがある。カバーテープに弛みが生じると、カバーテープがキャリアテープの表面に良好に密着しないおそれがある。
特許第5219056号公報 特許第5633950号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、キャリアテープの収容部に収容してある不良な部品を短時間で効率的に排除して補充部品と交換することが容易であり、作業効率に優れると共に、機構が単純な部品梱包装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る部品梱包装置は、
キャリアテープの長手方向に配置してある複数の収容部に、それぞれ部品を収容する部品梱包装置であって、
前記キャリアテープを移送方向に沿って移送する移送部と、
前記移送部の途中の装填位置に配置してあり、前記収容部に前記部品を装填する部品装填部と、
前記部品装填部より前記移送方向の下流側の検査位置に配置され、前記移送部によって当該検査位置に移送された部品の検査を行う外観検査部と、
前記検査位置よりも前記移送方向の下流側の除去補充位置に配置され、前記外観検査部の検査結果に応じて前記部品を前記収容部から取り出し、前記部品が取り出された前記収容部に、代替となる補充部品を補充する除去補充部と、を有することを特徴とする。
本発明に係る部品梱包装置では、装填位置と、検査位置と、除去補充位置とが、移送方向に沿って、この順序で位置ズレして配置してある。そのため、検査位置で検査を行った後には、検査機構を待避させて排出機構を近づける動作を行うためにキャリアテープを止める必要がなく、すぐに、キャリアテープを除去補充位置に移動させることができる。
除去補充位置では、除去補充部が、外観検査部の検査結果に応じて、不良と判断された部品を収容部から取り出し、部品が取り出された収容部に、代替となる補充部品を補充する。すなわち、本発明の装置では、キャリアテープの収容部に収容してある不良な部品を短時間で効率的に排除して補充部品と交換することが容易であり、作業効率に優れると共に、機構が単純であるという利点がある。
また、装填位置と、検査位置と、除去補充位置とが、移送方向に沿って、この順序で位置ズレして配置してあることから、キャリアテープを進行方向とは逆に移動させる必要がない。このため、後工程でのカバーテープの貼り付け作業工程に悪影響を与えるおそれがない。後工程でのカバーテープの貼り付けでは、キャリアテープの表面に連続的に、ロールから送り出されたカバーテープを貼り付けることになるが、キャリアテープが進行とは逆に移動しないため、カバーテープの張力を一定に保つことが容易であり、カバーテープをキャリアテープの表面に良好に密着させて融着させることができる。そのためキャリアテープの収容部への部品の密封封止梱包が良好になる。
前記外観検査部にて前記検査位置での前記収容部を撮像する撮像手段が、前記除去補充部に移動可能であってもよい。除去補充部では、前記撮像手段が、前記収容部に補充された前記補充部品を撮像し、再検査を行うことができる。再検査により、収容部内の補充部品に不具合が無い場合には、キャリアテープを移送方向に送り、検査位置での次の収容部の検査を行うために、撮像手段は、検査位置に戻る。
このようにキャリアテープを移送方向に送ると同時に、撮像手段を移動させることで、無駄な時間を排除して作業効率を向上させることができると共に、撮像手段の数を減らすことが可能になる。また、同じ撮像手段を用いて、検査と再検査を行うため、検査の品質も安定する。なお、検査位置と除去補充位置の双方に別々の撮像手段を配置するように構成してもよい。
好ましくは、前記除去補充部は、前記キャリアテープの移送部の外に位置する排出位置で前記収容部から取り出した前記部品を排出する排出部を有する。移送部の内ではなく外に、排出部を配置することで、装置構成がシンプルになる。
好ましくは、前記除去補充部は、前記キャリアテープの移送部の外に位置する補充部品取込位置で、代替えとなる前記補充部品を取り込む代替え部品取込部を有する。移送部の内ではなく外に、代替え部品取込部を配置することで、装置構成がシンプルになる。
好ましくは、前記除去補充部は、ピックアップノズルを有し、
前記ピックアップノズルは、前記除去補充位置と、前記排出位置と、補充部品取込位置との間で移動可能である。ピックアップノズルが、除去補充位置と、排出位置と、補充部品取込位置との間で移動することで、部品の除去と補充の作業効率が向上する。
好ましくは、前記ピックアップノズルは、回転機構に保持してあり、
前記除去補充位置と、前記排出位置と、補充部品取込位置との間で回転移動可能である。ピックアップノズルを回転機構で移動させることで、部品の除去と補充の作業効率が向上する。
なお、前記ピックアップノズルは、直進機構に保持してあり、
前記除去補充位置と、前記排出位置と、補充部品取込位置との間で直進往復移動可能であってもよい。この場合においても、ピックアップノズルを直進機構で移動させることで、部品の除去と補充の作業効率が向上する。
前記部品装填部より前記移送方向の下流側に位置する前記キャリアテープの表面には、保護カバーが配置してあってもよい。保護カバーが具備してあることで、部品が収容してある収容部がカバーテープにより封止される前の段階で、ゴミなどの異物が収容部に混入することを有効に防止することができる。
好ましくは、前記検査位置に対応する前記保護カバーの少なくとも一部は透明である。このように構成することで、検査位置では、透明な保護カバーを通して、収容部に収容してある部品を検査することができる。
また好ましくは、前記除去補充位置に対応する前記保護カバーの少なくとも一部は、前記収容部を露出可能にカバー本体に対して移動可能な透明部材で構成してある。透明部材を、たとえば移送方向と交差する方向に移動させることで、透明部材が外される。その位置に対応する収容部に収容してある部品を、収容部から取り出し、代替えとなる補充部品と交換することができる。その後は、透明部材が収容部を閉じ、透明部材を介して、収容部に収容された補充部品に不良などがないかを再検査する。再検査により不良などが観察された場合には、部品の除去と補充部品の交換が繰り返される。
図1Aは本発明の一実施形態に係る部品梱包装置の概略全体斜視図である。 図1Bは図1Aに示す部品梱包装置の概略全体側面図である。 図2は図1Bに示す部品梱包装置の外観検査部と除去補充部の拡大断面図である。 図3Aは図1Aに示す部品梱包装置の除去補充部の拡大平面図である。 図3Bは図3Aに示す部品梱包装置の変形例に係る除去補充部の拡大平面図である。 図4は図1Bに示す制御部による部品梱包装置の制御フローチャート図である。 図5(a)〜図5(d)は検査部により不良と判断する例を示す概略図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
第1実施形態
図1Aに示すように、本発明の一実施形態に係るに係る電子部品梱包装置2は、キャリアテープ3の長手方向に配置してある複数の凹状の収容部32に、それぞれ部品1を収容し、カバーテープ34で密封するための装置である。この電子部品梱包装置2は、キャリアテープ3を移送方向X1(X軸に平行)に沿って移送する移送部(移送手段)を有する。
移送部は、キャリアテープ供給ロール31からキャリアテープ3を巻き解し、移送方向X1に送り込む移送ローラ4と、移送ローラ4から移送方向X1に向けられたキャリアテープ3を、移送方向X1に間欠的に送り込む送り機構(図示省略)とを有する。送り機構は、たとえばキャリアテープ3の送り孔32に係合し、キャリアテープ3を移送方向X1に移動させる力を付与する。送り機構の制御は、図1Bに示す制御部(制御手段)10により行われる。
図2および図3Aに示すように、キャリアテープ3には、その長手方向であるX軸に沿って凹状の収容部32が略等間隔で形成してある。収容部32には、電子部品1がZ軸方向の上部から収容可能になっている。また、図3Aに示すように、キャリアテープ3のY軸方向の端部には、送り孔33がX軸方向に沿って略等間隔に形成してある。図3Aに示す例では、キャリアテープ3のY軸方向の片側端部にのみ送り孔33がX軸方向に沿って略等間隔に形成してあるが、Y軸方向の両側端部に送り孔33をX軸方向に沿って略等間隔に形成してもよい。
なお、図面において、X軸とY軸とZ軸とは、相互に略垂直であり、本実施形態では、X軸がキャリアテープ3の移送方向X1に平行である。また、収容部32のの凹み方向がZ軸に略平行である。
図1Aおよび図1Bに示すように、本実施形態の電子部品梱包装置2は、キャリアテープ3の移送方向X1に沿って上流側から順に、部品装填部5と、外観検査部6と、除去補充部7と、シール部8とを有する。部品装填部(部品装填手段)5は、装填位置51に位置するキャリアテープ3の空の収容部32に、電子部品1を装填するための部材を有する。
空の収容部32に電子部品1を装填するための部材としては、たとえばピックアップノズルが例示される。部品装填部5は、図1Bに示す制御部10により制御される。
収容部32に装填される電子部品1としては、特に限定されず、たとえば積層セラミックコンデンサ、インダクタ素子、チップビーズ、圧電素子などが例示される。収容部32の大きさは、電子部品1のサイズに応じて決定される。キャリアテープ3の材質は、特に限定されず、たとえばポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンなどが例示される。
部品装填位置51よりも移送方向X1の下流側の検査位置61には、当該検査位置61に移送された電子部品1の検査を行う外観検査部(外観検査手段)6が配置してある。外観検査部6は、CCDなどの撮像機器(撮像手段)62と、必要に応じて照明器具(図示省略)とを有する。
図3Aに示すように、検査位置61よりも移送方向X1の下流側の除去補充位置71には、外観検査部6の検査結果に応じて電子部品1を収容部32から取り出し、電子部品1が取り出された収容部32に、代替となる補充部品1aを補充する除去補充部(除去補助手段)7が配置してある。
除去補充部7は、回転アーム機構72を有する。回転アーム機構72は、回転アームの先端に、ピックアップノズル73を有する。回転アームを回転させることで、ピックアップノズル73は、キャリアテープ3上の除去補充位置71と、排出位置74と、部品取込位置75との間を回転移動可能になっている。
排出位置74と部品取込位置75は、キャリアテープ3の移送経路とは外れているが、回転アームの回転中心に対して、同じ回転半径位置に位置する。キャリアテープ3上の除去補充位置71も、排出位置74および部品取込位置75に対して、回転アームの回転中心に対して、同じ回転半径位置に位置する。本実施形態では、これらの位置71,74,75は、回転中心に対して、たとえば略90度などの所定角度で位置ズレしている。
排出位置には、廃棄処分または再利用されるための除去部品1bを収容するための図示省略してあるトレイ、受け皿、収容容器などの排出部が設置してある。部品取込位置75には、電子部品1の代替えとなる補充部品1aが設置または収容してあるトレイ、受け皿、収容容器などの代替え部品取込部が設置してある。
図1Aに示すように、回転アーム機構72のピックアップノズル73は、除去補充位置71で収容部32から除去部品1bを取り出し、アームを回転して、排出位置74にて除去部品1bを排出し、さらにアームを回転し、部品取込位置75にて補充部品1aをピックアップする。その後に、回転アームは、逆回転または順回転してキャリアテープ3上の除去補充位置71に戻り、その位置71で、ピックアップノズル72は、空になった収容部32に、補充部品1aを補充する。回転アーム機構72およびピックアップノズル73の動きは、図1Bに示す制御部により制御される。制御方法については後述する。
図1Aおよび図1Bに示すように、キャリアテープ3の移送方向X1に沿って除去補充位置71の下流側には、シール位置81があり、シール位置81には、加熱加圧装置82が設置してある。加熱加圧装置82の移送方向X1の上流側には、カバーテープ送りローラ36が設置してある。ローラ36は、除去補充位置71とシール位置81との間に設置される。カバーテープ送りローラ36は、カバーテープ供給ロール35から供給されたカバーテープ34を、キャリアテープ3の上面に押し付け、その状態で、加熱加圧装置82へ送り込む。
カバーテープ34は、たとえばポリスチレン、ポリエチレンテレフタレートなどの合成樹脂で構成してあり、好ましくは透明である。また、カバーテープ34には、電子部品の付着を防止するため帯電防止加工が施されていると好ましい。カバーテープ34のY軸方向幅は、キャリアテープ3のY軸方向幅と同等以下であることが好ましく、少なくとも収容部32のY軸方向幅よりも大きな幅を有し、電子部品1が収容してある収容部32のZ軸方向上部開口を塞ぐようになっている。
加熱加圧装置82では、キャリアテープ3のX軸方向に沿って連続的に、カバーテープ34のY軸方向の両端をキャリアテープ3の上面に熱融着させる。その結果、収容部32に収容してある各電子部品1は、キャリアテープ3とカバーテープ34との間に挟まれて、収容部32の内部に密封される。電子部品1がカバーテープ34により収容部32内に密封されたキャリアテープ3は、キャリアテープ巻き取りロール37に巻き取られる。このような加熱加圧装置82、カバーテープ供給ロール35、カバーテープ送りローラ36およびキャリアテープ巻き取りロール37によるシール動作は、制御部10により制御される。
図1Aおよび図1Bに示すように、移送方向X1に沿って、装填位置51からシール位置81の間では、電子部品1が収容してある収容部32がZ軸の上方向に開放することになる。電子部品1が収容してある収容部32にゴミやほこりなどが混入することを抑制するために、装填位置51からシール位置81の間には、キャリアテープ3の上方に、保護カバー9が配置してあることが好ましい。
保護カバー9は、キャリアテープ3のZ軸上方に、僅かな隙間で配置されることが好ましく、少なくとも検査位置61では、透明であることが好ましい。なお、保護カバー9の全体を透明にしてもよい。検査位置61において、透明であることが好ましいのは、保護カバー9を通して、撮像機器62により、検査位置61での収容部32内部に収容してある電子部品1を撮像するためである。
また、保護カバー9は、除去補充位置71では、断続してあり、キャリアテープ3の上方が露出可能になっている。除去補充位置71に位置するキャリアテープ3の上には、透明部材91が配置してある。透明部材91は、保護カバー9のカバー本体に対してY軸方向に移動可能になっており、収容部32を露出可能および保護可能に構成してある。
透明部材91の透明度は、検査位置61での保護カバー9の透明度と略同じであることが好ましい。検査位置61では、保護カバー9を通して、撮像機器62により収容部32の内部が撮像され、除去補充位置71においては、透明部材91を通して、撮像機器62により収容部32の内部が撮像されるからである。撮像機器62は、本実施形態では、キャリアテープ3のZ軸方向の上部において、検査位置61と除去補充位置71との間で、X軸方向に沿って移動可能になっている。
次に、主として図4に基づき、図1Bに示す制御部10の制御方法について説明する。図4に示すステップS1では、図3Aに示すように、装填位置51において、キャリアテープ3の移送方向X1への送り動作を停止させ、収容部32に電子部品1を装填するように、制御部10は、図示省略してあるピックアップノズルなどに制御信号を出力する。
次に、図1Bに示す制御部10は、図示省略してある送り機構に制御信号を送り、キャリアテープ3を移送方向X1に進める。ステップS1とキャリアテープ3の送りを繰り返し、キャリアテープ3の収容部32に電子部品1を順次収容し、最初に収容した電子部品1が検査位置61に到達した段階から、図4に示すステップS2を開始する。ステップS2では、検査位置61に位置するキャリアテープ3の収容部32に収容してある電子部品1を撮像機器62で撮像して外観検査を行う。
外観検査では、たとえば以下に示す検査を行う。検査は、画像処理により自動で行うことが好ましい。たとえば図5(a)に示すように、本来収容してあるべき収容部32に電子部品1が収容されていない場合には、外観検査は不良(NG)となる。また、たとえば図5(b)に示すように、収容部32に電子部品1がはみ出して収容されている場合なども、外観検査は不良(NG)となる。
さらにたとえば図5(c)に示すように、収容部32に収容してある電子部品1がかけている場合なども、外観検査は不良(NG)となる。またたとえば図5(d)に示すように、収容部32に収容してある電子部品1の端子電極12が正常ではない場合なども、外観検査は不良(NG)となる。
検査位置61における収容部32の検査において、たとえば図5(a)〜図5(d)に示すような外観不良が検出された場合には、その検出結果を、不良が検出された収容部32の番号と共に、図1Bに示す制御部10は、メモリなどの記憶手段に記憶しておく。検査位置61における収容部32の検査において、外観検査の不良が検出されなかった場合には、図4に示すステップS2からステップS8に移行し、図1Bに示す制御部10は、送り機構を制御し、キャリアテープ3の送り動作を行う。
検査位置61における収容部32の検査において、外観検査の不良が検出された場合には、図4に示すステップS2からステップS3に向かい、図1Bに示す制御部10は、送り機構を制御し、キャリアテープ3の送り動作を行う。制御手段10は、メモリなどに記憶してある外観不良が検出された収容部32が除去補充位置71に位置したことを検知した場合には、図4に示すステップS3にて、キャリアテープ3の送り動作を停止させる。
同時に、図1Bに示す制御部10は、透明部材91の移動機構を制御し、透明部材91をY軸方向に移動させ、除去補充位置71のキャリアテープ3の収容部32を保護カバー9の保護から開放する。そして、制御部10は、図1Aに示す回転アーム機構72とピックアップノズル73の動作を制御し、除去補充位置71のキャリアテープ3の収容部32から電子部品1を取り出す。その電子部品1は、図4に示すステップS4にて、除去部品1bとして、図1Aに示す排出位置74にて排出されるように、制御部10は、回転アーム機構72とピックアップノズル73とを制御する。
次に、図4に示すステップS5では、図1Bに示す制御部10は、図1Aに示す回転アーム機構72とピックアップノズル73とを制御し、部品取込位置75にて、補充部品1aをピックアップする。次に、図4に示すステップS6では、図1Bに示す制御部10は、図1Aに示す回転アーム機構72とピックアップノズル73とを制御し、補充部品1aを、キャリアテープ3上の除去補充位置71に搬送する。その位置で、図1Bに示す制御部10は、空になっている収容部32に補充部品1aを設置するように、ピックアップノズル73を制御する。
なお、上述した制御ステップは、たとえば図5(b)〜図5(d)に示すように、収容部32に、除去部品1bとなる電子部品1が収容してある場合である。たとえば図5(a)に示すように、収容部32に電子部品1が収容されていないような外観不良の場合には、図4に示すステップS3〜ステップS4は省略されて、ステップS2からステップS5に移行する。
図4に示すステップS6の後には、ステップS7が行われ、図1Bに示す制御部10は、図1Aに示す回転アーム機構72を制御し、ピックアップノズル73を、キャリアテープ3の上部位置から待避させる。それと同時またはその後に、制御部10は、透明部材91の移動機構を制御し、透明部材91をY軸方向移動させ、キャリアテープ3上の除去補充位置71に戻す。
同時に、またはその後に、図1Bに示す制御部10は、撮像機構62をキャリアテープ3の上部位置で、検査位置61から除去補充位置71に移動するように制御し、除去補充位置71にて、撮像機構62による補充部品1bの再外観検査を行う。再外観検査は、図4に示すステップS2における外観検査と同様な検査である。図4に示すステップS7にて、補充部品1bの外観検査が不良(NG)である場合には、再度、ステップS3に戻り、ステップS3以降のステップを、図1Bに示す制御部10が繰り返す。
図4に示すステップS7にて、補充部品1bの外観検査が良(OK)である場合には、ステップS8に行き、図1Bに示す制御部10はキャリアテープ3の送り動作を制御する。次に図4に示すステップS9では、図1Bに示す制御部10は、加熱加圧装置82、カバーテープ供給ロール35、カバーテープ送りローラ36およびキャリアテープ巻き取りロール37を制御し、カバーテープ34によるシール動作を行う。
本実施形態に係る電子部品梱包装置2では、装填位置51と、検査位置61と、除去補充位置71とが、移送方向X1に沿って、この順序で位置ズレして配置してある。そのため、検査位置61で検査を行った後には、検査機構を待避させて排出機構を近づける動作を行うためにキャリアテープ3の送り機構を止める必要がなく、すぐに、キャリアテープ3を除去補充位置1に移動させることができる。
除去補充位置71では、除去補充部7の回転アーム機構72が、図1Bに示す制御部10により制御され、外観検査部6の検査結果に応じて、不良と判断された電子部品1を除去部品1bとして収容部32から取り出し、除去部品1bが取り出された収容部32に、代替となる補充部品1aを補充する。すなわち、本実施形態の装置2では、キャリアテープ3の収容部32に収容してある不良な電子部品1を短時間で効率的に排除して補充部品1aと交換することが容易であり、作業効率に優れると共に、機構が単純であるという利点がある。
また、装填位置51と、検査位置61と、除去補充位置71とが、移送方向X1に沿って、この順序で位置ズレして配置してあることから、キャリアテープ3を移送方向X1とは逆に移動させる必要がない。このため、後工程でのカバーテープ34の貼り付けシール作業工程に悪影響を与えるおそれがない。後工程でのカバーテープ34の貼り付けシール作業では、キャリアテープ3の表面に連続的に、ロール35から送り出されたカバーテープ34を貼り付けることになるが、キャリアテープ3が進行とは逆に移動しないため、カバーテープ34の張力を一定に保つことが容易であり、カバーテープ34をキャリアテープ3の表面に良好に密着させて融着させることができる。そのためキャリアテープ3の収容部32への電子部品1の密封封止梱包が良好になる。
また、本実施形態では、外観検査部6にて検査位置61での収容部32を撮像する撮像機器62が、除去補充位置71に位置するキャリアテープ3のZ軸方向上部に移動可能となっている。除去補充位置71では、撮像機器62が、収容部32に補充された補充部品1aを撮像し、再検査を行うことができる。再検査により、収容部32内の補充部品1aに不具合が無い場合には、キャリアテープ3を移送方向X1に送り、検査位置61での次の収容部の検査を行うために、撮像機器62は、検査位置に戻る。
このようにキャリアテープ3を移送方向X1に送ると同時に、撮像機器62を移動させることで、無駄な時間を排除して作業効率を向上させることができると共に、撮像機器62の数を減らすことが可能になる。また、同じ撮像機器62を用いて、検査と再検査を行うため、検査の品質も安定する。なお、検査位置61と除去補充位置71の双方に別々の撮像機器を配置するように構成してもよい。
また本実施形態では、除去補充部7は、キャリアテープ3の移送部の外に位置する排出位置74で収容部32から取り出した除去部品1bを排出する排出部を有する。移送部の内ではなく外に、排出部を配置することで、装置構成がシンプルになる。
さらに、除去補充部7は、キャリアテープ3の移送部の外に位置する補充部品取込位置75で、代替えとなる補充部品75を取り込む代替え部品取込部を有する。移送部の内ではなく外に、代替え部品取込部を配置することで、装置構成がシンプルになる。
さらにまた除去補充部7は、ピックアップノズル73を有し、ピックアップノズル73は、除去補充位置71と、排出位置74と、補充部品取込位置75との間で回転移動可能である。ピックアップノズル73が、除去補充位置71と、排出位置74と、補充部品取込位置75との間で回転移動することで、部品の除去と補充の作業効率が向上する。さらに、ピックアップノズル73を回転アーム機構72で移動させることで、電子部品1の除去と補充の作業効率が向上する。
また、本実施形態では、部品装填部5より移送方向X1の下流側に位置するキャリアテープ3の表面には、保護カバー9が配置してある。保護カバー9が具備してあることで、電子部品1が収容してある収容部32がカバーテープ34により封止される前の段階で、ゴミなどの異物が収容部32に混入することを有効に防止することができる。
第2実施形態
図3Bに示すように、本実施形態では、ピックアップノズルは、直進機構72aに保持してあり、除去補充位置71と、排出位置74と、補充部品取込位置75との間で直進往復移動可能であってもよい。この場合においても、ピックアップノズルを直進機構72aで移動させることで、電子部品1の除去と補充の作業効率が向上する。本実施形態のその他の構成と作用効果は、第1実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
たとえばキャリアテープ3の収容部32に収容される部品としては、電子部品1以外であってもよく、たとえばコネクタ、スイッチなどでもよい。
1…電子部品(部品)
1a…補充部品
1b…除去部品
11…誘電体基体
12…端子電極
2…電子部品梱包装置
3…キャリアテープ
31…キャリアテープ供給ロール
32…収容部
33…送り孔
34…カバーテープ
35…カバーテープ供給ロール
36…カバーテープ送りローラ
37…キャリアテープ巻き取りロール
4…移送ローラ(移送部)
5…部品装填部
51…装填位置
6…外観検査部
61…検査位置
62…撮像機器(撮像手段)
7…除去補充部
71…除去補充位置
72…回転アーム機構(回転機構)
72a…直進機構
73…ピックアップノズル
74…排出位置
75…部品取込位置
8…シール部
81…シール位置
82…加熱加圧装置
9…保護カバー
91…透明部材
10…制御部

Claims (8)

  1. キャリアテープの長手方向に配置してある複数の収容部に、それぞれ部品を収容する部品梱包装置であって、
    前記キャリアテープを移送方向に沿って移送する移送部と、
    前記移送部の途中の装填位置に配置してあり、前記収容部に前記部品を装填する部品装填部と、
    前記部品装填部より前記移送方向の下流側の検査位置に配置され、前記移送部によって当該検査位置に移送された部品の検査を行う外観検査部と、
    前記検査位置よりも前記移送方向の下流側の除去補充位置に配置され、前記外観検査部の検査結果に応じて前記部品を前記収容部から取り出し、前記部品が取り出された前記収容部に、代替となる補充部品を補充する除去補充部と、を有し、
    前記外観検査部にて前記検査位置での前記収容部を撮像する撮像手段が、前記除去補充部に移動可能であることを特徴とする部品梱包装置。
  2. 前記除去補充部では、前記撮像手段が、前記収容部に補充された前記補充部品を撮像し、再検査を行う請求項に記載の部品梱包装置。
  3. 前記除去補充部は、前記キャリアテープの移送部の外に位置する排出位置で前記収容部から取り出した前記部品を排出する排出部を有する請求項1または2に記載の部品梱包装置。
  4. 前記除去補充部は、前記キャリアテープの移送部の外に位置する補充部品取込位置で、代替えとなる前記補充部品を取り込む代替え部品取込部を有する請求項1〜のいずれかに記載の部品梱包装置。
  5. 前記除去補充部は、前記キャリアテープの移送部の外に位置する補充部品取込位置で、代替えとなる前記補充部品を取り込む代替え部品取込部、およびピックアップノズルを有し、
    前記ピックアップノズルは、前記除去補充位置と、前記排出位置と、前記補充部品取込位置との間で移動可能である請求項に記載の部品梱包装置。
  6. 前記ピックアップノズルは、回転機構に保持してあり、
    前記除去補充位置と、前記排出位置と、前記補充部品取込位置との間で回転移動可能である請求項に記載の部品梱包装置。
  7. 前記ピックアップノズルは、直進機構に保持してあり、
    前記除去補充位置と、前記排出位置と、前記補充部品取込位置との間で直進往復移動可能である請求項に記載の部品梱包装置。
  8. 前記部品装填部より前記移送方向の下流側に位置する前記キャリアテープの表面には、保護カバーが配置してあり、
    前記検査位置に対応する前記保護カバーの少なくとも一部は透明であり、
    前記除去補充位置に対応する前記保護カバーの少なくとも一部は、前記収容部を露出可能にカバー本体に対して移動可能な透明部材で構成してある請求項1〜のいずれかに記載の部品梱包装置。
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